JPS6344454B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレスラインの互いに隣接するプレ
ス間に配置され、前置プレスのアンローダによつ
てワーク搬送装置の積込みステーシヨンに移され
たワークを積降しステーシヨンに導き、そこで後
置プレスのオンローダによつてワークが積降され
るようにするワーク搬送装置に関する。

プレスラインの互いに隣接するプレス間におい
てワークを搬送するための装置は、たとえば西ド
イツ特許出願公開第1602570号公報、同第1552032
号公報、同第1777355号公報、同第2209233号公報
および西ドイツ特許出願公告第1254076号公報に
記載されているように既に沢山知られている。

西ドイツ特許出願公告第1254076号公報に基づ
くこの種のワーク搬送装置の場合、レールに案内
されかつつかみ具が備えられている台車が配置さ
れ、この台車は連続的に循環走行するチエーン駆
動装置によつて２つのステーシヨン間を往復移動
し、第２のチエーン駆動装置を介して上昇ないし
下降される。

西ドイツ特許出願公開第1777355号公報に基づ
く別の公知のワーク搬送装置の場合、プレス間に
搬送ベルトないし搬送チエーンが配置され、これ
にはその都度のワーク形状に適合した受容ポケツ
トが備えられ、前置プレスあるいは後置プレスに
よつてステツプ駆動装置を介して間欠的に直接駆
動される。

この種のワーク搬送装置の使用は、プレスライ
ンにおけるすべてのプレスの非常に正確な同期運
転を前提としている。すなわち各プレスの位相位
置に関して非常に小さくかつ正確に限定された角
度偏差が生ずるようにしなければならない。この
ことはプレス制御に対して、たとえばサイリスタ
制御の４象限駆動装置の採用およびその付加的な
案内装置による制御のように非常に高価な制御経
費を必要とする。また完全に同期されるプレスラ
インは柔軟性に乏しく、その監視に高い経費がか
かるという欠点もある。

西ドイツ特許出願公開第2209233号公報に基づ
く周知のワーク搬送装置の場合、個有の駆動装置
を備え間欠的に駆動される搬送体がプレス間に配
置され、その搬送工程がその都度ワーク自体によ
つて制御される。その場合比較的簡単な追従制御
が対象となつている。プレスのアンローダから搬
送体の上に積込まれるワークによつて発せられる
信号によつて運転が開始される。ワークが搬送体
の引渡しステーシヨンに達するや否や搬送体は信
号によつて停止され、後置プレスのオンローダが
駆動され、ワークがその後置プレスに装填された
後、オンローダの信号によつてそのプレスのスト
ロークが開始される。

この方式によつてプレスラインに対する制御経
費は著しく減少され、上述の方式に比べて大きな
柔軟性が得られる。しかしこのことは同時に、オ
ンローダの信号によつてワークの存在が示された
時にはじめて後置プレスのストロークが開始され
るので、プレスラインの各プレスがただ単一スト
ロークで駆動されるだけで、各ストロークの後再
び停止しなければならないことを意味している。
かかる駆動方式はプレス駆動装置特に継手やブレ
ーキに大きな負荷がかかり、大きな騒音を発生
し、量産効果が劣る。

東ドイツ特許第126679号明細書に基づいて加工
機械間においてワークをステツプ的でなく連続的
に送る装置も知られている。この場合フレームの
レールで案内される台車が配置されており、この
台車は連続的に循環走行するチエーン駆動装置を
介して摩擦力の作用の下で駆動される。各機械あ
るいは制御ステーシヨンにおいて台車は、機械に
供給するマニピユレータあるいは他の信号によつ
て制御される可動ストツパによつて停止され、拘
束される。従つてこの可動ストツパはそこに突き
当つた最初の台車の動きを妨げ、この台車も次の
台車を停止するので、拘束された台車の後方に
は、ワークが積載されている所定数の台車から成
る中間貯蔵部が生ずる。ワークが積降された後台
車は搬送平面の下側において搬送装置の積込みス
テーシヨンに再び戻される。この装置の欠点は、
連続的に循環走行するチエーン駆動装置と台車と
の摩擦接続で台車を駆動する点にある。摩擦接続
ではチエーン駆動装置から台車へ非常に小さな駆
動力しか伝達できない。すなわち、さもなければ
台車の停止時間内において停止中の台車と連続的
に循環走行しているチエーン駆動装置との間の摩
擦が大きくなり過ぎるからである。このために力
の伝達が非常に不安定になつてしまい、台車の加
速度は非常に小さく、正確な送りサイクルが得ら
れない。更に台車は所定の停止点において全搬送
速度でストツパにないし相互に衝突するので、台
車の衝突の際の衝撃および震動をある限界内に維
持し台車から部品が飛び出さないようにするた
め、台車の搬送速度を制限しなければならないと
いう別の欠点がある。

金属加工用の最近のプレスは一般に非常に大き
なストローク数たとえば毎分40ストロークで作動
するので、かかる搬送装置は、力の伝達が不安定
でありかつ搬送速度が小さいために、プレスライ
ンの互いに隣接するプレス間においてワークを搬
送するためには適用できない。

本発明の目的は、プレスラインにおける互いに
隣接するプレス間に位置するワーク搬送装置によ
るワークの搬送を、積込みステーシヨンから一つ
あるいは複数の中間ステーシヨンを介して積降し
ステーシヨンまでの間、比較的大きな送り速度及
び正確に規制されたストロークによつて確実で且
つ衝撃なく行うことができるものを提供すること
にある。

本発明の課題はこの目的から出発して、プレス
ラインの互いに隣接するプレス間におけるワーク
搬送装置を、ワークの積込みおよび積降しが時間
的に互いに無関係に行なわれ、それによつて搬送
装置がプレス間の位相差およびストローク数差を
所定の限界内に調整するために貯蔵作用をも果す
ように、比較的大きな平均搬送速度でかつ正確に
規定された時間幅で台車を積込みステーシヨンか
ら１個あるいは数個の中間ステーシヨンを介して
積降しステーシヨンに確実にかつ衝撃なしに搬送
することが保証されるように作ることにある。

本発明によればこの課題は、積込みステーシヨ
ンと積降しステーシヨンとの間における搬送装置
の上に、正確に規定されて貯蔵作用を果す１個あ
るいは複数個の中間ステーシヨンが配置され、台
車をあるステーシヨンから次のステーシヨンへス
テツプ的に搬送するために、好ましくはフレーム
の側壁に取付けられかつ互いに無関係に投入でき
る独立した駆動装置が配置されていることによつ
て達成できる。

本発明の別の特徴は、循環走行する台車が互い
にヒンジ結合されたリンクから構成され、キヤリ
アフオークを備え、各駆動装置がステツプ駆動装
置を介して無端環状のチエーン駆動装置と連動さ
れ、そのキヤリアピンがチエーン循環走行の所定
の行程において台車に配置されているキヤリアフ
オークに係合する点にある。

台車を積込みステーシヨンから最初の中間ステ
ーシヨンへ搬送するためのステツプ駆動装置が自
在継手軸を介して前置プレスに直接接続されてい
るか、あるいは前置プレスによつて制御される個
有の駆動装置が備えられていることが目的に適つ
ている。

各ステーシヨンにおける台車の所定の引渡し点
に、台車のくぼみの中にばね圧の下で係止してい
るローラから成るラツチ装置が配置されている。

前置プレスのアンローダによつて積込みステー
シヨンにある台車の上にワークが積込まれた後、
この台車は第１の中間ステーシヨンに移動され、
その場合同時に空の台車が再び積込みステーシヨ
ンに戻される。積載台車が所定の停止点に到達す
るや否や、次の中間ステーシヨンの駆動装置に信
号が与えられる。このステーシヨンが自由になつ
ている場合、台車はほとんど中断されることなく
次のステーシヨンに更に送られる。前の台車がま
だこのステーシヨンから送り出されていない場
合、積載台車はこのステーシヨンが空になるまで
の間待機位置に滞まる。この工程は積載台車が搬
送装置の積降しステーシヨンに到着するまで繰返
えされる。後置プレスのオンローダによつてワー
クが積降された後、空になつた台車は搬送平面の
下側において同様に複数の中間ステーシヨンを介
して再び積込みステーシヨンに戻される。同じサ
イクルはすべての台車について連続的に続けられ
る。

ワーク搬送装置のすべての中間ステーシヨンが
ワークを積載した台車で占められると、前置プレ
スの連続ストロークが一時的に中断されるか、な
いしは相応した制御装置によつて前置プレスのス
トローク数が減少されるかあるいは後置プレスの
ストローク数が増大される。ワークが積載されて
いる台車が積降しステーシヨンにタイミング良く
存在していない場合、後置プレスの連続ストロー
クが一時的に中断されるか、ないしは前置プレス
のストローク数が増大されるかあるいは後置プレ
スのストローク数が減少される。

以下図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。

ワーク搬送装置の有利な実施例の場合、フレー
ムの両側壁１，２には無端環状のレール３が配置
され、複数のリンク４と横棒５とから成る６台の
台車６がローラ７を介してこのレール３に案内さ
れている。台車６にはその都度のワーク１８の形
状に合わせて交換できるワーク受容ポケツト１７
が設けられている。ワーク搬送装置のフレームは
対となつてその高さを調整できる４本の台脚２１
の上に載せられているので、ワーク搬送装置はプ
レス１９，２０におけるワークの搬送平面に合わ
せられ、必要によつては傾斜させられている。

ワーク搬送装置の以下の説明においてその都度
特定の構成群を明示する必要があるので、各台車
６には符号６・１〜６・６が、各ステーシヨン２
２には符号２２・１〜２２・８が、各ステツプ駆
動装置９には符号９・１〜９・４が、各チエーン
駆動装置１４には符号１４・１〜１４・４が、各
ワーク１８には符号１８・１〜１８・４がそれぞ
れ付されている。

フレームの両側壁１，２には４個のステツプ駆
動装置９がフランジ結合されている。その第１の
ステツプ駆動装置９・１は自在継手軸１１を介し
て前置プレス１９によつて直接駆動される。他の
ステツプ駆動装置９・２〜９・４には独立した駆
動装置１０がそれぞれ設けられており、これらの
駆動装置１０は制御装置（図示せず）によつて互
いに独立して投入できる。勿論第１のステツプ駆
動装置９・１に他のステツプ駆動装置９・２〜
９・４と同じように個有の駆動装置１０を設ける
こともできる。

ステツプ駆動装置９の出力軸にはスプロケツト
１３が接続されており、案内兼張りスプロケツト
１５の上をめぐらされているチエーン駆動装置１
４はこのスプロケツト１３によつて間欠的に駆動
される。各チエーン駆動装置１４には多数のキヤ
リアピン１６が設けられ、これらのキヤリアピン
１６は台車６に配置されているキヤリアフオーク
８に、チエーン駆動運転のある所定の間において
係合する（第５図および第６図参照）。

キヤリアフオーク８は二重に形成され、横にず
らして配置されているチエーン駆動装置１４のキ
ヤリアピン１６がキヤリアフオーク８の右側スリ
ツト８・２ないし左側スリツト８・１に交互に係
合するように台車６に配置されている。

たとえばあるひとつの台車６がステーシヨン２
２・３における引渡し兼停止点に到着すると、チ
エーン駆動装置１４・２のキヤリアピン１６がキ
ヤリアフオーク８のスリツト８・１からはずれ、
チエーン駆動装置１４・２はそのステツプ駆動装
置９・２によつて停止される。同時にこの台車６
は、台車６のくぼみの中にばね圧の下で係止して
いるローラから成るラツチ装置１２によつてその
位置に保持される（第３図および第４図参照）。
次のステツプ駆動装置９・３が運転を開始される
と、チエーン駆動装置１４・３のキヤリアピン１
６のひとつがキヤリアフオーク８のスリツト８・
２にかみ合い、ラツチ装置１２の抵抗を打ち負か
し、その台車６を次のステーシヨン２２・４まで
搬送する。同じようにしてすべての台車６はステ
ーシヨンからステーシヨンへステツプ的に搬送さ
れる。

一般に周知の過負荷安全装置（図示せず）を組
込むことによつて、故障時にあるひとつの台車６
がその動きを阻止されてしまつた場合にも、駆動
装置は保護される。

次に第７図および第８図に基づいて台車運転の
各工程について説明するに、まず条件として第７
図に示されているように台車６の各位置を次のよ
うに表すことになる。すなわち積込みステーシヨ
ン２２・１において台車６・１、ステーシヨン２
２・８においては台車６・２、ステーシヨン２
２・７においては台車６・３、ステーシヨン２
２・６においては台車６・４、ステーシヨン２
２・５においては台車６・５、および積降しステ
ーシヨン２２・４においては台車６・６とする。
ステーシヨン２２・３とステーシヨン２２・２に
はこの時点では台車がない。

前置プレス１９のアンローダによつてワーク１
８・１が台車６・１の受容ポケツト１７の中に積
込まれる。

自在継手軸１１およびステツプ駆動装置９・１
を介して前置プレス１９によつて直接駆動される
チエーン駆動装置１４・１によつて、積載台車
６・１は積込みステーシヨン２２・１から次のス
テーシヨン２２・２へ送られる。同時にチエーン
駆動装置１４・１によつて台車６・２がステーシ
ヨン２２・８から積込みステーシヨン２２・１
へ、台車６・３がステーシヨン２２・７からステ
ーシヨン２２・８へ搬送される（第８・２図参
照）。

台車６・１がステーシヨン２２・２における引
渡し兼停止点に達すると、独立した駆動装置１０
およびステツプ駆動装置９・２に接続されている
チエーン駆動装置１４・２が相応した制御装置に
よつて駆動され、長く停止することなしに台車
６・１を次のステーシヨン２２・３へ搬送する。
同時に前置プレス１９のアンローダによつて次の
ワーク１８・２が台車６・２の受容ポケツト１７
に積込まれ、台車６・５がチエーン駆動装置１
４・４によつてステーシヨン２２・５からステー
シヨン２２・６に送られ、更に台車６・６がチエ
ーン駆動装置１４・３によつて積降しステーシヨ
ン２２・４から次のステーシヨン２２・５へ送ら
れる（第８・３図参照）。

このサイクルは台車６・１が積降しステーシヨ
ン２２・４に到達し待機位置に滞まるまで同じよ
うに繰返えされる。それとは無関係に台車６・
２，６・３，６・４および６・５はその都度ひと
つのステーシヨンだけ搬送される（第８・４図参
照）。

台車６・２もステーシヨン２２・３に到達し同
様にそこで待機状態に滞まつた後で、後置プレス
２０の駆動装置がはじめて投入されることが目的
に適つている。

ワーク１８・１が後置プレス２０のオンローダ
によつて取出されるや否や、空になつた台車６・
１はすぐにステーシヨン２２・５に搬送され、同
時に次の積載台車６・２が積降しステーシヨン２
２・４に用意される（第８・６図参照）。

第８・７図および第８・８図には台車６の別の
可能な位置が示されている。

前置プレス１９によつて同期駆動されるチエー
ン駆動装置１４・１のストローク時間を100％と
すると、他のチエーン駆動装置１４・２〜１４・
４のストローク時間は約40％である。従つてチエ
ーン駆動装置１４・２〜１４・４のストローク時
間はプレス１９および２０のそれよりも非常に短
かい。

第８・１図ないし第８・８図から明らかなよう
に、ワーク１８が積載されている多数の台車６は
ステーシヨン２２・２〜２２・４において選択的
に待機位置に用意でき、そこで台車６は後置プレ
ス２０のオンローダによつて順々に積降される。
従つてこれらのステーシヨン２２・２〜２２・４
は貯蔵装置としても機能し、それによつてワーク
の積降しは時間的にワークの積込みと無関係にで
きる。従つてプレス１９と２０の位相差およびス
トローク数差は所定の限界内に調整され、プレス
１９，２０の相互の正確な同期は不要である。

後置プレス２０の平均連続ストローク数が前置
プレス１９のそれよりも少ない場合、プレス１９
および２０の所定の運転時間後において、ステー
シヨン２２・２〜２２・４はワーク１８が積載さ
れた台車で占められる。この場合前置プレス１９
の連続ストロークが一時的に中断されるか、ある
いは適当な制御装置好ましくは周知のオン・オフ
制御の形の制御装置によつて前置プレス１９のス
トローク数が減少されるかないしは後置プレス２
０のストローク数が増やされる。

これに対して後置プレス２０の平均連続ストロ
ーク数が前置プレス１９のそれよりも大きい場
合、プレス１９および２０の所定の運転時間後に
おいて、積降しステーシヨン２２・４にはもはや
積載台車がタイミング良く存在せず、そのため後
置プレス２０の連続運転を周期的な時間間隔で一
時的に中断するか、あるいは前置プレス１９のス
トローク数を増大するかないしは後置プレス２０
のストローク数を減少しなければならない。

上述の実施例におけるよりも多いあるいは少な
い数のステーシヨン２２および台車６を搬送装置
に設けることも勿論できる。ステーシヨン２２の
数を増やすことによつて、搬送装置の貯蔵作用も
増大する。従つて各プレスのストローク数および
位相角に関する大きな差も調整でき、またプレス
１９と２０を相応した長い時間帯に亘つて中断な
しに連続運転できる。

本発明は上記のような構成であるので、プレス
ラインにおける互いに隣接するプレス間に位置す
るワーク搬送装置によるワークの搬送を、積込み
ステーシヨンから一つあるいは複数の中間ステー
シヨンを介して積降しステーシヨンまでの間、比
較的大きな送り速度及び正確に規制されたストロ
ークによつて確実で且つ衝撃なく行うことができ
る。

しかも、装置として比較的簡単で、複雑な制御
を必要としないばかりでなく、プレス相互の正確
な同期は不要となるので、柔軟性に対処すること
ができるといつた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は２台のプレス間に配置されたワーク搬
送装置の側面図、第２図は第１図におけるワーク
搬送装置の平面図、第３図は第２図におけるＡ−
Ａ線に沿う断面図、第４図は第３図におけるＤ−
Ｄ線に沿う断面図、第５図は第２図におけるＢ−
Ｂ線に沿う断面図、第６図は第５図におけるＣ−
Ｃ線に沿う断面図、第７図はチエーン駆動装置の
配置構成図、第８・１図ないし第８・８図は台車
の走行工程の説明図である。 １，２……側壁、３……レール、４……リン
ク、５……横棒、６，６・１〜６・６……台車、
７……ローラ、８……キヤリアフオーク、８・１
……キヤリアフオークの右側スリツト、８・２…
…キヤリアフオークの左側スリツト、９，９・１
〜９・４……ステツプ駆動装置、１０……駆動装
置、１１……自在継手軸、１２……ラツチ装置、
１３……スプロケツト、１４，１４・１〜１４・
４……チエーン駆動装置、１５……スプロケツ
ト、１６……キヤリアピン、１７……受容ポケツ
ト、１８，１８・１〜１８・４……ワーク、１９
……前置プレス、２０……後置プレス、２１……
台脚、２２，２２・１〜２２・８……ステーシヨ
ン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 互いに隣接し異なつた時期に作動するプレス
   １９，２０の間のプレスラインに配設された積込
   みステーシヨン２２．１及び積降しステーシヨン
   ２２．４を有するワーク搬送装置であつて、この
   搬送装置には、レール３及び該レールで案内され
   るポケツト１７付きの台車６が設けられ、この台
   車６は順々に上記積込みステーシヨン２２．１か
   ら積降しステーシヨン２２．４に移動するととも
   にこの移動平面の下側から逆方向に帰還可能に構
   成され、上記積込みステーシヨン２２．１と積降
   ステーシヨン２２．４との間に貯蔵作用を行う一
   つあるいは複数の中間ステーシヨン２２を有し、
   上記台車６をある中間ステーシヨン２２から次の
   中間ステーシヨン２２まで駆動するために夫々互
   いに独立して切換可能な独立した駆動装置１０が
   配置されているワーク搬送装置において、上記台
   車６が互いにヒンジ接続されている複数個のリン
   ク４から主に構成されているとともに先端にキヤ
   リヤフオーク８を備え、上記各駆動装置１０はス
   テツプ駆動装置９を介して循環するチエーン駆動
   装置１４に連結されているとともにこのチエーン
   駆動装置１４には上記キヤリヤフオーク８と係合
   自在なキヤリアピン１６が突設され、上記各ステ
   ーシヨン２２．２；２２．３；２２．５；２２．
   ７における台車６の所定の引渡し位置に、この台
   車６の窪みにばね圧のもとで係合してこれを停止
   させるためのローラを備えたラツチ装置１２が配
   置されていることを特徴とするワーク搬送装置。 ２ 上記駆動装置１０が上記レール３を有するフ
   レームの側壁１，２に固定されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のワーク搬送装
   置。