JP2000033195A - 布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装置 - Google Patents

布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装置

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JP2000033195A
JP2000033195A JP10203167A JP20316798A JP2000033195A JP 2000033195 A JP2000033195 A JP 2000033195A JP 10203167 A JP10203167 A JP 10203167A JP 20316798 A JP20316798 A JP 20316798A JP 2000033195 A JP2000033195 A JP 2000033195A
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tape
cloth
edge tape
cloth edge
guide
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Osamu Kawano
治 川野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫い目と布縁テープ52の外縁部52d、5
2eとの距離を常時所定長さLに調整・維持することが
困難であった。 【解決手段】 ブラケット14と、両外縁部52d、5
2eをそれぞれガイドするガイド板16、17と、布縁
テープ52の折り曲げ底部52c及び厚布51の端部5
1aをガイドするガイド板15とを含んでガイド手段1
3を構成し、ガイド板15〜17をそれぞれ別体に形成
すると共に、ガイド板15〜17をブラケット14に取
り付け位置調整可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布縁テープ巻縫機用
テープ折り曲げ装置に関し、より詳細には、例えば地組
織を網物とした毛布のように伸縮性が大きく、かつ厚手
の布の外縁に布縁テープを巻き付け・縫着する際に用い
られる布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のこの種布縁テープ巻縫機用
テープ折り曲げ装置(以下、単にテープ折り曲げ装置と
記す)を概略的に示した斜視図である。図7は従来のテ
ープ折り曲げ装置と、これが組み込まれた布縁テープ巻
縫機の主要部とを示した概略図であり、(a)は側面断
面図、(b)は(a)におけるB−B線断面図である。
また図8は従来のテープ折り曲げ装置を使用した場合
の、布縁テープが二つに折り曲げられて厚布に縫着され
る状態を摸式的に示した斜視図である。
【0003】側面視略中空U字形をした筒体61は外壁
61b、内壁61c、接続縁部61d等を含んで構成さ
れ、筒体61の一端部には挿入口61eが形成され、そ
の他端部には切り欠き部62aが形成されており、筒体
61の形状は挿入口61b側より切り欠き部62a側へ
いくにしたがって扁平形状からしだいにU字形状へと変
化している。この筒体61が折り曲げ手段となってい
る。切り欠き部62aは筒体61の他端部を図中矢印D
−E(前後)方向軸に対して略45°の角度をもって切
り欠かくことにより形成されており、切り欠き部62a
の内壁後端部62bからは正面視略横U字形状をした反
転板62cがD(前)方向に延設されている。これら切
り欠き部62a、反転板62c等を含んで反転手段62
が構成されている。
【0004】反転板62cの前端部には正面視略横U字
形状をしたガイド手段63が一体的に形成されている。
ガイド手段63は2枚の平板状の主ガイド部63b、こ
れら主ガイド部63bを連結する正面視略半円形状をし
た折り曲げ部63a、切り欠き部62a前端部に臨む各
主ガイド部63b端部から正面視略半円形状をした規制
部63cを介して主ガイド部63bに延設された長方形
板形状の副ガイド部63dを含んで構成されている。ガ
イド手段63の折り曲げ部63a外側には正面視略L字
形状をした取り付け手段69の一端部が取り付けられ、
取り付け手段69の他端部側からは溝部69aがK−M
(左右)方向に形成されている。これら筒体61、反転
手段62、ガイド手段63、取り付け手段69等を含ん
でテープ折り曲げ装置60が構成されている。
【0005】また図7に示したように、布縁テープ巻縫
機本体71の所定箇所には開口部71aが形成され、開
口部71a内には針板72が取り付けられ、この針板7
2内には主送り手段73の歯部73aと、補助送り手段
74の歯部74a及び布送り爪部74bとが摺動可能に
配設されている。そして駆動手段(図示せず)を駆動す
ると、送り手段73、74を介して歯部73aと歯部7
4a及び送り爪部74bとが図中矢印F、G方向にそれ
ぞれ駆動されるようになっている。また針板72の上方
には複数個の針75が配設されており、針75は送り手
段73、74の動作に連動して図中矢印H−J(上下)
方向に駆動されるようになっている。また布縁テープ巻
縫機本体71の所定箇所には取り付け手段69を介して
テープ折り曲げ装置60が取り付けられている。これら
テープ折り曲げ装置60、布縁テープ巻縫機本体71、
送り手段73、74、針75等を含んで布縁テープ巻縫
機70が構成されている。
【0006】このように構成された布縁テープ巻縫機7
0を用いる場合、針75と折り曲げ部63aとの距離L
0 (図7(b))を調整しつつ、ボルト69cを介して
テープ折り曲げ装置60を布縁テープ巻縫機本体71に
取り付け・固定する。次に布縁テープ表面部52aを内
壁61cに沿わせつつ、布縁テープ52を挿入口61e
に挿入し、切り欠き部62aより一旦引き出すと、表面
部52aが内側に向いた状態で布縁テープ52が略中央
部分において二つに折り曲げられる。次に反転手段62
において布縁テープ52を約90°の角度で折り曲げ・
反転させた後、ガイド手段63内に通す。すると外縁部
52d、52eの先端位置が規制部63cにより規制さ
れつつ、布縁テープ52が主送り手段73の上方に導か
れる。
【0007】一方、厚布51は例えば2枚の毛布の起毛
面を外側にして重ね合わせたものであり、この端部51
aを布縁テープ52の折り曲げ底部52cに密接させつ
つ、厚布51を反転手段62の後方より主ガイド部63
b間に挿入すると、送り爪部74b及び歯部74aの駆
動(G方向)により、厚布51がD(前)方向へ1縫い
目ずつ自動的に送り出され、ガイド手段63の前端部近
傍において、厚布51の端部51aに布縁テープ52が
巻装される。そして針75がJ−H方向に往復駆動され
ると、厚布51と布縁テープ52とが例えば扁平縫い目
55により縫着された後、歯部73aの駆動(F方向)
により1縫い目ずつ順次D方向へ送り出される。
【0008】ところで従来のテープ折り曲げ装置60を
用いた場合、布縁テープ52の外縁部52d、52eは
編平縫い目55の外方へはみ出しており、この状態で使
用していると、布縁テープ52を構成する繊維が外縁部
52d、52eにおいて解けてくるおそれがあり、また
見栄えも悪いという問題があった。この問題に対処する
ため、布縁テープの外縁部を内側に折り曲げるテープ折
り曲げ装置が開発されている。
【0009】図示しないが、従来のこの種テープ折り曲
げ装置は筒体61の一接続縁部61d(共に図6、図
7)近傍が外側に折り返さた状態になっている。その他
の構成は図6、図7に示したものと略同様であるので、
ここではその構成の詳細な説明は省略することとする。
この装置の場合、図9に示したように布縁テープ53が
折り返し底部53fで内側に折り返され、外縁部53d
が布縁テープ53と厚布51表面部との間に挟み込まれ
た状態で縫着される。
【0010】また図示しないが、従来の別のテープ折り
曲げ装置は筒体61の両接続縁部61d近傍が外側に折
り返さた状態になっている。その他の構成は図6、図7
に示したものと略同様であるので、ここではその構成の
詳細な説明は省略することとする。この装置の場合、図
10に示したように布縁テープ54が折り返し底部54
f、54gで内側に折り返され、外縁部54d、54e
が布縁テープ54と厚布51との間に挟み込まれた状態
で縫着される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したテープ折り曲
げ装置60等を用いて縫製される布縁テープ52〜54
や厚布51は材質、編み方、幅・厚み寸法が種々異なっ
ており、伸縮方向や伸縮率がそれぞれ異なっている。ま
た上記したテープ折り曲げ装置60等においては、送り
手段73、74の構造上、歯部73a、74a、送り爪
部74bを介して布縁テープ52〜54や厚布51を均
一に、かつガイド手段63に沿って平行に送り込むこと
が難しい。これらの結果、扁平縫い目55と外縁部52
d、52e、53eまたは折り返し底部53F、54
f、54gとの距離を常時所定長さLに維持することが
困難である。
【0012】さらには折り曲げ底部52cが布縁テープ
52〜54の中心線(図示せず)よりずれ、扁平縫い目
55が布縁テープ52より厚布51側に外れるおそれが
あるという問題があった(図11)。また取り付け手段
69を介して布縁テープ巻縫機本体71とテープ折り曲
げ装置60の位置関係を修正したとしても、折り曲げ部
63aと規制部63cとの距離は変わらず、扁平縫い目
55と外縁部52d、52e、53eまたは折り返し底
部53F、54f、54gとの距離の微調整を図ること
は難しいという課題があった。
【0013】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、縫い目と布縁テープの外縁部または折り返し底部と
の距離を常時所定長さに調整・維持することができ、厚
布に対する布縁テープの位置を正確に維持しながら、厚
布に布縁テープを巻装・縫着することができるテープ折
り曲げ装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るテープ折り曲げ装置は、側
面視中空U字形筒体に挿入される布縁テープを内側に二
つ折りにする折り曲げ手段と、前記二つ折りにされた布
縁テープの内外を反転させる反転手段と、前記反転され
た布縁テープの両外縁部及び折り曲げ底部位置と前記布
縁テープが巻縫される厚布の端部位置とを規制しつつ針
部方向に案内するガイド手段と、本体側への取り付け手
段とを備えたテープ折り曲げ装置において、前記ガイド
手段がブラケットと、前記両外縁部をそれぞれガイドす
る第1及び第2のガイド板と、前記布縁テープの折り曲
げ底部及び前記厚布の端部をガイドする第3のガイド板
とを含んで構成され、前記第1〜第3のガイド板がそれ
ぞれ別体に形成されると共に、前記第1〜第3のガイド
板の少なくとも一つが前記ブラケットに取り付け位置調
整可能に取り付けられていることを特徴としている
(1)。
【0015】上記したテープ折り曲げ装置(1)によれ
ば、前記ガイド手段がブラケットと、前記両外縁部をそ
れぞれガイドする第1及び第2のガイド板と、前記布縁
テープの折り曲げ底部及び前記厚布の端部をガイドする
第3のガイド板とを含んで構成され、前記第1〜第3の
ガイド板がそれぞれ別体に形成されると共に、前記第1
〜第3のガイド板の少なくとも一つが前記ブラケットに
取り付け位置調整可能に取り付けられているので、前記
第3のガイド板の前記ブラケットに対する取り付け位置
を微調整することにより、前記厚布の端部及び前記布縁
テープの折り曲げ底部と針との距離を確実に修正・維持
することができ、また前記第1、第2のガイド板の前記
ブラケットに対する取り付け位置を微調整することによ
り、前記布縁テープにおける折り曲げ底部と両外縁部と
の距離をそれぞれ確実に修正・維持することができ、し
たがって前記両外縁部と前記針との距離を常時確保する
ことができる。この結果、前記厚布に対する前記布縁テ
ープの位置を正確に維持しながら前記厚布に前記布縁テ
ープを巻装・縫着することができると共に、外観的に優
れたものにすることができる。
【0016】また本発明に係るテープ折り曲げ装置は、
側面視中空U字形筒体に挿入される布縁テープを内側に
二つ折りにすると共に、該二つ折りにされた布縁テープ
の一方の外縁部を外側に折り返す折り曲げ手段と、前記
二つ折りにされた布縁テープの内外を反転させる反転手
段と、前記反転された布縁テープの他方の外縁部、前記
折り返し底部、及び前記折り曲げ底部位置と前記布縁テ
ープが巻縫される厚布の端部位置とを規制しつつ針部方
向に案内するガイド手段と、本体側への取り付け手段と
を備えたテープ折り曲げ装置において、前記ガイド手段
がブラケットと、前記折り返し底部をガイドする第1の
ガイド板と、前記布縁テープの他方の外縁部をガイドす
る第2のガイド板と、前記布縁テープの折り曲げ底部及
び前記厚布の端部をガイドする第3のガイド板とを含ん
で構成され、前記第1〜第3のガイド板がそれぞれ別体
に形成されると共に、前記第1〜第3のガイド板の少な
くとも一つが前記ブラケットに取り付け位置調整可能に
取り付けられていることを特徴としている(2)。
【0017】上記したテープ折り曲げ装置(2)によれ
ば、前記ガイド手段がブラケットと、前記折り返し底部
をガイドする第1のガイド板と、前記布縁テープの他方
の外縁部をガイドする第2のガイド板と、前記布縁テー
プの折り曲げ底部及び前記厚布の端部をガイドする第3
のガイド板とを含んで構成され、前記第1〜第3のガイ
ド板がそれぞれ別体に形成されると共に、前記第1〜第
3のガイド板の少なくとも一つが前記ブラケットに取り
付け位置調整可能に取り付けられているので、前記第3
のガイド板の前記ブラケットに対する取り付け位置を微
調整することにより、前記厚布の端部及び前記布縁テー
プの折り曲げ底部と針との距離を確実に修正・維持する
ことができ、また前記第1、第2のガイド板の前記ブラ
ケットに対する取り付け位置を微調整することにより、
前記布縁テープにおける折り曲げ底部と、折り返し底部
または他方の外縁部との距離をそれぞれ確実に修正・維
持することができ、したがって前記折り返し底部及び前
記他方の外縁部と前記針との距離を常時確保することが
できる。この結果、前記厚布に対する前記布縁テープの
位置を正確に維持しながら前記厚布に前記布縁テープを
巻装・縫着することができると共に、外観的に優れたも
のにすることができる。
【0018】また本発明に係るテープ折り曲げ装置は、
側面視中空U字形筒体に挿入される布縁テープを内側に
二つ折りにすると共に、該二つに折りにされた布縁テー
プの両外縁部を外側に折り返す折り曲げ手段と、前記二
つ折りにされた布縁テープの内外を反転させる反転手段
と、前記反転された布縁テープの前記両折り返し底部及
び前記折り曲げ底部位置と前記布縁テープが巻縫される
厚布の端部位置とを規制しつつ針部方向に案内するガイ
ド手段と、本体側への取り付け手段とを備えたテープ折
り曲げ装置において、前記ガイド手段がブラケットと、
前記両折り返し底部をガイドする第1及び第2のガイド
板と、前記布縁テープの折り曲げ底部及び前記厚布の端
部をガイドする第3のガイド板とを含んで構成され、前
記第1〜第3のガイド板がそれぞれ別体に形成されると
共に、前記第1〜第3のガイド板の少なくとも一つが前
記ブラケットに取り付け位置調整可能に取り付けられて
いることを特徴としている(3)。
【0019】上記したテープ折り曲げ装置(3)によれ
ば、前記ガイド手段がブラケットと、前記両折り返し底
部をガイドする第1及び第2のガイド板と、前記布縁テ
ープの折り曲げ底部及び前記厚布の端部をガイドする第
3のガイド板とを含んで構成され、前記第1〜第3のガ
イド板がそれぞれ別体に形成されると共に、前記第1〜
第3のガイド板の少なくとも一つが前記ブラケットに取
り付け位置調整可能に取り付けられているので、前記第
3のガイド板の前記ブラケットに対する取り付け位置を
微調整することにより、前記厚布の端部及び前記布縁テ
ープの折り曲げ底部と針との距離を確実に修正・維持す
ることができ、また前記第1、第2のガイド板の前記ブ
ラケットに対する取り付け位置を微調整することによ
り、前記布縁テープにおける折り曲げ底部と両折り返し
底部との距離をそれぞれ確実に修正・維持することがで
き、したがって前記両折り返し底部と前記針との距離を
常時確保することができる。この結果、前記厚布に対す
る前記布縁テープの位置を正確に維持しながら前記厚布
に前記布縁テープを巻装・縫着することができると共
に、外観的に優れたものにすることができる。
【0020】また本発明に係るテープ折り曲げ装置は、
上記したテープ折り曲げ装置(1)〜(3)のいずれか
において、前記第1〜第3のガイド板の内の二つが一体
化されていることを特徴としている(4)。
【0021】上記したテープ折り曲げ装置(4)によれ
ば、前記第1〜第3のガイド板の内の二つが一体化され
ているので、前記第1〜第3のガイド板をそれぞれ調整
する手間を少なくすることができ、前記布縁テープの外
縁部または折り返し底部と前記針との距離を迅速に修正
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープ折り曲
げ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、
従来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号を付
すこととする。図1は実施の形態(1)に係るテープ折
り曲げ装置を示した概略図であり、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図を示している。また図
2は実施の形態(1)に係るテープ折り曲げ装置と、こ
れが組み込まれた布縁テープ巻縫機の主要部とを概略的
に示した斜視図である。図6、図7に示したものと同
様、側面視略中空U字形をした筒体61は外壁61b、
内壁61c、接続縁部61d等を含んで構成されてい
る。筒体61の一端部には挿入口61eが形成され、そ
の他端部には切り欠き部62aが形成されており、筒体
61の形状は挿入口61b側より切り欠き部62a側へ
いくにしたがって扁平形状からしだいにU字形状へと変
化している。この筒体61が折り曲げ手段となってい
る。切り欠き部62aは筒体61の他端部を図中D−E
方向軸に対して略45°の角度をもって切り欠くことに
よって形成され、切り欠き部62aの内壁後端部62b
からは正面視略横U字形状をした反転板12cがD方向
に延設されており、反転板12cの前端部には所定長さ
1 の突出部12dが形成されている。これら切り欠き
部62a、反転板12c、突出部12d等を含んで反転
手段12が構成されている。
【0023】一方、筒体61裏面の所定箇所には略直方
体形状をしたブラケット14の一端部が取り付けられ、
ブラケット14の他端部には略鈎形状をした取り付け金
具15aがK−M方向摺動可能に配設されている。取り
付け金具15aには正面視略半円形状をした第3のガイ
ド板(以下、単にガイド板と記す)15がその長さ方向
がD−E軸に沿う態様で取り付けられており、このガイ
ド板15は第1、第2のガイド板(以下、単にガイド板
と記す)16、17に対して摺動可能となっている。そ
してブラケット14に対して取り付け金具15aを位置
決めし、長孔15bの所定箇所をボルト18aで締め付
けることにより、ガイド板15と針75との距離L0
(図1(c))が微調整されるようになっている。
【0024】他方、ブラケット14の上下面にはガイド
板16、17がそれぞれK−M方向摺動可能に配設さ
れ、ガイド板16、17の一端部には長孔16e、17
eが形成されており、ブラケット14に対してガイド板
16、17を位置決めし、長孔16a、17eの所定箇
所をボルト18aで締め付けることにより、規制部16
b、17bと針75との距離Lがそれぞれ微調整される
ようになっている。これらのガイド板16、17は略平
板形状の主ガイド部16a、17aと、これらの端部か
らそれぞれ正面視半円形状に延設された規制部16b、
17bと、規制部16b、17bの端部から主ガイド部
16a、17aに平行にそれぞれ延設された副ガイド部
16c、17cと、副ガイド部16c、17cの後端部
にそれぞれ形成された突出部16d、17dとを含んで
構成されている。
【0025】そしてこれら突出部16d、17dと反転
板12cの突出部12dとにより、布縁テープ52が反
転手段12及びガイド手段13の継ぎ目より外部にはみ
出さないようになっている。これらブラケット14、ガ
イド板15〜17等を含んでガイド手段13が構成され
ている。また図6、図7に示したものと同様、ブラケッ
ト14の所定箇所には取り付け手段69の一端部が取り
付けられ、取り付け手段69の他端部側には溝部69a
がK−M方向に形成されている。これら反転手段12、
ガイド手段13、筒体(折り曲げ手段)61、取り付け
手段69等を含んでテープ折り曲げ装置10が構成され
ている。
【0026】図7に示したものと同様、布縁テープ巻縫
機本体71の所定箇所には開口部71aが形成され、開
口部71a内には針板72が取り付けられ、この針板7
2内には主送り手段73の歯部73aと、補助送り手段
74の歯部74a及び布送り爪部74bとが摺動可能に
配設されている。そして駆動手段(図示せず)を駆動す
ると、送り手段73、74を介して歯部73aと歯部7
4a及び送り爪部74bとが図中矢印F、G方向にそれ
ぞれ駆動されるようになっている。
【0027】また針板72の上方には複数個の針75が
配設されており、針75は送り手段73、74の動作に
連動して図中矢印H−J方向に駆動されるようになって
いる。また布縁テープ巻縫機本体71の所定箇所には取
り付け手段69を介してテープ折り曲げ装置10が取り
付けられている。これらテープ折り曲げ装置10、布縁
テープ巻縫機本体71、送り手段73、74、針75等
を含んで布縁テープ巻縫機が構成されている。
【0028】このように構成された布縁テープ巻縫機を
用いる場合、図1(c)に示したように取り付け手段6
9の布縁テープ巻縫機本体71に対する取り付け位置を
調整し、針75と反転板底部12eとの距離を略L0
設定し、布縁テープ巻縫機本体71にテープ折り曲げ装
置10を固定する。次に布縁テープ52の幅に適応させ
てガイド板15のブラケット14に対する取り付け位置
を微調整し、針75とガイド板15との距離をL0 に正
確に設定すると共に、ガイド板16、17のブラケット
14に対する取り付け位置を調整し、針75と規制部1
6b、17bとの距離をそれぞれLに設定する。
【0029】次に図6〜図8に示した場合と同様、布縁
テープ表面部52aを内壁61cに沿わせつつ、布縁テ
ープ52を挿入口61eに挿入し、切り欠き部62aよ
り一旦引き出すと、表面部52aが内側に向いた状態で
布縁テープ52が略中央部分において二つに折り曲げら
れる。次に反転手段12において布縁テープ52を約9
0°の角度で折り曲げ・反転させた後、ガイド手段13
内に通す。すると外縁部52d、52e端部の位置が規
制部16b、17bにより規制されつつ、布縁テープ5
2が主送り手段73の上方に導かれる。同時に、厚布端
部51aを布縁テープ52の折り曲げ底部52cに密接
させつつ、厚布51を反転手段12の後方よりガイド部
16、17間に挿入する。
【0030】すると送り爪部74b及び歯部74aの駆
動(G方向)により、厚布51がD方向へ1縫い目ずつ
自動的に送り出され、ガイド手段13の前端部近傍にお
いて、厚布51の端部51aに布縁テープ52が巻装さ
れる。そして針75をJ−H方向に往復駆動させると、
図8に示したように縫い目55と外縁部52d、52e
との距離がLに維持されつつ、厚布51と布縁テープ5
2とが扁平縫い目55により縫着される。また縫着工程
中において距離Lが変化し始めた場合、ガイド板13〜
15の位置を微調整することにより、距離を長さLに修
正する。
【0031】上記説明より明らかなように、実施の形態
(1)に係るテープ折り曲げ装置10では、ガイド手段
13がブラケット14と、両外縁部52d、52eをそ
れぞれガイドするガイド板16、17と、布縁テープ5
2の折り曲げ底部52c及び厚布51の端部51aをガ
イドするガイド板15とを含んで構成され、ガイド板1
5〜17がそれぞれ別体に形成されると共に、ガイド板
15〜17がブラケット14に取り付け位置調整可能に
取り付けられているので、ガイド板15のブラケット1
4に対する取り付け位置を微調整することにより、厚布
51の端部51a及び布縁テープ52の折り曲げ底部5
2cと針75との距離L0 を確実に修正・維持すること
ができ、またガイド板16、17のブラケット14に対
する取り付け位置を微調整することにより、布縁テープ
52における折り曲げ底部52cと両外縁部52d、5
2eとの距離(L0 +L)をそれぞれ確実に修正・維持
することができ、したがって両外縁部52d、52eと
針75との距離Lを常時確保することができる。この結
果、厚布51に対する布縁テープ52の位置を正確に維
持しながら厚布51に布縁テープ52を巻装・縫着する
ことができると共に、外観的に優れたものにすることが
できる。
【0032】図3は実施の形態(2)に係るテープ折り
曲げ装置を概略的に示した正面図であり、図中14は図
1に示したものと同様のブラケットを示している。ブラ
ケット14の上下面にはガイド板26、27がそれぞれ
K−M方向摺動可能に配設され、ガイド板26の所定箇
所には正面視略半円形状のガイド板25の一円周端部が
一体的に取り付けられる一方、ガイド板25の他円周端
部はガイド板27に摺動可能となっている。そしてガイ
ド板26が移動すると、ガイド板25も同時にK−M方
向に移動するようになっている。
【0033】図1に示したものと略同様、これらのガイ
ド板26、27は略平板形状の主ガイド部26a、27
aと、これらの一端部からそれぞれ正面視半円形状に延
設された規制部26b、27bと、規制部26b、27
bの端部から主ガイド部26a、27aに平行にそれぞ
れ延設された副ガイド部26c、27c等を含んで構成
されている。ガイド板26、27の他端部側には長孔
(図示せず)が形成されており、ブラケット14に対し
てガイド板26、27を位置決めし、この長孔の所定箇
所をボルト18aで締め付けることにより、ガイド板2
5と規制部26bとの距離(L+L0 )が維持された状
態で、規制部26bと針75との距離Lが微調整される
ようになっている。これらブラケット14、ガイド板2
5〜27等を含んでガイド手段23が構成されている。
その他の構成は図1、図2に示したものと同様であるの
で、ここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る。これら反転手段12、ガイド手段23、筒体(折り
曲げ手段)61、取り付け手段69等を含んでテープ折
り曲げ装置20が構成されている。
【0034】上記説明から明らかなように、実施の形態
(2)に係るテープ折り曲げ装置20では、ガイド板2
5〜27の内の二つ(ガイド板25、26)が一体化さ
れているので、ガイド板25〜27をそれぞれ調整する
手間を少なくすることができ、布縁テープ52の外縁部
52dと針75との距離Lを迅速に修正することができ
る。
【0035】なお、実施の形態(2)に係るテープ折り
曲げ装置20ではガイド板25、26が一体化されてい
る場合について説明したが、別の実施の形態のもので
は、ガイド板25、27またはガイド板26、27が一
体化されてもよい。
【0036】図4は実施の形態(3)に係るテープ折り
曲げ装置を概略的に示した斜視図であり、図中32は筒
体を示している。側面視略中空U字形の筒体32は外壁
32a、内壁32b、接続縁部32c、端部32d等を
含んで構成されており、この端部32dからは折り返し
部33が外側に折り返されている。筒体32及び折り返
し部33の一端部には挿入口34が形成され、その他端
部には切り欠き部35aが形成されている。これら筒体
32、折り返し部33、挿入口34等を含んで折り曲げ
手段31が構成されている。また切り欠き部35a、反
転板12c、突出部12d(図1、図2)等を含んで反
転手段35が構成されている。その他の構成は図1、図
2に示したものと同様であるので、ここではその構成の
詳細な説明は省略することとする。これらガイド手段1
3、折り曲げ手段31、反転手段35、取り付け手段6
9等を含んでテープ折り曲げ装置30が構成されてい
る。
【0037】このように構成されたテープ折り曲げ装置
30を用いる場合、図9に示したように布縁テープ表面
部53aを内壁32bに沿わせつつ、布縁テープ53を
挿入口34に挿入し、切り欠き部35aより一旦引き出
すと、表面部53aが内側に向いた状態で布縁テープ5
3が二つに折り曲げられると共に、外縁部53dが外側
に折り返される。次に反転手段35において布縁テープ
53を約90°の角度で折り曲げ・反転させた後、ガイ
ド手段13内に通す。すると折り返し底部53f、外縁
部53e端部の位置が規制部16b、17bにより規制
されつつ、布縁テープ53が主送り手段73(図2)の
上方に導かれる。
【0038】上記説明から明らかなように、実施の形態
(3)に係るテープ折り曲げ装置30では、ガイド板1
5のブラケットに対する取り付け位置を微調整すること
により、厚布51の端部51a及び布縁テープ53の折
り曲げ底部53cと針との距離L0 を確実に修正・維持
することができ、またガイド板16、17のブラケット
に対する取り付け位置を微調整することにより、布縁テ
ープ53における折り曲げ底部53cと、折り返し底部
53fまたは外縁部53eとの距離(L0 +L)をそれ
ぞれ確実に修正・維持することができ、したがって折り
返し底部53f及び外縁部53eと針75との距離Lを
常時確保することができる。
【0039】図5は実施の形態(4)に係るテープ折り
曲げ装置を概略的に示した斜視図であり、図中42は筒
体を示している。側面視略中空U字形の筒体42は外壁
42a、内壁42b、2個の端部42c等を含んで構成
されており、この各端部42cからは折り返し部43が
外側にそれぞれ折り返されている。筒体42及び折り返
し部43の一端部には挿入口44が形成され、その他端
部には切り欠き部45aが形成されている。これら筒体
42、折り返し部43、挿入口44等を含んで折り曲げ
手段41が構成されている。また切り欠き部45a、反
転板12c、突出部12d(図1、図2)等を含んで反
転手段45が構成されている。その他の構成は図1、図
2に示したものと同様であるので、ここではその構成の
詳細な説明は省略することとする。これらガイド手段1
3、折り曲げ手段41、反転手段45、取り付け手段6
9等を含んでテープ折り曲げ装置40が構成されてい
る。
【0040】このように構成されたテープ折り曲げ装置
40を用いる場合、図10に示したように布縁テープ表
面部54aを内壁42bに沿わせつつ、布縁テープ54
を挿入口44に挿入し、切り欠き部45aより一旦引き
出すと、表面部54aが内側に向いた状態で布縁テープ
54が二つに折り曲げられると共に、2個の外縁部54
dが外側に折り返される。次に反転手段45において布
縁テープ54を約90°の角度で折り曲げ・反転させた
後、ガイド手段13内に通す。すると折り返し底部54
f、54gの位置が規制部16b、17bにより規制さ
れつつ、布縁テープ54が主送り手段73(図2)の上
方に導かれる。
【0041】上記説明から明らかなように、実施の形態
(4)に係るテープ折り曲げ装置40では、ガイド板1
5のブラケットに対する取り付け位置を微調整すること
により、厚布51の端部51a及び布縁テープ54の折
り曲げ底部54cと針との距離L0 を確実に修正・維持
することができ、またガイド板16、17のブラケット
に対する取り付け位置を微調整することにより、布縁テ
ープ54における折り曲げ底部54cと両折り返し底部
54f、54gとの距離(L0 +L)をそれぞれ確実に
修正・維持することができ、したがって両折り返し底部
54f、54gと針との距離Lを常時確保することがで
きる。
【0042】なお、上記したテープ折り曲げ装置10〜
40では、いずれも送り手段73、74を有する布縁テ
ープ巻縫機70に組み込まれた場合について説明した
が、布縁テープ巻縫機としては何らこれに限定されるも
のではない。
【0043】また、上記したテープ折り曲げ装置10、
30、40では、いずれもガイド板15〜17がそれぞ
れ調整可能である場合について説明したが、別の実施の
形態のものでは、ガイド板15〜17のうちのいずれか
一つがブラケット14に固定されていてもよく、あるい
はガイド板15、16、ガイド板15、17、またはガ
イド板16、17がブラケット14に固定されていても
よい。
【0044】また、上記したテープ折り曲げ装置10、
30、40では、ガイド板15〜17がそれぞれ別体に
形成されている場合について説明したが、図3に示した
ものと略同様にガイド板15、16とが一体化されてい
てもよく、またガイド板15、17どうし、またはガイ
ド板16、17どうしが一体化されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープ折り曲げ装置の実施の形態
(1)を示した概略図であり、(a)は平面図、(b)
は側面図、(c)は正面図である。
【図2】実施の形態(1)に係るテープ折り曲げ装置
と、これが組み込まれた布縁テープ巻縫機の主要部とを
概略的に示した斜視図である。
【図3】実施の形態(2)に係るテープ折り曲げ装置を
概略的に示した正面図である。
【図4】実施の形態(3)に係るテープ折り曲げ装置を
概略的に示した斜視図である。
【図5】実施の形態(4)に係るテープ折り曲げ装置を
概略的に示した斜視図である。
【図6】従来のテープ折り曲げ装置を概略的に示した斜
視図である。
【図7】従来のテープ折り曲げ装置と、これが組み込ま
れた布縁テープ巻縫機の主要部とを示した概略図であ
り、(a)は側面断面図、(b)は(a)におけるB−
B線断面図である。
【図8】従来及び実施の形態(1)に係るテープ折り曲
げ装置を使用した場合の、布縁テープが二つに折り曲げ
られて厚布に縫着される状態を摸式的に示した斜視図で
ある。
【図9】従来及び実施の形態(3)に係るテープ折り曲
げ装置を使用した場合の、布縁テープが二つに折り曲げ
られると共に、一外縁部が折り返されて厚布に縫着され
る状態を摸式的に示した斜視図である。
【図10】従来及び実施の形態(4)に係るテープ折り
曲げ装置を使用した場合の、布縁テープが二つに折り曲
げられると共に、両外縁部が折り返されて厚布に縫着さ
れる状態を摸式的に示した斜視図である。
【図11】従来のテープ折り曲げ装置を使用した場合
の、折り曲げ底部が布縁テープの中心線よりずれ、縫い
目が布縁テープより厚布側に外れた状態を摸式的に示し
た斜視図である。
【符号の説明】
10 テープ折り曲げ装置 12 反転手段 13 ガイド手段 14 ブラケット 15 第3のガイド板 15b 長孔 16 第1のガイド板 16e 長孔 17 第2のガイド板 17e 長孔 51 厚布 51a 厚布端部 52 布縁テープ 52a 表面部 52b 裏面部 52c 折り曲げ底部 52d、52e 外縁部 61 筒体(折り曲げ手段) 69 取り付け手段 71 布縁テープ巻縫機本体 75 針

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面視中空U字形筒体に挿入される布縁
    テープを内側に二つ折りにする折り曲げ手段と、前記二
    つ折りにされた布縁テープの内外を反転させる反転手段
    と、前記反転された布縁テープの両外縁部及び折り曲げ
    底部位置と前記布縁テープが巻縫される厚布の端部位置
    とを規制しつつ針部方向に案内するガイド手段と、本体
    側への取り付け手段とを備えた布縁テープ巻縫機用テー
    プ折り曲げ装置において、前記ガイド手段がブラケット
    と、前記両外縁部をそれぞれガイドする第1及び第2の
    ガイド板と、前記布縁テープの折り曲げ底部及び前記厚
    布の端部をガイドする第3のガイド板とを含んで構成さ
    れ、前記第1〜第3のガイド板がそれぞれ別体に形成さ
    れると共に、前記第1〜第3のガイド板の少なくとも一
    つが前記ブラケットに取り付け位置調整可能に取り付け
    られていることを特徴とする布縁テープ巻縫機用テープ
    折り曲げ装置。
  2. 【請求項2】 側面視中空U字形筒体に挿入される布縁
    テープを内側に二つ折りにすると共に、該二つ折りにさ
    れた布縁テープの一方の外縁部を外側に折り返す折り曲
    げ手段と、前記二つ折りにされた布縁テープの内外を反
    転させる反転手段と、前記反転された布縁テープの他方
    の外縁部、前記折り返し底部、及び前記折り曲げ底部位
    置と前記布縁テープが巻縫される厚布の端部位置とを規
    制しつつ針部方向に案内するガイド手段と、本体側への
    取り付け手段とを備えた布縁テープ巻縫機用テープ折り
    曲げ装置において、前記ガイド手段がブラケットと、前
    記折り返し底部をガイドする第1のガイド板と、前記布
    縁テープの他方の外縁部をガイドする第2のガイド板
    と、前記布縁テープの折り曲げ底部及び前記厚布の端部
    をガイドする第3のガイド板とを含んで構成され、前記
    第1〜第3のガイド板がそれぞれ別体に形成されると共
    に、前記第1〜第3のガイド板の少なくとも一つが前記
    ブラケットに取り付け位置調整可能に取り付けられてい
    ることを特徴とする布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ
    装置。
  3. 【請求項3】 側面視中空U字形筒体に挿入される布縁
    テープを内側に二つ折りにすると共に、該二つに折りに
    された布縁テープの両外縁部を外側に折り返す折り曲げ
    手段と、前記二つ折りにされた布縁テープの内外を反転
    させる反転手段と、前記反転された布縁テープの前記両
    折り返し底部及び前記折り曲げ底部位置と前記布縁テー
    プが巻縫される厚布の端部位置とを規制しつつ針部方向
    に案内するガイド手段と、本体側への取り付け手段とを
    備えた布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装置におい
    て、前記ガイド手段がブラケットと、前記両折り返し底
    部をガイドする第1及び第2のガイド板と、前記布縁テ
    ープの折り曲げ底部及び前記厚布の端部をガイドする第
    3のガイド板とを含んで構成され、前記第1〜第3のガ
    イド板がそれぞれ別体に形成されると共に、前記第1〜
    第3のガイド板の少なくとも一つが前記ブラケットに取
    り付け位置調整可能に取り付けられていることを特徴と
    布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1〜第3のガイド板の内の二つが
    一体化されていることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかの項に記載の布縁テープ巻縫機用テープ折り曲げ装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102899843A (zh) * 2011-07-28 2013-01-30 江苏坤泰机械有限公司 一种厚型织物复合包边机
CN104233649A (zh) * 2014-09-01 2014-12-24 安徽冠宜箱包有限公司 一种箱包用布条收边辅助装置
CN107268198A (zh) * 2017-07-17 2017-10-20 广东溢达纺织有限公司 裁片折叠装置
CN107366095A (zh) * 2017-08-31 2017-11-21 苏州翼腾制衣有限公司 一种服装折边套筒

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