JP2000024273A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000024273A
JP2000024273A JP11176434A JP17643499A JP2000024273A JP 2000024273 A JP2000024273 A JP 2000024273A JP 11176434 A JP11176434 A JP 11176434A JP 17643499 A JP17643499 A JP 17643499A JP 2000024273 A JP2000024273 A JP 2000024273A
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pachinko machine
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game board
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JP11176434A
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Kenkichi Nakajima
健吉 中島
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性が良好で且つコネクタ等を保護して電
気的或は機械的トラブルが発生することがなく、併せて
不正遊技を防止可能なパチンコ機を提供する。 【解決手段】 遊技盤のガイドレールで囲まれる遊技部
のほゞ中央部に可変表示装置を設け、前面枠の背面側に
は、開閉自在に蝶着される機構枠セット部材38と、主
に遊技の制御を行う遊技制御回路基板を収納する回路ボ
ックス37とを設け、遊技制御回路基板の一側縁に可変
表示装置等と接続可能にするコネクタ70を設け、遊技
盤に外部と電気的に接続する中継端子板35を設け、回
路ボックス37は可変表示装置の背面後方を避けて一側
縁に配設したコネクタ70が可変表示装置と対向し、コ
ネクタ70及び可変表示装置を外部から視認可能に構成
したリヤカバー42で保護した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機に関
し、特に電子的制御装置の回路ボックスの取付構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年のパチンコ機は電子
化が進み、入賞装置の制御や、打球発射装置、賞球の払
出及び補給、各種遊技情報の表示や効果音の発声、或は
打込球数や払出球数等の各種データの収集を、マクロプ
ロセッサを中心とする電子的制御装置により実行してい
る。そして、この電子的制御装置は回路ボックスに収め
られている。回路ボックスは、従来から各種のものが提
案されており、例えば、実開平3−85080号公報で
は、遊技盤の背後に固定状に備える枠体部分に係合受部
を形成した装着部を設けると共に、回路ボックスには上
記装着部に対面する装着板を備えて該装着板には上記係
止受部に対応する係合部を設けて、係合部を係合受部に
係脱自在に嵌合させるようにしている。また、実公平4
−1754号公報では、回路ボックスを着脱自在なカバ
ーケースとベースとで構成し、このカバーケースまたは
ベースをパチンコ機本体の裏面側に、一側が接近・離間
可能に枢着してある。上記ベースには大きさの異る複数
種の回路基板を止着可能な複数の取付座を設け、カバー
ケースの一側辺に切欠を形成し、回路基板の前記切欠に
対応する位置に接続端子が設けてある。更に、実公平3
−15089号公報では、回路基板を収納する基板収納
部材に対応する機構板を回避構造としたものが提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
実公平3−85080号公報及び実公平4−1754号
公報に記載されたものでは、回路ボックスが機構枠セッ
ト部材に内装されていない。従って、配線類が遊技店の
営業中に、パチンコ機の裏側の作業で、誤って引っ掛け
てしまい断線することがある。また、コネクタの保護も
充分でないので、電気的なトラブルが発生することがあ
る。一方、実公平3−15089号公報に記載されたも
のでは、基板ボックス及び可変入賞装置の裏機構部が保
護されていないので、ゴミやホコリ等による電気的或は
機械的トラブルが発生する虞れがある。また、機構板を
開放してから基板ボックスの着脱を行なっているので、
作業性が悪い。そこで、本発明は、作業性が良好で且つ
コネクタ等を保護して電気的或は機械的トラブルが発生
することがなく、併せて不正遊技を防止可能なパチンコ
機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載した発明は、前面枠に遊技盤を着脱可能
にしたパチンコ機において、前記遊技盤のガイドレール
で囲まれる遊技部のほゞ中央部に可変表示装置を設け、
前記前面枠の背面側には、開閉自在に蝶着される機構枠
セット部材と、主に遊技の制御を行う遊技制御回路基板
を収納する回路ボックスとを設け、前記遊技制御回路基
板の一側縁に、前記遊技盤に配設した可変表示装置等と
接続可能にするコネクタを配設し、前記回路ボックス
は、前記可変表示装置の背面後方を避けると共に、前記
一側縁に配設したコネクタが前記遊技盤の背面側に延出
する可変表示装置と対向するように配設したパチンコ機
である。請求項2に記載した発明は、請求項1の構成に
加えて、回路ボックスは、遊技盤に取り付けられている
パチンコ機である。請求項3に記載した発明は、請求項
1または2の構成に加えて、遊技盤には、遊技制御回路
基板と外部とを電気的に接続する中継端子板が設けられ
ているパチンコ機である。請求項4に記載した発明は、
請求項1ないし3の構成に加えて、回路ボックスは、外
部から遊技制御回路基板を視認可能な材質で構成される
と共に、コネクタ及び中継端子板も外部から視認可能に
構成されているパチンコ機である。請求項5に記載した
発明は、請求項1ないし4の構成に加えて、機構枠セッ
ト部材にリヤカバーが設けられ、少なくとも可変表示装
置及びコネクタを保護するようにしたパチンコ機であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面の実施形態に
ついて説明すると、図1はパチンコ機1の一部を欠截し
た正面図であって、窓部を有して額縁状の前面枠2の一
側を外枠3に開閉可能に蝶着し、上記窓部には金枠4を
設け、該金枠4の上方部分にはガラスを装着したガラス
枠5を開閉可能に軸着し、上記外枠3及びガラス枠5を
施錠装置6で施錠する。また、ガラス枠5の下方部分に
は上皿7を設けたフロントプレート8等からなる上受皿
セット9を設け、前面枠2の下方部分には下皿10や飛
距離を調整する操作グリップ11等を設けた下受皿セッ
ト12を設ける。尚、上記上受皿セット9の裏面側の遊
技盤載置台13には上皿7から打球発射装置14へ球を
一個宛に供給する球送り装置14aやスピーカ15が位
置する。
【0006】上記前面枠2の窓部には、この窓部を塞ぐ
ように遊技盤載置台13に載せて交換可能とした遊技盤
16を臨ませる。遊技盤16の表面側にはガイドレール
17で囲まれる遊技部18を形成すると共に、当該遊技
部18内に可変表示装置19や変動入賞装置20等の役
物、始動口21…、入賞具22…、風車23…、或はサ
イドランプ24等の各種表示灯を配設し、最下位置には
アウト口25を配設する。また、ガイドレール17の外
側で右側の上方部分には完了表示灯26を、左側の上方
部分には賞球表示灯27を設ける。更に、前面枠2の上
縁には外部表示灯28を設ける。
【0007】一方、図2はパチンコ機1の背面図であっ
て、上記前面枠2の背面側には、遊技盤16を着脱自在
に収納する皿枠状の金属板からなるリヤプレート29を
添設し、このリヤプレート29の背面側にはベース本体
30等の機構枠体を設ける。尚、この機構枠体はパチン
コ機1の背面側における主要部材を前面枠2の裏面側に
取り付けるための部材の総称である。そして、上記ベー
ス本体30に向かって左側の上方部分には、賞球を貯留
しておく上タンク31を着脱自在に設けると共に、この
上タンク31に連通して賞球払出装置32に球を誘導す
る下タンク33を設ける。また、上タンク31の右側位
置には、主にパチンコ機1本体の制御を行なう枠制御回
路(基板)とホールコンピュータ等の外部とを電気的に
接続する本体端子板34をカバー内に配置すると共に、
遊技盤16の裏面側に止着した主に遊技の制御を行なう
遊技制御回路(基板)と外部及び上記本体端子板34と
を電気的に接続する中継端子板35が臨む配線通過口3
6を開設する。
【0008】そして、パチンコ機1の背面図において
は、遊技盤16の裏面側の所定位置、例えば遊技盤16
の裏面に向かって左側部分には、遊技盤16の前面側に
配置する可変表示装置19や変動入賞装置20等、主に
パチンコ遊技に関する制御を行なう遊技制御回路を収設
する回路ボックス37が現れ、また、後述する機構枠セ
ット部材38から外れた下方位置のリヤプレート29に
は、打球発射装置14、入賞球処理装置39、賞球払出
装置32等、主にパチンコ機1本体側の制御処理を行う
枠制御回路を収設する枠制御ボックス40が現れてい
る。尚、上記枠制御ボックス40の前方側には打球発射
装置14の駆動部や上皿7から球を1個宛に供給する球
送り装置14aを配設する。そして、上記機構枠セット
部材38の下方位置には上皿7から溢れた球を下皿10
へ誘導する流下樋41を設ける。
【0009】上記リヤプレート29には蝶番を介して機
構枠体の一種である機構枠セット部材38を開閉可能に
蝶着する。そして、この機構枠セット部材38には閉止
時にリヤプレート29の所定部分を覆う部材であるリヤ
カバー42を止着し、上記機構枠セット部材38と共に
開閉可能とする。上記機構枠セット部材38の所定位置
には、下タンク33に連通する賞球樋43や賞球払出装
置32を形成すると共に、当該賞球払出装置32が払い
出す賞球を賞球出口44(リヤプレート29の上皿入口
45)を通して上皿7に導く賞球放出路46等を形成す
る。また、上記機構枠セット部材38及び当該機構枠セ
ット部材38に止着したリヤカバー42には、入賞球を
集めて入賞球処理装置39に導く整列樋47を設け、上
記機構枠セット部材38には入賞球処理装置39を設け
る。
【0010】リヤカバー42は、機構枠セット部材38
に一体に取り付けられると共に、一対の止着具48a,
48bによりリヤプレート29に対して着脱自在に止着
される合成樹脂で一体成形した部材である。即ち、一側
を上記機構枠セット部材38に止着することにより、他
側が自由端となって機構枠セット部材38と一体に開閉
され、遊技盤16の後方を覆うことができる。尚、図示
の実施形態では、リヤカバー42の自由端側に配線カバ
ー部49を形成し、配線が露出しないようになってい
る。
【0011】そして、このリヤカバー42は、前後方向
に第1空間50と第2空間51とを有している。即ち、
リヤカバー42は、遊技盤16の裏面と背板部42aと
の間に空間を形成し、この空間が遊技盤16側に位置し
てほゞ整列樋47の幅を有する第1空間50と、この第
1空間50の後方に段差Aを有して連通する第2空間5
1とを形成している。
【0012】上記第1空間50は、機構枠セット部材3
8の一部と共に整列樋47を形成するように、下り傾斜
を有する第1底板部52の上方に形成される部分であ
る。尚、図示の実施形態では、整列樋47の一部が折り
返し状に形成して、入賞球処理装置39により検出され
た入賞球は、入賞球排出通路Bより機外に排出される。
整列樋47は、構枠セット部材38を開放した際に、支
軸53を支点に約90度回動させることができ、球詰ま
りが発生したときや清掃するときに便利である。また、
機構枠セット部材38には、アウト口25に連通してア
ウト球を排出するアウト球通路Cを形成している。
【0013】また、上記第2空間51は、上記第1空間
50の整列樋47に向って緩く下り傾斜する第2底板部
54の上方に形成され、比較的奥が深い。
【0014】そして、リヤカバー42の背板部42aに
は開口窓55を開設する。この開口窓55は、遊技盤1
6の裏面側に設けた入賞球集合カバー56に対応する部
分と、遊技盤16の裏面側に設けた回路ボックス37に
対応する部分とからなる。尚、図示の実施形態では、回
路ボックス37に対応する部分の側方が側部開口窓57
として開口している。
【0015】上記開口窓55には、入賞球集合カバー5
6及び回路ボックス37に掛かるように、蓋部材58を
止着手段により着脱自在に設ける。この止着手段は、例
えば図示の実施形態によれば、リヤカバー42側に設け
る係合口59と、蓋部材58側に設ける係合片60とか
らなる。即ち、リヤカバー42の開口窓55の上縁部及
び下縁部に、ほゞ蓋部材58の厚み分だけ後退した凹陥
受部61を設け、この凹陥受部61に蓋部材58の上下
縁を摺接可能とし、背板部42aとリヤカバー42がほ
ゞ面一になるようにする。そして、上記凹陥受部61と
背板部42aとに跨るように横長な係合口59を適宜位
置に開設し、上縁側に設ける係合口59の一端側を拡幅
して蓋部材58の係合片60を受入可能とする。また、
下縁側に設ける係合口59も、やゝ横長であって、蓋部
材58の係合片60を受入可能になっている。尚、係合
口59の周囲にはリブが設けてある。
【0016】一方、上記のようなリヤカバー42の開口
窓55に止着する蓋部材58は、図8に示すようなほゞ
板状の部材である。この蓋部材58に設ける係合片60
は、当該蓋部材58の外縁に、リヤカバー42の係合口
59と対応させて突設してある。また、この蓋部材58
の右側側縁の上下位置にはガイド片62を突設する。更
に、右側側縁のほゞ中央には、係止爪63を突設すると
共に、該係止爪63の上下にリヤカバー42の側縁から
突出するガイド舌片64に対応するガイド溝65を形成
する。そして、蓋部材58の周縁には、全周に亙ってリ
ブ66を設ける。尚、この蓋部材58には通風等のため
にスリット口67を開設してある。
【0017】上記のような蓋部材58を、リヤカバー4
2の開口窓55に止着するには、やゝ斜め上方から蓋部
材58の下縁側の係合片60を係合口59の拡幅側へに
挿入し、次いで蓋部材58を起立させて上縁側の係合片
60を係合口59に嵌入させ、ガイド片62及びガイド
舌片64がガイド溝65及びガイド受溝68に夫々に沿
うように水平方向に摺動させて、係止爪63を開口窓5
5に開設した係止口69に係止させればよい。
【0018】一方、蓋部材58を外す場合には、係止爪
63を押し込んで、当該係止爪63と係止口69との係
止を解き、回路ボックス37側へ水平移動させると共
に、手前に引き起こして、先ず上縁側の係合片60と係
合口59との係合を解き、やゝ斜め上方へ引き上げて下
側の係合口59から係合片60を引き抜けばよい。
【0019】上記のような、リヤカバー42によれば、
入賞球集合カバー56の後方及びセンター役物の後方を
覆うと共に、回路ボックス37の一部を覆うことができ
る。従って、遊技盤16の裏面において、何等かのトラ
ブルが発生した場合には、機構枠セット部材38を開放
することなく、一枚の蓋部材58を外すだけで対処する
ことができる。また、コネクタや配線及び可変表示装置
19等がリヤカバー42によって保護されているので、
ホール内における塵や埃、或は球等が入り込んでトラブ
ルの原因となることがなく、配線が他の諸部材に引っ掛
かって断線することもない。
【0020】更に、上記蓋部材58は、遊技盤16の背
面に設けた入賞球集合カバー56の後方を覆うばかりで
はなく、回路ボックス37の側縁部分を覆うことができ
る。従って、回路ボックス37の側縁部分に配設するコ
ネクタ群70及びその配線を覆うことができ、配線が他
の部材の邪魔になったり、引っ掛かって断線することが
ない。しかも、塵や埃が回路ボックス37や遊技盤16
の背面側へ侵入することもない。
【0021】そして、本発明に係る上記回路ボックス3
7は、例えば図7に示すように、深皿状のケース本体7
1と浅皿状のベース体72とからなる。そして、回路基
板84は、多層プリント配線板からなる立体配線処理が
実行されていると共に、アース線が幅広に形成されてい
るので、外部からのノイズの飛込を押えることができ
る。これによりケース本体71及びベース体72にシー
ルド板を添設する必要がないので、回路基板84を可視
可能なように透明な合成樹脂で成形できる。
【0022】ケース本体71は縦長な深皿状の部材であ
って、各側壁部分はやゝ傾斜した斜面となっており、向
って右側の長辺部分を残した三方の側壁部分の先端は幅
狭の帯状縁部となっている。尚、各側壁部分には放熱の
ために複数の通気孔73を開設する。
【0023】上記帯状縁部のうち、短辺側には、ベース
体72に係止するための弾性係止片74を適所に設け
る。この弾性係止片74は、帯状縁部に一対の切込溝7
5を設けると共に、両切込溝75の間に係止孔76を開
設して形成する。そして、この係止孔76に後述するベ
ース体72の係止爪77を係止可能とする。
【0024】長辺側縁部のほゞ中央部分には、掛止孔7
8を設けた掛止板79を延設する。また、他の長辺側縁
部は開口しており、止着孔80を設けた止着片81が短
辺側縁部に沿って延出している。
【0025】一方、ベース体72には、外縁部の若干内
側を立ち上げてケース本体71に嵌合する嵌合縁82を
形成すると共に、適所にケース本体71の帯状縁部の外
側に当接するガイド片83を設ける。更に、制御装置を
形成した回路基板84を止着する基板係止爪85を適宜
位置から立上げ、前記した掛止孔78に対応する位置に
は係止凸部78′を設ける。
【0026】また、ベース体72の平面部の左側の隅部
には、回路基板84に設けた位置決め孔に嵌入するため
の止着ボスを設ける。回路基板84には止着孔を開設
し、この止着孔とケース本体71の止着片の止着孔とを
重合させ、これらの止着孔に通したビスをベース体72
に設けた止着ボスに螺着する。
【0027】上記回路基板84の内側の長辺に沿って、
コネクタ群70を配設し、本体端子板34や遊技盤16
に配設した電気的諸部材等と接続可能とする。
【0028】そして、上記のような構成のケース本体7
1とベース体72、及び回路基板84を組み立てるに
は、回路基板84に開設した位置決め孔にベース体72
の止着ボスを嵌合させると共に、基板ガイドに回路基板
84の側縁を沿わせて、基板係止爪85に回路基板84
の側縁を係止させる。そして、ケース本体71をベース
体72の嵌合縁82に臨ませて押圧し、ベース体72の
係止爪77をケース本体71の係止孔76に係止させ、
止着片81の止着孔80と回路基板84の止着孔86と
に通したビス87をベース体72の止着ボス88に螺着
する。
【0029】一方、上記のような回路ボックス37を、
遊技盤16の所定位置に着脱自在に止着するための回路
ボックス取付部材89は、回路ボックス37を遊技盤1
6から浮かせて他の部材の邪魔にならないように取り付
ける。このため、回路ボックス取付部材89は、正面図
または背面図形状をほゞ矩形に形成した取付板部90の
外縁から遊技盤16に向けて脚壁部91を立設し、該脚
壁部91の先端にフランジ状の取付片92を設けてな
る。この取付片92には適宜位置に位置決め手段、例え
ば位置決めボス92aを突設し、この位置決めボス92
aを遊技盤16の裏面側に対応して設けた位置決め凹部
に嵌合させて位置を規制する。また、上記取付片92の
適宜位置に取付透孔92bを開設し、この取付透孔92
bに通したビス等で遊技盤16に止着する。尚、図示の
実施形態における脚壁部91は、パチンコ機1の背面側
から見て右側面が開放するようになっている。また、脚
壁部91の底面91aは入賞球の誘導路を兼ねるように
傾斜している。
【0030】上記取付板部90には、前記した回路ボッ
クス37を着脱可能に止着する止着手段を設ける。この
止着手段は、図示の実施形態によれば、上縁付近に横設
した上係合受部93aと、下縁からやや上がった位置に
横設した下係合受部93bとからなり、両係合受部93
a,93bの後面側に、ベース体72の裏面側に設けた
取付係合片94a,94bが嵌入する。尚、係合受部9
3a,93bの縁には取付係合片94a,94bが入り
易いように面取してあり、またベース体72の取付係合
片94a,94bの角部も面取してある。
【0031】そして、この実施形態では、回路ボックス
37の位置がずれたり、外れたりすることのないよう
に、保持手段が設けてある。この保持手段は、係止凸部
95を有する弾性保持片96と、この係止凸部95が係
止可能なようにベース体72に開設した係止口97とか
らなる。即ち、ベース体72を回路ボックス取付部材8
9に挿着するように、水平方向に押し込むと、弾性保持
片96がベース体72の背面に当接して押圧されて弾性
変形し、所定の位置まで押し込むと、弾性保持片96の
係止凸部95が係止口97内に突入して、元の状態に復
帰し、該係止口97の縁に係止凸部95が係止する。
【0032】従って、この状態では、回路ボックス37
を引き抜くことはできない。一方、回路ボックス37を
外す場合には、弾性保持片96を遊技盤16側へ押圧し
て変形させ、係止凸部95を係止口97から外し、この
状態で回路ボックス37をリヤカバー42の側部開口窓
57から水平方向に引き抜けばよい。
【0033】このようにすれば、回路ボックス37の着
脱が極めて容易であると共に、振動等で位置がずれたり
外れたりすることがない。
【0034】図9は本発明の他の実施形態を示し、この
実施形態では、取付係合片94が嵌入する落下溝98を
取付係合受部93に形成してある。回路ボックス37を
装着して、取付係合片94を取付係合受部93に挿着し
たとき、取付係合片94が落下溝98に嵌入して水平方
向に引き抜けなくなる。一方、回路ボックス37を外す
場合には、回路ボックス37を若干引き上げて取付係合
片94を落下溝98から外した後、水平方向に引き抜け
ばよい。
【0035】また、この実施形態では、上下の取付係合
受部93の間に切欠部99を設けてある。このようにす
れば、遊技盤16に設けたサイドランプ24の保守点検
を、遊技盤16の裏面側から行なうことができ便利であ
る。
【0036】尚、ベース体72の取付係合片94と回路
ボックス取付部材89の取付係合受部93との係合をき
つめにしておけば、保持手段を設けなくても、回路ボッ
クス37の位置がずれたり、外れたりすることがない。
【0037】以上本発明を図面の実施形態について説明
したが、本発明は上記した実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り適宜に実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上要するに本発明は、前面枠に遊技盤
を着脱可能にしたパチンコ機において、前記遊技盤のガ
イドレールで囲まれる遊技部のほゞ中央部に可変表示装
置を設け、前記前面枠の背面側には、開閉自在に蝶着さ
れる機構枠セット部材と、主に遊技の制御を行う遊技制
御回路基板を収納する回路ボックスとを設け、 前記遊
技制御回路基板の一側縁に、前記遊技盤に配設した可変
表示装置等と接続可能にするコネクタを配設し、前記回
路ボックスは、前記可変表示装置の背面後方を避けると
共に、前記一側縁に配設したコネクタが前記遊技盤の背
面側に延出する可変表示装置と対向するように配設した
ので、可変表示装置等とコネクタとが対向する配置とな
り配線が錯綜することがなく、配線が他の部材の邪魔に
なったり、引っ掛かって断線することがない。また、コ
ネクタや可変表示装置等をリヤカバーによって保護で
き、塵や埃等がパチンコ機の内部に侵入することもない
ので、電気的或は機械的トラブルが発生することがなく
実用的価値の高いパチンコ機となる。一方、配線に改変
を加えた場合に、容易に発見可能なので、不正遊技を未
然に防止可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の背面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】リヤカバーの蓋部材を外した状態のパチンコ機
の背面図である。
【図5】機構枠セット部材及びリヤカバーを開放した状
態のパチンコ機の背面図である。
【図6】遊技盤の背面図である。
【図7】回路ボックス及び回路ボックス取付部材の斜視
図である。
【図8】蓋部材の斜視図である。
【図9】回路ボックス及び回路ボックス取付部材の他の
実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 16 遊技盤 19 可変表示装置 35 中継端子板 37 回路ボックス 38 機構枠セット部材 42 リヤカバー 70 コネクタ 84 回路基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠に遊技盤を着脱可能にしたパチン
    コ機において、 前記遊技盤のガイドレールで囲まれる遊技部のほゞ中央
    部に可変表示装置を設け、 前記前面枠の背面側には、開閉自在に蝶着される機構枠
    セット部材と、主に遊技の制御を行う遊技制御回路基板
    を収納する回路ボックスとを設け、 前記遊技制御回路基板の一側縁に、前記遊技盤に配設し
    た可変表示装置等と接続可能にするコネクタを配設し、 前記回路ボックスは、前記可変表示装置の背面後方を避
    けると共に、前記一側縁に配設したコネクタが前記遊技
    盤の背面側に延出する可変表示装置と対向するように配
    設したことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 回路ボックスは、遊技盤に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 遊技盤には、遊技制御回路基板と外部と
    を電気的に接続する中継端子板が設けられていることを
    特徴とする請求項1または2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 回路ボックスは、外部から遊技制御回路
    基板を視認可能な材質で構成されると共に、コネクタ及
    び中継端子板も外部から視認可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のパチン
    コ機。
  5. 【請求項5】 機構枠セット部材にリヤカバーが設けら
    れ、少なくとも可変表示装置及びコネクタを保護するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに
    記載のパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007514668A (ja) * 2003-12-18 2007-06-07 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 皮膚の疾患におけるストレスの効果を減少する方法
WO2008004339A1 (fr) 2006-07-04 2008-01-10 Kao Corporation Boisson conditionnée dans un récipient en mousse
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