JP2000038975A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2000038975A
JP2000038975A JP11219324A JP21932499A JP2000038975A JP 2000038975 A JP2000038975 A JP 2000038975A JP 11219324 A JP11219324 A JP 11219324A JP 21932499 A JP21932499 A JP 21932499A JP 2000038975 A JP2000038975 A JP 2000038975A
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air
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swirling
injection valve
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JP11219324A
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Toshiji Nogi
利治 野木
Minoru Osuga
大須賀  稔
Nobushige Oyama
宣茂 大山
Mamoru Fujieda
藤枝  護
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない空気流量で効率の良い燃料微粒化を図る
ことができ、そのような燃料噴射弁の構造を簡単に実現
し、また、このような燃料噴射弁を1気筒あたり複数の
吸気弁を有するタイプのエンジンに適用可能にする。 【解決手段】電磁的に駆動される弁体8によって燃料通
路を開閉する。燃料通路の下流には燃料ノズル5が形成
され、その下流に、複数の孔5−1,5−2を備えた薄
板21が配設される。薄板21を通して噴射される燃料
に複数の空気ノズル2Aから噴射される空気を衝突させ
て燃料微粒化を促進し、さらに燃料は、空気ノズル2A
の下流に設けた部材7により複数方向に分岐される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンにおける燃
料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等のガソリンエンジンの
分野では、電気信号により燃料噴射弁(例えば電磁弁)
を駆動させて燃料を吸気通路に噴射させる方式が採用さ
れている。
【0003】この種の燃料噴射弁では、燃料の微粒化を
図るために、燃料を旋回させて薄膜状にして噴射させた
り、あるいは燃料噴射弁のノズルボディに空気を導いて
その空気流を噴射後の旋回燃料と合流させたりする等の
手段が提案されている(この種の従来技術としては、例
えば特開昭57−183559号,特開昭64−241
61号公報に開示されたものがある)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に噴射された旋回燃料を空気流により微粒化させる場
合、従来はノズルボディに導く微粒化用空気を少なくす
る点について配慮されていない。特にアイドル運転時の
ように燃料量が少ない場合には相対的に微粒化用空気が
多くなる傾向があり、その分、吸気通路の絞り弁を通る
空気を極端に少なくしなければならなかった。
【0005】絞り弁のすきま面積を少なくすることは、
絞り弁の精度を一層向上させねばならず実用上困難であ
る。
【0006】さらに、噴射弁から噴出する噴霧の粒径の
速度が20m/s程度と大きいため、噴出した燃料が、
吸気管壁又は吸気弁に付着し、液膜を形成してしまうた
め、微粒化向上の効果がでにくいという問題があった。
【0007】本発明の目的は、少ない空気流量で効率の
良い燃料微粒化を図ることができるとともに、そのよう
な燃料噴射弁の構造を簡単に実現でき、また、このよう
な燃料噴射弁を1気筒あたり複数の吸気弁を有するタイ
プのエンジンに適用できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には次のような課題解決手段を提案
する。内容の理解を容易にするため、実施例の説明に使
用した図面の一部とそれに用いた符号を参照しつつ説明
する。
【0009】本発明に係わる電磁燃料噴射弁は、例えば
図21に示すように、電磁的に駆動される弁体8と、前
記弁体8によって開閉される燃料通路(図では燃料通路
の一部6Aが例示されている)と、前記燃料通路6Aの
下流に形成された燃料ノズル5と、複数の孔(例えば5
−1,5−2)を備え、前記燃料ノズル5の下流に配設
された薄板21と、前記薄板21を通して噴射される燃
料に衝突させる空気を導入する複数の空気ノズル2A
と、前記空気ノズル2Aの下流に配置されて燃料を複数
に分岐する部材7と、を有することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、電磁的に駆動される弁
体8によって燃料通路6Aを開くと、燃料ノズル5から
噴出した燃料がその直ぐ下の下流で薄板21の複数の孔
5−1,5−2を介して複数に分岐され、且つ複数の空
気ノズル2Aから噴射される空気と衝突して燃料微粒化
を促進され、さらに上記した燃料は、空気ノズル2Aの
下流に設けた部材7により複数方向に分けられる。
【0011】また、複数の燃料ノズル(孔)5−1,5
−2については、ノズルボディ2と別体の薄板21によ
り形成するため、ノズルボディ2の構造の簡略ひいては
成形の容易性を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面により説明
する。
【0013】図1は本発明の第1実施例を示す要部断面
図、図2はその動作原理を示す説明図である。
【0014】図2において、1は電磁式の燃料噴射弁
で、本体内部には、図示されない電磁コイル,固定コア
等が内蔵してある。燃料噴射弁1の本体下部にはノズル
ボディ2が装着される。
【0015】ここで、図1により吸気管20に取付けた
ノズルボディ2の内部構造について説明する。
【0016】ノズルボディ2は円筒状に形成され、内部
には弁シート3付きの底部4が上げ底の状態でノズルボ
ディ2内部のほゞ中央に配置されている。底部4の弁シ
ート3下流に燃料ノズルとなる計量オリフィス5が設け
てある。ノズルボディ底部4の上面(計量オリフィス5
の上流)には燃料に旋回力を与えるスワラー(燃料旋回
子)6が配置され、底部4の下面(計量オリフィス5の
下流)には、空気ノズル7A及び空気旋回室7Bを備え
た空気旋回子7が配置される。
【0017】燃料旋回子6は図2に示すように駒形のチ
ップで形成され、その下面には燃料に旋回力を付与する
ための燃料通路溝6Aが4つ配設してある。溝6Aは燃
料をチップ側壁からチップ中央の弁ガイド穴6Bに導く
通路構造を呈し、かつ各溝6Aは弁ガイド穴6Bの中心
に交わらない角度で配置され、実施例では各溝6Aがガ
イド穴6Bの周面とほゞ接線関係を保つように配設され
る。このようにして溝6Aから出た加圧燃料はガイド穴
6Bの壁面に沿った旋回流となる。
【0018】空気旋回子7も駒形のチップで形成され、
その上面には空気に旋回力を付与するための溝状の空気
ノズル7Aが4つ配設してある。空気ノズル7Aは空気
をチップ側壁からチップ中央の空気旋回室7Bに導く通
路構造を呈し、各空気ノズル7Aは旋回室7Bの内周と
ほゞ接線関係を保つように配設される。空気ノズル7A
の配置構造は、空気旋回流の方向が上記の燃料旋回流と
反対となるよう設定してある。
【0019】図1に示すように空気旋回室7B及びこれ
に臨む空気ノズル7Aは計量オリフィス(燃料ノズル)
5の出口と隣接するようにして近接配置される。空気ノ
ズル7Aはノズルボディ2の側壁に設けた空気通路2A
と連通する。空気通路2A・ノズル7Aに導かれる空気
源としては、吸気管20と大気圧との差圧を用いるが、
差圧が約0.5気圧以下になった場合には空気ポンプを
用いる。この場合、空気ポンプの作動には、図5に示す
ようにヒステリシスをもたせポンプ動作のハンチングを
防止する。
【0020】8は弁シート3との協働作用により弁開閉
動作を行うボール弁で、ロッド9を介してプランジャ
(図示せず)と連結され、電磁コイルのオン,オフによ
り燃料旋回子6に設けたガイド穴6Bに案内されて動作
する。
【0021】本実施例によれば、ボール弁8が開くと、
燃料は燃料旋回子6の溝6Aを通ってノズルボディガイ
ド穴6Bで旋回力を与えられた後、計量オリフィス5を
介して空気旋回室7Bに薄い液膜状になって噴出する。
一方、空気通路2A及びノズル7Aに導入された空気
は、旋回力を与えられて空気旋回室7Bに至る。空気旋
回流と燃料旋回流の旋回方向が互いに逆方向であるの
で、これらの旋回流同士が空気旋回室7Bにて互いに衝
突し合う。そのため、計量オリフィス5から噴射直後の
燃料旋回流が速度を減速されつつ空気と混合し、燃料微
粒化が促進される。
【0022】微粒化しきれなかった燃料は、空気旋回室
7B壁面に付着するが、この付着燃料も旋回空気流の力
で壁から剥離し薄膜化されてノズルボディ2より噴出す
る。なお、空気旋回子7の出口部7Cはテーパ状に拡が
り、この拡がり角によって噴霧拡がり角を変えるように
してある。
【0023】本実施例によれば、計量オリフィス5から
燃料が噴射された直後にその燃料旋回流が空気旋回流と
合流する。その結果、燃料旋回流が拡散するまえの小旋
回スペースにて反対方向の空気旋回流と衝突するので、
空気旋回流を極力少なくして燃料と空気との混合及び燃
料微粒化を図りると共に、燃料旋回流を有効かつ適度に
減速させる。
【0024】図3は微粒化用空気流量と噴霧粒径との関
係を示す実験データ図で、丸印でプロットした線図が本
実施例の如く計量オリフィス5からの燃料噴射直後に空
気旋回室7Bで燃料旋回流とこれと反対方向の空気旋回
流を合流させたもので、四角印でプロットした線図(比
較例1)が空気旋回なしの空気流を上記同様の空気旋回
室7Bで燃料旋回流と合流させたもので、三角印でプロ
ットした線図(比較例2)が計量オリフィス5から噴射
された燃料旋回流を空気旋回室7Bを用いずにノズルボ
ディ2外部で反対方向の空気旋回流と合流させたもので
ある。
【0025】この実験データからも明らかなように、本
実施例のものは比較例1,2に較べて燃料噴射弁に導く
微粒化用空気流量を少なくして噴射燃料の微粒化を図る
ことができた。
【0026】図4は空気流量と噴霧速度の関係を示す線
図である。図4のイに示すように空気旋回なしの場合に
は噴射燃料周辺の空気流量を大きくすると噴霧速度が大
きくなるが、同図ロに示すように燃料旋回流に反対方向
の空気旋回流を加えると噴出方向への噴霧速度が小さく
なる。このため、噴射燃料は、吸気管の気流で運ばれや
すく、吸気管壁面への燃料の付着を防止できる。
【0027】図6は本発明の第2実施例を示す要部断面
図である。図中、第1実施例と同様の符号は同一或いは
共通する要素を示す(なお、図7以降の他の実施例の符
号も同様である)。
【0028】本実施例は、第1実施例と構造的にほゞ同
様であり、計量オリフィス5出口に接するようにして空
気旋回子7を設けるが、空気旋回子7の空気旋回室7B
の下流に形成する出口部7Cを空気旋回室7Bの面積よ
り狭くした点が異なる。
【0029】このようにすると、第1実施例と同様の効
果を奏するほかに空気と燃料をせまい領域7Cで混合
し、微粒化と空気混合率を上げる利点がある。
【0030】図7は本発明の第3実施例を示す要部断面
図である。
【0031】本実施例の主要な構造は、上記各実施例と
同様であるが、空気旋回子7の出口部7Cの周縁に突出
し部10を設けた点が異なる。
【0032】空気旋回子7から出た燃料と空気は、空気
の流量が少ない場合に空気旋回子7の底面7Dにまわり
こみ粗大粒を形成し易いが、出口部7Cに突出し部10
を設けると、突出し部10内壁で液膜が薄膜となって付
着し底面7Dへのまわり込みを防止する。その結果、付
着燃料は突出し部10の先端より液滴として成長する前
に薄膜状の状態で連続的に流れ落すことが可能となるた
め、より一層の燃料微粒化を図ることができる。
【0033】図8に本発明の第4実施例を示す。本実施
例は、図6の第2実施例とほとんど同一の構造をなす
が、加えてノズルボディ2の出口ガイド部2´の端に周
縁に沿った溝11を形成した。空気流量が少ない場合、
ガイド部2´にまわりこんだ燃料は溝11によって補か
くされるため、粗大粒子の噴出が少なく、しかも空気流
量が大きくなると、溝11にたまった燃料が空気によっ
て吸い出されるため、微粒化される。
【0034】図9に本発明の第5実施例を示す。本実施
例も主要部については上記各実施例と同様の構成をなす
が、空気旋回子7における空気旋回室7Bの下端7−1
をテーパ状に絞り形成した後に、ノズルボディ細孔7−
2を配設し、その後に出口部7Cをテーパ状に拡げる。
このようにすることにより、燃料と空気の旋回流が空気
旋回室7Bで合流した後にこれらの空気と燃料とが細孔
7−2へ損失のないように導かれる。そして、旋回子7
の出口7Cをテーパ状に拡げることで、このテーパ角度
によって噴霧角を制御できる。テーパー角を25度とす
れば、噴霧広がり角も25度程度となる。
【0035】図10に本発明の第6実施例に用いる空気
旋回子7の平面図を、図11に図10のA−A縦断面図
を示す。
【0036】本実施例では、空気旋回子7のみを取だし
て示すが、その配置については、上記各実施例と同様で
ある。本実施例は空気旋回子7における空気旋回室7B
の下端7−1を上記第5実施例同様にテーパ状に絞り形
成するが、その下に直接、オリフィス状の空気出口部7
cを形成する。
【0037】このようにすることで、空気旋回流の通路
のうち出口部7Cの通路が最も狭くなる(空気ノズル7
Aのトータル面積より出口部7Cの通路面積の方が狭く
してある)ので、この出口部7Cで旋回子7に導入する
空気流量が決まる。また、7−1から7Cにかけて通路
を絞ることで、空気旋回流の速度を増すことができ、こ
れと反対方向の燃料旋回流との衝突力をまして、燃料噴
射速度の減速及び燃料微粒化を一層図ることができる。
【0038】図12は本発明の第7実施例を示す要部断
面図である。
【0039】本実施例も上記各実施例と主要部について
は共通するが、燃料噴射弁の本体1下部に筒形のカバー
12を被着し、このカバー12と燃料噴射弁1との間に
空気旋回子7のノズル7A及びノズルボディ2の空気通
路2Aと通じる空気通路12Aを形成する。
【0040】図13は本発明の第8実施例を示す概略断
面図である。
【0041】本実施例は、燃料噴射弁1の下部に計量オ
リフィス5を有するノズルボディ2を設け、このノズル
ボディ2の下部に計量オリフィス5と接するようにして
空気旋回子7を設ける。この空気旋回子7の下部に燃料
噴射弁1の本体下部を覆うカバー13を被着する。カバ
ー13は混合された空気と燃料を噴出させる噴射口14
と空気取入口15が設けてある。
【0042】空気旋回子7は、空気旋回室7Bの下端7
−1をテーパ状に絞り形成し、この空気旋回子7がノズ
ルボディ2・カバー13により挾み付けられて組み込ま
れる。この組み込み状態では、テーパ状の空気旋回絞り
部7−1がカバー13側に設けた噴射口14と連通す
る。また、カバー13と燃料噴射弁1との間には、空気
ノズル7Aに通じる空気通路13Aが形成される。な
お、本実施例でも計量オリフィス5の上流に燃料旋回子
(図示省略)が配置してある。
【0043】本実施例は、カバー13を燃料噴射弁に例
えば圧入等の簡単な手段で被着することで、空気旋回子
7に導く空気通路13Aが確保され、また、カバー13
側に設けた噴射口14と空気旋回子7とで図11の第6
実施例同様の空気旋回構造を得ることができる。この場
合の空気旋回子7の構造そのものは、第6実施例より簡
略化できる利点がある。
【0044】図14は本発明の第9実施例を示す要部断
面図である。
【0045】本実施例も第8実施例のカバー13同様に
燃料噴射弁1の下部にカバー16を被着する。カバー1
6には、空気旋回子7で合流して混合された燃料と空気
を導くテーパ状の出口16Aと空気取入口16Bが配設
してある。
【0046】空気旋回子7は計量オリフィス5の出口に
接するようにして配置され、燃料噴射弁1の下部に設け
たノズルボディ2とカバー16との間で挾み付けられ
る。
【0047】カバー16と燃料噴射弁1との間には空気
旋回子7の空気ノズル7Aに通じる空気通路17が形成
される。
【0048】図15は本発明の第10実施例を示し、そ
の(a)が要部断面図で、(b)がノズルボディの一部
を下からみた図である。
【0049】本実施例でもノズルボディ2における計量
オリフィス5の上流に燃料旋回子6を配置するが、その
下には今まで述べてきたような空気旋回子は配置せず、
オリフィス5下流を噴射燃料と空気とを混合させる空間
(混合室)2Bとしてある。
【0050】ノズルボディ2の底部4には、混合室2B
に外部から空気を導いて空気流を生じさせる空気通路2
Aが形成してあるが、その出口(空気ノズル)2A−1は
環状で出口に向けて拡がるように形成してある。
【0051】環状の空気出口2A−1は、ノズルボディ
底部4に混合室2Bを臨むようにして配置され、図15
(b)に示すようにオリフィス5の周囲にオリフィス5
と同心となるように配置される。
【0052】本実施例において、計量オリフィス5から
旋回した燃料が混合室2Bに噴射され、また空気通路2
A及び環状の空気ノズル2A−1を介して混合室2Bに
噴射される空気は矢印で示すような円錐状に拡がる空気
流となる。このようにすれば次のような利点がある。
【0053】図16の噴霧粒径分布に示すように、混合
室2Bに空気を流さない場合には、中空円錐状の燃料旋
回流の噴霧粒径は、その分布において中心よりも外側に
拡がる領域で大きくなる傾向がある。これは噴霧粒径が
大きいほどに慣性力が大きいためである。
【0054】このような粒径分布に対して、環状の空気
ノズル2A−1を設け、この空気ノズル2A−1から噴
射される円錐状の空気流が最も粒径の大きい領域に当る
ようにその出口半径を設定すれば、粗大粒子の燃料噴霧
の部分に重点的に空気流が衝突するので、噴霧全体を少
ない空気で微粒化することができる。
【0055】図17に本発明の第11実施例を示す。
【0056】本実施例も図15に示す第10実施例のよ
うにノズルボディ底部4に環状の空気ノズル2A´−1
を計量オリフィス5に接近させてオリフィス5と同心と
なるようにして配置するが、この空気出口2A´−1は
直円筒状に空気流が出るように設置してある。空気出口
2A´−1より噴出した空気は噴射直後では速度が大き
いので、この速度の大きい領域で燃料に衝突させ、微粒
化を図ることができる。
【0057】図18に本発明の第12実施例を示す。
【0058】本実施例も第10,第11実施例同様に計
量オリフィス5の周囲にオリフィス5と同心の環状の空
気ノズル2A−2を有するが、この環状空気ノズル2A
−2は中心方向に向いている。本実施例によれば、噴霧
全体の広がり角を小さくできる。
【0059】図19は本発明の第13実施例で、同図の
(a)が要部断面図、(b)が下面図である。
【0060】本実施例では、ノズルボディ2の底部4に
複数の空気ノズル2A−3を設ける。
【0061】空気ノズル2A−3は中心方向に向いてお
り、各空気ノズル2A−3は対となって間に計量オリフ
ィス(燃料ノズル)5を挾むようにして、燃料ノズル5
から等距離で対向配置される。
【0062】このため、計量オリフィス5より噴出した
燃料は、空気によって中心方向へ曲げられつつ微粒化
し、微粒化しきれなかった燃料同士が衝突し微粒化す
る。試験の結果では、空気ノズル2A−3のオフセット
dを空気ノズルボディの大きさの半分程度にすることに
よって、噴霧中央で燃料粒子同士が再凝縮することを防
止でき最も小さな粒子を得ることができた。
【0063】図20に本発明の第14実施例を示す。
【0064】本実施例は2吸気弁/1気筒に対応させた
もので、弁体8の下流に計量オリフィス5を設け、さら
にその下流に2つの燃料ノズル5−1,5−2を分岐し
て設けた。さらに燃料ノズル5−1,5−2の下流にこ
れらのノズルと隣接させつつ空気旋回室7B,空気ノズ
ル7A付きの空気旋回子7を設けた。
【0065】空気旋回室7Bは燃料ノズル5−1,5−
2に対応させて2室形成され、これらの空気旋回室7B
に対応させて7Bの出口となるオリフィス7E,7Fが
空気旋回子7に配設される。オリフィス7Eは燃料ノズ
ル5−1の延長線上にノズル5−1と角度を一致させて
配置され、オリフィス7Fも燃料ノズル5−2との関係
で同様にしてある。
【0066】本実施例によれば、燃料ノズル5−1,5
−2より各空気旋回室7Bに噴出した燃料は、ノズル5
−1,5−2を出た直後に旋回空気と衝突し微粒化す
る。旋回空気と衝突し微粒化された燃料は、オリフィス
7E,7Fで2方向に分けられ、それぞれ気筒の吸気弁
に向けて配分される。
【0067】図21に本発明の第15実施例を示す。
【0068】本実施例も第12実施例と同様の構造をな
すが、燃料ノズル5−1,5−2については、ノズルボ
ディ2と別体の薄板(厚み0.2mm以下)21により
形成し、ノズルボディ2の構造の簡略ひいては成形の容
易性を図っている。
【0069】また、電磁的に駆動される弁体8によって
燃料通路6Aを開くと、燃料ノズル5から噴出した燃料
がその直ぐ下の下流で薄板21の複数の孔5−1,5−
2を介して複数に分岐され、且つ複数の空気ノズル2A
から噴射される空気と衝突して燃料微粒化を促進され、
さらに上記した燃料は、空気ノズル2Aの下流に設けた
部材7により複数方向に分けられる。
【0070】図22に本発明の第16実施例を示す。
【0071】本実施例は、燃料ノズル5を途中で軸方向
に向いた2つのノズル5−1,5−2に分岐し、ノズル
5−1,5−2に隣接させて薄層の空気旋回室7Bを配
置し、さらにその下流にオリフィス7E,7Fを設け
る。オリフィス7E,7Fは断面三角形状の斜面付き衝
立40で区画される。
【0072】空気通路2Aより旋回室7Bに流入した空
気は、各燃料ノズル5−1,5−2から噴射される薄膜
燃料に衝突して燃料の微粒化を図る。また一部燃料は衝
立40の斜面に薄膜状に付着するが旋回吸気で払拭され
て微粒化される。このようにして小さな噴霧を形成し、
オリフィス7E,7Fによって方向づけられて噴出す
る。
【0073】図23は本発明の第17実施例で、同図の
(a)がその要部断面図、(b)が下面図である。
【0074】本実施例でも、旋回燃料を噴射させる燃料
ノズル5の下流にノズル5の出口と隣接させて空気旋回
室7B´を形成するが、この空気旋回室7B´には燃料
の旋回流と同じ方向に空気流を生じるように空気ノズル
7A´が配置してある。
【0075】さらに空気旋回室7B´の直ぐ下にメガネ
形状の穴23を有するプレート22が配置してある。
【0076】このような構成によれば、次のような作用
により2吸気弁/1気筒に対応できる。例えば吸気管2
0内と大気との差圧が小さくて、空気通路2Aから空気
旋回室7B´に導入される空気がほとんどない場合に
は、燃料は自身の旋回力によりメガネ穴23の2つの方
向へ広がり、2つの噴霧を形成する。空気が導入される
と、空気流によってさらに燃料の旋回が加速され、薄い
液膜を形成し噴霧粒径が小さくなり、その旋回力によっ
て、メガネ穴23で2つの方向に広げることができる。
【0077】図24は本発明の第18実施例で、同図の
(a)がその要部断面図、(b)が下面図である。
【0078】本実施例では、第17実施例同様の空気旋
回室7B´の出口部7C´に隣接して分岐用の穴部24
Aを有するプレート24を配置する。空気旋回室7B´
で微粒化された燃料は、穴部24Aで2つの方向に分け
ることができ、その方向は穴部24Aによる分岐方向に
一致する。
【0079】図25に本発明の第19実施例の要部断面
図を、図26にそれに用いる燃料分岐用プレートの平面
図を、図27に燃料分岐用プレートを通過する燃料の動
作状態を示す。
【0080】本実施例は今までの実施例とは異なり、旋
回燃料を噴射させる燃料ノズル5の下流に燃料分岐用プ
レート22を設け、さらにその下流に空気旋回室7Bを
形成したものである。
【0081】プレート22は図26,図27に示すよう
にめがね状の穴23より形成され(図24のような二つ
の穴24Aでもよい)、その下には二つに分けた空気旋
回室7B−1及び7B−2が配設してある。これらの空
気旋回室7B−1,7B−2には、燃料ノズル5から噴
射される燃料旋回方向と反対の空気旋回流が発生するよ
うに、空気ノズル7Aが配置される。また、これらの要
素7A,7Bー1,7B−2は空気旋回子7の本体とな
るチップに形成される。
【0082】このような構成よりなれば、図27に示す
ように燃料ノズル5から噴射された旋回燃料は最初にめ
がね穴23により二つに分けられ、その後で旋回燃料は
それぞれの空気旋回室7B−1,7B−2を通過する過
程で反対方向の旋回空気流と衝突し、微粒化を促進され
る。
【0083】図28は本発明の第20実施例で、その
(a)は要部説明図、(b)はその下面図を示す。
【0084】本実施例では、燃料旋回子を設けず、燃料
通路となるオリフィス5の下流に複数のオリフィス(燃
料ノズル)27を有するオリフィスプレート26を配置
し、各オリフィス27は複数個(2以上)が対をなし、
対をなすオリフィス27同士から噴射する燃料は衝突す
るように構成してある。オリフィス27の下流に2つの
空気旋回用のオリフィス28A,28Bが配設される。
【0085】空気旋回用のオリフィス28A,28Bの
それぞれには、燃料噴射弁1の外部から空気通路29を
介して導入され、空気旋回流を発生させる。
【0086】しかして各オリフィス28A,28Bに
は、それぞれの対をなす燃料ノズル27から燃料が噴射
されるが、この噴射直後に各オリフィス28A,28B
にて空気旋回流により旋回力を受けて薄膜状になり、そ
の後燃料同士が衝突し、さらに薄膜化され、一部は微粒
化する。その後空気によってこの薄膜が微粒化され、小
さな噴霧を得ることができる。
【0087】図29は本発明の第21実施例で、その
(a)は燃料噴射弁に用いるノズルボディの断面図、
(b)は下面図である。
【0088】本実施例におけるノズルボディ30には、
複数の燃料ノズル31が配設され、それぞれの燃料ノズ
ル31が対をなし、対をなすノズル31同士は噴射燃料
が途中で衝突するように角度に設定してある。また、各
燃料ノズル31に隣接して空気旋回室となるオリフィス
33が配設される。32は外部から空気を導入する空気
通路付きのノズルで、この空気ノズル32は、空気旋回
室33に対して偏心させて臨ませることで(例えば空気
旋回室33の周面に対して接線状態)、空気旋回室33
に導入される空気が旋回流となるようにしてある。
【0089】このような構成よりなれば、第20実施例
と同様に各燃料ノズル31から噴射される燃料は、噴射
直後に空気旋回室33で旋回力を付与されて加速され薄
膜状にされ、その後に対のノズル31の噴射燃料同士が
互いに衝突し、さらに薄膜を形成し一部が微粒化され、
その後に薄膜の状態にある燃料は空気と混合して微粒化
し小さな噴霧を得ることができる。
【0090】図30に本発明の第22実施例を示す。
【0091】本実施例では、燃料噴射弁1の下部に燃料
ノズル5を設け、燃料ノズル5の下流にカバー34A,
34Bよりなる二重壁構造の筒体34を設ける。筒体3
4の内カバー34の内部を噴射燃料の通路36とし、通
路36の出口部に通路を2以上(ここでは2つ)に分け
て通過燃料を衝突させる衝立37を設ける。衝立37は
断面が三角形状としてある。
【0092】内カバー34A,外カバー34B間の環状
空間は、空気通路35とし空気通路35の入口側がノズ
ルボディ2に設けた空気導入路2Aと連通し、内カバー
34Aのうち上記衝立37と接近した位置に空気ノズル
38が形成してある。筒体34はエンジンの吸気弁方向
に向けてエンジン吸気管中に延設させてある。
【0093】このような構成よりなれば、燃料ノズル5
から噴射された燃料は、筒体34の内部通路36を通
り、その通過燃料の多くが筒体34出口より噴出する際
に衝立37の斜面に衝突して一部が微粒化して筒体34
から噴出すると共に、衝立37面上に残った液体は衝立
37面上で薄い液膜となる。そして、この衝立37には
空気通路34を通過する空気が空気ノズル38から噴出
してあたり、この空気によって衝立面上の燃料が吹き飛
ばされて空気によって微粒化される。このような構成で
は、エンジンの吸気弁近くで、噴霧を供給することがで
きるので、吸気管壁面への燃料の付着が少ない利点があ
る。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、少ない空気流量で効率
の良い燃料微粒化を図ることができるとともに、そのよ
うな燃料噴射弁の構造を簡単に実現することができる。
また、このような燃料噴射弁を1気筒あたり複数の吸気
弁を有するタイプのエンジンに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で、(a)が要部断面図、
(b)が空気旋回室及び空気ノズルの配置構造を示す。
【図2】第1実施例に用いる燃料噴射弁の動作原理図。
【図3】第1実施例と比較例との噴霧粒径に対する微粒
化に要する空気量との関係を示す線図。
【図4】第1実施例と比較例の空気流量と噴霧速度の関
係を示す線図。
【図5】第1実施例に用いる空気供給ポンプの使用条件
を示す図。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部断面図。
【図7】本発明の第3実施例を示す要部断面図。
【図8】本発明の第4実施例を示す要部断面図。
【図9】本発明の第5実施例を示す要部断面図。
【図10】本発明の第6実施例に用いる空気旋回子の平
面図。
【図11】図10のA−A断面図。
【図12】本発明の第7実施例を示す要部断面図。
【図13】本発明の第8実施例を示す要部断面図。
【図14】本発明の第9実施例を示す要部断面図。
【図15】本発明の第10実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図16】旋回噴射燃料の粒径分布を示す説明図。
【図17】本発明の第11実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図18】本発明の第12実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図19】本発明の第13実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図20】本発明の際14実施例を示す要部断面図。
【図21】本発明の第15実施例を示す要部断面図。
【図22】本発明の第16実施例を示す要部断面図。
【図23】本発明の第17実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図24】本発明の第18実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図25】本発明の第19実施例を示す要部断面図。
【図26】第19実施例に用いる燃料分岐部材の平面
図。
【図27】第19実施例の動作状態を示す説明図。
【図28】本発明の第20実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図29】本発明の第21実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【図30】本発明の第22実施例で、(a)が要部断面
図、(b)が下面図。
【符号の説明】
1…燃料噴射弁、2…ノズルボディ、2A…空気ノズ
ル、5…燃料ノズル、5−1,5−2…複数の孔(分岐
ノズル)、6A…燃料通路、7…燃料分岐用の部材、8
…弁体、21…薄板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 宣茂 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 藤枝 護 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁的に駆動される弁体と、 前記弁体によって開閉される燃料通路と、 前記燃料通路の下流に形成された燃料ノズルと、 複数の孔を備え、前記燃料ノズルの下流に配設された薄
    板と、 前記薄板を通して噴射される燃料に衝突させる空気を導
    入する複数の空気ノズルと、 前記空気ノズルの下流に配置されて燃料を複数に分岐す
    る部材と、を有することを特徴とする電磁燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 前記燃料通路の上流に燃料を旋回させる
    手段を有する請求項1記載の電磁燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記燃料ノズルの軸心と直角な断面で見
    たとき、前記複数の空気ノズルが前記燃料ノズルの中心
    に交わらない角度で配置されている請求項1記載の電磁
    燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 前記燃料通路の上流に燃料を旋回させる
    手段を有し、前記燃料ノズルの軸心と直角な断面で見た
    とき、前記複数の空気ノズルが前記燃料ノズルの中心に
    交わらない角度で配置されている請求項1記載の電磁燃
    料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記薄板は、その厚みが0.2mm以下
    の薄板である請求項1ないし4のいずれか1項記載の電
    磁燃料噴射弁。
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