JP2000003980A - 半導体搭載用回路基板及びその製造方法 - Google Patents

半導体搭載用回路基板及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000003980A
JP2000003980A JP10243642A JP24364298A JP2000003980A JP 2000003980 A JP2000003980 A JP 2000003980A JP 10243642 A JP10243642 A JP 10243642A JP 24364298 A JP24364298 A JP 24364298A JP 2000003980 A JP2000003980 A JP 2000003980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating resin
resin layer
circuit board
forming
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10243642A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fuji
信男 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc filed Critical Sumitomo Metal SMI Electronics Device Inc
Priority to JP10243642A priority Critical patent/JP2000003980A/ja
Publication of JP2000003980A publication Critical patent/JP2000003980A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15312Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a pin array, e.g. PGA

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細配線化による高密度配線が可能な半導体
搭載用回路基板を安価に製造する。 【解決手段】 金属板上に感光性樹脂や熱硬化性樹脂に
より絶縁樹脂層12を形成した後、この絶縁樹脂層12
にフォトエッチング又はレーザー加工によりビアホール
13を形成する。この後、ビアホール13に無電解メッ
キ等で導体14を充填すると共に、絶縁樹脂層12上に
配線パターン15を形成する。この後、絶縁樹脂層12
の上面全体に、絶縁性の保護膜16を形成した後、この
保護膜16のうちのフリップチップ接続部18aに対応
する部分に開口部17を形成する。この後、絶縁樹脂層
12の下面の金属板をエッチングすることで、絶縁樹脂
層12の下面に外部端子19と基板補強体20と搭載部
補強体21を同時に形成した後、回路基板11の金属露
出部に、無電解メッキ等によりバッファメタル層25〜
27とパッド18を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1層又は複数層の
絶縁樹脂層を有する半導体搭載用回路基板及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子の高性能化・小型化に
伴い、半導体素子を搭載する回路基板の配線密度の高密
度化が重要な技術的課題となっている。現在、実用化さ
れている高密度実装基板の一例としてビルドアップ多層
基板がある。このビルドアップ多層基板の代表的な製造
方法は、コア基板となるガラスエポキシ基板の両面又は
片面にエポキシ系の感光性絶縁樹脂層を形成し、この感
光性絶縁樹脂層にフォトリソグラフィ法でビアホールを
形成し、その上から、銅メッキで内層配線パターンやビ
ア導体を形成し、以後、同様の工程を順次繰り返して多
層化するものである。現在の製造技術では、線間/線幅
=50/50〜100/100μm、ビア径=50〜1
00μm程度の配線設計基準で4〜8層のビルドアップ
多層基板が製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近のMPU等の半導
体素子の飛躍的な高周波化や多機能化に伴って、この半
導体素子を搭載するビルドアップ多層基板は、ノイズ防
護用のグランド線の本数やI/O数が急激に増加して、
信号線数が急激に増加する傾向がある。現状のビルドア
ップ多層基板では、このような信号線数の増加に対して
積層数を増加することで対応するようにしているが、積
層数を増加すると、ノイズ低減のために層間にグランド
層(Cuメッキベタ層)を形成する必要がある。その結
果、積層数が益々増加して製造が益々難しくなり、製造
コストの上昇、歩留まり低下といった問題が生じてい
る。
【0004】この問題を解決するため、配線パターンの
微細化(配線密度の高密度化)により積層数を低減する
ことが検討されている。現状のビルドアップ多層基板の
配線設計基準は、線間/線幅=50/50〜100/1
00μmであるが、これを15/15〜20/20μm
程度に微細配線化できれば、積層数の低減も十分に可能
である。
【0005】しかしながら、コア基板としてガラスエポ
キシ基板を用いた現状のビルドアップ多層基板では、次
の理由により微細配線化が困難である。 (1)コア基板として用いられるガラスエポキシ基板
は、基板面の平坦性が低いため、Siウエハーのような
高精度なパターン露光が困難である。
【0006】(2)ビルドアップ多層基板の製造時に、
絶縁層のキュアやメッキ配線の密着性確保のための熱処
理を行うため、この熱処理によってガラスエポキシ基板
の硬化収縮が進行する。ガラスエポキシ基板は、ガラス
クロスとエポキシ樹脂とから構成された複合材料である
が、その分布は不均一であるため、熱処理による硬化収
縮も不均一に現れる。このため、微細パターンの露光工
程で、フォトマスクを基板面に位置合せする際に、基板
の硬化収縮のばらつき分の位置ずれが生じてしまい、フ
ォトマスクの位置決め精度をあまり高くすることはでき
ない。微細配線化するほど、フォトマスクの位置決め精
度が要求されるため、基板の硬化収縮のばらつきによっ
ても微細配線化が制限される。
【0007】以上の理由から、現状のビルドアップ多層
基板では、半導体の高周波化、多機能化に伴う信号線数
の増加に対して積層数を増加することで対応せざるをえ
ず、製造コストの上昇、歩留まり低下といった問題が生
じている。
【0008】近年、高密度実装型の半導体パッケージ
は、動作周波数の高周波化(低誘電率化)、高密度化、
低コスト化の要求を満たすためにセラミックPGA(Pin
GridArray)パッケージからプラスチックBGA(Ball G
rid Array)パッケージに移行しつつある。しかし、B
GAパッケージは、基板下面に多数の半田ボールを格子
状に配列した構造であるため、実装後の基板下面中央部
分の半田接続部の検査が難しく、また実装後のパッケー
ジ交換性(リペア性)も良くないという欠点がある。こ
のため、検査性、リペア性を重要視する製品では、PG
Aパッケージの方が好まれる。しかし、プラスチック基
板は、セラミック基板と比較して強度が弱いため、プラ
スチック基板に入出力ピンを直接、半田付けすると、入
出力ピンのプル強度が2〜3kgf/pin程度の弱い
強度となってしまい、実用に耐え得ない(実用には10
kgf/pin程度のプル強度が必要である)。
【0009】そこで、従来より、図37に示すように、
プラスチック基板1のスルーホール2に入出力ピン3を
打ち込むことで、プル強度を確保するようにしている。
しかし、この構造では、入出力ピン3の数と同数のスル
ーホール2が必要となるため、プラスチック基板1内の
配線領域が狭められてしまい、高密度な配線形成が困難
となる欠点がある。
【0010】本発明はこれらの事情を考慮してなされた
ものであり、第1の目的は、微細配線化による高密度配
線が可能であり、半導体の高周波化、多機能化に伴う信
号線数の増加に対して積層数を増加する必要がない半導
体搭載用回路基板及びその製造方法を提供することにあ
り、更に、第2の目的は、プラスチックPGAパッケー
ジに適用する場合に、入出力ピンのプル強度の確保と高
密度配線とを両立させることができる半導体搭載用回路
基板及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の半導体搭載用回路基板は、1層又は
複数層の絶縁樹脂層からなる絶縁基板部と、前記絶縁樹
脂層に形成された配線パターン及びビア導体と、前記絶
縁基板部の下面に列設された多数の外部端子とを備え、
前記絶縁基板部の下面に、該絶縁基板部を補強する基板
補強体を有し、この基板補強体と前記外部端子を、前記
絶縁基板部の下面に設けられた同一の金属板をエッチン
グすることで形成したものである(請求項1)。
【0012】本発明の半導体搭載用回路基板を単層基板
として形成する場合には、まず、金属板の上面に絶縁樹
脂層を形成した後、この絶縁樹脂層にビアホールを形成
する。この後、絶縁樹脂層のビアホールにビア導体を形
成すると共に、絶縁樹脂層上に配線パターンを形成した
後、前記絶縁樹脂層の上面のうち、半導体チップ接続部
を除く部分に、保護層を形成する。その後、前記金属板
をエッチングすることで、前記絶縁樹脂層の下面のう
ち、前記ビア導体に導通する部分に外部端子を形成し、
この外部端子以外の部分に基板補強体を形成する(請求
項8)。
【0013】また、ビルドアップ多層基板を形成する場
合には、前記ビア導体と前記配線パターンが形成された
前記絶縁樹脂層上に、次の層の絶縁樹脂層を形成して、
ビアホール、ビア導体、配線パターンを形成する工程を
繰り返して、前記金属板上に多層回路を形成すれば良い
(請求項9)。
【0014】このように、本発明は、単層基板、ビルド
アップ多層基板のいずれにも適用可能であるが、いずれ
の場合も、配線パターンを形成する際に、金属板がコア
基板と同じように絶縁樹脂層を保持する役割を果たす。
金属板は、従来のコア基板(ガラスエポキシ基板)と比
較して平坦であると共に、熱処理しても、寸法変化しな
いため、金属板によって絶縁樹脂層の平坦性が維持され
ると共に、絶縁樹脂層の硬化収縮が抑制され、絶縁樹脂
層上に微細パターンの形成が可能となる。しかも、パタ
ーン形成後は、金属板をエッチングして外部端子と基板
補強体を形成するので、外部端子の形成が容易であると
共に、絶縁基板部が基板補強体によって補強され、絶縁
基板部自体が薄くて反りやすくても、基板補強体の補強
効果によって絶縁基板部の反りが抑えられる。これによ
り、基板上面の半導体チップ搭載部の平坦性が確保さ
れ、半導体チップの搭載信頼性が向上すると共に、外部
端子が形成された基板下面の平坦性も確保されるため、
マザーボードへの搭載信頼性も向上する。
【0015】この場合、基板上面の半導体チップ搭載部
にフリップチップボンディング用のパッド又はバンプを
形成しても良い(請求項2)。つまり、基板補強体によ
って半導体チップ搭載部の平坦性が確保されるため、信
頼性の高いフリップチップボンディングが可能となる。
【0016】更に、基板下面のうち、半導体チップ搭載
部の直下に位置する部分に、該半導体チップ搭載部を補
強する搭載部補強体を金属板のエッチングにより基板補
強体と一体に形成するようにしても良い(請求項3)。
このようにすれば、搭載部補強体の補強効果によって半
導体チップ搭載部の平坦性を更に向上でき、半導体チッ
プの搭載信頼性を更に向上できる。
【0017】また、金属板の上面の所定位置に誘電体薄
膜を形成すると共に、この誘電体薄膜上にコンデンサ電
極を形成することで、内蔵コンデンサを形成しても良い
(請求項4)。このようにすれば、金属板の一部をコン
デンサ電極として利用して内蔵コンデンサを形成するこ
とができる。
【0018】この場合、金属板をアルミニウム又はアル
ミニウム合金により形成し、その上面の少くとも一部に
酸化被膜を形成する共に、この酸化被膜上にコンデンサ
電極を形成することで、酸化被膜を誘電体薄膜とする内
蔵コンデンサを形成するようにしても良い(請求項
5)。アルミニウム又はアルミニウム合金の金属板は、
その表面に酸化被膜(アルマイト被膜)を形成すること
で、絶縁性、耐酸・耐アルカリ性に優れた良質の絶縁被
膜(誘電体薄膜)が得られる。アルマイト系の酸化被膜
は、薄い膜厚で高い絶縁信頼性(高誘電率)が得られる
ため、この酸化被膜を用いて内蔵コンデンサを形成する
ことで、大容量の内蔵コンデンサを形成できる。
【0019】また、絶縁樹脂層の上面にフリップチップ
ボンディング用のパッド又はバンプを形成する場合に
は、絶縁樹脂層の上面全体に保護層を形成した後、この
保護層のうちの半導体チップ接続部に対応する部分に開
口部を形成し、その後、この開口部にフリップチップボ
ンディング用のパッド又はバンプを形成するようにすれ
ば良い(請求項10)。この場合、パッドの形成は、無
電解メッキ又は電解メッキにより行うことができ、ま
た、バンプは半田等で形成すれば良い。
【0020】また、本発明をプラスチックPGAパッケ
ージに適用する場合には、外部端子に入出力ピンを接合
すれば良い(請求項6)。本発明では、外部端子は、金
属板のエッチングにより形成されているため、外部端子
に入出力ピンを接合することで、高密度配線形成を維持
しつつ、入出力ピンの接合強度を向上させることができ
る。
【0021】更に、基板下面側に、入出力ピンの接合部
を補強する補強材を設けることが好ましい(請求項
7)。これにより、入出力ピンの接合強度を更に向上さ
せることができる。
【0022】この場合、基板下面に、外部端子及び基板
補強体を覆うように絶縁樹脂層を形成し、該絶縁樹脂層
のうちの該外部端子に対応する部分に開口部を形成した
後、該開口部内に露出する該外部端子に入出力ピンを接
合し、その後、該絶縁樹脂層の下面に、該入出力ピンの
接合部を補強する補強材を設けるようにすれば良い(請
求項11)。このようにすれば、基板下面側の絶縁樹脂
層と補強材とによって、入出力ピンの接合部の補強と共
に基板下面側の封止も行うことができる。
【0023】更に、補強材を絶縁性樹脂のモールド成形
により形成するようにしても良い(請求項12)。モー
ルド成形は、量産性に優れ、しかも、基板下面側の封止
効果を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0025】まず、図6乃至図8に基づいて半導体搭載
用回路基板11の構造を説明する。この回路基板11の
絶縁基板部は、1層のみの絶縁樹脂層12により構成さ
れている。この絶縁樹脂層12には、ビアホール13が
形成され、このビアホール13内にはビア導体14が隙
間なく充填されている。絶縁樹脂層12の上面には、配
線パターン15が形成され、その上から保護層16が絶
縁樹脂層12の上面全体に形成されている。この保護層
16のうちのフリップチップ接続部18aに対応する部
分には開口部17が形成され、この開口部17内に、フ
リップチップボンディング用のパッド18(バッファメ
タル層)が形成されている。各パッド18はそれぞれ別
々のビア導体14に配線パターン15により接続されて
いる。
【0026】一方、絶縁樹脂層12の下面には、BGA
(Ball Grid Array )用の外部端子19と基板補強体2
0と搭載部補強体21とが1枚の金属板22(図1参
照)をエッチングすることで形成されている。各外部端
子19は、各ビア導体14と配線パターン15を介して
各パッド18に導通している。基板補強体20は、図8
に示すように、外部端子19の配列領域を取り囲むよう
に四角枠状に形成されている。搭載部補強体21は、フ
リップチップ搭載部23(図7参照)の直下に位置する
部分に四角形状又は四角枠状に形成されている。本実施
形態では、搭載部補強体21は、四角枠の内側に四角形
を配置した形状となっている。この搭載部補強体21と
基板補強体20は、対角線方向に延びる連結部24(図
8参照)により一体化されている。外部端子19、基板
補強体20及び搭載部補強体21の表面には、半田付け
に対するバッファメタル層25〜27が形成されてい
る。尚、基板補強体20は、電源端子やグランド端子と
して用いても良い。
【0027】以上のように構成した半導体搭載用回路基
板11を製造するプロセスを説明する。
【0028】(1)絶縁樹脂層12の形成 図1に示すように、金属板22上に絶縁樹脂層12を形
成する。ここで使用する金属板22の種類は、特に限定
するものではないが、高放熱で低抵抗の金属板、例えば
Cu板を用いると良い。金属板22と絶縁樹脂層12と
の接着強度を確保するために、予め、金属板22の表面
処理を行っておく。具体的な表面処理方法としては、金
属板22の表面を研磨やエッチングにより粗化する方法
や、金属板22の表面にバッファメタルを形成する方法
がある。金属板22としてCu板を用いた場合には、針
状メッキやエッチングにより表面を粗化する方法や、C
r等をバッファメタルとして用いる方法がある。
【0029】金属板22の表面処理後に、この金属板2
2上に、予めシート状に成形されたプリプレグ樹脂等の
絶縁樹脂層12を重ね合わせて、熱プレスして金属板2
2上に絶縁樹脂層12をラミネートする。或は、金属板
22上に溶融樹脂をスピンコーター等で塗布して絶縁樹
脂層12を形成しても良い。絶縁樹脂層12は、信頼性
の高いエポキシ系、ポリミド系の感光性樹脂や熱硬化性
樹脂により形成することが望ましい。また、金属板22
と絶縁樹脂層12との接合界面にCr−亜鉛−カップリ
ング材等の化学的結合剤を入れると、接着強度が大きく
なる。
【0030】(2)ビアホール13の形成 絶縁樹脂層12を感光性樹脂で形成した場合には、フォ
トリソグラフィ技術により露光現像処理して絶縁樹脂層
12にビアホール13を形成する(図2参照)。この方
法では、ビアホール径と深さのアスペクト比が1程度
で、直径25μmまでのビアホール加工が可能である。
【0031】一方、絶縁樹脂層12を熱硬化性樹脂で形
成した場合には、レーザー加工により絶縁樹脂層12に
ビアホール13を形成する。この方法では、直径10μ
mまでのビアホール加工が可能である。
【0032】(3)ビア導体14と配線パターン15の
形成 ビアホール13内に導体14を隙間なく充填すると共
に、絶縁樹脂層12上に配線パターン15を微細配線に
適したセミアディティブ法又はフルアディティブ法で形
成する。その他、サブトラクティブ法を用いても良い。
図3はセミアディティブ法を用いてビア導体14と配線
パターン15を形成した例を示している。
【0033】セミアディティブ法では、まず、絶縁樹脂
層12の上面全体とビアホール13内周面に無電解Cu
メッキにより無電解Cuメッキ被膜を形成した後、無電
解メッキ被膜の表面全体に感光性レジストをスピンコー
ター等で塗布する(或は、ドライフィルムをラミネート
する)。この後、感光性レジストを露光現像処理して感
光性レジストのうちのビア導体14と配線パターン15
を形成する部分を除去して、メッキレジストパターンを
形成する。
【0034】この後、無電解Cuメッキ被膜のうちのメ
ッキレジストパターンから露出する部分に電解Cuメッ
キにより電解Cuメッキパターンを形成する。この電解
Cuメッキパターンの膜厚の適正値は、形成する配線パ
ターン15の線幅により異なるが、例えば線幅1〜10
μmの微細配線パターンを形成するには、電解Cuメッ
キパターンの膜厚を2〜5μm程度とすることが好まし
い。
【0035】電解Cuメッキ後、メッキレジストパター
ンを剥離液を使って剥離除去した後、電解Cuメッキパ
ターンをエッチングレジスト(マスク)として用いて、
無電解Cuメッキ被膜の不要部分をエッチングにより取
り除く。これにより、ビア導体14と配線パターン15
とが同時に形成される。
【0036】尚、片面配線であるので、半導体の薄膜形
成技術(スパッタ法、蒸着法、CVD、噴流メッキ法、
アッシング等)を使用することも可能であり、薄膜形成
技術を使用すれば、更に微細配線化できる。また、絶縁
樹脂層12の下面に設けられた金属板22は、電解メッ
キ時にメッキ電極として用いることができるため、ビア
導体14の充填は、ビアポスト法等のメッキ法を用いて
も良い。ビア導体14の充填で重要なことは、ビアホー
ル13内を隙間なくビア導体14で充填することであ
る。これにより、ビア導体14上に直接、パッド18を
形成することが可能になると共に、多層化する場合に
は、各層のビア導体14を上下に重ねて形成できるた
め、集積化できる。
【0037】以上説明した(1)〜(3)の工程で1層
分の配線回路を形成できるが、多層回路を形成する場合
には、ビア導体14と配線パターン15が形成された絶
縁樹脂層12上に、次の層の絶縁樹脂層を形成して、ビ
アホール、ビア導体、配線パターンを形成する工程を必
要な積層数だけ繰り返して、金属板22上に多層回路を
形成する。最上層の配線パターン15(表層配線パター
ン)の表面には、Ni,Pd,Au等のバッファメタル
膜をメッキ等により形成しても良い。
【0038】(4)保護層16の形成 最上層の絶縁樹脂層12の上面全体に、エポキシ系、ポ
リミド系の感光性樹脂や熱硬化性樹脂により保護層16
を形成した後、この保護層16のうちのフリップチップ
接続部18aに対応する部分に開口部17を形成する
(図4参照)。開口部17の形成方法は、ビアホール1
3の形成方法とほぼ同じであり、保護層16が感光性樹
脂の場合には、フォトリソグラフィ技術を用い、熱硬化
性樹脂の場合には、レーザー加工を用いれば良い。
【0039】(5)外部端子19、基板補強体20、搭
載部補強体21の形成 絶縁樹脂層12の下面の金属板22をエッチングするこ
とにより、図5及び図8(下面図)に示すように、絶縁
樹脂層12の下面に、外部端子19と基板補強体20と
搭載部補強体21を同時に形成する。エッチング方法
は、金属板22の下面にメッキレジストパターンを形成
して、金属板22のうちのメッキレジストパターンから
露出する部分をエッチングして取り除いた後、メッキレ
ジストパターンを剥離液を使って剥離除去する。尚、基
板補強体20と搭載部補強体21の形状は、図8の形状
に限定されず、外部端子19の配列領域の外側と内側の
スペースを有効に利用して形成すれば良い。搭載部補強
体21の理想的な形状は、フリップチップ搭載部23の
直下にチップサイズよりも一回り大きなベタフレームを
形成することである。
【0040】(6)バッファメタル層25〜27とパッ
ド18の形成 上記(1)〜(5)の工程を経て形成した半導体搭載用
回路基板11の金属露出部(外部端子19、基板補強体
20、搭載部補強体21、フリップチップ接続部18
a)に、半田付けに対するバッファメタル層25〜27
とパッド18をNi、Pd、Au等で形成する(図6参
照)。これらは、無電解メッキ(例えばNi/Auメッ
キ)を用いると、容易に形成することができる。以上の
工程で、半導体搭載用回路基板11の製造が完了する。
【0041】以上説明した本実施形態(1)によれば、
配線パターン15を形成する際に、金属板22がコア基
板と同じように絶縁樹脂層12を保持する役割を果た
す。金属板22は、従来のコア基板(ガラスエポキシ基
板)と比較して平坦であると共に、熱処理しても、寸法
変化しないため、金属板22によって絶縁樹脂層12の
平坦性が維持されると共に、絶縁樹脂層12の硬化収縮
が抑制され、絶縁樹脂層12上に微細な配線パターン1
5の形成が可能となる。
【0042】しかも、パターン形成後は、金属板22を
エッチングして外部端子19と基板補強体20及び搭載
部補強体21を形成するので、外部端子19の形成が容
易であると共に、絶縁樹脂層12が基板補強体20と搭
載部補強体21によって補強される。このため、絶縁樹
脂層12自体が薄くて反りやすくても、基板補強体20
と搭載部補強体21の補強効果によって絶縁樹脂層12
の反りが抑えられる。これにより、基板上面のフリップ
チップ搭載部23の平坦性が確保され、フリップチップ
の搭載信頼性が向上すると共に、外部端子19が形成さ
れた基板下面の平坦性も確保されるため、マザーボード
への搭載信頼性も向上する。
【0043】[実施形態(2)]次に、本発明の実施形
態(2)を図9乃至図15に基づいて説明する。本実施
形態(2)の半導体搭載用回路基板31(図15参照)
は、内蔵コンデンサ32を形成したところに特徴があ
り、内蔵コンデンサ32以外の部分は、前記実施形態
(1)と同じである。従って、前記実施形態(1)と同
じ部分については同一符号を付して説明を簡略化する。
以下、本実施形態(2)の半導体搭載用回路基板31を
製造するプロセスを説明する。
【0044】(1)誘電体薄膜33の形成 図9に示すように、金属板22上面の所定位置に誘電体
薄膜33を形成する。本実施形態(2)では、図14に
示すように、外部端子19上に誘電体薄膜33を形成し
ているが、基板補強体20上に誘電体薄膜33を形成し
ても良い。誘電体薄膜33は、例えばチタン酸バリウ
ム、チタン酸鉛等の誘電体材料を用いて蒸着技術(スパ
ッタ法、CVD法等)にて成膜する。
【0045】或は、金属板22をアルミニウム又はアル
ミニウム合金により形成した場合には、金属板22の上
面の少くとも一部に酸化被膜(アルマイト被膜)を形成
し、この酸化被膜を誘電体薄膜33として用いても良
い。酸化処理(アルマイト処理)の手順は、金属板22
のうちの酸化被膜を形成する部分をシュウ酸、硫酸、ク
ロム酸等の酸化剤溶液に浸して陽極酸化してアルマイト
被膜を形成した後、このアルマイト被膜を高圧水蒸気中
で処理することで、アルマイト被膜の微細孔を封止し
て、絶縁性、耐酸・耐アルカリ性に優れた緻密な酸化被
膜を形成する。このようにして形成されたアルマイト系
の酸化被膜は、薄い膜厚で高い絶縁信頼性(高誘電率)
が得られるため、この酸化被膜を誘電体薄膜33として
用いて内蔵コンデンサ32を形成することで、大容量の
内蔵コンデンサ32を形成できる。
【0046】(2)絶縁樹脂層12の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図10に示すよう
に、金属板22上及び誘電体薄膜33上に絶縁樹脂層1
2を形成する。
【0047】(3)ビアホール13,34の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図11に示すよう
に、絶縁樹脂層12に配線用のビアホール13を形成す
ると共に、誘電体薄膜33上にコンデンサ電極用のビア
ホール34を形成する。
【0048】(4)ビア導体14、コンデンサ電極35
及び配線パターン15の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図12に示すよう
に、ビアホール13,34に導体を充填してビア導体1
4とコンデンサ電極35を形成すると共に、絶縁樹脂層
12上に配線パターン15を形成する。
【0049】以上説明した(1)〜(4)の工程で1層
分の配線回路を形成できるが、多層回路を形成する場合
には、配線パターン15等が形成された絶縁樹脂層12
上に次の層の絶縁樹脂層を形成して、ビアホール、ビア
導体、配線パターンを形成する工程を必要な積層数だけ
繰り返して、金属板22上に多層回路を形成する。多層
回路の場合は、内蔵コンデンサ32をいずれの層に形成
しても良い。
【0050】(5)保護層16の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図13に示すよう
に、最上層の絶縁樹脂層12の上面に保護層16を形成
して、この保護層16のうちのフリップチップ接続部1
8aに対応する部分に開口部17を形成する。
【0051】(6)外部端子19、基板補強体20、搭
載部補強体21の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、絶縁樹脂層12の下
面の金属板22をエッチングすることにより、図14に
示すように、絶縁樹脂層12の下面に外部端子19と基
板補強体20と搭載部補強体21を同時に形成する。
【0052】(7)バッファメタル層25〜27とパッ
ド18の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図15に示すよう
に、バッファメタル層25〜27とパッド18をNi、
Pd、Au等で形成する。以上説明した本実施形態
(2)では、金属板22から形成した外部端子19(又
は基板補強体20)をコンデンサ電極として利用して内
蔵コンデンサ32を簡単に形成することができる。
【0053】[実施形態(3)]次に、本発明をプラス
チックPGAパッケージに適用した実施形態(3)を図
16乃至図25に基づいて説明する。本実施形態(3)
の半導体搭載用回路基板41(図25参照)は、入出力
ピン42を外部端子19に接合したところに特徴があ
り、前記実施形態(1)と実質的に同じ部分については
同一符号を付して説明を簡略化する。以下、本実施形態
(3)の半導体搭載用回路基板41を製造するプロセス
を説明する。
【0054】(1)1層目の絶縁樹脂層12の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図16に示すよう
に、金属板22上に絶縁樹脂層12を形成する。
【0055】(2)外部端子19、基板補強体20、搭
載部補強体(図示せず)の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、絶縁樹脂層12の下
面の金属板22をエッチングすることにより、図17に
示すように、絶縁樹脂層12の下面に外部端子19と基
板補強体20と搭載部補強体を同時に形成する。尚、図
17〜図25には、搭載部補強体の図示が省略されてい
るが、本実施形態(3)においても、前記実施形態
(1),(2)と同様の搭載部補強体を形成する。
【0056】(3)ビアホール13の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図18に示すよう
に、フォトリソグラフィ技術又はレーザー加工により絶
縁樹脂層12のうちの外部端子19に対応する位置にビ
アホール13を形成する。
【0057】(4)1層目のビア導体14と配線パター
ン15の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図19に示すよう
に、ビアホール13に導体を充填してビア導体14を形
成すると共に、絶縁樹脂層12上に配線パターン15を
形成する。
【0058】(5)両面の絶縁樹脂層43,44の形成
と片面のビアホール45の形成 図20に示すように、基板の上下両面に絶縁樹脂層4
3,44を形成する。絶縁樹脂層43,44の形成方法
は、1層目の絶縁樹脂層12と同じ方法で形成すれば良
い。そして、基板上面側の絶縁樹脂層43にフォトリソ
グラフィ技術又はレーザー加工によりビアホール45を
形成する。
【0059】(6)2層目のビア導体46と配線パター
ン47の形成 1層目のビア導体14と配線パターン15と同じ形成方
法で、図21に示すように、2層目のビア導体46と配
線パターン47の形成する。以上説明した工程で、2層
分の配線回路を形成できるが、3層以上の多層回路を形
成する場合には、絶縁樹脂層43上に、次の層の絶縁樹
脂層を形成して、ビアホール、ビア導体、配線パターン
を形成する工程を必要な積層数だけ繰り返せば良い。そ
して、最上層の配線パターン47(表層配線パターン)
の表面には、Ni,Pd,Au等のバッファメタル膜を
メッキ等により形成しても良い。
【0060】(7)両面の保護用絶縁樹脂層48,49
の形成と開口部50,51の形成 図22に示すように、基板両面に、エポキシ系、ポリミ
ド系の感光性樹脂や熱硬化性樹脂により保護用の絶縁樹
脂層48,49を形成する。そして、基板上面の絶縁樹
脂層48(保護層)には、フリップチップ接続部18a
に対応する部分にフォトリソグラフィ技術又はレーザー
加工により開口部50を形成する。更に、基板下面の保
護用の絶縁樹脂層49には、外部端子19に対応する部
分にレーザー加工又はドリルにより2層の絶縁樹脂層4
9,44を貫通する開口部51を形成し、その開口部5
1により外部端子19を露出させる。
【0061】(8)バッファメタル層52,53の形成 図23に示すように、開口部50,51内に露出するフ
リップチップ接続部18aと外部端子19の表面にバッ
ファメタル層52,53をNi、Pd、Au等で形成す
る。これらは、無電解メッキ(例えばNi/Auメッ
キ)を用いると、容易に形成することができる。
【0062】(9)入出力ピン42の接合 図24に示すように、基板下面の開口部51内に露出す
る外部端子19に入出力ピン42をAgろう材又は高温
半田等により接合する。この際、外部端子19表面のバ
ッファメタル層53によって接合力が高められる。
【0063】(10)補強材54の形成とバンプ55の
形成 図25に示すように、基板下面の絶縁樹脂層49の下面
に、補強材54を絶縁性樹脂のモールド成形により形成
する。この補強材54は、入出力ピン42の接合部を補
強すると共に基板下面の開口部51を封止する役割も果
たす。尚、モールド成形に代えて、予め形成された補強
材54を絶縁樹脂層49の下面に接合するようにしても
良い。そして、基板上面の絶縁樹脂層48の開口部50
内に露出するフリップチップ接続部18aに半田等で半
球状のバンプ55を形成する。
【0064】以上説明した本実施形態(3)のプラスチ
ックPGAパッケージによれば、金属板22のエッチン
グにより形成した外部端子19に入出力ピン42を接合
するようにしたので、従来のように入出力ピン42をス
ルーホールに打ち込まなくても、入出力ピン42の接合
強度を向上させることができる。このため、入出力ピン
42を固定するためのスルーホールを形成する必要がな
くなり、配線密度を高密度化することができる。
【0065】しかも、本実施形態(3)では、基板下面
の絶縁樹脂層49の下面に、入出力ピン42の接合部を
補強する補強材54を設けたので、入出力ピン42のプ
ル強度を更に高めることができ、10kgf/pin以
上のプル強度を確保することができる。
【0066】[実施形態(4)]次に、本発明の実施形
態(4)を図26乃至図36に基づいて説明する。本実
施形態(4)の半導体搭載用回路基板41(図36参
照)は、内蔵コンデンサ32を形成したところに特徴が
あり、内蔵コンデンサ32以外の部分は、前記実施形態
(3)と同じである。従って、前記実施形態(3)と同
じ部分については同一符号を付して説明を簡略化する。
以下、本実施形態(4)の半導体搭載用回路基板41を
製造するプロセスを説明する。
【0067】(1)誘電体薄膜33の形成 図26に示すように、金属板22上面の所定位置に誘電
体薄膜33を形成する。誘電体薄膜33の形成方法は、
前記実施形態(2)と同じである。
【0068】(2)絶縁樹脂層12の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図26に示すよう
に、金属板22上及び誘電体薄膜33上に絶縁樹脂層1
2を形成する。
【0069】(3)外部端子19、基板補強体20、搭
載部補強体(図示せず)の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、絶縁樹脂層12の下
面の金属板22をエッチングすることにより、図28に
示すように、絶縁樹脂層12の下面に外部端子19と基
板補強体20と搭載部補強体を同時に形成する。尚、図
28〜図36には、搭載部補強体の図示が省略されてい
るが、本実施形態(4)においても、前記実施形態
(1)〜(3)と同様の搭載部補強体を形成する。
【0070】(4)ビアホール13の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図29に示すよう
に、フォトリソグラフィ技術又はレーザー加工により絶
縁樹脂層12のうちの外部端子19と誘電体薄膜33に
対応する位置にビアホール13を形成する。
【0071】(5)1層目のビア導体14、コンデンサ
電極35及び配線パターン15の形成 前記実施形態(1)と同じ方法で、図30に示すよう
に、各ビアホール13に導体を充填してビア導体14と
コンデンサ電極35を形成すると共に、絶縁樹脂層12
上に配線パターン15を形成する。
【0072】(6)両面の絶縁樹脂層43,44の形成
と片面のビアホール45の形成 図31に示すように、基板の上下両面に絶縁樹脂層4
3,44を形成する。絶縁樹脂層43,44の形成方法
は、1層目の絶縁樹脂層12と同じ方法で形成すれば良
い。そして、基板上面側の絶縁樹脂層43にフォトリソ
グラフィ技術又はレーザー加工によりビアホール45を
形成する。
【0073】(7)2層目のビア導体46と配線パター
ン47の形成 1層目のビア導体14と配線パターン15と同じ形成方
法で、図32に示すように、2層目のビア導体46と配
線パターン47の形成する。以上説明した工程で、2層
分の配線回路を形成できるが、3層以上の多層回路を形
成する場合には、絶縁樹脂層43上に、次の層の絶縁樹
脂層を形成して、ビアホール、ビア導体、配線パターン
を形成する工程を必要な積層数だけ繰り返せば良い。
【0074】(8)両面の保護用絶縁樹脂層48,49
の形成と開口部50,51の形成 前記実施形態(3)と同じ方法で、図33に示すよう
に、基板両面に保護用の絶縁樹脂層48,49を形成す
る。そして、基板上面の絶縁樹脂層48(保護層)に
は、フリップチップ接続部18aに対応する部分にフォ
トリソグラフィ技術又はレーザー加工により開口部50
を形成する。更に、基板下面の保護用の絶縁樹脂層49
には、外部端子19に対応する部分にレーザー加工又は
ドリルにより2層の絶縁樹脂層49,44を貫通する開
口部51を形成し、その開口部51により外部端子19
を露出させる。
【0075】(9)バッファメタル層52,53の形成 前記実施形態(3)と同じ方法で、図34に示すよう
に、開口部50,51内に露出するフリップチップ接続
部18aと外部端子19の表面にバッファメタル層5
2,53をNi、Pd、Au等で形成する。
【0076】(10)入出力ピン42の接合 前記実施形態(3)と同じ方法で、図35に示すよう
に、基板下面の開口部51内に露出する外部端子19に
入出力ピン42をAgろう材又は高温半田等により接合
する。
【0077】(11)補強材54の形成とバンプ55の
形成 前記実施形態(3)と同じ方法で、図36に示すよう
に、基板下面の絶縁樹脂層49の下面に、補強材54を
絶縁性樹脂のモールド成形により形成する。或は、予め
形成された補強材54を絶縁樹脂層49の下面に接合し
ても良い。そして、基板上面の絶縁樹脂層48の開口部
50内に露出するフリップチップ接続部18aに半田等
で半球状のバンプ55を形成する。
【0078】以上説明した本実施形態(4)では、入出
力ピン42のプル強度の確保と高密度配線とを両立させ
たプラスチックPGAパッケージを製造できると共に、
金属板22から形成した外部端子19(又は基板補強体
20)をコンデンサ電極として利用して内蔵コンデンサ
32を簡単に形成することができる。尚、本発明は、フ
リップチップ搭載用の回路基板に限定されず、半導体チ
ップをワイヤボンディングする回路基板にも適用可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1では、金属板によって絶縁樹脂層の平坦性が
維持されると共に、絶縁樹脂層の硬化収縮が抑制される
ため、絶縁樹脂層上に微細な配線パターンの形成が可能
となる。これにより、半導体の高周波化、多機能化に伴
う信号線数の増加に対して微細配線化による高密度配線
で対応することが可能となり、低コスト化、歩留まり向
上の要求を満たすことができる。しかも、絶縁樹脂層が
基板補強体によって補強されるため、絶縁樹脂層自体が
薄くて反りやすくても、絶縁樹脂層の反りが抑えられ
て、平坦性が保持され、半導体チップの搭載信頼性が向
上すると共に、マザーボードへの搭載信頼性も向上す
る。
【0080】また、請求項2では、基板上面の半導体チ
ップ搭載部に、フリップチップボンディング用のパッド
又はバンプを形成したので、信頼性の高いC4(Control
ledCollapse Chip Connection) BGAを構成すること
ができる。
【0081】更に、請求項3では、半導体チップ搭載部
をその下面側から搭載部補強体によって補強できるた
め、半導体チップ搭載部の平坦性を更に向上できる。
【0082】また、請求項4では、金属板の上面に形成
した誘電体薄膜を用いて内蔵コンデンサを形成したの
で、金属板の一部をコンデンサ電極として利用して内蔵
コンデンサを形成することができる。
【0083】更に、請求項5では、金属板をアルミニウ
ム又はアルミニウム合金により形成し、その上面に形成
した酸化被膜を誘電体として内蔵コンデンサを形成した
ので、大容量の内蔵コンデンサを形成することができ、
デカップリング用のチップコンデンサが不要となる。
【0084】また、請求項6では、金属板のエッチング
により形成された外部端子に入出力ピンを接合するよう
にしたので、プラスチックPGAパッケージとして構成
しても、入出力ピンのプル強度の確保と高密度配線とを
両立させることができる。
【0085】更に、請求項7では、基板下面側に、入出
力ピンの接合部を補強する補強材を設けたので、入出力
ピンの接合強度を更に向上させることができる。
【0086】また、請求項8,9では、高密度配線が可
能でチップ搭載信頼性の高い単層又は多層の半導体搭載
用回路基板を製造できる。
【0087】また、請求項10では、フリップチップボ
ンディング用のパッド又はバンプを精度良く形成するこ
とができる。
【0088】また、請求項11では、入出力ピンのプル
強度の確保と高密度配線とを両立させたプラスチックP
GAパッケージを製造することができる。
【0089】更に、請求項12では、補強材を絶縁性樹
脂のモールド成形により形成するようにしたので、補強
材によって入出力ピンの接合部の補強効果と共に基板下
面側の封止効果も高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態(1)の絶縁樹脂層形成工程を説明す
る断面図
【図2】実施形態(1)のビアホール形成工程を説明す
る断面図
【図3】実施形態(1)のビア導体・配線パターン形成
工程を説明する断面図
【図4】実施形態(1)の保護膜形成工程を説明する断
面図
【図5】実施形態(1)の外部端子、基板補強体、搭載
部補強体の形成工程を説明する断面図
【図6】実施形態(1)のバッファメタル層とパッドの
形成工程を説明する断面図
【図7】実施形態(1)の半導体搭載用回路基板の上面
【図8】実施形態(1)の半導体搭載用回路基板の下面
【図9】実施形態(2)の誘電体薄膜形成工程を説明す
る断面図
【図10】実施形態(2)の絶縁樹脂層形成工程を説明
する断面図
【図11】実施形態(2)のビアホール形成工程を説明
する断面図
【図12】実施形態(2)のビア導体、コンデンサ電
極、配線パターンの形成工程を説明する断面図
【図13】実施形態(2)の保護膜形成工程を説明する
断面図
【図14】実施形態(2)の外部端子、基板補強体、搭
載部補強体の形成工程を説明する断面図
【図15】実施形態(2)のバッファメタル層とパッド
の形成工程を説明する断面図
【図16】実施形態(3)の絶縁樹脂層形成工程を説明
する断面図
【図17】実施形態(3)の外部端子、基板補強体、搭
載部補強体の形成工程を説明する断面図
【図18】実施形態(3)のビアホール形成工程を説明
する断面図
【図19】実施形態(3)の1層目のビア導体・配線パ
ターン形成工程を説明する断面図
【図20】実施形態(3)の2回目の絶縁樹脂層の形成
と片面のビアホールの形成の工程を説明する断面図
【図21】実施形態(3)の2層目のビア導体・配線パ
ターン形成工程を説明する断面図
【図22】実施形態(3)の3回目の絶縁樹脂層の形成
とビアホールの形成の工程を説明する断面図
【図23】実施形態(3)のバッファメタル層の形成工
程を説明する断面図
【図24】実施形態(3)の入出力ピンの接合工程を説
明する断面図
【図25】実施形態(3)の補強材の形成とバンプの形
成の工程を説明する断面図
【図26】実施形態(4)の誘電体薄膜形成工程を説明
する断面図
【図27】実施形態(4)の絶縁樹脂層形成工程を説明
する断面図
【図28】実施形態(4)の外部端子、基板補強体、搭
載部補強体の形成工程を説明する断面図
【図29】実施形態(4)のビアホール形成工程を説明
する断面図
【図30】実施形態(4)の1層目のビア導体・配線パ
ターン形成工程を説明する断面図
【図31】実施形態(4)の2回目の絶縁樹脂層の形成
と片面のビアホールの形成の工程を説明する断面図
【図32】実施形態(4)の2層目のビア導体・配線パ
ターン形成工程を説明する断面図
【図33】実施形態(4)の3回目の絶縁樹脂層の形成
とビアホールの形成の工程を説明する断面図
【図34】実施形態(4)のバッファメタル層の形成工
程を説明する断面図
【図35】実施形態(4)の入出力ピンの接合工程を説
明する断面図
【図36】実施形態(4)の補強材の形成とバンプの形
成の工程を説明する断面図
【図37】従来のプラスチックPGAパッケージの入出
力ピンの接合構造を示す断面図
【符号の説明】
11…半導体搭載用回路基板、12…絶縁樹脂層(絶縁
基板部)、13…ビアホール、14…ビア導体、15…
配線パターン、16…保護層、17…開口部、18…パ
ット、18a…フリップチップ接続部(半導体チップ接
続部)、19…外部端子、20…基板補強体、21…搭
載部補強体、22…金属板、23…フリップチップ搭載
部、24…連結部、25〜27…バッファメタル層、3
1…半導体搭載用回路基板、32…内蔵コンデンサ、3
3…誘電体薄膜、34…コンデンサ電極用のビアホー
ル、35…コンデンサ電極、41…半導体搭載用回路基
板、42…入出力ピン、43,44…絶縁樹脂層、45
…ビアホール、46…ビア導体、47…配線パターン、
48,49…絶縁樹脂層(保護層)、50,51…開口
部、52,53…バッファメタル層、54…補強材、5
5…バンプ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1層又は複数層の絶縁樹脂層からなる絶
    縁基板部と、前記絶縁樹脂層に形成された配線パターン
    及びビア導体と、前記絶縁基板部の下面に列設された多
    数の外部端子とを備え、各外部端子を前記ビアによって
    前記配線パターンに導通させた半導体搭載用回路基板に
    おいて、 前記絶縁基板部の下面に、該絶縁基板部を補強する基板
    補強体が設けられ、この基板補強体と前記外部端子は、
    前記絶縁基板部の下面に設けられた同一の金属板のエッ
    チングにより形成されていることを特徴とする半導体搭
    載用回路基板。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板部上面の半導体チップ搭載
    部には、フリップチップボンディング用のパッド又はバ
    ンプが形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体搭載用回路基板。
  3. 【請求項3】 前記絶縁基板部の下面のうち、半導体チ
    ップ搭載部の直下に位置する部分には、該半導体チップ
    搭載部を補強する搭載部補強体が前記金属板のエッチン
    グにより前記基板補強体と一体に形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の半導体搭載用回路基
    板。
  4. 【請求項4】 前記金属板の上面の所定位置に、誘電体
    薄膜を形成すると共に、この誘電体薄膜上にコンデンサ
    電極を形成することで、内蔵コンデンサを形成したこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体
    搭載用回路基板。
  5. 【請求項5】 前記金属板をアルミニウム又はアルミニ
    ウム合金により形成し、その上面の少くとも一部に酸化
    被膜を形成する共に、この酸化被膜上にコンデンサ電極
    を形成することで、前記酸化被膜を誘電体薄膜とする内
    蔵コンデンサを形成したことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の半導体搭載用回路基板。
  6. 【請求項6】 前記外部端子に入出力ピンが接合されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の半導体搭載用回路基板。
  7. 【請求項7】 基板下面側に、前記入出力ピンの接合部
    を補強する補強材が設けられていることを特徴とする請
    求項6に記載の半導体搭載用回路基板。
  8. 【請求項8】 金属板の上面に絶縁樹脂層を形成する工
    程と、 前記絶縁樹脂層にビアホールを形成する工程と、 前記ビアホールにビア導体を形成すると共に、該絶縁樹
    脂層上に配線パターンを形成して、該配線パターンを前
    記ビア導体を介して前記金属板に導通させる工程と、 前記絶縁樹脂層の上面のうち、半導体チップ接続部を除
    く部分に、保護層を形成する工程と、 前記金属板をエッチングすることで、前記絶縁樹脂層の
    下面のうち、前記ビア導体に導通する部分に外部端子を
    形成し、この外部端子以外の部分に基板補強体を形成す
    る工程とを含む半導体搭載用回路基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ビア導体と前記配線パターンが形成
    された絶縁樹脂層上に、次の層の絶縁樹脂層を形成し
    て、ビアホール、ビア導体、配線パターンを形成する工
    程を繰り返して、前記金属板上に多層回路を形成するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の半導体搭載用回路基板
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記保護層を形成する際に、前記絶縁
    樹脂層の上面全体に保護層を形成した後、この保護層の
    うちの前記半導体チップ接続部に対応する部分に開口部
    を形成し、その後、この開口部にフリップチップボンデ
    ィング用のパッド又はバンプを形成することを特徴とす
    る請求項8又は9に記載の半導体搭載用回路基板の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 基板下面に、前記外部端子及び前記基
    板補強体を覆うように絶縁樹脂層を形成し、該絶縁樹脂
    層のうちの該外部端子に対応する部分に開口部を形成し
    た後、該開口部内に露出する該外部端子に入出力ピンを
    接合し、その後、該絶縁樹脂層の下面に、該入出力ピン
    の接合部を補強する補強材を設けることを特徴とする請
    求項8乃至10のいずれかに記載の半導体搭載用回路基
    板の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記補強材を絶縁性樹脂のモールド成
    形により形成することを特徴とする請求項11に記載の
    半導体搭載用回路基板の製造方法。
JP10243642A 1998-04-17 1998-08-28 半導体搭載用回路基板及びその製造方法 Pending JP2000003980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10243642A JP2000003980A (ja) 1998-04-17 1998-08-28 半導体搭載用回路基板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-106835 1998-04-17
JP10683598 1998-04-17
JP10243642A JP2000003980A (ja) 1998-04-17 1998-08-28 半導体搭載用回路基板及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000003980A true JP2000003980A (ja) 2000-01-07

Family

ID=26446944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10243642A Pending JP2000003980A (ja) 1998-04-17 1998-08-28 半導体搭載用回路基板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000003980A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039267A1 (fr) * 1999-11-26 2001-05-31 Ibiden Co., Ltd. Carte de circuit imprime multicouches et dispositif semi-conducteur
JP2001284809A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Ibiden Co Ltd 多層回路基板および、その製造方法
JP2004006989A (ja) * 2000-06-30 2004-01-08 Nec Corp 半導体パッケージ基板の製造方法及び半導体装置の製造方法
JP2005039282A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 E I Du Pont De Nemours & Co コンデンサ用薄膜誘電体およびその製造方法
US6861757B2 (en) 2001-09-03 2005-03-01 Nec Corporation Interconnecting substrate for carrying semiconductor device, method of producing thereof and package of semiconductor device
JP2006157065A (ja) * 2000-06-30 2006-06-15 Nec Corp 半導体パッケージ基板の製造方法及び半導体装置の製造方法
US7224040B2 (en) 2003-11-28 2007-05-29 Gennum Corporation Multi-level thin film capacitor on a ceramic substrate
JP2008047843A (ja) * 2006-07-20 2008-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 回路装置およびその製造方法、配線基板およびその製造方法
JP2008047936A (ja) * 2000-10-18 2008-02-28 Nec Corp 半導体パッケージおよびその製造方法
JP2008164427A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Micronics Japan Co Ltd プローブユニット基板
JP2008283226A (ja) * 2000-10-18 2008-11-20 Nec Corp 半導体装置搭載用配線基板およびその製造方法、並びに半導体パッケージ
US7474538B2 (en) 2002-05-27 2009-01-06 Nec Corporation Semiconductor device mounting board, method of manufacturing the same, method of inspecting the same, and semiconductor package
JP2009065114A (ja) * 2008-05-12 2009-03-26 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線基板の製造方法及び配線基板
JP2009224415A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Ngk Spark Plug Co Ltd 多層配線基板の製造方法、及び多層配線基板の中間製品
US7649749B2 (en) 2006-07-14 2010-01-19 Nec Electronics Corporation Wiring substrate, semiconductor device, and method of manufacturing the same
US7745736B2 (en) 2005-02-07 2010-06-29 Nec Electronics Corporation Interconnecting substrate and semiconductor device
US7772703B2 (en) 2006-08-09 2010-08-10 Unimicron Technology Corp. Package substrate
KR101037470B1 (ko) 2009-09-15 2011-05-26 삼성전기주식회사 방열기판 및 그 제조방법
CN103956265A (zh) * 2013-08-08 2014-07-30 珠海越亚封装基板技术股份有限公司 嵌入在聚合物电介质中的薄膜电容器
WO2016047446A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 株式会社村田製作所 積層モジュール用基板、積層モジュールおよび積層モジュールの製造方法

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6534723B1 (en) 1999-11-26 2003-03-18 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed-circuit board and semiconductor device
WO2001039267A1 (fr) * 1999-11-26 2001-05-31 Ibiden Co., Ltd. Carte de circuit imprime multicouches et dispositif semi-conducteur
JP2001284809A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Ibiden Co Ltd 多層回路基板および、その製造方法
JP2004006989A (ja) * 2000-06-30 2004-01-08 Nec Corp 半導体パッケージ基板の製造方法及び半導体装置の製造方法
JP2006157065A (ja) * 2000-06-30 2006-06-15 Nec Corp 半導体パッケージ基板の製造方法及び半導体装置の製造方法
JP2008047936A (ja) * 2000-10-18 2008-02-28 Nec Corp 半導体パッケージおよびその製造方法
JP2009038409A (ja) * 2000-10-18 2009-02-19 Nec Corp 半導体パッケージの製造方法
JP2008283226A (ja) * 2000-10-18 2008-11-20 Nec Corp 半導体装置搭載用配線基板およびその製造方法、並びに半導体パッケージ
US6861757B2 (en) 2001-09-03 2005-03-01 Nec Corporation Interconnecting substrate for carrying semiconductor device, method of producing thereof and package of semiconductor device
US7474538B2 (en) 2002-05-27 2009-01-06 Nec Corporation Semiconductor device mounting board, method of manufacturing the same, method of inspecting the same, and semiconductor package
JP4522774B2 (ja) * 2003-07-17 2010-08-11 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー コンデンサ用薄膜誘電体およびその製造方法
JP2005039282A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 E I Du Pont De Nemours & Co コンデンサ用薄膜誘電体およびその製造方法
US7224040B2 (en) 2003-11-28 2007-05-29 Gennum Corporation Multi-level thin film capacitor on a ceramic substrate
US7745736B2 (en) 2005-02-07 2010-06-29 Nec Electronics Corporation Interconnecting substrate and semiconductor device
US7649749B2 (en) 2006-07-14 2010-01-19 Nec Electronics Corporation Wiring substrate, semiconductor device, and method of manufacturing the same
US7701726B2 (en) 2006-07-14 2010-04-20 Nec Electronics Corporation Method of manufacturing a wiring substrate and semiconductor device
JP2008047843A (ja) * 2006-07-20 2008-02-28 Sanyo Electric Co Ltd 回路装置およびその製造方法、配線基板およびその製造方法
US7772703B2 (en) 2006-08-09 2010-08-10 Unimicron Technology Corp. Package substrate
JP2008164427A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Micronics Japan Co Ltd プローブユニット基板
JP2009224415A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Ngk Spark Plug Co Ltd 多層配線基板の製造方法、及び多層配線基板の中間製品
JP2009065114A (ja) * 2008-05-12 2009-03-26 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線基板の製造方法及び配線基板
KR101037470B1 (ko) 2009-09-15 2011-05-26 삼성전기주식회사 방열기판 및 그 제조방법
CN103956265A (zh) * 2013-08-08 2014-07-30 珠海越亚封装基板技术股份有限公司 嵌入在聚合物电介质中的薄膜电容器
KR101542749B1 (ko) * 2013-08-08 2015-08-07 주하이 어드밴스드 칩 캐리어스 앤드 일렉트로닉 서브스트레이트 솔루션즈 테크놀러지즈 컴퍼니 리미티드 폴리머 유전체에 매립된 박막 커패시터
WO2016047446A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 株式会社村田製作所 積層モジュール用基板、積層モジュールおよび積層モジュールの製造方法
US9922918B2 (en) 2014-09-26 2018-03-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Substrate for stacked module, stacked module, and method for manufacturing stacked module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3677429B2 (ja) フリップチップ型半導体装置の製造方法
US7161242B2 (en) Semiconductor device, semiconductor device substrate, and manufacturing method thereof that can increase reliability in mounting a semiconductor element
US8633587B2 (en) Package structure
JP2000003980A (ja) 半導体搭載用回路基板及びその製造方法
US7041534B2 (en) Semiconductor chip package and method for making the same
US7417299B2 (en) Direct connection multi-chip semiconductor element structure
US8179689B2 (en) Printed circuit board, method of fabricating printed circuit board, and semiconductor device
JP4400802B2 (ja) リードフレーム及びその製造方法並びに半導体装置
JP2003163323A (ja) 回路モジュール及びその製造方法
JPH11233678A (ja) Icパッケージの製造方法
KR100664500B1 (ko) 돌기부를 갖는 메탈 랜드를 구비하는 인쇄회로기판 및 그의제조방법
KR20060101284A (ko) 배선 기판의 제조 방법
KR20020086741A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
KR20060086346A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JP2002164467A (ja) 回路ブロック体及びその製造方法、配線回路装置及びその製造方法並びに半導体装置及びその製造方法
US7489517B2 (en) Die down semiconductor package
JP3691995B2 (ja) 半導体パッケージ及びその製造方法並びに半導体装置
KR20240017393A (ko) 반도체 장치 및 이의 제조 방법
US11508673B2 (en) Semiconductor packaging substrate, fabrication method and packaging process thereof
KR100693168B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2004193186A (ja) 配線基板及びその製造方法並びに半導体装置
US20240096838A1 (en) Component-embedded packaging structure
US11532543B2 (en) Manufacturing method of package carrier
US20240096836A1 (en) Chip high-density interconnection package structure and manufacturing method thereof
JPH08330472A (ja) 半導体装置とその製造方法