JP2000014408A - 左右別サイズに変形可能な開放性履物 - Google Patents
左右別サイズに変形可能な開放性履物Info
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- JP2000014408A JP2000014408A JP10204421A JP20442198A JP2000014408A JP 2000014408 A JP2000014408 A JP 2000014408A JP 10204421 A JP10204421 A JP 10204421A JP 20442198 A JP20442198 A JP 20442198A JP 2000014408 A JP2000014408 A JP 2000014408A
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- JP
- Japan
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- footwear
- bands
- fastening means
- instep
- band
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 左右別サイズに変形可能な開放性履物の提
供。寸法の短い足とか異るサイズ寸法や異る足甲部の高
さであっても、バンドが甲部へ確実に密着し馴染んで、
歩行時、容易に脱げることなく軽快に歩行できるきわめ
て履き心地良好な開放性履物の提供。 【解決手段】 履物台と、この履物台１に掛け渡した２
本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右
長短に分割して適当な長さに合わせ、簡易止着手段で着
脱、調節可能にしたことを特徴とする左右別サイズに変
形可能な開放性履物。上記の２本のバンドが、クロスし
た形状にも平行した形状にも合わせることができる。上
記の簡易止着手段が、基板の表面に軟質で多数のループ
群を植設した多数のループ群部材と、基板の表面に硬質
で多数のフック群を突設したフック群部材とより構成し
たものである。上記のループ群部材とフック群部材を長
めに縫着することにより甲部対応性を大きくしたもので
ある。
供。寸法の短い足とか異るサイズ寸法や異る足甲部の高
さであっても、バンドが甲部へ確実に密着し馴染んで、
歩行時、容易に脱げることなく軽快に歩行できるきわめ
て履き心地良好な開放性履物の提供。 【解決手段】 履物台と、この履物台１に掛け渡した２
本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右
長短に分割して適当な長さに合わせ、簡易止着手段で着
脱、調節可能にしたことを特徴とする左右別サイズに変
形可能な開放性履物。上記の２本のバンドが、クロスし
た形状にも平行した形状にも合わせることができる。上
記の簡易止着手段が、基板の表面に軟質で多数のループ
群を植設した多数のループ群部材と、基板の表面に硬質
で多数のフック群を突設したフック群部材とより構成し
たものである。上記のループ群部材とフック群部材を長
めに縫着することにより甲部対応性を大きくしたもので
ある。
Description
【０００１】
【産業の属する技術分野】本発明は、左右別サイズに変
形可能な開放性履物に関する。より詳細には本発明は、
左右別サイズであってもバンドが甲部へ確実に密着し馴
染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快に歩行でき
る開放性履物に関する。
形可能な開放性履物に関する。より詳細には本発明は、
左右別サイズであってもバンドが甲部へ確実に密着し馴
染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快に歩行でき
る開放性履物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、サンダル等の開放性履物は、合成
樹脂性で足形に抜いた底板と台部とからなる履物台と、
この履物台に掛け渡した足の甲部に対応するバンドとよ
り構成されているもので、所定の足寸法に応じたサイズ
ものがＭサイズとかＬサイズ等の複数種類に分けて製作
され、また、販売されているもので、顧客は、自分の足
寸法に見合ったサイズのものを購入し使用したものであ
った。
樹脂性で足形に抜いた底板と台部とからなる履物台と、
この履物台に掛け渡した足の甲部に対応するバンドとよ
り構成されているもので、所定の足寸法に応じたサイズ
ものがＭサイズとかＬサイズ等の複数種類に分けて製作
され、また、販売されているもので、顧客は、自分の足
寸法に見合ったサイズのものを購入し使用したものであ
った。
【０００３】足寸法の短い人、或いは足の甲部の高さの
ある人やサイズ寸法の大きな人等、購入した履物のサイ
ズの合わない場所があって、無理に履いて歩行時、足を
傷めたり、或いは逆に緩すぎて容易に脱げてしまい歩行
に不便をきたす等の問題点があるし、更に、無理に履い
てバンド等を破損させることがあって、耐用期間も短く
するなどの不経済な問題点もあった。
ある人やサイズ寸法の大きな人等、購入した履物のサイ
ズの合わない場所があって、無理に履いて歩行時、足を
傷めたり、或いは逆に緩すぎて容易に脱げてしまい歩行
に不便をきたす等の問題点があるし、更に、無理に履い
てバンド等を破損させることがあって、耐用期間も短く
するなどの不経済な問題点もあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明、前記した従来
の問題点を解消しようとするものであって、その目的と
するところは、左右別サイズに変形可能な開放性履物の
提供にある。本発明は、寸法の短い足とか異るサイズ寸
法や異る足甲部の高さであっても、バンドが甲部へ確実
に密着し馴染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快
に歩行できることを特徴としたきわめて履き心地良好な
開放性履物の提供を目的とする。
の問題点を解消しようとするものであって、その目的と
するところは、左右別サイズに変形可能な開放性履物の
提供にある。本発明は、寸法の短い足とか異るサイズ寸
法や異る足甲部の高さであっても、バンドが甲部へ確実
に密着し馴染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快
に歩行できることを特徴としたきわめて履き心地良好な
開放性履物の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、履物台と、こ
の履物台１に掛け渡した２本のバンドからなり、この２
本のバンドをそれぞれ左右長短に分割して、適当な長さ
に合わせ簡易止着手段で着脱、調節可能にしたことを特
徴とする左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨と
している。
の履物台１に掛け渡した２本のバンドからなり、この２
本のバンドをそれぞれ左右長短に分割して、適当な長さ
に合わせ簡易止着手段で着脱、調節可能にしたことを特
徴とする左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨と
している。
【０００６】上記の２本のバンドは、クロスした形状に
も平行した形状にも合わせることができ、したがって本
発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した２本のバン
ドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右長短に分
割して、適当な長さに合わせ簡易止着手段で着脱、調節
可能にし、２本のバンドを、クロスした形状にも平行し
た形状にも合わせることができるようにしたことを特徴
とする左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨とし
ている。
も平行した形状にも合わせることができ、したがって本
発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した２本のバン
ドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右長短に分
割して、適当な長さに合わせ簡易止着手段で着脱、調節
可能にし、２本のバンドを、クロスした形状にも平行し
た形状にも合わせることができるようにしたことを特徴
とする左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨とし
ている。
【０００７】上記の簡易止着手段が、基板の表面に軟質
で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、基
板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群部
材とより構成したものであり、したがって本発明は、履
物台と、この履物台１に掛け渡した２本のバンドからな
り、この２本のバンドをそれぞれ左右長短に分割して適
当な長さに合わせ、基板の表面に軟質で多数のループ群
を植設した多数のループ群部材と、基板の表面に硬質で
多数のフック群を突設したフック群部材とより構成した
簡易止着手段で着脱、調節可能にしたことを特徴とする
左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨としてい
る。また本発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した
２本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左
右長短に分割して適当な長さに合わせ、基板の表面に軟
質で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、
基板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群
部材とより構成した簡易止着手段で着脱、調節可能に
し、２本のバンドを、クロスした形状にも平行した形状
にも合わせることができるようにしたことを特徴とする
左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨としてい
る。上記のループ群部材とフック群部材を長めに縫着す
ることにより甲部対応性を大きくしたものであり、した
がって本発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した２
本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右
長短に分割して適当な長さに合わせ、基板の表面に軟質
で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、基
板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群部
材とより構成した簡易止着手段で着脱、調節可能にし、
該ループ群部材とフック群部材を長めに縫着することに
より甲部対応性を大きくし、かつ、２本のバンドを、ク
ロスした形状にも平行した形状にも合わせることができ
るようにしたことを特徴とする左右別サイズに変形可能
な開放性履物を要旨としている。
で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、基
板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群部
材とより構成したものであり、したがって本発明は、履
物台と、この履物台１に掛け渡した２本のバンドからな
り、この２本のバンドをそれぞれ左右長短に分割して適
当な長さに合わせ、基板の表面に軟質で多数のループ群
を植設した多数のループ群部材と、基板の表面に硬質で
多数のフック群を突設したフック群部材とより構成した
簡易止着手段で着脱、調節可能にしたことを特徴とする
左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨としてい
る。また本発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した
２本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左
右長短に分割して適当な長さに合わせ、基板の表面に軟
質で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、
基板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群
部材とより構成した簡易止着手段で着脱、調節可能に
し、２本のバンドを、クロスした形状にも平行した形状
にも合わせることができるようにしたことを特徴とする
左右別サイズに変形可能な開放性履物を要旨としてい
る。上記のループ群部材とフック群部材を長めに縫着す
ることにより甲部対応性を大きくしたものであり、した
がって本発明は、履物台と、この履物台に掛け渡した２
本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右
長短に分割して適当な長さに合わせ、基板の表面に軟質
で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、基
板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群部
材とより構成した簡易止着手段で着脱、調節可能にし、
該ループ群部材とフック群部材を長めに縫着することに
より甲部対応性を大きくし、かつ、２本のバンドを、ク
ロスした形状にも平行した形状にも合わせることができ
るようにしたことを特徴とする左右別サイズに変形可能
な開放性履物を要旨としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】《簡易止着手段》本発明の簡易止
着手段は、多数のループ群部材と、フック群部材とより
構成されている市販品を好ましい態様とする。前記ルー
プ群部材は、基板の表面に軟質で多数のループ群を植設
したものであり、フック群部材は、基板の表面に硬質で
多数のフック群を突設したものである。上記のループ群
部材とフック群部材を長めに縫着することにより甲部対
応性を大きくすることができる。簡易止着手段の調節の
幅を大きくすることができ、足の甲部に対応する甲部対
応部の伸縮自在性も大きくなる。
着手段は、多数のループ群部材と、フック群部材とより
構成されている市販品を好ましい態様とする。前記ルー
プ群部材は、基板の表面に軟質で多数のループ群を植設
したものであり、フック群部材は、基板の表面に硬質で
多数のフック群を突設したものである。上記のループ群
部材とフック群部材を長めに縫着することにより甲部対
応性を大きくすることができる。簡易止着手段の調節の
幅を大きくすることができ、足の甲部に対応する甲部対
応部の伸縮自在性も大きくなる。
【０００９】《素材》履物底、足形の天部、履物台１に
掛け渡すバンドの素材、色などは、触感、安定性、丈夫
さなどから任意に選択可能である。
掛け渡すバンドの素材、色などは、触感、安定性、丈夫
さなどから任意に選択可能である。
【００１０】《使用態様の説明》前記本発明に係る開放
性履物を使用して歩行する場合は、履物台に掛け渡した
２本のバンドをそれぞれ左右に解放して平らな剥き出し
の履物台へ足をのせてから、甲部に馴染ませた状態でバ
ンドを合わせ簡易止着手段で止める。あるいは仮止めし
て掛け渡しした２本のバンドの甲部対応部に足を挿入
し、バンドの合わない例えば足寸法の短い人の足とか足
の甲部の低い人の足の場合は、バンドを合わせ直しバン
ドを引っ張り、バンドの甲部対応部を引き締めて甲部に
馴染ませた状態で簡易止着手段を止める。これによって
履物のバンドが前記の人の足甲部にも確実に馴染むの
で、歩行中に脱げとか、緩くて履き心地が悪くなること
はなく、軽快に歩行できるものである。また、履物を脱
ぐ場合は、バンドの端部より簡易止着手段を外してこれ
を緩めれば、バンドの甲部対応部も緩み容易に脱ぐこと
ができる。
性履物を使用して歩行する場合は、履物台に掛け渡した
２本のバンドをそれぞれ左右に解放して平らな剥き出し
の履物台へ足をのせてから、甲部に馴染ませた状態でバ
ンドを合わせ簡易止着手段で止める。あるいは仮止めし
て掛け渡しした２本のバンドの甲部対応部に足を挿入
し、バンドの合わない例えば足寸法の短い人の足とか足
の甲部の低い人の足の場合は、バンドを合わせ直しバン
ドを引っ張り、バンドの甲部対応部を引き締めて甲部に
馴染ませた状態で簡易止着手段を止める。これによって
履物のバンドが前記の人の足甲部にも確実に馴染むの
で、歩行中に脱げとか、緩くて履き心地が悪くなること
はなく、軽快に歩行できるものである。また、履物を脱
ぐ場合は、バンドの端部より簡易止着手段を外してこれ
を緩めれば、バンドの甲部対応部も緩み容易に脱ぐこと
ができる。
【００１１】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【００１２】実施例 発明に係る開放性履物の実施例を図１〜図４に基づいて
説明する。図１に示す履物は、解放性履物の２本のバン
ドが平行した形状に合わさっている状態を示す平面図で
あり、図２は、２本のバンドがクロスした形状に合わさ
っている状態を示す平面図である。これらの解放性履物
の２本のバンドが解放した状態を図３及び図４に示す。
図１〜図４に示すものは開放性履物の主流であるサンダ
ルを示し、このサンダルは、履物台１と、この履物台１
に掛け渡したバンド２、３とからなり、この２本のバン
ド２、３はそれぞれ左右長短に分割され、長い方２′、
３′と短い方２″、３″がマジックテープなどの簡易止
着手段４により合わさる構成となっている。図３及び図
４の２本のバンドが解放された状態から明らかなよう
に、左右長短に分割したバンド２、３の履物台１に対す
る取り付け角度が微妙に違えているが、いずれの取り付
け態様も、図１の平行した形状に合わさっている状態に
も、図２のクロスした形状に合わさっている状態にも合
わせることができる。すなわち、左右長短に分割したバ
ンド２、３の履物台１に対する取り付けは、図１の平行
した形状に合わさっている状態にも、図２のクロスした
形状に合わさっている状態にも合わせることができる範
囲で任意に設計変形することができる。
説明する。図１に示す履物は、解放性履物の２本のバン
ドが平行した形状に合わさっている状態を示す平面図で
あり、図２は、２本のバンドがクロスした形状に合わさ
っている状態を示す平面図である。これらの解放性履物
の２本のバンドが解放した状態を図３及び図４に示す。
図１〜図４に示すものは開放性履物の主流であるサンダ
ルを示し、このサンダルは、履物台１と、この履物台１
に掛け渡したバンド２、３とからなり、この２本のバン
ド２、３はそれぞれ左右長短に分割され、長い方２′、
３′と短い方２″、３″がマジックテープなどの簡易止
着手段４により合わさる構成となっている。図３及び図
４の２本のバンドが解放された状態から明らかなよう
に、左右長短に分割したバンド２、３の履物台１に対す
る取り付け角度が微妙に違えているが、いずれの取り付
け態様も、図１の平行した形状に合わさっている状態に
も、図２のクロスした形状に合わさっている状態にも合
わせることができる。すなわち、左右長短に分割したバ
ンド２、３の履物台１に対する取り付けは、図１の平行
した形状に合わさっている状態にも、図２のクロスした
形状に合わさっている状態にも合わせることができる範
囲で任意に設計変形することができる。
【００１３】前記履物台１は、合成樹脂により型抜きさ
れた足形の履物底と、この履物底の上面に貼着する足形
の天部とより構成する。次に履物台１に掛け渡すバンド
２、３はそれぞれ左右長短に分割され、長い方２′、
３′と短い方２″、３″が例えば「マジックテープ」と
いう商標名で市販されている簡易止着手段４により合わ
さる構成となっており、両端部を貼着して履物台１に掛
け渡し、足の挿入を可能とする。簡易止着手段の調節に
より足の甲部に対応する甲部対応部の伸縮自在性をも
ち、甲部への高さ調節を可能とする。特に、このバンド
２、３における甲部対応部は、マジックテープなどの簡
易止着手段を長く構成して、いずれの部所を使用するか
で甲部への高さ調整を可能とするものである。簡易止着
手段４は、多数のループ群部材と、フック群部材とより
構成し、前記ループ群部材を前記バンドの短い方２″、
３″の外側表面に縫着し、フック群部材をバンドの長い
方２′、３′の自由端側内側表面に縫着し、前記帯状ベ
ルト２、３を調整自在に止めることができる。
れた足形の履物底と、この履物底の上面に貼着する足形
の天部とより構成する。次に履物台１に掛け渡すバンド
２、３はそれぞれ左右長短に分割され、長い方２′、
３′と短い方２″、３″が例えば「マジックテープ」と
いう商標名で市販されている簡易止着手段４により合わ
さる構成となっており、両端部を貼着して履物台１に掛
け渡し、足の挿入を可能とする。簡易止着手段の調節に
より足の甲部に対応する甲部対応部の伸縮自在性をも
ち、甲部への高さ調節を可能とする。特に、このバンド
２、３における甲部対応部は、マジックテープなどの簡
易止着手段を長く構成して、いずれの部所を使用するか
で甲部への高さ調整を可能とするものである。簡易止着
手段４は、多数のループ群部材と、フック群部材とより
構成し、前記ループ群部材を前記バンドの短い方２″、
３″の外側表面に縫着し、フック群部材をバンドの長い
方２′、３′の自由端側内側表面に縫着し、前記帯状ベ
ルト２、３を調整自在に止めることができる。
【００１４】以上、この実施例によるサンダルを使用す
る場合は、履物台１へ足をのせてから、多数のループ群
部材と、フック群部材とからなるバンド２、３の簡易止
着手段４を仮止めして平行にあるいはクロスして掛け渡
しした２本のバンドの甲部対応部に足を挿入し、足の甲
部にバンド２、３を馴染ませた後に、甲部にバンドの簡
易止着手段４のループ群部材をフック群部材に絡ませ前
記バンドを止める。あるいは、履物台１に掛け渡した２
本のバンド２、３をそれぞれ左右に解放して平らな剥き
出しの履物台１へ足をのせてから、甲部に馴染ませた状
態でバンドを平行にあるいはクロスして掛け渡して簡易
止着手段４で止める。このようにして止めるので、バン
ド２、３の合わない例えば足寸法の短い人の足とか足の
甲部の低い人の足の場合は、前記長いバンドを引っ張
り、バンド２の甲部対応部を縮めて甲部に馴染ませた状
態で締めバンドを止める。これによって履物のバンド
２、３が前記の人の足甲部に確実に馴染むので、歩行中
に脱げとか、ゆるくて履き心地が悪くなることはなく、
軽快に歩行できる。また、サンダルを脱ぐ場合は、バン
ドの端部を簡易止着手段より外してこれを緩めれば、あ
るいは解放すれば、バンド２、３の甲部対応部も緩み、
あるいは解放され平らになるので、容易に脱ぐことがで
きる。
る場合は、履物台１へ足をのせてから、多数のループ群
部材と、フック群部材とからなるバンド２、３の簡易止
着手段４を仮止めして平行にあるいはクロスして掛け渡
しした２本のバンドの甲部対応部に足を挿入し、足の甲
部にバンド２、３を馴染ませた後に、甲部にバンドの簡
易止着手段４のループ群部材をフック群部材に絡ませ前
記バンドを止める。あるいは、履物台１に掛け渡した２
本のバンド２、３をそれぞれ左右に解放して平らな剥き
出しの履物台１へ足をのせてから、甲部に馴染ませた状
態でバンドを平行にあるいはクロスして掛け渡して簡易
止着手段４で止める。このようにして止めるので、バン
ド２、３の合わない例えば足寸法の短い人の足とか足の
甲部の低い人の足の場合は、前記長いバンドを引っ張
り、バンド２の甲部対応部を縮めて甲部に馴染ませた状
態で締めバンドを止める。これによって履物のバンド
２、３が前記の人の足甲部に確実に馴染むので、歩行中
に脱げとか、ゆるくて履き心地が悪くなることはなく、
軽快に歩行できる。また、サンダルを脱ぐ場合は、バン
ドの端部を簡易止着手段より外してこれを緩めれば、あ
るいは解放すれば、バンド２、３の甲部対応部も緩み、
あるいは解放され平らになるので、容易に脱ぐことがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】左右別サイズに変形可能な開放性履物を
提供することができる。２本のバンドをクロスにも平行
にも渡すことができ、また簡単に止めることができるの
で、種々の甲部寸法ならびにその形状にバンドが確実に
密着し馴染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快に
歩行できるきわめて履き心地良好な開放性履物を提供す
ることができる。
提供することができる。２本のバンドをクロスにも平行
にも渡すことができ、また簡単に止めることができるの
で、種々の甲部寸法ならびにその形状にバンドが確実に
密着し馴染んで、歩行時、容易に脱げることなく軽快に
歩行できるきわめて履き心地良好な開放性履物を提供す
ることができる。
【図１】本発明に係る解放性履物の２本のバンドが平行
した形状に合わさっている状態を示す平面図である。
した形状に合わさっている状態を示す平面図である。
【図２】本発明に係る解放性履物の２本のバンドがクロ
スした形状に合わさっている状態を示す平面図である。
スした形状に合わさっている状態を示す平面図である。
【図３】本発明に係る解放性履物の２本のバンドが解放
した状態を示す平面図である。
した状態を示す平面図である。
【図４】本発明に係る解放性履物の２本のバンドが解放
した状態を示す別の平面図である。
した状態を示す別の平面図である。
１ 履物台 ２、３ バンド ２′,３′ 分割されたバンドの長い方 ２″,３″ 分割されたバンドの短い方 ４ 簡易止着手段
Claims (4)
- 【請求項１】 履物台と、この履物台１に掛け渡した２
本のバンドからなり、この２本のバンドをそれぞれ左右
長短に分割して適当な長さに合わせ、簡易止着手段で着
脱、調節可能にしたことを特徴とする左右別サイズに変
形可能な開放性履物。 - 【請求項２】 上記の２本のバンドが、クロスした形状
にも平行した形状にも合わせることができる請求項１の
左右別サイズに変形可能な開放性履物。 - 【請求項３】 上記の簡易止着手段が、基板の表面に軟
質で多数のループ群を植設した多数のループ群部材と、
基板の表面に硬質で多数のフック群を突設したフック群
部材とより構成したものである請求項１または２の左右
別サイズに変形可能な開放性履物。 - 【請求項４】 上記のループ群部材とフック群部材を長
めに縫着することにより甲部対応性を大きくした請求項
３の左右別サイズに変形可能な開放性履物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10204421A JP2000014408A (ja) | 1998-07-04 | 1998-07-04 | 左右別サイズに変形可能な開放性履物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10204421A JP2000014408A (ja) | 1998-07-04 | 1998-07-04 | 左右別サイズに変形可能な開放性履物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000014408A true JP2000014408A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16490270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10204421A Withdrawn JP2000014408A (ja) | 1998-07-04 | 1998-07-04 | 左右別サイズに変形可能な開放性履物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000014408A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10716356B2 (en) | 2015-05-29 | 2020-07-21 | Nike, Inc. | Article of footwear having an upper with separately securing medial and lateral side portions |
-
1998
- 1998-07-04 JP JP10204421A patent/JP2000014408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10716356B2 (en) | 2015-05-29 | 2020-07-21 | Nike, Inc. | Article of footwear having an upper with separately securing medial and lateral side portions |
| US10863793B2 (en) | 2015-05-29 | 2020-12-15 | Nike, Inc. | Footwear system with an article of footwear having an upper with medial and lateral side portions with separately securable distal ends |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |