JP2000038326A - シャンプー組成物 - Google Patents

シャンプー組成物

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JP2000038326A
JP2000038326A JP10205317A JP20531798A JP2000038326A JP 2000038326 A JP2000038326 A JP 2000038326A JP 10205317 A JP10205317 A JP 10205317A JP 20531798 A JP20531798 A JP 20531798A JP 2000038326 A JP2000038326 A JP 2000038326A
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Japan
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shampoo composition
rinsing
washing
finger
betaine
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JP10205317A
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English (en)
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Takashi Matsuo
貴史 松尾
Shunsuke Watanabe
俊輔 渡辺
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)両性高分子電解質、及び(B)カ
ルボキシル基を有するアニオン性界面活性剤を含有し、
pH3.5〜5.8であるシャンプー組成物。 【効果】 泡立ちが良く、洗髪中及び濯ぎ始めの指通り
が滑らかで、しかも洗い上がり後にさっぱり感が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、泡立ちが良く、洗
髪中及び濯ぎ始めの指通りが滑らかで、しかも洗い上が
り後にさっぱり感が得られるシャンプー組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シャンプー組成物には、泡性能ととも
に、毛髪損傷防止等の点から洗髪中及び濯ぎ時の指通り
性も要求される。通常、シャンプー組成物には、濯ぎ時
の指通り性向上のために、カチオン性高分子電解質が配
合され、アニオン性界面活性剤と組合わせることによ
り、その複合体が形成し、毛髪表面に吸着して、指通り
が滑らかとなる。しかし、洗い上がりのさっぱり感に欠
け、乾燥時にはべたつき感がある。更に、その複合体で
毛髪表面がコートされるため、リンス剤やトリートメン
ト剤等の毛髪化粧料の感触改善効果も発現されにくい。
一方、カチオン性高分子電解質を含有しないシャンプー
では、シャンプー使用時の指通りは極めて悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、泡立
ちが良く、洗髪中及び濯ぎ始めの指通りが滑らかで、洗
い上がり後のさっぱり感に優れたシャンプー組成物を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、両性高分
子電解質とカルボキシル基を有するアニオン性界面活性
剤とを組合わせた特定pHのシャンプー組成物が、泡立ち
が良く、洗髪中及び濯ぎ始めの指通りが滑らかで、しか
も洗い上がり後のさっぱり感に優れることを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、(A)両性高分子電
解質、及び(B)カルボキシル基を有するアニオン性界
面活性剤を含有し、pH3.5〜5.8であるシャンプー
組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いる成分(A)の両性
高分子電解質としては、例えばアクリル酸とジアルキル
ジアリルアンモニウム塩との共重合体、アクリル酸とア
クリルアミドとジアルキルジアリルアンモニウム塩との
共重合体等が挙げられる。
【0007】具体的には、次式で表わされる構成単位
(1)と構成単位(2)を有する二元共重合体、構成単
位(1)及び(2)と構成単位(3)を有する三元共重
合体等が挙げられる。
【0008】
【化1】
【0009】(式中、R1 及びR2 は炭素数1〜5、好
ましくは1〜3のアルキル基を示し、X-は陰イオンを
示す)
【0010】また、このような共重合体としては、例え
ばマーコート280、295、3330(以上、Calgon
社製)等の市販品を使用できる。成分(A)としては、
特にアクリル酸とジアルキルジアリルアンモニウム塩と
の共重合体が好ましい。
【0011】成分(A)の両性高分子電解質は、1種以
上を用いることができ、全組成中に0.01〜10重量
%、特に0.1〜5重量%、更に0.3〜2重量%配合
するのが、液性及び感触改善効果の点で好ましい。
【0012】本発明で用いる成分(B)のアニオン性界
面活性剤は、カルボキシル基を有することが必要であ
る。これ以外のものでは濯ぎ時の指通りが悪くなる。具
体的には、例えばN−アシルグルタミン酸塩、N−アシ
ル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩等のN−ア
シルアミノ酸塩;アルキルスルホコハク酸塩、アルキル
アミドスルホコハク酸塩、アルキルポリエーテルスルホ
コハク酸塩等のスルホコハク酸系界面活性剤;(アミ
ド)エーテルカルボン酸型界面活性剤などが挙げられ
る。これらのうち、N−アシルアミノ酸塩、特にN−ア
シルグルタミン酸塩、アルキルポリエーテルスルホコハ
ク酸塩が好ましい。
【0013】成分(B)のアニオン性界面活性剤は、1
種以上を用いることができ、全組成中に0.1〜20重
量%、特に0.5〜15重量%、更に0.5〜10重量
%配合するのが、泡性能、濯ぎ時の指通りの点で好まし
い。
【0014】本発明のシャンプー組成物には、更に
(C)ベタイン型界面活性剤を配合でき、液性調整、感
触改善効果の点で好ましい。かかるベタイン型界面活性
剤としては、通常のシャンプー組成物に用いられるもの
であれば特に制限されず、例えばカルボベタイン型、ア
ミドベタイン型、スルホベタイン型、アミドスルホベタ
イン型、イミダゾリニウムベタイン型、ホスホベタイン
型等が挙げられ、具体的には、脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルヒドロキシスルホ
ベタイン等が挙げられる。
【0015】これらのうち、脂肪酸アミドプロピルベタ
イン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、特にラウリン
酸アミドプロピルベタインが好ましい。
【0016】ベタイン型界面活性剤は、1種以上を用い
ることができ、全組成中に0.01〜20重量%、特に
0.3〜10重量%配合するのが、特に濯ぎ時の指通り
改善効果の点で好ましい。また、ベタイン型界面活性剤
は、全界面活性剤中の25〜45重量%の範囲で配合す
るのが好ましい。
【0017】本発明のシャンプー組成物には、更に通常
のシャンプー組成物に用いられる成分、例えば前記以外
の界面活性剤、シリコーン誘導体、カチオン性ポリマ
ー、保湿剤、粘度調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、抗菌剤、防腐剤等を、本発明の効果を損な
わない範囲で適宜配合できる。
【0018】本発明のシャンプー組成物は、常法により
製造でき、pH3.5〜5.8、好ましくはpH5〜5.8
に調整される。pH5.8を超えると、洗髪時及び濯ぎ始
めに滑らかな指通りが得られず、pH3.5未満では泡立
ちが悪くなる。また、本発明のシャンプー組成物は、固
形状、粉末状、クリーム状、液状等通常用いられる剤型
とすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明のシャンプー組成物は、泡立ちが
良く、洗髪中及び濯ぎ始めの指通りが滑らかで、しかも
洗い上がり後に優れたさっぱり感が得られる。
【0020】
【実施例】実施例1 表1に示す組成のシャンプー組成物を常法により製造し
た。pHの調整はクエン酸により行った。得られたシャン
プー組成物について、専門パネラー10名によりこれを
使用してシャンプーしたときの泡立ち、洗髪中の指通
り、濯ぎ始めの指通り及び洗い上がり後のさっぱり感を
官能評価し、以下の基準で判定した。結果を表1に併せ
て示す。
【0021】(評価方法) (1)泡立ち: ◎;8名以上が泡立ちが良いと評価した。 ○;6〜7名が泡立ちが良いと評価した。 △;4〜5名が泡立ちが良いと評価した。 ×;3名以下が泡立ちが良いと評価した。
【0022】(2)洗髪中、濯ぎ始めの指通り: ◎;8名以上が滑らかな指通りであると評価した。 ○;6〜7名が滑らかな指通りであると評価した。 △;4〜5名が滑らかな指通りであると評価した。 ×;3名以下が滑らかな指通りであると評価した。
【0023】(3)洗い上がり後のさっぱり感: ◎;8名以上がさっぱりすると評価した。 ○;6〜7名がさっぱりすると評価した。 △;4〜5名がさっぱりすると評価した。 ×;3名以下がさっぱりすると評価した。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2〜10 表2及び表3に示す組成のシャンプー組成物を常法によ
り製造した。得られたシャンプー組成物はいずれも、泡
立ちに優れ、洗髪中及び濯ぎ始めの指通りが滑らかで、
洗い上がり後にさっぱり感が得られるものであった。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AC182 AC562 AC642 AC662 AC692 AC711 AC712 AC782 AC792 AC902 AD071 AD072 AD091 AD092 AD112 AD131 AD212 BB05 CC38 DD23 DD31 EE06 EE07 4H003 AB09 AB31 AD04 AE05 BA01 BA09 BA12 BA15 DA02 EB28 EB30 ED02 FA18 FA21 FA23 FA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)両性高分子電解質、及び(B)カ
    ルボキシル基を有するアニオン性界面活性剤を含有し、
    pH3.5〜5.8であるシャンプー組成物。
  2. 【請求項2】 (A)両性高分子電解質が、アクリル酸
    とジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重合体であ
    る請求項1記載のシャンプー組成物。
  3. 【請求項3】 更に、(C)ベタイン型界面活性剤を含
    有する請求項1又は2記載のシャンプー組成物。
  4. 【請求項4】 (C)ベタイン型界面活性剤を、全界面
    活性剤中の25〜45重量%含有する請求項3記載のシ
    ャンプー組成物。
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JP2012513449A (ja) * 2008-12-23 2012-06-14 ピエール、ファブレ、デルモ‐コスメティーク ローカストビーンガム加水分解物を含む化粧用組成物

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Effective date: 20031204

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