JP2000002088A - 地中掘削機のディスクカッタ - Google Patents

地中掘削機のディスクカッタ

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JP2000002088A
JP2000002088A JP10168494A JP16849498A JP2000002088A JP 2000002088 A JP2000002088 A JP 2000002088A JP 10168494 A JP10168494 A JP 10168494A JP 16849498 A JP16849498 A JP 16849498A JP 2000002088 A JP2000002088 A JP 2000002088A
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excavating
excavating blade
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underground excavator
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Kiyoshi Tsuchiya
清 土屋
Minoru Tayama
稔 田山
Kazunori Ueda
和憲 植田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 掘削刃だけを着脱して交換することができ、
掘削刃の取付部の耐久性を増加させることができる地中
掘削機のディスクカッタをを提供する。 【解決手段】 シャフト8と、シャフト8に軸支される
ベアリングケーシング5と、上下に2分割された分割片
からなる掘削刃1とを備え、掘削刃1の各分割片をベア
リングケーシング5の周囲にリング状に連ねて取り付け
る地中掘削機のディスクカッタにおいて、傾斜面1cを
有する突出縁部1bを各分割片の内周側の左右の各側部
に沿って形成するとともに、ベアリングケーシング5に
螺着する環状の掘削刃取付具2を掘削刃1の左右に設
け、各分割片をベアリングケーシング5に取り付ける際
に、左右の各掘削刃取付具2を回転してねじ送り作用で
左右の突出縁部1b側に移動させることにより、各分割
片の左右の突出縁部1bをベアリングケーシング5と協
働して楔力で締め付けて挟着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中掘削機のカッ
タヘッドに取り付けられ硬質地山を掘削するのに用いら
れる地中掘削機のディスクカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルボーリングマシン、シールド掘
進機、管推進機等、地中を掘削してトンネル等を掘削す
る地中掘削機では、大礫層や岩盤層等の硬質地山を掘削
する場合にカッタヘッドにディスクカッタを取り付け
る。この地中掘削機のディスクカッタは、カッタヘッド
を地盤に押し付けながら回転させることにより、公転し
ながら自転して硬質地山を圧砕するようにして掘削す
る。地中掘削機のディスクカッタは、このように硬質地
山を圧砕するようにして掘削することから、地山の掘削
過程で、掘削刃の磨滅や破損が頻々として発生する。そ
のため、ディスクカッタは、掘削刃を頻繁に交換しなけ
ればならず、その交換に要する時間が掘削能率に多大の
影響を及ぼす。こうしたことから、従来、ディスクカッ
タの掘削刃を交換するための技術が種々開発されてお
り、これら技術のうち、これまで一般的に用いられてい
る技術は、ディスクカッタ全体をカッタヘッドから取り
外す方式である。こうした方式を採用した従来技術の例
として、特開昭58ー189497号公報、特開昭58
ー165093号公報及び実開平6ー1496号公報に
記載されているような技術を挙げることができる。
【0003】この従来一般的に採用されていた技術で
は、例えばシールド掘進機に取り付けたディスクカッタ
の掘削刃を交換する場合、大重量(100kgf前後)
のディスクカッタをそのまま取り外して機内から運び出
さなければならないため、難作業となり、多大の時間を
要して作業能率が悪かった。本発明は、こうした問題に
対応して地中掘削機のディスクカッタを改善しようとす
るものである。そこで、こうした従来技術の問題や本発
明の技術内容の理解を容易にするため、従来の一般的な
地中掘削機のディスクカッタの一例を図7及び図8に示
して、これらに関連する基本的事項を説明する。図7
は、従来の一般的な地中掘削機のディスクカッタをトン
ネル掘削機に設置した例を示す縦断面図、図8は、従来
の一般的な地中掘削機のディスクカッタを示す縦断面図
である。
【0004】図7に示すように、トンネル掘削機のカッ
タヘッド20には、ディスクカッタ取付用の取付座22
が固定されており、地中掘削機のディスクカッタ21
は、こうした取付座22を介してカッタヘッド20に多
数取り付けられる。そして、カッタヘッド20を地盤に
押し付けながら回転させることにより、公転しながら自
転して硬質地盤の切羽100を圧砕するようにして掘削
する。このディスクカッタ21の構造を図8に基づいて
説明すると、図8において、1はディスクカッタ21に
おける地山の切削部をなすリング状の掘削刃、5は後記
シャフト8に回転自在に軸支される回転部材としてのベ
アリングケーシング、6はシャフト8を囲繞するように
取り付けられベアリングケーシング5内への土砂や地下
水の浸入を防止する環状の密封シール、7はこの密封シ
ール6を押さえるための円盤状のシール押さえ蓋であ
る。掘削刃1は、その内周側に設けた孔をベアリングケ
ーシング5の外周部に強嵌合することにより、同ケーシ
ング5の周囲にリング状に取り付けられる。ベアリング
ケーシング5は、ベアリング収納用の外側ケースとして
の役割を果たすほか、このように、掘削刃1を取り付け
るための取付部としての働きもする。ディスクカッタ2
1は、このベアリングケーシング5と後記シャフト8と
でディスクカッタのボディ4を構成し、このボディ4
に、掘削刃1が交換可能に取り付けられる。
【0005】8はベアリングケーシング5を回転自在に
支持しディスクカッタ21の軸部をなすシャフト、9は
掘削刃1に作用する半径方向の力とモーメント力を受け
るためのローラベアリング、10は掘削刃1に作用する
軸方向の力(掘削刃1の回転軸心の方向の力)を受ける
ためのボールベアリング、11,12はディスクカッタ
21の使用開始時や交換時にローラベアリング9やボー
ルベアリング10に給脂するためのシャフト8に設けた
給脂口、13は前記シール押さえ蓋7をシャフト8に取
り付けるための取付ボルト、15は掘削刃1の軸方向の
ずれを規制するための止め輪である。シャフト8は、両
端部をベアリングケーシング5の両端面から突出させ、
その両端部を前記ディスクカッタ取付用の取付座22に
回転不能に取り付ける。そのため、シャフト8の両端部
は、横断面正方形に形成されており(図2参照)、この
両端部で、掘削刃1にかかる力を取付座22を介してカ
ッタヘッド20に伝える。また、シャフト8の中間部
は、ローラベアリング9やボールベアリング10を介し
てベアリングケーシング5を回転自在に支持できるよう
に円筒状に形成されている。
【0006】止め輪15は、ベアリングケーシング5を
囲繞するようにして同ケーシング5のリング状凹溝に嵌
着して、掘削刃1の側面に当接する。この止め輪15
は、2分割できるように構成されており、掘削刃1の取
付け時に、その2分割された止め輪15をそれぞれベア
リングケーシング5に取り付けてから溶接して一体にす
る。こうしてベアリングケーシング5に取り付けた掘削
刃1を、地山の掘削過程で交換するときには、まず、掘
削刃1をディスクカッタのボディ4と共に取付座22か
ら取り外してディスクカッタ21を丸ごと地中掘削機の
機内へ搬入する。次いで、このディスクカッタ21を機
外へ運び出して、2分割の止め輪15を溶接個所で溶断
して取外した後、ディスクカッタ21をプレス機に載置
して掘削刃1をボディ4からプレス機で取り外す。しか
る後、新しい掘削刃1をベアリングケーシング5にプレ
ス機で圧入して前記の方法で取り付け、再使用できるよ
うにする。なお、ベアリング9,10が破損したりディ
スクカッタ21が寿命に達しているときには、このディ
スクカッタ21をスクラップにして、新品のディスクカ
ッタ21と交換する。従来の一般的な地中掘削機のディ
スクカッタでは、掘削刃1を交換するとき、前記のよう
に、掘削刃1だけでなく大重量のディスクカッタ21を
丸ごと取り外して機外へ運び出すことが必要であるた
め、前述したように、その交換作業に多大の手間を要し
て作業能率が悪かった。
【0007】こうした問題に対応して、ディスクカッタ
の掘削刃を交換する場合にディスクカッタのボディを取
り外すことなく掘削刃だけを交換できるようにした地中
掘削機のディスクカッタが実開昭59ー47795号公
報で提案されている。この公報で提案されているディス
クカッタは、取付座(リテーナ)に取り付けられるシャ
フト(軸)と、このシャフトに回転自在に軸支される回
転部材(カッタハブ)と、この回転部材の周囲にリング
状に取り付けられる掘削刃(カッタリング)とを備え、
この掘削刃が周方向に分割された複数個の掘削刃の分割
片(単位カッタリング)からなり、これらの掘削刃の分
割片を回転部材の周囲にリング状に連ねて取り付けるよ
うにしている(括弧内は公報に記載の用語)。その場
合、各掘削刃の分割片の側部に取付部を一体に付設し、
この取付部を回転部材の側部にボルトで螺着するように
しているため、このボルトを着脱すことにより、ディス
クカッタのボディを取付座に取り付けた状態のまま掘削
刃だけを着脱して交換することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の地中掘削機のディスクカッタでは、このように、掘
削刃の分割片を回転部材に取り付けるための取付部を、
各分割片の側部に一体に付設するようにしていて、掘削
刃の分割片と取付部とが一体となっているため、地中の
掘削時に掘削刃に荷重がかかったときに、その取付部に
曲げ応力が作用して取付部が破壊されやすい。従来のデ
ィスクカッタは、このように掘削刃の取付部の耐久性に
問題があるため、これまで実用に供されていない。
【0009】本発明は、こうした従来の技術にみられる
問題を解消しようとするものであって、その技術課題
は、ディスクカッタのボディをカッタヘッドの取付座に
取り付けた状態のまま掘削刃を着脱して交換することが
でき、かつ、掘削刃の取付部における耐久性を増加させ
ることができる地中掘削機のディスクカッタを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした技術
課題を達成するため、地中掘削機のカッタヘッドに固定
された取付座に取り付けられるシャフトと、このシャフ
トに回転自在に軸支される回転部材と、この回転部材の
周囲にリング状に取り付けられる掘削刃とを備え、この
掘削刃が周方向に分割された複数個の掘削刃の分割片か
らなり、これらの掘削刃の分割片を回転部材の周囲にリ
ング状に連ねて取り付ける地中掘削機のディスクカッタ
において、各分割片の内周側が幅広に形成されるように
各分割片の内周側の側部に沿って突出縁部を形成すると
ともに、回転部材に対して軸方向に移動可能に嵌め合わ
せられ、複数個の分割片を回転部材に取り付ける際に軸
方向へ移動させることにより、各分割片の突出縁部を回
転部材と協働して挟着することができる掘削刃取付用の
環状枠を設けるようにしている。
【0011】本発明は、こうした手段を採用しているの
で、掘削刃の各分割片を回転部材に取り付ける場合、各
分割片を回転部材の周囲にリング状に連ねて配置した
後、回転部材に嵌め合わせられた掘削刃取付用の環状枠
を掘削刃の側に向けて軸方向に移動させることにより、
この環状枠と回転部材とで協働して各分割片の突出縁部
を挟着することができる。こうして回転部材に取り付け
た掘削刃を地山の掘削過程で交換するときには、掘削刃
とは反対側に向けて軸方向に移動させて掘削刃取付用の
環状枠を掘削刃から分離させ、各掘削刃の分割片だけを
取り外して交換する。したがって、本発明によれば、デ
ィスクカッタのボディをカッタヘッドの取付座に取り付
けた状態のまま掘削刃を着脱して交換することができ、
かつ、掘削刃の取付部における耐久性を増加させること
ができる地中掘削機のディスクカッタが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の地中掘削機のディ
スクカッタが実際上どのように具体化されるのかを示す
具体化例を図1乃至図6に基づいて説明することによ
り、本発明の実施の形態を明らかにする。図1は、本発
明の地中掘削機のディスクカッタの第1の具体化例を示
す縦断面図、図2は図1の側面図、図3は、本発明の地
中掘削機のディスクカッタの第2の具体化例を示す縦断
面図、図4は、本発明の地中掘削機のディスクカッタの
第3の具体化例を示す縦断面図、図5は図4の側面図、
図6は、本発明の地中掘削機のディスクカッタの第4の
具体化例を示す縦断面図である。なお、これらの図にお
いて、ディスクカッタのシャフトの両端の側を側面とみ
る。図1乃至図6において図7及び図8と同一符号を付
けた部分は、両図と同等の部分を表すので、詳述しな
い。
【0013】図1乃至図6に例示する地中掘削機のディ
スクカッタは、図7及び図8に示す従来の一般的な地中
掘削機のディスクカッタと同様、地中掘削機のカッタヘ
ッド20に固定された取付座22に取り付けられるシャ
フト8と、このシャフト8に回転自在に軸支される回転
部材としてのベアリングケーシング5と、このベアリン
グケーシング5の周囲にリング状に取り付けられる掘削
刃1とを備えている。また、この掘削刃1は、前記実開
昭59ー47795号公報に記載の従来の技術と同様、
周方向に分割された複数個の掘削刃の分割片からなり、
これらの掘削刃の分割片を回転部材の周囲にリング状に
連ねて取り付けるようにしている。
【0014】まず、図1及び図2に基づき本発明の第1
の具体化例の特徴的な構造について述べると、掘削刃1
は、図2に示すように、分割面で予め上下に2分割して
製作されている。この例では、掘削刃1を2分割してい
るが、三つ以上の分割面で分割して多分割するようにし
てもよい。掘削刃1の各分割片は、刃1aと反対側すな
わち内周側が左右に突出して幅広に形成されるように、
その内周側の両側部に沿って左右に、側面視円弧状の突
出縁部1bを形成しており、この左右の突出縁部1bに
は、断面が楔状をなすように傾斜面1cを形成してい
る。掘削刃1の各分割片には螺子孔1dが形成され、こ
の螺子孔1dに抜き出しボルト1eが螺着されて後に詳
述する働きをする。2はベアリングケーシング5に対し
て軸方向(掘削刃1の回転軸心方向)に移動可能に嵌め
合わせられ掘削刃1の各分割片をベアリングケーシング
5に取り付ける働きをする掘削刃取付具、3はこの掘削
刃取付具2の側端面に押し当てて掘削刃取付具2が緩む
のを防ぐ掘削刃取付具2の緩み止めである。
【0015】掘削刃取付具2は、ベアリングケーシング
5と嵌め合わせる孔を有する基部2aと、各分割片の突
出縁部1bの傾斜面1cに合致する傾斜面2cを有し各
突出縁部1bを挟着する挟着部2bとを備え、環状の枠
をなすようにリング状に形成されている。この例では、
掘削刃取付具2をベアリングケーシング5に対して軸方
向に移動可能に嵌め合わせるようにするため、ベアリン
グケーシング5の外周面にねじを形成するとともに、掘
削刃取付具2の基部2aをこのねじに螺合してベアリン
グケーシング5に嵌め合わせるようにしている。また、
この例では、こうした構造の掘削刃取付具2を左右の突
出縁部1bに対応して左右一対配置するようにしてい
る。掘削刃取付具2の緩み止め3は、八角ナットで構成
されてベアリングケーシング5のねじに螺合され、締め
付けることにより、掘削刃取付具2の側端面に押し当て
て掘削刃取付具2が緩むのを防ぐことができる。この緩
み止め3も左右の突出縁部1bに対応して左右一対配置
するようにしている。
【0016】図1及び図2に示す地中掘削機のディスク
カッタは、以上のような構造を備えているので、掘削刃
1の二つの分割片をベアリングケーシング5に取り付け
る場合、両分割片をベアリングケーシング5の周囲にリ
ング状に連ねて配置した後、掘削刃取付具2をベアリン
グケーシング5に螺合してこれを所定方向に回転させる
と、掘削刃取付具2を、掘削刃1の側に向けてねじ送り
作用により軸方向に移動させることができる。その結
果、掘削刃取付具2の挟着部2bは、各分割片の突出縁
部1bをベアリングケーシング5と協働して挟むように
して固定することとなる。その場合、各分割片の突出縁
部1bや掘削刃取付具2の挟着部2bに傾斜面1cや傾
斜面2cを形成しているため、掘削刃取付具2は、軸方
向へ移動させた際にその傾斜面2cを各分割片の突出縁
部1bの傾斜面1cに密接させながら各突出縁部1bを
挟着部2bとベアリングケーシング5とにより楔力で締
め付ける。その結果、掘削刃1の各分割片をベアリング
ケーシング5にきわめて強固に取り付けることができ
る。こうして掘削刃1をベアリングケーシング5に取り
付けた後は、ベアリングケーシング5に螺合した左右の
緩み止め3をそれぞれ所定方向に回転させて掘削刃取付
具2の側端面に押し当て、これにより、掘削刃取付具2
が掘削時の振動等により緩むのを防止する。
【0017】こうしてベアリングケーシング5に取り付
けた掘削刃1を地山の掘削過程で交換するときには、左
右の緩み止め3や掘削刃取付具2を前記したのとは逆方
向に回転させて掘削刃1とは反対側に軸方向に移動させ
る。掘削刃取付具2を移動させる過程で、掘削刃取付具
2の傾斜面2cが掘削刃1の傾斜面1cに噛み込んで離
れない場合には、螺子孔1dに螺着されている抜き出し
ボルト1eの頭部(図示せず。)をスパナで回転させて
螺子孔1dから突出させることにより、その抜き出しボ
ルト1eで当該掘削刃取付具2を押圧して掘削刃取付具
2と掘削刃1とを分離させる。こうして掘削刃取付具2
による各突出縁部1bの挟着を解除した後は、ディスク
カッタのボディ4を取付座22に取り付けた状態のまま
掘削刃1の分割片だけを取り外して交換する。掘削刃1
は、その重量が通常10kg程度であり、この例では2
分割にしていて、分割片の重量が5kg程度であるか
ら、掘削刃1を交換する場合に一人の作業員で簡単に交
換することができる。
【0018】ディスクカッタにかかる荷重は、掘削刃1
の円周方向の力と、掘削刃1の半径方向の力と、ディス
クカッタが切羽100に押し付けられる際に作用する掘
削刃1の回転軸心に対して直角方向の力である。しかる
に、この地中掘削機のディスクカッタでは、掘削刃取付
具2を設けて掘削刃1の各分割片の突出縁部1bを挟着
するようにしたことにより、それらの力が掘削刃取付具
2に、従来の技術のように曲げ応力としてでなく、引っ
張り応力として作用するため、掘削刃取付具2はそれら
の力に耐えることができて、掘削刃の取付部の耐久力が
従来の技術よりも大きい。したがって、この地中掘削機
のディスクカッタは、ディスクカッタのボディ4をカッ
タヘッド20の取付座22に取り付けた状態のまま掘削
刃1を着脱して交換することができるだけでなく、掘削
刃の取付部における耐久性を増加させることができる。
掘削刃取付具2を軸方向に移動させる際に、ねじ送り作
用により移動させるため、その移動操作に大きい力を要
しない。
【0019】次に、図3に基づき本発明の第2の具体化
例の特徴的な構造について述べる。前記の例では、掘削
刃取付具2を左右一対配置するようにしているが、この
図3に示す例は、その一方の掘削刃取付具2を、ベアリ
ングケーシング5に一体又は別体で突設した掘削刃取付
突起5Aに代えるようにしたものである。それゆえ、緩
み止め3も掘削刃取付突起5Aを設けた側には設けてい
ないが、その他の構造については、図1及び図2に示す
構造と基本的に差はない。掘削刃取付突起5Aは、掘削
刃取付具2と同様、掘削刃1の各分割片の傾斜面1cに
合致する傾斜面5bを有し各突出縁部1bを挟着する挟
着部5aを備え、ベアリングケーシング5の周囲にリン
グ状をなして突設されている。
【0020】図3に示す地中掘削機のディスクカッタ
は、こうした構造を備えているので、掘削刃1の二つの
分割片を左側の掘削刃取付突起5Aの挟着部5aに係止
した状態でベアリングケーシング5の周囲にリング状に
連ねて配置した後、右側の掘削刃取付具2をベアリング
ケーシング5に螺合させて回転させると、掘削刃取付具
2は、左側に移動し、その結果、各分割片の左側突出縁
部1bの傾斜面1cを掘削刃取付突起5Aの傾斜面5b
に押し付けながら、各分割片の右側突出縁部1bをベア
リングケーシング5と協働して挟むこととなる。その場
合、掘削刃取付具2及び掘削刃取付突起5Aは、それぞ
れ、傾斜面2c及び傾斜面5bを各分割片の右側及び左
側の突出縁部1bの傾斜面1cに密接させながら挟着部
2b及び挟着部5aとベアリングケーシング5とにより
楔力で右側及び左側の突出縁部1bを締め付ける。その
結果、第1の具体化例と同様、掘削刃1の各分割片をベ
アリングケーシング5に強固に取り付けることができ
る。こうして取り付けた掘削刃1を交換するときには、
片側の掘削刃取付具2や緩み止め3を前記したのとは逆
方向に回転させて右側に移動させ、しかる後、第1の具
体化例で述べたのと同様の方法で交換すればよい。した
がって、この第2の具体化例の地中掘削機のディスクカ
ッタは、第1の具体化例のディスクカッタと同様の効果
を発揮するほか、掘削刃1の交換の際に、一つの掘削刃
取付具2や緩み止め3だけを回転操作すればよいので、
操作が簡単である。
【0021】次に、図4及び図5に基づき本発明の第3
の具体化例の特徴的な構造について述べる。第1の具体
化例では、掘削刃取付具2をベアリングケーシング5に
対して軸方向に移動可能に嵌め合わせる場合に、ベアリ
ングケーシング5に螺着する例を示したが、この図4及
び図5に示す例では、掘削刃取付具2をベアリングケー
シング5に対して軸方向に摺動可能に嵌め合わせるとと
もに、掘削刃取付具2の取付ボルト14を設けて、この
取付ボルト14により掘削刃取付具2をベアリングケー
シング5に対して軸方向に移動させ得るようにしてい
る。そのため、掘削刃取付具2は、その基部2aに設け
た孔をベアリングケーシング5に摺動自在に嵌合してい
る。また、掘削刃取付具2の取付ボルト14は、掘削刃
取付具2の基部2aに設けたボルト挿通孔に挿通した
後、ベアリングケーシング5に螺着するようにしてい
る。こうした掘削刃取付具2や取付ボルト14は、左右
の突出縁部1bに対応して左右一対配置するようにして
いる。第1の具体化例で設けた緩み止め3は、左右何れ
の側にも設けておらず、これらの構造を除いては、図1
及び図2に示す構造と基本的に差はない。
【0022】図4及び図5に示す地中掘削機のディスク
カッタは、以上のような構造を備えているので、掘削刃
1の二つの分割片をベアリングケーシング5の周囲にリ
ング状に連ねて配置した後、ベアリングケーシング5に
螺着した取付ボルト14の頭部をスパナで所定方向に回
転させると、ベアリングケーシング5に嵌め合わされた
掘削刃取付具2は、取付ボルト14の頭部に押されて掘
削刃1の側に向け軸方向に移動する。その結果、掘削刃
取付具2の挟着部2bは、各分割片の突出縁部1bをベ
アリングケーシング5と協働して挟むようにして固定す
ることとなり、第1の具体化例と同様の作用効果を発揮
することとなる。また、こうして取り付けた掘削刃1を
交換するときには、取付ボルト14を前記したのとは逆
方向に回転させて掘削刃1とは反対側に向け軸方向に移
動させ、しかる後、第1の具体化例で述べたのと同様の
方法で交換すればよい。したがって、この第3の具体化
例の地中掘削機のディスクカッタは、第1の具体化例の
ディスクカッタと同様の効果を発揮するほか、掘削刃1
の着脱の際に、取付ボルト14の頭部をスパナ等で回転
させればよく、その着脱の操作に大きいスペースを要し
ない。
【0023】次に、図6に基づき本発明の第4の具体化
例の特徴的な構造について述べる。この第4の具体化例
の地中掘削機のディスクカッタは、ベアリングケーシン
グ5の周囲に2連の掘削刃1をリング状に取り付けるよ
うにしており、その場合、2連の掘削刃1の相隣接する
各突出縁部1bを挟着できる2連掘削刃取付突起5B
を、各突出縁部1b間の部位に設けてベアリングケーシ
ング5の周囲にリング状に突設するようにしている。こ
の2連掘削刃取付突起5Bは、掘削刃取付突起5Aと同
様、掘削刃1の各分割片の傾斜面1cに合致する傾斜面
5bを有し各突出縁部1bを挟着する挟着部5aを備え
ているが、こうした挟着部5aを相隣接する左右の突出
縁部1bを挟着できるように左右両側に設けている点で
掘削刃取付突起5Aと異なる。また、緩み止め3は、2
連の各掘削刃1の左右の側うち、掘削刃取付突起5Bを
設けた側には設けておらず、残りの側にだけ設けてお
り、以上の点を除いては、図1及び図2に示す構造と基
本的に差はない。
【0024】図6に示す地中掘削機のディスクカッタ
は、こうした構造を備えているので、2連の掘削刃1に
おける各掘削刃1について、第2の具体化例のディスク
カッタと同様の取付操作を行えば、挟着部2b及び挟着
部5aとベアリングケーシング5とにより、各掘削刃1
の右側及び左側の突出縁部1bをそれぞれ楔力で締め付
けるようにして挟着することができて、2連の掘削刃1
の各分割片をベアリングケーシング5に強固に取り付け
ることができる。こうして取り付けた2連の各掘削刃1
を交換するときには、各掘削刃1について、第1の具体
化例と同様の方法で交換すれば、ディスクカッタのボデ
ィ4を取付座22に取り付けた状態のまま各掘削刃1の
分割片だけを取り外して交換することができる。したが
って、この第4の具体化例の地中掘削機のディスクカッ
タは、第1の具体化例のディスクカッタと同様の効果を
発揮するほか、2連の掘削刃1の交換の際に、各掘削刃
1について、一つの掘削刃取付具2や緩み止め3だけを
回転操作すればよいので、操作が簡単である。
【0025】以上、本発明を実際上具体化する場合の種
々の例を述べたが、これらの各例の共通する最大の特徴
は、掘削刃1の各分割片の内周側が幅広に形成されるよ
うに各分割片の内周側の側部に沿って突出縁部1bを形
成するとともに、ベアリングケーシング5に対して軸方
向に移動可能に嵌め合わせられ、複数個の分割片をベア
リングケーシング5に取り付ける際に軸方向へ移動させ
ることにより、各分割片の突出縁部1bをベアリングケ
ーシング5と協働して挟着することができる環状枠の掘
削刃取付具2を設けた点にあり、この点により本発明の
技術課題が達成される。
【0026】以上述べた各例では、掘削刃取付具2を軸
方向へ移動させた際に掘削刃1の各分割片の突出縁部1
bを掘削刃取付具2とベアリングケーシング5とにより
楔力で締め付け得るようにするため、各分割片の突出縁
部1b及び掘削刃取付具2にそれぞれ傾斜面1c及び傾
斜面2cを形成しているが、こうした傾斜面は、突出縁
部1b及び掘削刃取付具2の一方に形成してもよく、そ
の場合でも、突出縁部1bを掘削刃取付具2とベアリン
グケーシング5とにより楔力で締め付けることができ
る。本発明の地中掘削機のディスクカッタを具体化する
場合、以上述べた各例のように具体化するほか、左右の
掘削刃取付具2を軸方向に移動させるのに第1の具体化
例と第3の具体化例の手段を組み合わせて採用したり、
第2の具体化例や第4の具体化例において掘削刃取付具
2を軸方向に移動させるのに第3の具体化例の手段を採
用する等、以上述べた各例の手段を適宜組み合わせて採
用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、「地中掘削機のカッタヘッドに固定された取付座に
取り付けられるシャフトと、このシャフトに回転自在に
軸支される回転部材と、この回転部材の周囲にリング状
に取り付けられる掘削刃とを備え、この掘削刃が周方向
に分割された複数個の掘削刃の分割片からなり、これら
の掘削刃の分割片を回転部材の周囲にリング状に連ねて
取り付ける地中掘削機のディスクカッタにおいて、各分
割片の内周側が幅広に形成されるように各分割片の内周
側の側部に沿って突出縁部を形成するとともに、回転部
材に対して軸方向に移動可能に嵌め合わせられ、複数個
の分割片を回転部材に取り付ける際に軸方向へ移動させ
ることにより、各分割片の突出縁部を回転部材と協働し
て挟着することができる掘削刃取付用の環状枠を設け
た」ので、本発明によれば、ディスクカッタのボディを
カッタヘッドの取付座に取り付けた状態のまま掘削刃を
着脱して交換することができ、かつ、掘削刃の取付部に
おける耐久性を増加させることができる地中掘削機のデ
ィスクカッタが得られる。
【0028】本発明の地中掘削機のディスクカッタを具
体化する場合、特に、特許請求範囲の請求項2に記載の
手段を採用すれば、こうした基本的な効果を奏すること
に加え、掘削刃の各分割片における突出縁部を掘削刃取
付用の環状枠と回転部材とで協働して特に楔力で締め付
けるように挟着することができて、掘削刃の各分割片を
回転部材に一層強固に取り付けることができる。本発明
や特許請求範囲の請求項2に記載の地中掘削機のディス
クカッタを具体化する場合、特に、請求項3に記載の手
段を採用すれば、本発明や請求項2に記載の手段を採用
した場合と同様の効果を奏することに加え、掘削刃取付
用の環状枠を軸方向に移動させる際に、ねじ送り作用に
より移動させることができてその移動操作に大きい力を
要しない。本発明や特許請求範囲の請求項2に記載の地
中掘削機のディスクカッタを具体化する場合、特に、請
求項4に記載の手段を採用すれば、請求項3に記載の手
段を採用した場合と同様の効果を奏することに加え、掘
削刃の着脱の際に、回転部材に螺着したボルトの頭部を
スパナ等で回転すればよく、その着脱操作に大きいスペ
ースを要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中掘削機のディスクカッタの第1の
具体化例を示す縦断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の地中掘削機のディスクカッタの第2の
具体化例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の地中掘削機のディスクカッタの第3の
具体化例を示す縦断面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明の地中掘削機のディスクカッタの第4の
具体化例を示す縦断面図である。
【図7】従来の一般的な地中掘削機のディスクカッタを
トンネル掘削機に設置した例を示す縦断面図である。
【図8】従来の一般的な地中掘削機のディスクカッタを
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 掘削刃 1a 刃 1b 突出縁部 1c 傾斜面 1d 螺子孔 1e 抜き出しボルト 2 掘削刃取付具 2a 基部 2b 挟着部 2c 傾斜面 3 掘削刃取付具2の緩み止め 4 ディスクカッタのボディ 5 ベアリングケーシング 5A 掘削刃取付突起 5B 2連掘削刃取付突起 5a 挟着部 5b 傾斜面 7 押え蓋 8 シャフト 14 掘削刃取付具の取付ボルト 20 カッタヘッド 21 ディスクカッタ 22 ディスクカッタ取付用の取付座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 和憲 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D054 BA06 BB06 BB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中掘削機のカッタヘッドに固定された
    取付座に取り付けられるシャフトと、このシャフトに回
    転自在に軸支される回転部材と、この回転部材の周囲に
    リング状に取り付けられる掘削刃とを備え、この掘削刃
    が周方向に分割された複数個の掘削刃の分割片からな
    り、これらの掘削刃の分割片を回転部材の周囲にリング
    状に連ねて取り付ける地中掘削機のディスクカッタにお
    いて、各分割片の内周側が幅広に形成されるように各分
    割片の内周側の側部に沿って突出縁部を形成するととも
    に、回転部材に対して軸方向に移動可能に嵌め合わせら
    れ、複数個の分割片を回転部材に取り付ける際に軸方向
    へ移動させることにより、各分割片の突出縁部を回転部
    材と協働して挟着することができる掘削刃取付用の環状
    枠を設けたことを特徴とする地中掘削機のディスクカッ
    タ。
  2. 【請求項2】 掘削刃取付用の環状枠を軸方向へ移動さ
    せた際に掘削刃の分割片の突出縁部が掘削刃取付用の環
    状枠と回転部材とにより楔力で締め付けられるように、
    掘削刃の分割片の突出縁部及び掘削刃取付用の環状枠の
    少なくとも一方に傾斜面を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の地中掘削機のディスクカッタ。
  3. 【請求項3】 掘削刃取付用の環状枠を、回転部材に螺
    着して回転部材に対して軸方向に移動可能に嵌め合わせ
    るようにしたこと特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の地中掘削機のディスクカッタ。
  4. 【請求項4】 掘削刃取付用の環状枠を回転部材に対し
    て軸方向に摺動可能に嵌め合わせるとともに、掘削刃取
    付用の環状枠を、この環状枠に挿通して回転部材に螺着
    したボルトにより、回転部材に対して軸方向に移動させ
    得るようにしたこと特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の地中掘削機のディスクカッタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105649638A (zh) * 2015-12-31 2016-06-08 武汉江钻恒立工程钻具股份有限公司 设有储油囊式压力平衡装置的盘形滚刀
CN107642365A (zh) * 2017-10-09 2018-01-30 中国铁建重工集团有限公司 一种滚刀刀座更换定位装置及盾构机

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