JP2000029745A - 障害検知方法、コンピュータシステム及び構成装置、記録媒体 - Google Patents

障害検知方法、コンピュータシステム及び構成装置、記録媒体

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JP2000029745A
JP2000029745A JP10195984A JP19598498A JP2000029745A JP 2000029745 A JP2000029745 A JP 2000029745A JP 10195984 A JP10195984 A JP 10195984A JP 19598498 A JP19598498 A JP 19598498A JP 2000029745 A JP2000029745 A JP 2000029745A
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JP10195984A
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Yuji Senboku
裕司 千北
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント側の観点から、迅速な障害発生
の検知が可能となる情報提供システムを提供する。 【解決手段】 状態監視装置10は、通信制御部11、
状態監視処理部12、応答情報取得処理部13、異常検
知処理部14を具備して構成される。状態監視処理部1
2は、所定周期で業務サーバ30の稼働状態を監視する
ためのサービス要求を送出する。応答情報取得処理部1
3では、サービス要求に対応する業務サーバからの応答
情報を取得し、当該応答情報が「正常」かまたは「異
常」かを判定する。応答情報が「異常」と判定された場
合には、異常検知処理部14では、当該応答情報に対応
する業務サーバ30における障害発生を検知して、通信
制御部11を介してシステム統括管理サーバ20に対し
て該障害発生に関する情報を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム管理、障
害検知技術に係り、特に、ネットワーク環境におけるコ
ンピュータ装置の障害発生を迅速に検知して信頼性の向
上を図る手法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インタネット等の公衆網に代表さ
れる大規模且つ高速なネットワーク環境の発展により、
利用者に対して多様な形態で情報提供を行うコンピュー
タシステムの開発が盛んである。これらのコンピュータ
システムでは、障害発生に伴うシステム全体の効率低下
や、システムへの不正侵入者に対する機密保護等を考慮
した、高信頼のシステム構築及びシステム運用管理が望
まれている。上述のネットワーク環境において構築され
たコンピュータシステムでは、通常、クライアント・サ
ーバシステム型の通信形態が採用されており、利用者
は、クライアント側となるコンピュータ装置からアクセ
ス用インタフェースを使用して、サーバにアクセスし、
所望の電子化情報を取得する。このようなコンピュータ
システムでは、例えば、WWW(World Wide Web)サー
バ、DNS(Domain Name System)、Proxyサーバ
等、特有な処理を担当する各サーバを該ネットワーク上
に分散配置して利用者への情報提供を行っている。
【0003】これらの各サーバにおいて、異常発生に伴
うシステム障害の原因を検出するためには、例えば、シ
ステム管理者等が該当するサーバにアクセスして、OS
(オペレーティングシステム)や各種アプリケーション
の稼働に伴う多様なシステムメッセージを時刻毎に記録
したイベントログ等の履歴情報(以下、ログ)の内容を
検証するのが一般的であり、ログにおける異常の有無を
確認してから障害への対処を行っている。また、公知の
技術により、障害発生の検知を含む汎用的なシステム運
用管理ツールが知られている。このような市販のシステ
ム運用管理ツールでは、使用しているソフトウェアやハ
ードウェア自体の障害が迅速に検知可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のコン
ピュータシステムにおける運用管理では、安定的に動作
させ続けることが重要であり、故障等の障害の発生しな
いシステムが理想的ではあるものの、障害の発生はシス
テムにおける不可避的な要素となっているの現状であ
る。このような障害発生に対する定量的な指標として、
例えば、平均故障間隔(MTBF:mean time between failur
e、以下、MTBF)や平均修理時間(MTTR:mean time to
repair、以下、MTTR)が知られている。このMTB
Fを長くし、またMTTRを短くすることが信頼性の高
いシステム運用管理において重要であり、障害の検知を
出来るだけ迅速に行わなければならない。
【0005】また、サーバにおいてソフトウェア自体が
正常に稼働中であるにもかかわらず、クライアントにお
いて当該サーバのサービスが使用不能となる状態が発生
する場合がある。このようなケースにおいて、上述のシ
ステム運用管理ツールを用いた場合には、潜在的に存在
する障害を検知することができないため、MTTRが長
くなってしまうという問題があった。
【0006】このような問題は、クライアント側におい
てサーバ側に対する不具合が生じた状況を障害発生とし
て検知できれば解決されるものである。
【0007】そこで本発明の課題は、クライアント即ち
情報取得要求元側の観点から、迅速な障害発生の検知が
可能となる障害検知方法を提供することにある。本発明
の他の課題は、上記障害検知方法の実施に適したコンピ
ュータシステムとその構成装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、上記障害検知方法及びコンピュー
タシステム等を汎用のコンピュータ装置で実現するため
の記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の障害検知方法は、双方向通信環境における情報取得
要求元から情報提供元に対して周期的に所定の情報取得
要求を送出し、前記情報提供元から当該情報取得要求に
対応する応答情報を取得することにより前記情報提供元
の稼働状態を監視するとともに、取得した応答情報に基
づいて前記情報提供元における障害発生の有無を前記情
報取得要求元で検知することを特徴とする。
【0009】上記他の課題を解決する本発明のコンピュ
ータシステムは、双方向通信可能な環境において情報取
得要求元となる複数の第1コンピュータ装置、前記第1
コンピュータ装置に対して情報提供を行う複数の第2コ
ンピュータ装置、前記第2コンピュータ装置の稼働状態
を監視する稼働状態監視装置、及び前記双方向通信可能
な環境を統括的に管理する第3コンピュータ装置を各々
接続して成り、前記稼働状態監視装置または前記複数の
第1コンピュータ装置のうち少なくとも一つが、特定の
前記第2コンピュータ装置における障害発生の有無を周
期的に監視して障害発生を検知する障害検知手段と、検
知された障害発生に関する情報を前記第3コンピュータ
装置に対して通知する障害通知手段とを備え、前記障害
検知手段が障害発生を検知する毎に前記第3コンピュー
タ装置に対して通知することを特徴とする。
【0010】前記第2コンピュータ装置は、例えば、前
記稼働状態監視装置または前記第1コンピュータ装置に
対する応答情報群が予め保持され、前記稼働状態監視装
置または特定の前記第1コンピュータ装置からなされる
情報取得要求から、対応する応答情報が索出可能に構成
される。
【0011】また、前記第3コンピュータ装置は、例え
ば、前記双方向通信可能な環境を統括的に管理する所定
のSNMPマネージャとして機能するように構成され
る。
【0012】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、双方向通信可能な環境において、情報取得要求元と
なる複数の第1コンピュータ装置、第1コンピュータ装
置に対して情報提供を行う複数の第2コンピュータ装
置、双方向通信可能な環境を統括的に管理する第3コン
ピュータ装置に各々接続され、前記第2コンピュータ装
置の稼働状態を監視するコンピュータ装置に読み取ら
れ、そのコンピュータ装置を前記第2コンピュータ装置
に対する稼働状態監視装置として機能させるプログラム
を記録した記録媒体であり、このプログラムが、少なく
とも、特定の前記第2コンピュータ装置における障害発
生の有無を周期的に監視して障害発生を検知する処理
と、検知された障害発生に関する情報を前記第3コンピ
ュータ装置に対して通知する処理とを前記コンピュータ
装置に実行させるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明を、情報提供を行う情
報提供システムに適用した場合の実施の形態を表す機能
ブロック図である。この情報提供システム1は、状態監
視装置10、システム全体の統括管理を行うシステム統
括管理サーバ20、個々の特有なアプリケーション及び
情報の提供を行う複数の業務サーバ30、複数のクライ
アント40を公衆網Lを介して各々双方向通信可能に接
続して構成される。
【0014】業務サーバ30はサーバ機能を有するコン
ピュータ装置であり、保有している固有のアプリケーシ
ョン及び情報に関するサービスを複数のクライアント4
0に対して提供する。サーバ機能は、例えば、DNS、
WINS(Windows InternetNetwork Service)、データ
ベース管理システム(DBMS)、電子メールサーバで
あるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)/PO
P3等を提供する機能である。
【0015】システム統括管理サーバ20は、情報提供
システム1全体を統括的に管理するサーバ(コンピュー
タ装置)であり、例えば、SNMP(Simple Network Ma
nagement Protocol)を管理するSNMPマネージャとし
て機能させるように構成される。具体的には、公知技術
により実現された一般的な市販のSNMPマネージャに
関するツールを用い、情報提供システム1において管理
対象となる機器等に周期的にポーリングを行い、ステー
タスや構成情報を取得できるように構成する。また、管
理対象の機器に障害が発生した場合に、当該機器はSN
MPにおける障害発生等の通知を行う公知のSNMP
Trapを用いてシステム統括管理サーバ20に対して
障害発生の通知を行うようにする。SNMP Trap
を受信したシステム統括管理サーバ20は、該障害に関
する情報を管理者へ通知を行ったり、記録(ログ)を残
したりする。
【0016】なお、本実施形態における情報提供システ
ム1は、公知のTCP/IP(Transmission Control Pr
otocol/Internet Protocol)の通信プロトコルをベース
に構成されているものとする。
【0017】コンピュータ装置により実現される、業務
サーバ30の稼働状態即ちステータスを監視する状態監
視装置10は、自己のOS下で所定のプログラムを読み
込んで実行することにより形成される、通信制御部1
1、状態監視処理部12、応答情報取得処理部13、異
常検知処理部14を具備して構成される。
【0018】状態監視装置10において各機能を形成さ
せる上記プログラムは、通常、当該状態監視装置10を
構成するコンピュータ装置の内部あるいは外部記憶装置
に、上記各機能ブロックを形成可能な任意の記録形態で
格納され、随時読み取られて実行されるようになってい
る。例えば、コンピュータ装置等とは分離可能なCD−
ROMやFD等の可搬性記録媒体、あるいは構内ネット
ワークに接続されたプログラムサーバ等にコンピュータ
可読の形態で格納され、使用時に上記内部記憶装置また
は外部記憶装置にインストールされて随時実行に供され
るものであってもよい。
【0019】通信制御部11は、公衆網Lを介してシス
テム統括管理サーバ20及び複数の業務サーバ30との
データ授受を行うものである。
【0020】状態監視処理部12は、通信制御部11を
介して複数の業務サーバ30における稼働状態を監視
(以下、状態監視)して異常即ち障害発生の有無を監視
するものである。また、応答情報取得処理部13におい
て取得された業務サーバ30からの稼働状態を表す後述
の応答情報に基づいて、当該応答情報の判定結果が「正
常」である場合には、所定の周期で対応する業務サーバ
30に対して状態監視処理を繰り返して行う。
【0021】応答情報取得処理部13は、状態監視処理
部12から複数の業務サーバ30に対してなされる状態
監視の過程において、対応する業務サーバ30から返却
される応答情報を通信制御部11を介して取得するとと
もに、当該応答情報から業務サーバ30における稼働状
態を判定するものである。該判定は、例えば、応答情報
が正当な値ならば「正常」、また不当な値ならば「異
常」と判定するように構成される。
【0022】異常検知処理部14は、応答情報取得処理
部13において取得された応答情報から業務サーバ30
における稼働状態が「異常」と判定された場合を障害発
生として検知するとともに、通信制御部11を介して該
障害発生に関する情報をシステム統括管理サーバ20に
対して通知するものである。
【0023】この状態監視装置10は、概念的に、シス
テム統括管理サーバ20と業務サーバ30との間に介在
して障害発生の検知及び通知を行うものであるが、業務
サーバ30に対する状態監視をクライアント40の立場
から行うために、情報提供システム1におけるシステム
の階層的な観点からは、状態監視装置10はクライアン
ト40と同位レベルの装置として位置付けられる。
【0024】次に、本実施形態における情報提供システ
ム1の具体的な動作について説明する。図2は、情報提
供システム1における処理手順図である。まず、状態監
視装置10は、状態監視処理部12により、状態監視の
対象となる業務サーバ30に対してサービス要求を送出
する(ステップS101)。状態監視装置10は、当該
サービス要求に対応する業務サーバ30からの応答情報
を応答情報取得処理部13において取得する(ステップ
S102)。また、応答情報取得処理部13では、当該
応答情報から業務サーバ30の稼働状態が「正常」また
は「異常」のいずれかの判定を行う。この判定結果が
「正常」ならば(ステップS103:Yes)ステップS
101に戻り、状態監視処理部12は、対応する業務サ
ーバ30に対して予め設定された時間間隔から成る所定
周期で状態監視処理を繰り返す。一方、該判定結果が
「異常」ならば(ステップS103:No)、状態監視装
置10は、当該応答情報を異常検知処理部14に入力し
て対応する業務サーバ30における障害発生を検知し、
該障害発生に関する情報をシステム統括管理サーバ20
に対して通知する(ステップS104)。この通知は、
例えば、システム統括管理サーバ20に対して上述のS
NMP Trapを用いて行う。
【0025】状態監視装置10からの障害発生通知を取
得したシステム統括管理サーバ20は、この障害に対し
て、例えば、システム管理者に対して通知する、或いは
システムログとして記録する等適宜対応処理を行う(ス
テップS105)。
【0026】本実施形態における状態監視装置10で
は、例えば、以下に示すようなアプリケーション監視手
法により、業務サーバ30に対する状態監視を行うもの
である。
【0027】・DNS(Domain Name System) ドメイン名からIPアドレスを取得可能なことを確認す
る。例えば、「www.domain.co.jp」という特定のドメイ
ン名についての「nslookup」というコマンドを業務サー
バ30に対して送出し、対応する「xxx.xxx.xxx.xxx」
という一意のIPアドレスが取得可能か否かにより障害
発生の有無を検知する。
【0028】・WINS(Windows Internet Network Se
rvice) NetBIOS(Network Basic Input/Output System)
名からIPアドレスを取得可能なことを確認する。例え
ば、「Machine_Name」という特定のNetBIOS名に
ついての「ping」コマンドを業務サーバ30に対して送
出し、対応する「yyy.yyy.yyy.yyy」という一意のIP
アドレスが取得可能か否かにより障害発生の有無を検知
する。
【0029】・DBMS(Database Management System) DBMSに接続し、情報を取得可能なことを確認する。
例えば、「select*from Table_Name」という特定のデー
タに関する検索要求を、DBMSを提供する業務サーバ
30に対して送出し、対応するデータの検索結果が取得
可能か否かにより障害発生の有無を検知する。
【0030】・SMTP(Simple Mail Transfer Protoc
ol)/POP3 Server SMTPにおけるPOP3電子メールサーバ機能を提供
する業務サーバ30に対して、例えば、「telnet」コマ
ンドを用いて接続し、「helo」コマンド等を使用して正
常稼働状態を表す所定の値が返却されるか否かにより障
害発生の有無を検知する。
【0031】・HTTP(Hypertext Transport Protoco
l) Server HTTPサーバ機能を提供する業務サーバ30における
HTTPボートに対して、例えば、「telnet」コマンド
を用いて接続し、「get」コマンドを使用して特定のH
TMLが返却されるか否かにより障害発生の有無を検知
する。
【0032】なお、業務サーバ30側では、状態監視装
置10に対して応答すべき、例えばIPアドレスのリス
ト等ような応答情報群を予め保持しておき、状態監視装
置10からなされる上述のようなサービス要求から、対
応する応答情報が索出可能なように適宜構成しておけば
良い。
【0033】このように、本実施形態の情報提供システ
ム1では、クライアント側の観点から障害検知を行うこ
とにより、サーバにおいてソフトウェア自体が正常に稼
働中であるにもかかわらず、クライアントにおいて当該
サーバのサービスが使用不能となる状態が発生した場合
であっても障害発生として検知することが可能となる。
【0034】また、サーバにおいて上述のような潜在的
に存在する障害を検知することが容易となることから、
MTTRを短くすることが可能となる。状態監視装置1
0は、障害発生に関する情報等をシステム統括管理サー
バ20に対して通知するので、システム統括管理サーバ
20側では、業務サーバ30に対する定期的な管理処理
が軽減される。
【0035】このように、本実施形態の情報提供システ
ム1によれば、システム全体における信頼性及び運用管
理に係る処理効率が大幅に向上する。
【0036】(第2実施形態)本発明は、クライアント
・サーバシステムにおけるクライアントに対して適用さ
せて構成することも可能である。この場合のクライアン
トは、少なくとも、上記情報提供システム1における状
態監視装置10と同一の機能ブロックである、状態監視
処理部12、応答情報取得処理部13、及び異常検知処
理部14、を具備して構成される。
【0037】このクライアントが状態監視装置10と相
違する点は、クライアントに検知した障害発生に関する
情報を提示するための表示装置を具備する点であり、ク
ライアントに具備されるディスプレイ装置等の出力装置
に対してメッセージ等の出力を行うように異常検知処理
部14を構成させる。また、通信制御部11に相当する
処理は、クライアント自体に具備される通信制御の機能
を使用することにより代替が可能となる。
【0038】第1実施形態における状態監視装置10
は、上述のように、業務サーバ30に対する状態監視を
クライアント40の立場から行うために、情報提供シス
テム1におけるシステムの階層的な観点からは、クライ
アント40と同位レベルとして位置付けられている。こ
のことから、第2実施形態では、例えば、複数のクライ
アントにおける少なくとも一つのクライアントを、状態
監視装置10として機能するように上記機能ブロック1
2〜14を組み込んで具備させ、クライアントを構成す
ることにより上記情報提供システム1における状態監視
装置10と同等の効果を得ることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、クライアント即ち情報取得要求元側の観点か
ら、迅速な障害発生の検知が可能となるとともに、情報
取得要求元側において情報提供元側に対する不具合が生
じた状態を障害発生として検知できることから障害発生
の検知精度を一定値以上維持することが可能となる、特
有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報提供システムの一実施形態
を表す機能ブロック図。
【図2】本実施形態の情報提供システムにおける処理手
順図。
【符号の説明】
1 情報提供システム 10 状態監視装置 11 通信制御部 12 状態監視処理部 13 応答情報取得処理部 14 異常検知処理部 20 システム統括管理サーバ 30 業務サーバ 40 クライアント L 公衆網

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向通信環境における情報取得要求元
    から情報提供元に対して周期的に所定の情報取得要求を
    送出し、 前記情報提供元から当該情報取得要求に対応する応答情
    報を取得することにより前記情報提供元の稼働状態を監
    視するとともに、 取得した応答情報に基づいて前記情報提供元における障
    害発生の有無を前記情報取得要求元で検知することを特
    徴とする、障害検知方法。
  2. 【請求項2】 双方向通信可能な環境において情報取得
    要求元となる複数の第1コンピュータ装置、前記第1コ
    ンピュータ装置に対して情報提供を行う複数の第2コン
    ピュータ装置、前記第2コンピュータ装置の稼働状態を
    監視する稼働状態監視装置、及び前記双方向通信可能な
    環境を統括的に管理する第3コンピュータ装置を各々接
    続して成り、 前記稼働状態監視装置は、特定の前記第2コンピュータ
    装置における障害発生の有無を周期的に監視して障害発
    生を検知する障害検知手段と、 検知された障害発生に関する情報を前記第3コンピュー
    タ装置に対して通知する障害通知手段とを備え、前記障
    害検知手段が障害発生を検知する毎に前記第3コンピュ
    ータ装置に対して通知することを特徴とする、コンピュ
    ータシステム。
  3. 【請求項3】 双方向通信可能な環境において情報取得
    要求元となる複数の第1コンピュータ装置、前記第1コ
    ンピュータ装置に対して情報提供を行う複数の第2コン
    ピュータ装置、及び前記双方向通信可能な環境を統括的
    に管理する第3コンピュータ装置を各々接続して成り、 前記複数の第1コンピュータ装置のうち少なくとも一つ
    が、 特定の前記第2コンピュータ装置における障害発生の有
    無を周期的に監視して障害発生を検知する障害検知手段
    と、 検知された障害発生に関する情報を前記第3コンピュー
    タ装置に対して通知する障害通知手段と、 を備え、前記障害検知手段が障害発生を検知する毎に前
    記第3コンピュータ装置に対して通知することを特徴と
    する、コンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置に対する情報取得要求を予め設定された時間間
    隔で送出し、当該情報取得要求に対応する前記第2コン
    ピュータ装置からの応答情報を取得するとともに、取得
    された応答情報に基づいて「正常」または「異常」のい
    ずれかを判定することにより前記第2コンピュータ装置
    における障害発生の有無を検知するように構成されてい
    ることを特徴とする、 請求項2または3記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置に対して特定のドメイン名についての情報取得
    要求を送出し、当該情報取得要求に対応する一意のIP
    アドレスが取得可能か否かにより、前記第2コンピュー
    タ装置における障害発生の有無を検知するように構成さ
    れていることを特徴とする、 請求項2乃至4のいずれかの項記載のコンピュータシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置に対して特定のNetBIOS名についての情
    報取得要求を送出し、当該情報取得要求に対応する一意
    のIPアドレスが取得可能か否かにより、前記第2コン
    ピュータ装置における障害発生の有無を検知するように
    構成されていることを特徴とする、 請求項2乃至4のいずれかの項記載のコンピュータシス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置において構築されたデータベースに対して特定
    のデータ検索要求を含む情報取得要求を送出し、当該情
    報取得要求に対応するデータの検索結果が取得可能か否
    かにより、前記第2コンピュータ装置における障害発生
    の有無を検知するように構成されていることを特徴とす
    る、 請求項2乃至4のいずれかの項記載のコンピュータシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置に対して所定のSMTPに準拠した電子メール
    サーバ機能の稼働状態に関する情報取得要求を送出し、
    当該情報取得要求に対応する正常稼働状態を表す応答情
    報が取得可能か否かにより、前記第2コンピュータ装置
    における障害発生の有無を検知するように構成されてい
    ることを特徴とする、 請求項2乃至4のいずれかの項記載のコンピュータシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記障害検知手段は、前記第2コンピュ
    ータ装置に対して特定のHTMLについての情報取得要
    求を送出し、当該情報取得要求に対応するHTMLが取
    得可能か否かにより、前記第2コンピュータ装置におけ
    る障害発生の有無を検知するように構成されていること
    を特徴とする、 請求項2乃至4のいずれかの項記載のコンピュータシス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記障害通知手段は、前記検知された
    障害発生に関する情報を、所定のSNMP Trapに
    より前記第3コンピュータ装置に対して通知するように
    構成されていることを特徴とする、 請求項2または3記載のコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 前記第2コンピュータ装置は、前記稼
    働状態監視装置または前記第1コンピュータ装置に対す
    る応答情報群が予め保持され、前記稼働状態監視装置ま
    たは特定の前記第1コンピュータ装置からなされる情報
    取得要求から、対応する応答情報が索出可能に構成され
    ていることを特徴とする、 請求項2または3記載のコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 前記第3コンピュータ装置は、前記双
    方向通信可能な環境を統括的に管理する所定のSNMP
    マネージャとして機能するように構成されていることを
    特徴とする、 請求項2または3記載のコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 既定のTCP/IPに準拠した通信プ
    ロトコルに基づいて前記双方向通信を行うように構成さ
    れていることを特徴とする、 請求項2乃至12いずれかの項に記載されたコンピュー
    タシステム。
  14. 【請求項14】 双方向通信可能な環境において、情報
    取得要求元となる複数の第1コンピュータ装置、前記第
    1コンピュータ装置に対して情報提供を行う複数の第2
    コンピュータ装置、及び前記双方向通信可能な環境を統
    括的に管理する第3コンピュータ装置に各々接続され、
    前記第2コンピュータ装置の稼働状態を監視するコンピ
    ュータ装置に読み取られ、当該コンピュータ装置を前記
    第2コンピュータ装置に対する稼働状態監視装置として
    機能させるプログラムを記録した記録媒体であって、前
    記プログラムが、少なくとも、 特定の前記第2コンピュータ装置における障害発生の有
    無を周期的に監視して障害発生を検知する処理、 検知された障害発生に関する情報を前記第3コンピュー
    タ装置に対して通知する処理、 を前記コンピュータ装置に実行させるものであることを
    特徴とする記録媒体。
JP10195984A 1998-07-10 1998-07-10 障害検知方法、コンピュータシステム及び構成装置、記録媒体 Pending JP2000029745A (ja)

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