JP2000020128A - 圧電素子適用パラレルメカニズム - Google Patents

圧電素子適用パラレルメカニズム

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JP2000020128A
JP2000020128A JP10192034A JP19203498A JP2000020128A JP 2000020128 A JP2000020128 A JP 2000020128A JP 10192034 A JP10192034 A JP 10192034A JP 19203498 A JP19203498 A JP 19203498A JP 2000020128 A JP2000020128 A JP 2000020128A
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feed
shaft
piezoelectric element
moving
moving element
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JP10192034A
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Hideji Kamiya
秀司 紙谷
Akira Shimada
明 島田
Ikuo Muto
育夫 武藤
Yoshinobu Oodate
好伸 大立
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Seiko Seiki KK
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Seiko Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラレルメカニズムの可動範囲を広くし、か
つ高剛性・高分解能を維持できる圧電素子適用パラレル
メカニズムを提供する。 【解決手段】 直動型アクチュエータ3は、外筒9の内
側にアームシャフト1が組み込まれている。アームシャ
フト1は、圧電素子で構成される送りユニット51〜5
3により挟持と挟持解除又は送りと戻し動作を繰り返す
ことで連続的に移動させられる。この挟持と挟持解除又
は送りと戻し動作の一連の制御パターンは、コンピュー
タ21のメモリ22に記憶されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電素子適用パラレ
ルメカニズムに係わり、特にパラレルメカニズムの可動
範囲を広くし、かつ高剛性・高分解能を維持できる圧電
素子適用パラレルメカニズムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高剛性・高速性・高精度等の面か
らパラレルメカニズムが注目されており、工作機械や組
立ロボット等に使用されるケースが増えつつある(機械
設計第40巻 第10号(1996年7月号))。この
パラレルメカニズムの具体例を図14及び図15に示
す。
【0003】図14には伸縮型パラレルメカニズムの一
例を示す。このパラレルメカニズムは、出力節2が6本
の直動型アクチュエータ3で駆動される形式のもので、
一般的にはスチュワートプラットフォームと呼ばれてい
る。直動型アクチュエータ3の上端部は、球対偶4Aを
介して出力節2が固定されている。一方、直動型アクチ
ュエータ3の下端部は、球対偶4Bを介して静止節5に
固定されている。球対偶4A,4Bは、点の回りで自由
度3の運動を行うようになっている。
【0004】球対偶の一例を図15に示す。また、図1
6にスライド型パラレルメカニズムの一例を示す。スラ
イド型パラレルメカニズムは、直動型アクチュエータ6
を静止節5上に配置している。そして、直動型アクチュ
エータ6の所定箇所には、球対偶7が配設されており、
この球対偶7を介してロッド8が固定されている。ロッ
ド8の上端部には球対偶4Aを介して出力節2が固定さ
れている。
【0005】これらのパラレルメカニズムの直動型アク
チュエータ3及び直動型アクチュエータ6の駆動方法に
は、空圧・油圧アクチュエータによるものやモータ(A
Cサーボ)及びボールねじによるもの、あるいは圧電素
子によるもの等がある。特に圧電素子をアクチュエータ
として用いると、精度、分解能が非常に高いため、医療
分野、バイオテクノロジー分野に適用するマイクロマシ
ンヘの期待が高まっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧電素
子は単体でもストロークはかなり少ない(数μm〜十数
μm)ため、それをアクチュエータとしてパラレルメカ
ニズムに適用しても、可動範囲は非常に狭い。一方、可
動範囲を広くするために、空圧・油圧アクチュエータや
モータ(ACサーボ)及びボールねじを用いた場合に
は、精度・分解能の面で圧電素子より劣ってしまう。
【0007】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、パラレルメカニズムの可動範囲を広く
し、かつ高剛性・高分解能を維持できる圧電素子適用パ
ラレルメカニズムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、空間
の所定位置に固定した静止節に対し2〜6自由度のいず
れかの自由度で出力節を駆動するパラレルメカニズムで
あって、前記自由度の内の少なくとも一つは直動型のア
クチュエータで構成し、該直動型のアクチュエータは、
シャフトの挟持・挟持解除又は移動方向への送り・戻し
を行う圧電素子を含む第1の移動要素と第2の移動要素
を前記シャフトの挟持方向及び移動方向の属する面内に
組み合わせた送りユニットを前記シャフトの移動方向に
複数備えた送り機構と、前記送りユニットのいずれかで
シャフトを挟持しては移動方向に伸ばしてシャフトを送
りその後挟持を解き移動方向に縮めるという一連の動作
を前記送りユニット毎に位相を変えて繰り返し行うため
の前記第1の移動要素と前記第2の移動要素の位相及び
振幅値を予め記憶しておく記憶手段と、該記憶手段に記
憶された位相及び振幅値から前記第1の移動要素と前記
第2の移動要素に与える位相及び振幅の指令値を算出す
る位相等算出手段と、該位相等算出手段の算出結果に基
づき前記第1の移動要素と前記第2の移動要素に駆動指
令値を出力する駆動指令値出力手段を備えて構成した。
【0009】本発明は、2〜6自由度の内の少なくとも
一つの自由度に対し直動型のアクチュエータを用いるす
べての場合について適用する。直動型のアクチュエータ
はシャフトを駆動することで、出力節の位置調整をする
ようになっている。第1の移動要素と第2の移動要素
は、シャフトの挟持・挟持解除又は移動方向への送り・
戻しを行う圧電素子を含んでいる。送りユニットは、こ
れらの第1の移動要素と第2の移動要素を組み合わせて
構成されている。送り機構は、シャフトの移動方向にこ
の送りユニットを複数備えている。
【0010】送りユニットのシャフトに対する制御は次
のように行う。即ち、送りユニットのいずれかでシャフ
トを挟持しては移動方向に伸ばしてシャフトを送る。そ
の後、挟持を解き移動方向に縮めるという一連の動作を
送りユニット毎に位相を変えて繰り返し行う。記憶手段
には、かかる制御の基となる第1の移動要素と第2の移
動要素の位相及び振幅値のパターンを予め記憶してお
く。
【0011】次に、位相等算出手段では、この記憶手段
に記憶した位相及び振幅値から第1の移動要素と第2の
移動要素に与える位相及び振幅の指令値を算出する。そ
して、駆動指令値出力手段では、位相等算出手段の算出
結果に基づき第1の移動要素と第2の移動要素に駆動指
令値を出力する。
【0012】なお、直動型のアクチュエータの制御は、
送りユニットによりシャフト側の位置を制御するのでは
なく、送りユニットをシャフト側に固定し、シャフトに
対しアクチュエータの外筒側を制御するようにしてもよ
い。このことにより、直動型のアクチュエータを長スト
ロークに渡り駆動して、出力節の位置調整を行うことが
可能となる。また、圧電素子を使っているので、パラレ
ルメカニズムは高分解能をそのまま維持できる。
【0013】また、本発明は、前記直動型のアクチュエ
ータの両端部は所定点の回りで自由度3の運動を行う球
対偶を介して前記静止節及び出力節と連結されたことを
特徴とする。
【0014】静止節及び出力節間を連結連鎖するよう
に、アクチュエータの両端部は、球対偶を介して静止節
及び出力節と固定する。以上により、連結連鎖にモーメ
ントが作用しないため、高剛性である。また、送りユニ
ットの個数を増加させれば、一層の高剛性を確保出来
る。
【0015】更に、本発明は、前記シャフトの所定位置
には所定点の回りで自由度3の運動を行う第1の球対偶
が固定され、該第1の球対偶に一端を固定されたロッド
の他端は第2の球対偶を介して前記出力節と連結され、
前記シャフトの移動方向は前記静止節の面内に属するか
若しくは該静止節の属する面に平行であることを特徴と
する。
【0016】シャフトの所定位置には第1の球対偶を固
定する。そして、ロッドの一端を第1の球対偶に固定す
る。また、ロッドの他端は第2の球対偶を介して出力節
と連結する。シャフトは、その移動方向が静止節の面内
に属するか若しくは静止節の属する面に平行となるよう
に配設する。以上により、かかるパラレルメカニズムに
対しても連結連鎖にモーメントが作用しないため、高剛
性である。また、送りユニットの個数を増加させれば、
一層の高剛性を確保出来る。制御線等は静止節に埋め込
む等美観に容易に配慮出来る。
【0017】更に、本発明は、空間の所定位置に固定し
た静止節に対し2〜6自由度のいずれかの自由度で出力
節を駆動するパラレルメカニズムであって、前記自由度
の内の少なくとも一つは直動型のアクチュエータで構成
し、該直動型のアクチュエータは、シャフトと、該シャ
フトに平行に配設した外筒と、前記シャフトに対し垂直
な方向に圧電素子を伸張又は収縮させることで前記外筒
の支持又は支持解除を行う少なくとも一つの支持・解除
手段と、前記シャフトの長手方向に圧電素子を伸張又は
収縮させることで前記シャフト及び/又は前記支持・解
除手段の送り又は戻し動作を行う送り・戻し手段と、該
送り・戻し手段による送り又は戻し動作及び前記支持・
解除手段による支持又は支持解除という一連の動作を繰
り返し行うことで前記外筒に対する前記シャフトの長手
方向の位置を制御する制御手段を備えて構成した。
【0018】パラレルメカニズムを構成する直動型のア
クチュエータは、外筒の内側にシャフトを備えている。
但し、外筒の外側にシャフトを備えるようにしてもよ
い。支持・解除手段は、このシャフトに対し垂直な方向
に圧電素子を用意し、この圧電素子を伸張又は収縮させ
る。そして、このときの伸縮により、外筒の支持又は支
持解除を行う。また、送り・戻し手段は、シャフトの長
手方向に圧電素子を用意し、この圧電素子を伸張又は収
縮させることで、シャフトの送り又は戻し動作を行う。
【0019】なお、支持・解除手段を複数配設した場合
には、シャフトと共に支持・解除手段の一部についても
送り又は戻し動作を行う。制御手段では、この送りや戻
し及び支持や支持解除による一連の動作を繰り返し行う
ことで外筒に対するシャフトの長手方向の位置を制御す
る。このことにより、直動型のアクチュエータを長スト
ロークに渡り駆動して出力節の位置調整を行うことが可
能となる。また、圧電素子を使っているので、パラレル
メカニズムは高剛性で、かつ高分解能をそのまま維持で
きる。
【0020】更に、本発明は、前記送り・戻し手段によ
る送り又は戻し動作は、前記シャフトに対し平行に前記
外筒に面して少なくとも一つの超音波モーターを取り付
け、前記外筒に対する前記シャフトの長手方向の位置を
制御することで行うことを特徴とする。
【0021】送り・戻し手段には、圧電素子を用いる代
わりに超音波モーターを用いる。外筒の内側に少なくと
も一つの超音波モーターを取り付けるが、外筒の外側に
シャフトを備えるようにしてもよい。この場合には、外
筒の外側に超音波モーターを取り付ける。このことによ
り、直動型のアクチュエータを長ストロークに渡り駆動
して出力節の位置調整を行うことが可能となる。また、
パラレルメカニズムは連結連鎖にモーメントが作用せず
高剛性で、かつ高分解能をそのまま維持できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明の第1実施形態の全体構成図
は図14と同じである。直動型アクチュエータ3は、外
筒9の内側にアームシャフト1が組み込まれている。図
1に直動型アクチュエータ3の詳細機能図を示す。
【0023】図1において、一対の送り要素13aはア
ームシャフト1の移動方向と垂直な方向のアームシャフ
ト1を挟んで対峙する空間位置(外筒9)に各々一端を
固定されている。そして、送り要素13aの他端はアー
ムシャフト1の移動方向に伸縮自在に開放されている。
また、一対のクランプ要素14aは一対の送り要素13
aの他端にその一端を固定されており、クランプ要素1
4aの他端はアームシャフト1の移動方向と垂直な方向
に伸縮自在に開放されアームシャフト1を挟持若しくは
挟持を解除出来る様になっている。
【0024】送りユニット51はかかる一対の送り要素
13a及び一対のクランプ要素14aで構成されてい
る。送り機構10はアームシャフト1の移動方向に同様
の構成の送りユニット51乃至53を備えている。送り
要素13a及びクランプ要素14aは印加電圧を変位に
変換可能な様に、圧電素子(PZT)で構成されてい
る。
【0025】なお、送りユニットは例えば図2若しくは
図3の様に構成してもよい。図2において、送り要素1
3の一端は所定の空間位置(外筒9)に固定され、他端
にはアームシャフト1を挟持するためのクランプブロッ
ク12の一端面が固定されている。クランプブロック1
2の別端面には、アームシャフト1の移動方向と垂直な
方向にクランプ要素14の一端が固定されている。そし
て、クランプ要素14の他端は所定の空間位置(外筒
9)に固定されている。
【0026】また、図3において移動要素43は、その
一端が所定の空間位置(外筒9)に固定され、アームシ
ャフト1の挟持方向及び移動方向の属する面内にその挟
持方向と所定の角度を有して配設されている。そして、
移動要素43の他端にはアームシャフト1を挟持するた
めのクランプブロック42の一端面が固定されている。
【0027】クランプブロック42の別端面には、移動
要素44の一端が固定され、移動要素44はアームシャ
フト1の挟持方向及び移動方向の属する面内にその挟持
方向と所定の角度を有して配設されている。移動要素4
4の他端は所定の空間位置(外筒9)に固定されてい
る。ここで、送り要素13及び移動要素43(若しくは
移動要素44)は第1の移動要素に、またクランプ要素
14及び移動要素44(若しくは移動要素43)は第2
の移動要素に相当する。
【0028】図4には、送り機構10を制御するための
全体のシステム構成図を示す。コンピュータ21はメモ
リ22(記憶手段に相当する。図示省略)を備え、送り
要素13a乃至13c及びクランプ要素14a乃至14
cの位相及び振幅の指令値を算出する様になっている。
D/A変換器23、及び駆動用増幅器24は、その指令
値を電圧に変換する様に構成されている。そして、位置
のフィードバック制御が行われる場合には、位置センサ
25が設けられA/D変換器26で信号変換された後コ
ンピュータ21に入力される様になっている。
【0029】次に、図5乃至図9に基づき送り機構10
の制御について説明する。図5及び図7はアームシャフ
ト1の移動を行うための一周期分の制御パターンを示
す。図5は図1及び図2に示す送りユニットを使用した
場合の制御パターンであり、図7は図3に示す送りユニ
ットを使用した場合の制御パターンである。
【0030】まず図5において、タイミング1〜タイミ
ング2間では、クランプ要素14a及び14cは挟持状
態にある。クランプ要素14bは挟持を解除されてい
る。この状態を維持しつつ送り要素13a及び13cに
徐々に電圧を印加していく。その結果アームシャフト1
を移動することが出来る。
【0031】送り要素13bはこの間にその変位を次第
に小さくする。タイミング3(位相π)ではクランプ要
素14bを挟持状態にし、クランプ要素14a及び14
cの挟持を解除する。タイミング4〜タイミング5間で
は、クランプ要素14bは挟持状態にあり、クランプ要
素14a及び14cは挟持を解除の状態にある。この状
態を維持しつつ送り要素13bに次第に電圧を印加して
いく。
【0032】その結果アームシャフト1を更に移動する
ことが出来る。送り要素13a及び13cはこの間にそ
の変位を次第に小さくする。そして、タイミング5〜タ
イミング6(位相2π)間では再びクランプ要素14a
及び14cを挟持状態にすることで位相0の状態に戻
る。かかる一周期の動作を繰り返し続けることで、送り
機構10はアームシャフト1を長ストロークに渡って駆
動出来る。
【0033】なお、アームシャフト1の戻り動作はクラ
ンプ要素14a及び14cを挟持状態とし、クランプ要
素14bの挟持を解除する。この状態を維持しつつ送り
要素13bにプラス電圧を印加しその変位を増加させる
(伸ばす)。この状態を維持しクランプ要素14bを挟
持状態とする。そして、クランプ要素14a及び14c
の挟持を解除する。
【0034】挟持状態にある送り要素13bの電圧をプ
ラス電圧の範囲で低下させると送り要素13bの変位は
減少し、アームシャフト1は後退する。次に挟持解除状
態にあるクランプ要素14a及び14cに対して同様な
指令を行うことにより連続的に戻り動作を行うことが出
来る。
【0035】次に、図6に図3に示す送りユニットを使
用して送り機構を構成した場合を示す。図7はこの送り
機構の制御パターンである。図中乃至はタイミング
を示す。移動要素43aと移動要素43b、移動要素4
3cとはアームシャフト1を移動方向に送るため各々1
20度ずつ位相を異ならせ正弦電圧を付与している。
【0036】また、移動要素43a、移動要素43b、
移動要素43cと移動要素44a、移動要素44b、移
動要素44cとは挟持又は挟持解除を連続的に繰り返す
ため各々90度ずつ位相を異ならせている。理解を容易
にするため、図6には各送りユニットの各タイミングに
おける送り概念図をアームシャフト1の周辺に楕円とし
て示した。
【0037】例えば、送りユニット81について説明す
ればタイミングはクランプブロック42aが一番アー
ムシャフト1から離れた状態であり、タイミングはク
ランプブロック42aが一番アームシャフト1を強く挟
持した状態を示している。各送りユニットに対しかかる
送り概念図を同様に楕円として示してみると、各タイミ
ングによりアームシャフト1が移動方向に移動される様
子が確認出来る。なお、実際に各移動要素に印加する電
圧は、図8に示す様に所定の剛性を確保するために挟持
電圧を重畳させる。
【0038】図9は本発明の第1実施形態の動作を説明
するフローチャートである。まず、ステップ1(図中S
1と示す。以下同様)では、図5若しくは図7で説明し
た一周期分の位相及び電圧波形(振幅値)を周期関数と
してメモリ22に記憶保持する。ステップ2ではアーム
シャフト1の移動目標位置と移動速度等の変数を入力す
る。ステップ3では入力された変数に基づき位相の増分
を計算し、ステップ4ではメモリ22に記憶された周期
関数から電圧を読み込み電圧指令値を算出する。
【0039】例えば、アームシャフト1の移動速度を遅
くする様変数を入力した場合には、位相の増分を小さく
し、また移動速度を早くする様変数を入力した場合に
は、位相の増分を大きくする。但し、アームシャフト1
の移動速度を遅くする様変数を入力した場合には、振幅
の指令値を小さくし、また移動速度を早くする様変数を
入力した場合には、振幅の指令値を大きくする様処理を
行ってもよい。ステップ3及びステップ4の処理は、位
相等算出手段に相当する。
【0040】その後、ステップ5で移動目標位置の誤差
範囲内か否か判断される。ステップ6の処理は移動目標
位置の誤差範囲内でない場合に、ステップ4で求めた電
圧指令値に基づきコンピュータ21からD/A変換器2
3、及び駆動用増幅器24を介し電圧を各送り要素と各
クランプ要素に送るもので、駆動指令値出力手段に相当
する。ステップ7の処理は、移動目標位置の誤差範囲内
ならば全クランプ要素を挟持状態(若しくは全移動要素
に等しく挟持電圧以上の電圧を印加する)としアームシ
ャフト1を挟持させる(以下クランピング動作と呼ぶ)
ものである。
【0041】この結果、長ストロークの移動を行うこと
が出来る。また、移動目標位置到達後クランピング動作
を行えば、その後に続く出力節2等による負荷制御時の
剛性を高くすることが可能となる。
【0042】なお、本実施形態では送りユニットの数を
3つとしたが、送りユニット数を増やせばその分剛性を
高めることが出来る。また、必ずしも送りユニットの全
てについてクランピング動作を行わなくても、少なくと
も2つ以上の送りユニットについて行うことで剛性を高
くすることが可能である。
【0043】アームシャフト1の移動目標位置を変数と
して入力することで、上述した様に移動目標位置まで自
動でアームシャフト1を移動しても良いが、移動目標位
置を入力せず例えば作業員がプッシュボタンを押してい
る間だけアームシャフト1を移動する様にしても良い。
この場合であっても、移動速度を変数入力することでス
テップ3で位相等の算出を行いアームシャフト1の移動
速度を変えることが可能である。
【0044】即ち、移動速度を変えるには送り要素とク
ランプ要素に与える位相若しくは振幅の少なくとも一方
を変えることで可能である。また、移動速度も変数入力
されなければ、予めステップ1でメモリ22に記憶保持
された周期関数に基づきアームシャフト1が移動制御さ
れる。以上の制御はフィードバック制御を行わずオープ
ンループで行うため位置センサ25がなくても良い。
【0045】なお、図10には送り機構の別構成図(送
り機構30)として送りユニットを2つ配設した場合を
示すが、予めメモリ22に記憶保持された周期関数に基
づきアームシャフト1を移動制御し、移動目標位置到達
後クランピング動作を行うことで剛性を高めることが出
来る点は上記と同様である。また、送りユニットを4つ
以上配設した場合の制御も基本的に同様である。送りユ
ニット数を増加しても制御部分は同じ構成で処理が可能
である。更に、このとき送りユニット数を増加させれば
させる程、同一工程を処理する送りユニットの数が増え
るため結果としてアームシャフト1を移動中の剛性を高
めることが出来る。
【0046】このように、アクチュエータに圧電素子を
用いた送りユニットを複数配設したことにより、アクチ
ュエータを長ストロークにすることが出来、パラレルメ
カニズムの可動範囲を広くすることが出来る(例えば、
数μm〜数百ミリ)。また、圧電素子を適用したことで
高剛性・高分解能(例えば、数μm)を維持できる。
【0047】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本発明の第2実施形態の全体構成図は図16と同
じである。尚、図14と同一要素のものについては同一
符号を付して説明は省略する。直動型アクチュエータ6
は、外筒9の内側にアームシャフト1が組み込まれてい
る。但し、アームシャフト1には球対偶7が固定されて
いる。そして、この直動型アクチュエータ6は、静止節
5上に静止節5と平行に配置されている。
【0048】アームシャフト1に球対偶7を固定し、出
力節2と静止節5間にロッド8を配設した点を除けば、
本発明の第2実施形態は第1実施形態と同様である。従
って、直動型アクチュエータ6の内部構成や制御方法は
本発明の第1実施形態と同様である。なお、直動型アク
チュエータ6等への配線は、静止節5内に埋め込むこと
が出来るので、制御用配線等を露出させることなく構成
が可能である。以上により、本発明の第1実施形態と同
様の効果を得ることが出来る。
【0049】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。本発明の第3実施形態の全体構成図を図11に示
す。尚、図14及び図16と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。図11において、ア
ームシャフト1の下端部には、アームシャフト1に対し
垂直な方向に支持・解除部55が固定されている。支持
・解除部55には、圧電素子57が内装されており、支
持・解除部55の外周は外筒61を内側から支持又は支
持解除するようになっている。
【0050】支持・解除部55の下端部には、送り・戻
し部59が固着されている。そして、送り・戻し部59
には、圧電素子63が内装されている。更に、送り・戻
し部59の下端部には、アームシャフト1に対し垂直な
方向に支持・解除部65が固着されている。支持・解除
部65には、圧電素子67が内装されており、支持・解
除部65の外周は外筒61を内側から支持又は支持解除
するようになっている。支持・解除部55及び支持・解
除部65は支持・解除手段に相当する。
【0051】次に、本発明の第3実施形態の動作を説明
する。今、圧電素子57及び圧電素子63は、収縮状態
にあるものとする。そして、圧電素子67は伸張状態に
あるものとする。圧電素子67が伸張状態にあること
で、支持・解除部65の外周は外筒61を内側から支持
している。
【0052】次に、この状態で圧電素子63に対し次第
に印加電圧を増して行き圧電素子63を伸張させる。こ
のときの伸張により、支持・解除部55及びアームシャ
フト1は上方に移動する。圧電素子63の伸張完了後、
圧電素子57を伸張させる。この圧電素子57の伸張に
より、支持・解除部55の外周は外筒61を内側から支
持するようになる。
【0053】支持・解除部55による外筒61の支持完
了後、圧電素子67を収縮させる。この圧電素子67の
収縮により、支持・解除部65の外周は外筒61より支
持解除する。その後、圧電素子63を収縮する。次に、
圧電素子67に対し次第に印加電圧を増して行き伸張さ
せる。このとき、支持・解除部65の外周は外筒61を
再び内側から支持する。その後、圧電素子57を収縮す
ることで、支持・解除部55の外周は外筒61より支持
解除する。このようにして1サイクルを終了する。
【0054】なお、各圧電素子の伸張と収縮は、一つず
つの動作の完了後に他の動作を行うようにしてもよい
が、制御時間短縮のため所定範囲を重複動作としてもよ
い。例えば、圧電素子67の収縮動作と圧電素子63の
収縮動作を一部重複させて同時に行う等が可能である。
また、支持・解除部55、65は、例えば弾力性が高
く、かつ摩擦係数の高い樹脂等でモールドすれば、外筒
61に対するアームシャフト1の移動制御を確実にする
ことが出来る。
【0055】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。本発明の第4実施形態の全体構成図を図12に示
す。尚、図11と同一要素のものについては同一符号を
付して説明は省略する。図12において、アームシャフ
ト1の下端部には、送り・戻し部59が固着されてい
る。そして、送り・戻し部59には、圧電素子63が内
装されている。更に、送り・戻し部59の下端部には、
アームシャフト1に対し垂直な方向に支持・解除部65
が固着されている。
【0056】次に、本発明の第4実施形態の動作を説明
する。アームシャフト1の上方に外筒61との図示しな
い接触部を設け、この間の摩擦力を高く設定すれば、ア
ームシャフト1は圧電素子67の収縮状態のときでも静
止している。この状態で、圧電素子63を収縮させる。
その後、圧電素子67を伸張させて支持・解除部65の
外周を外筒61に対し内側から支持する。それから、圧
電素子63を伸張させてアームシャフト1を上方に移動
する。この一連の動作を繰り返すことで、アームシャフ
ト1を上方に連続して移動させることが出来る。
【0057】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。本発明の第5実施形態の全体構成図を図13に示
す。尚、図11及び図12と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。図13において、支
持・解除部55の下端部には、送り・戻し部69が固着
されている。送り・戻し部69は、外筒61に面するよ
うに左右に超音波モーター71A,71Bが取り付けら
れている。送り・戻し部69の下端部には、支持・解除
部65が固着されている。
【0058】次に、本発明の第5実施形態の動作を説明
する。送り・戻し部69の送り又は戻し動作は、圧電素
子に代えて、超音波モーター71A,71Bで行う。こ
のようにしても、アクチュエータを長ストロークにする
ことが出来、パラレルメカニズムの可動範囲を広くする
ことが出来る。また、高剛性・高分解能も維持できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
動型のアクチュエータを長ストロークに駆動して出力節
の位置調整を行うことが可能となる。また、パラレルメ
カニズムは高分解能をそのまま維持できる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】 送り機構の構成図
【図2】 送りユニットの別構成図
【図3】 送りユニットの別構成図
【図4】 全体のシステム構成図
【図5】 移動体の移動を行うための一周期分の制御パ
ターン
【図6】 図3に示す送りユニットを使用した送り機構
の移動概念図
【図7】 図3に示す送りユニットを使用した送り機構
の制御パターン
【図8】 各移動要素に印加する電圧パターン
【図9】 本発明の第1実施形態のフローチャート
【図10】 送り機構の別構成図
【図11】 本発明の第3実施形態の全体構成図
【図12】 本発明の第4実施形態の全体構成図
【図13】 本発明の第5実施形態の全体構成図
【図14】 伸縮型パラレルメカニズムの一例
【図15】 球対偶の一例
【図16】 スライド型パラレルメカニズムの一例
【符号の説明】
1 アームシャフト 2 出力節 3,6 直動型アクチュエータ 4A,4B,7 球対偶 5 静止節 8 ロッド 9,61 外筒 12,42,42a,42b,42c クランプブロッ
ク 13a,13b,13c,33a,33b 送り要素 14a,14b,14c,34a,34b クランプ要
素 10,30 送り機構 22 メモリ 24 駆動用増幅器 25 位置センサ 43,44,43a,43b,43c,44a,44
b,44c 移動要素 55,65 支持・解除部 57,63,67 圧電素子 59,69 送り・戻し部 71A,71B 超音波モーター
フロントページの続き (72)発明者 武藤 育夫 千葉県習志野市屋敷4丁目3番1号 セイ コー精機株式会社内 (72)発明者 大立 好伸 千葉県習志野市屋敷4丁目3番1号 セイ コー精機株式会社内 Fターム(参考) 3F059 BA05 FC00 3F060 BA10 EA10 GA01 GA11 GA13 HA39 5H303 AA01 AA10 BB01 BB08 BB11 BB17 CC01 DD01 DD14 KK01 5H680 BB01 BC08 BC09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間の所定位置に固定した静止節に対し
    2〜6自由度のいずれかの自由度で出力節を駆動するパ
    ラレルメカニズムであって、前記自由度の内の少なくと
    も一つは直動型のアクチュエータで構成し、該直動型の
    アクチュエータは、シャフトの挟持・挟持解除又は移動
    方向への送り・戻しを行う圧電素子を含む第1の移動要
    素と第2の移動要素を前記シャフトの挟持方向及び移動
    方向の属する面内に組み合わせた送りユニットを前記シ
    ャフトの移動方向に複数備えた送り機構と、前記送りユ
    ニットのいずれかでシャフトを挟持しては移動方向に伸
    ばしてシャフトを送りその後挟持を解き移動方向に縮め
    るという一連の動作を前記送りユニット毎に位相を変え
    て繰り返し行うための前記第1の移動要素と前記第2の
    移動要素の位相及び振幅値を予め記憶しておく記憶手段
    と、該記憶手段に記憶された位相及び振幅値から前記第
    1の移動要素と前記第2の移動要素に与える位相及び振
    幅の指令値を算出する位相等算出手段と、該位相等算出
    手段の算出結果に基づき前記第1の移動要素と前記第2
    の移動要素に駆動指令値を出力する駆動指令値出力手段
    を備えて構成したことを特徴とする圧電素子適用パラレ
    ルメカニズム。
  2. 【請求項2】 前記直動型のアクチュエータの両端部は
    所定点の回りで自由度3の運動を行う球対偶を介して前
    記静止節及び出力節と連結されたことを特徴とする請求
    項1記載の圧電素子適用パラレルメカニズム。
  3. 【請求項3】 前記シャフトの所定位置には所定点の回
    りで自由度3の運動を行う第1の球対偶が固定され、該
    第1の球対偶に一端を固定されたロッドの他端は第2の
    球対偶を介して前記出力節と連結され、前記シャフトの
    移動方向は前記静止節の面内に属するか若しくは該静止
    節の属する面に平行であることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の圧電素子適用パラレルメカニズム。
  4. 【請求項4】 空間の所定位置に固定した静止節に対し
    2〜6自由度のいずれかの自由度で出力節を駆動するパ
    ラレルメカニズムであって、前記自由度の内の少なくと
    も一つは直動型のアクチュエータで構成し、該直動型の
    アクチュエータは、シャフトと、該シャフトに平行に配
    設した外筒と、前記シャフトに対し垂直な方向に圧電素
    子を伸張又は収縮させることで前記外筒の支持又は支持
    解除を行う少なくとも一つの支持・解除手段と、前記シ
    ャフトの長手方向に圧電素子を伸張又は収縮させること
    で前記シャフト及び/又は前記支持・解除手段の送り又
    は戻し動作を行う送り・戻し手段と、該送り・戻し手段
    による送り又は戻し動作及び前記支持・解除手段による
    支持又は支持解除という一連の動作を繰り返し行うこと
    で前記外筒に対する前記シャフトの長手方向の位置を制
    御する制御手段を備えて構成したことを特徴とする圧電
    素子適用パラレルメカニズム。
  5. 【請求項5】 前記送り・戻し手段による送り又は戻し
    動作は、前記シャフトに対し平行に前記外筒に面して少
    なくとも一つの超音波モーターを取り付け、前記外筒に
    対する前記シャフトの長手方向の位置を制御することで
    行うことを特徴とする請求項4記載の圧電素子適用パラ
    レルメカニズム。
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Cited By (7)

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