JPS63287623A - 車両用エアコンディショナ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエアコンディショナ（以下、エアコンと略す）
の作動を制御する車両用エアコンディショナ制御装置に
関する。

〈従来の技術〉 車両用エアコンディショナ制御装置の従来例として第４
図に示すようなものがある（特開昭５９−１３０７２５
号広報参照）。

すなわち、エアコン用コンプレッサ（図示せず）は、電
磁クラッチｌを介して機関の出力軸に連結され、機関出
力により駆動されるようになっている。前記電磁クラッ
チ１のソレノイドｌａと常開の第１リレー２の接点２ａ
と常開のエアコンリレー３の接点３ａとが直列接続され
ている。

前記第１リレー２のリレーコイル２ｂと手動のエアコン
スイッチ４と風ｔ！ＰＩ整用のファンスイッチ５とが直
列接続されている。一方、エアコンリレー３のリレーコ
イル３ｂと常閉の第２リレー６の接点６ａとロープレッ
ジ中スイッチ７とサーモアンプ８とが直列接続されてい
る。前記第２リレー６のリレーコイル６ｂとエアコンカ
ットスイッチ９とが直列接続されている。

そして、通常運転時にはロープレッシャスイッチアとサ
ーモアンプ８とエアコンスイッチ９とがオンされている
。そして、エアコンスイッチ４をオンすると、第１リレ
ー２の接点２ａが閉成されてエアコンリレー３のリレー
コイル３ｂに第２リレー６の接点６ｂ、　　ロープレフ
シャスイッチ７及びサーモアンプ８を介して通電される
。

これにより、エアコンリレー３の接点３ａが閉成されて
電磁クラッチ１のソレノイド１ａに通電されるため、エ
アコン用コンプレッサが機関出力によって駆動され冷却
が行われる。

また、アクセル開度が全開成いは所定値以上になると、
エアコンカットスイッチ９がオンになり、第２リレー６
のリレーコイル６ｂに通電されその接点６ａが開成され
る。これにより、エアコンリレー３のリレーコイル３ｂ
が非通電となりその接点３ａが開成されるため、電磁ク
ラッチ１のソレノイド１ａが非通電となる。このため、
エアコンスイッチ４がオンされていてもエアコン用コン
プレッサの冷却作動が強制的に停止される。

また、サーモアンプ８は、エバポレータ内の温度が所定
値以下になると、オフし、これによってもエアコン用コ
ンプレッサの冷却作動が停止される。

尚、１０はプロアモータ、１１〜１３は負荷抵抗、１４
は抵抗、１５はエアコンスイッチ用ランプである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来のエアコンディショナ制
御装置においては、アクセル開度（機関負荷）が全開成
いは所定値以上になったとき、またはエバポレータ内の
温度が所定値以下となりエバポレータが十分に冷えてい
るときに、エアコン用コンプレッサの冷却作動を停止さ
せるようにしているので、機関出力に余裕がないときに
はエアコン用コンプレッサの冷却作動とその停止との繰
返し頻度が増加しエアコンの冷却性能を悪化させるとい
う不具合があった。

また、アクセルが全開付近になるまではエアコン用コン
プレッサの冷却動作が継続されるため、エアコンの負荷
が大きいときには、期待する加速性能を確保できないと
いう不具合がある。

本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、機
関出力に余裕がないときにもエアコンの冷却性能を良好
に維持できる車両用エアコンスイッチ′す制御装置を提
供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 このため、本発明は第１図に示すように機関負荷を検出
する負荷検出手段Ａと、検出された機関負荷が所定値以
上か否かを判定する負荷判定手段Ｂと、検出された機関
負荷が前記所定値以上と判定されたときにエアコン用コ
ンプレッサＣの冷却作動を強制的に停止させるコンプレ
ッサ停止手段りと、該強制的な停止が終了したときに計
時を開始する計時手段Ｅと、該計測時間が所定時間内か
否かを判定する時間判定手段Ｆと、前記計測時間が前記
所定時間内と判定されたときに前記コンプレッサ停止手
段りの作動を強制的に停止させるコンプレッサ作動手段
Ｇと、を備えるようにした。

く作用〉 このようにして、エアコン用コンプレッサの冷却作動を
強制的に停止した後の所定時間内は機関負荷が所定値以
上になってもエアコン用コンプレッサの冷却作動を継続
できるようにした。

〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第２図及び第３図に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素には第４図と同一符
号を付して説明を省略する。

図において、ディーゼル機関の燃料噴射ポンプ２１のア
クセル開度を検出する負荷検出手段としてのボテンシゴ
メータ２２が設けられ、このボテンシゴメータ２２の検
出信号はマイクロコンピュータ等からなる制御装置２３
に入力されている。

また、負荷抵抗１２とエアコンスイッチ用ランプ１５と
エアコンスイッチ４とファンスイッチ５とが直列接続さ
れている。前記エアコンスイッチ用ランプ１５とエアコ
ンスイッチ４との間の端子電圧がサーモアンプ８を介し
て制御装置２３に印加されている。また、エアコンリレ
ー３のリレーコイル３ｂとロープレッシャスイッチ９と
が直列接続され、この直列回路Ａの接地側端子が制御装
置２３の入力端子に接続されている。

制御袋！２３はエアコンスイッチ４がオンのときとエバ
ポレータ内の温度が所定値を超えたときとに前記直列回
路Ａを接地させエアコンリレー３のリレーコイル３ｂに
通電させるようになっている。

また、制御装置２３は、アクセル開度に対しては、第３
図のフローチャートに従って動作し、前記直列回路Ａへ
の通電を制御するようになっている。

ここでは、制御装置２３が負荷判定手段とコンプレッサ
停止手段と計時手段（タイマ）と時間判定手段とコンプ
レッサ作動手段とを構成する。

次に作用を第３図のフローチャートに従って説明する。

Ｓｌでは、ポテンショメータ２２により検出されたアク
セル開度が所定値以上か否かを判定し、ＹＥＳのときに
はＳ２に進み、Ｎｏのときにはルーチンを終了させる。

ここで、前記所定値は加速運転時或いは高負荷運転時等
に生じるアクセル開度に設定されている。

Ｓ２では、タイマによりカウントされた後述のエアコン
オン時間Ｔ。Ｎが所定値としての第１所定値Ｔ１　（例
えば５７．、、　）以上か否かを判定し、ＹＥＳのとき
にはＳ３に進みＮＯのときにはルーチンを終了させる。

Ｓ３では、工゛７コンオフ信号を出力した後、Ｓ４に進
む。これにより、前記直列回路Ａが非接地となってエア
コンリレー３のリレーコイル３ｂが非通電となる。した
がって、その接点３ａが開成されるため、電磁クラッチ
１がオフされエアコン用コンプレッサの冷却動作が強制
的に停止される。

Ｓ４では、エアコンオフ時間Ｔ。７Ｆに＋１を加算して
新たなエアコンオフ時間Ｔ。Ｆ、をカウントさせた後、
Ｓ５に進む。

Ｓ５では、Ｓ４にてカウントされたエアコンオフ時間Ｔ
。Ｆ、が第２設定値Ｔ２　（例えば３ｓ、ｃ）以上か否
かを判定し、ＹＥＳのときにはＳ６に進みＮＯのときに
はＳ３に戻る。

Ｓ６では、エアコンオフ時間Ｔ。Ｆ、を初期値にリセッ
トした後、Ｓ７に進む。

Ｓ７ではエアコンオフ信号の出力を停止させた後、Ｓ８
に進む。

これにより、前記直列回路Ａが接地されてエアコンリレ
ー３のリレーコイル３ｂに通電されるので、その接点３
ａが閉成され電磁クラッチ１がオンされるため、エアコ
ン用コンプレッサの冷却動作が再開する。

Ｓ８では、エアコン用コンプレッサの冷却作動が再開し
たときからエアコンオン時間Ｔ。Ｈを初期値にリセット
した後計時を開始する。

このようにすると、アクセル開度が所定値以上になった
ときにエアコン用コンプレッサの冷却動作が第２設定値
Ｔ２の期間強制的に停止される。

また、アクセル開度が所定値以上であっても、エアコン
オフ時間Ｔ。８が第１設定値Ｔ、未満のときすなわちエ
アコン用コンプレッサの冷却作動が再開されて第１設定
値Ｔ、を経過するまでは、エアコン用コンプレッサの冷
却作動は、停止されることな（、継続される。

したがって、エアコン用コンプレッサの冷却作動とその
停止との繰返し頻度が従来例より大巾に減少するため、
エアコンの冷却性能を大巾に向上でき、また電磁クラッ
チ１のオン・オフ頻度も大巾に減少し電磁クラッチ１の
寿命を長くできる。

また、アクセル開度が所定値以上になったときに、第２
設定値の期間エアコン用コンプレッサの冷却作動を停止
させるようにしたので、前記所定値を従来例より低開度
側に設定することにより加速性能をも向上できる。

尚、機関負荷としてはスロットル弁開度等が挙げられる
。

〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように、エアコン用コンプレッ
サの冷却作動が再開されたときから所定時間の間は機関
負荷が所定値以上になってもエアコン用コンプレッサの
冷却作動を継続させるようにしたので、前記繰返し頻度
が大巾に減少するため、エアコンの冷却性能を大巾に向
上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図、第２図は本発明の一
実施例を示す構成図、第３図は同上のフローチャート、
第４図は従来例を示す構成図である。 ■・・・電磁クラッチ　　３・・・エアコンリレー４・
・・エアコンスイッチ　　２２・・・ポテンションメー
タ　　２３・・・制御装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機関負荷を検出する負荷検出手段と、検出された機関負
   荷が所定値以上か否かを判定する負荷判定手段と、検出
   された機関負荷が前記所定値以上と判定されたときにエ
   アコン用コンプレッサの冷却作動を強制的に停止させる
   コンプレッサ停止手段と、該強制的な停止が終了したと
   きに計時を開始する計時手段と、該計測時間が所定時間
   内か否かを判定する時間判定手段と、前記計測時間が前
   記所定時間内と判定されたときに前記コンプレッサ停止
   手段の作動を強制的に停止させるコンプレッサ作動手段
   と、を備えたことを特徴とする車両用エアコンディショ
   ナ制御装置。