JP2000016086A - スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法 - Google Patents
スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法Info
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- JP2000016086A JP2000016086A JP10189219A JP18921998A JP2000016086A JP 2000016086 A JP2000016086 A JP 2000016086A JP 10189219 A JP10189219 A JP 10189219A JP 18921998 A JP18921998 A JP 18921998A JP 2000016086 A JP2000016086 A JP 2000016086A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車ボデーへスライドドアを建て付けたま
まの塗装が可能である。 【解決手段】 開口部２２が設けられる自動車ボデー１
１。開口部２２周囲の上部、下部、中間部に平行に設置
されるアッパガイドレール１３、ロアガイドレール１
４、センターガイドレール１５。アッパガイドレール１
２、ロアガイドレール１４、センターガイドレール１５
に沿って移動するアッパローラ３２、ロアローラ３４、
センターローラ３６。ローラーが取り付けられ自動車ボ
デー１１の開口部２２に開閉自在にスライドさせるスラ
イドドア２１。センターガイドレール１５に設けられる
切欠部４２に取り付けられる補助ガイドーレール４１。
吊りハンガー５１。これらからなるスライドドア係止装
置。
まの塗装が可能である。 【解決手段】 開口部２２が設けられる自動車ボデー１
１。開口部２２周囲の上部、下部、中間部に平行に設置
されるアッパガイドレール１３、ロアガイドレール１
４、センターガイドレール１５。アッパガイドレール１
２、ロアガイドレール１４、センターガイドレール１５
に沿って移動するアッパローラ３２、ロアローラ３４、
センターローラ３６。ローラーが取り付けられ自動車ボ
デー１１の開口部２２に開閉自在にスライドさせるスラ
イドドア２１。センターガイドレール１５に設けられる
切欠部４２に取り付けられる補助ガイドーレール４１。
吊りハンガー５１。これらからなるスライドドア係止装
置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 この発明は、自動車ボデー
の側面あるいは後側面に設置されるスライドドアの係止
装置およびスライドドア係止方法に係る。更に詳細に
は、自動車ボデーに取り付けられるスライドドアを自動
車ボデーから取り外しあるいは、一部取り外し自動車ボ
デーに係止させ、例えば色合わせの困難さを避けるた
め、自動車ボデーおよびスライドドアともに塗装すると
きに、スライドドアへの塗装の困難性を避けるために使
用するに適するスライドドア係止装置およびスライドド
ア係止方法に係る。
の側面あるいは後側面に設置されるスライドドアの係止
装置およびスライドドア係止方法に係る。更に詳細に
は、自動車ボデーに取り付けられるスライドドアを自動
車ボデーから取り外しあるいは、一部取り外し自動車ボ
デーに係止させ、例えば色合わせの困難さを避けるた
め、自動車ボデーおよびスライドドアともに塗装すると
きに、スライドドアへの塗装の困難性を避けるために使
用するに適するスライドドア係止装置およびスライドド
ア係止方法に係る。
【０００２】
【従来の技術】 従来、塗装工程後に自動車ボデーとス
ライドドアとを組み立てると組み付け作業の効率が低下
するため、自動車ボデーにスライドドアを取り付けて自
動車組み立てラインを搬送させ、塗装工程まで搬送させ
る。しかし塗装工程では、スライドドアは自動車ボデー
から取り外さないと、塗装が不十分な箇所が生ずる恐れ
があるため、スライドドアを自動車ボデーから一旦取り
外し、専用治具で自動車ボデーに係止させた上で塗装を
施す。
ライドドアとを組み立てると組み付け作業の効率が低下
するため、自動車ボデーにスライドドアを取り付けて自
動車組み立てラインを搬送させ、塗装工程まで搬送させ
る。しかし塗装工程では、スライドドアは自動車ボデー
から取り外さないと、塗装が不十分な箇所が生ずる恐れ
があるため、スライドドアを自動車ボデーから一旦取り
外し、専用治具で自動車ボデーに係止させた上で塗装を
施す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 スライドドアを一旦
取り外し、専用治具で自動車ボデーに係止させた上で塗
装を施す場合であっても、塗装工程に設置される自動塗
装機は空回しし塗装工程では手噴き作業でスライドドア
に塗装を施すのが実情であった。そのため、自動車ボデ
ーは自動塗装機で塗料を吹き付けしスライドドアは手噴
き作業で塗料を吹き付けするため自動車ボデーとスライ
ドドアの色が合わなくなる場合がある課題を有した。
取り外し、専用治具で自動車ボデーに係止させた上で塗
装を施す場合であっても、塗装工程に設置される自動塗
装機は空回しし塗装工程では手噴き作業でスライドドア
に塗装を施すのが実情であった。そのため、自動車ボデ
ーは自動塗装機で塗料を吹き付けしスライドドアは手噴
き作業で塗料を吹き付けするため自動車ボデーとスライ
ドドアの色が合わなくなる場合がある課題を有した。
【０００４】更に、塗装工程後スライドドアは再度正式
に自動車ボデーに取り付けるため、塗装工程前のスライ
ドドアの自動車ボデーへの取り付け作業は意味がなくな
る課題を有した。
に自動車ボデーに取り付けるため、塗装工程前のスライ
ドドアの自動車ボデーへの取り付け作業は意味がなくな
る課題を有した。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【０００６】開口部が設けられる自動車ボデーと、開口
部の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイドーレ
ールと、ガイドーレールに沿って移動するローラーと、
ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に開閉自
在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガイドー
レールに設けられる切欠部に取り付けられる補助ガイド
ーレールと、スライドドアを吊り上げる吊りハンガーと
からなることを特徴とするスライドドア係止装置、およ
び、
部の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイドーレ
ールと、ガイドーレールに沿って移動するローラーと、
ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に開閉自
在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガイドー
レールに設けられる切欠部に取り付けられる補助ガイド
ーレールと、スライドドアを吊り上げる吊りハンガーと
からなることを特徴とするスライドドア係止装置、およ
び、
【０００７】開口部が設けられる自動車ボデーと、開口
部周囲の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイド
ーレールと、ガイドーレールに沿って移動するローラー
と、ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に開
閉自在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガイ
ドーレールに設けられる切欠部に取り付けられる補助ガ
イドーレールと、吊りハンガーとからなり、補助ガイド
レールを中間部ガイドレールの切欠部に取り付けなが
ら、吊りハンガーでスライドドアを吊り、スライドドア
をガイドレールに沿って移動し、中間部ガイドレールに
沿って移動するローラを、中間部ガイドレールから補助
ガイドレールに誘導する一方、上部ローラ及び下部ロー
ラはそれぞれ上部ガイドレール及び下部ガイドレールに
取り付けたまま、中間部ローラは中間部ガイドレールか
ら外し、スライドドアは、上部ローラと下部ローラによ
って支持し、スライドドアは上部ローラと下部ローラと
を支点としてスイングし、その状態でスライドドアに塗
装を施すことを特徴とするスライドドア係止方法、を提
供する。
部周囲の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイド
ーレールと、ガイドーレールに沿って移動するローラー
と、ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に開
閉自在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガイ
ドーレールに設けられる切欠部に取り付けられる補助ガ
イドーレールと、吊りハンガーとからなり、補助ガイド
レールを中間部ガイドレールの切欠部に取り付けなが
ら、吊りハンガーでスライドドアを吊り、スライドドア
をガイドレールに沿って移動し、中間部ガイドレールに
沿って移動するローラを、中間部ガイドレールから補助
ガイドレールに誘導する一方、上部ローラ及び下部ロー
ラはそれぞれ上部ガイドレール及び下部ガイドレールに
取り付けたまま、中間部ローラは中間部ガイドレールか
ら外し、スライドドアは、上部ローラと下部ローラによ
って支持し、スライドドアは上部ローラと下部ローラと
を支点としてスイングし、その状態でスライドドアに塗
装を施すことを特徴とするスライドドア係止方法、を提
供する。
【０００８】そこで、補助ガイドレールを中間部ガイド
レールの切欠部に取り付ける。他方、吊りハンガーでス
ライドドアを吊り上げる。スライドドアを移動し、中間
部ガイドレールに沿って移動するローラを、中間部ガイ
ドレールから補助ガイドレールに誘導し、上部ローラ及
び下部ローラはそれぞれ上部ガイドレール及び下部ガイ
ドレールに取り付けたまま、中間部ローラは中間部ガイ
ドレールから外す。スライドドアは、上部ローラと下部
ローラとのみによって支持され、スライドドアは上部ロ
ーラと下部ローラとを支点としてスイングされる。その
状態でスライドドアに塗装を施す。
レールの切欠部に取り付ける。他方、吊りハンガーでス
ライドドアを吊り上げる。スライドドアを移動し、中間
部ガイドレールに沿って移動するローラを、中間部ガイ
ドレールから補助ガイドレールに誘導し、上部ローラ及
び下部ローラはそれぞれ上部ガイドレール及び下部ガイ
ドレールに取り付けたまま、中間部ローラは中間部ガイ
ドレールから外す。スライドドアは、上部ローラと下部
ローラとのみによって支持され、スライドドアは上部ロ
ーラと下部ローラとを支点としてスイングされる。その
状態でスライドドアに塗装を施す。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態のスライド
ドア部分の斜視図をあらわす図１、図２、同センターガ
イドレールの一部拡大斜視図をあらわす図３、同センタ
ーガイドレールの一部拡大平面図をあらわす図４、同自
動車ボデーのリアクォーターの一部拡大斜視図をあらわ
す図５、同ロアガイドレールの一部拡大斜視図をあらわ
す図６、同スライドドアの室内側正面図をあらわす図
７、図７のＡＡ断面図をあらわす図８、図９、同吊りハ
ンガーの作動状態の正面図をあらわす図１０、同端面図
をあらわす図１１にしたがって説明する。
ドア部分の斜視図をあらわす図１、図２、同センターガ
イドレールの一部拡大斜視図をあらわす図３、同センタ
ーガイドレールの一部拡大平面図をあらわす図４、同自
動車ボデーのリアクォーターの一部拡大斜視図をあらわ
す図５、同ロアガイドレールの一部拡大斜視図をあらわ
す図６、同スライドドアの室内側正面図をあらわす図
７、図７のＡＡ断面図をあらわす図８、図９、同吊りハ
ンガーの作動状態の正面図をあらわす図１０、同端面図
をあらわす図１１にしたがって説明する。
【００１０】１１は自動車ボデーである。自動車ボデー
１１は、この実施の形態では、ワゴンタイプの自動車ボ
デーからなり、側面には開口部１２が設けられる。１３
はアッパガイドレールである。アッパガイドレール１３
は、自動車ボデー１１の前部側では前部側に行くほど室
内側に位置をとらされたレール状からなり、自動車ボデ
ー１１の開口部１２の上部辺に沿って自動車ボデー１１
の前後方向に取り付けられる。１４は、ロアガイドレー
ルである。ロアガイドレール１４は、アッパガイドレー
ル１３と同様の構造からなり自動車ボデー１１の開口部
１２の下部辺に沿って、アッパガイドレール１３に対向
させて取り付けられる。１５は、センターガイドレール
である。センターガイドレール１５は、アッパガイドレ
ール１３とロアガイドレール１４との中間部に、これら
に平行に自動車ボデー１１表面に設置される。
１１は、この実施の形態では、ワゴンタイプの自動車ボ
デーからなり、側面には開口部１２が設けられる。１３
はアッパガイドレールである。アッパガイドレール１３
は、自動車ボデー１１の前部側では前部側に行くほど室
内側に位置をとらされたレール状からなり、自動車ボデ
ー１１の開口部１２の上部辺に沿って自動車ボデー１１
の前後方向に取り付けられる。１４は、ロアガイドレー
ルである。ロアガイドレール１４は、アッパガイドレー
ル１３と同様の構造からなり自動車ボデー１１の開口部
１２の下部辺に沿って、アッパガイドレール１３に対向
させて取り付けられる。１５は、センターガイドレール
である。センターガイドレール１５は、アッパガイドレ
ール１３とロアガイドレール１４との中間部に、これら
に平行に自動車ボデー１１表面に設置される。
【００１１】２１は、スライドドアである。スライドド
ア２１は、自動車ボデー１１の開口部１２に自動車ボデ
ー１１の前後方向に沿ってスライドさせることで開閉自
在に取り付けられる。２２は作業孔である。作業孔２２
は、スライドドア２１の室内側に設けられ室内側パネル
を切断して形成される。
ア２１は、自動車ボデー１１の開口部１２に自動車ボデ
ー１１の前後方向に沿ってスライドさせることで開閉自
在に取り付けられる。２２は作業孔である。作業孔２２
は、スライドドア２１の室内側に設けられ室内側パネル
を切断して形成される。
【００１２】３１は、アッパローラアームである。アッ
パローラアーム３１は、基部はスライドドア２１室内側
内面の上部に取り付けられ、先端にはアッパローラ３２
が取り付けられる。先端のアッパローラ３２は、アッパ
ガイドレール１２に設置され、アッパガイドレール１２
に沿って移動される。３３は、ロアローラアームであ
る。ロアローラアーム３３は、基部はスライドドア２１
室内側内面の下部に取り付けられ、先端にはロアローラ
３４が取り付けられる。先端のロアローラ３４は、ロア
ガイドレール１４に設置され、ロアガイドレール１４に
沿って移動される。ロアローラ３４はこの実施の形態で
は３個のロアローラ３４からなり、中央部は垂直に設置
され中央部のロアローラ３４を挟んだ２個のロアローラ
３４は水平に設置される。そのため、断面Ｌ字型のロア
ガイドレール１４の２面に沿って各ロアローラ３４は搬
送する。３５は、センターローラアームである。センタ
ーローラアーム３５は、基部はスライドドア２１室内側
内面の中央部に取り付けられ、先端にはセンターローラ
３６が取り付けられる。先端のセンターローラ３６は、
センターガイドレール１５に設置され、センターガイド
レール１５に沿って移動される。
パローラアーム３１は、基部はスライドドア２１室内側
内面の上部に取り付けられ、先端にはアッパローラ３２
が取り付けられる。先端のアッパローラ３２は、アッパ
ガイドレール１２に設置され、アッパガイドレール１２
に沿って移動される。３３は、ロアローラアームであ
る。ロアローラアーム３３は、基部はスライドドア２１
室内側内面の下部に取り付けられ、先端にはロアローラ
３４が取り付けられる。先端のロアローラ３４は、ロア
ガイドレール１４に設置され、ロアガイドレール１４に
沿って移動される。ロアローラ３４はこの実施の形態で
は３個のロアローラ３４からなり、中央部は垂直に設置
され中央部のロアローラ３４を挟んだ２個のロアローラ
３４は水平に設置される。そのため、断面Ｌ字型のロア
ガイドレール１４の２面に沿って各ロアローラ３４は搬
送する。３５は、センターローラアームである。センタ
ーローラアーム３５は、基部はスライドドア２１室内側
内面の中央部に取り付けられ、先端にはセンターローラ
３６が取り付けられる。先端のセンターローラ３６は、
センターガイドレール１５に設置され、センターガイド
レール１５に沿って移動される。
【００１３】４１は補助ガイドレールである。補助ガイ
ドレール４１は、センターガイドレール１５の自動車ボ
デー１１後端部よりに設けられた、ガイドレール４１が
一部切欠かれた切欠部４２に、ブラケット４３により取
り付けられる。補助ガイドレール４１の自由端は開口さ
れ、センターローラ３５を自由端から脱着可能である。
ドレール４１は、センターガイドレール１５の自動車ボ
デー１１後端部よりに設けられた、ガイドレール４１が
一部切欠かれた切欠部４２に、ブラケット４３により取
り付けられる。補助ガイドレール４１の自由端は開口さ
れ、センターローラ３５を自由端から脱着可能である。
【００１４】５１は、吊りハンガーである。吊りハンガ
ー５１は、自動車組み立てラインにそって天井に設置さ
れる吊りハンガーガイドレール５２にローラにより移動
可能に取り付けられる。５３はフックである。フック５
２は、吊りハンガー５１から吊り下げられ下端は釣り針
状に曲げられる。５４は、コントロールボックスであ
り、ローラに駆動力を与えることで吊りハンガー５１を
吊りハンガーガイドレール５２に沿って駆動するように
ローラの駆動を制御する。
ー５１は、自動車組み立てラインにそって天井に設置さ
れる吊りハンガーガイドレール５２にローラにより移動
可能に取り付けられる。５３はフックである。フック５
２は、吊りハンガー５１から吊り下げられ下端は釣り針
状に曲げられる。５４は、コントロールボックスであ
り、ローラに駆動力を与えることで吊りハンガー５１を
吊りハンガーガイドレール５２に沿って駆動するように
ローラの駆動を制御する。
【００１５】６１は、ロアローラストッパである。ロア
ローラストッパ６１は、治具でありロアローラ３４に嵌
合させることでロアローラ３４の前方への移動を規制す
る。
ローラストッパ６１は、治具でありロアローラ３４に嵌
合させることでロアローラ３４の前方への移動を規制す
る。
【００１６】７１は、センターガイドレール着脱装置で
ある。センターガイドレール着脱装置７１は、先端の係
止部７２と、基部に設けられる把持部７３とからなる。
係止部７２は傘の骨状からなり把持部７３を操作するこ
とで、先端は図８、図９に図示されるように開閉する。
ある。センターガイドレール着脱装置７１は、先端の係
止部７２と、基部に設けられる把持部７３とからなる。
係止部７２は傘の骨状からなり把持部７３を操作するこ
とで、先端は図８、図９に図示されるように開閉する。
【００１７】そこで、図１０に図示されるように、補助
ガイドレール４１を中間部ガイドレールであるセンター
ガイドレール１５の切欠部４２に取り付ける。他方、吊
りハンガー５１のフック５３の先端を作業孔２２に差し
込み、スライドドア２１を１〜２ｍｍ吊り上げる。次い
で、作業孔２２の１つに先端を閉じさせたセンターガイ
ドレール着脱装置７１の挿入し挿入後先端を開き作業孔
２２にセンターガイドレール着脱装置７１を係止させ
て、把持部７３を引くことで、スライドドア２１を移動
し、センターガイドレール１５に沿って移動するセンタ
ーローラ３６をセンターガイドレール１５から補助ガイ
ドレール４１に誘導する。
ガイドレール４１を中間部ガイドレールであるセンター
ガイドレール１５の切欠部４２に取り付ける。他方、吊
りハンガー５１のフック５３の先端を作業孔２２に差し
込み、スライドドア２１を１〜２ｍｍ吊り上げる。次い
で、作業孔２２の１つに先端を閉じさせたセンターガイ
ドレール着脱装置７１の挿入し挿入後先端を開き作業孔
２２にセンターガイドレール着脱装置７１を係止させ
て、把持部７３を引くことで、スライドドア２１を移動
し、センターガイドレール１５に沿って移動するセンタ
ーローラ３６をセンターガイドレール１５から補助ガイ
ドレール４１に誘導する。
【００１８】ついで、上部ローラであるアッパローラ３
２及び下部ローラであるロアローラ３４はそれぞれ上部
ガイドレールであるアッパガイドレール１２及び下部ガ
イドレールであるロアガイドレール１４に取り付けたま
ま、センターローラ３６のみをセンターガイドレール１
５から外す。ロアローラ３３には、ロアローラストッパ
６１を嵌合し、図６に図示されるように前方への移動を
規制する。すると、スライドドア２１は、アッパローラ
３２とロアローラ３３とのみによって支持され、スライ
ドドアはアッパローラ３２とロアローラ３３とを支点と
してスイングされる。その状態でスライドドアに塗装を
施す。塗装後は、逆の順序でセンターガイドレール１５
にセンターローラ３６を設置させ、補助ガイドレール４
１を取り外す。
２及び下部ローラであるロアローラ３４はそれぞれ上部
ガイドレールであるアッパガイドレール１２及び下部ガ
イドレールであるロアガイドレール１４に取り付けたま
ま、センターローラ３６のみをセンターガイドレール１
５から外す。ロアローラ３３には、ロアローラストッパ
６１を嵌合し、図６に図示されるように前方への移動を
規制する。すると、スライドドア２１は、アッパローラ
３２とロアローラ３３とのみによって支持され、スライ
ドドアはアッパローラ３２とロアローラ３３とを支点と
してスイングされる。その状態でスライドドアに塗装を
施す。塗装後は、逆の順序でセンターガイドレール１５
にセンターローラ３６を設置させ、補助ガイドレール４
１を取り外す。
【００１９】
【発明の効果】 したがってこの発明では、自動車ボデ
ーへスライドドアを建て付けたままの塗装が可能であ
る。
ーへスライドドアを建て付けたままの塗装が可能であ
る。
【図１】 この発明の実施の形態のスライドドア部分の
斜視図
斜視図
【図２】 この発明の実施の形態のスライドドア部分の
斜視図
斜視図
【図３】 この発明の実施の形態のセンターガイドレー
ルの一部拡大斜視図
ルの一部拡大斜視図
【図４】 この発明の実施の形態のセンターガイドレー
ルの一部拡大断面図
ルの一部拡大断面図
【図５】 この発明の実施の形態の自動車ボデーのリア
クォーターの一部拡大斜視図
クォーターの一部拡大斜視図
【図６】 この発明の実施の形態のロアガイドレールの
一部拡大斜視図
一部拡大斜視図
【図７】 この発明の実施の形態のスライドドアの室内
側正面図
側正面図
【図８】 この発明の実施の形態の図７のＡＡ断面図
【図９】 この発明の実施の形態の図７のＡＡ断面図
【図１０】 この発明の実施の形態の吊りハンガーの作
動状態の正面図
動状態の正面図
【図１１】 この発明の実施の形態の吊りハンガーの作
動状態の端面図
動状態の端面図
１１ 自動車ボデー １３ アッパガイドレール（ガイドレール） １４ ロアガイドレール（ガイドレール） １５ センターガイドレール（ガイドレール） ２１ スライドドア ２２ 開口部 ３２ アッパローラ ３４ ロアローラ ３６ センターローラ ４１ 補助ガイドレール ５１ 吊りハンガー
Claims (2)
- 【請求項１】 開口部が設けられる自動車ボデーと、開
口部周囲の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイ
ドーレールと、ガイドーレールに沿って移動するローラ
ーと、ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に
開閉自在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガ
イドーレールに設けられる切欠部に取り付けられる補助
ガイドーレールと、スライドドアを吊り上げる吊りハン
ガーとからなることを特徴とするスライドドア係止装
置。 - 【請求項２】 開口部が設けられる自動車ボデーと、開
口部周囲の上部、下部、中間部に平行に設置されるガイ
ドーレールと、ガイドーレールに沿って移動するローラ
ーと、ローラーが取り付けられ自動車ボデーの開口部に
開閉自在にスライドさせるスライドドアと、中間部のガ
イドーレールに設けられる切欠部に取り付けられる補助
ガイドーレールと、吊りハンガーとからなり、補助ガイ
ドレールを中間部ガイドレールの切欠部に取り付けなが
ら、吊りハンガーでスライドドアを吊り、スライドドア
をガイドレールに沿って移動し、中間部ガイドレールに
沿って移動するローラを、中間部ガイドレールから補助
ガイドレールに誘導する一方、上部ローラ及び下部ロー
ラはそれぞれ上部ガイドレール及び下部ガイドレールに
取り付けたまま、中間部ローラは中間部ガイドレールか
ら外し、スライドドアは、上部ローラと下部ローラによ
って支持し、スライドドアは上部ローラと下部ローラと
を支点としてスイングし、その状態でスライドドアに塗
装を施すことを特徴とするスライドドア係止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189219A JP2000016086A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10189219A JP2000016086A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000016086A true JP2000016086A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16237568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10189219A Pending JP2000016086A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000016086A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002081244A1 (de) * | 2001-04-05 | 2002-10-17 | Invenio Gmbh Engineering Services | Schiebetürführung mit laufwagen und laufschiene bei kraftfahrzeugen |
| JP2006088741A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Suzuki Motor Corp | シートの支持構造 |
| JP2008168899A (ja) * | 2008-03-21 | 2008-07-24 | Jtekt Corp | スライドドア用支持ローラの製造方法 |
| JP2011116349A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-06-16 | Toyota Auto Body Co Ltd | ドア塗装用治具 |
| JP2013163414A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用スライドドア装置 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10189219A patent/JP2000016086A/ja active Pending
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