WO1992004742A1 - Circuit hyperfrequence - Google Patents

Description

明 柳

発明 の 名称

マ イ ク 口 波回路

技術分野

本発明 は、 マ イ ク σ 波通信機器及 び衛星放送受信 コ ン パ 一 夕 な ど に 用 い ら れ る マ イ ク ロ 波回路で あ る 。

背景技術

近年、 マ イ ク ロ 波通信機器 に使用 さ れ る マ イ ク ロ 波素子の進 展 に は 目 ざ ま し い も の があ り 、 Η Ε Μ Τ や M E S — F Ε Τ な ど の低雑音 デ バ イ ス も 容易 に入手で き る た め 、 特 に 受信系低雑音 コ ン バ ー タ に お け る 雑音指数 は年々 低下 し て い る 。 し か し 、 低 雑音用 マ イ ク ロ 波素子 自 身 の雑音指数が よ く て も 、 入力部か ら マ イ ク 口 波素子 ま で の間 に存在す る 損失ゃ ィ ン ピ ー ダ ン ス 不整 合 に よ る 影響 は大 き く 、 低雑音 コ ン バ ー タ 全体 と し て所望 の雑 音指数が得 ら れ な い場合があ っ た 。

以下、 図面 を参照 に し な 力 ら 、 上述 し た よ う な 従来の マ イ ク 口 波回路 に つ い て説明 を行 な う 。

第 7 図 は 、 従来の 円形導波管短絡部を 、 第 8 図 は そ の 断面図 を示す も の で あ る 。 第 7 図 に お い て、 1 は 円形導波管 5 を有す る 金属製筐体 で あ り 、 2 は シ ョ ー ト 板 4 の取 り 付 け面で あ る 。 通常 シ ョ ー ト 板 2 は 、 ビ ス 等 に よ り 取 り 付 け面 2 へ固定 さ れ、 シ ョ ー ト 面 を 形成 す る 。 円 形導波管 5 を 伝搬 す る マ イ ク ロ 波 は 、 シ ョ ー ト 板 4 が理想的 な 短絡状態で あ る と 、 損失 な く 全反 射 を行 な い 、 伝搬方向 を変 え る 。

し か し な が ら 前記 の よ う な 構成で は 、 取 り 付 け 面 2 の 面精度 パ ラ ツ キ及び シ ョ ー ト 板 4 の平面度バ ラ ツ キ に よ り 特に 円形導 波管の端面に おけ る接触が十分で な い た め、 シ ョ ー ト 板 4 は完 全な シ ョ 一 ト 面 と し て動作 し な い。 そ の た め 、 低雑音 コ ン パ ー 夕 の シ ョ ー ト 面を使 う 場合、 入力電力 を十分に反射で き な い た め雑音指数の劣化及び入力 V S W R劣化を も た ら す と い っ た問 題点を有 し て いた。

本発明 は上記問題点に鑑み、 円柱状マ イ ク ロ 波伝送路を有す る第 1 の金属製筐体の外導体を第 2 の平面形状を有す る導体 'に 十分な接触を確保 し 、 良好な特性を示すマ イ ク ロ 波回路を提供 す る も の で あ る 。

発明 の開示

前記目 的を達成す る た め に、 本発明 の マ イ ク ロ 波回路は、 円 柱状マ イ ク 口 波伝送路の端面に 円柱状内壁か ら外側に同心円状 隆每部を有す る第 1 の金属製筐体 と 第 2 の平面形状を持つ金属 筐体を接触す る こ と に よ り 構成さ れ る 。

本発明 は上記の構成に よ っ て、 第 1 の金属製筐体の 円柱状内 壁よ り 外側に設けた***部だ け の狭い範囲で第 2 の平面形状を 持つ金属筐体 と接触す る た め、 各筐体間の電磁気的な接触が十 分 と れ、 良好な特性を確保で き る も の と な る 。

図面の簡単な説明

第 1 図は本発明 の一実施例 に おけ る 円形導波管短絡部を示す 分解斜視図、 第 2 図は そ の断面図、 第 3 図は本発明 の他の実施 例 に よ る 円形導波管短絡部を示す分解斜視図、 第 4 図は そ の断 面図、 第 5 図及び第 6 図は本発明 の第 2 , 第 3 の実施例 におけ る 円形導波管 一 マ イ ク ロ ス ト リ .ツ プ ラ イ ン変換部 を示す断面 図、 第 7 図 は 従来 の 円形導波管短絡部 を示す 分解斜視図、 第 8 図 は そ の断面図で あ る 。

発明 を実施す る た め の最良 の形態

以下本発明 の一実施例の マ イ ク 口 波回路 に つ い て図面を参照 し な が ら 説明 す る 。

第 1 図は、 本発明 の 円形導波管短絡部を 、 .第 2 図 は そ の断面 図を示す も の で あ る 。 第 1 図 に お い て 、 1 は 円形導波管 5 を有 す る 金属 製筐 体 で あ り 、 2 は シ ョ ー ト 板 4 の 取 り 付 け 面 で あ る 。 円形導波管 5 中 を伝搬す る マ イ ク ロ 波 は 、 シ ョ ー ト 板 4 で の短絡状態が十分で あ れ ば、 損失 な く 全反射 を行 な い 伝搬方向 を変え る 。 本実施例で は 、 シ ョ ー ト 板 2 は 、 取 り 付 け時 に お い て取 り 付 け面 2 に接す る 前 に 同心円状***部 3 に よ っ て接触を 取 る こ と が可能で あ る た め 、 シ ョ ー ト 面実現時 に 重要で あ る 円 形導波管 5 内壁部端面 に お け る シ ョ 一 ト 板 4 の接触が十分 と れ て 、 取 り 付 け面 2 の面精度 に 影響 さ れず良好 な 短絡特性 を'確保 で き る 。 又、 シ ョ ー ト 板 4 が こ れ ほ ど高 い平面度 を確保 し て い な く て も 、 取 り 付 け 面 2 と 接触 す る 前 に 円 形導波管 5 内 壁 と シ ョ ー ト 板 4 が接触す る た め 良好 な シ ョ ー ト 板が実現 で き る 。 以下本発明 の他の実施例 に つ い て、 図面を参照 し な が ら 説明 す ろ 。 第 3 図 は本発明 の他 の実施例 に お け る 円形導波管短絡部 を 、 第 4 図 は そ の 断面図を示す も の で あ る 。

第 3 図， 第 4 図 に お い て 、 1 0 は 円形導波管 1 2 を有す る 金 属製筐体で あ り 、 2 は シ ョ ー ト 板 の取 り 付 け面で あ り 、 1 1 は 同心円状***部であ る 。 本実施例 に おい て は同心円状***部 1 1 の 断面形状 を変え る こ と に よ っ て よ り 加工 を し 易 く し た も の で - A - あ り 、 前実施例 と 同 様 に 接触面 2 の 面精度 の 影響 を 受 け ず 、 シ ョ 一 ト 扳 4 が同心円状***部 1 1 に接触す る こ と に よ り 円形 導波管 1 2 の 短絡面は 十分良好 な 特性 を確保 す る こ と が で き る o

さ ら に、 本発明 の第 2 ， 第 3 の実施例 に つ い て図面 を参照 し な が ら 説明 す る 。 第 5 図及び第 6 図 は、 本発明 の他の実施例 に お け る 円形導波管 — マ イ ク ロ ス ト リ ッ プ ラ イ ン変換部の断面図 を示す も の で あ る 。

1 0 は 円形導波管 1 2 を有す る 金属製筐体で あ り 、 6 は ボ ス ト 金具で あ り 、 7 は マ イ ク ロ ス ト リ ッ プ ラ イ ン を有す る M I C 基板、 8 は ポ ス ト 金具 6 と.中空 軸線路を形成す る た め の金属 製サ ポ ー タ 、 9 は ポ ス ト 金具 6 と 誘電体同軸線路を形成す る 誘 電体サ ポ ー タ で あ る 。

第 5 図及び第 6 図に おいて、 紙面 と 垂直方向 に 円形導波管 1 2 中 を伝搬す る マ イ ク ロ 波 は 、 ボ ス ト 金具 6 部で 同轴 モ 一 ド へ変 換 さ れ、 9 及 び 8 で形成 さ れ る 同轴線路 を伝搬 し 、 M I C 基板 7 と ボ ス ト 金具 6 と の接合部で さ ら に モ ー ド変換が行わ れ、 M I C .基板 7 上の マ イ ク ロ ス ト リ ッ ブラ イ ン を伝搬す る 。

以上の よ う な導波管 — マ イ ク ロ ス ト リ ッ プ ラ イ ン変換部 に お い て、 金属製 ス ぺ ー サ 8 と 金属製筐体 1 0 と の間で接触が十分 で な け れば、 金属製 ス ぺ 一 サ 8 と 誘電体サ ポ ー タ 9 が形成す る そ れぞれの 同軸線路 に お け る 外導体 に不連続部が生 じ る た め 、 マ イ ク ロ 波伝搬時 に は損失及 び V S W R 劣化の原因 と な る 。 そ こ で 、 第 5 図'で は 同心円状***部 1 0 を金属製筐体 1 側 に 、 第 6 図で は金属製サ ポ ー ト 8 側 に設 け る こ と に よ っ て、 前述の 2 つ の 同軸線路 の外導体部 に お け る 接触を十分 に と り 、 良好 な 伝 搬特性 を確保す る こ と がで き る 。

以上の よ う に本実施例 に よ れば、 一方の 同軸線路を形成す る 外導体 に 同心 円状***部を設 け て、 他方の 同軸線路 の外導体 に 接触 さ せ る こ と に よ っ て、 同釉外導体に不連続部が生 じ る こ と に よ る 損失及 び V S W R 劣化 を防止 す る こ と がで き る 。

産業上 の利用可能性

以上 の よ う な本発明 は 、 円柱状 マ イ ク 口 波伝送路 の端面 に 円 柱状 内壁か ら 外側 に 同心円状***部 を有す る 第 1 の金属製筐体 と 第 2 の平面形状 を持つ金属筐体を接触す る こ と に よ り 、 マ イ ク ロ 波伝送路 に お け る 外導体部 の不連続を な く し 良好 な 伝送特 性を提供す る こ と がで き 、 そ の効果 は大な る も の があ る 。

Claims

• 請 求 の 範 囲

1.内側を 円柱状 に切削す る こ と に よ っ て得 ら れ る マ イ ク 口 波伝 送路の端面 に 円柱状内壁か ら 外側 に 同心円状***部を有す る 第 1 の金属製筐体 と 、 平面形状 を有す る 第 2 の金属製筐体が十分

5 接触す る こ と を特徵 と し た マ イ ク ロ 波回路。

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