JP2000039944A - メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体 - Google Patents

メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2000039944A
JP2000039944A JP21010098A JP21010098A JP2000039944A JP 2000039944 A JP2000039944 A JP 2000039944A JP 21010098 A JP21010098 A JP 21010098A JP 21010098 A JP21010098 A JP 21010098A JP 2000039944 A JP2000039944 A JP 2000039944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
data
maintenance data
operator
distribution system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21010098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Horiguchi
浩 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP21010098A priority Critical patent/JP2000039944A/ja
Publication of JP2000039944A publication Critical patent/JP2000039944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のメンテナンスシステムでは、実際の工
事の施行の順番が入れ替り、メンテナンスデータを展開
する順序を入れ替えると展開エラーが生じていた。 【解決手段】 オペレータが画面上の配電系統図に対し
て行った操作を順次記憶してゆき、これをメンテナンス
データとしてテキストデータ形式で出力する。展開を行
う際は、メンテナンスデータをコンパイルして差分プロ
グラム生成し、これを実行してメンテナンスデータの展
開を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配電系統監視制御シ
ステムに懸り、更に詳しくは配電線路の系統のメンテン
ナンスに関する。
【0002】
【従来の技術】電力会社で行われる配電線路の系統の管
理や、メンテナンスを行うためのシステムとして配電系
統監視制御システムが用いられている。ここでのメンテ
ナンスとは、配電線を引き換えたり機器設備を新規に加
えるなど配電設備を変更することをいい、配電系統は、
新しく住宅ができて配電線を伸ばしたりスイッチを新設
するなどのメンテナンスによって毎日状況が変わる。
【0003】配電系統を管理し、状況を把握するため
に、メンテナンスを行う際には実際の工事に入る前に、
まず事前にどこにどの様な設備を施設するかなどの工事
の計画内容を監視制御システムに登録しておく。この計
画の立案は、配電系統監視制御システムのメンテナンス
システムを用いて行われる。
【0004】工事計画を立てるシステムのオペレータ
は、システムの画面上に表示される工事現場の地図や配
電系統を示す経路図を見ながら電力の充停電状態などを
確認しつつ配線を伸ばしたり機器を示すシンボルを戦場
に配置するなどの画面操作を行って工事の計画を建て
る。
【0005】このメンテナンスシステムは、発電所や変
電所から一般家庭などの需要家に至る配電線路を複数の
エリアに分けて、区間単位、配電線単位で表示色、ある
いは表示の点滅の有無を区別して、工事現場を示す地図
上に電気的つながりを示すグラフ図や実際の付設位置を
示す図などをシステムの画面に表示する。この表示画面
は、システムが現在システムに本登録されているデータ
(ベースデータ)に対して、その工事日までに行われる
他の工事のメンテナンスデータを展開し、工事日当日の
配電系統を示す配電系統図を生成して、表示したもので
ある。
【0006】この表示画面上の配電系統図に対して、オ
ペレータがマウス等のMMI(マン・マシンインターフ
ェース)を用いて新規設備を加える等変更を行い設備の
付設場所などを決めて行く。
【0007】オペレータがこの表示画面上の系統図に対
して新規設備の設置等を行うと、システムは、この系統
図の変更に基づいて電気的な接続状態(ノードブラン
チ)を求め、電気的なつながりを自動的に認識し、設備
データを生成する。オペレータが画面操作を続け計画を
立て終わると、次にこの配電系統図のメンテナンスデー
タをこの工事の件名によってシステムに登録する。この
メンテナンスデータは、このメンテナンスによって変更
される前の配電系統図との差分を抽出して、このメンテ
ナンスによりどの様に変わったのかを示す差分データの
形式でシステムに登録される。
【0008】図10は、そのメンテナンスデータを説明
する図である。図10では、システムに本登録されてい
る状態に対して件名A1のメンテナンス工事を行い、そ
の後件名A2のメンテナンス工事を行うものとする。
【0009】件名A1の工事は、配電系統監視制御シス
テムに本登録されているベースデータによる配電系統に
対して、スイッチSW0と電柱P0間の配線line1
上にスイッチSW1を新設するものであるとする。この
場合オペレータが、画面上でマウス等を用いて、スイッ
チSW1を配線line1上の適宜な場所に置く。する
とシステムは画面表示の変更処理と共に、バックグラン
ド処理としてスイッチSW1を登録し、また配線lin
e1を登録から削除して代わりにSW0とSW1の間に
配線line2及びSW1とP0との間のline3を
追加登録する。そしてこの変更結果であるline1の
削除、SW1及びline2、3の追加登録を件名A1
のメンテナンスデータとして登録する。
【0010】また件名A2の工事は、件名A1と同じ現
場に対して、件名A1の工事の後に、スイッチSW1と
電柱P0間の配線line3上にスイッチSW2を新設
するものであるとする。この場合、ベースデータに件名
A1のメンテナンスデータを展開した系統図に対して件
名A1の時と同様オペレータが画面上でスイッチSW2
を配線line3上の適宜な場所に配置すると、システ
ムは画面表示の変更処理と共に、バックグランド処理と
してスイッチSW2の登録、配線line3の登録削
除、及びSW1とSW2の間の配線line4、及びS
W2とP0との間の配線line5を追加登録を行う。
そしてこの変更結果であるline3の削除、SW2及
びline4、5の追加登録を件名A2のメンテナンス
データとしてシステムに登録する。
【0011】また、これらの操作により、系統図上の設
備に対するデータも更新される。配線系統図では、その
系統図上の設備に対して設備番号を付し、各設備に対す
る情報を管理している。各設備は、この設備番号によっ
てその設備に対するデータ、例えば各設備の設置される
位置、その種類、設備入力(範囲容量)、開閉器の場合
傾き(角度)等、及びリンク情報が登録される。このリ
ンク情報はその設備が他のどの設備と接続されているか
を示す情報であり、例えば図10のSW2は、そのリン
ク情報としてline4及びline5が記憶されてい
る。
【0012】図11は図1の件名A1、A2での工事に
より登録変更される系統図での、配線及びスイッチに対
するデータの更新を説明する図である。図11では、配
線には100〜104、スイッチには50〜54の設備
番号が割り振られており、ベースデータ時にはline
1には100が、SW0は50が設定されている。そし
て各設備番号に対応する記憶領域にはその設備に対する
リンク情報や設置位置等のデータが格納されている。
【0013】オペレータが表示画面上の配線系統図に対
して、マウス等によって新規設備を付設すると、それに
伴いこの配線系統図上の設備のデータの削除や、登録が
行われる。例えば件名A1のメンテナンスとして、オペ
レータがline1上にSW1を置くと、システムはそ
のSW1をスイッチの設備番号で空いている51に登録
し、またSW1がヒットしているline1の登録を削
除すると共に代わりにline2及び3を配線の設備番
号で空いている100及び101に登録する。また件名
A2の場合には、ベースデータに件名A1のメンテナン
スデータが展開されている状態に対して、オペレータが
画面上でline3上にSW2を置くと、このSW2が
空いている設備番号52に登録され、SW2がヒットし
たline3が削除されると共にline4及び5が登
録番号101及び102に登録される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】メンテナンス工事は頻
繁に行われ、そして計画から実際に工事が行われるまで
の間に何度か変更が行われることが有るため、工事の計
画時のメンテナンスデータの登録は差分データの形で仮
登録し、そして工事が完了したという連絡を受けるとそ
の工事の件名よりメンテナンスデータを呼出してこれを
本登録する。本登録はその件名のメンテナンスデータを
後述する配電サーバに登録されているベースデータに展
開し、これを新規のベースデータとして更新登録するこ
とにより行われる。
【0015】しかし、各メンテナンス工事は必ずしも予
定通りに行われるとも限らず、例えば先行して行われる
はずであった工事が天候理由により順延になり、工事の
順番が入れ替わったりすることもある。この様な場合
は、工事完了後のメンテナンスデータの本登録では、後
から行われるはずの工事のメンテナンスデータの展開
が、先行する工事のメンテナンスデータが展開される前
のベースデータに対して行われることになる。
【0016】図12は、その場合の例を示す図である。
図12は、図10の件名A1のメンテナンスデータを展
開せずに、件名A2のメンテナンスデータをベースデー
タに展開した場合を示している。
【0017】図10に示したように件名A2のメンテナ
ンスデータは、件名A1のメンテナンスデータを展開し
た図からの設備の新規追加や削除等の変更を示す差分デ
ータである。よってこれをベースデータに対して展開す
るとエラーを生じる。例えば件名A2の差分データには
配線line1に対するものは存在しないのでline
1はそのまま残り、またline4は設備番号101に
対応する記憶領域に設備リンク情報としてスイッチSW
1とSW2を示すデータが格納されているが、展開元で
あるベースデータにはSW1はない。よって件名A2の
メンテナンスデータをそのままベースデータに展開する
と図12の様な接続の状態となり、展開エラーとなって
しまう。
【0018】そして図12の様な系統図になり展開エラ
ーの発生しても、この図からは設備リンクのどこに問題
があったのかは良く分らない。論理チェックでは、論理
的な矛盾があり異常が発見されると対応する機器を表示
色を替えて示すが、この様な設備リンクの異常による展
開エラーでは、色替えをして明確に異常部分を示すこと
は難しい。拠ってこの様な場合、オペレータはメンテナ
ンス処理をやり直し、メンテナンスデータを再生成する
こととなる。
【0019】また従来の方式では次の様な問題もある。
この配電系統のメンテナンスは、メンテナンスを行う地
域を一定区域に分けてそれぞれに営業所を設置し、各営
業所がその担当地域内の工事を行う形態により行われて
いる。
【0020】そして現在配電系統監視制御システムは、
各営業所にそれぞれシステムを構成するクライアント装
置を設置し、これらと全体を統轄するセンターに設置さ
れている配電サーバをネットワークで接続する構成が提
案されている。そしてこの様な構成の場合、各営業所で
行ったメンテナンス処理によるメンテナンスデータを、
ネットワークを介して配電サーバに送り、全てのメンテ
ナンスデータの管理制御を配電サーバで行うこととな
る。
【0021】図13は、従来の配電系統監視システムの
構成を示す図である。配電サーバには、前営業所のメン
テナンスデータをデータベース化して保管しており、各
営業所ではメンテナンス処理を行う際、配電サーバに保
管されているベースデータや工事を行う現場に隣接する
営業所でその工事を行う工事日までに行われる他の工事
のメンテナンスデータをネットワークを介して読み出
す。そしてメンテナンス処理が完了すると、そのメンテ
ナンスデータを配電サーバに仮登録する。
【0022】この様に全てのメンテナンスデータを配電
サーバに保管して、営業所は必要なデータを配電サーバ
から読み出す構成とすることにより、他営業所のメンテ
ナンスデータを配電サーバから参照することができる。
図13の場合隣接しているA営業所とB営業所では、必
要に応じて互いのメンテナンスデータを配電サーバより
読み出して展開することができる。しかし、この様な構
成の場合次の様な問題が生じる。
【0023】配電サーバでは、営業所からメンテナンス
データの本登録の要求が有ると、そのメンテナンスデー
タをベースデータに展開して論理チェックを行ってから
本登録を行う。しかし別の営業所で作成された複数のメ
ンテナンスデータを論理チェックのため展開すると、1
つの設備番号に複数の設備をダブッて設定しようとして
展開エラーを生じてしまうことがある。
【0024】図14はその展開時に設備番号がダブる場
合を説明する図である。図11で示したように、設備の
新規登録を行うとその設備にはその時点で未使用の設備
番号が設定される。この設備番号の設定は、オペレータ
による画面操作と同時にバックグラウンド処理として行
われ、未使用の設備番号のその時点で調べられる。拠っ
て、図14の様に、ベースデータに対して、A営業所で
件名A1のメンテナンスとして配線line1上にスイ
ッチSW1を設置、B営業所で件名B1のメンテナンス
処理としてline1上にスイッチSW2を設置するメ
ンテナンス処理を行ったとすると、これらのメンテナン
ス処理のメンテナンスデータでは、それぞれ新規に設置
しSW1、SW2に対して設備番号を設定するが、この
設定は、その時点で未使用の番号を見つけて機械的に設
定される。よって図14に示すように、A営業所の件名
A1のメンテナンスデータではSW1に設備番号51が
設定され、またB営業所の件名B1のメンテナンスデー
タではSW2にやはり設備番号51が設定されている。
【0025】よって、これらを仮登録するとき、配電サ
ーバで論理チェックの為に両方のメンテナンスデータを
展開すると、これらのうち後から展開を行うメンテナン
スデータでは、その展開時、既に用いられている設備番
号に対して新たな設備を割り振ろうとして、展開エラー
を生じる。例えば件名A1のメンテナンスデータを登録
した後に件名B1のメンテナンスデータを登録しようと
すると、その展開時に既にSW1に設定されている設備
番号51を新たにSW2に設定しようとして展開エラー
を生じる。
【0026】この様に、別の営業所で行ったメンテナン
ス処理では、それぞれ独立して新規設備に設備番号を設
定するので、これらのメンテナンスデータを展開すると
同一の設備番号に複数の設備がダブッて設定されている
ことによる展開エラーが発生してしまうことがある。
【0027】本発明は、上記問題点を鑑みたメンテナン
スシステムを提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によるメンテナン
スシステムは、複数のクライアント装置がネットワーク
によりサーバと接続されて構成される。
【0029】各クライアント装置は、画面生成手段、操
作記憶手段、及び登録要求手段を備える。画面生成手段
は、画面上に配電系統図を生成する。
【0030】上記配電系統図に対する、オペレータによ
る操作を受け付ける操作受付手段と操作記憶手段は、上
記オペレータによる操作を順次記憶する。登録要求手段
は、上記操作記憶手段に記憶された操作を示すデータを
メンテナンスデータとして上記サーバに要求する。
【0031】またサーバは、登録手段及び登録処理手段
を備える。登録手段は、メンテナンスデータをデータベ
ース化して登録する。このメンテナンスデータは、例え
ばオペレータによる操作に対応して呼出された更新ルー
チンを示している。
【0032】また上記メンテナンスデータをコンパイル
し、上記オペレータによる操作を再現する差分プログラ
ムを生成する差分プログラム生成手段を更に備える構成
とすることも出来る。
【0033】また本発明は、配電系統システムに於ける
メンテナンス方法やコンピュータプログラムを記憶した
コンピュータが読み出し可能な記憶媒体として構成する
こともできる。
【0034】本発明によれば、メンテナンスデータはオ
ペレータによる操作を示すデータであるので、その展開
時にリンク情報が生成され、よってリンク情報の異常に
よる展開エラーは発生しない。また、設備番号もメンテ
ナンスデータの展開時に、設定されるので、1つの番号
に複数の設備がダブッて設定されることもない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。本実施形態に於けるメンテナンスシステムは、画
面上に表示された配電系統図に対し、配線を伸ばしたり
機器を示すシンボルを置くのなど操作を行って作成した
メンテナンス工事の計画のメンテナンスデータを、これ
まで述べてきたような差分データの形式で扱うのではな
く、オペレータがメンテナンス処理中に画面上の系統図
に対して行った操作処理を再現する差分プログラムの形
式として扱うことを特徴とする。
【0036】図1は、本実施形態に於けるメンテナンス
データを説明する図である。図1(a)では、オペレー
タが画面上に表示されている配電系統図に対して図10
の件名A1、A2の工事と同じ内容の操作を行ったもの
とする。
【0037】件名1の工事に対する操作では、オペレー
タが画面に表示されている配線line1の任意の場所
にスイッチSW1を示すシンボルを置くと、これに対応
してシステムは、図10の場合と同様バックグランド処
理として、スイッチSW1を登録すると共に、配線li
ne1を登録から削除し、代わりにSW0とSW1の間
に配線line2及びSW1とP0との間のline3
を追加登録する。またこの配線系統図の変更に伴い、そ
の電気的な接続状態(ノードブランチ)を求め、自動的
に変更して行く。
【0038】また設備の配置等、オペレータが配電系統
図の変更のために行った操作は、その順番も含めて全て
記憶して行く。例えばオペレータが、まずSW1を新規
に設置しその後そのSW1を削除したとしても、その両
方を順番に記憶する。
【0039】オペレータがその件名のメンテナンス処理
を終了し、処理結果をメンテナンスデータとして保存す
る場合、オペレータが表示画面上の配電系統図に対して
行った処理を再現するプログラム(差分プログラム)の
テキスト形式に変換して出力する。
【0040】この差分プログラムの出力形式は、例えば
図1に示すようにオペレータの画面操作を示す関数やサ
ブルーチンで表現するテキストデータとして出力する。
図1の場合、件名A1の差分プログラムとしては、スイ
ッチを設置する関数Add_SWにそのパラメータとし
て、スイッチの種類SW1、その設置位置X1、Y1を
与えた形で出力している。また同様に件名A2の差分プ
ログラムとしては、パラメータとしてスイッチの種類S
W2、その設置位置X2、Y2をもつ、スイッチを設置
する関数Add_SWとして出力する。なお図1では、
関数に与えられるパラメータは説明簡略の為に代表的な
ものを示したものであり、これのみに限られるものでは
ない。
【0041】これらオペレータが画面上の系統図に対し
て行った操作を、対応する関数を示すテキストデータに
変換してメンテナンスデータとして出力する。なおテキ
ストデータに変換して出力する際、論理チェックを行
い、ダブって行われている操作を削除してデータ圧縮を
行っても良い。
【0042】画面上に設備機器を設置するなど、オペレ
ータが画面表示されている配電系統図に対して操作処理
を行うと、その瞬間にシステムは対応する更新ルーチン
を呼出し、その更新ルーチンが描画を行うと共にバック
グラウンド処理として、例えば機器の設置であれば、設
置位置がどの配線にヒットしているかなどの判断や、機
器や配線の登録・削除処理、電気的接続の変更等を行
う。Add_SWに代表される関数は、これら呼出され
る更新ルーチンを表している。そして1つのメンテナン
スデータは、オペレータの画面操作数に対応した数の関
数の集まりとして現される。また計画に変更が有り、既
に作成したメンテナンスデータに後から修正を加えた場
合には、その修正の為にオペレータが行った操作処理を
示す関数のテキストデータが、修正前のメンテナンスデ
ータの最後に付け加えらた形で出力される。
【0043】このテキストデータ形式の、メンテナンス
データをこのメンテナンス工事の件名によって配電サー
バに仮登録する。次に、このメンテナンスデータの展開
処理について説明する。
【0044】このメンテナンスデータは、オペレータが
行った操作を示す関数もしくはサブルーチンを示すテキ
ストデータなので、このデータソースプログラムとして
汎用のコンパイラによってコンパイルすることにより、
オペレータの操作を再現する差分プログラムを生成する
ことができ、この生成した差分プログラムを実行するこ
とにより、オペレータが配電系統図に対して行った処理
が再現され、メンテナンスデータの展開を行うことがで
きる。
【0045】図2は、その差分プログラムのソースプロ
グラムを示す図である。図2はC言語のコンパイラによ
ってコンパイルする場合の形式で、図1の様に関数やサ
ブルーチンの形式で出力されたテキストデータに対し
て、図2の様に先頭や最後の部分に、main()
や{}などを加える等その言語の書式に合わせる形で形
式を整えれば、汎用のコンパイラでコンパイルすること
ができ、差分プログラムを生成することができる。
【0046】なおこの生成された差分プログラムは、更
新ルーチンを呼出しそのルーチンにパラメータを受け渡
す役目を行うものであり、更新ルーチンそのものは既に
システムに備っていて、オペレータが画面操作を行う時
に使用されるものである。よって、メンテナンスデータ
をテキスト形式にし、これを展開する配電サーバや各営
業所のクライアント装置でそれぞれコンパイルする形式
により、たとえ配電サーバや各クライアント装置がそれ
ぞれ異なるCPUやOSを使用するなど、異機種間であ
っても、メンテナンスデータに対するデータ互換の問題
は生じない。
【0047】またこの様な差分プログラムの形式のメン
テナンスデータは、差分データの形式と異なり、メンテ
ナンスデータそのものにはリンク情報を持たず、差分プ
ログラムとして実行されたときにリンク情報が生成さ
れ、また設備番号が設定されるので、たとえ展開の順番
が入れ替わったり異なる営業所のメンテナンスデータを
展開しても、リンク情報や設備番号のダブりによる展開
エラーを発生することはない。
【0048】図1(b)は、本実施形態に於けるメンテ
ナンスデータにおいて、展開の順番が入れ替わり図1
(a)の件名A2のメンテナンスデータのみを展開した
場合を示す図である。
【0049】本実施形態のメンテナンスデータは、差分
プログラム方式なので、件名A2の差分プログラムを実
行すると画面のX2、Y2の位置にスイッチSW2の設
置の為の処理を開始する。
【0050】このメンテナンスデータには、オペレータ
が表示画面上の系統図に対して行った行為、すなわち位
置X2、Y2にスイッチSW2を置いたという行為のみ
を記憶している。その為、この行為を実現するための処
理は、このメンテナンスデータより生成された差分プロ
グラムを実行した時点で行われる。すなわち、このSW
2を登録し、またSW2がヒットしている配線を調べて
その配線line1の削除及び代わりの配線line
2、3を登録する処理は、この差分プログラムを実行し
て、系統図の変更の為のAdd_SW等のルーチンを呼
出して処理させることによって行われる。
【0051】従って、メンテナンスデータの展開する順
番が入れ替わっても、図1(b)に示すようにリンク情
報の異常による展開エラーを生じることなくメンテナン
スデータを展開することができる。またたとえ配線がな
い場所に設備を設置するなどの展開エラーが発生して
も、これらは、色替えを行い、明確に異常部分を示すこ
とが出来る。更には、差分プログラムを実行してメンテ
ナンスデータを展開する時に、新規設備に対して設備番
号を設定するので、同じ番号にダブッて複数の施設を設
定してしまうこともなく、営業所境界の設備や両営業所
近傍位置の設備メンテナンスのデータであっても、問題
なく展開できる。
【0052】図3は、本実施形態のメンテナンス処理の
全体の流れを示す図である。本実施形態では、まず配電
サーバから読み出したベースデータにメンテナンスデー
タを展開してCRT画面上に配電系統図を表示させる。
そしてこの表示画面に対して、マウス等を用いて色々な
画面操作を行うと、その操作に対応したデータ更新用ル
ーチンが呼出され、系統図の更新の為の処理を行う。
【0053】オペレータがメンテナンス処理を終了する
と、このオペレータが行った画面操作の記録は各件毎に
テキストデータとして出力され、これをメンテナンスデ
ータとして配電サーバへ登録する。
【0054】また、メンテナンスデータを展開するとき
は、このメンテナンスデータをコンパイルする等、プロ
グラム形式に変換し、差分プログラムを生成する。そし
てこの差分プログラムを実行すると、オペレータが画面
表示されている系統図に対して行った処理を高速に再現
して行き、更新した系統図を画面表示する。
【0055】これらのメンテナンスデータは、オペレー
タが表示画面上の配電系統図に対して行った処理を記録
するものであり、新規設備へのリンク情報等はこの差分
プログラムの実行時に生成される。拠って、展開する順
番を入れ替えたとしてもリンクの異常による展開エラー
は発生しない。
【0056】図4は、各営業所に設置されるクライアン
ト装置で行う処理を示すフローチャートである。クライ
アント装置では、まずステップS1としてオペレータか
らの命令を受け、次にステップS2として命令の種類が
判断される。この命令がメンテナンス処理のの要求であ
るのならば、ステップS3のメンテナンス処理に、また
メンテナンスデータのサーバへの登録要求であるのなら
ばステップS4の登録処理に処理を移行する。また終了
要求であるのならば、処理を終了する。
【0057】図5は、図4のステップS3のメンテナン
ス処理を示すフローチャートである。メンテナンス処理
に入ると、まずステップS11としてオペレータにメン
テナンス処理を行うメンテナンス工事の件名の入力を要
求し、これを受取る。
【0058】次にステップS12として配電サーバより
ベースデータや他の営業所のメンテナンスデータを読み
出す。そしてステップS13として、他の営業所のメン
テナンスデータを自己が用いるコンパイラの書式に加工
し、これをコンパイルして、差分プログラムを生成す
る。そしてステップS14として、これらを自己のメン
テナンスの差分プログラムと共に順次実行して展開して
ゆく。これにより、クライアント装置のCRT画面上に
は、各メンテナンスデータが展開された配電系統図が生
成される。
【0059】この画面に表示された配電系統図に対し
て、オペレータがマウス等により新規設備の設置等の更
新の操作を行うと、クライアント装置は、ステップS1
5として対応する更新ルーチンを呼出し、その操作に対
応する処理を行わせる。またこれらの操作は、ステップ
S16としてメモリに順次記憶して行く。そして、オペ
レータがメンテナンス処理を終了させるまで、このステ
ップS15、16の処理を繰り返す(ステップS17、
N)。
【0060】オペレータが配電系統図の更新を完了し、
メンテナンス処理を終了すると(ステップS17、
Y)、次にクライアント装置は、メモリ内に記憶、蓄積
したオペレータの操作を、テキストデータに変換する
(ステップS18)。
【0061】そしてこのメンテナンス処理が、新規のメ
ンテナンスに対するものであるかどうかが、ステップS
11で受取った工事の件名より判断され(ステップS1
9)、新規のものであれば(ステップS19、新規)、
ステップS20としてこの件名でファイルを新たに作成
し、このファイルにS18でテキストデータに変換した
オペレータの操作を、このファイル出力する。
【0062】またステップS19で、このメンテナンス
処理が既にあるメンテナンスデータを更に更新するもの
であるのならば、ステップS23としてS18でテキス
トデータに変換したオペレータの操作をステップS11
で受取った件名に対応するファイル内のテキストデータ
の最後に付加する形で、追加出力する。
【0063】そしてステップS22として、ステップS
21若しくはステップS23でテキストデータを出力し
たファイル内のデータを、自己が用いるコンパイラの書
式に加工し、これをコンパイルして差分プログラムを生
成若しくは更新した後、メンテナンス処理を終了し、図
4ステップS1のオペレータからの命令入力状態に移行
する。
【0064】図6は、図4のステップS4のサーバへの
メンテナンスデータの登録処理を示すフローチャートで
ある。登録処理に入ると、まずステップS31として登
録するメンテナンスデータの件名及び登録の種類の入力
をオペレータに要求しこれらを受取る。
【0065】ステップS31で受取った登録の種類が、
仮登録であるのならば(ステップS32、仮登録)、次
にステップS33としてそのメンテナンス工事の予定日
の入力をオペレータに要求しこれを受取る。そしてこれ
らの情報と共に登録を行うメンテナンスデータをネット
ワークを介して配電サーバへ送り、登録要求を行う。そ
して、ステップS37の処理に移行する。
【0066】また、ステップS31で受取った登録の種
類が、本登録であるのならば(ステップS32、本登
録)、次にステップS35としてそのメンテナンス工事
の完了日の入力をオペレータに要求しこれを受取る。そ
して件名と共にこれらNOデータを配電サーバへ送り、
本登録の要求を行い、処理をステップS37へ移す。
【0067】そして、ステップS34又はステップS2
6での登録要求に対する配電サーバからの結果を受取り
(ステップS37)、ステップS38としてこれをオペ
レータに通知して登録処理を終了し、図4ステップS1
のオペレータからの命令入力状態に移行する。
【0068】図7は、配電サーバで行われる、各営業所
のクライアント装置からのメンテナンスデータの登録要
求に対する処理を示すフローチャートである。配電サー
バでは、まずステップS41として、ネットワークを介
して各営業所に設置されているクライアント装置よりメ
ンテナンスデータの登録要求を受信するする。
【0069】これを受けて配電サーバは、要求と共に送
られてきたメンテナンスデータ、あるいは自己のデータ
ベースに仮登録されている対応する件名のメンテナンス
データを、自己が用いるコンパイラの書式に加工し、コ
ンパイルして差分プログラムを生成する(ステップS4
2)。
【0070】そしてこの差分プログラムを実行して、登
録要求されているメンテナンスデータをベースデータに
展開する(ステップS43)。そしてステップS44と
して、このメンテナンスデータの論理チェックを行う。
この論理チェックとしては、展開エラーが生じないか、
配線の線種やスイッチの容量、区間内の戸数など必要な
データが全て入力されているか、スイッチの向きなどが
チェックされる。
【0071】論理チェックの結果、問題があれば(ステ
ップS45、N)、ステップS49として登録要求を行
ったクライアント装置にエラー通知を送り、処理を終了
する。またステップS44の論理チェックの結果、問題
がなければ(ステップS45、Y)、このメンテナンス
データを登録する。
【0072】メンテナンスデータの登録が本登録を行う
場合には(ステップS46、本登録)、ステップS43
でメンテナンスデータを展開した配電系統図のデータを
新たなベースデータとして登録し(ステップS47)、
また仮登録である場合には(ステップS46、仮登
録)、このメンテナンスデータを自己のデータベースに
仮登録のメンテナンスデータとして登録する(ステップ
S48)。そしてステップS50としてメンテナンスデ
ータを登録したことを登録要求を行ったクライアント装
置に対して行い、処理を終了する。
【0073】図8は、本実施形態におけるメンテナンス
システムが稼動する配電サーバや各営業所のクライアン
ト装置のシステム環境を示す図である。この情報処理シ
ステムは、図8の様にCPU11、主記憶装置12、ハ
ードディスク装置13、ディスプレイ、キーボード、マ
ウス等の入出力装置(I/O)14、モデム等のネット
ワーク接続装置15及びディスク、磁気テープなどの可
搬記憶媒体から記憶内容を読み出す媒体読取り装置16
を有し、これらが互いにバス17により接続される構成
を備えている。
【0074】図8の情報処理システムでは、媒体読取り
装置16により磁気テープ、フロッピーディスク、CD
−ROM、MO等の記憶媒体18に記憶されているプロ
グラム、データを読み出し、これを主記憶装置12また
はハードディスク13にダウンロードする。そして本実
施形態による各処理は、CPU11がこのプログラムや
データを実行することにより、ソフトウエア的に実現す
ることが可能である。
【0075】また、この情報処理システムでは、フロッ
ピーディスク等の記憶媒体18を用いてアプリケーショ
ンソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明
は、メンテナンスシステムに限らず、コンピュータによ
り使用されたときに、上述の本発明の実施の形態の機能
をコンピュータに行わせるためのコンピュータ読み出し
可能な記憶媒体18として構成することもできる。
【0076】この場合、「記憶媒体」には、例えば図9
に示されるように、CD−ROM、フロッピーディスク
(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク
等であってもよい)等の媒体駆動装置27に脱着可能な
可搬記憶媒体26や、ネットワーク回線23経由で送信
される外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベ
ース等)22、あるいは情報処理装置21の本体24内
の記憶装置(RAM又はハードディスク等)25等が含
まれる。可搬記憶媒体26や記憶手段(データベース
等)22に記憶されているプログラムは、本体24内の
メモリ(RAM又はハードディスク等)25にロードさ
れて、実行される。
【0077】なおこれまで述べてきた本発明の一実施形
態では、メンテナンスデータをテキスト形式で出力し、
これを展開する配電サーバやクライアント装置でコンパ
イルする方式であったが、本願発明はこれに限らず、例
えばメンテナンスデータをオペレータが行った操作を示
すデータをテキスト形式又はバイナリデータ形式で出力
し、このデータから配電サーバやクライアント装置上の
プログラムが処理を直接再現するインタプリタ方式によ
る実現も可能である。この場合には、メンテナンスデー
タをコンパイルする必要がなく、またインタプリタプロ
グラムはメンテナンスデータに基づいて更新ルーチンを
呼出し処理を行わせるだけなので、展開時の処理速度も
コンパイル方式と比べてほとんど差が無い。またエディ
タを用いたデバッグ処理を行うことも可能である。
【0078】また本実施形態では、メンテナンスシステ
ムは、サーバと各営業所のクライアント装置がネットワ
ークによって接続される構成についてのものであった
が、本発明はこの様な構成のみに限定されるものではな
く、例えば営業所それぞれ単独のシステムとして構成さ
れたメンテナンスシステムや、1営業所に複数のクライ
アント装置を持つメンテナンスシステムに適用すること
も可能である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、メンテナンスデータを
展開する順番を入れ替えても、リンク情報の異常による
展開エラーを生じることなくメンテナンスデータを展開
することができる。またたとえ他の展開エラーが発生し
ても、エラーの原因となった機器を明確に示すことが出
来る。
【0080】更には、差分プログラムを実行してメンテ
ナンスデータを展開する時に、同じ設備番号に複数の施
設を設定してしまうこともなく、営業所境界の設備や両
営業所近傍位置の設備メンテナンスのデータであって
も、問題なく展開できる。
【0081】またメンテナンスデータを扱う装置が異な
るCPUやOSを使用するものであるなど複数種類あ
り、異機種間でメンテナンスデータの受け渡しを行って
も、問題なくメンテナンスデータの展開を行うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に於けるメンテナンスデータを説明
する図である。
【図2】差分プログラムのソースプログラムを示す図で
ある。
【図3】本実施形態のメンテナンス処理の全体の流れを
示す図である。
【図4】クライアント装置で行う処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】メンテナンス処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】配電サーバへのメンテナンスデータの登録処理
を示すフローチャートである。
【図7】配電サーバで行われる、各営業所のクライアン
ト装置からのメンテナンスデータの登録要求に対する処
理を示すフローチャートである。
【図8】メンテナンスシステムが稼動する配電サーバや
クライアント装置のシステム環境を示す図である。
【図9】記憶媒体の例を示す図である。
【図10】メンテナンスデータを説明する図である。
【図11】配線及びスイッチに対するデータの登録を説
明する図である。
【図12】件名A1のメンテナンスデータを展開せず
に、件名A2のメンテナンスデータをベースデータに展
開した場合を示す図である。
【図13】従来の配電系統監視システムの構成を示す図
である。
【図14】展開時に設備番号がダブる場合を説明する図
である。
【符号の説明】
SW0、SW1、SW2 スイッチ line1、line2、line3、line4、l
ine5 配線 P0 電柱 11 CPU 12 主記憶装置 13 ハードディスク装置 14 入出力装置 15 ネットワーク接続装置 16 記憶媒体読取り装置 17 バス 18 記憶媒体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント装置がネットワーク
    によりサーバと接続されて構成されるメンテナンスシス
    テムであって、 前記各クライアント装置は、 画面上に配電系統図を生成する画面生成手段と、 前記配電系統図に対する、オペレータによる操作を受け
    付ける操作受付手段と前記オペレータによる操作を順次
    記憶する操作記憶手段と、 前記操作記憶手段に記憶された操作を示すデータをメン
    テナンスデータとして前記サーバに要求する登録要求手
    段と、 を備え、 前記サーバは、 前記メンテナンスデータをデータベース化して登録する
    登録手段と、 前記クライアント装置からのメンテナンスデータの登録
    要求に対し、該メンテナンスデータの論理チェックを行
    い、問題がなければ前記登録手段に登録する登録処理手
    段とを備えることを特徴とするメンテナンスシステム。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンスデータをコンパイル
    し、前記オペレータによる操作を再現する差分プログラ
    ムを生成する差分プログラム生成手段を更に備えること
    を特徴とする請求項1項記載のメンテナンスシステム。
  3. 【請求項3】 配電系統監視制御システムに於けるメン
    テナンスシステムを構成するクライアント装置におい
    て、 画面上に配電系統図を生成する画面生成手段と、 前記配電系統図に対する、オペレータによる操作を受け
    付ける操作受付手段と前記オペレータによる操作を順次
    記憶する操作記憶手段と、 前記操作記憶手段に記憶された操作を示すデータをメン
    テナンスデータとして登録を要求する登録要求手段とを
    備えることを特徴とするクライアント装置。
  4. 【請求項4】 配電系統監視制御システムに於けるメン
    テナンス方法であって、 画面上に配電系統図を生成し、 前記配電系統図に対するオペレータによる操作に対応し
    た、該配電系統図を更新する更新ルーチンを呼出し、 前記オペレータによる操作を順次記憶し、 前記記憶した操作を示すデータをメンテナンスデータと
    して登録すること特徴とするメンテナンス方法。
  5. 【請求項5】 前記オペレータによる操作は、該操作に
    対応して呼出された前記更新ルーチンとして記憶される
    ことを特徴とする請求項4記載のメンテナンス方法。
  6. 【請求項6】 前記メンテナンスデータをコンパイル
    し、前記オペレータによる操作を再現する差分プログラ
    ムを生成することを特徴とする請求項4又は5記載のメ
    ンテナンス方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータの画面上に配電系統図を生
    成し、 前記配電系統図に対するオペレータによる操作に対応し
    た、該配電系統図を更新する更新ルーチンを呼出し、 前記オペレータによる操作を順次メモリに記憶し、 前記メモリに記憶した操作を示すデータを、メンテナン
    スデータとして登録することを要求することを前記コン
    ピュータに行わせるためのプログラムを記憶した前記コ
    ンピュータが読み出し可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 メンテナンスデータの登録要求を受取
    り、 前記登録要求の有ったメンテナンスデータをコンパイル
    して差分プログラムを生成し、 前記生成した差分プログラムを実行して、前記メンテナ
    ンスデータを配電系統図のベースデータに展開し、 該配電系統図に対して論理チェックを行い、 前記論理チェックで問題がなければ前記登録要求の有っ
    たメンテナンスデータを登録することをコンピュータに
    行わせるためのプログラムを記憶した前記コンピュータ
    が読み出し可能な記憶媒体。
JP21010098A 1998-07-24 1998-07-24 メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体 Pending JP2000039944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21010098A JP2000039944A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21010098A JP2000039944A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000039944A true JP2000039944A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16583826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21010098A Pending JP2000039944A (ja) 1998-07-24 1998-07-24 メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000039944A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004085097A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 機器監視システム
JP2006277071A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 装柱設備施設支援システム
JP2011204048A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Hitachi Ltd プラント監視・制御装置および表示画面履歴データベース管理方法
JP2016520890A (ja) * 2013-03-15 2016-07-14 アビニシオ テクノロジー エルエルシー メタデータ管理のシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004085097A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 機器監視システム
JP2006277071A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 装柱設備施設支援システム
JP4703229B2 (ja) * 2005-03-28 2011-06-15 中国電力株式会社 装柱設備施設支援システム
JP2011204048A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Hitachi Ltd プラント監視・制御装置および表示画面履歴データベース管理方法
JP2016520890A (ja) * 2013-03-15 2016-07-14 アビニシオ テクノロジー エルエルシー メタデータ管理のシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6397385B1 (en) Method and apparatus for in service software upgrade for expandable telecommunications system
JP4902282B2 (ja) 業務システム構成変更方法、管理コンピュータ、および、業務システム構成変更方法のプログラム
JP2000078625A (ja) 元デ―タベ―スから新たなネットワ―クコンフィグレ―ションデ―タベ―スを操作処理する方法
US7089550B2 (en) Method and system for performing SW upgrade in a real-time system
US20030105843A1 (en) Input/output device information management system for multi-computer system
CN1591445A (zh) 在提供***中定义资源配置简表的一般方法
CN105095089A (zh) 一种测试应用软件性能的方法及装置
JPH076026A (ja) 構成管理及び構成要素の互換性保証方法、ならびに常駐ソフトウェアと移行ソフトウェアの非互換性の排除方法
CN103036855B (zh) 一种权限管理的实现设备和方法
CN110377232A (zh) 一种部署分布式存储集群的方法、装置及***
CN115061717A (zh) 应用管理方法、应用订阅方法及相关设备
JP2001356912A (ja) ソフトウェアのインストール/アップデート/アンインストールシステム
JPH10171635A (ja) 分散環境におけるソフトウエア資源を管理するシステムと方法
JP2000039944A (ja) メンテナンスシステム、メンテナンス方法及び記憶媒体
JP2000048026A (ja) デ―タベ―ス内でデ―タを検索する方法
JP4283950B2 (ja) ネットワーク管理システム
JP5468921B2 (ja) シミュレーション支援システム及びシミュレーション支援方法
CN114201413A (zh) 自动化测试方法、***及电子设备
CN112328295A (zh) 软件更新方法及装置
JPH08297567A (ja) 分散アプリケーション開発支援装置
EP0887754A2 (en) Service management function execution system capable of generating, modifying and deleting service management scenario
JP2000032513A (ja) Pbxデ―タベ―スの構成方法
JP3736467B2 (ja) ケーブルの管理システムとその管理方法
JP2000032512A (ja) オペレ―タサ―ビスデ―タベ―スの構成方法
JP2000032514A (ja) ダイアリング企画デ―タベ―スを構成する方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070410