WO1988002163A1

WO1988002163A1 - Dispositif d'affichage d'images

Info

Publication number: WO1988002163A1
Application number: PCT/JP1987/000693
Authority: WO
Inventors: Yutaka Mizuno; Hideyuki Takamuku
Original assignee: Fanuc Ltd
Priority date: 1986-09-22
Filing date: 1987-09-21
Publication date: 1988-03-24
Also published as: JPS6378197A; EP0280744A1; US4924299A; EP0280744A4

Description

明細書画像表示装置技術分野

本発明は、文字画像および図形画像の混合画像をカラー表示する画像表示装置に閬する。背景技術

キャラクタ（文字）画面およびグラフィック（図形）画面を合成して 1 つのディスプレイ装置にカラ—合成画面を表示する画像表示装置においては、各画素を構成するカラー因子 (例えば 3原色：赤、緑、青）の存在を論理値「 1 」、不在を「 0 」で表わし、画面上で対応する画素を構成する文字に関するカラー因子と図形に関するカラー因子について論理和回路を用いて論理和を求め、これを合成画面のカラー因子の存在を示す論理値としている。これによれば、文字画面と図形画面が重ね合わされた合成画像が得られ、色彩を有する文字と図形が重ねられると、その色彩は加色混合される。この装置はハードウエアとして論理和回路を用いるから簡単な回路構成でよいという長所はあるが、文字と多くの色彩から成る複雑な図.形が重ねられた場合、文字が識別し難くなるという問題点がある。発明の開示

本発明の目的は、文字画像のカラー表示を図形画像のカラ一表示に優先させ、文字画像の色彩が重ね合わされる図形画像の色彩に影響され難いようにし、文字画像がその背景画像から識別しやすい画像表示装置を得ることにある。

前述？問題点を解決するため、本発明においては、各々対応する画素を有する文字画像および図形画像の該画素を構成する複数のカラ一因子について論理値による存在の表示がなされ、該対応する画素に対する文字画像および図形画像の力ラー因子の論理値を論理演算して、該文字画像および該図形面像の混合面像を表示する面像表示装置であって、各画素について、文字画像のカラー因子が少なくとも 1つ存在する時は、該面素における図形画像の力ラ—因子はすべて表示されないようにした論理演箕回路を具備する面像表示装置が提供される。

前述の本発明の装置を用いれば、文字画像の文字がそのままの色彩で混合面像上に麦示され、図形画像の図形の色彩が文字の色彩に影響を与えないので文字が見やすく表示される, 図面の簡単な説明

第 1図は本発明を説明するための図、

第 2図は本発明の一実施例としての画像袠示装置の論理演箕回路を示す回路図、

第 3図は本発明の他の実施例の論理演算回路を示す回路図および第 4図は従来形の装置を説明するための図である。発明を実施するための最良の形態本発明の装置は、第 1 図に示されるように、例えば文字画面（CHR.PICT.) 1 の文字がそのままの色彩で合成画面（C0MP. PICT.) 3上に表示され、図形画面（GRA. PICT.) 2上に斜線で示された図形の色彩が文字の色彩に影響を与えないように表示するものである。第 1 図は白黒表示のため合成画面の文字は便宜上白で示されている。また本発明の 1 つの実施形態として文字画面の文字と図形画面の図形の対応する画素の色彩が同一である時は文字の色彩は黒色となるようにしている。本発明の一実施例としての画像表示装置における文字画像信号と図形画像信号を混合して合成画像信号を作成するための論理演箕回路が第 2図に示される。

本実施例においては、カラー因子として 3原色の赤（ R ) , 綠（ G ) 、青（ B ) が用いられる。図において、文字画像の力ラー因子には C H Rを付し、図形画像の力ラー因子には G R Aを付して示す。この実施例の論理演箕回路はノアゲート 2 1 、アンドゲート 22 , 23、および 24、およびオアゲ— ト 25 , 26、および 27を具備する。文字画像の赤の論理値信号

CHR- R (原色赤が含まれる時は「 1 」、含まれない時は「 0 」とする）はノアゲート 2 1 の第 1 入力およびオアゲート 2 5 の第 1 入力に供給される。文字画像の緑の論理値信号 CHR-G はノアゲート 2 1 の第 2入力およびオアゲート 2 6 の第 1 入力に供給される。文字画像の青の論理値信号 CHR-B はノアゲート 2 1 の第 3入力およびオアゲート 2 7の第 1入力へ供袷される。図形面像の赤の論理値信号 GRA-R はアンドゲート 2 2の第 2入力に供給され、図形西像の緣の論理値信号 GRA- G はアンドゲート 2 3の第 2入力に供給され、図形画像の青の論理値信号 GRA-B はアンドゲート 2 4の第 2入力に供給される。ファゲ一ト 2 1の出力はアンドゲート 22 , 23、および 24 の第 1入力に接続される。アンドゲート 22 , 23、および 24の岀カはそれぞれオアゲート 25 , 26、および 27の第 2入力に接続される。オアゲート 25 , 26、および 27の出力はそれぞれビデォ信号赤出力 V — R、ビデオ信号緑出力 V - G、およびビデォ信号青出力 V — Bとして出力される。

第 2図の回路の動作を説明する。文字画像における或 1つの画素の信号 CHR- B , CHR- G 、および CHR- B のいずれかが「 1 」であるとノアゲート 2 1 の出力は「 0 」となりアンドゲート 2 2から 2 4の出力は「 0 J となる。従って対応する図形面像の画素の信号 R , GRA-G 、および GRA-B は出力信号 V — R , V — G、および V — Bには影響を与えることなく、信号 CHR-R， CHR-G 、および CHR-B の値がそれぞれ出力 V — R , V — G、および V — B となって出力される。従って、この論理演算回路によれば、信号 CHR- R , CHR-G 、および

CHR-B のいずれかが存在する時は、それがそのまま出力され、図形の信号 GRA-R , GRA-G 、および GBA- B は出力されない。第 3図には、本発明の他の実施例の論理演算回路が示される。この回路はオアゲート 31 , 45 , 46、および 47、否定回路 32 , 33 , 34 , 35 , 36 , 37、および 38、アンドゲート 39 , 40 , 41 , 2 , 43、および 44、および排他的論理和ゲート 48 , 49、および 50を具備する。

信号 CHR-R はオアゲ— ト 3 1 の第 1入力、オアゲート 4 5 の第 1入力、およびアンドゲート 4 0 の第 1入力に供給される。信号 CHR- G はオアゲート 3 1 の第 2入力、オアゲ— ト

4 6の第 1入力、およびアンドゲート 4 2 の第 1入力に供給される。信号 CHR-B はオアゲート 3 1 の第 3入力、オアゲート 4 7 の第 1入力、およびアンドゲート 4 4 の第 1入力へ供給される。オアゲート 3 1 の出力は否定回路 3 2を介して、アンドゲート 39 , 41、および 43の第 1 入力に供給される。信号 GRA-R はアンドゲート 3 9 の第 2入力、アンドゲート 4 0 の第 2入力、および否定回路 3 5および 3 8 に供袷される。信号 GRA-G は否定回路 3 3および 3 7 、アンドゲート 4 1 の第 2入力、およびアンドゲート 4 2 の第 2入力に供給される < 信号 GRA-B は否定回路 3 4および 3 6 、アンドゲート 4 3 の第 2入力、およびアンドゲート 4 4の第 2入力に供給される < アンドゲート 3 9 の出力はオアゲート 4 5 の第 2入力へ接続され、否定回路 3 3 の出力はアンドゲ— ト 4 0 の第 3入力へ、否定回路 3 4 の出力はアンドゲート 4 0 の第 4入力へそれぞれ接繞される。オアゲート 4 5 の出力は排他的論理和回路 4 8 の第 1入力へ、アンドゲート 4 0 の出力は排他的論理和回路 4 8 の第 2入力へ接続され、排他的論理和回路 4 8 の出力はビデオ信号赤出力 V - Rとして出力される。

アンドゲート 4 1 の出力はオアゲート 4 6 の第 2入力へ接続され、否定回路 3 5 の出力はアンドゲ— ト 4 2 の第 3入力へ、否定回路 3 6 の出力はアンドゲート 4 2 の第 4入力へそれぞれ接続される。オアゲート 4 6の出力は排他的論理和回路 4 9 の第 1入力へ、アンドゲート 4 2の出力は排他的論理和回路 4 9 の第 2入力へ接' され、排他的論理和回路 4 9の出力はビデオ信号綠出力 V— Gとして出力される。

アンドゲート 4 3 の出力はオアゲート 4 7の第 2入力へ接続され、否定回路 3 7 の出力はアンドゲート 4 4の第 3入力へ、否定回路 3 8 の出力はアンドゲ— ト 4 4の第 4入力へそれぞれ接镜される。オアゲート 4 7 の出力は排他的論理和回路 5 0 の第 1入力へ、アンドゲート 4 4の出力は排他的論理和回路 5 0 の第 2入力へ接続され、排他的論理和回路 5 0 の出力はビデオ信号青出力 V— B として出力される。

この実施例は前述の実施例に比較してァンドゲ一ト 40 , 42、および 44に関する回路が追加されており、例えばァンドゲート 4 0 の出力は信号および GRA - R が「 1 」、 GRA- G および G R A - B が「 0 」のとき「 1」となる。すなわち、文字画像および図形画像に赤信号が存在し、図形面像に緑および青信号のいずれも存在しない場合、信号 V— Rは「 0」となる。この面路の付加により文字画像と図形画像の対応する画素において、例えば両者共赤であると、信号 V — Rは「 0」が出力され黒色となる。従来形の装置においては、合成面面は文字画面と図形画面の単なる重ね合わせであつたため、第 4図で示されるように、もし文字画面 1 1の文字が赤であり、図形画面 1 2の斜線で示される図形が同じく赤であった場合、合成画面 1 3では識別されない。しかし、この実施例を用いれば文字は色彩のない黒色となって（第 1 図合成画面 3参照）赤色の斜線部分と識別できる。

前述の記載は赤以外の色彩綠および青についても同様である。

Claims

請求の範囲

1. 各々対応する画素を有する文字画像および図形画像の該画素を構成する複数の力ラ一因子について論理値による存在の表示がなされ、該対応する面素に対する文字面像および図形画像のカラ —因子の論理値を論理演算して、該文字面像および該図形画像の混合画像を表示する画像表示装置であつて、

各画素について、文字画像のカラ—因子が少なくとも 1 つ存在する時は、該画素における図形画像の力ラ一因子はすべて表示されないようにした論理演算回路を具備する面像表示

2. 該論理演箕回路は、該文字画像と該図形画像の対応する画素に閬し、構成するカラー因子が合致する時は、文字画像のカラ一因子も表示されないように構成される請求の範囲第 1項に記載の画像袠示装置。

3. 該文字画像および図形画像の力ラ一因子の論理値は赤綠、および青の論理値として表示され、該論理演'算回路は、文字画像の赤の論理値、緣の論理値、および青の論理値を受けるノアゲート、

該ノアゲートの出力および図形面像の赤の論理値を受ける第 1 のアンドゲート、

該ノァゲートの出力および図形画像の緑の論理値を受ける第 2 のアンドゲート、

該ノアゲートの出力および図形画像の青の論理値を受ける第 3 のアンドゲート、

該文字画像の赤の論理値および該第 1 のアンドゲ— トの出力を受ける第 1 のオアゲート、

該文字画像の緑の論理値および該第 2のアンドゲー卜の出力を受ける第 2 のオアゲート、および

該文字画像の青の論理値および該第 3 のアンドゲートの出力を受ける第 3のオアゲートを具備する請求の範囲第 1 項に記載の画像表示装置。

4. 該論理演算回路は、

文字画像の赤の論理値、図形画像の赤の論理値、図形画像の緑の反転された論理値、および図形画像の青の反転された論理値を受ける第 1 の 4入力アンドゲート、

文字画像の緑の論理値、図形画像の緑の論理値、図形画像の赤の反転された論理値、および図形画像の青の反転された論理値を受ける第 2 の 4入力アンドゲ Γ- ト、

文字画像の青の論理値、図形画像の青の論理値、図形画像の緑の反転された論理値、および図形画像の赤の反転された論理値を受ける第 3 の 4入力ァンドゲート、

該第 1 のオアゲートの出力および該第 1 の 4入力アンドゲ一トの出力を受ける第 1 の排他的論理和ゲート、

該第 2のオアゲートの出力および該第 2 の 4入力ァンドゲ一トの出力を受ける第 2 の排他的論理和ゲート、および該第 3 のオアゲートの出力および該第 3 の 4入力アンドゲ一トの出力を受ける第 3 の排他的論理和ゲートを具備する請求の範囲第 3項に記載の画像表示装置。