JP2000027258A - 流し台 - Google Patents

流し台

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JP2000027258A
JP2000027258A JP10194175A JP19417598A JP2000027258A JP 2000027258 A JP2000027258 A JP 2000027258A JP 10194175 A JP10194175 A JP 10194175A JP 19417598 A JP19417598 A JP 19417598A JP 2000027258 A JP2000027258 A JP 2000027258A
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concentration water
sink
basket
concentration
drain port
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JP10194175A
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Shuzo Kurata
修三 倉田
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し台に高濃度水排水口と低濃度水排水口の
2つの排水口を配置することによって、排水中の固形物
を有効に捕捉し、排水口の目づまりを防止して、スムー
ズに排水する。 【解決手段】 低濃度水排水口2と高濃度水排水口3を
備えた流し台Aであって、濁度の高い液体を高濃度水排
水口3へ排出し、不純物の少ない液体を低濃度水排水口
2へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水口に関し、特
に、流し台に高濃度水排水口と低濃度水排水口の2つの
排水口を配置することによって、排水中の固形物を有効
に捕捉し、排水口の目づまりを防止して、スムーズに排
水する流し台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、台所には流し台、調理台、ガス
台、ガスレンジ等が配置され、水の供給・排出を行なう
流し台では、調理用の排水、洗浄用の排水等が流されて
いる。そして、これらの排水の中には不純物の比較的少
ない食器・野菜・果物の洗浄水、または、濁度の高いみ
そ汁・スープ等の排水があり、これらの排水は排水口か
ら直接、あるいは排水口の網状の目皿、網状のバスケッ
ト等を通過して排水されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濁度の
高い排水と比較的きれいな排水を同一の排水口から流す
と、浄化処理が困難となり、環境上好ましくないという
問題があった。また、濁度の高い排水に含まれる固形物
によって排水口が詰まり、排水が中断されるという問題
があった。本発明はかかる従来の問題点を解決するため
になされたものであって、その目的とするところは、流
し台に高濃度水排水口と低濃度水排水口の2つの排水口
を配置することによって、排水中の固形物を有効に捕捉
し、排水口の目づまりを防止して、スムーズに排水する
流し台を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の流し台では、低濃度
水排水口と高濃度水排水口を備えた流し台であって、濁
度の高い液体を高濃度水排水口へ排出し、不純物の少な
い液体を低濃度水排水口へ排出する構成とした。このよ
うな構成とすることにより、高濃度水と低濃度水を分別
して排水し、排水中の固形物を効率良く捕捉し、また、
排水口の目づまりを防止することができる。
【0005】請求項2記載の流し台では、請求項1記載
の流し台において、前記高濃度水排水口の排水パイプと
の連結部分には、排水液中の固形物を捕捉する水切りバ
スケットが備えられ、前記高濃度水排水口は低濃度水排
水口より一段高い位置に配置され、前記高濃度水排水口
の水切りバスケットは断面U字状に形成され、直径15
cm〜18cm、深さ25cm〜30cmの大きさを有
している。このような構成とすることにより、大きな容
量のバスケットを配置でき、効率良くろ過することがで
きる。
【0006】請求項3記載の流し台では、請求項1また
は2記載の流し台において、前記高濃度水排水口の水切
りバスケットを回転させるモータを配置し、該モータを
回転させることにより水切りバスケット内を遠心脱水す
る構成とした。このような構成とすることにより、バス
ケット内の水分を除去することができる。
【0007】請求項4記載の流し台では、請求項1、2
または3記載の流し台において、前記高濃度水排水口の
水切りバスケットの内周に沿ってろ紙を配置し、ろ紙に
よって固形物を捕捉する構成とした。このような構成と
することにより、ろ紙によって不純物が取り除かれ、外
部の浄化槽への負担を軽減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態にか
かる流し台の一部切欠き正面図、図2は本発明の一実施
の形態にかかる流し台の平面図、図3は高濃度水排水口
の断面図である。本発明の一実施の形態にかかる流し台
Aは図1〜図3に示すように、ステンレス製の水槽(シ
ンク1)と、該シンク1下面の中央部分に備えられた低
濃度水排水口2と、前記シンク1の左端に配置された高
濃度水排水口3を主要な構成とし、シンク1の上方には
水道の蛇口4が設置され、シンクの右方には調理台5が
連続している。
【0009】ここで、高濃度水とは米のとぎ汁、みそ汁
の残り、食器の一次洗浄水、鍋料理等の残り、固形物を
含んだ液体、流動物等の濁度の高い液体を言い、高濃度
水排水口はこれらを投入する排出口である。また、低濃
度水とは野菜・果物の洗浄水、食器の二次洗浄水等を言
い、低濃度水排水口はこれらを投入する排出口である。
前記シンク1は深さ15cm〜20cm、幅(間口)8
0cm〜120cm、奥行き40cm〜60cm程度の
大きさを有し、調理台5から陥没して一段低く、底面は
低濃度排水口2に向かって、僅かに下り勾配を有し、洗
浄水が排水口に向かって流れるようになっている。
【0010】前記低濃度水排水口2は一般の排水口と略
同一の構造を有し、直径8cm、深さ10cm程度の大
きさを有し、流入口の内周には、取り外し自在の金網バ
スケット6が配置され、金網バスケット6に固形物が堆
積した場合には、取り外して固形物を廃棄するようにな
っている。そして、流入口の下端には排水パイプ7が連
結され、シンク1から流れた排水はバスケット6を通過
し、固形物がバスケット6に捕捉されて液体のみが排水
パイプ7へ流れるようになっている。
【0011】前記シンク1の左奥には高濃度水排水口3
が配置され、該高濃度水排水口3はシンク1の底面から
8cm程度高く、調理台5から10cm程度低い場所に
設置されている。また、高濃度水排水口3の流入口は直
径18cm、深さ25cmの円筒形の大きさを有し、低
濃度水排水口の流入口の容積より大きくなっている。そ
のため、高濃度水排水口3では多くの固形物を収容でき
るようになっている。また、流入口の内周には取り外し
自在の金網バスケット8が配置され、高濃度水排水口3
に投入された排水はバスケット8を通過し、固形物がバ
スケット8に捕捉されて液体のみが排水パイプ9へ流れ
るようになっている。
【0012】また、金網バスケット8は断面U字状の形
状によって構成され、上面は開口され、下面の中心には
モータ10の駆動軸が連結され、モータ10によって回
転する構成となっている。そのため、バスケット8を回
転さることにより、バスケット8内部の堆積物の水分
が、遠心力で脱水されることになる。ここで、バスケッ
ト8の内周にろ紙11、あるいは布等を配布することに
より、ろ過能力を向上させることができる。尚、図中1
2は排水口に水を導入する導入スカートである。
【0013】次に、本発明の流し台の作用について説明
する。まず、食事を調理する場合には野菜・果物等の材
料を水洗いする。また、食器、鍋等の容器を水洗いす
る。これらの洗浄水は洗剤の使用もほとんどなく、固形
物等の混入も少ないので低濃度水排水口2から排水す
る。食事の後片づけの場合には、食器内の残り物、固形
物等についてはポリ容器等に廃棄、あるいはリサイクル
用として他の容器に収容する。また、みそ汁、スープ、
流動状のもの、水分を多く含んだ固形物等は、そのまま
の状態では廃棄できないので、高濃度水排水口3に投入
して水分を排出する。ここで、高濃度水排水口3の流入
口には、網目の細かいバスケット8が配置され、あるい
はろ紙が添付されているので、みそ汁、スープ等の不純
物がバスケット、あるいはろ紙によってろ過され、ろ過
後の不純物の少ない液体が排出される。
【0014】また、食器に付着した細かい固形物は、洗
浄時に適宜、高濃度水排水口3に投入して低濃度水排水
口への流入を防止する。これにより、食器を洗浄したす
すぎ水には固形物の混入がほとんどなく、低濃度水排水
口2からスムーズに排水することができる。このように
使用することにより、高濃度水排水口3のみに順次固形
物が堆積し、バスケット8が一杯になった時点でポリ容
器、リサイクル容器等に移し替える。ここで、脱水効率
を向上させるために、バスケット8下部のモータ10の
スイッチを入れ、バスケット8を回転させることによ
り、遠心力によって強制的に水分が除去される。
【0015】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。前記実施の形態におい
てはシンク内に高濃度水排水口を配置する構成とした
が、高濃度水排水口を流し台と分離して独立して構成す
ることも可能である。また、前記実施の形態において説
明した高濃度水排水口の大きさは、厨房の規模、流し台
の処理能力等によって任意に設定することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の流し台においては、低濃度水排水口と高濃度水排
水口を備えたので、排水中の固形物を高濃度水排水口に
よって効率良く捕捉することができる。そのため、浄化
処理の負担を軽減することができ、環境衛生上も有効な
効果を発揮する。また、低濃度水排水口への固形物の流
入を防止し、常にスムーズな排水を確保することができ
る。また、高濃度排水の水量が少量となるので、従来よ
り小さい網目のストレーナやろ紙により高度な排水処理
ができる。そのため、低濃度水排水口のバスケットが従
来より小さくなり、排水口を小さくでき、シンク内の洗
い物が排水口に落下しにくくなる。
【0017】請求項2記載の流し台においては、高濃度
水排水口は低濃度水排水口より一段高い位置に配置した
ので、高濃度水と低濃度水を確実に分別することができ
る。また、高濃度水排水口の水切りバスケットは、直径
15〜18cm、深さ25〜30cmの断面U字状の大
きさとなっているので、大きなバスケットによって大き
なろ過能力が得られる。
【0018】請求項3記載の流し台においては、モータ
によって水切りバスケット内を遠心脱水する構成とした
ので、強制的に生ゴミの水分を除去することができる。
また、除去後は重量が軽く処理が容易となり、また腐敗
しにくくなる。
【0019】請求項4記載の流し台においては、高濃度
水排水口の水切りバスケットの内周に沿ってろ紙を配置
し、ろ紙によって固形物を捕捉する構成としたので、排
水中の不純物がろ過され、外部の浄化槽の負担が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる流し台の一部切
欠き正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる流し台の平面図
である。
【図3】高濃度水排水口の断面図である。
【符号の説明】
A 流し台 1 シンク 2 低濃度水排水口 3 高濃度水排水口 4 蛇口 5 調理台 6 バスケット 7 排水パイプ 8 バスケット 9 排水パイプ 10 モータ 11 ろ紙 12 導入スカート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低濃度水排水口と高濃度水排水口を備え
    た流し台であって、 濁度の高い液体を高濃度水排水口へ排出し、不純物の少
    ない液体を低濃度水排水口へ排出することを特徴とする
    流し台。
  2. 【請求項2】 前記高濃度水排水口の排水パイプとの連
    結部分には、排水液中の固形物を捕捉する水切りバスケ
    ットが備えられ、 前記高濃度水排水口は低濃度水排水口より一段高い位置
    に配置され、 前記高濃度水排水口の水切りバスケットは断面U字状に
    形成され、直径15cm〜18cm、深さ25cm〜3
    0cmの大きさを有していることを特徴とする請求項1
    記載の流し台。
  3. 【請求項3】 前記高濃度水排水口の水切りバスケット
    を回転させるモータを配置し、該モータを回転させるこ
    とにより水切りバスケット内を遠心脱水することを特徴
    とする請求項1または2記載の流し台。
  4. 【請求項4】 前記高濃度水排水口の水切りバスケット
    の内周に沿ってろ紙を配置し、ろ紙によって固形物を捕
    捉することを特徴とする請求項1、2または3記載の流
    し台。
JP10194175A 1998-07-09 1998-07-09 流し台 Pending JP2000027258A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007378A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Sun Wave Ind Co Ltd 水槽を有した流し台
CN106522321A (zh) * 2016-11-18 2017-03-22 宁波方太厨具有限公司 集成式清洗水槽
CN109680768A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 浙江机电职业技术学院 一种厨房水槽排水管用储渣器

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