JPS637373Y2 - - Google Patents

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JPS637373Y2
JPS637373Y2 JP9856880U JP9856880U JPS637373Y2 JP S637373 Y2 JPS637373 Y2 JP S637373Y2 JP 9856880 U JP9856880 U JP 9856880U JP 9856880 U JP9856880 U JP 9856880U JP S637373 Y2 JPS637373 Y2 JP S637373Y2
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heat exchange
exchange tube
fin
fins
tube
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JP9856880U
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【考案の詳細な説明】 本考案は熱交換管の外周にフインを螺旋状に巻
装するフイン付熱交換管製造装置に関する。
長尺の熱交換管にフインを連続して巻付ける装
置としては、第1図および第2図に示す装置が従
来から多用されている。
この装置は回転ヘツド1によつて回転と送りと
を与えた熱交換管5に対してフイン材6を回転ヘ
ツド1直後のフイン巻付部2で適度の張力を加え
ながら連続的に巻装し、このフイン付熱交換管7
を、回転ヘツド1に略々同調した回転が付与さ
れ、摩擦力により把持する取り出し機構4で受止
するようにした構造である。
この装置によつて、長尺の熱交換管5を次々に
途切れないよう回転ヘツド1に送り込んで連続し
たフイン巻付けを行う場合、第2図のように、熱
交換管5の後端が回転ヘツド1を通過した時点で
は、後続する熱交換管5により送りの力は伝えら
れるけれども、回転力は伝達されなくなり、しか
も、取り出し機構4の回転力は摩擦力によつて伝
達される程度のものであるから、フイン材6の引
張力に拮抗できなくなる結果、前記フイン付熱交
換管7は回転が激減するに至つて、爾後のフイン
巻付けが全く成されないかあるいは弛緩を生じる
不都合があつた。
そこで、第1図、第2図に示すように突合わさ
れる先後の熱交換管5,5の間に両楔形のピン1
8等を介装して、両熱交換管5,5を一体化せし
め、回転ヘツドの回転力と送り力を伝えるように
していた。
しかし乍ら、かかるピン18取付方式は回転ヘ
ツド1の手前でピン18を取り付け、また、取り
出し機構4の手前でピン18を取り外す作業を伴
うので巻付中断時間が長くなる上に、作業が煩雑
となり、生産能率の低下、コスト増の欠陥を有し
ていた。
本考案はかかる実状に着目して、ピン等の結合
部材の使用を省いて連続的なフイン巻き付けを確
実にしかも容易に行い得る如き改良された製造装
置を提供しようとして成されたものであつて、そ
の特徴とするところは、フイン材がフイン巻付部
で連続的に熱交換管に巻装されてなるフイン付熱
交換管の外周に摺擦し得る筒部を有する案内用套
管を、前記フイン巻付部とその後方側の取り出し
機構との間に、進行するフイン付熱交換管を挿通
し得る同心的に配設すると共に、熱交換管に与え
る回転と同方向かつ等速もしくは僅かに速い回転
を前記案内用套管に付与させる駆動装置とを設け
た構成としたことである。
以下本考案の1実施例について添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
第3図に示す装置は横置型製造装置であつて、
入り側となる左方から回転ヘツド1、フイン巻付
部2、案内用套管3および取り出し機構4を順に
軸線を揃えた一線状に配設している。
回転ヘツド1、フイン巻付部2、取り出し機構
4については、従来のこの種装置と同構造である
ため概要を説明すると、先ず回転ヘツド1は熱交
換管5が通る中心部の周りに3等分の配置となし
前記中心部の周りに公転し、かつこの公転により
自転する送りローラ8…を有していて、熱交換管
5に回転と送りとを複合的に与えるよう形成して
いる。
次に、フイン巻付部2は針状フイン、ワイヤフ
イン等の素材であるフイン材6を、熱交換管5の
表面に、前記回転および送りにより決定されるね
じれ角に対応して、定張力保持下で供給する機構
に形成している。
取り出し機構4はフイン材6が巻装されてなる
フイン付熱交換管7が通る中心部の周りに3等分
の配置で平行に設けた1対の受けローラ9,9
(第5図参照)と、取出しローラ10とを備えて
いて、取出しローラ10は第5図において図示の
基準位置から矢示方向に揺動可能に設けており、
3本のローラ9,9,10により把持しているフ
イン付熱交換管7を取り出しローラ10の矢示方
向への揺動によつて側方に放出するようになつて
いる。
上記各ローラ9,9,10は、回転ヘツド1に
回転を伝える原動機と連結した駆動装置11によ
つて回転力が伝えられ、該ヘツド1に略々同調し
た回転が付与されて、フイン付熱交換管7との間
に形成される摩擦力で該熱交換管7をフイン材6
巻付方向に回転するようになつている。
しかして案内用套管3は本考案を特徴づける構
成部材であつて、第4図および第6図に示す如
く、鍔付管から形成されていて、この鍔付管をベ
アリング13を介し固定側本体12に回転自在に
軸支させ、前記フイン付熱交換管7の外周に摺接
し得る筒部を、回転ヘツド1から取り出し機構4
に亘るフイン付熱交換管7に対し、同心位置にな
るよう配設している。
上記套管3はさらに筒部外周に歯車14を嵌装
していて、この歯車14を歯車15,16を介し
前記駆動装置11に連絡せしめることにより、回
転ヘツド1が熱交換管5に与える回転と同方向か
つ等速もしくは僅かに速い回転を与えられるに形
成している。
なお、案内用套管3の内径は、フイン付熱交換
管7のフイン周面と筒部内壁との間でフイン巻付
に必要な引張力以上の摩擦力が発生する程度に、
適当な寸法を有しており、フイン巻付けに必要な
回転および送りをフイン付熱交換管7に与え得る
ものである。
また、案内用套管3は、熱交換管5の太さ、フ
イン材6,6の脚長によつて定まるフイン付熱交
換管7の外径寸法が変つたときには、当然径の異
つたものに取替える必要があるので、第6図々示
のように、胴周面の一部をテーパ状に形成して、
本体12にベアリング13を介して回転自在に支
持されるスリーブ17に嵌合した際、前記テーパ
状部分で楔合し得るようにすることにより、取り
付け・取り外しが簡単に行えて、しかもスリーブ
17との一体化が確実に成されるようになり、か
かる手段は誠に好都合である。
以上述べた構造を有する装置によつてフイン付
熱交換管を製造するに当つては、長尺熱交換管5
の1本を回転ヘツド1により回転および送りを与
れながら、熱伝導性の良い樹脂接着剤が予め密着
部に塗布されてなるフイン材6をフイン巻付部2
において張力保持下で繰り出して熱交換管5の表
面に螺旋状フインを巻装する。
このフイン付熱交換管7を回転中の案内用套管
3に挿通後、取り出し機構4に送り出させるが、
上記熱交換管5の後端部には次の熱交換管5を前
工程の送り出し装置によつて、単に同軸的に突合
わせながら後続せしめる。
先行する熱交換管5が回転ヘツド1を通り越し
た時点では、後続の熱交換管5の後押しによつ
て、前方に送られるが、当然回転ヘツド1の回転
力は先行する熱交換管5には伝達されない。
しかし乍ら、この先行熱交換管5は案内用套管
3によつて、フインの張力に抗する摩擦回転力が
与えられるので、前述する後押し作用と相俟つて
適正な回転および送りが与えられる結果、フイン
巻付部2でのフイン巻付けは弛緩の全く無い状態
で正確に成される。
そして、このフイン巻付けは突合わせて後続す
る熱交換管5に移行する。
後続熱交換管5に若干長のらせんフインが巻付
けられた状態で、一旦、装置を停止し、熱交換管
5の突合わせ部で両側のフインをバンド処理によ
つて弛緩しないよう仮固定すると共に、突合せ部
でフインを切断する。
しかる後、再び装置を運転し、フイン巻付けを
行い、以後同要領で巻付け処理を行うものであ
る。
本考案のフイン付熱交換製造装置は上述の説明
によつて明らかにした如く、フイン付熱交換管7
の外周に摺接し得る筒部を有し、回転ヘツド1が
熱交換管5に与える回転と同方向でかつ等速もし
くは僅かに速い回転が駆動装置11によつて付与
される案内用套管3を、フイン巻付部2と取り出
し機構4との間の適宜位置に、進行するフイン付
熱交換管7を挿通し得る如く同心的に配設したか
ら、フイン巻付中の熱交換管5の後端が回転ヘツ
ド1から外れた時点においても、前記案内用套管
3がフイン巻付けに対して適正な回転を与える結
果、巻付いたフインに弛みが生じるなどの不都合
は全然生じない。
しかも、この熱交換管5に対しては、後続する
熱交換管5によつて、後押しをするだけで前記案
内用套管3による回転付与と相俟つて、らせんフ
インに適合する回転と送りを与えることができる
ので、巻付いたフインのらせん形態は崩れがなく
て整頓しており、熱交換管5を単に突合わせただ
けで連続したフイン巻付けが確実に行える。
さらに、本考案は従来装置において不可欠とさ
れていたピンなどの結合部材を省略できるので、
管末におけるフイン仮固定処理などの中間作業は
頗る単純化されるし、時間短縮がはかれ、その結
果、生産能率の増大ならびに製造コストの低減に
寄与する処多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の製造装置を経時的
に示す正面図、第3図は本考案装置の1例に係る
正面図、第4図は第3図における案内用套管部の
断面図、第5図は第3図のV−V線矢視図、第6
図は本考案装置例に係る案内用套管部の断面図で
ある。 1……回転ヘツド、2……フイン巻付部、3…
…案内用套管、4……取り出し機構、5……熱交
換管、6……フイン材、7……フイン付熱交換
管、11……駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ヘツド1により回転および送りを与えた熱
    交換管5に対し、フイン材6を回転ヘツド1直後
    のフイン巻付部2で張力保持下にて連続的に巻装
    し、このフイン付熱交換管7を、前記回転ヘツド
    1に略々同調した回転が付与されて摩擦力により
    把持する取り出し機構4で受止するようにしたも
    のにおいて、前記フイン付熱交換管7の外周に摺
    擦し得る筒部を有する案内用套管3を、フイン巻
    付部2と取り出し機構4との間の適宜位置に、進
    行するフイン付熱交換管7を挿通し得る如く同心
    的に配設すると共に、回転ヘツド1が熱交換管5
    に与える回転と同方向かつ等速もしくは僅かに速
    い回転を前記案内用套管3に付与せしめる駆動装
    置11を付設したことを特徴とするフイン付熱交
    換管製造装置。
JP9856880U 1980-07-12 1980-07-12 Expired JPS637373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9856880U JPS637373Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9856880U JPS637373Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721411U JPS5721411U (ja) 1982-02-03
JPS637373Y2 true JPS637373Y2 (ja) 1988-03-02

Family

ID=29460279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9856880U Expired JPS637373Y2 (ja) 1980-07-12 1980-07-12

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6277929U (ja) * 1985-11-06 1987-05-19

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Publication number Publication date
JPS5721411U (ja) 1982-02-03

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