JP2000029929A - 集積回路のモデリングの方法及び装置 - Google Patents

集積回路のモデリングの方法及び装置

Info

Publication number
JP2000029929A
JP2000029929A JP11168659A JP16865999A JP2000029929A JP 2000029929 A JP2000029929 A JP 2000029929A JP 11168659 A JP11168659 A JP 11168659A JP 16865999 A JP16865999 A JP 16865999A JP 2000029929 A JP2000029929 A JP 2000029929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
component model
signal
circuit component
signal transition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11168659A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard William Earnshaw
ウイリアム アーンショー リチャード
Philip John Biggs
フィリップ ビッグス ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARM Ltd
Original Assignee
Advanced Risc Machines Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advanced Risc Machines Ltd filed Critical Advanced Risc Machines Ltd
Publication of JP2000029929A publication Critical patent/JP2000029929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/32Circuit design at the digital level
    • G06F30/33Design verification, e.g. functional simulation or model checking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路のモデリングの方法及び装置を提供
する。 【解決手段】 集積回路のモデリングのシステムが記載
され、ここでは回路コンポーネントモデル6は、関連す
るタイミング及びルールデータ20のサブセットを使用
して遅延計算器16により動作される。遅延計算器16
は、回路コンポーネントモデル6内の信号推移遅延を計
算する。遅延計算器16の出力は、元のモデル4内の対
応する信号推移を識別するため探索される。マッチング
推移は、そこで完全な1組の関連するタイミング及びル
ールデータ23(制約データをもつ)で増加された計算
された遅延情報で更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路のモデリ
ング(modeling)に関する。より詳しくは、こ
の発明は、回路コンポーネントモデルを使用する集積回
路のモデリングに関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の開発の一部として回路コンポ
ーネントモデル(例えば、ネットリスト(netlis
t)モデルを使用することは知られている。この様なモ
デルは、物理的集積回路のプロトタイプバージョンさえ
利用できるより早く前に試みるべきソフトウエアシミュ
レーション及び検証を可能にする。これは、高度に望ま
しい製品開発時間の縮小を達成させる。
【0003】この様な回路モデルを提供する願望が大き
い一方、モデル作成される回路の複雑さが増加するにつ
れて正確なモデルを作成する困難性が増大している。集
積回路の複雑さの増加を通して導入される困難性に加え
て、その上の問題は、集積回路の夫々異なる部分が、異
なるツール(tool)を使用し、またおそらく異なる
会社により設計され特定されるかも知れないことであ
る。一例として、もし別の会社のマイクロプロセッサコ
アを貴方自身のアプリケーション特定の集積回路(AS
IC)内に組み込むことを望むならば、そのコアの貴方
自身のモデルを要求される正確の程度に創作する仕事は
余りにも大規模で価値がないので、そのマイクロプロセ
ッサコアをその作成者から供給してもらう必要がある。
この様なマイクロプロセッサコアが供給された後は、完
全なASICのモデルを作成するためにそのマイクロプ
ロセッサコアと共にASIC動作内の特定の周囲回路の
モデルを付加することが出来る。ASICのコンポーネ
ントレベルのモデルを使用すると、集積回路の特別の実
施、例えば、ファブリケーションプロセス、動作温度等
を考慮に入れて、特定の信号推移(transitio
n)及び関連する遅延を決定するため、コンポーネント
レベルのモデルを通る種々の信号経路を検査するため遅
延計算ツールがそこで使用出来る。
【0004】遅延計算器は、回路モデルを自動的に分析
して遅延値を発生出来るが、それらは、一般に回路状
態、履歴、複雑な条件パラメータ等の様な因子により影
響される遅延特性をもつ回路に対抗することは出来な
い。この様な状況において、遅延計算器は、典型的に
は、最悪の場合のシナリオを推定してフェイルセーフオ
プション(fail safe option)を取り
最も長い可能な遅延を計算している。一例として、モデ
ル作成されているASICの1つの部分が、動作が極め
て遅いデバッグ(de−bug)モードをもつとする
と、そこでこれは関係する遅延の標準レベルであると仮
定され、作成されるモデルの結果は、実際の回路の正常
な動作において実現されるものと極めて異なり、本質的
に役に立たない。この問題は、モデル作成されているA
SICのあらゆる部分に対して利用可能な完全でないコ
ンポーネントレベル情報により増加する。商業的な理由
により、ASICの特別な部分の提供者は、その部分の
完全なコンポーネントレベル定義を解放せずに代わりに
正確な「ブラックボックス(black box)」シ
ミュレーションを解放するかも知れない。この詳細な情
報の欠如は、第三者にとって遅延結果を適切な方法で補
正することを実際上不可能にし、回路のその部分の提供
者自身でさえ高度に時間の掛かる困難な仕事に直面す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集積回路の
モデリングの方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】1つの局面からみて、本
発明は集積回路のモデリングの方法を提供し、前記方法
は、(i)前記集積回路の与えられた実施のための1組
の関連する遅延とルールをもつ信号推移を含む回路コン
ポーネントモデルを発生するステップと、(ii)遅延
計算器及び前記1組の関連する遅延とルールのサブセッ
トを使用して前記回路コンポーネントモデル内の信号推
移のための信号遅延を計算するステップと、(iii)
前記遅延計算器により計算された関連する信号遅延をも
つ信号推移に対応する信号推移を識別するため前記回路
コンポーネントモデルを探索するステップと、(iv)
前記遅延計算器により計算された前記遅延及び前記1組
の関連する遅延とルールをもつ識別されたマッチング信
号推移に対して前記回路コンポーネントモデルを修正す
るステップとを含む。
【0007】本発明は、上の問題を認識し、特別の実施
のための遅延値を決定するためタイミング及びルールデ
ータのサブセットをもつ遅延計算器の使用によりこの問
題に対応し、次にこのデータを、マッチング信号推移を
求めてそのモデルを通して探索することによりコンポー
ネントモデル上に戻してマッピングし、次にその推移に
対する計算された遅延を反映させるためそのモデルを修
正し、その時モデルを増大させるため時間及びルールデ
ータの完全な1組を使用しても良い。コンポーネントモ
デルにおける探索技術の使用は、マッピングプロセスに
おいて克服できる相違として遅延計算器とモデルの間で
使用される精密なフォーマットとシンタックス(syn
tax)における強度に有利な度合いの融通性を可能に
する。
【0008】元のコンポーネントモデルは、合成の後に
回路コンポーネントが付加された回路コンポーネントモ
デルより完全でないかも知れない。例えば、別の当事者
により提供されたコア回路の回りに特定の回路を付加す
ることによりASICが作成され、またこれに対して元
のコンポーネントモデルもまた提供された場合がこれで
ある。この状況を処理するため、発明の好ましい実施例
では、もし前記探索が、前記回路コンポーネントモデル
内で、信号推移及び前記遅延計算器により計算された遅
延に対するマッチング信号関係を識別しないならば、そ
こで前記信号推移及び遅延は直接に前記回路コンポーネ
ントモデルへパスされる。
【0009】前述の様に、本発明は、集積回路内のマク
ロセル(macrocell)の完全な詳細が利用出来
ず、また回路コンポーネントモデルは、個々の回路コン
ポーネントの詳細がなく提供される状況において特に適
している。集積回路内のモデリングに関連する複雑さの
問題、及び特に回路遅延の過去の履歴及び状態への依存
性は特に激しく、そのため本発明は、集積回路がマイク
ロプロセッサコアを含む実施例において特に有用であ
る。
【0010】計算された遅延と信号関係モデルとの間の
リマッピング(remapping)の精度を改善する
ため取ることの出来る手段は、極めて有利である。従っ
て、発明の好ましい実施例においては、 1.もし前記回路コンポーネントモデルが、信号推移及
び前記遅延計算器により計算された遅延にマッチする複
数の信号推移を含むならば、そこで前記信号推移及び前
記遅延計算器により計算された遅延は、前記回路コンポ
ーネントモデル内の前記複数の信号推移の全部を修正す
るのに使用され、 2.もし前記信号推移及び前記遅延計算器により計算さ
れた遅延が、前記回路コンポーネントモデル内の信号推
移にマッチする複数の信号推移及び遅延を含むならば、
前記回路コンポーネントモデル内の前記信号推移に最も
特別にマッチする信号推移及び前記遅延計算器により計
算された遅延が、前記回路コンポーネントモデル内の前
記信号推移を修正するのに使用され、 3.もし信号推移及び前記遅延計算器により計算された
遅延が、前記回路コンポーネントモデル内のどの信号推
移よりもより特別に定義される信号推移及び遅延を含む
ならば、そこで前記回路コンポーネントモデル内の最も
特別にマッチする信号推移が前記信号推移及び遅延で修
正される。
【0011】この発明が使用する自動化されたリマッピ
ングの確認を援助するため、好ましい実施例は、更に取
られたステップを表す監査ログを発生させるステップを
含む。監査ログは、遅延計算器の結果が、信号関係モデ
ル内のどの信号推移よりもより特別に定義される時にな
された仮定を記録するため特に有用である。前に示唆し
た様に、この発明は、前記回路コンポーネントモデル内
の前記1組も関連する遅延及びルールが関連する条件パ
ラメータを含み、また前記信号推移及び前記遅延計算器
により計算された遅延が条件パラメータを含まない実施
例に対して特に適している。
【0012】この様な状況において、作成されたモデル
内の効率と精度におけるかなりの改善が実施例において
達成することができ、この実施例においては、前記回路
コンポーネントモデル内の信号推移の異なる条件パラメ
ータは、それらに関連する異なる遅延をもち、また前記
遅延計算器は1つの条件パラメータだけに対する遅延を
計算し、前記条件パラメータの全部に対する修正された
遅延値は、前記回路コンポーネントモデル内の前記遅延
の間の相対的相違を使用し前記計算された遅延から推論
される。
【0013】信号推移が特定される方法はかなり変化す
るが、好ましい実施例においては、前記関連する1組も
遅延及びルールは、エッジ(edge)方向パラメータ
を含むことが出来る。本発明は、遅延計算器が結果を標
準遅延フォーマットファイルとして出力する時特に有益
であり、このファイルフォーマットは、集積回路のモデ
ル作成を希望する多くの組織により一般に使用される。
類推される方法において、好ましい実施例においては、
回路コンポーネントモデルは、関連するタイミング及び
ルールデータをもつネットリスト(netlist)モ
デルである。この様なモデルと相互作用できるシミュレ
ーションソフトウエアは、比較的普及している。
【0014】別の局面からみて、本発明は、集積回路を
モデリングする装置を提供し、前記装置は、(i)前記
集積回路の与えられた実施のための1組の関連する遅延
とルールをもつ信号推移を含む回路コンポーネントモデ
ルを記憶するメモリと、(ii)前記1組の関連する遅
延とルールのサブセットを使用して前記回路コンポーネ
ントモデル内の信号推移のための信号遅延を計算する遅
延計算器と、(iii)前記遅延計算器により計算され
た関連する信号遅延をもつ信号推移に対応する信号推移
を識別するために前記回路コンポーネントモデルを探索
する探索論理と、(iv)前記遅延計算器により計算さ
れた前記遅延及び前記1組の関連する遅延とルールをも
つ識別されたマッチング信号推移に対して前記回路コン
ポーネントモデルを修正する修正論理とを含む。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、集積回路作成者は
まず第1に、集積回路のビヘイビアのモデルを高レベル
開発言語で開発し、このモデルはARMコアを含むこと
が出来る。これはステップ2で示される。一旦アーキテ
クチュアとビヘイビアが、ステップ2において確立され
ると、マイクロプロセッサを含む集積回路のレジスタ転
送言語モデルがステップ4において開発され、ここで信
号関係が、入力、出力及び内部信号を含んで定義され
る。
【0016】「ブラックボックス」ARMコアを含むレ
ジスタ転送言語モデルは、次に合成され、ハンドアメン
ド(hand amend)されて、集積回路(例え
ば、ネットリスト)の効率的なコンポーネントレベルモ
デル(/仕様)となる。ARMコア(マイクロプロセッ
サ)のこのコンポーネントレベル定義は、極めて貴重で
且つ高度に敏感な属性である。従って、コンポーネント
レベル定義を解放するよりはむしろコンポーネントレベ
ル回路の「ブラックボックス」モデルを作成するのが好
ましく、これは、大きなコンポーネントモデル6内の他
の要素と相互作用することが出来、それでいてマイクロ
プロセッサの要素記述による完全な要素を含まない。こ
のその上のモデル8は、種々の回路10、12、14が
マイクロプロセッサに付けられているASICをシミュ
レートするため第3者により使用出来る。一旦ASIC
のこの回路コンポーネントモデル6が作成されると、遅
延計算器16が、ASICを通る信号経路に対する信号
推移遅延を、特別の実施、周辺回路10、12、14、
動作温度等を考慮に入れて計算するため使用することが
出来る。遅延計算器16により得られた結果は、標準遅
延フォーマットファイルの形式で出力される。
【0017】マイクロプロセッサコア8のモデルは、高
度に複雑で、マイクロプロセッサの以前の状態、動作モ
ード等に依存する信号遅延の様な因子を考慮に入れた関
連する大量のタイミング及びルールデータをもってい
る。この遅延計算器16は、この複雑さに対抗出来ず、
それでタイミング及びルールデータの基本的サブセット
だけを使用して動作する。
【0018】図2は、図1のプロセッサの修正を示し、
ここでは標準遅延フォーマットファイルは、分析され、
リマップされたSDFファイル25を作成するためリマ
ップされる。このリマッピングはステップ22で行われ
る。遅延計算器16は、マイクロプロセッサコア8の行
動における多くの異なる可能性に対抗することは出来
ず、それで典型的には最悪の場合の仮定をする。リマッ
ピングステップ22は、発生された遅延結果を完全な1
組のタイミング及びルールデータ23を使用してネット
リストモデル6へ戻してリマップすることを求め、この
完全な1組のタイミング及びルールデータ23は、より
正確な結果を得るために、不正確な最悪の場合の仮定の
多くの修正を可能にするのに十分である。この完全な1
組のタイミング及びルールデータ23は、またどのよう
にしてリマッピングが遂行されるべきかの命令を与える
制約データを含むことが出来る。
【0019】図3及び4は、リマッピングプロセスの動
作を示す流れ図である。ステップ24で、プロセスは、
入力及び出力ファイル名、ファイル形式、監査ログオプ
ション等の様な条件を特定するアーギュメントの読み出
しを含み開始される。ステップ26で、元のコンポーネ
ントモデル6(標準遅延フォーマットターゲットSDF
T)はメモリに記憶され、コンポーネントモデル6内の
各セルに対するタイミング及びルールファイル(TDE
F)の読み込みを含む。ステップ28で、遅延計算器1
6により作成された標準遅延フォーマットファイルは、
オープンされ、このファイルからのヘッダーは出力ファ
イルに書き込まれる。出力ファイルは、元のSDFファ
イルから作られ、テンプレート(template)デ
ータ及びタイミングデータはSDFの形式で書き込まれ
る。
【0020】ステップ30、32、34、36及び38
で、プロセスはループを実行し、そこで遅延計算器16
により作成されたSDFファイル内のセルは順番に検査
され、ステップ26で記憶された元のコンポーネントモ
デル(テンプレート)からのファイル内のセルに対して
突き合わされる。もしテンプレートにセルが存在すれ
ば、このテンプレート定義は、遅延計算器16により計
算された遅延情報で修正され、出力ファイル内のセルの
代わりに使用される。もしステップ26で記憶された元
のコンポーネントモデルがマッチングセルを含まなけれ
ば、そこで遅延計算器16の出力からのセルが新しいモ
デルの中に置かれる。このプロセスは、遅延計算器16
の出力の中のセルの全部が、元のコンポーネントモデル
内の先在するセルとマッチするか、又は新しいモデルの
中に書き込まれるまで継続する。ステップ40、42、
44、46及び48で、前のループで識別された夫々異
なるセルは、一度に1つ検査され、完全な1組のタイミ
ング及びルールデータ23、例えば、条件パラメータ、
エッジ方向等において利用出来る完全な情報を考慮に入
れて更新される。特定の遅延計算器のためのリマッピン
グ命令を与える制約データ及びモデル組み合わせもまた
支援のため参照出来る。
【0021】プロセスが、ステップ60で完了すると、
出力は、特定の実施及び追加の周囲回路10、12、1
4を表す遅延をもつリマップされたSDFファイル25
である。この新しいSDFファイルは、ネットリストモ
デルと共にソフトウエア確認プロセス等において使用出
来る。
【0022】図5は、図1から図4に関して記載した種
々のモデリング及び計算処理を遂行するデータ処理シス
テム52を示す。理解される様に、モデリングプロセス
は、プログラム制御の下で動作する汎用コンピュータ5
4内で行なわれる。プログラムは、命令のシーケンスと
してプログラムメモリ56の中に記憶され、これら命令
は、この発明の方法における種々のステップを遂行し、
又はこの発明の種々の処理回路の役目を果たす汎用コン
ピュータ54を構成する。汎用コンピュータ54は、ワ
ーキングメモリ58を含み、その中でデータが記憶さ
れ、操作される。種々の入力ファイル60、62、6
4、65が、ハードデイスク又は他の媒体上に記憶さ
れ、汎用コンピュータ54により読み出される。改訂さ
れたネットリストモデルは、増加された標準遅延フォー
マットファイル66の様式で作成され、これもハードデ
イスク上に記憶される。
【0023】図6は、点PとQの間の2つの可能なタイ
ミング経路66、68を含む回路を示す。遅延は、デバ
イスの内部状態、状態A及びBに依存する。この回路が
状態Aにある時、そこで経路66、70が使用され、負
荷のないこの経路66、70を通る遅延はXである。デ
バイスが状態Bにある時、そこで経路68、70が使用
され、負荷のないこの経路68、70を通る遅延はYで
ある。遅延計算器16は、利用出来るサブセットのデー
タにもとづいて動作し、負荷72が存在する時の最悪の
場合の経路66、70に対する遅延Delay(66+
70)を計算し、結果をSDFファイル18に書き込
む。リマッピングツール22は、完全な元のタイミング
情報を取り、経路68、70に対する遅延を次を使用し
て計算する。 遅延Delay(68+70)=遅延Delay(66
+70)−X+Y
【0024】ARM社(Limited)により生産さ
れるモデルゲン(ModelGen)製品のためのソフ
トウエアツール(SDFREMAP)において具体化さ
れる本発明の機能性を以下に説明する。ツールインタフェース スドフリマップ(sdfremap)が、コマンドライ
ンから要求されるツールで、引き続くユーザ入力を取ら
ない。このツールは、アーギュメントとして、少なくと
も1つのSDFテンプレートファイル及び各テンプレー
トファイルに対して随意のTDEFファイル(タイミン
グ省略時(default)のファイル)を取る。他の
随意のアーギュメントは、入力SDFファイル及び出力
SDFファイルである。もしこれらのいずれかが与えら
れると、これらは入力及び出力として夫々使用される。
もし入力ファイルが与えられないと、入力はstdin
から取られる。もし出力ファイルが与えられないと、出
力はstdoutへ行く。出力ファイル名は、入力ファ
イル名が特定されなければ特定出来ない。監査ログは、
別の出力ファイルにおいて創作される。このファイル
は、随意に名を付けることが出来る。もしが与えられな
いと、省略時のログファイルが創作される。
【0025】コマンドラインのために提案されるアーギ
ュメントは次の通りである。 sdfremap[オプション]−セル<セル名
>...[<sdfin>[<sdfout>]] 角括弧内の項目は、随意のアーギュメントを表す。鋭角
括弧内の項目は、パラメータを表す。省略(...)
は、先行するオプションは零回またはそれより多く反復
して良いことを示す。オプションフィールド(opti
ons field)は、次のいずれかである。 −1<file> ファイル内の監査ログを記録 −v 冗長(verbose)出力 −q 平静(quiet)出力 −h ヘルプ(help)を示せ −V バージヨン(version)を示せ −n TDEFファイルを使用するな −d TDEFファイルを使用せよ −L<dir> テンプレートファイルのための探索経路にdirを 付加せよ −min 省略により−min.tdfで終わるtdefファ イルを捜せ −typ 省略により−typ.tdfで終わるtdefファ イルを捜せ −max 省略により−max.tdfで終わるtdefファ イルを捜せ −nと−dは。−cellのどの場合の前に使用出来、
また何回反復しても良い。各アーギュメントは、−n又
は−dの次の発生まで適用される。省略により、TDE
Fファイルは読まれる。−min、−typ及び−ma
xオプションは、TDEFファイルが捜される方法を制
御する。これらのオプションは、相互に排他的である。
もしどれも特定されないと、ツールは、−typが特定
されたかの様に動作する。
【0026】−minオプションが有効である時、プロ
グラムは、「<cell>−min.tdf」の名のつ
いたTDEFファイルを捜す。−typオプションが有
効である時、プログラムは、「<cell>−typ.
tdf」の名のついたTDEFファイルを捜す。−ma
xオプションが有効である時、プログラムは、「<ce
ll>−max.tdf」の名のついたTDEFファイ
ルを捜す。全部の3つの場合において、もしTDEFフ
ァイルが発見できなければ、プログラムは、「<cel
l>.tdf」を捜す。選択されるTDEFファイルの
名は、監査ログに記録される。もし特別のセルに対して
TDEFファイルが依然として発見できなければ、省略
時の読み(defaults reading)が可能
にされ、警報が発せられるべきであり、これと共にこの
事実は監査ログに記録され、またツールは、あたかも−
nオプションがそのセルに対して有効であるかの様に進
行すべきである。−Lオプションは、全部のセルに対し
て広範に適用される。−Lオプションの後に特定された
それらではない。
【0027】入力 スドフリマップ(sdfremap)への入力は、モデ
ルゲン(ModelGen)創作のSDFT(SDFタ
ーゲットファイル)及び随意のTDEFファイル、及び
単一のSDFファイルでユーザにより提供されるが遅延
計算器から来ると仮定されるものから成る。全部のファ
イルは、構成上(syntactically)正しい
と仮定され、それで詳しい文法及びシンタックス適合検
査は必要ない。ツールは、もし入力が間違っていれば、
ライン番号と誤りの形式を述べ、少なくとも診断を提供
すべきである。入力SDFファイルは、OVIバージョ
ン2.1(又は2.0)SDF仕様に合致しなければな
らない。
【0028】出力 ツールからの主要な出力はSDFファイルで、これは入
力SDFファイルから得られた情報を含み、おそらくT
DEFファイルからの情報で、適切なSDFファイルの
構造で書き直されたSDFファイルにおけるCELLT
YPEのどれかに関するCELLエントリで外挿され及
び/又は増加されている。遂行されるにはバスレンジ
(bus range)のなんらかの操作が必要かも知
れないが、さもなければその構造は、テンプレートと正
確にマッチすべきである。テンプレートファイルのどれ
とも対応しないCELLTYPEは、変更されずに出力
ファイルへパスされる。診断メッセージは、stder
rに書き込まれる。各セルに対するリマッピングプロセ
スの監査ログは、ログファイルの中に書き込まれる。
【0029】動作 プログラムは、コマンドライン上に特定されたどのSD
FT及びTDEFファイルの関連する内容を読み、記憶
する。それは、次に入力SDFファイルを読み、SDF
Tファイルに記載された以外のデバイスに対するヘッダ
ー及びどのセルエントリも出力SDFファイルの中に再
生する。どのSDFTファイルにマッチするセル形式
は、現状のままで発行することなく、読み込み、記憶す
べきである。
【0030】元のSDFファイル及びSDFTファイル
からの記憶された情報は、次にCELLエントリを発生
するのに使用され、このエントリは、それが元のSDF
ファイルからの情報を、そのセルに対するモデルゲン
(ModelGen)シユレーション中に注釈(ann
otate)する限度においてSDFTファイルのもの
と匹敵する構造をもっている。どの失われた情報も、も
し提供されれば、TDEFファイルを参照することによ
り満たされるであろう。TDEFファイルからデータを
満たす時、3値SDFの場合、出力遅延を表すトークン
(token)は、リマップされた3重の全部の3つの
ファイルの上に複製され、また単一値SDFにおいて単
一値として使用される。
【0031】ツールは、それが監査ファイル中に取り入
れているリマッピングステップを記載している情報をロ
グする。実施は、後のバージョンにおけるインクリメン
タル遅延をサポートすることを困難にすべきではない
(そこでは我々が全部のインクリメンタルブロックを見
たことが確かな時、セルはファイルの終わりまでは発行
されない)。
【0032】リマッピング作業の大部分は、無条件のS
DFエントリを、または間違って特定された条件付きエ
ントリを、テンプレートファイルにおける形式の条件付
きSDFエントリに変換することを含みそうである。こ
れら変換の幾つかは、不明瞭であり、又不明瞭に直面し
て取られたいかなる決定、又は類似するが要求されるエ
ントリと一致しない1組の制限条件を持つエントリから
の外挿は、監査ファイルに正確に記録されなければなら
ない。早期の実施は、条件を極めて単純化して取り扱う
かも知れない。後のバージョンは、これらをどの様に取
り扱うかについて、決定されるべき1組のマッチング発
見(heuristics)を採用してよりインテリジ
ェントに試みることが出来る。
【0033】もしテンプレートが、特別のエントリ(各
ビットに対して別個のエントリ)に対するバスを含み、
また入力が、レンジ(range)を含むならば、レン
ジはバスビットの中へ破砕(exploded)される
べきである。もしSDFファイルが破砕されたバスを含
み、またテンプレートが、出力の中にバスのレンジを含
むならば、これもまた破砕されるべきである。もしどの
ファイルも破砕されたバスを含まなければ、出力もまた
破砕されないであろう。目的は、バスビットに関して、
テンプレートとSDFファイルの間の「最低公分母」を
発見し、これにより特別の制約されたどの情報もその様
に表されるが、テンプレートにより要求される構造をも
っている。これは、VITAL又はベリログ(Veri
log)アノテータ(annotators)に対して
問題を生じるべきではない。
【0034】ツールは、DELAY及びTIMINGC
HECKエントリの両方に動作する。最初にこれらのエ
ントリ内で我々がサポートするSDF構成に動作しさえ
すれば良い、即ち SETUP HOLD SETUPHOLD WIDTH PERIOD IOPATH そしておそらくNOCHANGE、我々はそれを我々の
SDFにおいて発生する能力をもっているので、しかし
実際にそれを行うことはない(SETUP及びHOLD
検査に拡張されるであろう)。我々がサポートしないエ
ントリは、変更せずに発行(emit)されるべきであ
る。テンプレートは、各マッピングの後再使用可能でな
ければならず、それはSDFファイルにおける特別のセ
ル形式の1つの場合より多くがあるかも知れないからで
ある。このようにスドフリマップ(sdfremap)
の動作は、図3及び4に示す通りである。
【0035】リマッピングの例 (1)テンプレートにおける抜けているパラメータにつ
いての簡単な置換 入力は次を含み (IOPATH MCLK A[31:0](5)) またテンプレートは、次を含み (IOPATH MCLK A[31:0](Ta)
(Tb)O) 結果は、 (IOPATH MCLK A[31:0](5)) 論理的解釈−テンプレートは、0−Z及び1−Z推移に
対する値を提供しないとしても、入力はこれを行い(暗
黙のうちに)、それで出力もまたこれを行う。(2)文脈を広くする もし入力が、MCLKとQの間の唯一の経路として次を
含むならば、 (IOPATH(posedgeMCLK)Q... またテンプレートは、次を含み (IOPATH MCLKQ そこでポスエッジ(posedge)エントリは、入力
の範囲は両方のMCLKエッジを含むように広げられた
との注釈を付けて、おそらく使用されるべきである。
【0036】(3)状態依存性 もし入力が次を含み、 (IOPATH MCLK Q... またテンプレートが次を含み、 (COND foo&bar (IOPATH MCL
K Q... (COND wibble (IOPATH MCLK
Q... 入力からの数は、両方のテンプレートエントリに適用す
べきであり、何故なら入力は、各テンプレートにより表
される夫々の場合のスーパーセットを形成するからであ
る。
【0037】(4)最も特定のマッチ テンプレートの中の同じエントリにマッチする2つ又は
それより多いエントリが入力中にある場合は、より特定
の入力エントリが選択されるべきであり、例えば、 入力SDF、 i)(IOPATH MCLK Q... ii)(IOPATH(negedge MCLK)
Q... テンプレート a)(COND wibble ((IOPATH(n
egedge MCLK)Q... b)(COND foo | −bar (IOPAT
H MCLK)Q... 入力からのエントリ<ii>は、テンプレートにおける
エントリ<a>に適用されるべきであり、何故なら、両
方の<i>と<ii>のマッチングに拘らず、エントリ
<ii>におけるネグエッジ(negedge)はそれ
を<a>に対してより近いマッチとするからである。エ
ントリ<i>は、エントリ<b>とマッチするため使用
されるべきであり、何故ならそれは、<b>が適用され
る状況の全部をカバーするが、これに対し<ii>はそ
うでない。より複雑な形式のマッチング、特に入力SD
Fが条件付きの場合、も提供されるかも知れない。本発
明の例示的実施例を付随する図面を参照して詳細に記載
したが、この発明はこれらの精密な実施例には制限され
ず、当業者により、特許請求の範囲により定義された発
明の範囲及び精神から逸脱することなく種々の変更及び
修正がなされ得ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】設計の流れ及びモデリングプロセスの概略を示
す。
【図2】本発明の一例に従い修正された図1のプロセス
の概略を示す。
【図3】共に遅延計算器により得られた結果のより高レ
ベルモデルへのリマッピングを表す流れ図である。
【図4】共に遅延計算器により得られた結果のより高レ
ベルモデルへのリマッピングを表す流れ図である。
【図5】図1から4に示すプロセスを遂行するための汎
用コンピュータシステムを示す。
【図6】内部状態に依存する信号遅延を示す。
【符号の説明】 54 汎用コンピュータ 56 プログラムメモリ 58 ワーキングメモリ 60 遅延計算器SDFファイル 62 TDEFファイル 64 SDFTファイル 65 制約データ 66 増加されたSDFファイル

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路のモデリングの方法であって、
    前記方法は、 (i)前記集積回路の与えられた実施のための1組の関
    連する遅延とルールをもつ信号推移を含む回路コンポー
    ネントモデルを発生するステップと、 (ii)遅延計算器及び前記1組の関連する遅延とルー
    ルのサブセットを使用して前記回路コンポーネントモデ
    ル内の信号推移のための信号遅延を計算するステップ
    と、 (iii)前記遅延計算器により計算された関連する信
    号遅延をもつ信号推移に対応する信号推移を識別するた
    め前記回路コンポーネントモデルを探索するステップ
    と、 (iv)前記遅延計算器により計算された前記遅延及び
    前記1組の関連する遅延とルールをもつ識別されたマッ
    チング信号推移に対して前記回路コンポーネントモデル
    を修正するステップとを含む集積回路のモデリングの方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、そこに
    もし前記探索が、前記回路コンポーネントモデル内に信
    号推移及び前記遅延計算器により計算された遅延に対す
    るマッチング信号関係を識別しないならば、そこで前記
    信号推移及び遅延は直接に前記回路コンポーネントモデ
    ルにパスされる集積回路のモデリングの方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、そこに
    前記集積回路は、個々の回路コンポーネントの詳細によ
    る以外に前記回路コンポーネントモデル内でモデル作成
    されるマクロセルを含む集積回路のモデリングの方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、そこに
    前記マクロセルはマイクロプロセッサコアである集積回
    路のモデリングの方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、そこに
    もし前記回路コンポーネントモデルが、信号推移及び前
    記遅延計算器により計算された遅延にマッチする複数の
    信号推移を含むならば、そこで前記信号推移及び前記遅
    延計算器により計算された遅延は、前記回路コンポーネ
    ントモデル内の前記複数の信号推移の全部の修正に使用
    される集積回路のモデリングの方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、そこに
    もし前記信号推移及び前記遅延計算器により計算された
    遅延が、前記回路コンポーネントモデル内の信号推移に
    マッチする複数の信号推移及び遅延を含むならば、そこ
    で前記回路コンポーネントモデル内の前記信号推移に最
    も特別にマッチする信号推移及び前記遅延計算器により
    計算された遅延が、前記回路コンポーネントモデル内の
    前記信号推移を修正するために使用される集積回路のモ
    デリングの方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、そこに
    もし前記信号推移及び前記遅延計算器により計算された
    遅延が、どの信号推移よりもより特別に定義された信号
    推移を前記回路コンポーネントモデル内に含むならば、
    そこで前記回路コンポーネントモデル内の最も特別にマ
    ッチする信号推移が、前記信号推移及び遅延により修正
    される集積回路のモデリングの方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法であって、更に、
    取られたステップを表す監査ログを発生させるステップ
    を含む集積回路のモデリングの方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の方法であって、更に、
    取られたステップを表す監査ログを発生させるステップ
    を含み、そこに前記回路コンポーネントモデル内の最も
    特別にマッチする信号推移の、より特別に定義された信
    号推移及び遅延による前記修正が前記監査ログに記録さ
    れる集積回路のモデリングの方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法であって、そこ
    に前記回路コンポーネントモデル内の前記1組の関連す
    る遅延及びルールは、関連する条件パラメータを含み、
    前記信号推移及び前記遅延計算器により計算された遅延
    が条件パラメータを含まない集積回路のモデリングの方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の方法であって、そこ
    に前記回路コンポーネントモデル内の信号推移の異なる
    条件パラメータは、それらに関連した異なる遅延をも
    ち、前記遅延計算器は1つだけの条件パラメータに対す
    る遅延を計算する集積回路のモデリングの方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の方法であって、そ
    こに前記条件パラメータの全部に対する修正された遅延
    値は、前記回路コンポーネントモデル内の前記遅延の間
    の相対的差を使用して前記計算された遅延から推論され
    る集積回路のモデリングの方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法であって、そこ
    に前記関連する1組の遅延及びルールは、エッジ方向パ
    ラメータを含むことが出来る集積回路のモデリングの方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の方法であって、そこ
    に前記遅延計算器は、結果を標準遅延フォーマットファ
    イルとして出力する集積回路のモデリングの方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の方法であって、そこ
    に前記回路コンポーネントモデルは、関連するタイミン
    グ及びルールデータをもつネットリストモデルである集
    積回路のモデリングの方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法であって、そ
    こに前記関連するタイミング及びルールデータは、標準
    遅延フォーマットファイルである集積回路のモデリング
    の方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法であって、そ
    こに前記修正するステップは、前記標準遅延フォーマッ
    トファイルを修正する集積回路のモデリングの方法。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の方法であって、そこ
    に前記修正するステップは、どの様にして前記修正が遂
    行されるべきかの命令を特定する制約データに応答する
    集積回路のモデリングの方法。
  19. 【請求項19】 集積回路をモデリングする装置であっ
    て、前記装置は、 (i)前記集積回路の与えられた実施のための1組の関
    連する遅延とルールをもつ信号推移を含む回路コンポー
    ネントモデルを記憶するメモリと、 (ii)前記1組の関連する遅延とルールのサブセット
    を使用して前記回路コンポーネントモデル内の信号推移
    のための信号遅延を計算する遅延計算器と、 (iii)前記遅延計算器により計算された関連する信
    号遅延をもつ信号推移に対応する信号推移を識別するた
    めに前記回路コンポーネントモデルを探索する探索論理
    と、 (iv)前記遅延計算器により計算された前記遅延及び
    前記1組の関連する遅延とルールをもつ識別されたマッ
    チング信号推移に対して前記回路コンポーネントモデル
    を修正する修正論理とを含む集積回路をモデリングする
    装置。
JP11168659A 1998-06-15 1999-06-15 集積回路のモデリングの方法及び装置 Pending JP2000029929A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9812895.2 1998-06-15
GB9812895A GB2338573B (en) 1998-06-15 1998-06-15 Modeling integrated circuits

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000029929A true JP2000029929A (ja) 2000-01-28

Family

ID=10833803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11168659A Pending JP2000029929A (ja) 1998-06-15 1999-06-15 集積回路のモデリングの方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20040199889A1 (ja)
JP (1) JP2000029929A (ja)
GB (1) GB2338573B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU184111U1 (ru) * 2017-06-27 2018-10-16 Федеральное государственное казённое военное образовательное учреждение высшего образования "Военная академия материально-технического обеспечения имени генерала армии А.В. Хрулева" Министерства обороны Российской Федерации Устройство для моделирования несимметричных режимов и прогнозирования поведения цифровых защит в электроустановках с изолированной нейтралью

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2371640B (en) * 2001-01-26 2004-09-01 Advanced Risc Mach Ltd Validating integrated circuits
EP1396801A1 (de) * 2002-09-05 2004-03-10 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Entwickeln eines elektronischen Bausteins
US8234624B2 (en) * 2007-01-25 2012-07-31 International Business Machines Corporation System and method for developing embedded software in-situ
US7752585B2 (en) * 2007-10-15 2010-07-06 International Business Machines Corporation Method, apparatus, and computer program product for stale NDR detection

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4924430A (en) * 1988-01-28 1990-05-08 Teradyne, Inc. Static timing analysis of semiconductor digital circuits
US5381524B2 (en) * 1991-11-12 1997-07-08 Chronology Corp Automated development of timing diagrams for electrical circuits
JP3207989B2 (ja) * 1993-12-21 2001-09-10 三菱電機株式会社 遅延時間計算装置
US5452225A (en) * 1994-01-24 1995-09-19 Hewlett-Packard Company Method for defining and using a timing model for an electronic circuit
US5644498A (en) * 1995-01-25 1997-07-01 Lsi Logic Corporation Timing shell generation through netlist reduction
US5949983A (en) * 1996-04-18 1999-09-07 Xilinx, Inc. Method to back annotate programmable logic device design files based on timing information of a target technology
US5870309A (en) * 1997-09-26 1999-02-09 Xilinx, Inc. HDL design entry with annotated timing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU184111U1 (ru) * 2017-06-27 2018-10-16 Федеральное государственное казённое военное образовательное учреждение высшего образования "Военная академия материально-технического обеспечения имени генерала армии А.В. Хрулева" Министерства обороны Российской Федерации Устройство для моделирования несимметричных режимов и прогнозирования поведения цифровых защит в электроустановках с изолированной нейтралью

Also Published As

Publication number Publication date
US20040199889A1 (en) 2004-10-07
GB9812895D0 (en) 1998-08-12
GB2338573A (en) 1999-12-22
GB2338573B (en) 2002-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112100949B (zh) 集成电路芯片的自动开发方法及装置、电子设备
KR100329305B1 (ko) 시스템설계검증방법및설계검증장치
US7472361B2 (en) System and method for generating a plurality of models at different levels of abstraction from a single master model
US8326592B2 (en) Method and system for verifying electronic designs having software components
US5907698A (en) Method and apparatus for characterizing static and dynamic operation of an architectural system
US8122428B2 (en) Methods and apparatus for automation and facilitating design of register maps
US10586003B1 (en) Circuit design using high level synthesis and linked hardware description language libraries
Lipsett et al. VHDL-the language
WO2022116642A1 (zh) 一种存储器参数提取方法、装置、设备及可读存储介质
US11126408B2 (en) Incremental code generation method
US20070271080A1 (en) Model generation method for software/hardware collaboration design
Cohen VHDL answers to frequently asked questions
CN117075969A (zh) 面向risc-v处理器特权指令集一致性的形式验证方法及装置
JP2000029929A (ja) 集積回路のモデリングの方法及び装置
Bergé et al. High-level system modeling: specification languages
Kurshan et al. Verifying hardware in its software context
US7328415B2 (en) Modeling blocks of an integrated circuit for timing verification
US7207015B1 (en) Translation of an electronic integrated circuit design into hardware
US8090564B1 (en) Automatic generation of transaction level bus simulation instructions from bus protocol
JP2006190085A (ja) デジタル回路のモデリング方法及び設計方法
US20050198616A1 (en) Pattern system generation apparatus and pattern application apparatus
US6339751B1 (en) Circuit design support apparatus and a method
CN116701085B (zh) RISC-V处理器Chisel设计指令集一致性的形式验证方法及装置
Gennart Automated analysis of discrete event simulations using event pattern mappings
Bombana et al. Design-Flow and Synthesis for ASICs: a case study

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081024