JP2000017651A - 地盤改良用攪拌混合装置 - Google Patents
地盤改良用攪拌混合装置Info
- Publication number
- JP2000017651A JP2000017651A JP10190692A JP19069298A JP2000017651A JP 2000017651 A JP2000017651 A JP 2000017651A JP 10190692 A JP10190692 A JP 10190692A JP 19069298 A JP19069298 A JP 19069298A JP 2000017651 A JP2000017651 A JP 2000017651A
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- Japan
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- driven
- agitating
- units
- sprockets
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- Pending
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレンチャ式地盤改良装置において土塊の共
回り現象を生じさせないで土塊の細粒化と散布固化剤と
の攪拌を効率よく行ない、均一混合された高品質の改良
土壌とする。 【解決手段】 攪拌翼付チェーンを備えて駆動される3
個の攪拌ユニットA,C,Bを並列し、外側ユニットA,Bの各
チェーン20,21を同一駆動源9によって駆動すると共に中
間ユニットCのチェーン30を別設した駆動源36によって
駆動する。
回り現象を生じさせないで土塊の細粒化と散布固化剤と
の攪拌を効率よく行ない、均一混合された高品質の改良
土壌とする。 【解決手段】 攪拌翼付チェーンを備えて駆動される3
個の攪拌ユニットA,C,Bを並列し、外側ユニットA,Bの各
チェーン20,21を同一駆動源9によって駆動すると共に中
間ユニットCのチェーン30を別設した駆動源36によって
駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の並行チェ
ーンを備えたトレンチャ式地盤改良用攪拌混合装置に関
する。
ーンを備えたトレンチャ式地盤改良用攪拌混合装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】粉体又はスラリー状の固化剤を地表上に
散布し又は土中に注入して土壌と共に攪拌混合する装置
として特開平8−144262が提案されている。この装置に
おいては、2本の攪拌翼付チェーンが共通の回転駆動軸に
よって駆動されているので駆動モータの回転方向がいず
れの方向であっても必ず同速・同方向に回転するため攪
拌対象土が共回り現象を生じて土中において単に移動す
るだけになり均一な混合攪拌効果が得られない場合が起
こる。
散布し又は土中に注入して土壌と共に攪拌混合する装置
として特開平8−144262が提案されている。この装置に
おいては、2本の攪拌翼付チェーンが共通の回転駆動軸に
よって駆動されているので駆動モータの回転方向がいず
れの方向であっても必ず同速・同方向に回転するため攪
拌対象土が共回り現象を生じて土中において単に移動す
るだけになり均一な混合攪拌効果が得られない場合が起
こる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、攪拌対象土
が共回りを起こさずに装置の前後において上下方向及び
左右方向に移動すると共に土塊が細粒化されて固化剤と
均一に混合され、安定した高品質の改良土壌を効率よく
提供できる装置を提供するものである。
が共回りを起こさずに装置の前後において上下方向及び
左右方向に移動すると共に土塊が細粒化されて固化剤と
均一に混合され、安定した高品質の改良土壌を効率よく
提供できる装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、作業車ア
ーム先端に取付けた門形フレームの両側板間において下
方に延長固定される従動スプロケット付トラックフレー
ムと駆動スプロケット及び両スプロケットに捲着された
攪拌翼付チェーンとからなる第1及び第2攪拌ユニットが
2列に並設されると共に前記各ユニットを構成する夫々
の駆動スプロケットが前記門形フレームに固設された別
個の油圧モータによって駆動されるように連結されて構
成され、前記第1,第2攪拌ユニットの攪拌翼付チェーンが
互いに逆方向に同速又は異速で駆動されるものである。
更に前記第1,第2攪拌ユニットの中間に第3の攪拌ユニッ
トを設けてこれら各ユニットを各別に駆動するか又は第
1,第2攪拌ユニットの駆動スプロケットを共通の駆動源
によって駆動すると共に第3攪拌ユニットを別個の駆動
源に連結して構成される。
ーム先端に取付けた門形フレームの両側板間において下
方に延長固定される従動スプロケット付トラックフレー
ムと駆動スプロケット及び両スプロケットに捲着された
攪拌翼付チェーンとからなる第1及び第2攪拌ユニットが
2列に並設されると共に前記各ユニットを構成する夫々
の駆動スプロケットが前記門形フレームに固設された別
個の油圧モータによって駆動されるように連結されて構
成され、前記第1,第2攪拌ユニットの攪拌翼付チェーンが
互いに逆方向に同速又は異速で駆動されるものである。
更に前記第1,第2攪拌ユニットの中間に第3の攪拌ユニッ
トを設けてこれら各ユニットを各別に駆動するか又は第
1,第2攪拌ユニットの駆動スプロケットを共通の駆動源
によって駆動すると共に第3攪拌ユニットを別個の駆動
源に連結して構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1において、1はエクスカベータ
等の作業車、2はアーム、3はアーム先端に取付けた攪拌混
合装置である。攪拌混合装置は図2以下に示すようであ
って、4は門形メインフレーム、5は上部フレーム、6,7は側
板である。8,9はドラム外周に駆動スプロケット10,11を
取付けた油圧モータであってフレーム側板6,7の内面側
に固設されている。12,13は、両側板間に架設した横杆、1
4,15は駆動スプロケット10,11の回転面上に位置して横
杆に固定したトラックフレームであって下端に従動スプ
ロケット16,17を枢着している。18,19は2又の支持部材
である。20,21は各スプロケットに捲装されているチェ
ーンであって外面側に大小の攪拌翼22,23が固定されて
いる。24,25は、トラックフレームの中間片面に起立固定
したチェーン張設用の補助スプロケットである。
等の作業車、2はアーム、3はアーム先端に取付けた攪拌混
合装置である。攪拌混合装置は図2以下に示すようであ
って、4は門形メインフレーム、5は上部フレーム、6,7は側
板である。8,9はドラム外周に駆動スプロケット10,11を
取付けた油圧モータであってフレーム側板6,7の内面側
に固設されている。12,13は、両側板間に架設した横杆、1
4,15は駆動スプロケット10,11の回転面上に位置して横
杆に固定したトラックフレームであって下端に従動スプ
ロケット16,17を枢着している。18,19は2又の支持部材
である。20,21は各スプロケットに捲装されているチェ
ーンであって外面側に大小の攪拌翼22,23が固定されて
いる。24,25は、トラックフレームの中間片面に起立固定
したチェーン張設用の補助スプロケットである。
【0006】駆動スプロケット、トラックフレーム、従動スプ
ロケット及び攪拌翼付チェーンの組を攪拌ユニットと略
称する。即ち、上記装置は、第1及び第2の攪拌ユニットA,
Bが門形メインフレーム内に対を成して固設され、夫々の
駆動スプロケットが個別の駆動源によって駆動されるよ
うに構成されている。
ロケット及び攪拌翼付チェーンの組を攪拌ユニットと略
称する。即ち、上記装置は、第1及び第2の攪拌ユニットA,
Bが門形メインフレーム内に対を成して固設され、夫々の
駆動スプロケットが個別の駆動源によって駆動されるよ
うに構成されている。
【0007】駆動源である油圧モータ8,9は、夫々の回転方向
及び回転速度を別々に任意に可変できる。例えばチェー
ン20,21を反対方向に駆動させた場合、土中においては図
4に示すように両ユニット間において点線で示す如く土
塊の受け渡し移動が行なわれ、攪拌翼22,23は地表上に散
布された固化剤(図示せず)を土中に引込みながら他のユ
ニット側に送り込むように攪拌混合する。固化剤をスラ
リー状として土中に注入しても同様の効果が得られる
が、粉体の方がコスト面で有利である。セメント粉体等
の固化剤は散布中又は散布後において強風によって飛散
するおそれがある。これを防ぐには下縁開口端が地表に
接する蛇腹伸縮式スカートによって装置全体を覆うこと
が有効であり、スカートは角形でも円筒形でもよい。
及び回転速度を別々に任意に可変できる。例えばチェー
ン20,21を反対方向に駆動させた場合、土中においては図
4に示すように両ユニット間において点線で示す如く土
塊の受け渡し移動が行なわれ、攪拌翼22,23は地表上に散
布された固化剤(図示せず)を土中に引込みながら他のユ
ニット側に送り込むように攪拌混合する。固化剤をスラ
リー状として土中に注入しても同様の効果が得られる
が、粉体の方がコスト面で有利である。セメント粉体等
の固化剤は散布中又は散布後において強風によって飛散
するおそれがある。これを防ぐには下縁開口端が地表に
接する蛇腹伸縮式スカートによって装置全体を覆うこと
が有効であり、スカートは角形でも円筒形でもよい。
【0008】図5は、固化剤と土塊の攪拌混合効果を一層向上
させた装置であって、第1,第2攪拌ユニットA,Bの中間に
第3攪拌ユニットCを設け、第1,第2攪拌ユニットのチェー
ン20,21を同方向に駆動し、第3ユニットのチェーン30を
それらとは反対方向に駆動するものである。図中、26は
トラックフレーム、27は従動スプロケット、28は支持部
材、29は補助スプロケットである。駆動スプロケット10
は、油圧モータ9のドラムと一体に回転する駆動軸33に軸
着されている。35は、第3ユニットCの駆動スプロケット
であって、油圧モータ36の回転軸37に軸着されている。
この装置(3ユニット2軸駆動)においては、攪拌チェーン
が3本でありながら駆動モータは2基であってコストが抑
制される他、土塊の受け渡し領域が2本チェーンの場合の
約2倍に増加し作業効率が向上する。
させた装置であって、第1,第2攪拌ユニットA,Bの中間に
第3攪拌ユニットCを設け、第1,第2攪拌ユニットのチェー
ン20,21を同方向に駆動し、第3ユニットのチェーン30を
それらとは反対方向に駆動するものである。図中、26は
トラックフレーム、27は従動スプロケット、28は支持部
材、29は補助スプロケットである。駆動スプロケット10
は、油圧モータ9のドラムと一体に回転する駆動軸33に軸
着されている。35は、第3ユニットCの駆動スプロケット
であって、油圧モータ36の回転軸37に軸着されている。
この装置(3ユニット2軸駆動)においては、攪拌チェーン
が3本でありながら駆動モータは2基であってコストが抑
制される他、土塊の受け渡し領域が2本チェーンの場合の
約2倍に増加し作業効率が向上する。
【0009】
【効果】本発明装置は、地表散布用固化剤の使用を主な
対象とするものでピート層その他の軟弱地盤の軟弱度に
応じて浅深自在に土中に挿入し、複数ユニット間での土
塊の受け渡し過程において細粒化と共に地表散布固化剤
との攪拌均一混合を効率よく達成する。
対象とするものでピート層その他の軟弱地盤の軟弱度に
応じて浅深自在に土中に挿入し、複数ユニット間での土
塊の受け渡し過程において細粒化と共に地表散布固化剤
との攪拌均一混合を効率よく達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体側面図。
【図2】装置の正面図。
【図3】同側面図。
【図4】攪拌ユニット間での土塊受け渡し説明図。
【図5】3ユニット並列装置の正面図。
【図6】同上側面図。
1 エクスカベータ 2 アーム 3 攪拌混合装置 4 門形メインフレーム 6,7 側板 8,9,36 油圧モータ 10,11,35 駆動スプロケット 12,13 横杆 14,15,26 トラックフレーム 16,17,27 従動スプロケット 20,21,30 攪拌翼付チェーン
Claims (3)
- 【請求項1】 作業車アーム先端に取付けた門形フレー
ムの両側板間において下方に延長固定される従動スプロ
ケット付トラックフレームと駆動スプロケット及び両ス
プロケットに捲着された攪拌翼付チェーンとからなる第
1及び第2攪拌ユニットが2列に並設されると共に前記各
ユニットを構成する夫々の駆動スプロケットが前記門形
フレームに固設された別個の油圧モータによって駆動さ
れるように連結されて構成され、前記第1,第2攪拌ユニッ
トの攪拌翼付チェーンが互いに逆方向に同速又は異速で
駆動されることを特徴とする地盤改良用攪拌混合装置。 - 【請求項2】 作業車アーム先端に取付けた門形フレー
ムの両側板間において下方に延長固定される従動スプロ
ケット付トラックフレームと駆動スプロケット及び両ス
プロケットに捲着された攪拌翼付チェーンとからなる第
1,第2及び第3攪拌ユニットが3列に並設されると共に前
記各ユニットを構成する夫々の駆動スプロケットが前記
門形フレームに固設された別個の油圧モータによって駆
動されるように連結されて構成され、隣接する駆動スプ
ロケットが互いに異方向に同速又は異速で駆動されるこ
とを特徴とする地盤改良用攪拌混合装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置において中間に位置す
る攪拌ユニットの駆動スプロケットが独立の駆動源によ
って駆動されると共に両側に位置する攪拌ユニットの駆
動スプロケットが共通の駆動源によって駆動されること
を特徴とする攪拌混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190692A JP2000017651A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 地盤改良用攪拌混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10190692A JP2000017651A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 地盤改良用攪拌混合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000017651A true JP2000017651A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16262284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10190692A Pending JP2000017651A (ja) | 1998-07-06 | 1998-07-06 | 地盤改良用攪拌混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000017651A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277955A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Onoda Chemico Co Ltd | 地盤改良施工機及びそれを用いた地盤改良工法 |
| US20120308306A1 (en) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Kruse Darin R | Lubricated Soil Mixing System and Methods |
| US10017910B2 (en) | 2008-01-28 | 2018-07-10 | Darin R. Kruse | Apparatus and methods for underground structures and construction thereof |
-
1998
- 1998-07-06 JP JP10190692A patent/JP2000017651A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007277955A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Onoda Chemico Co Ltd | 地盤改良施工機及びそれを用いた地盤改良工法 |
| US10017910B2 (en) | 2008-01-28 | 2018-07-10 | Darin R. Kruse | Apparatus and methods for underground structures and construction thereof |
| US10815633B2 (en) | 2008-01-28 | 2020-10-27 | Darin R. Kruse | Apparatus and methods for underground structures and construction thereof |
| US20120308306A1 (en) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Kruse Darin R | Lubricated Soil Mixing System and Methods |
| US9085872B2 (en) * | 2011-06-03 | 2015-07-21 | Darin R. Kruse | Lubricated soil mixing system and methods |
| US9828737B2 (en) | 2011-06-03 | 2017-11-28 | Darin R. Kruse | Lubricated soil mixing systems and methods |
| US10557242B2 (en) | 2011-06-03 | 2020-02-11 | Darin R. Kruse | Lubricated soil mixing systems and methods |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040422 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040512 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040916 |