JPWO2014171515A1 - 保護装置 - Google Patents

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Abstract

表面実装が可能な、バイメタル素子およびPTC素子を有して成る保護素子を提供すること。樹脂ベース、第1ターミナル、第2ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アーム、上方プレートおよび樹脂カバーを有して成り、第1ターミナルの一部が第1電極を構成し、第2ターミナルの一部が第2電極を構成し、第1電極および第2電極の露出面が同一平面上に存在し、平常時には、第1ターミナル、アームおよび第2ターミナルが電気的に直列に接続された状態にあり、バイメタル素子が作動する異常時には、第1ターミナルとアームとが電気的に遮断された状態になる一方、第1ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アームおよび第2ターミナルがこの順で電気的に直列に接続された状態となるように構成されていることを特徴とする保護装置。

Description

本発明は、電気または電子装置(例えばモーター、2次電池パック)に過剰電流が流れた場合、あるいは、電気または電子装置またはその周囲の温度が過度に上昇した場合、そのような装置を流れる電流を実質的に遮断する保護装置に関する。
電気装置(例えばモーター)に電流が過剰に流れて電気装置が異常に高い温度になった場合、過剰電流以外の何等かの理由で電気装置の温度が異常に高い温度になった場合等の異常が生じた際、電気装置を流れる電流を遮断して、必要に応じてそのような異常を解消して、電気装置の安全を確保する必要がある。そのように電流を遮断する手段としてバイメタル素子が使用されている。
バイメタル素子は、バイメタル金属のシート部材を有して成り、それ自体が特定の温度を越えて高温になった場合、あるいはその周囲の雰囲気の温度が高くなってバイメタル素子が特定の温度を超えて高温になった場合、作動して(即ち、変形して)、バイメタル素子を流れる電流を遮断するように構成されている。
そのようなバイメタル素子が電気装置に組み込まれている場合、過剰電流または他の理由によって電気装置が異常な高温になると作動して電流を遮断する。電流の遮断により電気装置の温度が低下するが、バイメタル素子は、その温度も低下するので、元の形状に戻り(即ち、復帰して)、その結果、電気装置の安全を確保する前に、再び電流が流れることを許容することになり得る。
そのように再び電流が流れることを防止するには、バイメタル素子が作動した状態を確保・維持する必要がある。そのために、電気装置の回路においてバイメタル素子を直列に配置して、その回路の電流を遮断できるようにすると共に、バイメタル素子に対してPTC素子が並列に配置されている。このような配置によって、バイメタル素子が作動した場合に、それを流れていた電流をPTC素子に迂回させ、その電流によってPTC素子がジュール熱を発生して、その熱をバイメタル素子に伝達してバイメタル素子の作動状態を確保できる。
このように電気回路においてバイメタル素子により動作する可動接点を直列に配置し、また、PTC素子をバイメタル素子に対して並列に配置するように構成された保護装置が知られている。このような保護装置は、例えば下記特許文献1に開示されている。そのような保護装置では、ターミナルを有する樹脂ベースがそれに設けた空間内にPTC素子、バイメタル素子およびアームを有して成り、上方プレートを予め設けたカバーが樹脂ベース上に配置され、この状態で樹脂ベースと樹脂カバーとが接着剤または超音波溶融によって接着されて樹脂ハウジングを構成する。このような保護装置は、ターミナルおよびアームが樹脂ハウジングから突出している。
特開2005−203277号公報
上記のような従来の保護装置は、ターミナルおよびアームの一部を介して所定の電気要素に電気的に接続されるが、このターミナルおよびアームの接続は、それぞれ別々に行う必要があり、また、ターミナルおよびアームが突出しているので接続のためにスペースを要する。
本発明者らは、鋭意検討した結果、樹脂ベース、第1ターミナル、第2ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アーム、上方プレートおよび樹脂カバーを有して成る保護素子において、
第1ターミナルの一部が第1電極を構成し、第2ターミナルの一部が第2電極を構成し、
第1電極および第2電極が樹脂ベースの底面にて外側に露出し、
平常時には、第1ターミナル、アームおよび第2ターミナルが電気的に直列に接続された状態にあり、
バイメタル素子が作動する場合には、第1ターミナルとアームとが電気的に遮断された状態になる一方、第1ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アームおよび第2ターミナルがこの順で電気的に直列に接続されるように構成されていることを特徴とする保護素子により上記の課題を解決することができることを見出した。
本発明によれば、樹脂ベース、第1ターミナル、第2ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アーム、上方プレートおよび樹脂カバーを有して成る保護素子において、1つの態様では第1ターミナルおよび第2ターミナルを樹脂ベースの側面から底面に、例えばU字状に周り込ませて、樹脂ベースの底面で露出するように第1電極および第2電極を構成することにより、表面実装が可能な保護素子を提供することができる。
図1は、本発明の保護装置1の斜視図を模式的に示す。 図2は、図1の保護装置の直線x−xを含む平面に対して垂直な面に沿った断面図を模式的に示す。 図3は、本発明の保護装置の底面図を模式的に示す。 図4は、本発明の保護装置を、それを構成する要素に仮に分解したとした場合に得られる分解斜視図を模式的に示す。
本発明の一の実施形態である保護装置1について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図4に、図1〜3に示す本発明の保護装置を、それを構成する要素毎に分解した様子を模式的に示すが、図4は、装置として完成状態にある、本発明の保護装置1をそれを構成する要素に仮に分解した場合に得られる分解斜視図を模式的に示すものであって、図4に示す要素を組み立てることによって、本発明の保護装置が得られるわけではない点に留意すべきである。
本発明の保護装置1は、概略的には、図1〜4に示されるような構造を有する。具体的には、保護装置1は、第1ターミナル2および第2ターミナル4を有する樹脂ベース6および樹脂カバー8により規定される樹脂ハウジング10を有して成る。樹脂ベース6は空間12を有し、その空間の底部には第1ターミナル2の一部が露出し、その露出部分14の上方にPTC素子16が配置され、その上方にバイメタル素子18が配置され、その上方にアーム20が配置され、さらにその上方に上方プレート26が配置されている。アーム20の一端は、第2ターミナル4に電気的に接続されている。第1ターミナルの一部および第2ターミナルの一部は、樹脂ハウジング10の側面から底面に回り込み、そこで保護装置の外部に露出して、それぞれ、第1電極22および第2電極24を構成する。第1電極22および第2電極24は、樹脂ベースの底面にて外側に露出しており、従って、第1電極22および第2電極24は同一平面上に存在する。第1ターミナルの露出部分14、PTC素子16、バイメタル素子18、アーム20および上方プレート26を含む空間12は、樹脂カバー8により覆われ、密閉されている。
保護装置1において、平常時には、第1ターミナル2、アーム20および第2ターミナル4は電気的に直列に接続されている。また、バイメタル素子18は、図示するように上向き(アーム側)に凸となるよう湾曲した状態であり、アーム20から離隔されている。この状態では、電流は、第1ターミナル2、アーム20、第2ターミナル4の順(またはその逆)に流れ、PTC素子16およびバイメタル素子18には電流は流れない。異常時、即ち、過電流等により異常発熱が生じた場合には、バイメタル素子18が作動して、上向きに凸から下向き凸に変形し、これによりアーム20が上方に押し上げられ、アームと第1ターミナルとの電気的接続が遮断される。また、変形したバイメタル素子18は、PTC素子16との接続を維持しながら、アーム20と接触して電気的に接続された状態となる。この状態では、電流は、第1ターミナル2、PTC素子16、バイメタル素子18、アーム20、第2ターミナル4の順(またはその逆)に流れ、この電流によりPTC素子16がトリップ(動作)し、ジュール熱を生じる。このジュール熱によりバイメタル素子18は下向き凸の状態に保持され、アーム20と第1ターミナル2の接点の開放状態を維持することができる。このとき保護されるべき回路に流れる電流は、実質的に遮断される(ただし、漏れ電流としての微少電流は流れる)。
本発明において、第1ターミナル2および第2ターミナル4と樹脂ベース6は、インサート成形により一体に形成される。このようにインサート成形することにより、第1ターミナル2および第2ターミナル4と樹脂ベース6間の密着性を高めることができる。樹脂ベース6は、空間12を有し、その底部では第1ターミナル2の一部が露出している。この第1ターミナル2の露出部分14上にPTC素子16が配置され、その結果、これらが電気的に接続された状態になる。第1ターミナル2は、露出部分14上に、PTC素子16との電気的接続を容易に確保できるように、例えばドーム状の接点32を複数、例えば3個有していてもよい。
第1ターミナル2の一部および第2ターミナル4の一部は、樹脂ベース6の側面から底面に、例えばU字型、V字型(角が曲面であってもよい)に回り込み、樹脂ベースの外部に露出して、その一部がそれぞれ第1電極22および第2電極24を構成する。第1電極22および第2電極24は、樹脂ベースの底面にて外側に露出しており、即ち、露出面は、同一平面上に存在しており、これにより所定の電気要素に表面実装することが容易になる。
第1電極22および第2電極24は、樹脂ベース6の底面において、第1電極と第2電極との間の中間線(図3のy−y)に対して線対称に設置されていることが好ましい。このように第1電極22および第2電極24を設置することにより、保護素子を、例えば基板上に設置する際に、保護素子の正極・負極の区別なく、任意の向きで設置することが可能になる。
第1電極22および/または第2電極24は、酸化しにくい金属によりメッキされていることが好ましい。同様に、第1ターミナル2とアーム20の接点および/または第1ターミナル2とPTC素子16との接点も、酸化しにくい金属によりメッキされていることが好ましい。このような金属でメッキすることにより、保護素子をリフロー炉において熱処理した際に電極および/または接点が酸化して抵抗が増加することを防止することができる。
酸化しにくい金属としては、限定するものではないが、例えば、金、白金、銀、水銀、銅等が挙げられる。
また、第1ターミナル2および/または第2ターミナル4は、熱伝導率が高い金属によりメッキされていることが好ましい。第1ターミナル2および/または第2ターミナル4を熱伝導率が高い金属でメッキすることにより、例えば第1ターミナルとアームとの接点部で生じた熱を、効率的に樹脂ハウジングから露出した部分に伝えて消散させることができる。
熱伝導率が高い金属としては、限定するものではないが、例えば、金、銅、アルミニウム、マグネシウム、モリブデン、タングステン等が挙げられる。
メッキに用いられる金属は、酸化しにくく、かつ、熱伝導率が高い金属、例えば金が好ましい。
メッキ厚は、特に限定されるものではないが、例えば、0.2〜40μm、好ましくは2〜5μmである。メッキ厚を、2μm以上とすることにより、より効率的に熱を消散させることができ、かつ、より確実に電極および/または接点の酸化を防止することができる。
また、半田濡れ性を向上させるために、第1電極22および/または第2電極24は、ニッケル、金、錫等によりメッキされていてもよい。
メッキは、単層であってもよく、多層であってもよい。例えば、熱伝導率が高い金属をメッキした後、その上に酸化しにくい金属をメッキしてもよいし(2層)、あるいは、熱伝導率が高く、かつ酸化しにくい金属を単層でメッキしてもよい。3つの特性:(i)難酸化性、(ii)高熱伝導率、および(iii)高半田濡れ性のいずれか2つを有する金属でメッキすることが好ましく、3つすべての特性を有する金属でメッキすることがより好ましい。
図示していないが、第1ターミナル2は、アーム20との接点部として、第1ターミナル2に貫通して設けられた穴に、接点材をかしめることにより形成された接点部を有していてもよい。本明細書において「かしめる」とは、ある部材(例えば、第1ターミナル用のプレート)に貫通して設けられた穴に、その穴の直径と同等の直径を有し、その穴の厚みよりも大きい厚み(高さ)を有する別の部材(例えば、接点材)をはめ込み、この穴から上下に突出した部分を潰すことによりある部材に別の部材を固定することを意味する。尚、接点材は必ずしも円柱形である必要はなく、角柱形等であってもよい。第1ターミナル2にこのような接点部を形成することにより、接点部により大きな熱容量を持たせることが可能になり、これにより保護装置に比較的大きな電流を流した場合でも接点部の温度の急激な上昇を防止することができ、保護装置の保持電流をより大きくすることが可能になる。
上記接点材を構成する金属は、特に限定されないが、例えば、銀−ニッケル、銀−銅、AgCdO、AgSnO、AgZnO、AgSnOInO、AgCu、銅−タングステン合金等が挙げられる。硬度が低く、接点部の形状、特に厚みの微細な設計が可能であるという観点から、90%銀10%ニッケル合金が好ましい。
第1ターミナル2は、好ましくは、第1ターミナルの少なくとも一部に、例えば部分28の周囲にリブを有し得る。本明細書において、「リブ」とは、それが設置された部材の強度を高めるための要素または構造を言い、例えば、部材面に設置される線状、棒状またはストリップ状の補強材、部材の表面の一部を凸状または凹状に変形させた構造が挙げられる。このようなリブを形成することにより、保護装置の剛性、特に裏面(電極側)からの外圧に対する強度を高めることができる。
上記第1ターミナル2は、好ましくは、上記露出部分14を含む部分28が樹脂ベース6の空間12のより深い位置に位置するように形成される。このような形状とすることにより、樹脂ベース6の空間12の容量を大きくすることができる。
好ましくは、樹脂ベース6は、耐熱性樹脂により形成される。このような樹脂を用いることにより、リフロー炉など高温環境に付された場合であっても、保護素子の変形を防止することができる。
上記の耐熱性樹脂としては、例えば、LCP樹脂、ポリアミド系樹脂、PPS系樹脂等が挙げられる。
本発明の保護装置において、上記第1ターミナルの露出部分14の上方にPTC素子16が配置されている。その結果、第1ターミナル2とPTC素子16は、例えば接点32を介して電気的に接続されている。
上記PTC素子としては、セラミックPTC素子またはポリマーPTC素子のいずれを用いてもよいが、ポリマーPTC素子を使用するのが好ましい。ポリマーPTC素子は、セラミックPTC素子と比較して、素子自体の抵抗値が低く、一定以上の温度になっても自己破壊が生じにくいという点で有利である。また、ポリマーPTC素子は、セラミックPTC素子と比較して、トリップ状態を保持するために必要な電圧が低く、回路の電圧が低い状態であってもトリップ状態を保持することができる。この結果、接点を開放状態に維持することができ(ラッチ状態)、接点の開閉を繰り返すチャタリング現象を防止できるという点で有利である。さらに、保持電流値が同等である場合、ポリマーPTC素子は、セラミックPTC素子よりも小型・低抵抗である点でも好ましい。
上記ポリマーPTC素子とは、導電性充填剤(例えばカーボンブラック、ニッケル合金等)が分散しているポリマー(例えばポリエチレン、ポリビニリデンフルオライド等)を含んで成る導電性組成物を押出することによって得られる層状のPTC要素およびその両側に配置された電極(例えば金属箔)を有して成る。
ポリマーPTC素子の大きさおよび形状は、特に限定されないが、本発明の保護装置では、例えば直径2.0mm以下、厚さ0.20mm以下のディスク状のものを使用することができる。
本発明の保護装置において、PTC素子としてポリマーPTC素子を使用する場合、その抵抗値は、0.8〜10Ωであるのが好ましく、4.5〜10Ωであるのがより好ましい。ポリマーPTC素子の抵抗値を0.8Ω以上とすることにより、3Vでトリップした状態を維持することができる。また、ポリマーPTC素子の抵抗値を4.5Ω以上とすることにより、3Vでのトリップ状態時の漏れ電流を0.2A以下とすることが可能になる。また、ポリマーPTC素子の抵抗値を10Ω以下とすることにより、その製造に際して、抵抗値のバラツキを小さくするのが容易になる。
尚、本明細書において、ポリマーPTC素子の抵抗値とは、ポリマーを含んで成る導電性組成物を押し出して得られるPTC要素の両側に電極(好ましくはニッケル箔)を圧着して得られるポリマーPTC素子の両電極間に25℃にて6.5mV(直流)の電圧を印可した状態で測定される電流値および印可電圧から算出される抵抗値(4端子法による測定、抵抗測定器の測定レンジの印可電流:100mA)を意味する。尚、電極の抵抗値はPTC要素の抵抗値と比較した場合、無視できるほどに小さいので、PTC素子の抵抗値は、PTC要素の抵抗値に実質的に等しい。
本発明の保護装置において、PTC素子16の上方にはバイメタル素子18が配置されている。当該バイメタル素子18は、空間12内に設けた段差部30上で支持される。当該バイメタル素子18は、異常状態と判断すべき温度で変形するものであれば特に限定されず、自体公知のものを用いることができる。平常時には、バイメタル素子18は、PTC素子と電気的に接続されていてもいなくてもよいが、異常時には電気的に接続される。
バイメタル素子18は、樹脂ベースの空間12が許容し得る限り、できるだけ表面積が大きいものが好ましい。表面積を大きくすることにより、動作温度のばらつきを低減することができ、また、異常時に変形した際にアーム20を上方に押し上げる力がより大きくなる。
バイメタル素子18は、例えば、バイメタル素子を単体でプレス加工して所望の形状とした後、高温で熱処理することにより得ることができる。このように熱処理された後のバイメタル素子の作動温度が、保護素子の作動温度となる。このようなバイメタル素子を用いた保護装置は、リフロー炉内など高温環境に付された場合であっても、温度特性が変化することなく、所定の温度で動作することができる。
熱処理の温度は、特に限定されないが、保護装置が曝される温度、例えば、表面実装の為にはんだ付けする際の温度、具体的にはリフロー炉の温度よりも高い温度、例えば30℃高い温度、80℃高い温度、または100℃高い温度であってもよい。
熱処理の時間は、特に限定されるものではないが、1〜180分、例えば10分、20分、30分、60分または120分であってもよい。
上記の熱処理の温度および時間は、保護装置が曝される温度、バイメタル素子を構成する金属の種類、バイメタル素子の大きさおよび形状等によって変化し得る。
好ましくは、この熱処理は、不活性雰囲気下、例えば窒素雰囲気下で行う。
図示していないが好ましくは、バイメタル素子18は、その下面(PTC素子側)の中央部付近に、突起、例えばドーム状の凸部を有していてもよい。この突起は、バイメタル素子18が作動して、上向きに凸の状態から下向きに凸となった場合、PTC素子16と接触した状態となる。この突起の高さに相当する分だけアーム20がさらに上方に押し上げられるので、バイメタル素子18自体の湾曲の程度がより小さい場合であっても、アーム20を十分に押し上げることができ、アームと第1ターミナルの接点での電気的接続をより確実に遮断することができる。
本発明の保護装置において、アーム20は、バイメタル素子18の上方に位置し、第2ターミナル4と電気的に接続されている。アーム20と第2ターミナル4との接続方法は、特に限定されるものではなく、半田付け、溶接などが挙げられるが、好ましくはレーザー溶接が用いられる。また、アーム20と第2ターミナルは、元々一体に形成されていてもよい。
また、アーム20は、図示するように、第1ターミナルとの接点部が、水平方向(樹脂ベースの底面の延在方向)に対してやや下方に位置するように湾曲している状態に形成されているのが好ましい。この接点部は、正常時には、第1ターミナルの接点部と接触しており、異常時には、バイメタル素子18が変形することによりアーム20が上方に押し上げられ、この接触状態が解除される。
アーム20は、第1ターミナル2との接点部として、アーム20に貫通して設けられた穴に、接点材をかしめることにより形成された接点部36を有していてもよい。アーム20にこのような接点部36を形成することにより、接点部により大きな熱容量を持たせることが可能になり、これにより保護装置に比較的大きな電流を流した場合でも接点部の温度の急激な上昇を防止することができ、保護装置の保持電流をより大きくすることが可能になる。なお、第1ターミナル2の接点部およびアーム20の接点部のいずれか一方が、接点材を第1ターミナルまたはアームにかしめることにより形成されていればよいが、好ましくは両方の接点部が接点材をかしめることにより形成される。
上記アーム20の接点材を構成する金属は、第1ターミナル2の接点部を形成する接点材を構成するものと同様である。
また、アーム20は、異常時にバイメタル素子が変形した場合に、アームとバイメタル素子との電気的接続をより確実にするための接点34を有していてもよい。
好ましくは、アーム20は、図示するように、空間12内でクランク形状に曲げられる。このような形状とすることにより、異常時にバイメタル素子18によりアーム20が押し上げられた際、第1ターミナル2の接点部とアーム20の接点部間の距離(接点ギャップ)を大きくすることができ、両者の接触状態をより確実に解除することができる。
本発明の保護装置において、空間12内のアームの上方には、上方プレート26が配置されている。上方プレート26は、バイメタル素子18が所定の高温になって作動してアーム20を上方に押し上げた際に、バイメタル素子18からの熱によって加熱状態にあり得るアーム20が接触して熱を消散させる機能を有する。したがって、上方プレート26は優れた熱伝導性を有するのが好ましく、熱は、上方プレート26からそれに接触しているアームを経て第2ターミナル4を介して散逸する。したがって、上方プレート26は例えば金属シートによって形成されていることが好ましい。その結果、バイメタル素子18から樹脂カバー8に伝えられる熱量を可及的に減らすことができ、熱により樹脂カバー8が受ける影響を最小限とできる。
本発明の保護装置において、上方プレート26を覆うように、樹脂カバー8が配置される。樹脂カバー8は、樹脂ベース6とともに樹脂ハウジング10を規定する。樹脂カバー8と樹脂ベース6は、例えば接着剤、超音波溶着、レーザー溶着などによって接着することができるが、レーザー溶着を用いることが好ましい。
一の態様において、上方プレート26の上面部の一部は、樹脂カバー8から露出していてもよい。このような構成とすることにより、保護装置の内部、特に接点で生じた熱を装置外部に効率的に排出することができ、これにより保持電流を大きくすることができる。
樹脂カバー8を構成する樹脂は、特に限定されず、樹脂ベース6を構成する樹脂と同じものであっても異なるものであってもよいが、耐熱性樹脂であることが好ましい。樹脂ベース6を構成する樹脂と同じ樹脂を用いる場合、樹脂ベース6と樹脂カバー8の接着をより確実にすることができる。
本発明の保護素子は、その外観が、第1電極を含む左半分と第2電極を含む右半分とが左右対称であることが好ましい。換言すれば、保護素子の底面における第1電極の露出部分と第2電極の露出部分との間の中間線(図3のy−y)を含む平面に対して垂直な面に対して対称であることが好ましい。保護素子をこのように構成することにより、保護素子を設置する際に、保護素子の正極・負極および左右の区別なく、任意の方向で設置することが可能になる。
本発明の保護装置は、携帯電話、タブレット機器などのリチウムイオンバッテリー電池セルの保護装置として好適に利用できる。
1…保護装置;2…第1ターミナル;4…第2ターミナル;6…樹脂ベース;
8…樹脂カバー;10…樹脂ハウジング;12…空間;14…露出部分;
16…PTC素子;18…バイメタル素子;20…アーム;22…第1電極;
24…第2電極;26…上方プレート;28…第1ターミナルの部分;
30…段差部;32…接点;34…接点;36…接点部

Claims (15)

  1. 樹脂ベース、第1ターミナル、第2ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アーム、上方プレートおよび樹脂カバーを有して成り、
    第1ターミナルの一部が第1電極を構成し、第2ターミナルの一部が第2電極を構成し、
    第1電極および第2電極が樹脂ベースの底面にて外側に露出し、
    平常時には、第1ターミナル、アームおよび第2ターミナルが電気的に直列に接続された状態にあり、
    バイメタル素子が作動する場合には、第1ターミナルとアームとが電気的に遮断された状態になる一方、第1ターミナル、PTC素子、バイメタル素子、アームおよび第2ターミナルがこの順で電気的に直列に接続されるように構成されていることを特徴とする保護装置。
  2. バイメタル素子が熱処理されていることを特徴とする、請求項1に記載の保護装置。
  3. 熱処理の温度が、保護装置をはんだ付けする際の温度よりも高い温度であることを特徴とする、請求項2に記載の保護装置。
  4. 第1ターミナルおよび/またはアームが接点部を有し、これらの接点部の少なくとも1つが、接点材を第1ターミナルおよび/またはアームにかしめることにより形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の保護装置。
  5. 接点材が、銀−ニッケル合金である、請求項4に記載の保護装置。
  6. 第1ターミナルの少なくとも一部がリブを有する、請求項1〜5のいずれかに記載の保護装置。
  7. 樹脂ベースが、耐熱性樹脂により形成されている、請求項1〜6のいずれかに記載の保護装置。
  8. 上方プレートが鉤状の係止部を有し、この係止部を樹脂ベースの切欠形状の被係止部に係合させることにより、上方プレートが樹脂ベースに固定されている、請求項1〜7のいずれかに記載の保護装置。
  9. アームが、樹脂ベースの空間内において、クランク形状を有する、請求項1〜8のいずれかに記載の保護装置。
  10. バイメタル素子がその中央部付近に突起を有する、請求項1〜9のいずれかに記載の保護装置。
  11. 第1ターミナルおよび/または第2ターミナルの露出部が、酸化しにくい金属によりメッキされていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の保護装置。
  12. 酸化しにくい金属が金である、請求項11に記載の保護装置。
  13. 第1電極および第2電極が、樹脂ベースの底面において、第1電極と第2電極との間の中間線に対して線対称に設置されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の保護装置。
  14. バイメタル素子を有して成り、バイメタル素子が作動することにより回路を保護する保護装置であって、
    上記バイメタル素子が熱処理されていることを特徴とする保護装置。
  15. 熱処理の温度が、保護装置をはんだ付けする際の温度よりも高い温度であることを特徴とする、請求項14に記載の保護装置。
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