JPS63211855A - 加入者回路インタ−フエ−ス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル電子交換機の加入者回路インターフ
ェース装置に関し、特に経済性の点で優れ、また加入者
数および加入者種別数が増大しても容易に対応できる加
入者回路インターフェース装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の加入者回路インターフェース装置を用い
たディジタル電子交換機の一部を示すブロック図である
。加入者線路２１１，２１２．２２と加入者回路スイッ
チ・インターフェース装置２５とは加入者回路インター
フェース装置２３．２４によって接続されている。加入
者回路インターフェース装置２３は加入者回路２３１，
２３２を備え、その加入者線路試験用端子２３１　ａ　
、　２３２　ａは複式に接続され、加入者回路試験線２
７を介して試験回路選択用スイッチ２６の入側に接続さ
れている。またこれら加入者線路試験用端子２３１　ａ
　、　２３２　ａはそれぞれ試験用スイ。

チ２３３．２３４を通して加入者線路２１Ｌ２１２に接
続されている。

加入者回路インターフェース装置２４は加入者回路２４
１，２４２および予備加入者回路２４３，２４４を備え
、これら加入者回路の加入者線路試験用端子２４１ａ〜
２４４ａは複式に接続され、加入者回路試験線２８を介
して試験回路選択用スイッチ２６の入側に接続されてい
る。また、予備加入者回路２４３，２４４の加入者線路
側端子２４３　ｂ　、　２４４　ｂは試験回路選択用ス
イッチ２６の出側に接続されている。

ここで例えば加入者回路２３１が故障したとすると、こ
れは次のようにして予備加入者回路に切り替えられる。

各加入者回路に対する各種試験は加入者に対する着信接
続あるいは発信接続の過程で行われており、加入者回路
２３１の故障はこの試験によって発見される。故障が見
つかると保守者はコマンド命令を出して例えば空きの予
備加入者回路２４４を補足し、また試験用スイッチ２３
３をオンとする。一方、試験回路選択用スイッチ２６に
は、入側の加入者回路試験線２７と出側の予備加入者回
路２４４への接続線とを接続させる。これによって加入
者Ａ−加入者回路２３１の試験用スイッチ２３３−加入
者回路試験線２７−試験回路選択用スイッチ２６−予備
加入者回路２４４という接続経路が形成される。また、
加入者Ａに対する局データは加入者回路２３１から予備
加入者回路２４４に移し替えられ、そして加入者Ａから
の発信接続処理あるいは加入者Ａへの着信接続処理は予
備加入者回路２４４が制御されることによって行われる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように従来の加入者回路インターフェース装置を用
いたディジタル電子交換機では、予備加入者回路への切
り替えを試験回路選択用スイッチを用いて行っている。

従って、このスイッチは予備加入者回路と同数の出端子
を備える必要があり、コスト高となる。

また、加入者数の増大等により予備加入者回路を増設す
る場合、スイッチの出端子が不足すると増設は困難とな
る。

さらに、このスイッチを電子スイッチで構成する場合に
は、電子スイッチによる電圧降下が生じるため補償回路
を設ける必要がある。

本発明の目的は、このような問題を解決し、経済性の点
で優れ、しかも予備加入者回路の増設にも容易に対応で
きる加入者回路インターフェース装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、加入者線路試験用端子を複式に接続して加入
者回路試験線に接続する加入者回路と予備加入者回路と
を備え、加入者線路と接続するディジタル電子交換機の
加入者回路インターフェース装置において、 前記加入者回路および前記予備加入者回路は加入者線路
引き込みスイッチを備え、 前記予備加入者回路の加入者線路側端子を前記加入者回
路試験線に接続したことを特徴としている。

〔実施例〕

次に本発明の一実施例について説明する。第１図に本実
施例のブロック図を示す。この加入者回路インターフェ
ース装置１０は、加入者種別の異なる複数の加入者回路
として、例えば加入者回路１０１゜１０２を備え、また
予備の加入者回路として予備加入者回路１０３．１０４
を備えている。加入者Ａ、Ｂと加入者回路１０１，１０
２とは加入者線路１１．１２によりそれぞれ接続する。

各加入者回路１０１，１０２および各予備加入者回路１
０３、１０４の加入者線路側にはそれぞれ加入者線路引
き込みスイッチ（以下、引き込みスイッチという）１０
５〜１０８を設ける。また、各加入者回路の加入者線路
試験用端子１０１ａ〜１０４ａはすべて複式に接続し、
加入者回路試験線１３を介して各種試験回路に接続する
。そして予備加入者回路１０３．１０４の加入者線路側
端子１０３　ｂ　、　１０４　ｂは加入者回路試験線１
３に接続する。

各加入者回路には加入者線路試験用スイッチ（以下、試
験用スイッチという）１０９〜１１２を設け、これらを
介して加入者線路と加入者線路試験用端子１０１　ａ〜
１０４ａとをそれぞれ接続する。

通常の動作状態では、予備加入者回路１０３，１０４の
引き込みスイッチ１０７，１０８はオフとし、加入者回
路１０１，１０２が呼処理上の空き状態にあるときは試
験用スイッチ１０９．１１０はオフ、引き込みスイッチ
１０５．１０６はオンとする。

例えば加入者回路１０１が故障したとすると、これは次
のようにして予備加入者回路に切り替えられる。各加入
者回路に対する各種試験は加入者に対する着信接続ある
いは発信接続の過程で行われており、加入者回路１０１
の故障はこの試験によって発見される。故障が見つかる
と保守者はコマンド命令を出し、加入者回路１０１の引
き込みスイッチ１０５をオフ、試験用スイッチ１０９を
オンとし、一方、例えば空きの予備加入者回路１０３を
補足して引き込みスイッチ１０７をオン、試験用スイッ
チ１１１をオフとする。これによって加入者Ａ−加入者
回路１０１の試験用スイッチ１０９−加入者回路試験線
１３−引き込みスイッチ１０７−予備加入者回路１０３
内部という接続経路が形成される。また、加入者Ａに対
する局データは加入者回路１０１から予備加入者回路１
０３に移し替えられ、加入者回路装置番号は予備加入者
回路装置の番号に変更される。

この状態で加入者Ａが発信すると、前記経路によって加
入者Ａのループは予備加入者回路１０３で検出される。

局データは上述のようにすでに予備加入者回路１０３に
移し替えられているので、局データと照合しながら呼処
理が進められ、発信接続が行われる。

また、試験回路からの要求によって加入者Ａの線路試験
を行う場合は、予備加入者回路１０３の試験用スイッチ
１１１はオンとなるが、加入者回路試験線１３−試験用
スイッチ１０９−加入者Ａの経路によって各種の試験を
実施できる。

以上、加入者Ａと接続する加入者回路１０１と予備加入
者回路１０３とを切り替える場合について説明したが、
加入者Ｂと接続する加入者回路１０２と予備加入者回路
１０４　との場合にも同様にして切り替えを実施できる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の加入者回路インターフェー
ス装置では、加入者回路および予備加入者回路にそれぞ
れ加入者線路引き込みスイッチを設け、加入者回路およ
び予備加入者回路の線路試験用端子はすべて複式に接続
して加入者回路試験線に接続し、さらに加入者回路試験
線と各予備加入者回路の加入者線路側端子とを接続する
。

その結果、試験回路選択スイッチを用いることなく予備
加入者回路への切り替えが行え、このスイッチの制御も
不要となるので経済性の点で有利となる。また、加入者
数および加入者種別数が増大しても容易に対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来の加入者回路インターフェース装置を用いたディジ
タル電子交換機のブロック図である。 １０・・・・・・加入者回路インターフェース装置 ＩＬ　１２・・・・加入者線路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）加入者線路試験用端子を複式に接続して加入者回
   路試験線に接続する加入者回路と予備加入者回路とを備
   え、加入者線路と接続するディジタル電子交換機の加入
   者回路インターフェース装置において、 前記加入者回路および前記予備加入者回路は加入者線路
   引き込みスイッチを備え、 前記予備加入者回路の加入者線路側端子を前記加入者回
   路試験線に接続したことを特徴とする加入者回路インタ
   ーフェース装置。