JPS63172012A - スラスト軸受 - Google Patents
スラスト軸受Info
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- JPS63172012A JPS63172012A JP172287A JP172287A JPS63172012A JP S63172012 A JPS63172012 A JP S63172012A JP 172287 A JP172287 A JP 172287A JP 172287 A JP172287 A JP 172287A JP S63172012 A JPS63172012 A JP S63172012A
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- Japan
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- thrust
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001361 White metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
- 239000010969 white metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/02—Sliding-contact bearings
- F16C23/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/10—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、自動調芯機構を備えたスラスト軸受に関す
る。
る。
(従来の技術)
蒸気タービンにおいて、比較的小容量の蒸気タービンは
、第4図に示すように主として単流型であり、単純な構
造となっている。ボイラ(図示せず)等にて発生した蒸
気は蒸気室1へ流入し、蒸気加減弁3にて蒸気流面が調
整され、90°方向変換された後、ノズル5および羽根
7へ向う。
、第4図に示すように主として単流型であり、単純な構
造となっている。ボイラ(図示せず)等にて発生した蒸
気は蒸気室1へ流入し、蒸気加減弁3にて蒸気流面が調
整され、90°方向変換された後、ノズル5および羽根
7へ向う。
このノズル5および羽根7において、蒸気の有する熱エ
ネルギが回転力に変換される。その後、蒸気は排気管9
から排出される。
ネルギが回転力に変換される。その後、蒸気は排気管9
から排出される。
蒸気がノズル5および羽根7を通過する際に体積膨張す
ることから、羽根7の入口側と出口側とに圧力差が生じ
、この圧力差による力ずなわちスラストがロータ11に
作用する。このスラストは、蒸気がノズル5および羽根
7を通過する方向と同じ方向に作用する。このスラスト
を支持し、かつロータ11の位置を固定するために、ロ
ータ11にスラスト軸受13が取り付けられる。
ることから、羽根7の入口側と出口側とに圧力差が生じ
、この圧力差による力ずなわちスラストがロータ11に
作用する。このスラストは、蒸気がノズル5および羽根
7を通過する方向と同じ方向に作用する。このスラスト
を支持し、かつロータ11の位置を固定するために、ロ
ータ11にスラスト軸受13が取り付けられる。
スラスト軸受13は、第5図に示すように、〇−タ11
に設けられた正スラストカラー15および負スラストカ
ラー17の間に取り付けられる。
に設けられた正スラストカラー15および負スラストカ
ラー17の間に取り付けられる。
正スラストカラー15または負スラストカラー17から
のスラストは、正スラスト軸受プレート19または負ス
ラスト軸受プレート21を介してスラスト軸受本体23
へ伝達され、このスラスト軸受本体23から軸受台25
へ伝達されて支持される。
のスラストは、正スラスト軸受プレート19または負ス
ラスト軸受プレート21を介してスラスト軸受本体23
へ伝達され、このスラスト軸受本体23から軸受台25
へ伝達されて支持される。
スラスト軸受本体23と軸受台25との接触部は球面嵌
合構造に構成され、自動調芯機構とされる。球面は、ス
ラスト軸受13の軸方向(ロータ11の軸方向)に対す
る垂直線を法線とする形状である。さらに、第6図に示
すように、この球面嵌合構造の間隙26は、スラスト軸
受本体23の凸球面27と、軸受台25の凹球面29と
の間で、両法面27.29の半径方向に約0.02〜0
゜04履に設定される。なお、符号30はパッド型ジャ
ーナル軸受である。
合構造に構成され、自動調芯機構とされる。球面は、ス
ラスト軸受13の軸方向(ロータ11の軸方向)に対す
る垂直線を法線とする形状である。さらに、第6図に示
すように、この球面嵌合構造の間隙26は、スラスト軸
受本体23の凸球面27と、軸受台25の凹球面29と
の間で、両法面27.29の半径方向に約0.02〜0
゜04履に設定される。なお、符号30はパッド型ジャ
ーナル軸受である。
(発明が解決しようとする問題点)
このようなスラスト軸受13では、スラスト軸受本体2
3と軸受台25との接触部分を、スラスト方向に対する
垂直面に投影した面積が、スラスト保持の受圧面積とな
る。そのため、スラスト保持の受圧面積が小さく、スラ
スト負荷能力が比較的低い。したがって、従来のスラス
ト軸受では、最近の小容聞蒸気タービンにおける出力増
加の傾向、つまりスラスト増加の傾向に対応できないお
それがある。
3と軸受台25との接触部分を、スラスト方向に対する
垂直面に投影した面積が、スラスト保持の受圧面積とな
る。そのため、スラスト保持の受圧面積が小さく、スラ
スト負荷能力が比較的低い。したがって、従来のスラス
ト軸受では、最近の小容聞蒸気タービンにおける出力増
加の傾向、つまりスラスト増加の傾向に対応できないお
それがある。
また、スラスト軸受本体23の凸球面27と軸受台25
の凹球面29との間には、半径方向に約0.02〜0.
04g++の間隙26が存在することから、スラスト軸
受本体23は軸受台25に対しスラスト方向(スラスト
軸受13の軸方向)に移動可能となる。この最大移動量
は、約0.1〜0゜2履にもなる。一方、羽根7とノズ
ル5との間にはロータ11の軸方向(スラスト軸受13
の軸方向)に間隙が存在するが、上記スラスト軸受本体
23の移動を許容するために、羽根7とノズル5との間
隙を大きくしなければならない。その結果、タービンの
性能が低下するおそれがある。
の凹球面29との間には、半径方向に約0.02〜0.
04g++の間隙26が存在することから、スラスト軸
受本体23は軸受台25に対しスラスト方向(スラスト
軸受13の軸方向)に移動可能となる。この最大移動量
は、約0.1〜0゜2履にもなる。一方、羽根7とノズ
ル5との間にはロータ11の軸方向(スラスト軸受13
の軸方向)に間隙が存在するが、上記スラスト軸受本体
23の移動を許容するために、羽根7とノズル5との間
隙を大きくしなければならない。その結果、タービンの
性能が低下するおそれがある。
さらに、軸受台25は比較的大型の構造物である。その
ため、この軸受台25に球面加工を施すには、大型工作
機械を用いなければならない。したがって、軸受台25
の凹球面29の加工が困難となる。その結果、この凹球
面29の加工粘度を上げるためには、加工に多大な時間
が必要となる。
ため、この軸受台25に球面加工を施すには、大型工作
機械を用いなければならない。したがって、軸受台25
の凹球面29の加工が困難となる。その結果、この凹球
面29の加工粘度を上げるためには、加工に多大な時間
が必要となる。
この発明は上記事実を考慮してなされたものであり、ス
ラスト負荷能力を向上させ、かつ軸方向への移動量が少
ない高精度なスラスト軸受を提供することを目的とする
。
ラスト負荷能力を向上させ、かつ軸方向への移動量が少
ない高精度なスラスト軸受を提供することを目的とする
。
(問題点を解決する−ための手段)
この発明は、スラスト軸受本体にスラスト軸受プレート
が当接して設けられ、このスラスト軸受プレートに作用
するスラストを上記スラスト軸受本体を介して軸受台に
て支持するスラスト軸受において、上記スラスト軸受本
体と上記スラスト軸受プレートとの接触部が球面嵌合構
造とされたものである。
が当接して設けられ、このスラスト軸受プレートに作用
するスラストを上記スラスト軸受本体を介して軸受台に
て支持するスラスト軸受において、上記スラスト軸受本
体と上記スラスト軸受プレートとの接触部が球面嵌合構
造とされたものである。
(作用)
したがって、この発明に係るスラスト軸受によれば、ス
ラスト保持の受圧面積が増大して、スラスト負荷能力が
向上する。また、スラスト軸受プレートがスラスト軸受
本体に対しスラスト軸受の軸方向に移動し1!7る移a
量が球面嵌合構造の隙間と同程度となり、この移動mを
低減できる。さらに、スラスト軸受プレートは小型構成
部材であることから、スラスト軸受プレートへの球面加
工が容易となる。
ラスト保持の受圧面積が増大して、スラスト負荷能力が
向上する。また、スラスト軸受プレートがスラスト軸受
本体に対しスラスト軸受の軸方向に移動し1!7る移a
量が球面嵌合構造の隙間と同程度となり、この移動mを
低減できる。さらに、スラスト軸受プレートは小型構成
部材であることから、スラスト軸受プレートへの球面加
工が容易となる。
〈実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係るスラスト軸受の第1実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
タービンのロータ31には、正スラストカラー33およ
び負スラストカラー35が相対峙して設けられる。これ
らの正J3よび負スラストカラー33.35間にスラス
トl軸受37が取り付けられる。
び負スラストカラー35が相対峙して設けられる。これ
らの正J3よび負スラストカラー33.35間にスラス
トl軸受37が取り付けられる。
スラスト軸受37は、タービンケーシング(図示せず)
に一体または一体的に結合された軸受台39と、この軸
受台39に嵌合されたスラスト軸受本体41と、このス
ラスト軸受本体41の両側面に当接して設けられた正ス
ラスト軸受プレート45および負スラスト軸受プレート
47とを有して構成される。これら正および負スラスト
軸受プレート45.47は、それぞれ正および負スラス
トカラー33.35に対向して設けられる。
に一体または一体的に結合された軸受台39と、この軸
受台39に嵌合されたスラスト軸受本体41と、このス
ラスト軸受本体41の両側面に当接して設けられた正ス
ラスト軸受プレート45および負スラスト軸受プレート
47とを有して構成される。これら正および負スラスト
軸受プレート45.47は、それぞれ正および負スラス
トカラー33.35に対向して設けられる。
正および負スラスト軸受プレート45.47は、それぞ
れ正および負スラストカラー33.35と対向する面に
ホワイトメタルが盛り付けられ、その裏金として銅板が
使用される。さらに、正および負スラスト軸受プレート
45.47のそれぞれ正および負スラストカラー33.
35と対向する面にテーパランド部48が形成される。
れ正および負スラストカラー33.35と対向する面に
ホワイトメタルが盛り付けられ、その裏金として銅板が
使用される。さらに、正および負スラスト軸受プレート
45.47のそれぞれ正および負スラストカラー33.
35と対向する面にテーパランド部48が形成される。
したがって、このテーバランド部48に圧油が供給され
ると、テーバランド部48の横効果によって、テーパラ
ンド部48と正および負スラストカラー33゜35との
間に油膜が形成され、金属接触が回避される。
ると、テーバランド部48の横効果によって、テーパラ
ンド部48と正および負スラストカラー33゜35との
間に油膜が形成され、金属接触が回避される。
正および負スラスト軸受プレート/15,47どスラス
ト軸受本体41とは、球面嵌合構造に構成される。この
球面は、その軸線が、スラスト軸受37の軸線と一致す
るように設けられる。正および負スラスト軸受プレート
45.47側に凸球面49が、スラスト軸受本体41側
に凹球面51がそれぞれ形成される。
ト軸受本体41とは、球面嵌合構造に構成される。この
球面は、その軸線が、スラスト軸受37の軸線と一致す
るように設けられる。正および負スラスト軸受プレート
45.47側に凸球面49が、スラスト軸受本体41側
に凹球面51がそれぞれ形成される。
正スラスト軸受プレート45の凸球面49とこれに対応
するスラスト軸受本体41の凹球面51との半径R1ま
たは負スラスト軸受プレート47の凸球面49とこれに
対応するスラスト軸受本体41の凹球面51との半径R
2は、それぞれ同じ値であってもよく、異なった値であ
ってもよい。
するスラスト軸受本体41の凹球面51との半径R1ま
たは負スラスト軸受プレート47の凸球面49とこれに
対応するスラスト軸受本体41の凹球面51との半径R
2は、それぞれ同じ値であってもよく、異なった値であ
ってもよい。
これらRおよびR2は、ロータ31の重量や撓み量から
適宜決定される。また、正および負スラスト軸受プレー
ト45.47の凸球面4つと、スラスト軸受本体41の
凹球面51との間に、約0゜02〜0.04mの間隙5
3が形成される。
適宜決定される。また、正および負スラスト軸受プレー
ト45.47の凸球面4つと、スラスト軸受本体41の
凹球面51との間に、約0゜02〜0.04mの間隙5
3が形成される。
このような正および負スラスト軸受プレート45.47
とスラスト軸受本体41との球面嵌合構造は、自動調芯
機構を構成するものである。つまり、ロータ31は弾性
体であるため撓みが生ずる。
とスラスト軸受本体41との球面嵌合構造は、自動調芯
機構を構成するものである。つまり、ロータ31は弾性
体であるため撓みが生ずる。
したがって、正および負スラストカラー33,35は、
このロータ31の撓みによってロータ31の軸方向(ス
ラスト軸受37の軸方向)に対しはぼ垂直方向に移動す
る。正および負スラスト軸受プレート45.47は、そ
れぞれ正および負スラストカラー33.35の移動に追
随して移動する。
このロータ31の撓みによってロータ31の軸方向(ス
ラスト軸受37の軸方向)に対しはぼ垂直方向に移動す
る。正および負スラスト軸受プレート45.47は、そ
れぞれ正および負スラストカラー33.35の移動に追
随して移動する。
この正および負スラスト軸受プレート45.47の移動
は、スラスト軸受本体41に対し凸および凹球面49.
51に沿う移動となる。これにより、正および負スラス
トカラー33.35と正および負スラスト軸受プレート の接触部において、片当り現象の発生が防止される。
は、スラスト軸受本体41に対し凸および凹球面49.
51に沿う移動となる。これにより、正および負スラス
トカラー33.35と正および負スラスト軸受プレート の接触部において、片当り現象の発生が防止される。
このような自動調芯機構を備えたスラスト軸受37は、
ロータ31に生ずるスラストを正および負スラスト軸受
プレート45.47を介してスラスト軸受本体41で支
持し、ざらにこのスラスト軸受本体41を介して軸受台
39にて支持する。
ロータ31に生ずるスラストを正および負スラスト軸受
プレート45.47を介してスラスト軸受本体41で支
持し、ざらにこのスラスト軸受本体41を介して軸受台
39にて支持する。
なお、ロータ31に生ずるスラストは、通常運転時には
、蒸気がノズルから羽根へ向う方向、つまり第1図の矢
印に示す方向に作用するが、過渡時には上記矢印と反対
方向に作用することがある。
、蒸気がノズルから羽根へ向う方向、つまり第1図の矢
印に示す方向に作用するが、過渡時には上記矢印と反対
方向に作用することがある。
この反対方向のスラストを支持するために、負スラス]
・カラー35J5よび負スラスト軸受プレート47が設
けられる。
・カラー35J5よび負スラスト軸受プレート47が設
けられる。
また、スラスト軸受本体41とロータ31との間にジャ
ーナル軸受55が配設される。このジャーナル軸受55
はパッド型ジャーナル軸受であるため、ロータ31に撓
みが生じても充分追随性があり、問題にならない。
ーナル軸受55が配設される。このジャーナル軸受55
はパッド型ジャーナル軸受であるため、ロータ31に撓
みが生じても充分追随性があり、問題にならない。
上記実施例によれば、自動調芯ta構を構成する球面嵌
合構造の凸および凹球面49.51は、その法線がスラ
スト軸受37の軸方向に一致するように設けられること
から、スラスト保持の受圧面積が増大する。ここにスラ
スト保持の受圧面積とは、スラスト軸受プレート45と
スラスト軸受本体41との接触部分を、スラスト方向に
対する垂直面に投影した面積である。
合構造の凸および凹球面49.51は、その法線がスラ
スト軸受37の軸方向に一致するように設けられること
から、スラスト保持の受圧面積が増大する。ここにスラ
スト保持の受圧面積とは、スラスト軸受プレート45と
スラスト軸受本体41との接触部分を、スラスト方向に
対する垂直面に投影した面積である。
このように、スラスト保持の受圧面積が増大したことか
ら、スラスト負荷能力を向上させることができる。した
がって、最近の小型蒸気タービンにおける出力増加の傾
向にも充分対応できる。
ら、スラスト負荷能力を向上させることができる。した
がって、最近の小型蒸気タービンにおける出力増加の傾
向にも充分対応できる。
また、正および負スラスト軸受プレート45゜47とス
ラスト軸受本体41との球面嵌合構造では、凸および凹
球面49.51の法線がスラスト軸受37の軸方向と一
致するように設けられ、これら凸および凹球面49.5
1の間隙53が約0゜02〜0.04ttaに形成され
る。したがって、ロータ31におけるスラスト軸受37
軸方向の移動量は、この間隙53とほぼ同程度となる。
ラスト軸受本体41との球面嵌合構造では、凸および凹
球面49.51の法線がスラスト軸受37の軸方向と一
致するように設けられ、これら凸および凹球面49.5
1の間隙53が約0゜02〜0.04ttaに形成され
る。したがって、ロータ31におけるスラスト軸受37
軸方向の移動量は、この間隙53とほぼ同程度となる。
その結果、ロータ31の移動を許容するためにノズルと
羽根との間に過大な隙間を設ける必要がなく、タービン
の性能を向上させることができる。
羽根との間に過大な隙間を設ける必要がなく、タービン
の性能を向上させることができる。
さらに、球面嵌合構造は正および負スラスト軸受プレー
ト45.47とスラスト軸受本体41との間に形成され
る。これらの正および負スラスト軸受プレート45.4
7は軸受台39に比べ小型構成部材であることから、正
および負スラスト軸受プレート45.47への凸球面4
9の加工が容易となり、加工精度を向上させることがで
きる。
ト45.47とスラスト軸受本体41との間に形成され
る。これらの正および負スラスト軸受プレート45.4
7は軸受台39に比べ小型構成部材であることから、正
および負スラスト軸受プレート45.47への凸球面4
9の加工が容易となり、加工精度を向上させることがで
きる。
第2図および第3図は、この発明に係るスラスト軸受の
それぞれ第2実施例および第3実施例を示す断面図であ
る。
それぞれ第2実施例および第3実施例を示す断面図であ
る。
第2実施例が前記第1実施例と異なるのは、正および負
スラスト軸受プレート45.47に凹球面55が形成さ
れ、スラスト軸受本体41に凸球面57が形成された点
である。また、第3実施例が前記第1実施例と異なるの
は、正スラスト軸受プレート45に凹球面59が形成さ
れ、スラスト軸受本体41の正スラスト軸受プレート4
5側に凹球面59に対応する凸球面61が形成され、さ
らに、負スラスト軸受プレート47に凸球面63が形成
され、スラスト軸受本体41の負スラスト軸受プレート
47側に凸球面63に対応する凹球面65が形成された
点である。これらの第2および第3実施例においても、
第1実施例と同様な効果を奏する。
スラスト軸受プレート45.47に凹球面55が形成さ
れ、スラスト軸受本体41に凸球面57が形成された点
である。また、第3実施例が前記第1実施例と異なるの
は、正スラスト軸受プレート45に凹球面59が形成さ
れ、スラスト軸受本体41の正スラスト軸受プレート4
5側に凹球面59に対応する凸球面61が形成され、さ
らに、負スラスト軸受プレート47に凸球面63が形成
され、スラスト軸受本体41の負スラスト軸受プレート
47側に凸球面63に対応する凹球面65が形成された
点である。これらの第2および第3実施例においても、
第1実施例と同様な効果を奏する。
さらに、第3実施例とは逆に正スラスト軸受プレート4
5に凸球面を形成し、負スラスト軸受プレート47に凹
球面を形成し、スラスト軸受本体41の正スラスト軸受
プレート45側に凹球面、負スラスト軸受プレート47
側に凸球面を形成するものであってもよい。
5に凸球面を形成し、負スラスト軸受プレート47に凹
球面を形成し、スラスト軸受本体41の正スラスト軸受
プレート45側に凹球面、負スラスト軸受プレート47
側に凸球面を形成するものであってもよい。
以上のように、この発明に係るスラスト軸受によれば、
スラスト軸受本体とスラスト軸受プレートとの接触部が
球面嵌合構造に構成されたことから、スラスト保持の受
圧面積が増大してスラスト負荷能力を向上させることが
できるともに、軸方向の移1lillffiが少なく、
かつ精度を向上させることができる。
スラスト軸受本体とスラスト軸受プレートとの接触部が
球面嵌合構造に構成されたことから、スラスト保持の受
圧面積が増大してスラスト負荷能力を向上させることが
できるともに、軸方向の移1lillffiが少なく、
かつ精度を向上させることができる。
第1図はこの発明に係るスラスト軸受の第1実施例を示
す断面図、第2図および第3図はこの発明に係るスラス
ト軸受の第2および第3実施例をそれぞれ示す断面図、
第4図は従来のスラスト軸受が取り付けられた蒸気ター
ビンを示す部分断面図、第5図は第4図のスラスト軸受
を拡大して示す断面図、第6図は第5図の部分断面図で
ある。 37・・・スラス!・軸受、39・・・軸受台、41・
・・スラスト軸受本体、45・・・正スラスト軸受プレ
ート、47・・・負スラスト軸受プレート、49・・・
凸球面、51・・・凹球面。 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文37
3デ $ l 図 2プ 第 6 ノ
す断面図、第2図および第3図はこの発明に係るスラス
ト軸受の第2および第3実施例をそれぞれ示す断面図、
第4図は従来のスラスト軸受が取り付けられた蒸気ター
ビンを示す部分断面図、第5図は第4図のスラスト軸受
を拡大して示す断面図、第6図は第5図の部分断面図で
ある。 37・・・スラス!・軸受、39・・・軸受台、41・
・・スラスト軸受本体、45・・・正スラスト軸受プレ
ート、47・・・負スラスト軸受プレート、49・・・
凸球面、51・・・凹球面。 代理人弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文37
3デ $ l 図 2プ 第 6 ノ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スラスト軸受本体にスラスト軸受プレートが当接し
て設けられ、このスラスト軸受プレートに作用するスラ
ストを上記スラスト軸受本体を介して軸受台にて支持す
るスラスト軸受において、上記スラスト軸受本体と上記
スラスト軸受プレートとの接触部が球面嵌合構造とされ
たことを特徴とするスラスト軸受。 2、スラスト軸受本体の球面嵌合形状が凹球面形状に、
スラスト軸受プレートの球面嵌合形状が凸球面形状にそ
れぞれ形成された特許請求の範囲第1項記載のスラスト
軸受。 3、スラスト軸受本体の球面嵌合形状が凸球面形状に、
スラスト軸受プレートの球面嵌合形状が凹球面形状にそ
れぞれ形成された特許請求の範囲第1項記載のスラスト
軸受。 4、スラスト軸受プレートはスラスト軸受本体を挟むよ
うにして一対設けられた特許請求の範囲第1項〜第3項
にいずれか記載のスラスト軸受。 5、スラスト軸受プレートはスラスト軸受本体を挟むよ
うにして一対設けられ、この一対のスラスト軸受のいず
れか一方が凹球面形状に、他方が凸球面形状に形成され
、スラスト軸受本体の球面嵌合形状が上記両スラスト軸
受プレートの球面嵌合形状と反対の形状に形成された特
許請求の範囲第1項記載のスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP172287A JPS63172012A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP172287A JPS63172012A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | スラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172012A true JPS63172012A (ja) | 1988-07-15 |
Family
ID=11509457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP172287A Pending JPS63172012A (ja) | 1987-01-09 | 1987-01-09 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63172012A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-01-09 JP JP172287A patent/JPS63172012A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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