JPS638543B2 - - Google Patents

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JPS638543B2
JPS638543B2 JP57030958A JP3095882A JPS638543B2 JP S638543 B2 JPS638543 B2 JP S638543B2 JP 57030958 A JP57030958 A JP 57030958A JP 3095882 A JP3095882 A JP 3095882A JP S638543 B2 JPS638543 B2 JP S638543B2
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JP
Japan
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door
turntable
disk
lever
lever body
Prior art date
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Application number
JP57030958A
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JPS58147854A (ja
Inventor
Yasunori Tanaka
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NEC Home Electronics Ltd
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP57030958A priority Critical patent/JPS58147854A/ja
Publication of JPS58147854A publication Critical patent/JPS58147854A/ja
Publication of JPS638543B2 publication Critical patent/JPS638543B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/054Indirect insertion, i.e. with external loading means with pivoting loading means

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ターンテーブルに対して近接又は
離間方向に往復移動可能な扉からデイスク、レコ
ード盤、テープカセツトのような部品が該第2の
部材の往復移動に連係して第1の部材方向に送り
込み又は取出されるようにした装置に関する。
このような装置の一例としては、例えば、デイ
ジタルオーデイオデイスク(以下、DADと称す
る)プレーヤが挙げられる。これは、PCM(パル
ス符号変調)方式により、直径12cm、厚さが
1.2m/m程度と小型薄型のいわゆるコンパクト
デイスクに音声信号や音楽などの波形を「1」か
ら「0」かのパルス符号に変換してデイスク面に
ピツトの形で記録し、かつこれをレーザビームを
用いたピツクアツプで読み取り再生してもとの音
楽や音声信号などの波形にもどすものである。
ところで、このようなDADプレーヤにおいて、
デイスクをターンテーブルに装填する場合には、
デイスクを扉背面部の挿入位置からターンテーブ
ル上に送り込み又は取出す操作が別途に必要とさ
れる。そのため従来は、デイスク装填の都度、扉
背面部に手指等を差入れて手操作によりデイスク
をターンテーブルに送り込み又はこれより取出す
ようにしていたが、これによると、デイスクの送
り込み又は取出しをすべて手作業により行わなけ
ればならず、操作が極めてやつかいで面倒なもの
となる欠点がある。
また、従来、特公昭41―4229号公報に見られる
ように、プレイヤー本体と開閉板との上方空隙部
にレコード盤を外部から投入落下させ、そのまま
開閉板を閉じるだけで自動的にレコード盤が定位
置に自動的に装着されるものもあるが、これは、
構造上、レコード盤の装着の都度、手指等によつ
て板7Aの下端を押し、板7から後方に傾斜さ
せ、レコード盤投入の妨げとならないように、回
転皿8dを後方に傾出させなければならない。し
たがつて、操作・取扱いが煩雑である。また、構
造上、負荷変動が生じたときに誤動作が生じ易
く、レコード盤のクランプ・アンクランプの確実
性に欠ける欠点がある。
この発明は、以上の点に鑑み扉内面に挿入され
たデイスクのターンテーブルへの送り込みおよび
取出しが扉の開閉に連動して誤動作等なく、常時
確実に行え、かつ同時にデイスクのターンテーブ
ルへのクランプ・アンクランプが誤動作なく確実
に行えるデイスクの送り込み・取出し装置を提供
することを目的とするもので、以下この発明の一
実施例をDADプレーヤの例に従つて図面を参照
して詳細に説明する。
第1図はこの発明が適用されるDADプレーヤ
の本体全面構造を示すもので、プレーヤ本体1の
前面には、扉2がヒンジ等を介して開閉可能に支
持されている。本体1の前面略中央にはターンテ
ーブルがシヤーシベース4上に立型に支持されて
おり、本体1内に配設した駆動用のモータ(図示
せず)により所定方向に回転駆動されるようにな
つている。ターンテーブル3には、デイスク5が
立型に装填される。このデイスク5は、本例では
直径が12cm、厚さが1.2m/m程度の、いわゆる
コンパクトデイスクである。
ターンテーブル3の図示左方側部にあつて、本
体1の前面部には、駆動機構6が配設されてい
る。このものは、扉2を本体1の前面側に開閉駆
動するとともに、後述するデイスクのエレベータ
機構を所要範囲で上下動させるためのもので、第
1図に示すように、シヤーシベース4上に固定さ
れた正逆回転可能のモータ7と、その外側に配置
されたこのモータ7の減速機構8とからなつてい
る。減速機構8は、ギヤケース9内に一体に収納
配列されたギヤ系列10からなつている。そして
モータ7の出力軸に固定したプーリ11と該機構
8の入力軸に固定したプーリ12間にベルト13
が張設されており、モータ7の駆動力がこのベル
ト13を介してギヤ系列10に伝達され、このギ
ヤ系列により所定減速比で減速された後、その出
力軸14,15を通してこれに取付けられた駆動
輪16およびクランク部材17が所定回転数で所
定方向に夫々回転駆動されるようになつている。
本例では、この減速機構8による減速比は、1:
2、すなわち駆動輪16が2回転する間にクラン
ク部材17が1回転、つまり駆動輪16が360度
回転する間にクランク部材17が180度回転する
ように設定されている。これにより、後述する扉
2の開閉動作とデイスク5のエレベータ動作とが
所定のタイミングで行われる。そして、ウオーム
ギヤを使用することにより外力による扉開き角の
変化を防いでいる。
駆動輪16は、ドラム状をなしており、減速機
構8の出力軸14に軸結されてこの機構8を介し
てモータ7により正逆方向に所定回転数で回転駆
動される。この駆動輪16の周面所定位置には、
デイスクエレベータ機構のワイヤAの一端が固定
されている。
クランク部材17は、減速機構8の他方出力軸
15にその一端が軸結されている。このクランク
部材17の他端部には、ギヤケース9の外側方に
所定長さで突出する軸部17aが設けられてお
り、この軸部17aの先端小径部にアーム18の
一端が枢着されている。アーム18は、扉2方向
に所定長さで延出され、そのケーシング19の背
面に設けたスリツトを通して扉2の内面一側部に
枢着されている。そして、クランク部材17の回
転に伴う該部材17とアーム18とで構成される
スライダクランク機構のスライダクランク動作に
より扉2がアーム18を介して所定速度でその開
閉動作の初期と終期とで適宜緩衝されてスムーズ
に開閉駆動されるようになつている。
扉2は、ケーシング19とその前面に被嵌され
る装飾用の化粧枠20とにより内部中空の略矩形
箱状に形成されている。
扉2の背面部には、第2図に示すように、デイ
スク5のエレベータ機構が設けられており、扉2
の開閉動作と連動してデイスク5を扉背面に沿つ
て上昇又は下降させるようになつている。
第2図において、上記ワイヤAは、その他端側
が駆動輪16の周面から扉2の背面を挿通してそ
の内部に延長され、この内面部に設けた所定数の
ガイドローラ21…に巻回されて扉2の背面両側
及び下端縁に沿い張設されている。そしてその他
端は、ケーシング19の背面所定位置に枢着され
た巻取りドラム22の外周に固定されている。こ
の巻取りドラム22には、渦巻バネ23が内装さ
れていて、このドラム22をワイヤAの巻取り方
向に常時付勢している。
一方、扉2のケーシング背面部の両側には、一
対のガイド溝24,24が上下に所定長さで開設
されている。このガイド溝24,24はデイスク
の保持部材25,25を扉2の背面に沿い上下方
向に移動案内するためのものである。
保持部材25,25は左右対称形状で一対をな
し、その前面部に突設したガイド軸26,26が
ガイド溝24,24に挿嵌されるようになつてい
る。この保持部材25,25の上面先端側の扉側
(図示手前側)には、デイスク5の外周に沿うベ
く下方に所定角度で傾斜する切欠部25a,25
aが形成されており、この切欠部25a,25a
上にデイスク5が載置されてこの保持部材と共に
扉背面を上昇又は下降するようになつている。
ガイド軸26,26外周のケーシング背面と先
端ツバ26a,26a間には略円板状の部材2
7,27が介挿され、この部材27とツバ26a
間でワイヤAの中間部分が挾圧固定されている。
これにより、保持部材25,25が、駆動輪16
によるワイヤAの巻取り、又は巻戻しに伴つてこ
のワイヤAに牽引駆動されて上下動される。
さて以上の構成において、扉2の背面部には、
第2図、第3図に示すように、デイスク5をター
ンテーブル3方向に押送し、かつこのターンテー
ブル3から扉2の背面部への取出しを行うデイス
クの送り込み・取出し機構が設けられている。こ
の機構は、同第2図、第3図に示すように構成さ
れる。
これらの図において、扉2のケーシング19背
面の略中央には、所定径のガイド穴19aが貫通
形成され、このガイド穴19aを通してデイスク
の押え部材28が、扉2の開閉と共にターンテー
ブル3方向に突出し、かつケーシング内に没入復
帰可能に配設されている。この押え部材28は、
第4図に示すように、前端部が開口する略円筒状
の筒部28aと、この筒部28aの後端面の中央
から後方に所定長さで突設された軸部28bと、
この軸部28bの先端部に径方向に突出形成され
たフランジ28cとにより一体に形成されてい
る。この押え部材28は、ABS等の樹脂により
一体成形され、その軽量化が図られている。押え
部材28は後端側に軸方向に設けたガイド孔28
dが、ケーシング背面に設けた取付具100に支
持されたガイド軸102に遊嵌されこれにより上
記突出又は没入方向にガイドされるようになつて
いる。デイスク5はこの押え部材28の筒部28
a前端でその面が押圧されて後述する如くターン
テーブル方向に押送される。筒部28aの開口部
の内面底部には、鉄板等からなる被吸着部材29
が貼着、接着等により取着されている。一方、タ
ーンテーブル3の中央突部3aには、磁石等の磁
性体30が埋設されており、扉2が本体前面に閉
蓋されたとき、被吸着部材29と対向してこれを
吸着し、この両者の吸着作用により、押え部材2
8がターンテーブルに吸引保持されるようになつ
ている。なお、被吸着部材29をターンテーブル
3側に、又、磁性体30を押え部材28の筒部内
面側に設けるようにしてもよいことは勿論であ
る。
そして、押え部材28は、レバー31の支点を
中心とする本体前後方向への回動によつて該レバ
ーの一端に押圧付勢されガイド軸101にガイド
されてガイド穴を介しケーシング内からターンテ
ーブル方向に突出し、又、ケーシング内に没入復
帰されるように往復移動可能となつている。
レバー31は、上面視略〓状をなすとともに、
その略中央がヒンジ32によりケーシング19の
背面所定位置に本体前後方向に略シーソー状とな
るように回動可能に支持されている。そして、そ
の一端側部が略半円状に切欠され、この切欠部3
1aが、第4図に示すように、押え部材28の軸
部28bに遊嵌されて上記回動によりこの軸28
bに沿つて軸方向にスライドするようになつてい
る。このスライドによりその一端部が押圧部材2
8の筒部28a後端面又はフランジ28cと夫々
対向当接し、これにより該部材28がターンテー
ブル方向又は該テーブルから離脱する方向に押圧
付勢されるようになつている。ヒンジ32を挾ん
でレバー31の一端側とケーシング19の背面間
には、コイルバネ33が介装されており、このレ
バー31の一端をケーシング19の内部側すなわ
ち押え部材28をターンテーブル3から離脱さ
せ、扉2の内面に没入させる方向に付勢してい
る。
レバー31の他端は、ケーシング19背面の下
方所定位置に設けた長孔34の位置に下方に所定
角度で傾斜した状態で延びている。
他方、本体1の前面所定位置には、操作軸35
が扉2方向に所定長さで突設されており、扉2が
本体前面に閉蓋されたとき、その先端が上記長孔
34を挿通してレバー31の他端部と対向当接す
るようになつている。これにより、押え部材28
がレバー31の一端に押圧付勢されてターンテー
ブル方向に押送突出され、押し出される。
次に、以上の構成による本発明装置の動作につ
いて説明する。
先ず、第5図に示す扉2が本体前面に完全に開
蓋された状態から、デイスク5を保持部材25,
25の切欠部25a,25a上に扉2の上端から
半ば突出した状態で載置し、次いでモータ7を扉
2の閉蓋方向に回転駆動する。すると駆動輪16
及びクランク部材17がギヤ系列10を介して第
1図で示す矢印40,41方向に回転駆動され、
扉2がアーム18を介して第5図の矢印42で示
すようにその閉蓋動作を開始する。すると、ワイ
ヤAが、第2図の矢印43で示すように、駆動輪
16から巻戻されるとともに、渦巻バネ23に蓄
えられた付勢力により巻取りドラム22に順次巻
取られる。これにより保持部材25,25がガイ
ド溝24,24にガイドされて、第5図の矢印4
4で示す如く、ワイヤAに牽引駆動され扉背面を
下動する。これに伴いデイスク5が保持部材に保
持されて扉2背面部の装置位置に下降される。保
持部材25,25がガイド溝の下方終端近傍に達
すると、デイスク5の下端縁がケーシング背面に
突設した係止ピン45,45に位置決め係止され
これにより下方への下降が規制される。その後、
保持部材25,25が更に下降してデイスク5か
ら完全に離間し、次いで扉2が本体前面に完全に
閉蓋されると、モータ7が停止し、駆動輪16及
びクランク部材17の回転が停止する。これと同
時に、保持部材の下動も停止する。かくして、扉
5が、第5図の仮想線で示す如く、本体前面に完
全に閉蓋されるとともに、デイスク5の装填位置
への挿入が完了する。この場合、デイスク5がタ
ーンテーブル3上に装填されると同時に、係止ピ
ン45,45が図外のDCソレノイド等の作動に
よりケーシング内面に没入し、又はデイスク5の
側方に移動し、デイスク5の回転の妨げとならな
いように配慮されている。
以上の動作において、扉2が所定角度で閉蓋さ
れデイスク5が挿入方向の終端で係止ピン45,
45に位置決め係止されると、次いでこの閉蓋に
より固定状態にある上記送り込み・取出し機構の
操作軸35に上記長孔34が近接し、この軸35
が長孔34を通してケーシング19内に進入す
る。この結果、その先端がレバー31の他端部と
対向当接し、その扉の閉止に伴う内面側への進入
により、レバー31の他端部がヒンジ32を中心
にバネ33に抗して扉内方に押される。すると、
このレバー31がバネ33に抗して、第3図、第
6図の矢印46方向に回動付勢される。そのた
め、押え部材28の筒部28a後端面がレバー3
1の一端により、矢印47方向すなわちターンテ
ーブル3方向に押圧付勢され、押し出される。そ
してその筒部28aの前端面が係止ピン45,4
5上に保持されたデイスク5を扉背面からターン
テーブル3上に押送し、送り出す。そしてこの押
送方向の所定位置で、上記被吸着部材29がター
ンテーブル3の突部3aに設けた磁性体30と対
向してこれに吸着保持される。したがつて、押え
部材28は、この両者の吸着により扉背面のガイ
ド穴19aの位置からターンテーブル3上にデイ
スク5と一体となつて吸引押送され、その筒部前
端面がデイスク5をターンテーブル面に押圧した
状態でこのターンテーブル上に保持される(第5
図、第6図参照)。このとき、レバー31は、そ
の切欠部31aが押え部材28の軸部28bと、
又ガイド軸101がガイド孔28dと嵌合した状
態におかれるが、本実施例によれば、上述の如
く、これらの嵌合は遊嵌であり、第4図ロで示す
ように、切欠部31aと軸部28b間が所定間隔
lにおいて常時遊離しているため、デイスク5を
ターンテーブル上に固定保持した状態では、押え
部材28は、レバー31及びガイド軸101と無
接触の状態で完全に切り離されてこのレバー31
に影響されることなくターンテーブル3と一体に
自由に回転されるものである。しかも、この押え
部材28は上記のように樹脂等により軽量化され
ているから、上記レバー31との遊離と相俟つて
従来のようなデイスク5の押圧によりターンテー
ブル3に回転方向と逆向きの摩擦力が作用すると
いつたことが防止される。したがつてこの摩擦力
の作用等に起因する特性の劣化変質等がなく、良
好な再生操作が行える。
なお、本実施例においては、保持部材25,2
5によるデイスク5の下降動作が完了した後、扉
2の閉蓋動作が所定時間おいて一定のタイミング
で差動して行われるように設定されている。又、
デイスク5がターンテーブル3に装填された状態
では、保持部材25,25がデイスク下端縁から
更に下方に所定間隔離間して位置するように設定
され、デイスク回転の妨げとならないように配慮
されている。
かくして、デイスク5のターンテーブル3への
装填が完了し、デイスク5がこのターンテーブル
3上に空転等することなく確実に固定保持される
のである。
他方、デイスク5をターンテーブル3へ装填し
た状態からこれを取出すにあたり、図示しないエ
ジエクトボタンを操作すると、モータ7が駆動さ
れ、駆動輪16及びクランク部材17が、上記矢
印40,41方向と反対方向に回転駆動される。
これにより、扉2がアーム18を介して、第5図
の仮想線で示す閉蓋位置から上記矢印42と反対
の本体前面側にその開蓋動作を開始する。これと
同時に、ワイヤAが上述と反対に駆動輪16に巻
取られる。この場合、上記保持部材25,25
は、扉2が開蓋動作を開始した後これが所定角度
で開蓋される間は、当初はガイド溝24,24に
沿つていつたん下動し、次いでその終端位置から
上昇動作を開始する。つまり、本例によれば、扉
2の開蓋動作と保持部材25,25によるデイス
ク5の上昇動作とが一定の時間差を有して一定の
タイミングで差動して行われ、したがつて、扉2
が十分に開蓋されない段階で、デイスク5が不用
意に上昇して本体シヤーシ等に衝当し不測の損傷
を受ける等のことが確実に防止される。又、この
場合、ターンテーブルの回転が停止し扉の開蓋動
作が開始すると同時に係止ピン45,45が上記
DCソレノイド等の作動により扉背面に突出し又
は上記側方からデイスク保持位置に移動してデイ
スク5の取出しに備える。
そして、扉2が所定角度開蓋したとき、上記送
り込み・取出し機構のレバー31の他端と操作軸
35間が第6図に示す当接位置から離間しこの操
作軸35によるレバー31の他端への押圧が解除
される。すると、レバー31がバネ33の付勢に
より支点を中心として上記矢印46と反対方向に
回動し、第3図に示す元の位置に回動復帰する。
その結果、レバー31の一端が、上記軸部28b
に沿つてターンテーブル3と反対方向に移動し、
同第3図の矢印49で示すように上記フランジ2
8cの前面部に当接する。これにより、押え部材
28が、上記矢印47と反対のターンテーブル3
から離脱する方向に押圧付勢され、その押圧力に
より上記被吸着部材29と磁性体30間の吸着が
解け、押え部材28がレバーの一端でケーシング
内部側に押送されて第3図で示す如くガイド軸1
01にガイドされてガイド穴19a内に没入復帰
する。そのとき同時に、デイスク5のターンテー
ブル3への固定保持が解除され、デイスク5がタ
ーンテーブル3上から離脱してやや傾斜状態にあ
る扉2の背面に抱き取られて取出される。そして
この扉背面で第5図の仮想線で示すように上記係
止ピン45,45上に保持される。
その後、保持部材25,25が上動すると、デ
イスク5がその切欠部25a,25a上に保持さ
れ、次いで第5図の矢印48で示すように扉背面
に沿つて上昇動作が行われる。
そして、扉2が本体前面に完全に開蓋される
と、これに伴い保持部材25,25がガイド溝2
4,24の上端位置に達してその上動を停止しデ
イスクの上昇動作が終了する。これと同時にモー
タ7が停止して扉2の開蓋動作及びデイスク5の
排出動作が全て完了する。これにより、第5図の
実線で示すように、デイスク5が扉背面の上端位
置にその上端から半ば上方に突出した状態でエジ
エクトされる。その後、このデイスク5を適宜手
指等により取出せばよい。
なお、上記実施例においては、扉2の開閉動作
が自動的に行われるDADプレーヤにおけるデイ
スクの装填位置への送り込み及び取出しに適用し
た場合について説明したが、この発明はこれに限
定されるものではない。例えばその他の扉が手動
操作で開閉される各種プレーヤにも適用可能であ
り、更には該手動操作、自動操作を問わず、上記
DADプレーヤはもとよりレコードプレーヤ、ビ
デオデイスク装置、フロツピーデイスク装置等に
おいても広く適用できるものである。更にこの考
案は上記デイスクに限らず、その他の一般のレコ
ード盤、テープカセツト等の装填位置への送り込
み及び取出しに適用して好適である。またこの発
明は扉の開閉動作のように、ターンテーブルに対
して近接又は離間方向に往復移動可能な扉状体
の、該往復移動に連係してデイスクを扉状体から
ターンテーブルに送り込み又は取出したい場合に
広く適用できるものである。
以上説明したおり、この発明に係るデイスクの
送り込み・取り出し装置によれば、扉の閉動作に
伴う操作軸の挿通孔からの進入により、レバー体
の他端を扉内方に押圧し、レバー体をバネに抗し
てシーソー動作させ、その一端をターンテーブル
に近付く方向に移動させ、その一端でデイスク押
え部材をターンテーブル方向へ押し出し、扉内面
に挿入されたデイスクをデイスク押え部材でター
ンテーブルに送り出し、クランプ保持させる。ま
た、扉の開動作に伴い、操作軸によるレバー体の
他端への押圧が解除されると、レバー体の一端が
バネの付勢によりターンテーブルら離間する方向
へ移動され、その付勢により、デイスク押え部材
が扉内面側に引き戻され没入する。これによつ
て、デイスクは扉内面側に取り出される。
したがつて、デイスクのターンテーブルへの送
り込み・取出しが、誤作動等を生じることなく、
扉の開閉動作に連動して常時確実に行える。ま
た、デイスクのターンテーブルへのクランプ・ア
ンクランクも誤動作を生じることなく、常時確実
に行える。さらに、従来例のように、デイスクの
装填・排出の都度、手操作により板7に対して板
7Aを平行又は不平行状態に切り換えるような手
作業は不要であり、扉の開閉に連動して自動的に
デイスクを送り込み、かつ取り出すことができる
ので、操作・取扱い性が良く、機能的に優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されるDADプレーヤ
の本体前面構造の斜視図、第2図はそのデイスク
エレベータ機構の一部破断斜視図、第3図は本発
明による送り込み・取出し装置の一例を示す要部
断面図、第4図イ,ロは同装置で用いられる押え
部材の斜視図及び断面図、第5図は本送り込み・
取出し装置の動作状態を説明する側面図、第6図
は実施例装置の要部断面図である。 3……ターンテーブル(第1の部材)、2……
扉(第2の部材)、34……長孔(挿通孔)、31
……レバー(体)、33……コイルバネ(バネ部
材)、35……コイルバネ(バネ部材)、5……デ
イスク(部品)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筐体前面に立型に支持されたターンテーブル
    と、前記筐体前面に開閉可能に支持され、この開
    閉動作により前記ターンテーブルと近接又は離間
    する方向に往復移動される扉と、この扉の内面に
    中間部がレバー動作可能に支持され、一端が前記
    扉内面の前記ターンテーブル中心と対応する位置
    で、該ターンテーブル方向へ近接又は離間するよ
    うに移動されると共に、他端が前記扉に形成した
    挿入孔の位置に延びるレバー体と、このレバー体
    を前記一端が前記ターンテーブルから離間する方
    向へ常時付勢するバネ部材と、前記扉の前記ター
    ンテーブル中心との対応位置に遊動可能かつ扉内
    面から出没自在に遊嵌支持され、前記レバー体の
    一端の前記近接又は離間動作により前記ターンテ
    ーブル方向へ押し出され、又は引き込まれるデイ
    スク押え部材と、前記ターンテーブル側に前記扉
    が近接往動することにより前記挿通孔を通して前
    記レバー体の他端と当接押圧するように前記筐体
    前面に突設された操作軸とから成り、前記扉の開
    閉動作に連動して前記デイスク押え部材が前記レ
    バー体の一端で付勢されて前記ターンテーブル方
    向へ押し出され、又は引き戻されて扉内面へ没入
    し、前記扉内面に挿入されたデイスクが前記ター
    ンテーブル方向に送り込み又は取出されるように
    前記レバー体を配置したことを特徴とするデイス
    クの送り込み・取出し装置。
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JPS60256965A (ja) * 1984-06-02 1985-12-18 Pioneer Electronic Corp デイスク演奏装置

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