JPS63186803A - 銅微粒子の製造方法 - Google Patents

銅微粒子の製造方法

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JPS63186803A
JPS63186803A JP1706487A JP1706487A JPS63186803A JP S63186803 A JPS63186803 A JP S63186803A JP 1706487 A JP1706487 A JP 1706487A JP 1706487 A JP1706487 A JP 1706487A JP S63186803 A JPS63186803 A JP S63186803A
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ascorbic acid
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Hiroshi Tamemasa
博史 為政
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は微細な銅粒子の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、銅微粒子の製造方法としては、酸化銅粒子を水性
媒体中でヒドラジンなどの還元剤を用いて還元する方法
が用いられてきた。
ところが、この方法では、還元された粒子の粒径が酸化
物の粒径に依存するために粒径のコントロールが難しく
、かつ還元された粒子同士が引き寄せ合うために凝集し
た粒度分布の幅の広い銅粒子しか得られないという欠点
を有していた。
本発明は上記の欠点を解消せんがためになされたもので
あり、分散した、粒度分布の幅の狭い微細な銅粒子の粒
径コントロール可能な製造方法を提供せんとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は硫酸銅水溶液中の銅イオンを還元して銅微粒子
を製造する方法において、還元剤としてL−アスコルビ
ン酸又はL−アスコルビン酸塩類を用いることによって
単分散した銅微粒子を得ることを特徴とするものである
而して本発明の製造方法において、L−アスコルビン酸
又は、L−アスコルビン酸塩1を用いる理由は、これら
の酸化還元電位が硫酸銅水溶液を還元するのに適当であ
ると同時に粒子同士の凝集を防ぐ働きがあるためである
また、本発明の請求範囲においてL−アスコルビン酸及
びL−アスコルビン酸塩類としては、ナトリウム塩、カ
リウム塩、アンモニウム塩等を問わない。
さらに本発明において、硫酸銅水溶液のpHは0.3よ
りも低いと反応が遅くなり、5よりも高いと銅の水酸化
物の沈殿が生成するので、0.3〜5の範囲がより好ま
しく、L−アスコルビン酸のp Hは0.5よりも低い
と反応が極端に遅くなるので、0.5以上がより好まし
く、また、反応時の温度は10℃より低いと反応が遅く
、100℃を超えると銅微粒子が凝集してくるので、1
0〜100℃の範囲がより好ましい。
ここで本発明の実施例について説明する。
(実施例1) 硫酸銅結晶197gを水に溶解し11の水溶液とした後
、希硫酸を加えてp H= 1に調整する。
また、L−アスコルビン酸200gを水に溶解し12の
水溶液とした後、水酸化ナトリウムを加えてpH=7に
調整する。ここで、この2液の温度を30℃にし、硫酸
銅水溶液を攪拌しなからL−アスコルビン酸溶液を添加
し、5分間反応させる。
得られた銅微粒子は濾過、洗浄して、粒度分布測定及び
電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銅微粒子はほぼ球状で、平均粒径が1.
2.u m、粒度分布は0.8〜1.5μmに70%が
入るシャープなものであった。
(実施例2) 硫酸銅結晶126gを水に溶解し、Hの水溶液とした後
、希硫酸を加えてpH=3に調整する。
また、L−アスコルビン酸128gを水に溶解し11の
水溶液とした後、水酸化ナトリウムを加えてp H= 
5に調整する。ここで、この2液の温度を70℃にし、
硫酸銅水溶液を攪拌しながらL−アスコルビン酸溶液を
添加し、3分間反応させる。
得られたF4微粒子は濾過、洗浄して、粒度分布測定及
び電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銅微粒子は多面体で平均粒径が1.8μ
m、粒度分布は1.5〜2.5μmに70%が入るシャ
ープなものであった。
(実施例3) 硫酸銅結晶197gを水に溶解し1βの水溶液とした後
、希硫酸を加えてp H= 1に調整する。
また、L−アスコルビン酸ナトリウム200gを水に溶
解し11の水溶液にする。ここでこの2液の温度を20
°Cにし硫酸銅水溶液を攪拌しながらL−アスコルビン
酸ナトリウムを添加し5分間反応させる。
得られた銅微粒子は濾過、洗浄して、粒度分布測定及び
電子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銅微粒子はほぼ球状で平均粒径が1.0
μm、粒度分布は0.7〜1.3μmに70%が入るシ
ャープなものであった。
(従来例) 水1.OOOmA’を攪拌しながら平均粒径5μmの酸
化第2銅50gを分散懸濁させる。
さらにこの液を攪拌しながら70℃まで昇温し、80%
の抱水ヒドラジン水溶液200m lを添加後、70℃
で2時間攪拌した。
得られた銅微粒子は濾過、洗浄して粒度分布測定及び電
子顕微鏡観察を行った。
その結果、この銅微粒子は不定形で、平均粒径が3.5
μm、粒度分布は0.5〜10μmと幅が広く、凝集し
たものであった。
(発明の効果) 上記の説明で明らかなように本発明の製造方法は硫酸銅
水溶液を還元して銅微粒子を製造する方法において、還
元剤としてL−アスコルビン酸又はL−アスコルビン酸
塩類を用いることにより、従来法では得られなかった単
分散した粒度分布の幅の狭い微細な銅粒子を粒径をコン
トロールして製造できるので、従来の製造方法にとって
代わることのできる画期的なものと言える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硫酸銅水溶液を還元して銅微粒子を製造する方法におい
    て、還元剤としてL−アスコルビン酸又はL−アスコル
    ビン酸塩類を用いることによって単分散した銅微粒子を
    得ることを特徴とする銅微粒子の製造方法。
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