JPS6375226A - 水洗便所の節水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は水洗便所の節水装置に関するものである。

〈従来の技術） 従来、水洗便所の放水装置は利用者の意志による大川若
しくは小用の放水のための操作に基づいて大川若しくは
小用の放水を行っている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、実際の水洗便所においてはその利用の大小に
拘らず大川の放水のための操作が行なわれ、小用の放水
で十分であるにも拘らず大川の放水が行なわれて洗浄水
が無駄に使われるといった問題がある。

そこで、この発明の目的は洗浄水を無駄に放水させるこ
とのない水洗便所の節水装置を提供することにある。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） 本発明は利用者による操作手段５の操作によって放水手
段４が水洗便器１に対し行った小容量の放水回数をカウ
ントするカウント手段１１と、前記利用者の入寮時点か
らの利用時間ｔを計測するタイマ回路１５と、前記カウ
ント手段１１のカウント数ｎが所定回数Ｎに達したとき
及び操作時点における前記利用時間ｔが予め定めた所定
時間Ｔより長いときには前記放水手段４に対し大容量の
放水を行なわせる制御手段Ｍとから構成したものである
。

（作用） 前記構成により、カウント手段は操作手段の操作によっ
て放水手段が水洗便器に対し行った小容量の放水回数を
カウントし、そのカウント数が所定回数に達したとき若
しくは、タイマ回路による利用時間が予め定めた所定時
間より長いときには、放水手段は制御手段によって大容
量の放水を行うべく制御される。

（実施例） 以下、この発明を具体化した一実施例について第１図及
び第２図に従って説明する。

第２図に示す水洗便器１には放水パイプ２が接続され、
同放水パイプ２を介して貯水タンク３内の洗浄水が供給
されるようになっている。前記放水パイプ２に設けられ
、水洗便器１に対し小用若しくは大川の放水を行う放水
手段としての電磁弁４は操作手段としての操作スイッチ
５が設けられた制御ボックス６内に収納されている。な
お、前記制御ボックス６には後記する制御手段Ｍ＠が内
蔵されている。

次に、この即水装置の電気的構成について説明する。

操作スイッチ５は同操作スイッチ５の操作に基づいて前
記電磁弁４を開閉駆動する駆動回路１０及び、前記電磁
弁４による放水回数をカウントするカウント手段として
のカウント回路１１に接続されている。そして、前記カ
ウント回路１１はアンド回路１２の一方の入力端子とオ
ア回路１３の一方の入力端子に接続され、そのカウント
数ｎが予め定めた所定回数Ｎ（本実施例では５回）に）
ヱしていないときには前記アンド回路１２に論理値「１
」に対応する信号を出力する。

前記とは異なり、前記カウント回路１１はそのカウント
数ｎが予め定めた所定回数Ｎに達したときには、前記オ
ア回路１３に論理値「１」に対応する信号を出力する。

さらに、この水洗便所に利用者が入室するとその大空を
検知する入室センサ１４（例えば光電反射型の光電スイ
ッチ又はドアに設けられた近接式のドアスイッチ等適宜
選定されるものである）からの信号に基づいて利用時間
ｔを計測するタイマ回路１５が設けられ、その利用時間
ｔが予め定めた所定時間Ｔ（本実施例では２分）に達し
ていないうちは前記アンド回路１２の他方の入力端子に
論理値「１」に対応する信号を出力し、所定時間Ｔ以降
は前記オア回路１３の他方の入力端子に論理値「１」に
対応する信号を出力するようになっている。

そして、前記アンド回路１２はタイマ回路１５からの論
理値「１」に対応する信号とカウント回路１１からの論
理値「１」に対応する信号とを入力すると、アンド回路
１６に論理値「１」に対応する信号を出力する。又、前
記オア回路１３はタイマ回路１５からの論理値「１」に
対応する信号とカウント回路１１からの論理値「１」に
対応する信号とを入力すると、アンド回路１７に論理値
「１」に対応する信号を出力する。

前記アンド回路１６の他方の入力端子には貯水タンク３
内に設けられたフロートスイッチ等からなる水位センサ
１８が接続され、同水位センサ１８は貯水タンク３内の
水位が低下し、小用の小容量の放水が終了したと検知す
ると前記アンド回路１６に対し論理値「１」に対応する
信号を出力覆る。又、前記アンド回路１７の他方の入力
端子には貯水タンク３内の前記水位センサ１８より下方
位置に設けられたフロートスイッチ等からなる水位セン
サ１９が接続され、同水位センサ１９は貯水タンク３内
の水位が低下し、大川の大容量の放水が終了したことを
検知すると前記アンド回路１７に対し論理値「１」に対
応する信号を出力するようになっている。

前記アンド回路１６はアンド回路１２からの論理値「１
」に対応する信号と水位センサ１８からの論理値ＮＪに
対応する信号とを入力すると、オア回路２０の一方の入
力端子に対し論理値「１」に対応する信号を出力する。

又、前記アンド回路１７はオア回路１３からの論理値「
１」に対応する信号と水位センサ１９からの論理値「１
」に対応する信号とを入力すると、前記オア回路２０の
他方の入力端子に対し論理値「１」に対応する信号を出
力する。

そして、前記オア回路２０はアンド回路１６若しくはア
ンド回路１７から論理値「１」に対応する信号を入力す
ると、前記電磁弁４を駆動する駆動回路１０を制御して
電磁弁４による放水動作を停止するようになっている。

前記カウント回路１１、アンド回路１２，１６゜１７、
水位センサ１８．１９、オア回路１３，２０、タイマ回
路１５、入室センサ１４とによって制御手段Ｍが構成さ
れている。

さて、上記構成された水洗便所の節水装置の作用につい
て説明する。

まず、この水洗便所に利用者が入室すると、入室センサ
１４からの信号に基づいてタイマ回路１５は利用時間ｔ
を計測する。そして、利用時間ｔく所定時間Ｔであるう
ちは、アンド回路１２に論理１１ｒ　１　Ｊに対応する
信号を出力し、利用時間ｔ≧所定時間Ｔの後は、オア回
路１３に論理値「１」に対応する信号を出力する。そし
て、利用者が操作スイッチ５を操作すると、駆動回路１
０は電磁弁４を開放駆動して貯水タンク３内の洗浄水を
水洗便器１に対し放水を開始する。前記操作スイッチ５
からのオン信号に基づいてカウント回路１１は「１」を
加算することによりカウントし、そのカウント数ｎと予
め定めた所定回数Ｎ（５）とを比較し、ｎくＮである場
合には、アンド回路１２に論理値「１」に対応する信号
を出力する。

従って、ｎくＮであって、しかもｔ＜Ｔの場合には、ア
ンド回路１２からアンド回路１６に論理値「１」に対応
する信号が出力される。

そして、貯水タンク３内の水位が低下して水位センサ１
８が検知すると、アンド回路１６は水位センサ１８から
の論理値「１」に対応する信号を入力する。すると、ア
ンド回路１６は前記アンド回路１２からの論理値「１」
に対応する信号と、水位センサ１８からの論、即値「１
」に対応する信号とに基づいてオア回路２０に論理値「
１」に対応する信号を出力する。この結果、オア回路２
０は駆動回路１０に閉成信号を出力し、電磁弁４を開成
駆動させる。従って、操作スイッチ５が操作され、利用
時間ｔがｔ＜Ｔであって、カウント回路１１のカウント
数ｎがｎ＜Ｎであるうちは、小用の小容量の放水のみが
行なわれる。

又、操作スイッチ５の操作回数が連続して行なわれ、カ
ウント回路１１によるカウント数ｎが予め定めた所定回
数Ｎとしての５回目に達すると、カウント回路１１はオ
ア回路１３に論理値「１」に対応する信号を出力すると
ともに、カウント数ｎをＯにリセットする。前記オア回
路１３は前記カウント回路１１から論理値「１」に対応
する信号を入力すると、アンド回路１７に論理値「１」
に対応する信号を出力する。

そして、Ｎ回目の操作スイッチ５の操作により、電磁弁
４が開放駆動されて貯水タンク３内の水位が低下した場
合、水位センサ１９が検知すると、前記アンド回路１７
に論理値「１」に対応する信号を出力し、アンド回路１
７は前記オア回路１３及び水位センサ１９からの論理値
「１」に対応する信号とに基づいてオア回路２０に対し
て論理値「１」に対応する信号を出力する。この結果、
オア回路２０は駆動回路１０に対し開成信号を出力し、
電磁弁４を開成駆動する。従って、操作スイッチ５が操
作され、カウント回路１１のカウント数ｎがｎ＝Ｎであ
る場合は、大川の人容間の放水が行なわれる。

さらに、利用時間ｔがｔ≧王であるときには、前記タイ
マ回路１５はオア回路１３に論理値「１」に対応する信
号を出力し、オア回路１３は前記信号に基づいてアンド
回路１７に論理値「１」に対応する信号を出力する。従
って、操作スイッチ５の操作回数ｎが所定回数Ｎに達し
ていなくても、ｔ≧王であれば前記オア回路１３はタイ
マ回路１５からの信号に基づいてアンド回路１７に論理
値「１」に対応する信号を出力するため、同アンド回路
１７は前記操作回数ｎが所定回数Ｎに達した場合と同様
に動作し、大川の大容量の放水が行なわれる。

このように、利用者の操作スイッチ５の操作が５回目に
達した場合には大川の大吉はの放水が行なわれるため、
利用者の操作による無駄な大容量の放水動作を減少させ
ることができる。

さらに、利用時間ｔが所定時間Ｔより長く、大川の大容
量の放水が必要である場合には、カウント数ｎがｎくＮ
の場合であっても大川の大容量の放水を行うことができ
る。

なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、所定回数Ｎを増減させて実施したり、所定時間Ｔを長
くしたり、短くしたり、カウント回路１１のカウント数
ｎが所定回数Ｎとなった時点でカウント数ｎをリセット
せず、前記カウント＠ｎが所定回数の整数倍となったと
きに大川の大容量の放水をさせるようにして実施したり
する等この発明の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更
してもよい。

発明の効果 以上詳述したように、本発明においては利用者の操作に
よる人容場の放水動作回数を減少させて、無駄な洗浄水
の放水を防ぐとともに、利用時間が長い場合には大容量
の放水動作を行うことができるという産業利用上優れた
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した水洗便所の節水装置の電気
ブロック回路図、第２図は水洗便所の概略図である。 １は水洗便器、４は放水手段としての電磁弁、５は操作
手段としての操作スイッチ、１１はカウント手段として
のカウント回路、１５はタイマ回路、Ｍは制御手段、ｎ
はカウント数、Ｎは所定回数、ｔは利用時間、下は所定
時間。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、利用者による操作手段（５）の操作によって放水手
   段（４）が水洗便器（１）に対し行つた小容量の放水回
   数をカウントするカウント手段（１１）と、前記利用者
   の入室時点からの利用時間（ｔ）を計測するタイマ回路
   （１５）と、前記カウント手段（１１）のカウント数（
   ｎ）が所定回数（Ｎ）に達したとき及び操作時点におけ
   る前記利用時間（ｔ）が予め定めた所定時間（Ｔ）より
   長いときには前記放水手段（４）に対し大容量の放水を
   行なわせる制御手段（Ｍ）とからなる水洗便所の節水装
   置。