JP2000028017A - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置

Info

Publication number
JP2000028017A
JP2000028017A JP10211808A JP21180898A JP2000028017A JP 2000028017 A JP2000028017 A JP 2000028017A JP 10211808 A JP10211808 A JP 10211808A JP 21180898 A JP21180898 A JP 21180898A JP 2000028017 A JP2000028017 A JP 2000028017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
faucet
operation handle
water discharge
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10211808A
Other languages
English (en)
Inventor
Keita Nakayama
圭太 中山
Masatomo Morizaki
雅智 森崎
Yoshio Hatanaka
良雄 畑中
Tetsuyo Takeshita
徹洋 竹下
Masabumi Nakao
正文 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP10211808A priority Critical patent/JP2000028017A/ja
Publication of JP2000028017A publication Critical patent/JP2000028017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利き手とされる方の手に障害のある使用者に
も配慮され、使い勝手のよい水栓装置10を提供する。 【解決手段】 水栓装置10は、横長に形成され、給水
した混合水を自身に配したカラン12から吐水する流路
を有する水栓本体11と水栓本体の軸上に配設され駆動
することによって水栓本体11の流路を開閉する吐水バ
ルブ30とを備えている。水栓装置10は、水栓本体1
1の両端部で回動自在に支持され、使用者による操作力
を吐水バルブ30の駆動力として伝達するための吐水操
作ハンドル50を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水栓装置及び操作
ハンドルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低温水源及び高温水源からそれぞ
れ供給された低温水及び高温水を混合する混合バルブ
と、該混合バルブから送られる混合湯水を1つないし2
つの給水路へ選択的に給水を行う切替バルブ、または混
合湯水を吐水・止水させる開閉バルブと、上記混合バル
ブ及び開閉バルブをほぼ同一軸上に配置した水栓本体
と、この水栓本体に配置され、且つ上記給水路からの混
合湯水を吐水するカラン部とを有する水栓装置が知られ
ている。
【0003】この水栓装置は、使用者による操作力をバ
ルブの駆動力として伝達するため、通常、本体の軸上で
しかも右端部(若しくは左端部)に吐水操作ハンドルを
備えたものが殆どである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記水栓装
置を使用するとき、使用者は、通常では身体の中心をカ
ランに一致させるのであるが、右端部に吐水操作ハンド
ルを備える場合、左の手では遠く操作しにくいため、必
然的に右の手が操作のための利き手となる。(逆に左端
部に吐水操作ハンドルを備える場合、左手が操作のため
の利き手となる。
【0005】そのため、利き手とされる方の手に障害が
ある場合、身体の中心をカランに一致させて操作するこ
とが困難になり、上記水栓装置が使い勝手の悪い物にな
っていた。
【0006】また、あるいは浴室内で上記水栓装置を使
用する場合があるが、上記水栓装置を浴槽へのお湯はり
と、洗い場での洗面・湯溜めの両方に用いる兼用水栓と
して使用する場合、浴室のレイアウト(右勝手/左勝
手)によって、吐水操作ハンドルが使用者から遠くに位
置することがあり、そのことも水栓装置が使い勝手の悪
いものとなる一因となっていた。
【0007】従って、本発明の目的は、利き手とされる
方の手に障害のある使用者にも配慮され、また浴室で兼
用水栓として使用したときにもレイアウトに左右され
ず、使い勝手の良い水栓装置及びその操作ハンドルを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するためになされた発明は、低温水源及び高
温水源からそれぞれ供給された低温水及び高温水を混合
する混合バルブと、該混合バルブから送られる混合湯水
を複数の給水路へ選択的に給水の切替を行う切替バル
ブ、または混合湯水を吐水させる開閉バルブとを有し、
上記混合バルブ及び開閉バルブをほぼ同一軸上に配置し
た水栓本体と、この水栓本体に配置され、且つ上記給水
路からの混合湯水を吐水する吐水口と、上記水栓本体の
軸上の一端部に配置され、上記混合バルブを駆動する温
度設定操作ハンドルと、上記水栓本体の軸上の他端部で
駆動自在に支持されるとともに上記開閉バルブに連結さ
れた吐水操作ハンドル本体部と、該水栓本体の一端部側
で駆動可能に支持されたハンドル支持部と、上記吐水操
作ハンドル本体部とハンドル支持部とを連結する握り部
とを備え、上記吐水操作ハンドル本体部・ハンドル支持
部・握り部をアーチ状の構成としたことを特徴とする。
【0009】なお、このことによりアーチ部は、吐水口
より温度設定操作ハンドル近傍まで延説させることが出
来、左右略対称の優れた意匠性を得ることができる。
【0010】また、吐水操作ハンドルは、水栓本体の両
側で回動自在に支持する構成を取ることにより、つまり
吐水ハンドル本体部とハンドル支持部とにより回動自在
に堅固に支持する構成を取ることにより、水栓本体の左
右どちら側からでも開閉・切替操作を行うことができ
る。
【0011】さらに、吐水操作ハンドルは、開閉バルブ
の複数の給水路への切替、または開閉する機能を備えた
場合には、以下の構成を取ることが有効である。すなわ
ち、吐水操作ハンドルのアーチ部は、水平方向に配置し
た場合に、その操作角度が狭くなり、特にカランの上方
または下方に配置した場合に一層狭くなる。このような
場合において、給水路をシャワーまたはカランに連通す
る通路とした場合には、シャワーの流量を調節する頻度
がカラン側の流量調節より高いことから、シャワー側の
操作角度を大きくすることが好ましく、これにより適切
な流量調節機能を得ることができる。
【0012】また、水栓装置において、アーチ部上方へ
の回動操作によりシャワーへの給水、下方への回動操作
によりカラン側への給水を選択するように構成した場合
には、その間に止水範囲を設けることが好ましく、これ
により給水個所がわかりやすく、優れた操作性を得るこ
とが出来る。
【0013】本説明では、吐水操作ハンドルは水栓本体
の両側でハンドル本体部及びハンドル支持部により回動
自在に支持されている。この場合において、吐水操作ハ
ンドルの回動範囲を規制するストッパー構造を、ハンド
ル本体部及びハンドル支持部の両方に設けることによ
り、アーチ部をねじるような力を回避でき、機械的強度
の点から有利である。
【0014】さらに、本発明では吐水操作ハンドル部を
アーチ状の構成とし、アーチ部の上下方向の押圧操作に
より、上記バルブ軸を回動するようにし、使用者にとっ
て非常に使い勝手の良い水栓を提供することが出来る
が、上記吐水操作ハンドル支持部の、止水位置及び、カ
ラン側・シャワー側の流量調節範囲内の複数位置に上記
バルブ軸の回動抵抗力を増加して節度感を与えるクリッ
ク手段を設けることにより、使用者が一気にバルブを全
開にするのを防止し、また流量を調節する際の目安とす
ることも出来、さらに使い勝手を向上させることが出来
る。
【0015】また、上記クリック手段において、止水位
置でのクリック機構と、カラン側・シャワー側の流量調
節範囲内でのクリック機構を変えることにより、使用者
がハンドル操作時に感触によって止水位置・流調範囲の
区別をすることが出来、洗髪時の目がふさがっている場
合や、目の不自由な使用者にも有効である。
【0016】さらに、吐水操作ハンドルはメンテナンス
のために水栓本体から着脱自在に構成する必要がある。
これに好適に対応するために、上記ハンドル本体部とバ
ルブ軸との間に介在しハンドル本体部の回動力を該バル
ブ軸に伝達する連結部材を設け、該連結部材を上記ハン
ドル本体部とバルブ軸の間に介在する状態から外したと
きに上記操作ハンドルを水栓本体から、上記軸方向と直
角方向へ着脱可能になるように構成することにより、ワ
ンタッチで操作ハンドルを水栓本体から外すことが出
来、メンテナンスが容易になる。
【0017】また、本発明ではアーチ部を吐水操作ハン
ドル本体部、ハンドル支持部、握り部に分割して構成し
ている。この時、上記握り部の一端のみをハンドル本体
部あるいはハンドル支持部のどちらかに容易に外れない
ように嵌合または螺着・接着させ、他端を抜き差し自在
の差込機構とすることにより、メンテナンス時、操作ハ
ンドルをワンタッチで取り外したときに握り部がハンド
ル本体部あるいはハンドル支持部のどちらかに固定され
て残るようにすることができ、メンテナンス時に握り部
が落下し、傷つく、破損するなどの不具合を回避するこ
とが出来、メンテナンス性の点から有利である。
【0018】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態に係る水栓装置
10を示す斜視図、図2は水栓装置10を軸方向に対し
て直角方向に切断した断面図、図3は水栓装置10の平
面図である。この水栓装置10は、鋳物または管材で形
成されかつ横長であり給水脚11a、11bを介して壁
に支持された水栓本体11と、水栓本体11の下部また
は前方に配置されたカラン12と、水栓本体11内に収
納された混合バルブ20及び開閉バルブ30と、混合バ
ルブ20を操作する温度設定ハンドル40と、水栓本体
11の側部に配置され該水栓本体11から吐水される混
合水をカラン12とシャワー(図示省略)とに切替また
はどちらか一方に吐水・止水するための断熱材で形成さ
れた吐水操作ハンドル50とを備えている。なお、上記
給水脚11a、11bは、それぞれ高温水または低温水
を水栓本体11内の混合バルブ20に送るためのもので
ある。
【0020】次に、水栓装置10における吐水動作につ
いて簡単に説明する。水栓装置10では、給水脚11
a、11b内の通路を介してそれぞれ供給された高温水
及び低温水を混合バルブ20により混合する。この時、
混合バルブは、温度設定操作ハンドル40により設定さ
れた高温水と低温水の混合比に調節することにより温水
を目標設定温度に向けてフィードバック制御する。そし
て、混合バルブ20にて目標設定温度に調節された温水
は、開閉バルブ30に送られる。開閉バルブ30は、吐
水操作ハンドル50の回転操作により選択された吐水
先、つまりカラン12とシャワー(図示省略)のいずれ
かの吐水先に向けて温水を送るか、または吐水先がカラ
ン12またはシャワーのいずれか一方のみの場合は、そ
の吐水先へ温水を送り、吐水・止水開閉バルブとして機
能する。
【0021】次に、水栓装置10の構成及び動作を以下
詳細に説明する。図4は水栓装置10に収納された混合
バルブ20及び開閉バルブ30を示す断面図である。
【0022】まず、混合バルブ20について説明する。
上記混合バルブ20は、外側ケーシング20aと、外側
ケーシング20a内に設けられた水導入通路21a及び
湯導入通路21bと、断熱用水路21eと、外側ケーシ
ング21a内に配置されたケーシング本体21とを備え
ている。
【0023】上記ケーシング本体21内には、後述する
弁機構等を収納する室を備えており、つまり、湯水混合
室23a、湯流入口23b及びスライド室23cを備え
ている。また、ケーシング本体21には、上記水導入通
路21aに接続される水側ポート21c及び湯導入通路
21bに接続される湯側ポート21dが形成されてお
り、水側ポート21c及び湯側ポート21dは、湯流入
室23bに連通している。さらに、湯流入室23bに
は、可動弁体26が摺動自在に配置されている。この可
動弁体26は、湯水混合室23a内に収納された感温ば
ね24によるばね力を受けるとともに、バイアスばね2
5によるばね力を受け、これらの力の釣合により、その
位置が定まる。
【0024】上記感温ばね24は、ケーシング本体21
の端部とスペーサ27との間に架設されている。この感
温ばね24は、温度に応じてばね定数が変化する金属に
よって形成されており、バイアスばね25は、温度に関
してほぼ一定のばね定数を有する通常のばね材料によっ
て形成されている。温度に応じてばね定数が変化する金
属材料としては、ニッケル・チタン合金からなる形状記
憶合金(SMA)の範疇に属する金属が知られている。
この種のSMAは、温度に応じて弾性係数が変化し、そ
の結果、SMAからなる感温ばね24のばね定数が温度
に応じて変化する。
【0025】また、図示右側には、バイアスばね25の
予荷重を調節する予荷重調節装置28が設けられてい
る。この予荷重調節装置28は、混合湯水の目標設定温
度を変更するものであり、温度設定操作ハンドル40を
回転することにより、スピンドル28aを介してライナ
28bが進退し、これによりバイアスばね25の予荷重
が増減する。予荷重の増減により、バイアスばね25の
ばね力と感温ばね24のばね力が釣り合う位置まで可動
弁体26が変位して、目標設定温度が変更される。
【0026】次に、上記混合バルブ20の湯水の温度調
節動作について説明する。いま、給湯機からの給湯温
度、水道管からの水温度または流量などの条件が定常状
態にあり、混合湯水が目標設定温度で吐水しているとき
には、可動弁26は、湯水混合室23a内の混合湯水に
より感温ばね24に発生する力と、バイアスばね25の
ばね力との釣合により位置が決定されて静止している。
この状態から、給湯機からの給湯温度、水道水温または
流量などの条件が外乱により変動すると、この変動に応
じて湯水混合室23a内の混合湯水温度が目標設定温度
からずれて温度偏差を生じる。感温ばね24は、この温
度変化に応じてばね定数を変化させ、その結果、感温ば
ね24のばね力が変化する。このとき、混合湯水温度が
目標設定温度より、高い場合には、感温ばね24のばね
力が増大し、バイアスばね25の予荷重を増加させなが
ら可動弁体26を図4の右方向へ変位させるので、湯の
割合が減少し、混合湯水温度が低下する。
【0027】一方、混合湯水温度が目標設定温度より高
い場合には、感温ばね24のばね力が減少し、バイアス
ばね25の作用により可動弁体26が図4の左方向へ変
位するのを許容するので、湯の割合が増加すると同時に
水の割合が減少し、混合湯水温度が減少する。こうした
感温ばね24の作用により混合湯水温度は、目標設定温
度に向かうよう調節される。
【0028】上記混合バルブ20において、その目標設
定温度を変更するには、予荷重調節装置28の一部を構
成する温度設定操作ハンドル40を所定方向に回転する
ことにより行う。すなわち、温度設定操作ハンドル40
を所定方向へ回転すると、スピンドル28aを介してラ
イナ28bが図4の左方向へ移動してバイアスばね25
が圧縮変位し、バイアスばね25による可動弁体26に
対する予荷重が増大する。一方、温度設定操作ハンドル
40を反対方向へ回転すると、スピンドル28aを介し
て、図4の右方向へ移動してバイアスばね25が伸張変
位し、バイアスばね25による可動弁体26対する予荷
重が減少する。
【0029】このようなバイアスばね25の予荷重の増
加により、可動弁体26は、湯側ポート21dの流路を
広げると同時に水側ポート21cの流路を狭める位置で
釣合うように調節されて、湯量の増加と水量の減少によ
る湯水混合比を変更することにより、混合湯水の吐水温
度を高くし、逆に、予荷重の減少により、可動弁体26
は、湯側ポート21dの流路を狭めると同時に水側ポー
ト21cの流路を広げる位置で釣合うように調節され
て、混合湯水の吐水温度を低くする。
【0030】次に、混合バルブ20から流出する混合湯
水を給湯する開閉バルブ30について説明する。開閉バ
ルブ30は、外側ケーシング20a内の室に、支持体3
1と、1つないしは2つの給湯点に接続された流出ポー
ト33a、33bを有するスリーブ32と、このスリー
ブ32に内嵌されている弁体34とを備えている。上記
支持体31の端部は、バルブ駆動軸31aに連結されて
おり、さらに吐水操作ハンドル50に連結されている。
また、支持体31には、上記吐水弁体34が設けられて
いる。上記吐水弁体34には、湯水混合室23aに接続
される有底孔35a及びこの有底孔35aから上記スリ
ーブ32の流出ポート33a、33bに接続される流路
孔36a、36bが形成されている。もちろん、給水点
が1つのみの場合は、上記スリーブ32の流出ポート3
3a、33bあるいは流路孔36a、36bのどちらか
一方の流路のみ開口した構造とすれば、吐水・止水のみ
の開閉バルブとして用いることができる。
【0031】上記開閉バルブ30の動作について説明す
る。いま、吐水操作ハンドル50を回転して、流路孔3
6aを流出ポート33aに位置させると、混合バルブ2
0の湯水混合室23aからの混合湯水は、有底孔35a
から流路孔36a、流出ポート33aを介してシャワー
側通路へ流れる。一方、吐水操作ハンドル50を逆回転
して、流路孔36bを流出ポート33bに合わせると、
有底孔35aの混合湯水は、流路孔36bから流出ポー
ト33bを介してカラン側通路に流れる。このようにし
てカラン12とシャワーの2箇所の給湯点を切替・また
は吐水・止水させるのである。
【0032】図1に戻り、水栓本体11の形状について
説明する。水栓本体11の上面は、ほぼ平坦な上面11
pとなっており、汚れが付着しても清掃しやすいように
なっている。また水栓本体11にはカラン12が設けら
れている。このカラン12は鋳物等で水栓本体11と一
体に形成しても、別体に構成した場合と比較して、部品
点数が少ないため、組立面、部品管理面において有効で
ある。(図5)
【0033】次に、開閉バルブ30を回動操作する吐水
操作ハンドル50について説明する。吐水操作ハンドル
50は、開閉バルブ30のバルブ駆動軸31aに連結さ
れてかつ水栓本体11の一端部に回動自在に支持された
ハンドル本体部51と、水栓本体11の他端部と温度設
定操作ハンドル40との間に介在し水栓本体11に回動
自在に支持されたハンドル支持部52と、ハンドル本体
部51とハンドル支持部52の間に係合され掛け渡され
た握り部53とにより、アーチ形状を構成している。こ
の握り部53を押し下げまたは引き上げることにより、
吐水操作ハンドル50が一体的に回動する。この時、吐
水操作ハンドル50の本体部51は、バルブ駆動軸31
a連結されているために、バルブ駆動軸31aを回動さ
せて開閉バルブ30を作動させ、つまり給湯点をカラン
12またはシャワーに切替え、または吐水・止水させ
る。
【0034】このとき、握り部53の一端53aは吐水
操作ハンドル50またはハンドル支持部52に嵌合また
は螺着・接着され、他端53bは取外し可能なように差
込係合されている。握り部53の内部には金属製の棒材
53cを一体に形成し、強度を確保するよう構成されて
いる。握り部53の外観部53dは、ABSなどの樹脂
またはエラストマー等の軟質材料で覆われ、さまざまな
色、表面仕上げ、質感とすることができる。またこの握
り部53は鋳物などの金属にて外観部と一体に形成して
も、高い強度を確保することができ、有効である。
【0035】また、吐水操作ハンドル50に連結された
握り部53は、水栓本体11の前面にわたって掛け渡さ
れており、右手でも左手でも同じように操作することが
できる。したがって、利き手に障害があっても無理に手
を捻って操作する必要がなく、使い勝手が良い。また、
この握り部53は手のひらや指先で押さえても操作する
ことができ、握力が弱い消費者でも使い勝手が良くなる
ように配慮されている。さらにこの握り部53の上面に
は、点字や絵表示(図示せず)を設けることにより、視
力の弱い消費者にも使い勝手が良くなるように配慮する
ことができる。
【0036】上記握り部53の上面は、水栓本体11に
形成した平坦な上面11pとともに面一の平坦な面とし
ても、本体11と握り部53とに一体感が発生し、外観
もさらに向上させることができる。
【0037】また、この握り部53は、水栓本体11の
両側の2箇所で回動自在に支持されているために、つま
りハンドル本体部51とハンドル支持部52とにより回
動自在に支持されているために、回動操作が安定すると
ともに、握り部が大型化しても安定して操作できる。
【0038】図2において、水栓装置10は、水栓本体
11の下部に水平方向に回動自在なカラン12を備え、
このカラン12の上方にアーチ部53、吐水操作ハンド
ル50が設けられている。吐水操作ハンドル50は回動
することにより、カラン12あるいはシャワー(図示省
略)の給湯点を開閉するものであるが、水平方向から角
度θ0の範囲が止水位置P0、水平から下方へ角度記号
θ1の範囲がカラン12による吐水位置P1、水平から
上方へ角度θ2の範囲がシャワーによる吐水位置P2に
なっている。そして、カラン12a側の吐水位置P1の
角度θ1は、シャワー側の吐水位置P2の角度θ2より
小さくなるように設定されている。
【0039】このように角度θ1と角度θ2の大小関係
を設定したのは、以下の理由による。吐水操作ハンドル
50は、カラン12の上方に配置されており、カラン1
2と壁などに当たらない範囲で回動可能に設定する必要
がある。したがってこのような狭い範囲で、流量及び温
度調節を行う必要があるが、回動角度が狭い範囲では、
微妙な流量調節をすることが難しい。そこで、以下の点
を考慮している。通常、カラン12からの吐水量を調節
する頻度より、シャワー(図示省略)の吐水量を調節す
る頻度のほうが大きい。というのは、カラン12からの
吐水量は、浴槽や手桶などに、一定量を短時間に流出さ
せるような使用方法が多く、シャワーのように流量調節
することが少ない。しかもシャワーの場合には、シャワ
ーヘッドの部分で流量抵抗が大きいために、一層、微妙
な流量調節が難しい。そこで、シャワー側において流量
調節できる範囲を大きくし、カラン12側において流量
調節できる範囲を狭くしたのである。
【0040】また、水栓装置10では、止水位置P0を
角度θ0(45°以下)の範囲に設定することにより、
止水を容易に行うことができ、障害者に対しての操作性
を一層高めている。なお、この止水範囲は、用途に応じ
て適宜設定することができ、図7に示すように、水栓装
置110の吐水操作ハンドル150におけるようになく
すか狭くし、カラン112及びシャワー側の流量調節の
できる角度θ1、θ2を大きくとっても良い。
【0041】なお、図2及び図7における水栓装置1
0、110の止水範囲、止水位置P1,P2は、ストッ
パ機構や節度感を有するクリック手段により規定するこ
とが望ましい。図8は吐水操作ハンドル104のストッ
パー機構130を説明する説明図である。すなわち、吐
水操作ハンドル104のハンドル本体部106の内周部
には、所定角度範囲にわたって切欠き130aが形成さ
れており、一方、水栓本体101の外周側に係止突起1
30bが形成されており、係止突起130bが切欠き1
30aの範囲で回動可能に吐水操作ハンドル104の回
動範囲を規制している。
【0042】ここで、上記ストッパ機構130はハンド
ル本体部106及びハンドル支持部107にそれぞれ設
けられることが好ましい。これは、以下の理由による。
いま、吐水操作ハンドル104に連結された握り部10
8を押し下げまたは押し上げる力を加え、ストッパー機
構130による回動範囲の上限に達すると、回動を規制
する反力がハンドル本体部106とハンドル支持部10
7とから握り部108に加えられる。このとき、ストッ
パー機構130がハンドル本体部106とハンドル支持
部107との両方に設けられているから、握り部108
はほぼ等しい反力を受けて捻るような力を受けない。し
たがって、握り部108の接続部などの大きな負荷が加
えられず、吐水操作ハンドルのがたつきが防止される。
【0043】なお、止水位置とシャワー・カラン全開ま
での吐水範囲の間には、図9に示すような2段階のクリ
ック機構を設けてもよい。図9はクリック機構140を
示す説明図である。クリック機構140は、水栓本体1
01の外周部に形成された収納溝141と、この収納溝
141に収納された板ばね142とを備え、この板ばね
142の先端がハンドル本体部106に形成された凹所
143を契合することにより、節度感を与えている。図
9に示すように、止水位置での凹所143aと吐水範囲
に複数個設けられた凹所143bの2種類を設けること
により、止水位置および吐水時の流量調節の目安として
節度感を得ることができる。また、握り部108を鋳物
等の金属材料で構成した場合においてはクリック機構に
よる回動抵抗力により、握り部108自身の重さにより
ハンドル本体106が自然回転し、不意に吐水してしま
うのを防ぐこともでき、安全性の面からも有効である。
【0044】また、図10及び図11のように、止水位
置での凹所143a、吐水範囲での凹所143bの形状
を変えることにより、止水位置でのハンドル操作の感触
と、流量調節時の操作の感触を異なるものにすることに
より、使用者が目視で確認することなく、吐水状態か止
水状態かを認識することができ、より一層の操作性を使
用者に提供することができる。この場合において、クリ
ック機構140は、吐水操作ハンドルの回動抵抗力とな
ることから、ハンドル本体部106のほかにハンドル支
持部107にも設けることが好ましい。これにより、ス
トッパー機構130と同様に握り部108のねじれを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る水栓装置を示す斜視
図である。
【図2】水栓装置を軸方向に対して直角方向に切断した
断面図である。
【図3】水栓装置の平面図である。
【図4】水栓装置に収納された混合バルブ及び開閉バル
ブを示す断面図である。
【図5】水栓装置に設けられたカランの構成に関するも
う一つの変形例を示す斜視図である。
【図6】握り部の形状に関するもう一つの変形例を示す
斜視図である。
【図7】本発明の変形例にかかる水栓装置の軸方向と直
角方向の断面図である。
【図8】吐水操作ハンドルのストッパー機構を説明する
説明図である。
【図9】クリック機構を説明する説明図である。
【図10】クリック機構の変形例を示す説明図である。
【図11】クリック機構のもう一つの変形例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10…水栓装置 11a、11b…給水脚 11…水栓本体 11p…上面 12…カラン 20…混合バルブ 21…ケーシング本体 21a…水導入通路 21b…湯導入通路 21c…水側ポート 21d…湯側ポート 21e…断熱用水路 23a…湯水混合室 23b…湯流入室 23c…スライド室 24…感温ばね 25…バイアスばね 26…可動弁体 27…スペーサ 28…予荷重調節装置 28a…スピンドル 28b…ライナ 30…開閉バルブ 31…支持体 31a…バルブ駆動軸 32…スリーブ 33a、33b…流出ポート 34…弁体 35a…有底孔 36a、36b…流路孔 37…連結部材 38a…第1流路 38b…第2流路 40…温度設定操作ハンドル 50…吐水操作ハンドル 51…ハンドル本体部 52…ハンドル支持部 53…握り部 53…嵌合部 53b…挿入部 53c…棒材 53d…外観部 101…水栓本体 110…水栓装置 112…カラン 150…吐水操作ハンドル 104…吐水操作ハンドル 106…ハンドル本体部 107…ハンドル支持部 108…握り部 130…ストッパー機構 130a…切欠き 130b…係止突起 140…クリック機構 141…収納溝 142…板ばね 143…凹所 143a…凹所 143b…凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 徹洋 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中尾 正文 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D060 BE12 3H063 AA01 AA05 BB08 CC04 DA03 DB02 DB06 GG06 3H067 AA02 AA12 AA33 BB08 BB14 CC44 DD03 DD24 FF02 FF17 GG13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温水源及び高温水源からそれぞれ供給
    された低温水及び高温水を混合する混合バルブと、該混
    合バルブから送られる混合湯水を複数の給水路へ選択的
    に給水の切替を行う切替バルブ、または混合湯水を吐水
    ・止水させる開閉バルブとを有し、上記混合バルブ及び
    開閉バルブをほぼ同一軸上に配置した水栓本体と、この
    水栓本体に配置され、且つ上記給水路からの混合湯水を
    吐水する吐水口と、上記水栓本体の軸上の一端部に配置
    され、上記混合バルブを駆動する温度設定操作ハンドル
    と、上記水栓本体の軸上の他端部で駆動自在に支持され
    るとともに上記開閉バルブに連結された吐水操作ハンド
    ル本体部と、該水栓本体の一端部側で駆動可能に支持さ
    れたハンドル支持部と、上記吐水操作ハンドル本体部と
    ハンドル支持部とを連結する握り部とを備え、 上記吐
    水操作ハンドル本体部・ハンドル支持部・握り部をアー
    チ状の構成としたことを特徴とする水栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記水栓本体は、上
    記軸を中心とした略円柱形状であり、上記操作ハンドル
    は、上記軸を中心として回転駆動するように構成した水
    栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記握り部は、少な
    くとも上記水栓本体から所定間隔離れた位置に配置した
    水栓装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記所定間隔は、1
    〜8cm程度に設定した水栓装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記吐水操作ハンド
    ルは、上記開閉バルブの1つないしは2つの給水路への
    給水及び吐水・止水を行えるように構成した水栓装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記2つの場合の給
    水路は、シャワーに連通するシャワー側給水路及びカラ
    ンに連通するカラン側給水路、1つの場合はシャワー・
    カランのどちらか一方であり、上記吐水操作ハンドル
    は、アーチ部がほぼ水平位置から上方へ向けて回動する
    角度の範囲にあるときに混合湯水を上記シャワー側給水
    路に供給するシャワー側吐水角度に設定し、一方、アー
    チ部がほぼ水平位置から下方へ向けて回動する角度の範
    囲にあるときに混合湯水を上記カラン側給水路に供給す
    るカラン側吐水角度に設定した水栓装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記吐水操作ハンド
    ルは、上記シャワー側吐水角度とカラン側吐水角度との
    間であり且つ上記アーチ部が水平位置から約45°の範
    囲に止水位置を設定した水栓装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、上記
    カラン側吐水角度は、上記シャワー側吐水角度より小さ
    く設定した水栓装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、上記吐水操作ハンド
    ル支持部は、上記止水位置及び、カラン側・シャワー側
    の流量調節範囲内の複数位置に上記バルブ軸の回動抵抗
    力を増加して節度感を与えるクリック手段を設けた水栓
    装置。
JP10211808A 1998-07-09 1998-07-09 水栓装置 Pending JP2000028017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211808A JP2000028017A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 水栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211808A JP2000028017A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 水栓装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000028017A true JP2000028017A (ja) 2000-01-25

Family

ID=16611950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10211808A Pending JP2000028017A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 水栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000028017A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254408A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kvk Corp 給水栓
JP2009091823A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 湯水混合水栓装置
JP2009091821A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 水栓装置付きカウンター
KR100982184B1 (ko) 2008-07-23 2010-09-14 김종구 수도밸브
JP2013078654A (ja) * 2013-01-20 2013-05-02 River Seiko:Kk カテーテルの湾曲操作装置
JP2014066091A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kvk Corp シャワー水栓
JP2017067183A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社ケーブイケー 水栓の吐水量調節装置
WO2019187877A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 株式会社Lixil 弁装置、操作装置および水栓
JP2020026644A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 Toto株式会社 水栓装置
JP2020026613A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 株式会社Lixil 水栓装置
JP2020026612A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 株式会社Lixil 水栓装置
JP2020051128A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 Sanei株式会社 水栓用ハンドル
CN113729533A (zh) * 2021-08-27 2021-12-03 路达(厦门)工业有限公司 一种带插座的把手结构以及运用该结构的妇洗器

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254408A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kvk Corp 給水栓
JP4535475B2 (ja) * 2000-03-10 2010-09-01 株式会社ケーブイケー 給水栓
JP2009091823A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 湯水混合水栓装置
JP2009091821A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 水栓装置付きカウンター
KR100982184B1 (ko) 2008-07-23 2010-09-14 김종구 수도밸브
JP2014066091A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Kvk Corp シャワー水栓
JP2013078654A (ja) * 2013-01-20 2013-05-02 River Seiko:Kk カテーテルの湾曲操作装置
JP2017067183A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社ケーブイケー 水栓の吐水量調節装置
WO2019187877A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 株式会社Lixil 弁装置、操作装置および水栓
JP2020026644A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 Toto株式会社 水栓装置
JP2020026613A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 株式会社Lixil 水栓装置
JP2020026612A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 株式会社Lixil 水栓装置
JP7162467B2 (ja) 2018-08-09 2022-10-28 株式会社Lixil 水栓装置
JP2020051128A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 Sanei株式会社 水栓用ハンドル
CN113729533A (zh) * 2021-08-27 2021-12-03 路达(厦门)工业有限公司 一种带插座的把手结构以及运用该结构的妇洗器
CN113729533B (zh) * 2021-08-27 2023-02-28 路达(厦门)工业有限公司 一种带插座的把手结构以及运用该结构的妇洗器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000028017A (ja) 水栓装置
EP0426639A1 (en) Single-handle faucet
EP2742395B1 (en) Multiple axis handle and mechanism
JPH08507352A (ja) ウオーターハンマー防止用の流量制御装置付きの片手混合水栓
US6035463A (en) Actuating assembly for dual-output valve
US4311279A (en) Water flow control device for a showerhead
US7363943B2 (en) Multi-stage pedal control water supply
KR101114839B1 (ko) 수도밸브카트리지
JP2004092069A (ja) 湯水混合水栓
JP3931410B2 (ja) 水栓装置及び操作ハンドル
JP2002364034A (ja) 湯水混合水栓
US7121303B1 (en) Mixed water faucet
JP2001011916A (ja) 水栓器具の水路切替用のバルブ装置
JP4352448B2 (ja) シャワー継手およびこのシャワー継手を備えた吐水装置
JP2013076445A (ja) 吐水装置
CN213477053U (zh) 一种淋浴龙头
JP2004092068A (ja) 湯水混合水栓
JP2004092066A (ja) 湯水混合水栓
CN220344261U (zh) 一种出水机构和淋浴龙头
CN218625524U (zh) 一种浴缸水龙头组件
US11905691B2 (en) Pivoting spray head faucet
JP4415336B2 (ja) 吐水具
CN216666612U (zh) 一种多功能水龙头
JP2001132029A (ja) 湯水混合水栓
JP2981813B2 (ja) 湯水混合水栓