JP2000008760A - 直線穴あけシステム - Google Patents

直線穴あけシステム

Info

Publication number
JP2000008760A
JP2000008760A JP10180992A JP18099298A JP2000008760A JP 2000008760 A JP2000008760 A JP 2000008760A JP 10180992 A JP10180992 A JP 10180992A JP 18099298 A JP18099298 A JP 18099298A JP 2000008760 A JP2000008760 A JP 2000008760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threaded
coupling device
thread
threaded coupling
male
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10180992A
Other languages
English (en)
Inventor
Jin Yao James
ジェームズ・ジン・ヤオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOART LONGYEAR Inc
Original Assignee
BOART LONGYEAR Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOART LONGYEAR Inc filed Critical BOART LONGYEAR Inc
Priority to JP10180992A priority Critical patent/JP2000008760A/ja
Publication of JP2000008760A publication Critical patent/JP2000008760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可能な限り直線状に穴をあけことができる、
強度が高く寿命の長いドリルストリングのためのドリル
ロッドを提供する。 【解決手段】 ドリルストリングのためのドリルロッド
が各々の端部でねじやまを有しており、スリーブによっ
て隣接するロッドに接続されている。スリーブ及びロッ
ドのねじやまはストレス集中を減少するように形成され
ており、スリーブの犠牲的な磨耗を提供する。ねじやま
は、部分円状谷底部を備えた単一の開始ねじやまを有
し、スリーブの磨耗体積はロッドの磨耗体積よりも小さ
い。ロッドの外径は内部ボアの少なくとも2倍である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリルストリング
(drill string)に関する。
【0002】
【従来技術】ドリルストリングは、ドリル装置の表面か
らドリルビット(drill bit)まで回転及び衝撃の力を
伝達するために使用されている。あけられる穴は、比較
的深く、典型的には50フィート(127cm)であ
り、従って、このストリングは、連結装置によって接続
される一連のドリルロッドから作られている。典型的に
は、各ロッドの端部はねじやまがつけられており、その
連結装置は、隣接するロッドの端部を受け入れる、内部
にねじが切られたスリーブである。
【0003】ストリングが例えば***穴をあけるために
使用されるとき、要求されたパターンの***穴を保存す
るため、可能な限り直線状に穴をあけることが重要であ
る。穴をあけている間に穴がずれてくることは、穴の底
部において、表面とは異なる穴のパターンを生成し、こ
れによって***の結果に食い違いが生じる。ドリルスト
リングのずれは、第1に、ストリングの増加で引き起こ
される垂直方向の負荷及びストリングへの衝撃力により
誘起されて曲げられることによって引き起こされる。あ
る場合には、このずれは極端となり得、50フィート
(127cm)穴において数フィートのずれに結果する
場合もある。この効果は、***により生成された廃物即
ち「くずの山」が不均一の大きさとなって運搬装置の大
きさに合わせて追加の2次破壊を要するかもしれないよ
うにコストを増加させることである。このずれを1.0
%以内に維持することが穴あけ産業の目標であるが、こ
れは首尾一貫した基礎の上では達成されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ずれを減少させるため
の一つの解決方法はチューブドリル穴あけシステムを使
用することである。チューブドリル穴あけシステムで
は、あけられる穴の大きさに近い外径を有する薄い壁で
仕切られた金属チューブが必要不可欠の曲げ硬度を提供
する試みにおいて使用される。しかしながら、この薄い
壁で仕切られたチューブは、チューブを接続するため使
用することができるねじやまの形状を制限し、不満足な
ロッドの寿命となる結果に終わる。
【0005】その代わりとなる解決方法は、衝撃ハンマ
ーを穴の内側に配置し、衝撃的な衝撃波が接続ストリン
グを通って伝播しないようにすることによって、ねじや
まへの衝撃負荷を回避することである。しかしながら、
この解決方法は、より高価になりがちである。
【0006】従って、本発明の目的は、上述した欠点を
除去するか或いは軽減させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、ドリルストリングは、直列に接続するための複数の
ドリルロッドを含んでおり、各々は隣接するロッドに接
続するためにその一端部に形成された少なくとも一つの
ねじやまを有している。各々のドリルロッドは、外部表
面とロッドの両端部の間に延在する内部ボアと、を有す
る円筒状ボディを含んでいる。ロッドの直径は、65m
mより大きいか又は等しく、ボア径に対するボディ径の
比は、少なくとも2:1であり、好ましくは3:1に等
しいか又はそれよりも大きいのがよい。
【0008】ロッドの外部径を増加させることによっ
て、ロッドの曲げ硬度は増大するが、前述した制限以内
にボアの比を維持することによって、ねじやまの適切な
形態を提供することができる。
【0009】ロッド径の増加は、一般に、増加した直径
に関連するより大きな谷底(root)領域が高ストレスが
集中した領域を増加させる結果となり、かくして、ロッ
ドの疲労寿命を減少させるので、ロッドに内部嵌合する
ように使用されるねじやまの寿命に有害であると考えら
れてきた。もしストリングが連結装置を緩めるのを助け
るために引っ込める間にガチャガチャ音を鳴らして振ら
れるならば、長さ方向の負荷は有意に増加する。ガチャ
ガチャ音を鳴らすことは、ストリングにかかる垂直方向
の負荷を急激に反転させることを課し、誘起されたスト
レスは、ねじやま、特に他のねじやまよりも重く負荷の
かかる内部ねじやまを破損させ得る。
【0010】以前よりなされてきた試みは、ねじやまの
特有のプロフィールを適合することによってストレスの
集中を減少させることであった。米国特許番号5,05
6,611号及び5,060,740号においては、ね
じやまが部分的に長円の谷底を備えるように形成されて
おり、これらの特許によれば、より大きく効果的な谷底
直径が提供され、従ってストレスの集中が減少される。
しかしながら、各々の場合には、ねじやまプロフィール
が非対称であり、適切な磨耗体積を維持するために、オ
ス型及びメス型のねじやまの谷底を画定するために使用
される楕円が異なるサイズ及び姿形を持っている。これ
は、ねじやまの生産を過度に複雑にする。その上、疲労
寿命は、ねじが切られた構造における最高度のストレス
集中によって、なおまだ決定されており、これによって
一つの谷底における高度のストレス集中は接合部の寿命
を効果的に制限する。
【0011】従って、上記欠点を除去又は軽減されたね
じやま接合部を提供する必要が存在している。
【0012】本発明の他の態様によれば、共同するオス
型及びメス型の一対のねじ切り部材を有するドリルスト
リングのためのねじ連結装置が提供されている。各々の
部材は、頂上(crown)領域と谷底領域との間に延在す
る一対の対向する側面部(flank)を備えた各々のねじ
やまを有する。谷底領域は、頂上領域から径方向に離間
し、側面部がそこに関して接線方向に延在している部分
円状母面を有する。
【0013】好ましくは、メス型のねじ切り部材は、メ
ス型部材の末端部に向かって直径が減少し、且つ、少な
くとも1つのねじやまピッチに亘って延在する、テーパ
ー状外部表面を有する。
【0014】好ましくは、テーパー部は、3°乃至10
°の間、より好ましくは4°乃至6°の間の半角度を有
する。
【0015】ねじやまの寿命と関連する一つの要素は、
側面部が交差する前に犠牲となり得るねじやまの隣接す
る側面部間の材料体積である磨耗体積である。この体積
は、隣接する側面部間の間隔が増加するときに単一の開
始ねじやま(single start thread)を用いることによ
って増加させることができる。しかしながら、磨耗は必
然的に生じ、ロッドの早過ぎる交換へと導きかねない。
【0016】本発明のさらなる態様によれば、ストリン
グの隣接する部品の間の連結装置は、互いに内部嵌合す
る、オス型ねじ切り部材とメス型ねじ切り部材とを含ん
でいる。各々のねじやまは、部材に沿って長さ方向に離
間された反対方向に向いて収斂する側面部を備えてい
る。ねじやまは、側面部の少なくとも一部分と接触し、
反対方向に向いた側面部間の各々の磨耗体積を画定して
いる。部材の一つで画定された磨耗体積は、他の部材に
おける磨耗体積よりも大きい。
【0017】好ましくは、メス型ねじ切り部材はスリー
ブであり、メス型ねじ切り部材の磨耗体積はオス型ねじ
切り部材の磨耗体積よりも小さく、これによって該スリ
ーブの交換はロッドの交換の前に要求されるだろう。
【0018】好ましくは、メス型ねじやまの頂上部の長
さ方向寸法がオス型ねじやまの頂上部の長さ方向寸法よ
りも小さいようにねじやまが形成され、オス型ねじやま
の増加した磨耗体積を提供する。メス型ねじやまは、オ
ス型部材の80%乃至95%の間、より好ましくは89
%乃至95%の間、典型的には92%の磨耗体積を有す
るのが好ましい。
【0019】本発明のさらに他の態様によれば、一対の
共同するオス型及びメス型ねじ切り部材を有するドリル
ストリングのためのねじ切り連結装置が提供される。前
記ねじ切り部材の各々は、一対の対向する側面部が頂上
領域と谷底領域との間に延在した状態で、7°乃至10
°の間のらせん角度を持つ単一の開始らせんのねじやま
を有する。谷底領域は、側面部が接線方向に延在してい
る部分円状母面により画定される。各々の側面部はねじ
やまの長さ方向の軸に一般に平行に延在する頂上部によ
り範囲が定められる。径方向に測定された各々のねじや
まの深さは5mmよりも大きく、オス型ねじやまの側面
部とメス型ねじやまの側面部は径方向に3.7mmより
大きく重なり合っている。
【0020】好ましくは、メス型ねじやま及びオス型ね
じやまの頂上部の軸方向寸法は異なっており、さらに好
ましくはメス型頂上部の軸方向寸法はオス型頂上部の軸
方向寸法よりも小さい。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に参照されるように、ドリル
ストリング10は、スリーブ14により接合部13で端
部から端部へ接続されたいくつかのドリルロッド12を
含んでいる。このロッド及びスリーブは適当な金属、典
型的には、当該技術分野で周知なように、例えばAHT
−28即ち「投げ槍(Javelin)」として知られている
ものなどの鉄から形成されている。ストリング10は、
一端部においてストライカーバー(striker bar)15
の手段によってドリル装置(図示せず)と接続され、他
端部においてドリルビット11と接続されている。スト
リング10は、穴をあけるためにドリル装置からビット
11へ回転及び衝撃の負荷を伝達させる。
【0022】図2及び図6でより明確に示されるよう
に、各々のドリルロッド12は、外径dを有する円筒形
であり、スリーブ14への接続のために対向する両端部
17,19においてオス型ねじやま16,18を有して
いる。各々の両端部17,19は、同一であり、従って
一つの端部のみが図6に関連して詳細に説明されてい
る。ねじやま16は、外部表面に形成され、平面状端面
21から腰部23まで延在している。端面21は、ねじ
やま16を超えて軸方向に突出し、ねじやま16よりも
小さい直径の円筒形ボタン25を形成している。腰部2
3は、ねじやまよりも小さい直径を有し、接線方向の側
面部がロッド表面及びねじやま16に延在した状態で均
一な半径に形成されている。ボア27が、ロッド12を
貫通して内部に延在しており、内径d2を有する。
【0023】図5を参照すると、スリーブ14が相補的
な対のメス型ねじやま20,22を有しており、隣接す
るロッド12のねじ切り端部17,19を受け入れてい
る。メス型ねじやま20,22がスリーブ14のチュー
ブ状ボディ24の内壁26に形成されている。ねじやま
20,22はボディ24の中に内側に突出しているラン
ド32により分割される離間された環状凹部28,30
で終わっている。ボディ24の外部表面34は中央の円
柱部36を有し、好ましい実施例では、中央部36から
スリーブ14の末端部まで直径が減少する、対向する両
端部に形成されたテーパー部38,40を有している。
【0024】ねじやまの形態は図3及び図4において最
も良く理解することができる。これらのねじやまは、オ
ス型及びメス型のねじやまの同一形態ではないが類似形
態であり、同一の参照番号は類似の構成用件を指すため
に使用されている。これらのねじやまは単一の開始ねじ
やまであり、各々のねじやま16,18,20及び22
(図2)は、ロッド12の長さ方向軸に対し角度αで谷
底部42から接線方向に延在する線形側面部44を備え
た部分円状母面により画定される谷底部42を有する。
線形側面部44は、隣接する側面部の間に延在する平坦
頂上部46により上部を切り取られ、該頂上部は側面部
44と結合するために6mmのオーダーで典型的に滑ら
かに曲率半径を取られている。組み立てたときには、頂
上部46は谷底部42から離間しており、これによって
オス型及びメス型のねじやまの線形側面部44のみが負
荷を転移させるために接触した状態にある。各々のねじ
やまは一点鎖線により示された磨耗体積48を有し、該
磨耗体積は、他のねじやま及び対向する側面部と接触し
た側面部の部分間の最小長さ方向間隔として隣接する側
面部44の間で画定され、側面部44が交差する前に取
り除かれ得る材料体積を決定する。
【0025】示された特有の例では、ロッド12の外径
1は68mmであり、より一般的には、課される垂直
方向の負荷から生じる歪みを減少させるため65mmよ
り大きくするべきである。ボア27は22mmの内径を
有し、内径に対する外径の比を3:1より大きく提供す
る。より一般的には、この比は、必要不可欠の硬度を提
供し、ねじやま16の成形を可能とするため、2:1よ
り大きくするべきである。
【0026】スリーブ14のテーパー部38,40は、
ねじやま16の数ピッチに亘って各々延在しており、好
ましくは、少なくとも1ピッチ、典型的には、2.5ピ
ッチ乃至3.5ピッチに亘って延在するのがよい。テー
パー部の角度、即ち円錐角度の半分の角度は、ねじやま
の間に負荷を分配させるように選択される。テーパー部
38,40は、スリーブ14の長さ方向の弾力性をねじ
やま16の弾力性により接近するように合致させ、これ
によってねじやまプロフィールにかかる最大ストレスを
軽減させる。一例では、4.2°のテーパーが有益であ
ることがわかっており、より一般的には3°乃至10°
の範囲のテーパーを用いることができ、好ましくは4°
乃至6°の範囲のテーパーがよい。上述されたテーパー
の角度は長さ方向軸に対する表面の角度、即ち含まれる
円錐角度の半分である。スリーブのテーパー部は最適な
ストレス軽減のために選択されるのだけれども、連結装
置が満足できるように作動すれば、テーパー部を省略し
てもよい。
【0027】選択されたねじやまは、任意の適切な形態
とすることができるが、1.179インチ(約30m
m)のピッチで35°の側面角度と、7°乃至10°の
間、好ましくは8.9°のらせん角度とが、名目的な主
要な直径68mmでは満足できる結果となることがわか
っている。
【0028】オス型ねじやまの主要な直径は2.660
インチ(約68mm)であり、適当な半径の円状谷底プ
ロフィールが用いられた。0.2インチ(5mm)より
大きい、頂上部から谷底部までのねじやま深さが満足で
きることがわかった。
【0029】l1及びl2で示される頂上部46の長さ方
向の寸法は、オス型ねじやまとメス型ねじやまとの間で
異なっていることが、図3及び図4に示されている。メ
ス型ねじやま20,22(l2)の頂上部はオス型ねじ
やまの頂上部の20%までオス型ねじやまより短い。メ
ス型ねじやま20,22の頂上部46は、オス型ねじや
ま16(l1)の頂上部46の80%乃至100%の
間、典型的には89%乃至95%、好ましくは92%で
あるようにすることができる。頂上部46の長さの相違
は、スリーブ14とロッド12との間で利用可能な磨耗
体積を割り当てて、スリーブ14の磨耗体積をより少な
くさせる。この態様では、スリーブはロッドより先に交
換を要求し、これによってロッド12の寿命を保持す
る。5mm(約0.2インチ)より大きい、好ましくは
5.3mm(即ち0.21インチ)より大きい深さのね
じやまが選択される。必要不可欠の磨耗体積を提供する
ために、オス型ねじやまとメス型ねじやまとが好ましく
は3.8mm(即ち0.15インチ)重なり合い、より
好ましくは3.8mm(即ち0.15インチ)重なり合
い、さらに好ましくは4.3mm(即ち0.17イン
チ)より大きく重なり合っているべきである。
【0030】一対のロッド12を接続するために、スリ
ーブ14は端部17において、ねじやまの端部がランド
32の側部と境を接するまで、ねじやま16の上に螺合
されている。この位置では、ボタン25はランド32と
重なり合う。次のロッド12の端部19は、それがラン
ド32の側部と境を接するまでスリーブ14に螺合され
る。この位置では、端面21が接触した状態にある。ト
ルクがストリング10に適用されるとき、接合部13は
堅く締められ、ねじやまに長さ方向のストレスを課す
る。
【0031】オス型ねじやまとメス型ねじやまとが合致
されたとき、曲率半径をつけられた谷底部42は、嵌合
するねじやまの頂上部46から離間し、側面部44の間
の接触領域から離れて位置する。谷底部42は、接触領
域から離間された最大ストレス集中の領域を提供するの
で、有効であると考えられる。スリーブ14のテーパー
部もまたスリーブ14の長さ方向の弾力性をねじやまの
ストレス分布に合致させることにより、最大ストレスの
減少に寄与している。
【0032】上記例示されたストリング10は、例えば
HM51として知られているような現在幅広く利用可能
なねじやま成形を用いる効果を超えて意義深い有効性を
提供することが見出された。特に、磨耗体積48は、各
々2.9倍及び3.5倍に増加し、臨界配置における最
大伸長性ストレスは、利用可能なねじやまとスリーブの
組み合わせによって提供される接合部の与えられた衝撃
負荷に対するストレスよりも10%少なくなる。有限要
素解析法は、HM51接合部で経験されるものよりも5
0%も大きい衝撃力をもってさえ、臨界配置における最
大伸長性ストレスは以前に出会ったものよりもなお22
%小さいことを示している。ストレスの減少は、勿論、
接合部10の寿命が増加したこと示している。
【0033】従って、長さ方向の弾力性をねじやまのス
トレス分配へ合致させるためにテーパーの付けられたス
リーブを提供することは臨界配置におけるストレスレベ
ルの減少を提供し、頂上と曲率半径のつけられた谷底と
の間隔は、最大ストレス集中を接触領域から引き離すこ
とを保証する。従って、より大きな半径のロッドは、硬
度を増加させ、ロッドの直線穴あけのパーフォーマンス
を強化する。異なる長さの頂上から生じる異なる磨耗体
積は、部品の一つに優先的な磨耗を提供し、これによっ
てより高価な部品のリップを延在させることができる。
【0034】接合部13が、スリーブと共に図示されて
いる一方で、メス型ねじやまのメス型部材がロッドの一
端部と一体的に成形されることができることが理解され
よう。しかしながら、分離したスリーブを提供すること
は、その有用寿命の終わりにおいてすべてのロッドを犠
牲にすることなく、それを交換することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドリルストリングの前立面図である。
【図2】図1のストリングの接合部の断面図である。
【図3】図2の接合部のねじやまの拡大図である。
【図4】部品を分離した状態にした図3の類似図であ
る。
【図5】図2に示されたスリーブの断面図である。
【図6】図2に示されたロッドの一端部の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ドリルストリング 11 ドリルビット 12 ドリルロッド 13 接合部 14 スリーブ 16,18 オス型ねじやま 17,19 ねじ切り端部 20,22 メス型ねじやま 21 端面 23 腰部 24 ボディ 25 ボタン 27 ボア 28,30 環状凹部 34 外部表面 38,40 テーパー部 42 谷底部 44 側面部 46 頂上部 48 摩耗体積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598085157 2442 South Sheridan W ay,Mississauga,Onta rio L5J 2M7,Canada Fターム(参考) 3C069 AA04 BA09 BB01 BC01 CA01 CA07 EA03

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続されてドリルストリングを提
    供するドリルロッドであって、 前記ドリルロッドは、隣接するロッドに接続するため少
    なくとも一端部に形成されたねじやまと、外部表面を備
    えた円筒形ボディと、前記ロッドの対向する両端部の間
    に延在する内部ボアと、を有し、前記ロッドの前記外部
    表面は、65mmよりも大きいか又は等しい直径であっ
    て、少なくとも前記ボアの2倍の直径を有する、前記ド
    リルロッド。
  2. 【請求項2】 前記外部表面の前記直径は少なくとも前
    記ボアの3倍の直径に等しいか又はより大きい、請求項
    1に記載のドリルロッド。
  3. 【請求項3】 前記ロッドの各々の端部でねじやまが提
    供されている、請求項2に記載のドリルロッド。
  4. 【請求項4】 前記ねじやまは、頂上領域と該頂上領域
    から径方向に離間した谷底領域との間に延在する一対の
    側面部を有し、前記谷底領域は前記側面部がそこに関し
    て接線方向に延在している部分円状母面を有する、請求
    項1に記載のドリルロッド。
  5. 【請求項5】 前記ねじやまは、7°乃至10°の間の
    らせん角度を有する、請求項4に記載のドリルロッド。
  6. 【請求項6】 前記谷底領域と前記頂上領域との間の径
    方向の間隔は、5mmより大きい、請求項4に記載のド
    リルロッド。
  7. 【請求項7】 ドリルストリングの隣接する部品を接続
    するためのねじ切り連結装置であって、 前記連結装置は、オス型ねじ切り部材とメス型ねじ切り
    部材とを有し、前記部材の各々は頂上領域と該頂上領域
    から径方向に離間した谷底領域との間に延在する一対の
    対向する側面部を備えた各々のねじやまを有し、前記谷
    底領域は前記側面部がそこに関して接線方向に延在して
    いる部分円状母面を有する、前記ねじ切り連結装置。
  8. 【請求項8】 前記メス型ねじ切り部材は、前記部材の
    末端部に向かって直径が減少するテーパー状の外部表面
    を有する、請求項7に記載のねじ切り連結装置。
  9. 【請求項9】 前記テーパー状の外部表面は、少なくと
    も前記ねじやまの一ピッチに亘って延在する、請求項8
    に記載のねじ切り連結装置。
  10. 【請求項10】 前記テーパー状の外部表面は、前記ね
    じやまの2.5ピッチ乃至3.5ピッチの間に亘って延
    在する、請求項9に記載のねじ切り連結装置。
  11. 【請求項11】 前記テーパー状の外部表面は、3°乃
    至10°の間の半角度を有する、請求項8に記載のねじ
    切り連結装置。
  12. 【請求項12】 前記テーパー状の外部表面は、4°乃
    至6°の間の半角度を有する、請求項11に記載のねじ
    切り連結装置。
  13. 【請求項13】 前記ねじ切り部材のうち一方の谷底領
    域は、前記ねじ切り部材のうち他方の頂上領域から径方
    向に離間している、請求項7に記載のねじ切り連結装
    置。
  14. 【請求項14】 前記ねじ切り部材のうち一方の頂上部
    は、前記ねじ切り部材のうち他方の頂上部よりも大きい
    軸方向の寸法を有する、請求項13に記載のねじ切り連
    結装置。
  15. 【請求項15】 前記オス型ねじ切り部材の頂上部は、
    前記メス型ねじ切り部材の頂上部よりも大きい軸方向の
    寸法を有する、請求項14に記載のねじ切り連結装置。
  16. 【請求項16】 前記メス型ねじ切り部材の前記頂上部
    は、前記オス型ねじ切り部材の前記頂上部の軸方向寸法
    の80%よりも大きい軸方向寸法を有する、請求項15
    に記載のねじ切り連結装置。
  17. 【請求項17】 前記メス型ねじ切り部材は、前記オス
    型部材の前記頂上部の軸方向寸法の89%乃至95%の
    間の軸方向寸法を有する、請求項16に記載のねじ切り
    連結装置。
  18. 【請求項18】 ドリルストリングの隣接する部品を接
    続するためのねじ切り連結装置であって、 前記連結装置は、オス型ねじ切り部材とメス型ねじ切り
    部材とを含み、前記部材の各々は前記部材を接続するた
    めに互いに内部嵌合する、その上に形成された各々のね
    じやまを有し、各々の前記ねじやまは、前記部材に沿っ
    て長さ方向に離間する対向する収斂性の側面部を有し、
    前記ねじやまは前記側面部の少なくとも一部分と接触し
    て前記対向する側面部間の磨耗体積を画定し、前記部材
    のうち一方で画定された前記磨耗体積は、前記ねじやま
    の他方の磨耗体積よりも大きい、前記ねじ切り連結装
    置。
  19. 【請求項19】 前記メス型ねじ切り部材は、スリーブ
    であって、前記オス型ねじ切り部材よりも小さい磨耗体
    積を有する、請求項18に記載のねじ切り連結装置。
  20. 【請求項20】 前記メス型ねじ切り部材は、前記オス
    型部材の磨耗体積の80%乃至95%の間の磨耗体積を
    有する、請求項19に記載のねじ切り連結装置。
  21. 【請求項21】 前記メス型ねじ切り部材は、前記オス
    型部材の磨耗体積の89%乃至95%の間の磨耗体積を
    有する、請求項20に記載のねじ切り連結装置。
  22. 【請求項22】 前記側面部は、谷底部と頂上部との間
    を延在し、前記部材のうち一方のねじやまの前記頂上部
    は、前記部材のうち他方のねじやまの谷底部から径方向
    に離間されている、請求項19に記載のねじ切り連結装
    置。
  23. 【請求項23】 前記頂上部は、前記ねじやまの長さ方
    向軸に略平行に延在する、請求項22に記載のねじ切り
    連結装置。
  24. 【請求項24】 前記谷底部は、部分円状母面により画
    定され、前記側面部はそこに関して接線方向に延在す
    る、請求項24に記載のねじ切り連結装置。
  25. 【請求項25】 オス型ねじ切り部材とメス型ねじ切り
    部材とを有する、ドリルストリングのためのねじ切り連
    結装置であって、 各々の前記部材は、7°乃至10°の間のらせん角度を
    有する単一の開始らせんねじやまを有し、各々の前記ね
    じやまは一対の対向する側面部を有し、前記側面部は、
    前記ねじやまの長さ方向軸に略平行に延在する頂上部
    と、前記側面部がそこに関して接線方向に延在する部分
    円状母面により画定される谷底領域との間に延在し、各
    々のねじやまの前記頂上部と前記谷底領域とは、径方向
    に5mmより大きく離間され、前記ねじやまは3.7m
    mよりも大きい距離で径方向に重なり合う、前記ねじ切
    り連結装置。
  26. 【請求項26】 前記メス型ねじ切り部材の前記頂上部
    の軸方向の範囲は、前記オス型ねじ切り部材の前記頂上
    部の軸方向の範囲と異なっている、請求項25に記載の
    ねじ切り連結装置。
  27. 【請求項27】 前記メス型部材の前記頂上部の軸方向
    寸法は、前記オス型部材の軸方向寸法よりも小さい、請
    求項26に記載のねじ切り連結装置。
  28. 【請求項28】 前記側面部の母面は、線形であって、
    径方向の平面に対し等しく傾斜している、請求項25に
    記載のねじ切り連結装置。
JP10180992A 1998-06-26 1998-06-26 直線穴あけシステム Pending JP2000008760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180992A JP2000008760A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 直線穴あけシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10180992A JP2000008760A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 直線穴あけシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000008760A true JP2000008760A (ja) 2000-01-11

Family

ID=16092853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10180992A Pending JP2000008760A (ja) 1998-06-26 1998-06-26 直線穴あけシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000008760A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004522030A (ja) * 2001-07-19 2004-07-22 アトラス・コプコ・エムエイアイ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 穿孔用ロッドへのアンカーロッドの連結
JP2010052215A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Goei Seisakusho:Kk 回転工具
WO2013005899A1 (ko) * 2011-07-04 2013-01-10 Jung No Jo 암반 천공장치의 로드

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004522030A (ja) * 2001-07-19 2004-07-22 アトラス・コプコ・エムエイアイ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 穿孔用ロッドへのアンカーロッドの連結
JP2010052215A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Goei Seisakusho:Kk 回転工具
WO2013005899A1 (ko) * 2011-07-04 2013-01-10 Jung No Jo 암반 천공장치의 로드
KR101352581B1 (ko) * 2011-07-04 2014-01-16 정노조 암반 천공장치의 로드

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6196598B1 (en) Straight hole drilling system
US4687368A (en) Thread structure for percussion rock drilling
JP4746246B2 (ja) 疲労耐性斜面式ねじ込み管状要素
US4295751A (en) Thread structure for percussion drill elements
US5060740A (en) Screw thread coupling
US11162619B2 (en) Drill rod or adaptor with strengthened spigot coupling
AU753562B2 (en) Thread coupling for a drill string for percussive rock drilling
JP2001524196A (ja) 超高トルクダブルショルダー型工具継手
MXPA04002470A (es) Diseno de rosca para distribucion uniforme de fuerza de formacion.
US5163523A (en) Screw thread structure for percussion drill driver sub and case
EP3298228B1 (en) Threaded coupling end for a percussion drill string component
EA039253B1 (ru) Штанговое соединение для ударного бурения
US20100059285A1 (en) Top hammer rock-drilling tool, a drill rod coupling sleeve
KR100556271B1 (ko) 동시 드릴링을 위한 회전 충격 드릴링에 사용되는 드릴 파이프 스트링용 연결 장치
JP2000008760A (ja) 直線穴あけシステム
GB2126675A (en) A steel section for a drill string
CA2303710C (en) Straight hole drilling system
AU4505500A (en) Straight hole drilling system
AU5361899A (en) Straight hole drilling system
JP2024507341A (ja) シャンクアダプタの楕円設計
GB2340148A (en) Tube rod
CN118215776A (zh) 螺纹螺距
EP0544835A1 (en) BOREHOLE ELEMENT HAVING GROOVES WITH VARIABLE DEPTH.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060616

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060915

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070705

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071023

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071116

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090210

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090216

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090406

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090410