JP2000009737A - 試験管搬送用ホルダ - Google Patents

試験管搬送用ホルダ

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JP2000009737A
JP2000009737A JP10173497A JP17349798A JP2000009737A JP 2000009737 A JP2000009737 A JP 2000009737A JP 10173497 A JP10173497 A JP 10173497A JP 17349798 A JP17349798 A JP 17349798A JP 2000009737 A JP2000009737 A JP 2000009737A
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Teruaki Ito
照明 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類の試験管搬送用ホルダでもって、直径
の異なる試験管をガタつきがない直立状態で保持するこ
とができる試験管搬送用ホルダを提供する。 【解決手段】 ホルダ本体13内に試験管11を挿入す
ると、試験管11が試験管弾持構造体15の適度な弾性
力により試験管押さえ部材14とホルダ本体13の周側
板17との間(押さえ部材14が1つの場合)または試
験管押さえ部材14と試験管押さえ部材14との間(押
さえ部材14が複数の場合)などで、直立状態に保持さ
れる。この際、試験管押さえ部材14は、ゴムリング2
2の弾性力によりホルダ内方に突出している。これによ
り、試験管11の直径に応じてゴムリング22の伸縮度
が変化する。その結果、1種類の試験管搬送用ホルダ1
0で、直径が異なる試験管11をガタつきがなく直立状
態で保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、試験管搬送用ホ
ルダ、詳しくは搬送コンベアにより搬送される直径が異
なる試験管を、ガタつきなく直立状態で保持する試験管
搬送用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の血液検査を行う前には、遠心分離
により採血管(試験管)内の血液である献体を血清と血
餅とに分離し、このうちの上澄み液である血清だけを分
取後、複数本の検査容器に分注するという前処理が施さ
れている。なお、遠心分離された採血管内に注入された
検体は、通常、血清と血餅との境界を明確化するため、
シリコーン(silicone)を主成分とする血清分
離剤を中間にして、上部の血清と下部の血餅とに分けら
れている。すなわち、遠心分離された検体は3層構造と
なっている。
【0003】ところで、近年、この検体前処理中の検体
の取り違えや、検体接触による作業者の感染などを防ぐ
ために、このような検体前処理を自動化した自動検体前
処理搬送システムが開発されている。この自動検体前処
理搬送システムによる血清の分注工程は、ベルトコンベ
アにより搬送中の採血管が分注ユニットの分取位置に達
した際に、光センサにより血清分離剤の血清との境界面
の高さを検出し、その後、この光センサからの検出信号
に基づいて、ピペット状の分取分注用チップを下降し、
チップ先端を採血管内の血清中へ差し込んで、血清だけ
をチップ内へ吸引する。次いで、分取分注用チップを分
注位置まで移動させ、セットされた複数本の検査管内へ
血清を吐出して分注する、という作業工程である。この
コンベア搬送中、それぞれの採血管は、円筒容器状をし
た試験管搬送用ホルダに収納されて直立されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、患者の血液
が注入される採血管には、例えば7mm管(φ13×7
5〜100mm)、10mm管(φ16×75〜100
mm)といった大きさの種類がある。その結果、これを
直立状態で搬送する採血管搬送用ホルダも、内径が1種
類だけでは不足する。これは、例えば採血管の直径より
採血管搬送用ホルダの内径が大きい場合、採血管とホル
ダとの間に隙間ができてしまうためである。すなわち、
コンベア搬送中の振動で採血管がガタつき、最悪の場合
には、採血管がホルダから抜け落ちるおそれがある。そ
の結果、ホルダ内径が異なる数種類の試験管搬送用ホル
ダが必要となっていた。
【0005】
【発明の目的】そこで、この発明は、1種類の試験管搬
送用ホルダでもって、直径の異なる試験管をガタつきが
ない直立状態で保持することができる試験管搬送用ホル
ダを提供することを、その目的としている。また、この
発明は、構造が簡単でかつ比較的安価に試験管押さえ片
部材をホルダの内方へ付勢することができる試験管搬送
用ホルダを提供することを、その目的としている。さら
に、この発明は、試験管を高い直立度でホルダ内に保持
することができる試験管搬送用ホルダを提供すること
を、その目的としている。複数の試験管押さえ部材を略
均等な付勢力により一括してホルダ内に突出させること
ができる試験管搬送用ホルダを提供することを、その目
的としている。さらにまた、この発明は、ホルダ内に保
持された試験管の直立度を高めることができ、かつ異径
の試験管をスムーズにホルダ本体内に案内することがで
きる試験管搬送用ホルダを提供することを、その目的と
している。そして、ホルダ本体のコンベア搬送時の安定
性を向上することができる試験管搬送用ホルダを提供す
ることを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、搬送コンベアにより搬送される試験管を直立状態で
保持する試験管搬送用ホルダにおいて、試験管が挿入さ
れる筒容器状のホルダ本体と、上記ホルダ本体内に配置
されて、試験管の周面に押接される1つまたは複数の試
験管押さえ部材を有し、かつこの試験管押さえ部材を弾
性力によりホルダ本体内方へ突出させることで、上記試
験管を直立状態に保持する試験管弾持構造体とを備えた
試験管搬送用ホルダである。
【0007】搬送コンベアの種類は限定されない。例え
ばベルトコンベア,ローラコンベア,バケットコンベア
などが挙げられる。ここでいう試験管とは、例えば採血
管,各種の化学的な実験を行うための試験管などをい
う。また、この試験管の種類,大きさ,形状,材質など
限定されない。ホルダ本体は、試験管を保持可能な筒状
の容器であれば、例えば断面視して円形,楕円形のもの
でもよいし、三角形,四角形以上の多角形のものでもよ
い。また、ホルダ本体の外周面に、光センサ(位置セン
サ)から発射された光線を反射する反射プレートを装着
してもよい。
【0008】試験管押さえ部材は、ホルダ本体内に配置
されて試験管の周面に押接することができるものであれ
ば、その材質(例えばステンレス,アルミニウムなどの
金属または各種のプラスチックなど),形状,大きさ,
使用個数などは限定されない。なお、ここでいう試験管
押さえ部材がホルダ本体内に配置されているとは、試験
管押さえ部材の全体がホルダ本体の内部空間に配置され
ている場合の外、例えば請求項4のように、試験管押さ
え部材が周側板に形成されたスリットに挿着されて、そ
の一部だけがホルダ本体の内部空間に配置される場合も
含む。ここでいう試験管弾持構造体は、試験管押さえ部
材を、ホルダ本体内に挿入された試験管の周面に適当な
弾性力で押接することができる構造物である。例えば、
各種のばね式構造体,スポンジ式構造体などが挙げられ
る。なお、試験管押さえ部材自体を、例えば板ばね(試
験管弾持構造体)として、ホルダ本体内に配置してもよ
い。
【0009】請求項2に記載した発明は、上記試験管弾
持構造体が、上記ホルダ本体の周側板に形成されて、上
記試験管押さえ部材のホルダ本体内外方向への移動を案
内する1つまたは複数のガイド溝と、上記周側板の内側
または外側に配置されて、上記試験管押さえ部材をホル
ダ本体内方へ付勢する1つまたは複数の弾性部材とを有
し、上記試験管押さえ部材は、上記ガイド溝にホルダ本
体内外方向ヘ移動自在に挿着されている請求項1に記載
の試験管搬送用ホルダである。ガイド溝は、例えば周側
板に刻設された溝でもよいし、請求項4に示すような周
側板の内外周面を貫通して形成されたスリットでもよ
い。このガイド溝の長さ方向は、ホルダ本体の軸線方向
以外にも、この軸線方向と直交する方向およびこの軸線
方向と傾斜交差する方向でもよい。なお、ホルダ本体内
外方向に移動する試験管押さえ部材がガイド溝から外れ
ないように、ガイド溝および/または試験管押さえ部材
に、外れ防止用のストッパを設けた方が好ましい。ま
た、弾性部材としては、例えばゴムリング(Oリングや
輪ゴムなど),コイルばね,板ばねなどが挙げられる。
【0010】請求項3に記載した発明は、上記ホルダ本
体は円筒容器状で、上記ガイド溝は、上記ホルダ本体の
周側板に略等角度で複数形成され、それぞれの溝深さ方
向を、上記ホルダ本体の半径方向に合致させている請求
項2に記載の試験管搬送用ホルダである。ガイド溝は、
例えばホルダ本体の周側板に180度,120度,90
度,60度,45度ごとに放射状に配置することができ
る。各ガイド溝の溝深さ方向を、ホルダ本体の半径方向
に合致させたので、各試験管押さえ部材は、それぞれホ
ルダ本体の中心部に向けて出し入れされる。
【0011】請求項4に記載した発明は、上記ガイド溝
が上記周側板を貫通したスリットとして複数形成され、
上記各ガイド溝に挿着される複数の試験管押さえ部材
が、それぞれ上記周側板の厚さより長くて同じ幅方向の
長さを有し、上記弾性部材は、上記ホルダ本体の周側板
に外着されて、上記各試験管押さえ部材を略均等な付勢
力で一括してホルダ本体内方へ付勢する弾性リングであ
る請求項2または請求項3に記載の試験管搬送用ホルダ
である。スリットであるガイド溝の形状,長さ,幅など
は限定されない。例えば周側板の軸線方向の全長に形成
してもよい。弾性リングとしては、例えば前述したゴム
リングや、環状のコイルばねなどが挙げられる。なお、
各試験管押さえ部材を略均等な付勢力で一括してホルダ
内方へ付勢するために、弾性リングは、全周にわたって
その弾性力が略均一である必要がある。
【0012】請求項5に記載した発明は、上記ガイド溝
は、その一端が上記周側板の上縁に達したホルダ本体軸
線方向に延びる縦溝として複数形成され、上記各ガイド
溝に挿着された試験管押さえ部材は、上記周側板の上縁
から突出する長さを有し、上記各試験管押さえ部材の上
端には、ホルダ本体中心部へ向かって下方傾斜して、試
験管をホルダ本体内へ案内する傾斜ガイドが設けられた
請求項2〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の試験
管搬送用ホルダである。試験管押さえ部材の使用本数は
複数であれば限定されない。ただし、各試験管押さえ部
材は、ホルダ本体の中心部を中心にして放射状に配置さ
れていた方が、各部材の上端の傾斜ガイドにより、試験
管をスムーズにホルダ本体中心部に案内することができ
るために好ましい。周側板の上縁から突出する各試験管
押さえ部材の突出部分の長さは限定されない。また、各
試験管押さえ部材の上端に設けられる傾斜ガイドの傾斜
角度も限定されない。ただし、30〜60度くらいが、
試験管をスムーズにホルダ本体中心部に案内することが
できる。
【0013】請求項6に記載した発明は、上記ホルダ本
体の周側板に、上記搬送コンベアの側部上方に設けられ
た試験管搬送ガイドレールに沿って摺動する摺動ガイド
が設けられた請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項
に記載の試験管搬送用ホルダである。試験管搬送ガイド
レールは、搬送コンベアの片側だけに配置されていて
も、両側に配置されていてもよい。ホルダ本体の周側板
に設けられた摺動ガイドは、例えば周側板の全周に形成
されたフランジ形状のものでもよい。また、周側板の外
周面に部分的に形成された1つまたは複数の突片でもよ
い。
【0014】
【作用】この発明によれば、ホルダ本体内に試験管を挿
入することにより、この試験管が、試験管弾持構造体の
適度な弾性力によって試験管押さえ部材とホルダ本体の
周側板との間(試験管押さえ部材が1つの場合)、また
は、ホルダ本体内方へ突出された試験管押さえ部材と試
験管押さえ部材との間(試験管押さえ部材が複数の場
合)などで、直立状態に保持される。この際、試験管押
さえ部材は、弾性部材の弾性力によってホルダ本体内方
に突出させられている。これにより、試験管の直径に応
じて弾性部材の伸縮度が変化する。その結果、1種類の
試験管搬送用ホルダでもって、直径の異なる試験管をガ
タつきがない直立状態で保持することができる。
【0015】特に、請求項2に記載の発明によれば、試
験管弾持構造体を、ホルダ本体の周側板に形成されたガ
イド溝と、試験管押さえ部材をホルダ本体内方へ付勢す
る弾性部材と、試験管押さえ部材とを有する構造とした
ので、構造が簡単でかつ低コストで試験管を直立状態に
保持することができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明によれば、ホ
ルダ本体を円筒容器状とし、しかも複数のガイド溝をホ
ルダ周方向に放射状に配置したので、各ガイド溝に挿着
された複数の試験管押さえ部材は、常時、ホルダ本体中
心部を中心とした半径方向の移動だけとなる。これによ
り、ホルダ本体内に挿入された試験管が、高い直立度で
ホルダ本体内に保持される。
【0017】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
ホルダ本体内に試験管を挿入すると、弾性リングの弾性
力により、複数の試験管押さえ部材が、略均等な押圧力
でもって試験管を直立状態に保持する。
【0018】さらにまた、請求項5に記載の発明によれ
ば、ホルダ本体内に試験管を挿入する際、ホルダ中心部
からの若干位置ずれがあっても、下降中の試験管の下部
が、複数の試験管押さえ部材の上端に設けられた傾斜ガ
イドに当接し、その後、これらの傾斜面に沿ってホルダ
本体中心部に案内される。この結果、ホルダ本体内に保
持された試験管の直立度を高めることができ、かつ異径
の試験管をスムーズにホルダ本体内に案内することがで
きる。
【0019】そして、請求項6に記載の発明によれば、
搬送コンベアにより搬送される試験管搬送用ホルダは、
その周側板の摺動ガイドを、コンベア側部上方に設けら
れた試験管搬送ガイドレールに沿わせながら搬送されて
いく。これにより、ホルダ本体のコンベア搬送時の安定
性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る試験管搬送
用ホルダを図面を参照して説明する。なお、ここでは、
自動検体前処理ラインを例とする。ただしこれに限定さ
れない。まず、第1実施例について説明する。図1は、
この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホルダの斜視
図である。図2は、この発明の第1実施例に係る採血管
搬送用ホルダの平面図である。図3は、この発明の第1
実施例に係る採血管搬送用ホルダの正面図である。図4
は、この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホルダに
より小径な採血管を保持した状態を示す正面図である。
図5は、この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダにより大径な採血管を保持した状態を示す正面図であ
る。
【0021】図1〜図3において、10はこの発明の第
1実施例に係る採血管搬送用ホルダ(試験管搬送用ホル
ダ)であり、この採血管搬送用ホルダ10は、遠心分離
後の採血管(試験管)11を、ベルトコンベア(搬送コ
ンベア)12によって、図外の自動検体前処理ラインの
各作業工程へと、直立状態で搬送するホルダである。な
お、ここでは、採血管11として、直径13mm,長さ
100mmの7mm管11A(図4参照)と、直径16
mm,長さ100mmの10mm管11B(図5参照)
とする。以下、採血管搬送用ホルダ10を詳述する。採
血管搬送用ホルダ10は、採血管11が挿入される円筒
容器状のホルダ本体13を有している。このホルダ本体
13には、採血管11を側方から支持する4本の採血管
押さえ部材14が配設されている。また、このホルダ本
体13には、各採血管押さえ部材14をホルダ内方へ突
出させて、採血管11を直立状態に保持する採血管弾持
構造体15が設けられている。
【0022】ホルダ本体13は、プラスチックからなる
円板形状の底板16を基板とし、その中央部上に、内径
18mm,厚さ3mm,高さ50mmの円筒形状をした
周側板17が一体的に立設されている。この周側板17
の下部には、フランジ形状の摺動ガイド板18が一体的
に周設されている。摺動ガイド板18は、コンベア搬送
時に、ベルトコンベア12の両側部上方に配設された一
対の採血管搬送ガイドレール19に沿って摺動する。こ
れにより、コンベア搬送中の振動を原因とした採血管搬
送用ホルダ10のガタつきを抑えることができる。
【0023】摺動ガイド板18の上面には、90度ごと
にホルダ半径方向に延びたガイド溝18aが刻設されて
いる。また、ホルダ本体13の周側板17には、各ガイ
ド溝18aと対峙する位置に、ホルダ軸線方向に延び、
しかもいずれかのガイド溝18aと下端が連通し、かつ
上端が周側板17の上縁に到達した4本のスリット20
が形成されている。なお、各スリット20は、その深さ
方向がホルダ本体13の半径方向と合致した幅4mmの
放射状の切欠溝である。それぞれのスリット20には、
合計4本の上記採血管押さえ部材14が挿着されてい
る。各採血管押さえ部材14の長さはスリット20より
長く、かつその幅は周側板17の厚さより長い。具体的
な採血管押さえ部材14の寸法は、幅10mm,厚さ3
mm,高さ80mmである。なお、全ての採血管押さえ
部材14は同じ寸法である。
【0024】また、各採血管押さえ部材14の先端に
は、ホルダ中心部へ下方傾斜(傾斜角度60度)した傾
斜ガイド14aが設けられている。この傾斜ガイド14
aは、採血管11をホルダ内へ導く。また、各採血管押
さえ部材14の上下部の外端面には、2対のストッパ突
起21が配設されている。また、この周側板17の上下
部には、それぞれの採血管押さえ部材14を背後から略
均等な付勢力で一括してホルダ中心部側へ押し込む、弾
性部材の一例である2本のゴムリング(弾性リング)2
2が外着されている。各ゴムリング22は、それぞれ全
長にわたって厚さを一定にしている。これは、ゴムリン
グ22に部分的な弾性力の偏りをなくすためである。こ
うすることで、4本の採血管押さえ部材14を略均等な
付勢力で一括して押し込める。
【0025】なお、押し込み後の対峙した採血管押さえ
部材14間の距離は、13mmに設計されている。この
値にすることで、小径から大径まで多品種ある採血管1
1のうち、比較的直径の小さい7mm管(φ13×75
〜100mm)11Aを、ガタつきなく直立させること
ができる。また、各採血管押さえ部材14には、前述し
たようにストッパ突起21が付いている。これにより、
採血管押さえ部材14が押し込まれても、それぞれのス
トッパ突起21が周側板17のスリット形成部に引っ掛
かり、採血管押さえ部材14のスリット20内からの外
れが防止される。なお、上記採血管弾持構造体15は、
これらのガイド溝18a,スリット20,ストッパ突起
21,ゴムリング22によって構成される。
【0026】次に、この発明の一実施例に係る採血管搬
送用ホルダ10の使用方法を説明する。なお、採血管1
1のホルダ本体13内への挿入は、図外の採血管移載装
置により自動挿入されるものとする。例えば、図4に示
すように、ホルダ本体13内に比較的小径な採血管であ
る7mm管11Aを挿入する。この場合、7mm管11
Aは、90度配置された4本の採血管押さえ部材14に
より直立状態で保持される。すなわち、7mm管11A
の直径は13mmである。これに対して、対峙配置され
た採血管押さえ部材14間の距離も同じ13mmであ
る。その結果、7mm管11Aをホルダ本体13内に挿
入すると、7mm管11の外周面に、4本の採血管押さ
え部材14の各ホルダ内側の端面がちょうど当接され
る。これにより、7mm管11Aは、コンベア搬送中に
おいて、放射配置された各採血管押さえ部材14によ
り、四方からしっかりと保持される。これにより、搬送
中の7mm管11Aのガタつきが抑えられる。このコン
ベア搬送時、採血管搬送用ホルダ10は、摺動ガイド板
18の両側部が、一対の採血管搬送ガイドレール19の
ガイド溝19aにガイドされた状態で搬送される(図
2,図3参照)。その結果、コンベア搬送中の振動を原
因とした採血管搬送用ホルダ10のガタつきを抑えるこ
とができる。そして、ひいては7mm管11Aが、ホル
ダ本体13内でガタつくのを防止することができる。
【0027】次に、図5を参照して、ホルダ本体13内
に比較的大径な採血管である10mm管11Bを挿入す
る場合について説明する。前述したように、10mm管
11Bの直径は16mmである。これに対して、対峙す
る採血管押さえ部材14間の距離は前述したように13
mmである。しかしながら、各採血管押さえ部材14
は、弾性変形可能なゴムリング22によってホルダ内方
に突出している。したがって、狭いホルダ内に、太い1
0mm管11Bを無理やり押し込むと、両者の長さの差
分((16−13)÷2=1.5mm)だけ、ゴムリン
グ22の弾性力に抗して、各採血管押さえ部材14が半
径方向の外側へ押し出される。その結果、10mm管1
1Bの外周面に、各採血管押さえ部材14の内側の端面
が押接されて、これが直立状態に保持される。
【0028】なお、ホルダ本体13内への採血管11
(7mm管11A,10mm管11B)の挿入時に、ホ
ルダ中心から採血管11が位置ずれしている場合があ
る。この際には、下降中の採血管11の底部が、まず4
本の採血管押さえ部材14のうちの何れかの傾斜ガイド
14aに当接する。その後、この傾斜ガイド14aにガ
イドされながら、採血管11がホルダ中心部へと下降し
ていく。そして、最終的にこの位置ずれが解消され、採
血管11がホルダ内に完全に挿入される。このように、
各採血管押さえ部材14の上端に傾斜ガイド14aを設
けたので、異径の採血管11をスムーズにホルダ本体1
3内に案内することができる。
【0029】そして、この第1実施例では、ゴムリング
22を介して、採血管11の直径に応じて各採血管押さ
え部材14をホルダ内外方向へ移動させるようにしたの
で、1つの採血管搬送用ホルダ10を用いて、直径の異
なる採血管11(ここでは7mm管11A,10mm管
11B)をガタつきのない直立状態で保持することがで
きる。また、採血管弾持構造体15を、周側板17に形
成されたスリット20と、ゴムリング22と、採血管押
さえ部材14とを備えた構造物としたので、構造が簡単
でかつ低コストとなる。さらに、ホルダ本体13を円筒
容器状とし、かつ4本のスリット20をホルダ周方向に
放射状に配置したので、各スリット20に挿着された複
数の採血管押さえ部材14の移動方向は、常にホルダ中
心部を中心とした半径方向に制限され、その結果、ホル
ダ本体13内に挿入された採血管11を、高い直立度で
ホルダ内に保持することができる。さらにまた、ベルト
コンベア12により搬送される採血管搬送用ホルダ10
は、その周側板17の摺動ガイド板18を、コンベア側
部上方に設けられた採血管搬送ガイドレール19にガイ
ドして搬送するようにしたので、ホルダ本体13のコン
ベア搬送時の安定性を向上させることができる。
【0030】次に、図6および図7に基づいて、この発
明の第2実施例を説明する。図6は、この発明の第2実
施例に係る採血管搬送用ホルダの要部拡大縦断面図であ
る。図7は、この発明の第2実施例に係る採血管搬送用
ホルダの要部拡大横断面図である。図6,図7に示すよ
うに、この第2実施例の採血管搬送用ホルダ30は、各
採血管押さえ部材14をホルダ内に押し込む採血管弾持
構造体15を設計変更した例である。すなわち、周側板
17Aの内周面に形成された4本の縦溝20Aに採血管
押さえ部材14Aをそれぞれ挿着し、これをホルダ本体
13に内着されたゴムリング22Aを使ってホルダ半径
方向へ移動させるようになっている。以下、これを具体
的に説明する。この第2実施例では、ホルダ本体13の
周側板17Aを厚肉にしている。周側板17Aの内周面
には、90度間隔で、内外周面が貫通していない深めの
縦溝20Aが4本刻設されている。各縦溝20Aには採
血管押さえ部材14Aが遊挿され、周側板17Aの上下
部の内周面には、互いに平行な環状溝31が刻設されて
いる。そして、各環状溝31には、上記ゴムリング22
Aが遊挿されている。
【0031】なお、採血管押さえ部材14Aの元部に
は、***幅の小さい突条部32が設けられている。一
方、周側板17Aには、各縦溝20Aの形成部の外縁部
に、採血管押さえ部材14Aの外れを防ぐストッパ条部
33が形成されている。各縦溝20Aに挿着された採血
管押さえ部材14Aは、ホルダ本体13に内着されたゴ
ムリング22Aの弾性力によって、各々その背後から、
ホルダ中心部側に押し出される。この際、突条部32が
ストッパ条部33に掛止されることで、対応する採血管
押さえ部材14Aの溝外れが防止される。ホルダ使用時
に、ホルダ本体13内に採血管11を挿入すると、第1
実施例と同じように、採血管11の直径に見合った分だ
け、採血管押さえ部材14Aが図6、図7の2点鎖線位
置から実線位置までホルダ半径方向外側へ移動する。こ
のように、採血管押さえ部材14Aを、ホルダ本体13
に内着されたゴムリング22Aの弾性力でホルダ中心部
に付勢させたので(図6、図7の2点鎖線参照)、第1
実施例に比べて、ホルダがコンパクトとなる。また、ゴ
ムリング22Aが外部に露出されていないので、比較的
ゴムの劣化が抑えられ、ホルダの寿命が長くなる。な
お、その他の構成、作用および効果は、第1実施例と同
様であるので、説明を省略する。
【0032】次に、図8に基づいて、この発明の第3実
施例を説明する。図8は、この発明の第3実施例に係る
採血管搬送用ホルダの要部拡大平面図である。図8に示
すように、第3実施例の採血管搬送用ホルダ40は、ホ
ルダ本体13の周側板17Bに、半径方向内側へ向かっ
て徐々に開口面積が小さくなる内細り形状のスリット2
0Bを形成する。しかも、採血管押さえ部材14Bを、
この内細り状のスリット20Bに対応する形状としてい
る。これにより、第1実施例の比較的破損しやすいスト
ッパ突起21や、第2実施例のような、ホルダ組み立て
時に採血管押さえ部材14Aを縦溝20Aに挿着しにく
い突条部32およびストッパ条部33が不要となる。そ
の他の構成、作用および効果は、第1実施例と同様であ
るので、説明を省略する。
【0033】次に、図9,図10に基づいて、この発明
の第4実施例を説明する。図9は、この発明の第4実施
例に係る採血管搬送用ホルダの一部断面図を含む正面図
である。図10は、この発明の第4実施例に係る採血管
搬送用ホルダの平面図である。図9,図10に示すよう
に、第4実施例の採血管搬送用ホルダ50は、ホルダ本
体13Aの外周板17Cの上部外周面に、図外の光セン
サ(位置センサ)からの光線を反射する光反射リング5
1を外嵌している。光反射リング51は、採血管11
(7mm管11A,10mm管11B)が検体前処理ラ
インの各作業工程に到達したのを検知するリングであ
る。
【0034】この外周板17Cには、採血管弾持構造体
15Aが内嵌されている。採血管弾持構造体15Aは、
基部リングXの下縁に、採血管11の底部と中間部付近
との2箇所を、各ばねが90度配置された4本の長尺板
ばねX1と、4本の短尺板ばねX2によって保持するも
のである。なお、上側配置された各長尺板ばねX1は、
下側配置された短尺板ばねX2に対して45度の位相位
置にある。なお、これらの板ばねX1,X2は、試験管
さえ部材と弾性部材とを兼務している。また、周側板1
7Cの上部内周面には、基部リングXを固定すると同時
に、上端面が内方へ下方傾斜して採血管11をホルダ中
心部へ案内するリングストッパ52が内嵌されている。
このように、第4実施例では、長短の板ばねX1,X2
を介して、採血管11の高さ位置が異なる2箇所を、そ
れぞれ4方向から弾性保持するようにしたので、7mm
管11Aでも10mm管11Bでも、管径に関係なく直
立状態で堅固に保持することができる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、試験管搬送用ホルダ
に、試験管が挿入されるホルダ本体と、試験管押さえ部
材を含む試験管弾持構造体とを具備させているので、直
径の異なる試験管をガタつきがない直立状態に保持する
ことができる。
【0036】特に、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1の効果に加えて、試験管弾持構造体を、ホルダ本
体のガイド溝と弾性部材とを有する構成にしたので、構
造が簡単でかつ比較的安価に試験管押さえ片をホルダ本
体の内方へ付勢することができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2の効果に加えて、ホルダ本体を円筒容器状とし、
ガイド溝を周側板に略等角度で複数配置し、さらにこれ
らの溝の深さ方向をホルダ本体の半径方向に合致させた
ので、試験管を高い直立度でホルダ本体内に保持するこ
とができる。
【0038】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
請求項2または請求項3に記載の効果に加えて、ガイド
溝を複数のスリットとし、また各試験管押さえ部材の幅
方向の長さを周側板の厚さより長くし、さらに弾性部材
を弾性リングとしたので、この弾性リングによって、各
試験管押さえ部材を略均等な付勢力でホルダ本体内に一
括して突出させることができる。
【0039】さらにまた、請求項5に記載の発明によれ
ば、請求項2〜請求項4の効果に加えて、複数の試験管
押さえ部材の各傾斜ガイド部分を、ホルダ本体の上方に
配置させたので、ホルダ本体内に保持された試験管の直
立度を高めることができ、かつ異径の試験管をスムーズ
にホルダ本体内に案内することができる。
【0040】そして、請求項6の発明によれば、請求項
1〜請求項5の効果に加えて、ホルダ本体の周側板に、
搬送コンベアの試験管搬送ガイドレールに沿って摺動す
る摺動ガイドを設けたので、ホルダ本体のコンベア搬送
時の安定性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの斜視図である。
【図2】この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの平面図である。
【図3】この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの正面図である。
【図4】この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダにより小径な採血管を保持した状態を示す正面図であ
る。
【図5】この発明の第1実施例に係る採血管搬送用ホル
ダにより大径な採血管を保持した状態を示す正面図であ
る。
【図6】この発明の第2実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの要部拡大断面図である。
【図7】この発明の第2実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの要部拡大横断面図である。
【図8】この発明の第3実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの要部拡大平面図である。
【図9】この発明の第4実施例に係る採血管搬送用ホル
ダの一部断面図を含む正面図である。
【図10】この発明の第4実施例に係る採血管搬送用ホ
ルダの平面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 採血管搬送用ホルダ(試験管
搬送用ホルダ)、 11 採血管(試験管)、 11A 7mm管(試験管)、 11B 10mm管(試験管)、 12 ベルトコンベア(搬送コンベア)、 13,13A ホルダ本体、 14,14A 採血管押さえ部材(試験管押さえ部
材)、 14a 傾斜ガイド、 15,15A 採血管弾持構造体(試験管弾持構造
体)、 17,17A,17B,17C 周側板、 18 摺動ガイド、 19 試験管搬送ガイドレール、 20 スリット(ガイド溝) 20A 縦溝(ガイド溝) 22,22A ゴムリング(弾性部材)、 X1,X2 板ばね(試験管押させ部材および弾性部
材)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベアにより搬送される試験管を
    直立状態で保持する試験管搬送用ホルダにおいて、 試験管が挿入される筒容器状のホルダ本体と、 上記ホルダ本体内に配置されて、試験管の周面に押接さ
    れる1つまたは複数の試験管押さえ部材を有し、かつこ
    の試験管押さえ部材を弾性力によりホルダ本体内方へ突
    出させることで、上記試験管を直立状態に保持する試験
    管弾持構造体とを備えた試験管搬送用ホルダ。
  2. 【請求項2】 上記試験管弾持構造体が、 上記ホルダ本体の周側板に形成されて、上記試験管押さ
    え部材のホルダ本体内外方向への移動を案内する1つま
    たは複数のガイド溝と、 上記周側板の内側または外側に配置されて、上記試験管
    押さえ部材をホルダ本体内方へ付勢する1つまたは複数
    の弾性部材とを有し、 上記試験管押さえ部材は、上記ガイド溝にホルダ本体内
    外方向ヘ移動自在に挿着されている請求項1に記載の試
    験管搬送用ホルダ。
  3. 【請求項3】 上記ホルダ本体は円筒容器状で、 上記ガイド溝は、上記ホルダ本体の周側板に略等角度で
    複数形成され、それぞれの溝深さ方向を、上記ホルダ本
    体の半径方向に合致させている請求項2に記載の試験管
    搬送用ホルダ。
  4. 【請求項4】 上記ガイド溝が上記周側板を貫通したス
    リットとして複数形成され、 上記各ガイド溝に挿着される複数の試験管押さえ部材
    が、それぞれ上記周側板の厚さより長くて同じ幅方向の
    長さを有し、 上記弾性部材は、上記ホルダ本体の周側板に外着され
    て、上記各試験管押さえ部材を略均等な付勢力で一括し
    てホルダ本体内方へ付勢する弾性リングである請求項2
    または請求項3に記載の試験管搬送用ホルダ。
  5. 【請求項5】 上記ガイド溝は、その一端が上記周側板
    の上縁に達したホルダ本体軸線方向に延びる縦溝として
    複数形成され、 上記各ガイド溝に挿着された試験管押さえ部材は、上記
    周側板の上縁から突出する長さを有し、 しかも上記各試験管押さえ部材の上端には、ホルダ本体
    中心部へ向かって下方傾斜して、試験管をホルダ本体内
    へ案内する傾斜ガイドが設けられた請求項2〜請求項4
    のうちのいずれか1項に記載の試験管搬送用ホルダ。
  6. 【請求項6】 上記ホルダ本体の周側板に、上記搬送コ
    ンベアの側部上方に設けられた試験管搬送ガイドレール
    に沿って摺動する摺動ガイドが設けられた請求項1〜請
    求項5のうちのいずれか1項に記載の試験管搬送用ホル
    ダ。
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