JP2000015846A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2000015846A
JP2000015846A JP18717798A JP18717798A JP2000015846A JP 2000015846 A JP2000015846 A JP 2000015846A JP 18717798 A JP18717798 A JP 18717798A JP 18717798 A JP18717798 A JP 18717798A JP 2000015846 A JP2000015846 A JP 2000015846A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2121Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter
    • B41J2/2125Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter by means of nozzle diameter selection

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  • Color, Gradation (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成速度が速いプリンタを提供すること
を課題とする。 【解決手段】 記録媒紙Pに対して画素を記録する画素
記録手段を二次元方向に複数設けたエリアヘッド37を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対して
画素を記録するプリンタに関する
【0002】
【従来の技術】一般に紙等の記録媒体に画像を形成する
プリンタに用いられるヘッドは、記録媒体に対して画素
を記録するインクジェット方式やサーマルヘッド方式の
画素記録手段が設けられたヘッドが主走査方向へ移動す
るシャトルヘッドと、主走査方向に固定されたラインヘ
ッドとがある。
【0003】そして、シャトルヘッドでは、ヘッドと記
録媒体とを主走査方向及び副走査方向に相対的に移動さ
せ、また、ラインヘッドでは、ヘッドと記録媒体とを副
走査方向へ相対的に移動させ、記録媒体上へ二次元画像
を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなプ
リンタでは、以下のような問題点がある。 (1) シャトルヘッドを有したプリンタに比べて画像形成
速度が速いラインヘッドを有したプリンタであっても、
一度に1ライン分の画像形成しかできないので、画像形
成速度が遅い。
【0005】(2) ヘッドや記録媒体を高精度に移動させ
る機構が必要である。 (3) ヘッド即ち画素形成手段と、記録媒体とが相対移動
しているので、インクジェットのように画素形成手段と
記録媒体との間に大きな間隙がある場合、インクの液滴
の記録媒体への着弾精度が劣化し、画質が低下する。
【0006】また、加速度により安定したインクの吐出
が難しく、画質が低下する。 (4) 画素形成手段がインクジェットで、ヘッドが移動手
段により移動する場合、インクの供給系が複雑となる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、画像形成速度が速いプリンタ
を提供することにある。第2の目的は、高精度な移動機
構が不要なプリンタを提供することにある。
【0008】第3の目的は、高画質の画像形成が可能な
プリンタを提供することにある。第4の目的は、インク
ジェットプリンタの場合、インクの供給系が簡単となる
プリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、記録媒体に対して画素を記録する画
素記録手段を二次元方向に複数設けたエリアヘッドを具
備することを特徴とするプリンタである。
【0010】画素記録手段を二次元方向に複数設けたこ
とにより、一度に記録媒体へ二次元画像を形成できる。
よって、画像形成速度が速い。
【0011】また、ヘッドと記録媒体を高精度に相対移
動させる機構が不要となる。更に、ヘッドと記録媒体と
の相対移動がないので、画素記録手段がインクジェット
の場合、インクの液滴の着弾精度が上がり、画質が向上
する。
【0012】また更に、ヘッドと記録媒体との相対移動
がないので、画素記録手段がインクジェットの場合、イ
ンクの供給系が簡単となる。尚、ここで、画素記録手段
としては、請求項2記載の発明に記載のように、インク
ジェット方式、サーマル転写方式、昇華方式のうちのい
ずれかがある。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の前記エリアヘッドに設けられた画素記録手
段は、同時に駆動されることを特徴とするプリンタであ
る。すべての画素記録手段を同時に駆動することによ
り、高速画像形成が可能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の前記エリアヘッドに設けられた画素記録手
段は、複数のグループ単位で順次駆動されることを特徴
とするプリンタである。
【0015】画素記録手段の複数のグループが順次駆動
されることにより、全部の画素記録手段を同時に駆動す
るのに比べ、各画素記録手段へ送る画像データを記憶す
るメモリの容量が少なくて済み、安価となる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の前記エリアヘッドには、前記記
録媒体に対して同じ色の画素を記録する画素記録手段を
一定の間隔で設けると共に、前記エリアヘッドを微小に
移動させて記録を行なうことを特徴とするプリンタであ
る。
【0017】画素記録手段が同色で、エリアヘッドを主
走査方向、副走査方向のうち少なくとも一方の方向に微
小に移動させることにより、記録媒体に形成される画像
の解像度を上げることができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明の前記エリアヘッドには、前記記
録媒体に対して複数の色の画素を記録する複数種類の画
素記録手段からなる群を一定の間隔で二次元方向に複数
設け、各群は、前記記録媒体の略同一点に画素を記録す
るように前記エリアヘッドを微小に移動させて記録を行
なうことを特徴とするプリンタである。
【0019】例えば、複数の色として、Y(イエロー)M
(マゼンタ)C(シアン)K(黒)やYMCを用い、これらの画素
を記録媒体上に重ねて記録することにより、カラー画像
を記録媒体上に形成することができる。
【0020】また、濃度の異なるY,M,C,Kから複数選択
することもできる。更に、特別色として、金,銀,紫,紅
等も使用できる。請求項7記載の発明は、請求項1乃至
4のいずれかに記載の発明の前記エリアヘッドには、前
記記録媒体に対して複数の色の画素を記録する複数種類
の画素記録手段からなる群を一定の間隔で二次元方向に
複数設け、各群は、前記記録媒体の微小範囲内に画素を
記録するように前記エリアヘッドを微小に移動させて記
録を行なうことを特徴とするプリンタである。
【0021】例えば、複数の色として、Y(イエロー)M
(マゼンタ)C(シアン)K(黒)やYMCを用い、記録媒体の微
小範囲内に画素を記録するようにすることにより、カラ
ー画像を記録媒体上に形成することができる。
【0022】また、濃度の異なるY,M,C,Kから複数選択
することもできる。更に、特別色として、金,銀,紫,紅
等も使用できる。請求項8記載の発明は、請求項1乃至
7のいずれかに記載の発明の前記エリアヘッドに設けら
れた画素記録手段は、前記記録媒体に略同一箇所に異な
る径の画素を記録することを特徴とするプリンタであ
る。
【0023】記録媒体の略同一箇所に径の異なる画素を
記録することで階調画像を得ることができる。例えば、
サーマル転写方式や昇華方式のプリンタでは、感熱素子
への電流値制御、パルス幅制御を行なうことで、略同一
箇所に異なる径の画素を記録できる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載の発明の前記エリアヘッドに設けられた
画素記録手段は、前記記録媒体の略同一箇所に複数回画
素を記録することを特徴とするプリンタである。
【0025】インクジェット方式のプリンタで、ノズル
の径が同じ場合であっても、略同一箇所に複数回インク
を出射することで、略同一箇所に異なる径の画素を記録
でき、階調画像を得ることができる。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれかに記載の発明の前記エリアヘッドには、異な
る径の画素を記録する画素記録手段からなる群を一定の
間隔で二次元方向に複数設けたことを特徴とするプリン
タである。
【0027】記録媒体上に異なる径の画素を記録できる
ので、階調画像を形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。 (1) 第1の実施の形態例 本発明の第1の実施の形態例のプリンタの構成図である
図1および図1のエリアヘッドのA方向矢視図である図
2を用いて説明する。
【0029】図1に示すように、本実施の形態例のプリ
ンタは、大別して、プリント部3を介して両側に、給紙
部1と、排紙部5とから構成されている。 (給紙部1)図1において、記録媒体としての記録紙Pは
トレイ11上に積層載置されている。このトレイ11に
は、上下方向に設けられたガイド13に移動可能に係合
するスライダ15が設けられている。
【0030】また、トレイ11には、モータ17によっ
て回転駆動され、上下方向に設けられたねじ棒19に螺
合するナット21が設けられている。21は積層配置さ
れた記録紙Pの上面に当接し、一番上の記録紙Pを送り出
す送り出しローラ、23は送り出しローラ21によって
送り出された記録紙Pが二枚以上あった場合、一番上の
記録紙Pのみを搬送し、他の記録紙Pを押し戻す重送防止
ローラ対、25は重送防止ローラ対23から搬送された
記録紙Pをプリント部3へ搬送する搬送ローラ対であ
る。
【0031】従って、モータ17が正逆方向に回転する
ことにより、トレイ11はガイド13に沿って上下方向
に移動するようになっており、常時積層配置された記録
紙Pの一番上の記録紙Pが送り出しローラ21に当接する
ように、モータ17は制御されている。 (プリント部3)図1において、37は記録紙Pに対して
画像を形成するエリアヘッド37である。
【0032】このエリアヘッド37の下方には、駆動ロ
ーラ31および従動ローラ33に巻き掛けられた搬送ベ
ルト35が配置されている。そして、駆動ローラ31が
回転駆動されることにより、搬送ベルト35は搬送ロー
ラ対25によって搬送された記録紙Pをエリアヘッド3
7と対向する位置まで搬送する。
【0033】エリアヘッド37の記録紙Pと対向する面
には、図2に示すように、記録紙Pに対して画素を記録
する画素形成手段としての複数のインクジェット41が
二次元方向(主走査方向xおよび副走査方向y)に一定の
間隔で格子状に設けられている。
【0034】尚、本実施の形態例のエリアヘッド37に
設けられたインクジェット41は、すべて同じ色のイン
クを吐出するようになっている。 (排紙部5)51は、プリント部3で画像形成がなされた
記録紙Pが積層配置される排紙トレーである。
【0035】次に、上記構成の動作を説明する。給紙部
1の送り出しローラ21,重送防止ローラ対23,搬送ロ
ーラ対25が駆動されると、トレイ11上に積層配置さ
れた一番上の記録紙Pがプリント部3へ搬送される。
【0036】プリント部3の駆動ローラ31も回転駆動
され、搬送ベルト35は搬送されてきた記録紙Pをエリ
アヘッド37に対向する位置まで搬送すると、停止す
る。そして、エリアヘッド37のインクジェット41が
同時に駆動され、インクジェット41からインクの液滴
が吐出され、記録紙P上にモノクロの画像が形成され
る。
【0037】画像形成が終了したならば、プリント部3
の駆動ローラ31が再び回転し、記録紙Pを排紙部5の
排紙トレー51上に排紙する。上記構成のプリンタによ
れば、画素記録手段としてのインクジェット41を二次
元方向に複数設け、記録紙Pへ二次元画像を形成するこ
とにより、画像形成速度が速い。
【0038】また、インクジェット41が同時に駆動さ
れることにより、高速画像形成が可能となる。更に、エ
リアヘッド37と記録紙Pを高精度に相対移動させる機
構が不要となる。
【0039】また、更に、エリアヘッド37と記録紙P
との相対移動がないので、インクジェット41のインク
の液滴の着弾精度が上がり、画質が向上する。更に、エ
リアヘッド37と記録紙Pとの相対移動がないので、イ
ンクジェット41の場合、インクの供給系が簡単とな
る。
【0040】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない上記実施の形態例では、エリアヘッド3
7のインクジェット41を同時に駆動するようにした
が、複数のインクジェット41を複数のグループに分
け、グループ毎に駆動してもよい。この場合、複数のグ
ループを順次駆動することにより、全部のインクジェッ
ト41を一度に駆動するのに比べ、インクジェット41
へ送る画像データを記憶するメモリ容量が少なくて済
み、安価となる。
【0041】インクジェット41の駆動方法としては、
線順次、面順次、ラスター走査や、各インクジェット4
1にスイッチング素子を設けたアクティブ駆動方式があ
る。また、画素記録手段として、インクジェット41を
用いたが、他にサーマルヘッドでもよい。
【0042】更に、エリアヘッド37に設けたインクジ
ェット41は格子状に配設したが、図3に示すように、
千鳥状に配設してもよい。また更に、上記実施の形態例
では、エリアヘッド37を用いて画像形成を行なう場
合、記録紙Pを一旦止めて行なったが、記録紙Pを移動さ
せながら画像形成を行なってもよい。
【0043】(2) 第2の実施の形態例 第2の実施の形態例のプリンタの構成図である図4を用
いて第2の実施の形態例を説明する。尚、図4におい
て、第1の実施の形態例を説明する図1および図2と同
一部分には、同一符号を付し、それらの説明は省略す
る。
【0044】第1の実施の形態例と第2の実施の形態例
との相違点は、エリアヘッド37を微小に移動させる微
小駆動手段101を設けた点である。このような微小駆
動手段101を設け、エリアヘッド37を主走査方向、
副走査方向のうち少なくとも一方の方向に微小に移動さ
せることにより、記録紙Pに形成される画像の解像度を
上げることができる。
【0045】また、エリアヘッド37を円運動させて
も、記録紙Pに形成される画像の解像度を上げることが
できる。更に、エリアヘッド37を固定し、記録紙Pを
高速かつ微小に駆動する微小駆動手段を設けてもよい。 (3) 第3の実施の形態例 本実施の形態例と第2の実施の形態例との相違点は、第
2の実施の形態例はモノクロプリンタであったが、本実
施の形態例のプリンタはカラープリンタである点であ
る。
【0046】図5は第3の実施の形態例のプリンタのエ
リアヘッドの記録紙との対向面を示す図、図6は図5に
おけるインクジェット部の拡大図である。図において、
エリアヘッド37には、画素形成手段としての複数のイ
ンクジェット部141が二次元方向(主走査方向xおよび
副走査方向y)に一定の間隔で格子状に設けられてい
る。
【0047】このインクジェット部141は、図6に示
すように、四列のインクジェット、即ち、Y(イエロー)
用インクジェット143,M(マゼンタ)用インクジェット
145,C(シアン)用インクジェット147,K(黒)用イン
クジェット149からなっている。
【0048】そして、画像信号に応じて、各インクジェ
ット部141のY用インクジェット143,M用インクジ
ェット145,C用インクジェット147,K用インクジェ
ット149のノズルから吐出されたインクの液滴は、記
録紙Pの略同一の点に着弾するように、微小駆動手段1
01はエリアヘッド37を微小に駆動する。
【0049】上記構成によれば、各インクジェット部1
41のY用インクジェット143,M用インクジェット1
45,C用インクジェット147,K用インクジェット14
9のノズルから吐出されたインクの液滴は、記録紙Pの
略一点に着弾するようにしたことにより、YMCKの画素が
記録紙P上に重ねて記録され、カラー画像を記録紙P上に
形成することができる。
【0050】尚、本発明は、上記実施の形態例に限定す
るものではない。例えば、インクジェット部141の構
成は、図7に示すように、Y用インクジェット143,M
用インクジェット145,C用インクジェット147,K用
インクジェット149をモザイク状に設けてもよい。
【0051】また、上記実施の形態例では、各インクジ
ェット部141の各インクジェット143,145,14
7,149のノズルから吐出されたインクの液滴が記録
紙Pの略一点に着弾するようにしたが、各インクジェッ
ト部141の各インクジェット143,145,147,
149のノズルから吐出されたインクの液滴が微小範囲
内に着弾するようにしてもよい。
【0052】更に、図8に示すように、Y用インクジェ
ット143,M用インクジェット145,C用インクジェッ
ト147,K用インクジェット149にそれぞれ四種類の
異なる径のノズル143a,143b,143c,143
d,145a,145b,145c,145d,147a,1
47b,147c,147d,149a,149b,149
c,149dを設けるようにしてもよい。このような構
成とすることで、記録紙P上に異なる径の画素を記録で
きるので、階調画像を形成することができる。
【0053】尚、階調画像を得る手段としては、上記実
施の形態例に限定するものではない。例えば、サーマル
転写方式や昇華方式のプリンタでは、感熱素子への電流
値制御、パルス幅制御を行なうことで、略同一箇所に異
なる径の画素を記録できる。
【0054】また、インクジェット方式のプリンタで、
ノズルの径が同じ場合であっても、略同一箇所に複数回
インクを出射することで、略同一箇所に異なる径の画素
を記録でき、階調画像を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、画素記録手段を二次元方向に複数設けたこと
により、一度に記録媒体へ二次元画像を形成できる。
【0056】よって、画像形成速度が速い。また、ヘッ
ドと記録媒体を高精度に相対移動させる機構が不要とな
る。更に、ヘッドと記録媒体との相対移動がないので、
画素記録手段がインクジェットの場合、インクの液滴の
着弾精度が上がり、画質が向上する。
【0057】また更に、ヘッドと記録媒体との相対移動
がないので、画素記録手段がインクジェットの場合、イ
ンクの供給系が簡単となる。請求項3記載の発明によれ
ば、すべての画素記録手段を同時に駆動することによ
り、高速画像形成が可能となる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、画素記録手
段の複数のグループが順次駆動されることにより、全部
の画素記録手段を同時に駆動するのに比べ、各画素記録
手段へ送る画像データを記憶するメモリの容量が少なく
て済み、安価となる。
【0059】請求項5記載の発明によれば、画素記録手
段が同色で、エリアヘッドを主走査方向、副走査方向の
うち少なくとも一方の方向に微小に移動させることによ
り、記録媒体に形成される画像の解像度を上げることが
できる。
【0060】請求項6記載の発明によれば、例えば、複
数の色として、Y(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)K(黒)
やYMCを用い、これらの画素を記録媒体上に重ねて記録
することにより、カラー画像を記録媒体上に形成するこ
とができる。
【0061】また、濃度の異なるY,M,C,Kから複数選択
することもできる。更に、特別色として、金,銀,紫,紅
等も使用できる。請求項7記載の発明によれば、例え
ば、複数の色として、Y(イエロー)M(マゼンタ)C(シア
ン)K(黒)やYMCを用い、記録媒体の微小範囲内に画素を
記録するようにすることにより、カラー画像を記録媒体
上に形成することができる。
【0062】また、濃度の異なるY,M,C,Kから複数選択
することもできる。更に、特別色として、金,銀,紫,紅
等も使用できる。請求項8記載の発明によれば、記録媒
体の略同一箇所に径の異なる画素を記録することで階調
画像を得ることができる。
【0063】例えば、サーマル転写方式や昇華方式のプ
リンタでは、感熱素子への電流値制御、パルス幅制御を
行なうことで、略同一箇所に異なる径の画素を記録でき
る。請求項9記載の発明によれば、インクジェット方式
のプリンタで、ノズルの径が同じ場合であっても、略同
一箇所に複数回インクを出射することで、略同一箇所に
異なる径の画素を記録でき、階調画像を得ることができ
る。
【0064】請求項10記載の発明によれば、記録媒体
上に異なる径の画素を記録できるので、階調画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例のプリンタの構成
である。
【図2】図1のエリアヘッドのA方向矢視図である。
【図3】第2の実施の形態例のプリンタの構成図であ
る。
【図4】第3の実施の形態例のプリンタのエリアヘッド
の記録紙との対向面を示す図である。
【図5】第3の実施の形態例のプリンタのエリアヘッド
の記録紙との対向面を示す図である。
【図6】図5におけるインクジェット部の拡大図であ
る。
【図7】第3の実施の形態例の他の実施の形態例を説明
する図である。
【図8】第3の実施の形態例の他の実施の形態例を説明
する図である。
【符号の説明】
37 エリアヘッド 41 インクジェット(画素記録手段) P 記録紙(記録媒体)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して画素毎に記録する画素
    記録手段を二次元方向に複数設けたエリアヘッドを具備
    することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記画素記録手段は、インクジェット方
    式、サーマル転写方式、昇華方式のうちのいずれかであ
    ることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記エリアヘッドに設けられた画素記録
    手段は、同時に駆動されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記エリアヘッドに設けられた画素記録
    手段は、複数のグループ単位で順次駆動されることを特
    徴とする請求項1または2のいずれかに記載のプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 前記エリアヘッドには、前記記録媒体に
    対して同じ色の画素を記録する画素記録手段を一定の間
    隔で設けると共に、 前記エリアヘッドを微小に移動させて記録を行なうこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプリン
    タ。
  6. 【請求項6】 前記エリアヘッドには、前記記録媒体に
    対して複数の色の画素を記録する複数種類の画素記録手
    段からなる群を一定の間隔で二次元方向に複数設け、 前記各群は、前記記録媒体の略同一点に画素を記録する
    ように前記エリアヘッドを微小に移動させて記録を行な
    うことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のプ
    リンタ。
  7. 【請求項7】 前記エリアヘッドには、前記記録媒体に
    対して複数の色の画素を記録する複数種類の画素記録手
    段からなる群を一定の間隔で二次元方向に複数設け、 前記各群は、前記記録媒体の微小範囲内に画素を記録す
    るように前記エリアヘッドを微小に移動させて記録を行
    なうことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記エリアヘッドに設けられた画素記録
    手段は、 前記記録媒体に略同一箇所に異なる径の画素を記録する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のプ
    リンタ。
  9. 【請求項9】 前記エリアヘッドに設けられた前記画素
    記録手段は、 前記記録媒体の略同一箇所に複数回画素を記録すること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の記載の
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 前記エリアヘッドには、 異なる径の画素を記録する画素記録手段からなる群を一
    定の間隔で二次元方向に複数設けたことを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれかに記載の記載のプリンタ。
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