JP2000014843A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents
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- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/04—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
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- B29C70/10—Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres
- B29C70/16—Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres using fibres of substantial or continuous length
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 繊維素材と合成樹脂材料の複合材からなるゴ
ルフクラブシャフトにおいて、固さ、ベント、曲げ剛
性、捩り剛性、つぶれ剛性等のシャフトの要求仕様に、
比較的簡単に応えることができるゴルフクラブシャフト
を得る。 【構成】 繊維素材として、少なくともバット側とチッ
プ側に位置する三軸織物層を含み、かつこの三軸織物層
を構成する三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び
物理的性質の少なくとも一つを、シャフトの要求仕様に
応じて、シャフトの軸線方向に異ならせたゴルフクラブ
シャフト。
ルフクラブシャフトにおいて、固さ、ベント、曲げ剛
性、捩り剛性、つぶれ剛性等のシャフトの要求仕様に、
比較的簡単に応えることができるゴルフクラブシャフト
を得る。 【構成】 繊維素材として、少なくともバット側とチッ
プ側に位置する三軸織物層を含み、かつこの三軸織物層
を構成する三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び
物理的性質の少なくとも一つを、シャフトの要求仕様に
応じて、シャフトの軸線方向に異ならせたゴルフクラブ
シャフト。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、繊維素材と合成樹脂の複合材か
らなるゴルフクラブシャフトに関する。
らなるゴルフクラブシャフトに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ゴルフクラブのシャフトは
一般に、カーボンファイバーやグラスファイバー等の繊
維と合成樹脂材料の複合材からなっている。繊維素材と
しては、従来、斜交繊維層と、軸方向繊維層、及び三軸
織物層が知られており、これらが組み合わされて使用さ
れてきた。斜交繊維層は、繊維群によって構成される糸
道がシャフトの軸線方向に対して逆方向に傾斜した対を
なす繊維層、軸方向繊維層は、同糸道がシャフトの軸線
と平行な繊維層であり、三軸織物層は、三方向の糸道が
相互に略60゜または120゜をなすようにして織った
繊維層である。これらはいずれも、繊維層に、予め熱可
塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂を含浸せしめたプリプレ
グとして供給され、これらのプリプレグが所要数巻回さ
れた後、硬化されてゴルフクラブシャフトとなる。
一般に、カーボンファイバーやグラスファイバー等の繊
維と合成樹脂材料の複合材からなっている。繊維素材と
しては、従来、斜交繊維層と、軸方向繊維層、及び三軸
織物層が知られており、これらが組み合わされて使用さ
れてきた。斜交繊維層は、繊維群によって構成される糸
道がシャフトの軸線方向に対して逆方向に傾斜した対を
なす繊維層、軸方向繊維層は、同糸道がシャフトの軸線
と平行な繊維層であり、三軸織物層は、三方向の糸道が
相互に略60゜または120゜をなすようにして織った
繊維層である。これらはいずれも、繊維層に、予め熱可
塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂を含浸せしめたプリプレ
グとして供給され、これらのプリプレグが所要数巻回さ
れた後、硬化されてゴルフクラブシャフトとなる。
【0003】本出願人は、このうちで特に三軸織物
(層)を用いたゴルフクラブシャフトを提案し(実用新
案登録第2553611号、第2553612号)、実
用化してきた。これらの出願では、三軸織物層は、シャ
フトの全長に均一に設けることとし、さらにその一つの
糸道がシャフト軸線方向に向くことが必須または好まし
いと考えられていた。
(層)を用いたゴルフクラブシャフトを提案し(実用新
案登録第2553611号、第2553612号)、実
用化してきた。これらの出願では、三軸織物層は、シャ
フトの全長に均一に設けることとし、さらにその一つの
糸道がシャフト軸線方向に向くことが必須または好まし
いと考えられていた。
【0004】ところが三軸織物自体の仕様にバリエーシ
ョンが可能となり、三軸織物についての研究が進んだ結
果、三軸織物は、種々のゴルフクラブシャフトの要求に
応えるために、非常に有用であることが判明してきた。
ョンが可能となり、三軸織物についての研究が進んだ結
果、三軸織物は、種々のゴルフクラブシャフトの要求に
応えるために、非常に有用であることが判明してきた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、繊維素材と合成樹脂材料の複
合材からなるゴルフクラブシャフトにおいて、硬さ、曲
げ剛性、捩り剛性、つぶれ剛性等をシャフト長さ方向に
異ならせるという要求仕様に、比較的簡単に応えること
ができるゴルフクラブシャフトを得ることを目的とす
る。
合材からなるゴルフクラブシャフトにおいて、硬さ、曲
げ剛性、捩り剛性、つぶれ剛性等をシャフト長さ方向に
異ならせるという要求仕様に、比較的簡単に応えること
ができるゴルフクラブシャフトを得ることを目的とす
る。
【0006】
【発明の概要】本発明は、繊維素材と合成樹脂の複合材
からなるゴルフクラブシャフトにおいて、繊維素材とし
て、少なくともバット側とチップ側に位置する三軸織物
層を含み、かつこの三軸織物層を構成する三方向の糸道
の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物理的性質の少な
くとも一つを、シャフトの要求仕様に応じて、シャフト
の軸線方向に異ならせたことを特徴としている。つま
り、三軸織物層によってもたらされる曲げ剛性、捩り剛
性、つぶれ剛性の分布をシャフトの軸線方向に不均一に
するのである。
からなるゴルフクラブシャフトにおいて、繊維素材とし
て、少なくともバット側とチップ側に位置する三軸織物
層を含み、かつこの三軸織物層を構成する三方向の糸道
の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物理的性質の少な
くとも一つを、シャフトの要求仕様に応じて、シャフト
の軸線方向に異ならせたことを特徴としている。つま
り、三軸織物層によってもたらされる曲げ剛性、捩り剛
性、つぶれ剛性の分布をシャフトの軸線方向に不均一に
するのである。
【0007】三軸織物層を巻いた合成樹脂との複合材に
よると、全周に渡るハニカム構造によって、三次元的な
強度を持ち、各種剛性、特につぶれ剛性に優れ、あるい
はつぶれた場合の復元性に優れたゴルフクラブシャフト
が得られる。そして、三軸織物層を少なくともバット側
に設けることにより、グリップ部分の剛性を高めてつぶ
れにくくし、またつぶれたとしてもすぐ元に戻る復元性
を高めることができる。また、チップ側に設けることに
より、ヘッド近くのシャフトの剛性を高めるとともに変
形を抑え、また変形した(つぶれた)としても、すぐ戻
る特性を付与することができるので、ヘッドの安定性を
高めることができる。さらに、中間部分にも三軸織物層
を設けることにより、中間部の変形を少なくし、他と同
様に変形後の戻り速度を高めることができる。
よると、全周に渡るハニカム構造によって、三次元的な
強度を持ち、各種剛性、特につぶれ剛性に優れ、あるい
はつぶれた場合の復元性に優れたゴルフクラブシャフト
が得られる。そして、三軸織物層を少なくともバット側
に設けることにより、グリップ部分の剛性を高めてつぶ
れにくくし、またつぶれたとしてもすぐ元に戻る復元性
を高めることができる。また、チップ側に設けることに
より、ヘッド近くのシャフトの剛性を高めるとともに変
形を抑え、また変形した(つぶれた)としても、すぐ戻
る特性を付与することができるので、ヘッドの安定性を
高めることができる。さらに、中間部分にも三軸織物層
を設けることにより、中間部の変形を少なくし、他と同
様に変形後の戻り速度を高めることができる。
【0008】そして、このような三軸織物層を構成する
三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物理
的性質の少なくとも一つを、シャフトの軸線方向に異な
らせることにより、シャフトの要求仕様に、応えること
ができる。例えば、チップ側(先端側)、中間部分、バ
ット側(グリップ側)に、所要の曲げ剛性、捩り剛性、
つぶれ剛性を与えたいとき、基本的には、各部分の径を
考慮して、これら剛性を高めたい場所の三軸織物層の繊
維密度を高め、繊維として高強度の種類を使用し、また
は異なる物理的性質を持つ(例えば引っ張り強度の高
い、引張弾性率の高い)繊維を用いることにより、要求
を満たすことができる。別言すると、シャフトの要求仕
様に応じ該仕様が得られるように、三軸織物層を構成す
る三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物
理的性質の少なくとも一つを軸線方向に異ならせるので
ある。最も簡単には、剛性を高めたい部分の繊維密度を
高め、繊維の種類、及び繊維の物理的性質として高強度
のものを用いることができる。
三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物理
的性質の少なくとも一つを、シャフトの軸線方向に異な
らせることにより、シャフトの要求仕様に、応えること
ができる。例えば、チップ側(先端側)、中間部分、バ
ット側(グリップ側)に、所要の曲げ剛性、捩り剛性、
つぶれ剛性を与えたいとき、基本的には、各部分の径を
考慮して、これら剛性を高めたい場所の三軸織物層の繊
維密度を高め、繊維として高強度の種類を使用し、また
は異なる物理的性質を持つ(例えば引っ張り強度の高
い、引張弾性率の高い)繊維を用いることにより、要求
を満たすことができる。別言すると、シャフトの要求仕
様に応じ該仕様が得られるように、三軸織物層を構成す
る三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の物
理的性質の少なくとも一つを軸線方向に異ならせるので
ある。最も簡単には、剛性を高めたい部分の繊維密度を
高め、繊維の種類、及び繊維の物理的性質として高強度
のものを用いることができる。
【0009】三軸織物層の繊維密度は、例えば、三軸織
物層の仕様及び設置態様の少なくとも一方によって決定
することができる。密度に影響を与える仕様としては、
三方向の糸道の繊維の種類、本数、間隔、太さをあげる
ことができる。三方向の糸道の繊維(糸)の本数は、同
数であっても異数であってもよく、異数であれば、特定
の方向の強度を上げる(下げる)ことが可能となる。
物層の仕様及び設置態様の少なくとも一方によって決定
することができる。密度に影響を与える仕様としては、
三方向の糸道の繊維の種類、本数、間隔、太さをあげる
ことができる。三方向の糸道の繊維(糸)の本数は、同
数であっても異数であってもよく、異数であれば、特定
の方向の強度を上げる(下げる)ことが可能となる。
【0010】繊維密度に影響を与える三軸織物層の設置
態様としては、少なくも、シャフトの軸線方向に巻き径
を異ならせた複数の三軸織物層を、相互に一部オーバラ
ップさせながら配置した態様、あるいは、シャフトの軸
線方向に間隔を置いて配置した態様を挙げることができ
る。特に、前者の癸タイプによると、軽量でありなが
ら、感覚はスチールシャフトに近いシャフトが得られ
る。三軸織物層は、経糸の方向を異ならせた複数層を積
層してもよい。
態様としては、少なくも、シャフトの軸線方向に巻き径
を異ならせた複数の三軸織物層を、相互に一部オーバラ
ップさせながら配置した態様、あるいは、シャフトの軸
線方向に間隔を置いて配置した態様を挙げることができ
る。特に、前者の癸タイプによると、軽量でありなが
ら、感覚はスチールシャフトに近いシャフトが得られ
る。三軸織物層は、経糸の方向を異ならせた複数層を積
層してもよい。
【0011】なお、三軸織物層だけでゴルフクラブシャ
フトを構成することも不可能ではないが、他の繊維層、
例えば、斜交繊維層、長手方向繊維層等と組み合わせて
用いるのが実際的である。あるいは、ゴルフクラブシャ
フトの全長に渡る少なくとも一層の三軸織物層を設け、
この全長層とは別の三軸織物層の繊維密度、繊維の種
類、及び繊維の物理的性質の少なくとも一つを軸線方向
に異ならせることもできる。
フトを構成することも不可能ではないが、他の繊維層、
例えば、斜交繊維層、長手方向繊維層等と組み合わせて
用いるのが実際的である。あるいは、ゴルフクラブシャ
フトの全長に渡る少なくとも一層の三軸織物層を設け、
この全長層とは別の三軸織物層の繊維密度、繊維の種
類、及び繊維の物理的性質の少なくとも一つを軸線方向
に異ならせることもできる。
【0012】三軸織物層の繊維は、炭素繊維、アルミナ
繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、アモルファス繊維、
ガラス繊維のいずれか1種、あるいはこれらを複数組み
合わせて使用することができる。
繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、アモルファス繊維、
ガラス繊維のいずれか1種、あるいはこれらを複数組み
合わせて使用することができる。
【0013】三軸織物層の物理的性質としては、少なく
とも引張強度と引張弾性率が異なるものが知られてい
る。
とも引張強度と引張弾性率が異なるものが知られてい
る。
【0014】三軸織物層は、前述のように、そのいずれ
かの糸道がシャフト軸線方向に向いていることが必須又
は好ましいと考えられてきたが、その後の研究によっ
て、三軸織物自体、疑似等方性で、弾性限界内では殆ど
方向性を持たない性質があることが判明した。よって、
その糸道の方向は任意とすることができる。
かの糸道がシャフト軸線方向に向いていることが必須又
は好ましいと考えられてきたが、その後の研究によっ
て、三軸織物自体、疑似等方性で、弾性限界内では殆ど
方向性を持たない性質があることが判明した。よって、
その糸道の方向は任意とすることができる。
【0015】
【発明の実施形態】三軸織物プリプレグ10を構成する
三軸織物は、図6に概念的に示すように、互いに略60
°または120゜をなす三方向の糸道x、y、zの繊維
(糸)を編んだ織物である。この織物は、予め熱可塑性
樹脂あるいは熱硬化性樹脂に含浸されて、シート状のプ
リプレグとされている。プリプレグは樹脂によって繊維
の方向が固定されるため、その繊維の方向が狂うことが
ない。含浸樹脂については、例えば、エポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステ
ル樹脂、ピーク樹脂等を用いることができる。
三軸織物は、図6に概念的に示すように、互いに略60
°または120゜をなす三方向の糸道x、y、zの繊維
(糸)を編んだ織物である。この織物は、予め熱可塑性
樹脂あるいは熱硬化性樹脂に含浸されて、シート状のプ
リプレグとされている。プリプレグは樹脂によって繊維
の方向が固定されるため、その繊維の方向が狂うことが
ない。含浸樹脂については、例えば、エポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステ
ル樹脂、ピーク樹脂等を用いることができる。
【0016】糸道x、y、zを構成する繊維は、炭素繊
維、アルミナ繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、アモル
ファス繊維、ガラス繊維等の各種繊維から構成すること
ができる。さらに炭素繊維には、ピッチ系とパン系があ
り、どちらも使用できる。これらの繊維は、繊維間で物
理的性質が違うことは勿論、同一の繊維でも、物理的性
質、例えば、引張強度や引張弾性率が異なるものが用意
されている。
維、アルミナ繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、アモル
ファス繊維、ガラス繊維等の各種繊維から構成すること
ができる。さらに炭素繊維には、ピッチ系とパン系があ
り、どちらも使用できる。これらの繊維は、繊維間で物
理的性質が違うことは勿論、同一の繊維でも、物理的性
質、例えば、引張強度や引張弾性率が異なるものが用意
されている。
【0017】具体的には、このような三軸織物プリプレ
グ10の糸道x、y、zを構成する繊維(糸)の各太さ
は、0.1〜3K(1K=7μm×1000本)とし、
単位長さ当たりの打ち込み本数(ピッチ)は、それぞ
れ、2〜20本/cmとし、太さと打ち込み本数との組
み合わせで、異なる仕様の三軸織物プリプレグ10を複
数種類用意する。
グ10の糸道x、y、zを構成する繊維(糸)の各太さ
は、0.1〜3K(1K=7μm×1000本)とし、
単位長さ当たりの打ち込み本数(ピッチ)は、それぞ
れ、2〜20本/cmとし、太さと打ち込み本数との組
み合わせで、異なる仕様の三軸織物プリプレグ10を複
数種類用意する。
【0018】図7ないし図16は、三軸織物の具体的な
例を示している。これらはいずれも、特公昭49−84
23号公報で提案されている。図7は、糸道x、y、z
が各1本の糸からなり、糸道間に空隙sが存在する例で
ある。図8は、糸道xだけが2本、糸道y、zが1本
で、糸道間に同様に空隙sが存在する例である。図9
は、糸道x、y、zがそれぞれ2本で空隙が存在しない
例である。図10は、図9と本数は同じであるが、織り
方(糸道の上下関係)が異なるタイプである。図11
は、糸道yが2本、糸道x、zが1本で、2本の糸道y
1、y2の織り方が異なり、各糸道間に空隙sが存在す
る例である。図12は、すべての糸道x、y、zが2本
で、2本の糸道x1とx2、糸道y1とy2の織り方が
異なり、かつ糸道間に空隙sが存在する例である。図1
3は、糸道x、y、zが各1本で、空隙が存在せず、か
つ織り方が強固なタイプである。図14は、糸道xが2
本、糸道y、zが1本で、糸道間に空隙sが存在し、2
本の糸道x1とx2の織り方が違う例である。図15
は、図14の例において、空隙sをなくした例である。
図16は、糸道xは間隔をあけ、糸道y、zは間隔をあ
けることなく織った例である。x方向の強度がy、z方
向の強度に比して弱い。これらは、いずれも本発明の三
軸織物プリプレグ用の三軸織物として使用できる。勿
論、例示した以外の三軸織物も使用でき、さらに、糸道
x、y、zが厳密には60゜または120゜をなさない
三軸織物も使用可能である。
例を示している。これらはいずれも、特公昭49−84
23号公報で提案されている。図7は、糸道x、y、z
が各1本の糸からなり、糸道間に空隙sが存在する例で
ある。図8は、糸道xだけが2本、糸道y、zが1本
で、糸道間に同様に空隙sが存在する例である。図9
は、糸道x、y、zがそれぞれ2本で空隙が存在しない
例である。図10は、図9と本数は同じであるが、織り
方(糸道の上下関係)が異なるタイプである。図11
は、糸道yが2本、糸道x、zが1本で、2本の糸道y
1、y2の織り方が異なり、各糸道間に空隙sが存在す
る例である。図12は、すべての糸道x、y、zが2本
で、2本の糸道x1とx2、糸道y1とy2の織り方が
異なり、かつ糸道間に空隙sが存在する例である。図1
3は、糸道x、y、zが各1本で、空隙が存在せず、か
つ織り方が強固なタイプである。図14は、糸道xが2
本、糸道y、zが1本で、糸道間に空隙sが存在し、2
本の糸道x1とx2の織り方が違う例である。図15
は、図14の例において、空隙sをなくした例である。
図16は、糸道xは間隔をあけ、糸道y、zは間隔をあ
けることなく織った例である。x方向の強度がy、z方
向の強度に比して弱い。これらは、いずれも本発明の三
軸織物プリプレグ用の三軸織物として使用できる。勿
論、例示した以外の三軸織物も使用でき、さらに、糸道
x、y、zが厳密には60゜または120゜をなさない
三軸織物も使用可能である。
【0019】図1は、以上のような三軸織物を巻回して
形成した筒状三軸織物プリプレグ10を用いて、癸状の
ゴルフクラブシャフトを形成した実施形態である。軸心
には、軸方向の全長に渡る斜交繊維プリプレグ又は(及
び)長手方向プリプレグからなる中心プリプレグ20I
が巻回され、この筒状中心プリプレグ20Iの外側に、
軸方向に位置及び径を異ならせた複数の所要長さの筒状
三軸織物プリプレグ10が、一部をオーバラップさせな
がら、断面階段状(癸状)に巻回されている。図2は、
筒状斜交繊維プリプレグ21と筒状長手方向繊維プリプ
レグ22によって構成される中心プリプレグ20Iの例
を示している。勿論、図3に示すように、癸状とした筒
状三軸織物プリプレグ10を内側にし、その外側に筒状
外周プリプレグ20Oを設けてもよい。
形成した筒状三軸織物プリプレグ10を用いて、癸状の
ゴルフクラブシャフトを形成した実施形態である。軸心
には、軸方向の全長に渡る斜交繊維プリプレグ又は(及
び)長手方向プリプレグからなる中心プリプレグ20I
が巻回され、この筒状中心プリプレグ20Iの外側に、
軸方向に位置及び径を異ならせた複数の所要長さの筒状
三軸織物プリプレグ10が、一部をオーバラップさせな
がら、断面階段状(癸状)に巻回されている。図2は、
筒状斜交繊維プリプレグ21と筒状長手方向繊維プリプ
レグ22によって構成される中心プリプレグ20Iの例
を示している。勿論、図3に示すように、癸状とした筒
状三軸織物プリプレグ10を内側にし、その外側に筒状
外周プリプレグ20Oを設けてもよい。
【0020】プリプレグは、周知のように芯金上に巻か
れるものであり、このように巻かれたプリプレグは、後
に硬化されて、ゴルフクラブシャフトとなる。このゴル
フクラブシャフトによると、軽量でありながら、恰もス
チールの感触を持つゴルフクラブシャフトを得ることが
できる。この実施形態において、複数の三軸織物プリプ
レグ10として、異なる仕様のものを用いれば、繊維密
度の軸方向分布により高度のバリエーションを与えるこ
とができる。
れるものであり、このように巻かれたプリプレグは、後
に硬化されて、ゴルフクラブシャフトとなる。このゴル
フクラブシャフトによると、軽量でありながら、恰もス
チールの感触を持つゴルフクラブシャフトを得ることが
できる。この実施形態において、複数の三軸織物プリプ
レグ10として、異なる仕様のものを用いれば、繊維密
度の軸方向分布により高度のバリエーションを与えるこ
とができる。
【0021】図4は、中心プリプレグ20Iの外側に、
間隔をおいて、所要長さの三軸織物プリプレグ10を巻
回した実施形態である。三軸織物プリプレグ10の仕
様、設置間隔、長さ等を変えて繊維密度を軸方向に変化
させ、あるいは繊維の種類、物理的性質を軸方向に変化
させることにより、曲げ剛性、捩れ剛性、つぶれ剛性等
を変化させることができる。
間隔をおいて、所要長さの三軸織物プリプレグ10を巻
回した実施形態である。三軸織物プリプレグ10の仕
様、設置間隔、長さ等を変えて繊維密度を軸方向に変化
させ、あるいは繊維の種類、物理的性質を軸方向に変化
させることにより、曲げ剛性、捩れ剛性、つぶれ剛性等
を変化させることができる。
【0022】図5は、図4の実施形態における筒状中心
プリプレグ(斜交繊維層プリプレグ又は(及び)長手方
向繊維プリプレグ)20Iと、筒状三軸織物プリプレグ
10の内外を入れ替え、中心部に所要間隔で筒状三軸織
物プリプレグ10を設け、外周部に外周プリプレグ20
Oを設けた実施形態である。さらに、三軸織物プリプレ
グ10の内外に、斜交繊維層プリプレグ又は(及び)長
手方向繊維プリプレグを位置させることもできる。図3
と図5の実施形態は、特に内圧成型法(型内に巻回した
プリプレグを入れ、中心中空部を加圧した状態で成形す
る成形方法)に適しており、外観的に凹凸のないゴルフ
クラブシャフトを得ることができる。
プリプレグ(斜交繊維層プリプレグ又は(及び)長手方
向繊維プリプレグ)20Iと、筒状三軸織物プリプレグ
10の内外を入れ替え、中心部に所要間隔で筒状三軸織
物プリプレグ10を設け、外周部に外周プリプレグ20
Oを設けた実施形態である。さらに、三軸織物プリプレ
グ10の内外に、斜交繊維層プリプレグ又は(及び)長
手方向繊維プリプレグを位置させることもできる。図3
と図5の実施形態は、特に内圧成型法(型内に巻回した
プリプレグを入れ、中心中空部を加圧した状態で成形す
る成形方法)に適しており、外観的に凹凸のないゴルフ
クラブシャフトを得ることができる。
【0023】以上の各実施例において、鎖線で示すよう
に、全長に同一材料からなる筒状三軸織物プリプレグ3
0を設けてもよい。この全長三軸織物プリプレグ30
は、中心プリプレグ20Iまたは外周プリプレグ20O
とは別に設けることも、代えて設けることもできる。ま
た、三軸織物プリプレグ10のプライ数(積層数)を複
数にすることもできる。
に、全長に同一材料からなる筒状三軸織物プリプレグ3
0を設けてもよい。この全長三軸織物プリプレグ30
は、中心プリプレグ20Iまたは外周プリプレグ20O
とは別に設けることも、代えて設けることもできる。ま
た、三軸織物プリプレグ10のプライ数(積層数)を複
数にすることもできる。
【0024】要は、筒状三軸織物プリプレグ10を構成
する三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の
物理的性質の少なくとも一つを軸線方向に異ならせて配
置して、異なった性質のゴルフクラブシャフトを得るの
が本発明のエッセンスであり、他に設けられる層の如何
は問わない。
する三方向の糸道の繊維密度、繊維の種類、及び繊維の
物理的性質の少なくとも一つを軸線方向に異ならせて配
置して、異なった性質のゴルフクラブシャフトを得るの
が本発明のエッセンスであり、他に設けられる層の如何
は問わない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のゴルフクラブシャ
フトによれば、三軸織物層を用い、その繊維密度、繊維
の種類、及び繊維の物理的性質の少なくとも一つを軸線
方向に異ならせることにより、異なるシャフトの要求仕
様に応えることができる。
フトによれば、三軸織物層を用い、その繊維密度、繊維
の種類、及び繊維の物理的性質の少なくとも一つを軸線
方向に異ならせることにより、異なるシャフトの要求仕
様に応えることができる。
【図1】三軸織物を用いた本発明のゴルフクラブシャフ
トの一実施形態を示すスケルトンの断面図である。
トの一実施形態を示すスケルトンの断面図である。
【図2】同別の実施形態を示すスケルトンの断面図であ
る。
る。
【図3】斜交繊維プリプレグと長手方向繊維プリプレグ
による中心プリプレグの例を示す模式斜視図である。
による中心プリプレグの例を示す模式斜視図である。
【図4】同別の実施形態を示すスケルトンの断面図であ
る。
る。
【図5】さらに別の実施形態を示すスケルトンの断面図
である。
である。
【図6】本発明によるゴルフクラブシャフトに用いる三
軸織物の糸道の方向を示す概念的平面図である。
軸織物の糸道の方向を示す概念的平面図である。
【図7】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図8】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図9】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図10】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図11】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図12】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図13】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図14】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図15】三軸織物の具体例を示す平面図である。
【図16】三軸織物の具体例を示す平面図である。
10 三軸織物プリプレグ 20I 中心プリプレグ 21 斜交繊維プリプレグ 22 長手方向繊維プリプレグ 20O 外周プリプレグ 30 全長三軸織物プリプレグ x y z
Claims (10)
- 【請求項1】 繊維素材と合成樹脂の複合材からなるゴ
ルフクラブシャフトにおいて、 上記繊維素材として、少なくともバット側とチップ側に
位置する三軸織物層を含み、 かつこの三軸織物層を構成する三方向の糸道の繊維密
度、繊維の種類、及び繊維の物理的性質の少なくとも一
つを、シャフトの要求仕様に応じて、シャフトの軸線方
向に異ならせたことを特徴とするゴルフクラブシャフ
ト。 - 【請求項2】 請求項1記載のゴルフクラブシャフトに
おいて、三軸織物層の繊維密度は、三軸織物自体の仕様
及び設置態様の少なくとも一方によって決定されるゴル
フクラブシャフト。 - 【請求項3】 請求項2記載のゴルフクラブシャフトに
おいて、三軸織物層の仕様は、三方向の糸道の繊維の種
類、本数、間隔、太さの少なくとも一つによって決定さ
れるゴルフクラブシャフト。 - 【請求項4】 請求項3記載のゴルフクラブシャフトに
おいて、三方向の糸道の繊維の本数が、異数であるゴル
フクラブシャフト。 - 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれか1記載のゴ
ルフクラブシャフトにおいて、三軸織物層の設置態様
は、シャフトの軸線方向に巻き径を異ならせた複数の三
軸織物層を、相互に一部オーバラップさせながら配置し
た態様であるゴルフクラブシャフト。 - 【請求項6】 請求項2または3記載のゴルフクラブシ
ャフトにおいて、三軸織物層の設置態様は、シャフトの
軸線方向に間隔を置いて配置した態様であるゴルフクラ
ブシャフト。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項記載の
ゴルフクラブシャフトにおいて、三軸織物層は、糸道の
方向を異ならせた複数層が積層されているゴルフクラブ
シャフト。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項記載の
ゴルフクラブシャフトにおいて、三軸織物層は、該ゴル
フクラブシャフトの全長に渡る少なくとも一層が設けら
れており、この全長層とは別の三軸織物層が備えられて
いるゴルフクラブシャフト。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項記載の
ゴルフクラブシャフトにおいて、三軸織物層の繊維は、
炭素繊維、アルミナ繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、
アモルファス繊維、ガラス繊維のいずれか1種以上であ
るゴルフクラブシャフト。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
のゴルフクラブシャフトにおいて、三軸織物層の物理的
性質は、引張強度と引張弾性率の少なくとも一方である
ゴルフクラブシャフト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10155842A JP2000014843A (ja) | 1998-04-27 | 1998-06-04 | ゴルフクラブシャフト |
US09/211,756 US6270426B1 (en) | 1998-04-27 | 1998-12-15 | Golf club shaft |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10-117161 | 1998-04-27 | ||
JP11716198 | 1998-04-27 | ||
JP10155842A JP2000014843A (ja) | 1998-04-27 | 1998-06-04 | ゴルフクラブシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000014843A true JP2000014843A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=26455332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10155842A Pending JP2000014843A (ja) | 1998-04-27 | 1998-06-04 | ゴルフクラブシャフト |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6270426B1 (ja) |
JP (1) | JP2000014843A (ja) |
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JP2010502262A (ja) * | 2006-09-01 | 2010-01-28 | ファインワン カンパニー リミテッド | 重ね合わせ接合部を有するゴルフクラブシャフト |
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WO2015004819A1 (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | 藤倉ゴム工業株式会社 | ゴルフクラブシャフト及びこれを用いたゴルフクラブ、並びにゴルフクラブシャフトの製造方法 |
WO2021124977A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 倉敷紡績株式会社 | 繊維補強樹脂中空成形体及びその製造方法 |
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US7993727B2 (en) * | 2007-07-06 | 2011-08-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Advanced grid structure |
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1998
- 1998-06-04 JP JP10155842A patent/JP2000014843A/ja active Pending
- 1998-12-15 US US09/211,756 patent/US6270426B1/en not_active Expired - Fee Related
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020409 |
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