JP2000037642A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2000037642A
JP2000037642A JP10239410A JP23941098A JP2000037642A JP 2000037642 A JP2000037642 A JP 2000037642A JP 10239410 A JP10239410 A JP 10239410A JP 23941098 A JP23941098 A JP 23941098A JP 2000037642 A JP2000037642 A JP 2000037642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄力が強く、尚かつ節水が可能なシャワー装
置を提供する。 【解決手段】エゼクタ機構2を一つあるいは複数備え、
シャワー放出面7から吐出口6を囲むように突出した環
状突出部8を設けたシャワー装置であり、環状突出部先
端縁9と被洗浄面12が当接した状態で圧力水を供給す
ると、吐出された気液混合流体16の直撃による打撃力
と、渦流による撹拌力、更には混入した気泡分解時に発
生する超音波振動が加わり、強力な洗浄力が被洗浄面1
2に作用する。また、気泡混入による実水量の減少と、
強力な洗浄力による洗浄時間の短縮により、実使用水量
の大幅な節約も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄力が強く、尚かつ
節水が可能なシャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シャワー装置は、家庭においては浴室で
の浴用あるいは洗車等に使用される他、工場などにおけ
る洗浄用シャワー装置など幅広く使用されている。
【0003】従来のシャワー装置は、図11に示すよう
に、シャワー本体51に備えたシャワー放出面52に小
径で多数の圧力水噴射孔53を設け、ここから噴出した
多数の糸状水流54を被洗浄面12に衝突させる事で、
付着した汚れを剥離あるいは溶解して洗浄している。
【0004】従って、洗浄力の大部分は糸状水流54の
打撃力と水量に依存し、十分な洗浄力を得るにはより高
圧大流量の圧力水を必要とすることとなり、節水の効果
は期待できない。
【0005】また近年、図12に示すように、シャワー
本体61内にエゼクタ装置62を設け、供給される圧力
水に気泡を混入させて圧力水噴射孔63から糸状気液混
合水流64を放出するタイプも提案されている。しかし
ながらこの種の装置は、気泡混入により見かけの水量を
増加させることで噴出力の増加を図ったものであり、打
撃力の向上は見込めるものの、実水量の減少による洗浄
力の低下は避け難く、専ら節水を目的とするものであ
る。
【0006】以上のような状況から、強力な洗浄力と節
水を兼ね備えたシャワー装置が実在しないのが現状であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シャワー装
置以外の洗浄装置を考えた場合、装置の規模は大きい
が、強力な洗浄力を備えたものが存在する。
【0008】その例を図13により説明する。71は被
洗浄物を入れる洗浄漕、72は洗浄漕内に向けて気液混
合流体を噴射するエゼクタ装置であり、このエゼクタ装
置72は、噴射ノズル73と空気吸入部74を介して配
設された気液混合管75及びその吐出口76から構成さ
れている。また、77は圧力水供給ポンプ、78は貯留
された洗浄水、79は果物等の被洗浄物である。
【0009】上記構成における洗浄装置は、圧力水供給
ポンプ77により供給された圧力水を噴射ノズル73に
より高速度で空気吸入部74に噴射し、高速水流表面と
の間に発生する負圧力と摩擦力により周囲の空気を引き
ずりながら巻き込み、気液混合管75内で混合した後に
吐出口76から洗浄漕71内に吐出する。
【0010】吐出された気液混合流体は、その吐出力で
被洗浄物79に打撃力を加えると共に、混入された気泡
が分解するときに発生する超音波振動により、付着した
汚れを強力に剥離あるいは溶解することが可能である。
【0011】即ち、従来のシャワー装置における洗浄力
の主要因である流水の打撃力と水量に加え、混入気泡の
分解時に発生する超音波振動という第3の力を付加する
ことにより、強力な洗浄力を発揮できることを証明して
いる。
【0012】そこで本発明は以上のような状況に鑑み、
その目的とするところは、シャワー装置に前記超音波振
動を付加することで、洗浄力が強く尚かつ節水が可能な
シャワー装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に本発明の第一の構成は、供給された圧力水を噴出する
噴射ノズルと、前記噴射ノズルと空気吸入部を介して配
設された気液混合管から成るエゼクタ機構を一つもしく
は複数備え、前記気液混合管の吐出口をシャワー放出面
に開口したシャワー本体において、前記シャワー放出面
から前記吐出口を囲むように突出した環状突出部を備
え、該環状突出部の先端縁が、前記吐出口先端よりも更
に突出しているよう構成したものである。
【0014】また第二の構成は、第一の構成において、
前記環状突出部に吐出された気液混合流体を排出する通
路を設けたものである。
【0015】第三の構成は、前記第一あるいは前記第二
の構成において、前記環状突出部をスポンジ等の透水性
材料で構成したものである。
【0016】更に第四の構成は、前記第一あるいは前記
第二の構成において、前記環状突出部を密生したブラシ
状に構成したものである。
【0017】また第五の構成は、前記第一から第四の構
成において、前記シャワー放出面に小径の圧力水噴射孔
を設け、該圧力水噴射孔と前記噴射ノズルの両方に圧力
水を供給するよう構成したものである。
【0018】最後に第六の構成は、前記第五の構成にお
いて、前記シャワー本体内に圧力水供給経路切り替え機
構を設け、前記噴射ノズルと前記圧力水噴射孔の両方あ
るいはいずれかに、圧力水供給経路を切り替え自在に構
成したものである。
【0019】
【作用】前記第一の構成において、環状突出部先端縁を
被洗浄面に当接させた状態で圧力水を供給すると、噴射
ノズルから空気吸入部に高速度で噴射された水流は、周
囲の空気を引きずりながら巻き込み、気液混合管内で混
合された後、吐出口より吐出する。
【0020】このとき、被洗浄面と環状突出部内壁及び
シャワー放出面からなる空間が疑似洗浄槽となり、この
中に吐出された気液混合流体が渦巻きながら滞留し、そ
の後環状突出部先端縁と被洗浄面との当接部の隙間を通
って排出される。
【0021】従って、疑似洗浄槽の底面を形成する被洗
浄面に対しては、吐出口から吐出された気液混合流体の
直撃による打撃力と、疑似洗浄槽内の強力な渦流による
撹拌力、更には混入した気泡が分解するときに発生する
超音波振動が加わり、強力な洗浄力となって作用する。
また、気泡混入による実水量の減少と、強力な洗浄力に
よる洗浄時間の短縮により、実使用水量の大幅な節約が
可能となる。
【0022】前記第二の構成とすれば、前記第一の構成
による作用に加え、洗浄作業を終えて汚れ成分を剥離あ
るいは溶解した吐出水を排出する、位置及び排水方向を
任意に設定できるため、排水経路の限定が可能となり、
使い勝手が向上する。
【0023】前記第三あるいは前記第四の構成とすれ
ば、前記第一の構成による作用に加え、環状突出部外壁
面から排水しつつ環状突出部先端縁により擦りながら被
洗浄面を洗浄することができ、より一層の洗浄効果が期
待できる。
【0024】前記第五の構成とすれば、前記第一の構成
による作用に加え、従来のシャワー装置と本発明による
シャワー装置の機能を同時に発揮できることから、従来
のシャワー装置になれた使用者にも違和感無く使用でき
る。
【0025】最後に前記第六の構成とすれば、従来のシ
ャワー装置と本発明によるシャワー装置の機能を、同時
あるいは適宜切り替えて使用できることから、使用者の
使い勝手と利便性が更に向上する。
【0026】
【実施例】本発明の第1の実施例を以下に説明する。図
1において、1はシャワー本体、2はエゼクタ機構、3
は噴射ノズル、4は空気吸入部、5は気液混合管であ
る。ここで、気液混合管5の内径は噴射ノズル3のノズ
ル径よりも大径とし、空気吸入部4を介してほぼ同軸に
配設される。
【0027】また、6は吐出口、7はシャワー放出面で
あり、吐出口6はシャワー放出面7に開口している。8
は環状突出部であり、シャワー放出面7から吐出口6を
囲むように突出している。
【0028】そして、9は環状突出部先端縁であり、吐
出口6よりも更に突出している。10は空気吸入孔、1
1は噴射ノズル支持板、12は被洗浄面である。
【0029】以上のような構成において圧力水を供給し
た場合、図2に示すように噴射ノズル3により空気吸入
部4に噴射された水流は、これよりも内径の大きい気液
混合管5を素通りし、気泡を含まない糸状水流13とな
って吐出されることから、従来のシャワー装置よりは太
く本数も少ないながら、従来シャワー装置とほぼ同様に
使用できる。
【0030】この状態からシャワー本体1を被洗浄面1
2に近づけ、環状突出部先端縁9を被洗浄面12に当接
させることで、図3に示すように吐出された糸状水流1
3は、被洗浄面12と環状突出部8の内壁及びシャワー
放出面7によって形成された疑似洗浄槽14内に貯留し
始め、この貯留水面15が吐出口6を塞ぐ位置に到達し
た時点から気液の混合が始まり、図4に示すように一瞬
にして疑似洗浄槽14内全体に気液混合流体16が強力
な渦流となって発生する。
【0031】これにより、疑似洗浄槽14の底面を形成
する被洗浄面12に対しては、吐出口6から吐出された
気液混合流体16の直撃による打撃力と、強力な渦流に
よる撹拌力、更には混入した気泡が分解するときに発生
する超音波振動が加わり、強力な洗浄力となって作用す
る。
【0032】この後、疑似洗浄漕14内に一時滞留した
気液混合流体16は、剥離あるいは溶解した汚れ成分と
共に、環状突出部先端縁9と被洗浄面12との当接部の
隙間を通って排出される。
【0033】この際、環状突出部先端縁9がシリコンゴ
ム等の弾性材料で形成されていれば、気液混合流体16
の吐出圧力により被洗浄面12との隙間を適当に押し開
いて排出することができ、好都合である。
【0034】また、環状突出部8を着脱自在に構成する
ことで、被洗浄物により環状突出部8を取り替えて使用
することが可能となり、利便性が向上する。
【0035】加えて、空気吸入孔10にオゾンあるいは
洗剤または研磨剤等を供給することで、更なる洗浄力の
向上が期待できる。
【0036】ここで、一瞬にして気液混合が開始される
機構に関して説明を加える。一般に、高速水流を大気中
に噴射した場合、この高速水流表面と大気の間に負圧力
が発生するが、環状突出部先端縁9と被洗浄面12が十
分に離れた状態では、吐出口6と大気とが連通し、気液
混合管5内の負圧力が解放されて空気と水流が分離して
しまい、従来のシャワー装置と同様の糸状水流13とし
て吐出される。
【0037】一方、環状突出部先端縁9と被洗浄面12
を当接させることで、吐出された糸状水流13が貯留し
始め、この貯留水面15が吐出口6を塞ぐ位置まで到達
した時点で大気と吐出口6との連通が絶たれ、気液混合
管5内に一瞬にして大きな負圧力が発生する。
【0038】この負圧力により水流は微細な粒子に分断
され、この微粒子同志の空隙に空気を吸引することで気
液混合流体16となって吐出する。
【0039】当然のことながら、この状態から徐々に環
状突出部先端縁9と被洗浄面12との距離を空けた場
合、滞留水の水面が吐出口6の閉塞を解放した時点にお
いて気液の混合は停止し、糸状水流に変貌する。
【0040】次に本発明の第2の実施例を以下に説明す
る。図5において、17は排出通路であり、洗浄作業を
終えて汚れ成分を剥離あるいは溶解した吐出水を排出す
る、位置及び排水方向を任意に設定できるため、排水経
路の限定が可能となり、使い勝手が向上する。
【0041】因みに、図6の様な排出経路も設定可能で
ある他、単なる外気連通穴を開けるだけでも、同様の効
果を発揮できる。
【0042】次に本発明の第3の実施例を以下に説明す
る。図7において、18はスポンジ等の透水性材料で形
成された環状突出部であり、この透水性材料を通して排
水が可能なように構成されている。従って、透水性環状
突出部18外壁面から排水しながら環状突出部先端縁9
により被洗浄面12を擦ることが可能であり、より一層
の洗浄効果が期待でき、浴用や洗顔用或いは洗車用シャ
ワー装置などに好適である。
【0043】次に本発明の第4の実施例を以下に説明す
る。図8において、19は密生したブラシ状に形成され
た環状突出部であり、前記第3の実施例と同様にブラシ
状環状突出部19外壁面から排水しながら環状突出部先
端縁9により被洗浄面12を擦ることが可能であり、こ
の構成でも、より一層の洗浄効果が期待でき、やはり洗
車用シャワー装置やジェット水流式の口腔洗浄用歯ブラ
シなどに好適である。
【0044】更に本発明の第5の実施例を以下に説明す
る。図9において、20は小径の圧力水噴射孔であり、
シャワー放出面7に吐出口6と共に開口されている。ま
た21は空気吸入管であり、一端を空気吸入部4、他端
を外気に開口している。以上の構成から、エゼクタ機構
2の噴射ノズル3と圧力水噴射孔20の両方に圧力水が
供給され、シャワー放出面7からは、気液混合流体16
と糸状水流13が疑似洗浄漕14内に吐出される。
【0045】この状態から環状突出部先端縁9と被洗浄
面12との距離を空けた場合、気液混合管5から吐出さ
れていた気液混合流体16は糸状水流に変貌し、圧力水
噴射孔20から噴出している糸状水流13に紛れるた
め、従来のシャワー装置になれた使用者にも違和感無く
使用できる。
【0046】最後に本発明の第6の実施例を以下に説明
する。図10において、22は圧力水供給経路切り替え
機構であり、切り替え機構の一例としてボール弁23に
よる例を記載している。
【0047】図中のボール弁23の位置では、圧力水は
エゼクタ機構2の噴射ノズル3のみに供給されるため、
疑似洗浄漕14内には気液混合流体16のみが吐出され
る。一方、ボール弁23を図中Aの位置に移動させた場
合は、圧力水噴射孔20のみに供給されることとなり、
従来のシャワー装置として使用できる。また、ボール弁
23を図中Bの位置に移動させた場合、圧力水はエゼク
タ機構2の噴射ノズル3と圧力水噴射孔20の両方に供
給されることとなり、前記第5の実施例と同じ状態とな
る。このため、使用者の好みにより従来のシャワー装置
と本発明のシャワー装置の機能を適宜切り替えることが
可能となり、使い勝手と利便性が向上する。
【0048】なお、本明細書には主に家庭で使用される
シャワー装置に関して説明しているが、工場等で使用さ
れる産業用のシャワー装置に対しても応用できることは
言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上に説明した通り本発明のシャワー装
置によれば、環状突出部先端縁を被洗浄面に当接させた
状態で圧力水を供給することで、被洗浄面と環状突出部
内壁及びシャワー放出面からなる空間が疑似洗浄槽とな
り、この中に吐出された気液混合流体が渦巻きながら滞
留する。
【0050】このため、疑似洗浄槽の底面を形成する被
洗浄面に対しては、吐出口から吐出された気液混合流体
の直撃による打撃力と、疑似洗浄槽内の強力な渦流によ
る撹拌力、更には混入した気泡が分解するときに発生す
る超音波振動が加わり、強力な洗浄力を発生させること
ができる。
【0051】しかも、気泡混入による実水量の減少と、
強力な洗浄力による洗浄時間の短縮により、実使用水量
の大幅な節約が可能となる。
【0052】また、環状突出部に排水通路を設けたこと
で、強力な洗浄力と節水に加え、洗浄作業を終えて汚れ
成分を剥離あるいは溶解した吐出水を排出する、位置及
び排水方向を任意に設定できるため、排水経路の限定が
可能となり、使い勝手が向上する。
【0053】更に、環状突出部をスポンジ等の透水性材
料あるいは密生したブラシ状に構成することで、強力な
洗浄力と節水に加え、環状突出部外壁面から排水しつつ
環状突出部先端縁により擦りながら被洗浄面を洗浄する
ことができ、より一層の洗浄効果が期待できる。
【0054】また、シャワー放出面に小径の圧力水噴射
孔を設け、この圧力水噴射孔とエゼクタ装置の噴射ノズ
ルの両方に圧力水を供給することで、従来のシャワー装
置と本発明のシャワー装置の機能を同時に発揮できるこ
とから、従来のシャワー装置になれた使用者にも違和感
無く使用できる。
【0055】最後に、シャワー本体内に圧力水供給経路
切り替え機構を設け、エゼクタ装置の噴射ノズルと圧力
水噴射孔の両方あるいはいずれかに、圧力水供給経路を
切り替え自在にしたことで、従来のシャワー装置と本発
明によるシャワー装置の機能を同時あるいは適宜切り替
えて使用できることから、使用者の使い勝手と利便性が
更に向上する。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1実施例における構造を説明する
断面図である。
【図2】本発明第1実施例において、圧力水を供給した
場合の断面図である。
【図3】本発明第1実施例において、環状突出部先端縁
を被洗浄面に当接させた状態で圧力水を供給した場合の
断面図である。
【図4】本発明第1実施例において、疑似洗浄漕内に気
液混合流体が発生した状態の断面図である。
【図5】本発明の、第2実施例における構造を説明する
断面図である。
【図6】本発明の第2実施例において、応用例の構造を
説明する断面図である。
【図7】本発明の、第3実施例における構造を説明する
断面図である。
【図8】本発明の、第4実施例における構造を説明する
断面図である。
【図9】本発明の、第5実施例における構造を説明する
断面図である。
【図10】本発明の、第6実施例における構造を説明す
る断面図である。
【図11】従来のシャワー装置の構造例を説明する断面
図である。
【図12】従来のシャワー装置の、別の構造例を説明す
る断面図である。
【図13】参考とする、大規模洗浄装置の構造を説明す
る断面図である。
【符号の説明】
1 シャワー本体 2 エゼクタ機構 3 噴射ノズル 4 空気吸入部 5 気液混合管 6 吐出口 7 シャワー放出面 8 環状突出部 9 環状突出部先端縁 10 空気吸入孔 11 噴射ノズル支持板 12 被洗浄面 13 糸状水流 14 疑似洗浄漕 15 貯留水面 16 気液混合流体 17 排水通路 18 透水性環状突出部 19 ブラシ状環状突出部 20 圧力水噴射孔 21 空気吸入管 22 圧力水供給経路切り替え機構 23 ボール弁 51 シャワー本体 52 シャワー放出面 53 圧力水噴射孔 54 糸状水流 61 シャワー本体 62 エゼクタ装置 63 圧力水噴射孔 64 糸状気液混合水流 71 洗浄漕 72 エゼクタ装置 73 噴射ノズル 74 空気吸入部 75 気液混合管 76 吐出口 77 圧力水供給ポンプ 78 洗浄水 79 被洗浄物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月7日(1999.7.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また近年、図12に示すように、シャワー
本体61内にベンチュリー装置62を設け、供給される
圧力水に気泡を混入させて圧力水噴射孔63から糸状気
液混合水流64を放出するタイプも提案されている。し
かしながらこの種の装置は、気泡混入により見かけの水
量を増加させることで噴出力の増加を図ったものであ
り、打撃力の向上は見込めるものの、実水量の減少によ
る洗浄力の低下は避け難く、専ら節水を目的とするもの
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】その例を図13により説明する。71は被
洗浄物を入れる洗浄、72は洗浄内に向けて気液混
合流体を噴射するエゼクタ装置であり、このエゼクタ装
置72は、噴射ノズル73と空気吸入部74を介して配
設された気液混合管75及びその吐出口76から構成さ
れている。また、77は圧力水供給ポンプ、78は貯留
された洗浄水、79は果物等の被洗浄物である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記構成における洗浄装置は、圧力水供給
ポンプ77により供給された圧力水を噴射ノズル73に
より高速度で空気吸入部74に噴射し、高速水流表面と
の間に発生する負圧力と摩擦力により周囲の空気を引き
ずりながら巻き込み、気液混合管75内で混合した後に
吐出口76から洗浄71内に吐出する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】最後に第六の構成は、前記第五の構成にお
いて、前記シャワー本体内に圧力水供給経路切り替え機
構を設け、前記噴射ノズルと前記圧力水噴射孔の両方あ
るいはいずれかに、圧力水供給経路を切り替え自在に
通するように構成したものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この後、擬似洗浄14内に一時滞留した
気液混合流体16は、剥離あるいは溶解した汚れ成分と
共に、環状突出部先端縁9と被洗浄面12との当接部の
隙間を通って排出される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】次に本発明の第2の実施例を以下に説明す
る。図5において、17は排通路であり、洗浄作業を
終えて汚れ成分を剥離あるいは溶解した吐出水を排出す
る、位置及び排水方向を任意に設定できるため、排水経
路の限定が可能となり、使い勝手が向上する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】因みに、図6の様な排水通路も設定可能で
ある他、単なる外気連通穴を開けるだけでも、同様の効
果を発揮できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】更に本発明の第5の実施例を以下に説明す
る。図9において、20は小径の圧力水噴射孔であり、
シャワー放出面7に吐出口6と共に開口されている。ま
た21は空気吸入管であり、一端を空気吸入部4、他端
を外気に開口している。以上の構成から、エゼクタ機構
2の噴射ノズル3と圧力水噴射孔20の両方に圧力水が
供給され、シャワー放出面7からは、気液混合流体16
と糸状水流13が擬似洗浄14内に吐出される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】図中のボール弁23の位置では、圧力水は
エゼクタ機構2の噴射ノズル3のみに供給されるため、
擬似洗浄14内には気液混合流体16のみが吐出され
る。一方、ボール弁23を図中Aの位置に移動させた場
合は、圧力水噴出孔20のみに供給されることとなり、
従来のシャワー装置として使用できる。また、ボール弁
23を図中Bの位置に移動させた場合、圧力水はエゼク
タ機構2の噴射ノズル3と圧力水噴射孔20の両方に供
給されることとなり、前記第5の実施例と同じ状態とな
る。このため、使用者の好みにより従来のシャワー装置
と本発明のシャワー装置の機能を適宜切り替えることが
可能となり、使い勝手と利便性が向上する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】最後に、シャワー本体内に圧力水供給経路
切り替え機構を設け、エゼクタ装置の噴射ノズルと圧力
水噴射孔の両方あるいはいずれかに、圧力水供給経路を
切り替え自在に連通したことで、従来のシャワー装置と
本発明によるシャワー装置の機能を同時あるいは適宜切
り替えて使用できることから、使用者の使い勝手と利便
性が更に向上する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】本発明第1実施例において、擬似洗浄内に気
液混合流体が発生した状態の断面図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 シャワー本体 2 エゼクタ機構 3 噴射ノズル 4 空気吸入部 5 気液混合管 6 吐出口 7 シャワー放出面 8 環状突出部 9 環状突出部先端縁 10 空気吸入孔 11 噴射ノズル支持板 12 被洗浄面 13 糸状水流 14 擬似洗浄 15 貯留水面 16 気液混合流体 17 排水通路 18 透水性環状突出部 19 ブラシ状環状突出部 20 圧力水噴射孔 21 空気吸入管 22 圧力水供給経路切り替え機構 23 ボール弁 51 シャワー本体 52 シャワー放出面 53 圧力水噴射孔 54 糸状水流 61 シャワー本体 62 ベンチュリー装置 63 圧力水噴射孔 64 糸状気液混合水流 71 洗浄 72 エゼクタ装置 73 噴射ノズル 74 空気吸入部 75 気液混合管 76 吐出口 77 圧力水供給ポンプ 78 洗浄水 79 被洗浄物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給された圧力水を噴出する噴射ノズル
    と、前記噴射ノズルと空気吸入部を介して配設された気
    液混合管から成るエゼクタ機構を一つもしくは複数備
    え、前記気液混合管の吐出口をシャワー放出面に開口し
    たシャワー本体において、前記シャワー放出面から前記
    吐出口を囲むように突出した環状突出部を備え、該環状
    突出部の先端縁が前記吐出口先端よりも更に突出してい
    ることを特徴とするシャワー装置
  2. 【請求項2】前記環状突出部に、吐出された気液混合流
    体を排出する通路を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のシャワー装置
  3. 【請求項3】前記環状突出部を、スポンジ等の透水性材
    料で構成したことを特徴とする請求項1あるいは2記載
    のシャワー装置
  4. 【請求項4】前記環状突出部を、密生したブラシ状に構
    成したことを特徴とする請求項1あるいは2記載のシャ
    ワー装置
  5. 【請求項5】前記シャワー放出面に小径の圧力水噴射孔
    を設け、該圧力水噴射孔と前記噴射ノズルの両方に圧力
    水を供給することを特徴とする請求項1から4記載のシ
    ャワー装置
  6. 【請求項6】前記シャワー本体内に圧力水供給経路切り
    替え機構を設け、前記噴射ノズルと前記圧力水噴射孔の
    両方あるいはいずれかに、圧力水供給経路を切り替え自
    在にしたことを特徴とする請求項5記載のシャワー装置
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