JP2000032113A - 電話端末における番号表示機能 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】登録データ数が多くなった場合、従来の登録番
号順や登録名順だけでは、使用者が十分なデータ探索が
できない。 【解決手段】従来のデータ探索方法に加えて、電話番号
を数字順に並べての探索を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本特許は、電話番号の記憶装
置をもつ電話端末の表示機能に関する。たとえば、携帯
電話，デジタルコードレス電話，ＰＨＳ等の液晶表示画
面への表示方法である。

【０００２】

【従来の技術】従来技術として、たとえば携帯電話等で
は、任意の件数を記憶しリダイヤルキーを１回押す毎
に、最近に発信した電話番号から順に時系列で過去にさ
かのぼる形で表示する。又は、短縮ダイヤルとして数百
件を記憶できる様に、電話番号に相手先の名前等電話番
号の登録名をつけ、また電話番号とは別に短縮ナンバー
をつけて、上述の登録名もしくは短縮ナンバーを番号キ
ーから入力し、該当する電話番号を表示する方法等がと
られている。また、短縮ナンバーで表示した場合は、短
縮ナンバー順に、登録名で表示した場合は、五十音順に
スクロールキーで探索が可能となる

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、電話しようとするところが、近々に電話してあり、
リダイヤルに記憶されている必要があり、電話してなか
ったり、電話してあっても、記憶容量を越えていた場合
には、記憶されておらず、数回の簡単なキー操作で、電
話をかけることはできない。また、短縮ナンバーにおい
ては、十分な記憶容量があるが、名前等の判別名を入力
するには、番号キーをカナや英数又はひらがな，漢字に
切り替えて入力することが必要である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】電話をかけたいとする相
手先の電話番号が電話端末の記憶装置に記憶されている
場合、かつ相手先の電話番号を正確ではないにしろ、あ
る程度記憶している場合、名前等の判別名を入力するよ
りは、直接電話番号を入力して、近い電話番号を電話端
末に表示させ、そこからスクロールキーで探索した方
が、より使い勝手が良い。

【０００５】

【発明の実施の形態】上記の、課題を解決するための手
段を、以下に具体的に、図を使って説明する。

【０００６】まず、従来の手段を図３及び図４にて示
す。

【０００７】図３は、電話端末に登録された短縮ナンバ
ーからの探索を示したものである。第１に「コール」キ
ーを押し、短縮ナンバー入力モードにする。続いて番号
キーから短縮ナンバーを入力し、該当する短縮ナンバー
が存在する場合、短縮ナンバーと登録名と電話番号を表
示する。スクロールキーを使って、短縮ナンバー順にな
らんだ登録名と電話番号を表記させ、目的の相手が見つ
かったところで、発信するものである。これは、図５に
示す表の様に、短縮ナンバー順にならんだ短縮ダイヤル
データをスクロールキーで順次表示する形のものであ
る。

【０００８】上記の探索方法の場合、短縮ナンバーを使
用者が記憶している必要があり、短縮ダイヤルのデータ
量が多くなるほど、記憶しておくのが難しくなりがちで
ある。

【０００９】図４は、電話端末に登録された登録名から
の探索を示したものである。第１に「カナ／英」キーを
押し、カナ入力モードにする。第２に登録名の最初の一
文字を入力し、該当する文字を登録名の最初にもち、五
十音順で一番手前の登録名で、短縮ナンバーと登録名と
電話番号を表示する。さらにスクロールキーを使って、
登録名が五十音順にならんだ電話番号を表記させ、目的
の相手が見つかったところで、送信するものである。こ
れは、図６に示す表の様に、登録名が五十音順にならん
だ短縮ダイヤルデータをスクロールキーで順次表示する
形のものである。

【００１０】上記の方法の場合、記憶が難しいというこ
とは少ないが、カナ入力モードにし、カナを入力してさ
らに、スクロールをしなければならず、操作の手間を必
要としがちである。

【００１１】そこで、下記の内容を提案する。

【００１２】図１は、本請求項１及び３に関する操作を
フローで示したものである。通常、使用頻度が比較的高
い電話番号は、その数字を正確ではないにしろ、記憶し
ている場合が多く、その様な相手先に電話をかける場
合、従来方法の短縮ナンバーからの入力や登録名からの
入力より、直接電話番号を入力した方が、簡単に入力で
きる。さらに入力をサポートする場合として、電話番号
の１桁目が入力された場合、短縮ダイヤルで登録されて
いる電話番号で、１桁目が一致する電話番号で、電話番
号の２桁目以降の数字で一番小さいものを表示させる。

【００１３】次に２桁目が入力された場合、短縮ダイヤ
ルで登録されている電話番号で、２桁目まで一致する電
話番号で、電話番号の３桁目以降の数字で一番小さいも
のを表示させる。以降３桁目，４桁目と同様の探索をお
こない、上記の各表示時点では、スクロールキーで、電
話番号を数字順で表示可能とする。

【００１４】短縮ダイヤルデータの配列としては、図７
に示す形の配列となる。

【００１５】図２は、本請求項２及び３に関する操作を
フローで示したものである。図１に示した方法では、入
力された電話番号のある桁数以下の数字で最も小さい数
字の電話番号を表示したが、短縮ダイヤルの中で、最近
使用した順位を付加させておき、順位の高い電話番号を
小さい数字の電話番号より優先させて表示させること
で、さらに使い勝手が向上することとなる。

【００１６】

【発明の効果】本発明によれば、電話端末への電話番号
入力がより簡素化され使い勝手が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例である操作フローを説明する
図。

【図２】本発明の実施例である操作フローを説明する
図。

【図３】従来方法の短縮ナンバーからの探索フローを説
明する図。

【図４】従来方法の登録名からの探索フローを説明する
図。

【図５】短縮ナンバー順に配列された登録データ表を示
す図。

【図６】登録名順に配列された登録データ表を示す図。

【図７】電話番号順に配列された登録データ表を示す
図。

【図８】電話番号順に配列されかつ最近使用順位を付加
した登録データ表を示す図。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電話端末における発信先電話番号表示機能
   において、番号キーにて相手先電話番号を順次入力して
   いく時点で、短縮ダイヤルとして登録・記憶されている
   電話番号と、ある時点まで入力された番号とが一致した
   場合、電話番号の一致した数字以下では最も小さい数字
   となる電話番号を表示できる機能を有した電話端末にお
   ける番号表示機能。
2. 【請求項２】電話端末における発信先電話番号表示機能
   において、番号キーにて相手先電話番号を順次入力して
   いく時点で、短縮ダイヤルとして登録・記憶されている
   電話番号と、ある時点まで入力された番号とが一致した
   場合、電話番号の一致した数字以下で、最近に使用した
   電話番号を表示できる機能を有した電話端末における番
   号表示機能。
3. 【請求項３】上記請求項１、又は２において、電話番号
   を表示した後、登録されている短縮ダイヤル中から、既
   に表示されている電話番号に近い番号を表示させる場合
   は、短縮ナンバー順又は名前の五十音順，アルファベッ
   ト順ではなく、電話番号の数字の大小順にスクロールキ
   ーで電話番号を表示することが可能な機能を有した電話
   端末における番号表示機能。
4. 【請求項４】上記請求項１から３のいずれか１項記載の
   機能を使用者が選択可能とした機能を有した電話端末に
   おける番号表示機能。