JP2000039935A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JP2000039935A
JP2000039935A JP10208063A JP20806398A JP2000039935A JP 2000039935 A JP2000039935 A JP 2000039935A JP 10208063 A JP10208063 A JP 10208063A JP 20806398 A JP20806398 A JP 20806398A JP 2000039935 A JP2000039935 A JP 2000039935A
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JP
Japan
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circuit
audio signal
power save
sound controller
computer system
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JP10208063A
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Inventor
Kazuyuki Saito
和行 斉藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アナログのオーディオ信号の入力を契機にサウ
ンドコントローラを自動的にパワーセーブ状態から動作
状態に復帰させるコンピュータシステム。 【解決手段】サウンドコントローラ2およびこのサウン
ドコントローラ2と連動する外部アナログ回路3は、ソ
フトウェア制御により動作状態とパワーセーブ状態との
間を移行するパワーセーブ機能を有しており、また、検
出回路4は、マイク入力端子、ライン入力端子およびC
D−ROMドライブなどからのアナログのオーディオ信
号の入力を検出し、サウンドコントローラ2および外部
アナログ回路3に対してパワーセーブ状態から動作状態
に復帰させるための復帰信号aを送出する機能を有して
いる。そして、この復帰信号aを受け取ったサウンドコ
ントローラ2および外部アナログ回路3は、ソフトウェ
アの制御に関係なく、パワーセーブ状態から動作状態に
復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばノート
ブックタイプやデスクトップタイプなどと称される個人
向けのコンピュータシステムに係り、特に、アナログの
オーディオ信号を入出力するサウンド機能およびパワー
セーブ機能を備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートブックタイプやデスクトッ
プタイプなどと称される個人向けのコンピュータ(パー
ソナルコンピュータ)が種々開発されている。この種の
パーソナルコンピュータでは、コンピュータ本体の筐体
の一側面に設けられたマイク入力端子やライン入力端子
から取り込まれるオーディオ信号を処理したり、内蔵す
るCD−ROMドライブにより再生されるCD(コンパ
クトディスク)上に記録されたオーディオ信号を処理し
たり、あるいはスピーカなどにオーディオ信号を出力し
たりするサウンド機能が標準的に備えられる。
【0003】このサウンド機能は、アナログのオーディ
オ信号を入力するためのオーディオ入力回路およびアナ
ログのオーディオ信号を出力するためのオーディオ出力
回路を備えた外部アナログ回路と、この外部アナログ回
路との間でオーディオ信号をやり取りするサウンドコン
トローラとによって実現される。このサウンドコントロ
ーラは、サウンドドライバと称されるデバイスドライバ
をはじめとするソフトウェアにより制御されるものであ
り、アナログのオーディオ信号を処理するアナログ部と
デジタルのオーディオ信号を処理するデジタル部とを有
している。
【0004】また、この種のパーソナルコンピュータ
は、外出先や移動中でも使用できるようにバッテリ駆動
可能に構成されており、バッテリ駆動時の連続使用時間
を長くするために、たとえば一定時間以上アイドル状態
が続いたときにディスプレイをオフにするなどといった
様々なパワーセーブ機能が設けられている。このような
ことから、前述したサウンドコントローラも、デバイス
ドライバからの指示に応じて動作状態とパワーセーブ状
態との間を移行するパワーセーブ機能を備えることが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイク入力
端子およびライン入力端子から取り込まれるオーディオ
信号や内蔵するCD−ROMドライブから転送されるオ
ーディオ信号は、いずれもアナログの信号であるため、
ソフトウェアでは、その入力有無を検出することができ
ない。すなわち、サウンドコントローラをパワーセーブ
状態へ移行させた後、オーディオ信号の入力を契機とし
て自動的に動作状態に復帰させるような制御をソフトウ
ェアは行なうことができない。したがって、従来のサウ
ンド機能においては、サウンドドライバからサウンドコ
ントローラに対してパワーセーブ状態へ移行する旨が指
示されたときに、サウンドコントローラのアナログ部と
外部アナログ回路とは常に動作状態にしておくといった
対処を行なっていた。しかしながら、このような対処を
行なうと、消費電力を抑えるために作動するパワーセー
ブ機能がさしたる効果を上げられなくなるといった問題
があった。
【0006】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、アナログのオーディオ信号を入力する
際、パワーセーブ状態にある外部アナログ回路およびサ
ウンドコントローラを自動的に動作状態に復帰させるこ
とのできるコンピュータシステムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のコンピュータ
システムは、前述した目的を達成するために、たとえば
予め定められた信号レベルを越えるオーディオ信号が入
力されたことや、あるいはマイク入力用ジャックやライ
ン入力用ジャックにプラグが差し込まれたことを検出
し、外部アナログ回路やサウンドコントローラのパワー
セーブ機能の作動を制御する回路を設けたものである。
【0008】この発明のコンピュータシステムにおいて
は、外部アナログ回路やサウンドコントローラを適切な
タイミングで自動的にパワーセーブ状態から動作状態に
復帰させることができるため、消費電力を抑えるための
パワーセーブ機能を効果的に作動させることが可能とな
る。
【0009】また、この発明のコンピュータシステム
は、オーディオ信号の入力の検出に伴なってパワーセー
ブ機能の作動を停止した後、オーディオ入力回路に入力
されるオーディオ信号が予め定められた期間を越えて途
絶えたときに、パワーセーブ機能を作動することが望ま
しい。これにより、状況に応じて再度パワーセーブ機能
を作動させることができ、より効果的にパワーセーブ機
能を作動させることが可能となる。
【0010】また、この発明のコンピュータシステム
は、オーディオ入力回路へのオーディオ信号の入力を検
出した際、サウンドコントローラを駆動制御するソフト
ウェアを介して外部アナログ回路やサウンドコントロー
ラで作動するパワーセーブ機能を停止するようにしたも
のである。
【0011】この発明のコンピュータシステムにおいて
は、前述したコンピュータシステムと同様、外部アナロ
グ回路やサウンドコントローラを適切なタイミングで自
動的にパワーセーブ状態から動作状態に復帰させること
により、消費電力を抑えるためのパワーセーブ機能を効
果的に作動させることの他、この動作状態への復帰をソ
フトウェア主導で行なうことにより、アナログのオーデ
ィオ信号の入力以外の条件を含めた総合的な制御を可能
とする。
【0012】なお、このオーディオ入力回路へのオーデ
ィオ信号の入力の検出は、たとえばCD−ROMドライ
ブがCD−ROMにアクセスする際、LEDを点灯させ
るために出力するアクセス信号を検出したり、CD−R
OMを回転させる際に発生させる使用電力量の変化を検
出してもよい。また、CD−ROMドライブとの間に専
用信号線を設け、CD−ROMドライブがCD−ROM
にアクセスする際、この専用信号線に制御信号を出力す
ることにより、その制御信号の出力を検出するようにし
てもよい。
【0013】このように、外部アナログ回路やサウンド
コントローラをパワーセーブ状態から動作状態に復帰さ
せる契機を設定することにより、消費電力を抑えるため
のパワーセーブ機能を効果的に作動させることが可能と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に
係るコンピュータシステムが備えるサウンド機能の機器
構成を示す図である。図1に示すように、この実施形態
のコンピュータシステムが備えるサウンド機能は、シス
テムバス1に接続されるサウンドコントローラ2と、こ
のサウンドコントローラ2との間でオーディオ信号をや
り取りする外部アナログ回路3とによって実現されてい
る。
【0015】サウンドコントローラ2は、サウンドドラ
イバと称されるプログラムによって駆動制御されるもの
であり、アナログのオーディオ信号を処理するアナログ
部とデジタルのオーディオ信号を処理するデジタル部と
を有している。
【0016】また、このサウンドコントローラ2は、サ
ウンドドライバからの指示に応じてパワーセーブ状態と
動作状態との間を移行するパワーセーブ機能を備えてお
り、サウンドドライバからパワーセーブ状態への移行を
指示された場合、サウンドドライバからの指示を受ける
ため、および後述する復帰信号aを受信するための必要
最小限の部分を除いて電力の供給を遮断するとともに、
外部アナログ回路3に対してパワーセーブ状態へ移行す
る旨を示すパワーセーブ信号bを送出する。逆に、サウ
ンドドライバから動作状態への復帰を指示された場合に
は、遮断した部分への電力の供給を再開するとともに、
外部アナログ回路3に対して動作状態状態へ復帰する旨
を示すパワーセーブ信号bを送出する。
【0017】さらに、このサウンドコントローラ2は、
サウンドドライバから動作状態へ復帰する旨の指示を受
けていなくとも、後述する復帰信号aを受信している間
は動作状態へ復帰する。
【0018】外部アナログ回路3は、アナログのオーデ
ィオ信号を入力するためのオーディオ入力回路とアナロ
グのオーディオ信号を出力するためのオーディオ出力回
路とを備えており、たとえばこのコンピュータシステム
本体の筐体の一側面に設けられるマイク入力端子やライ
ン入力端子から取り込まれ、あるいはこのコンピュータ
システムが内蔵するCD−ROMドライブにより再生さ
れるアナログのオーディオ信号をオーディオ入力回路に
より入力してサウンドコントローラ2に引き渡すととも
に、サウンドコントローラ2から受け取ったアナログの
オーディオ信号をスピーカなどに出力する。
【0019】また、この外部アナログ回路3は、サウン
ドコントローラ2から送信されるパワーセーブ信号bに
応じてパワーセーブ状態と動作状態との間を移行するパ
ワーセーブ機能を備えており、サウンドコントローラ2
からパワーセーブ状態へ移行する旨を示すパワーセーブ
信号bを受け取った場合、このパワーセーブ信号bを受
信するため、および後述する復帰信号aを受信するため
の必要最小限の部分を除いて電力の供給を遮断する。逆
に、サウンドコントローラ2から動作状態へ復帰する旨
を示すパワーセーブ信号bを受け取った場合には、遮断
した部分への電力の供給を再開する。
【0020】さらに、この外部アナログ回路3も、サウ
ンドコントローラ2から動作状態へ復帰する旨を示すパ
ワーセーブ信号bを受けていなくとも、後述する復帰信
号aを受信している間は動作状態へ復帰する。
【0021】また、この実施形態のコンピュータシステ
ムでは、さらにマイク入力端子、ライン入力端子および
CD−ROMドライブなどからのアナログのオーディオ
信号の入力を検出し、サウンドコントローラ2および外
部アナログ回路3に対してパワーセーブ状態から動作状
態に復帰させるための復帰信号aを送出する検出回路4
が設けられている。この検出回路4は、予め定められた
信号レベルを越えるオーディオ信号を検出した時点で復
帰信号aを出力し始め、その予め定められた信号レベル
を越えるオーディオ信号の検出が予め定められた期間を
越えて途絶えるまで出力し続ける。
【0022】そして、この発明のコンピュータシステム
は、この検出回路4を設けたことにより、アナログのオ
ーディオ信号の入力を契機に自動的にサウンドコントロ
ーラ2および外部アナログ回路3をパワーセーブ状態か
ら動作状態に復帰させることを可能とし、その結果、消
費電力を抑えるためのパワーセーブ機能を効果的に作動
させることを可能とする点を特徴とするものであり、以
下、この点について詳述する。
【0023】図2は、このコンピュータシステムの動作
原理を説明するためのタイミングチャートである。サウ
ンドコントローラ2およびこのサウンドコントローラ2
と連動する外部アナログ回路3は、サウンドドライバを
含むソフトウェアに伴なって動作するものであり、ソフ
トウェア側からパワーセーブ状態への移行を指示する
と、この指示を受け取ったサウンドコントローラ2がパ
ワーセーブ状態へ移行し、かつ、このサウンドコントロ
ーラ2と連動して外部アナログ回路3がパワーセーブ状
態へ移行する。すなわち、このコンピュータシステムで
は、この時点において、パワーセーブ機能を最大限有効
に機能させていることになる。
【0024】パワーセーブ状態へ移行した後、マイク入
力端子、ライン入力端子およびCD−ROMドライブな
どから入力されるオーディオ信号のいずれかが、ノイズ
とは明らかに異なる、予め定められた信号レベルを越え
たとき、その旨を検出回路4が検出し、サウンドコント
ローラ2および外部アナログ回路3に復帰信号aを送出
する。
【0025】この復帰信号aを受け取ったサウンドコン
トローラ2および外部アナログ回路3は、ソフトウェア
側の制御に関係なく、その時点で一旦パワーセーブ機能
の作動を停止させる。これにより、入力されたアナログ
のオーディオ信号をスピーカなどに出力することが可能
となる。
【0026】また、検出回路4は、マイク入力端子、ラ
イン入力端子およびCD−ROMドライブなどから入力
されるオーディオ信号のすべてが予め定められた信号レ
ベルを下回っただけでは、この復帰信号aの送出を終了
しない。予め定められた信号レベルを下回った状態が予
め定められた期間を越えた時点で、はじめてこの復帰信
号aの送出を終了する。したがって、たとえばこの期間
をtに設定すると、このtよりも小さなt1の期間だけ
アナログのオーディオ信号の入力が途絶えたとしても、
この復帰信号aの送出は継続され続け、その結果、サウ
ンドコントローラ2および外部アナログ回路3は動作状
態を維持し続ける。
【0027】そして、アナログのオーディオ信号の入力
が期間tを越えて途絶えると、検出回路4は、復帰信号
aの送出を終了する。これにより、サウンドコントロー
ラ2および外部アナログ回路3は、再びパワーセーブ状
態に移行する。なお、サウンドコントローラ2および外
部アナログ回路3は、この復帰信号aの受信がなくと
も、ソフトウェア側から動作状態に復帰する旨を指示さ
れた場合には、当然に動作状態に復帰する。
【0028】このように、このコンピュータシステムで
は、アナログのオーディオ信号の入力を契機に自動的に
サウンドコントローラ2や外部アナログ回路3をパワー
セーブ状態から動作状態に復帰させることができるた
め、パワーセーブ機能を効果的に作動させることが可能
となる。
【0029】なお、この検出回路4は、明らかにノイズ
とは異なる、予め定められた信号レベルを越えるオーデ
ィオ信号の入力を検出することだけに限らず、たとえば
マイク入力用ジャックやライン入力用ジャックにプラグ
が差し込まれたことを検出して復帰信号aを出力するこ
となども有用である。
【0030】また、たとえばCD−ROMドライブがC
D−ROMにアクセスする際、LEDを点灯させるため
に出力するアクセス信号を検出し、復帰信号aを出力す
るようにしてもよい。CD−ROMドライブの場合、C
D−ROMを回転させる際に使用電流量に変化を発生さ
せるので、その変化を検出して復帰信号aを出力するこ
とも有用である。
【0031】さらに、CD−ROMドライブと検出回路
4との間を接続する専用の信号線を設けるとともに、C
D−ROMにアクセスする際、この専用信号線に制御信
号を出力するようにCD−ROMドライブを構成するこ
とにより、その制御信号の出力有無で復帰信号aの出力
を制御しても構わない。
【0032】すなわち、サウンドコントローラ2や外部
アナログ回路3をパワーセーブ状態から動作状態に復帰
させるための契機を検出回路4の検出対象とすれば、こ
のコンピュータシステムにおいては、パワーセーブ機能
を効果的に作動させることが可能となる。
【0033】次に、検出回路4がサウンドコントローラ
2や外部アナログ回路3に対して復帰信号aを送出する
ことに代えて、サウンドコントローラを駆動制御するソ
フトウェアに対してオーディオ信号が入力される旨を通
知する例を説明する。
【0034】この例において、サウンドコントローラ2
および外部アナログ回路3がパワーセーブ状態にあると
き、検出回路4は、アナログのオーディオ信号の入力を
検出すると、たとえば図示しない割り込みコントローラ
などにその旨を通知する。この通知を受けた割り込みコ
ントローラは、図示しないCPUに対して割り込み発生
を通知する。
【0035】一方、この割り込み発生を通知されたCP
Uは、システムバスを介して割り込みコントローラに割
り込み原因を問い合わせ、この問い合わせに対する回答
によってアナログのオーディオ信号の入力を認識する
と、その旨をサウンドコントローラ2および外部アナロ
グ回路3を駆動制御するソフトウェアに通知する。そし
て、この通知を受けたソフトウェアは、サウンドコント
ローラ2に対して動作状態への復帰を指示する(これに
連動して外部アナログ回路3も動作状態へ復帰する)。
【0036】以下、図3を参照して、この変形例におけ
るコンピュータシステムの動作原理を説明する。図3
は、この変形例におけるコンピュータシステムの動作原
理を説明するためのタイミングチャートである。
【0037】サウンドコントローラ2およびこのサウン
ドコントローラ2と連動する外部アナログ回路3は、サ
ウンドドライバを含むソフトウェアに伴なって動作する
ものであり、ソフトウェア側からパワーセーブ状態への
移行を指示すると、この指示を受け取ったサウンドコン
トローラ2がパワーセーブ状態へ移行し、かつ、このサ
ウンドコントローラ2と連動して外部アナログ回路3が
パワーセーブ状態へ移行する。
【0038】パワーセーブ状態へ移行した後、マイク入
力端子、ライン入力端子およびCD−ROMドライブな
どから入力されるオーディオ信号のいずれかが、ノイズ
とは明らかに異なる、予め定められた信号レベルを越え
たとき、その旨を検出回路4が検出し、前述した手順で
ソフトウェアに通知する。
【0039】この通知を受け取っソフトウェアは、その
時点でサウンドコントローラ2に対して動作状態への復
帰を指示する。これにより、サウンドコントローラ2は
動作状態に復帰し、また、サウンドコントローラ2と連
動して、外部アナログ回路3も動作状態に復帰する。こ
れにより、入力されたアナログのオーディオ信号を処理
可能となる。
【0040】この例の場合、ソフトウェアでサウンドコ
ントローラ2および外部アナログ回路3の動作状態への
復帰を認識しているので、アナログのオーディオ信号の
入力が期間tを越えて途絶えた場合のサウンドコントロ
ーラ2および外部アナログ回路3の再度のパワーセーブ
状態への移行は、このソフトウェアの主導によって行な
われる。
【0041】このように、ソフトウェアの主導によりサ
ウンドコントローラ2や外部アナログ回路3をパワーセ
ーブ状態から動作状態に復帰させることにより、パワー
セーブ機能を効果的に作動させることの他、アナログの
オーディオ信号の入力以外の条件を含めた総合的な制御
が可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、アナログのオーディオ信号の入力を検出し、この検
出を契機に外部アナログ回路やサウンドコントローラを
自動的にパワーセーブ状態から動作状態に復帰させるこ
とができるため、消費電力を抑えるためのパワーセーブ
機能を効果的に作動させることが可能となる。
【0043】また、アナログのオーディオ信号の入力を
ソフトウェアに通知し、パワーセーブ状態から動作状態
への復帰をソフトウェア主導で行なうようにすれば、パ
ワーセーブ機能を効果的に作動させることの他、アナロ
グのオーディオ信号の入力以外の条件を含めた総合的な
制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るコンピュータシステ
ムが備えるサウンド機能の機器構成を示す図。
【図2】同実施形態のコンピュータシステムの動作原理
を説明するためのタイミングチャート。
【図3】同実施形態の変形例におけるコンピュータシス
テムの動作原理を説明するためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1…システムバス 2…サウンドコントローラ 3…外部アナログ回路 4…検出回路 a…復帰信号 b…パワーセーブ信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログのオーディオ信号を入出力する
    外部アナログ回路と、 前記外部アナログ回路を制御するサウンドコントローラ
    と、 前記外部アナログ回路へのオーディオ信号の入力を検出
    し、前記外部アナログ回路および前記サウンドコントロ
    ーラのパワーセーブ機能の作動を制御する回路とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路は、前記オーディオ信号の入力の検出に伴なって前
    記パワーセーブ機能の作動を停止した後、前記外部アナ
    ログ回路に入力されるオーディオ信号が予め定められた
    期間を越えて途絶えたときに、前記パワーセーブ機能を
    作動することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ
    システム。
  3. 【請求項3】 前記サウンドコントローラを駆動制御す
    るサウンド制御手段を具備し、 前記パワーセーブ機能の作動を制御する回路は、前記サ
    ウンド制御手段を介して前記外部アナログ回路および前
    記サウンドコントローラのパワーセーブ機能の作動を停
    止することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路は、予め定められた信号レベルを越えるオーディオ
    信号を検出することを特徴とする請求項1または3記載
    のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路は、オーディオ信号入力用に設けられた端子へのオ
    ーディオ信号線の接続を検出することを特徴とする請求
    項1または3記載のコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路は、記録媒体上に記録されたオーディオ信号を再生
    するデバイスが前記記録媒体にアクセスする際に出力す
    るアクセス信号を検出することを特徴とする請求項1ま
    たは3記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路は、記録媒体上に記録されたオーディオ信号を再生
    するデバイスが前記記録媒体にアクセスする際に発生さ
    せる使用電流量の変化を検出することを特徴とする請求
    項1または3記載のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 前記パワーセーブ機能の作動を制御する
    回路と記録媒体上に記録されたオーディオ信号を再生す
    るデバイスとの間に専用信号線を設け、前記パワーセー
    ブ機能の作動を制御する回路は、前記デバイスが前記記
    録媒体にアクセスする際に専用信号線上に出力する制御
    信号を検出することを特徴とする請求項1または3記載
    のコンピュータシステム。
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