JP2000029873A - 住所録変換方法及び住所録変換装置及びこの住所録変換装置のための住所録変換プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

住所録変換方法及び住所録変換装置及びこの住所録変換装置のための住所録変換プログラムを記録した記録媒体

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JP2000029873A
JP2000029873A JP10196151A JP19615198A JP2000029873A JP 2000029873 A JP2000029873 A JP 2000029873A JP 10196151 A JP10196151 A JP 10196151A JP 19615198 A JP19615198 A JP 19615198A JP 2000029873 A JP2000029873 A JP 2000029873A
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Hirobumi Kashiwa
博文 柏
Kiyoshi Masuda
清 増田
Kenji Terakado
健司 寺門
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一連の文字列で保持された複数階層構成の住
所表記を一般的な住所録アプリケーションで扱う住所録
形式に従った住所表記に変換する。 【解決手段】 変換元の住所録に複数階層構成の住所表
記を一連の文字列として保持している住所表記を該住所
表記に用いられた階層区分表現語に基づいて該住所表記
を各階層の分割住所表記候補に分割し、この分割住所表
記候補に基づいて住所辞書を検索して正しく分割されて
いる分割住所表記候補を選択して変換先の住所録の該当
階層項目に分割住所表記として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都道府県市区郡な
どの複数階層構成の住所表記を一連の文字列で保持した
住所録における住所表記を各階層に分割して保持する住
所録に変換する住所録変換方法及び住所録変換装置及び
該住所録変換装置のための住所録変換プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの小型化が進み、携帯用の
小型のコンピュータ(以下、携帯端末装置と称する)が
普及している。
【0003】携帯端末装置は、持ち運ぶことを前提に作
られていることから、卓上用のコンピュータ(以下、パ
ーソナルコンピュータと称する)に比べてデータを記憶
するメモリ容量が少なく、住所録のように大量のデータ
を扱うことが制約されるために、携帯端末装置で作成し
た住所録をメモリ容量の大きいパーソナルコンピュータ
に移して管理することになる。
【0004】携帯端末装置で作成した住所録をパーソナ
ルコンピュータ上で動作する一般的な住所録アプリケー
ションプログラム、例えばロータス社の「オーガナイ
ザ」の住所録形式に変換する方式が「モバイル・ビジネ
ス・ツール・システムの開発に関するフィージビリティ
スタディ報告書」に記載されている。この報告書によれ
ば、携帯端末装置で作成した住所録は「MOPA MB
Tメディア互換ガイドライン」記載のvCard形式に
変換した後にオーガナイザの住所録形式に変換するとさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
株式会社日立製作所製の携帯情報端末装置「Possi
ble」で作成した住所録を前記ガイドライン記載のv
Card形式に変換すると、Possible側の自宅
住所欄に一連の文字列で保持している複数階層構成の住
所表記、例えば「茨城県日立市国分町1−2−3」など
は、vCard形式の「個人住所全体」にそのままの形
で出力されて保持されることになる。従って、これをオ
ーガナイザ住所録形式に変換したとしても、オーガナイ
ザの住所保持形式である自宅番地、自宅市区郡、自宅都
道府県等の階層別の住所表記保持項目に分割された住所
表記が出力されず、再度、オーガナイザで各階層の住所
表記項目に住所表記を入力する操作が必要である。
【0006】また、前記報告書記載の専用住所録変換ソ
フトウエアに住所表記として用いられる階層区分表現語
「都」「道」「府」「県」「市」「区」「郡」などをキ
ーワードとして一連の文字列で保持している複数階層構
成の住所表記を分割する方法を取り入れることにより、
この住所表記を階層別に分割することが可能である。し
かし、この方法においても、例えば「三重県四日市市相
生町」のような住所表記の場合には、階層区分表現語を
キーワードとした単語の位置で各階層に分割すると「三
重県」、「四日市」、「市相生町」のように分割されて
しまい、「四日市市」を正しく分割して切り出すことが
できないという問題がある。
【0007】更に、都道府県名を省略して保持している
住所表記においては、変換後に都道府県名を入力しなけ
ればならない。
【0008】本発明の1つの目的は、一連の文字列で保
持されている複数階層構成の住所表記を各階層別の住所
表記に正しく分割して取得することができる住所録変換
方法及び住所録変換装置及び住所録変換装置のための住
所録変換プログラムを記録した記録媒体を提供すること
にある。
【0009】本発明の他の目的は、都道府県などの上位
階層の住所表記が省略された住所表記については、都道
府県などの上位階層の住所表記を付加することにより、
オーガナイザーなどの一般的な住所録アプリケーション
プログラムで扱えるデータ形式に変換することができる
住所録変換方法及び住所録変換装置及び住所録変換装置
のための住所録変換プログラムを記録した記録媒体を提
供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、誤記のある住所
表記を正しく分割して正しい住所表記を取得することが
できる住所録変換方法及び住所録変換装置及び住所録変
換装置のための住所録変換プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、変換元の住所
録に複数階層構成の住所表記を一連の文字列として保持
している住所表記を変換先の所定の形式の住所表記に変
換する住所録変換において、変換元の住所録に保持され
ている住所表記に用いられた階層区分表現語に基づいて
該住所表記を各階層の分割住所表記候補に分割し、この
分割住所表記候補に基づいて住所辞書を検索して正しく
分割されている分割住所表記候補を選択し、選択した分
割住所表記候補を変換先の住所録の該当階層項目に分割
住所表記として設定することを特徴とする。
【0012】また、変換元の住所録に上位階層の住所表
記が保持されていない住所表記に対しては、正しく分割
された下位階層の分割住所表記に基づいて住所辞書から
上位階層の住所表記を取得して該当階層項目に設定する
ことを特徴とする。
【0013】また、正しい分割住所表記候補がないとき
には、住所辞書から類似の住所表記を取得して提示/選
択することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。
【0015】図2は、本発明になる情報処理装置のブロ
ック図であり、1は制御部、2は入力装置、3は表示装
置、4はポインティング装置、5は内蔵記憶装置、6は
RAM、7は外部記憶装置、8はメインメモリである。
【0016】制御部1は、この情報処理装置の制御処理
を行なうものであってマイクロプロセッサなどによって
構成する。
【0017】入力装置2は、文字や図形を入力するため
の文字キーや、機能の起動などを指示するファンクショ
ンキーを備えたキーボードである。
【0018】表示装置3は、入力装置2から入力された
文字や図形を可視的に表示するCRTまたは液晶ディス
プレイである。
【0019】ポインティング装置4は、表示装置3に表
示された文字や図形などの座標位置を指定するためのマ
ウスである。
【0020】内蔵記憶装置5は、この情報処理装置上で
動作する各種のアプリケーションプログラムやアプリケ
ーションプログラムで扱うデータ類を記憶しておくハー
ドディスク装置である。
【0021】RAM6は、アプリケーションプログラム
で扱うデータや変数の一時保存用に用いる読み書き可能
なメモリである。
【0022】外部記憶装置7は、各種データを記憶して
おくためのフロッピーディスク装置である。
【0023】メインメモリ8は、内蔵記憶装置5に記憶
しているアプリケーションプログラムを動作させるため
のメモリである。
【0024】図1は、住所録データ変換プログラムの一
例を示す機能ブロック図であり、10は各プログラム部
の制御を行うプログラム制御部、11は変換元の住所録
と変換先の住所録のファイル名を指定する住所録データ
変換指定画面表示部、12は変換元の住所録で一連の文
字列で保持している複数階層構成の住所表記を都道府県
や市区郡などの各階層の分割住所表記候補群に分割する
住所表記分割部、13は住所表記分割部12で各階層に
分割した分割住所表記候補群に基づいて後述する住所辞
書16を検索して正しく分割された分割住所表記を取得
する住所表記検索部、14は郵便番号から住所辞書16
を検索して該当する住所表記を取得する郵便番号検索
部、15は変換元の住所録の各項目(住所については、
各階層の住所表記)を変換先の住所録の該当する各項目
欄に設定する住所録項目セット部である。
【0025】図8は、住所表記を階層的に記憶している
住所辞書16の一例を示している。801は住所に対す
る郵便番号を記憶している郵便番号データ群、802は
都道府県名を記憶している都道府県データ群、803は
都道府県に属する市または郡または島名を記憶している
市郡島データ群、804は市に属する区または郡や島に
属する町村名を記憶している区町村データ群、805は
市または区または町村に属する地域名を記憶している最
下位地名データ群である。
【0026】本発明の住所録データ変換プログラムは、
情報処理装置の内蔵記憶装置5に予め記憶しておき、実
行時にメインメモリ8上に読み出して実行するものであ
る。
【0027】以下、本発明の1つの特徴である住所録デ
ータの変換方法について、図10に示す住所録データを
図11に示す住所録データに変換する例を用いて説明す
る。
【0028】先ず、情報処理装置上で住所録データ変換
プログラムを起動する。住所録データ変換プログラムの
起動は、表示装置3に表示されるアイコン(図示せず)
をポインティング装置4で指定することにより行う。こ
の変換プログラムの起動方法は、パーソナルコンピュー
タ上で動作する一般的なアプリケーションプログラムの
起動方法と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0029】住所録データ変換プログラムが起動する
と、プログラム制御部10は、住所録データ変換指定画
面表示部11を起動する。この住所録データ変換指定画
面表示部11は、図3に例示するように、変換元と変換
先の住所録のファイル名を指定するためのファイル指定
画面300をウィンドウ形式で表示装置3に表示する。
【0030】ここで、入力装置2から変換元住所録のフ
ァイル名301として、図10に例示した変換元住所録
1000の変換元住所録ファイル名を入力し、変換先住
所録のファイル名302として、図11に例示した変換
先住所録1100の変換先住所録ファイル名を入力す
る。ファイル名301,302の入力を完了した後にポ
インティング装置4でOKボタン303を指定すると、
住所録データ変換指定画面表示部11は、ファイル名指
定画面300を消去し、指定された各住所録ファイル名
をプログラム制御部10に返す。
【0031】次に、プログラム制御部10は、住所表記
分割部12を起動する。住所表記分割部12を起動する
ときには、図3に示したファイル指定画面300におい
て指定された変換元住所録ファイル名301をこの住所
表記分割部12に引渡す。
【0032】以下、住所表記分割部12による制御処理
を図4〜図6を用いて説明する。
【0033】先ず、図4のステップ41において、変換
元住所録ファイル名301に基づいて、図10に例示す
るような変換元住所録1000を呼び出す。この変換元
住所録1000に一連の文字列で保持されている複数階
層の住所表記(この実施形態では自宅住所欄に保持して
いる「千葉県市川市市川3−2−1」)から、住所表記
の階層区分表現語「都、道、府、県、市、区、郡」など
の分割文字位置を取得してRAM6上の図5に示すよう
な接辞位置テーブル500に設定する。
【0034】この分割文字位置取得では、先ず、変換元
住所録1000の自宅住所の住所表記「千葉県市川市市
川3−2−1」から階層区分表現語「都、道、府、県」
に該当する分割文字位置を判定する。この実施形態で
は、「県」が住所表記の3文字目に存在することから、
県位置格納欄504の1番目に「3」をセットする。続
いて、この住所表記から階層区分表現語「市、郡、島」
に該当する分割文字位置を判定する。この実施形態で
は、「市」が住所表記の4文字目、6文字目、7文字目
に存在することから、市位置格納欄505の1番目から
3番目にそれぞれ「4、6、7」をセットする。同様
に、この住所表記から階層区分表現語「区、町、村」に
該当する分割文字位置を判定し、該当の分割文字位置を
該当する接辞位置格納欄508〜510にセットする。
【0035】また、RAM6上の住所表記候補群分割数
を記憶する分割パターン数テーブル(図示省略)に分割
数の最大値(この実施形態では「市」の「3」)をセッ
トして次のステップ42に移る。
【0036】このステップ42では、接辞位置テーブル
500と分割前の自宅住所の住所表記に基づいて階層単
位に分割した分割住所表記候補群を作成する。
【0037】以下、ステップ42における制御処理の詳
細を図12を用いて説明する。先ず、ステップ421で
都位置格納欄501または道位置格納欄502または府
位置格納欄503または県位置格納欄504に分割する
分割文字位置がセットされているかどうかを判定する。
【0038】位置格納欄501〜504の何れかに分割
文字位置がセットされていれば、ステップ422へ移
り、セットされていなければステップ423へ移る。こ
の実施形態では、県位置格納欄504に「3」がセット
されているのでステップ422を実行する。
【0039】このステップ422では、自宅住所の住所
表記の先頭から県位置格納欄504にセットされている
分割文字位置までの分割住所表記「千葉県」を切り出
し、RAM6上の図6に示すような検索パターンテーブ
ル600の第1パターン601の都道府県格納欄に分割
住所表記候補として「千葉県」をセットする。
【0040】続くステップ423において、市位置格納
欄505または郡位置格納欄506または島位置格納欄
507の各格納欄に分割する分割文字位置がセットされ
ているかどうかを判定する。位置格納欄505〜507
の何れかに分割文字位置がセットされていればステップ
424へ移り、セットされていなければステップ425
へ移る。この実施形態では市位置格納欄505に「4、
6、7」がセットされているのでステップ424を実行
する。
【0041】ステップ424では自宅住所の住所表記の
うちの都道府県名を除く分割文字位置から市位置格納欄
505にセットされている1番目の分割文字位置「4」
までの分割住所表記「市」を切り出し、検索パターンテ
ーブル600の第1パターン601の市郡島格納欄に分
割住所表記候補として「市」をセットする。
【0042】次に、ステップ425において、区位置格
納欄508または町位置格納欄509または村位置格納
欄510の各格納欄に分割文字位置がセットされている
かどうかを判定する。そして、位置格納欄508〜51
0の何れかに分割文字位置がセットされていればステッ
プ426へ移り、セットされていなければステップ42
7へ移る。この実施形態では位置格納欄508〜510
の何れにも分割文字位置がセットされていないのでステ
ップ427へ移る。
【0043】ステップ426では、自宅住所の住所表記
のうちの都道府県名及び市郡島名を除く分割文字位置か
ら位置格納欄508〜510の何れかの格納欄にセット
されている分割文字位置までの住所表記を切り出し、検
索パターンテーブル600の第1パターン601の区町
村格納欄に分割住所表記候補としてセットする。
【0044】続くステップ427では、自宅住所の住所
表記のうちの都道府県、市郡島、区町村の上位階層の分
割住所表記候補を除いた文字列(最下位階層の分割住所
表記)があるかどうかを判定する。最下位階層の分割住
所表記があればステップ428へ移り、なければステッ
プ429へ移る。この実施形態では最下位階層の分割住
所表記として「川市市川3−2−1」あるのでステップ
428を実行する。
【0045】ステップ428では最下位階層の分割住所
表記「川市市川3−2−1」を検索パターンテーブル6
00の第1パターン601の最下位表記格納欄に分割住
所表記候補としてセットする。
【0046】続くステップ429で分割パターン数分の
処理を行ったかどうか判定し、処理が終了していなけれ
ばステップ421へ戻って次の分割住所表記候補群(第
2パターン602及び第3パターン603)を作成し、
処理が終了したならばプログラム制御部10に戻る。
【0047】以上の処理を行うことによって、この実施
形態における自宅住所の住所表記から検索パターンテー
ブル600のパターン601〜603に示すように3種
類の分割住所表記候補群を作成することができる。
【0048】次に、プログラム制御部10は、住所表記
検索部13を起動する。この住所表記検索部13におい
て住所表記分割部12で各階層の住所表記に分割した分
割住所表記候補群の中から正しく分割されている分割住
所表記を選択す制御処理について図7を用いて説明す
る。
【0049】先ず、ステップ701において、RAM6
上に記憶する処理回数を示す変数の検索カウンタに初期
値として「0」をセットし、続くステップ702で検索
カウンタを「+1」する。
【0050】ステップ703では、分割パターン数(こ
の実施形態では「3」)と検索カウンタを比較し、分割
パターン数≧検索カウンタであればステップ704へ進
み、分割パターン数<検索カウンタであれば処理を終了
してプログラム制御部10へ戻る。
【0051】続くステップ704で、先ず、検索パター
ンテーブル600の第1パターン601の区町村格納欄
に分割住所表記候補がセットされているかどうかを判定
する。分割住所表記候補がセットされていればステップ
705へ移り、セットされていなければステップ707
へ移る。この実施形態では検索パターンテーブル600
の第1パターン601の区町村格納欄には分割住所表記
候補がセットされていないためにステップ707に移
る。
【0052】ステップ705では検索パターンテーブル
600の第1パターン601の区町村格納欄にセットさ
れている分割住所表記候補に基づいて住所辞書16(図
8参照)の区町村データ群804を検索し、この分割住
所表記候補が住所辞書16に登録されているかどうかを
判定する。そして、区町村データ群804に該当する分
割住所表記が登録されていればステップ706へ移り、
登録されていなければステップ707へ移る。
【0053】ステップ706では、区町村データ群80
4の一致した区町村の分割住所表記をRAM6上の住所
テーブル900(図9参照)の区町村格納欄903にセ
ットし、更に、該一致住所が属する市または郡または島
の分割住所表記を市郡島データ群803から取得して住
所テーブル900の市郡島格納欄902にセットし、同
様に市または郡または島が属する都道府県の分割住所表
記を都道府県データ群802から取得して住所テーブル
900の都道府県格納欄901にセットしてステップ7
10へ移る。
【0054】ステップ707では検索パターンテーブル
600の第1パターン601の市郡島格納欄に分割住所
表記候補がセットされているかを判定する。分割住所表
記候補がセットされていればステップ708へ移り、セ
ットされていなければステップ702へ戻る。この実施
形態では検索パターンテーブル600の第1パターン6
01の市郡島格納欄に分割住所表記候補「市」がセット
されているのでステップ708に移る。
【0055】ステップ708では検索パターンテーブル
600の第1パターン601の市郡島格納欄にセットさ
れている分割住所表記候補「市」に基づいて住所辞書1
6の市郡島データ群803を検索し、該当する市または
郡または島が登録されているかどうかを判定する。そし
て、市郡島データ群803に該当する分割住所表記が登
録されていればステップ709へ進み、登録されていな
ければステップ702へ戻る。この実施形態では検索パ
ターンテーブル600の第1パターン601の市郡島格
納欄にセットされている分割住所表記候補「市」は住所
辞書16に登録されていないためにステップ702へ戻
って次の第2パターン602の分割住所表記候補群につ
いて処理を行う。
【0056】ステップ709では、市郡島データ群80
3の一致した市郡島の分割住所表記を住所テーブル90
0の市郡島格納欄90にセットし、更に、該一致住所が
属する都道府県の分割住所表記を都道府県データ群80
2から取得して住所テーブル900の都道府県格納欄9
01にセットする。
【0057】最終ステップ710では、検索パターンテ
ーブル600の最下位表記格納欄に格納されている最下
位階層の分割住所表記候補を住所テーブル900の最下
位表記格納欄904に最下位階層分割住所表記としてセ
ットした後に処理を終了してプログラム制御部10へ戻
る。
【0058】以上に述べた図7の処理ステップを実行す
ることにより、この実施形態で例示した検索パターンテ
ーブル600の第2パターン602の市郡島格納欄にセ
ットされている分割住所表記候補「市川市」が住所辞書
16に登録されていることから、住所テーブル900の
都道府県格納欄901に「千葉県」をセットし、市郡島
格納欄902に「市川市」をセットし、最下位表記格納
欄904に「市川3−2−1」をセットすることで、正
しく分割された分割住所表記群を取得することができ
る。
【0059】次に、プログラム制御部10は、住所録項
目セット部15を起動する。この住所録項目セット部1
5は、図10に示した変換元住所録1000の項目と図
9に示した住所テーブル900に格納されている各階層
の分割住所表記群を図11に示した変換先住所録110
0の各項目にセットして、図3に示したファイル指定画
面300の変換先住所録ファイル名302で指定された
ファイル名で出力することによって住所録データの変換
を完了する。
【0060】また、図7に示した処理ステップにより、
例えば「市川市市川3−2−1」のように、都道府県の
分割住所表記を省略して保持していない住所表記であっ
ても「市川市」に基づいて住所辞書16から「千葉県」
を含めた住所表記が取得することができるので、変換先
住所録1100には全階層の分割住所表記を格納するこ
とができる。
【0061】なお、変換元住所録1000に保持してい
る勤務先の住所表記(図示省略)についても同様な処理
を行うことで、正しく分割された分割住所表記を出力す
ることができる。
【0062】更に、該当する住所に対して複数の上位階
層の分割住所表記が存在するような住所、例えば「中央
区」などに対しては、表示装置3に該当する分割住所表
記の上位階層の各分割住所表記候補を表示/選択するよ
うに構成することによって、複数の上位階層の分割住所
表記が存在する場合でも正しい分割住所表記の選択を行
ってセットすることが可能である。
【0063】更にまた、分割住所表記候補に一致する分
割住所表記が住所辞書16に存在しない場合には、この
分割住所表記候補が誤記(誤入力)であることも考えら
れるので、住所辞書16に登録されている類似の分割住
所表記を取得して表示装置3に表示/選択するように構
成することによって、変換元住所録に誤入力されている
住所表記についても対応することができるようになる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、変換元の住所録に複数階層構
成の住所表記を一連の文字列として保持している住所表
記を変換先の所定の形式の住所表記に変換する住所録変
換において、変換元の住所録に保持されている住所表記
に用いられた階層区分表現語に基づいて該住所表記を各
階層の分割住所表記候補に分割し、この分割住所表記候
補に基づいて住所辞書を検索して正しく分割されている
分割住所表記候補を選択し、選択した分割住所表記候補
を変換先の住所録の該当階層項目に分割住所表記として
設定するので、一連の文字列で保持されている複数階層
構成の住所表記を各階層の住所表記に正しく分割して取
得することができる。
【0065】また、変換元の住所録に上位階層の住所表
記が保持されていない住所表記に対しては、正しく分割
された下位階層の分割住所表記に基づいて住所辞書から
上位階層の住所表記を取得して該当階層項目に設定する
ことにより、オーガナイザーなどの一般的な住所録アプ
リケーションプログラムで扱えるデータ形式に変換する
ことができる。
【0066】更に、正しい分割住所表記候補がないとき
には、住所辞書から類似の住所表記を取得して提示/選
択することにより、誤記のある住所表記を正しく分割し
て正しい住所表記を取得することができる。
【0067】従って、携帯端末装置で作成した住所録を
パーソナルコンピュータ上で動作する一般的な住所録ア
プリケーションで扱う住所録形式に変換することができ
るので、変換先の住所録に対して住所表記の再入力を行
う煩雑さを解消することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住所録データ変換アプリケーションプ
ログラムの一例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る情報処理装置の一例を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る情報処理装置において
住所録データの変換元と変換先のファイル名を指定する
ファイル指定画面である。
【図4】本発明の実施形態に係る情報処理装置において
分割前の住所表記から分割住所表記候補群を作成する制
御処理のフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る情報処理装置において
分割前の住所表記に含まれる階層区分表現語(地名接尾
語)の文字位置を記憶する接辞位置テーブルである。
【図6】本発明の実施形態に係る情報処理装置において
分割前の住所表記から階層区分表現語に基づいて各階層
に分割した分割住所表記候補を記憶する検索パターンテ
ーブルである。
【図7】本発明の実施形態に係る情報処理装置における
住所表記検索部の制御処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施形態に係る情報処理装置における
住所辞書である。
【図9】本発明の実施形態に係る情報処理装置における
分割後の分割住所表記を記憶する住所テーブルである。
【図10】変換元の住所録データの一例である。
【図11】変換先の住所録データの一例である。
【図12】本発明の実施形態に係る情報処理装置におい
て分割住所表記候補群を作成する制御処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 入力装置 3 表示装置 4 ポインティング装置 5 内蔵記憶装置 6 RAM 7 外部記憶装置 8 メインメモリ 10 プログラム制御部 11 住所録データ変換指定画面表示部 12 住所表記分割部 13 住所表記検索部 14 郵便番号検索部 15 住所録項目セット部 16 住所辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺門 健司 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 Fターム(参考) 5B009 ME02 ME15 ME17 ME23 MH02 TA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換元の住所録に複数階層構成の住所表
    記を一連の文字列として保持している住所表記を変換先
    の所定の形式の住所表記に変換する住所録変換方法にお
    いて、 変換元の住所録に保持されている住所表記に用いられた
    階層区分表現語に基づいて該住所表記を各階層の分割住
    所表記候補に分割し、この分割住所表記候補に基づいて
    住所辞書を検索して正しく分割されている分割住所表記
    候補を選択し、選択した分割住所表記候補を変換先の住
    所録の該当階層項目に分割住所表記として設定すること
    を特徴とする住所録変換方法。
  2. 【請求項2】 変換元の住所録に上位階層の住所表記が
    保持されていない住所表記に対しては、正しく分割され
    た下位階層の分割住所表記に基づいて住所辞書から上位
    階層の住所表記を取得して該当階層項目に設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の住所録変換方法。
  3. 【請求項3】 正しい分割住所表記候補がないときに
    は、住所辞書から類似の住所表記を取得して提示/選択
    することを特徴とする請求項1または2に記載の住所録
    変換方法。
  4. 【請求項4】 変換元の住所録に複数階層構成の住所表
    記を一連の文字列として保持している住所表記を変換先
    の所定の形式の住所表記に変換する住所録変換装置にお
    いて、 変換元の住所録に保持されている住所表記に用いられた
    階層区分表現語に基づいて該住所表記を階層単位に分割
    住所表記候補として分割する住所表記分割手段と、各地
    の住所表記を記憶した住所辞書と、前記住所表記分割手
    段により分割された分割住所表記候補に基づいて前記住
    所辞書を検索して正しく分割されている分割住所表記候
    補を選択する住所表記検索手段と、前記住所表記検索手
    段により選択した分割住所表記候補を変換先の住所録の
    該当階層項目に分割住所表記として設定する住所表記設
    定手段を設けたことを特徴とする住所録変換装置。
  5. 【請求項5】 前記住所表記設定手段は、変換元の住所
    録に上位階層の住所表記が保持されていない住所表記に
    対しては、正しく分割された下位階層の分割住所表記に
    基づいて上位階層の住所表記を取得して該当階層項目に
    設定することを特徴とする請求項4に記載の住所録変換
    装置。
  6. 【請求項6】 前記住所表記検索手段は、正しい分割住
    所表記候補がないときには、住所辞書から類似の住所表
    記を取得して提示/選択することを特徴とする請求項4
    または5に記載の住所変換装置。
  7. 【請求項7】 変換元の住所録に複数階層構成の住所表
    記を一連の文字列として保持している住所表記を変換先
    の所定の形式の住所表記に変換するように住所録変換装
    置を機能させるために、変換元の住所録に保持されてい
    る住所表記に用いられた階層区分表現語に基づいて該住
    所表記を各階層の分割住所表記候補に分割し、分割した
    分割住所表記候補に基づいて住所辞書を検索して正しく
    分割されている分割住所表記候補を選択し、選択した分
    割住所表記候補を変換先の住所録の該当階層項目に分割
    住所表記として設定する処理を行う住所録変換処理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記住所変換処理プログラムは、変換元
    の住所録に上位階層の住所表記が保持されていない住所
    表記に対しては、正しく分割された下位階層の分割住所
    表記に基づいて住所辞書から上位階層の住所表記を取得
    して該当階層項目に設定する処理を行うことを特徴とす
    る請求項7に記載の住所録変換処理プログラムを記録し
    た記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記住所録変換処理プログラムは、正し
    い分割住所表記候補がないときには、住所辞書から類似
    の住所表記を取得して提示/選択することを特徴とする
    請求項7または8に記載の住所録変換プログラムを記録
    した記録媒体。
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