JPS63164084A - テ−プカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ用、オーディオ用等のテープカセット
に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、ビデオ用、オーディオ用等のテープカセット
において、テープを収納した筐体内にメモリ素子を取付
け、このメモリ素子にテープのインデックス情報を記憶
させる様にして、このテープカセ−／　）のメモリ素子
を使用するテープデツキの操作性を向上させたものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、ビデオテープデツキに使用されているテープカセ
ットは、例えば第８図に示す如き形状をしていた。この
第８図において、（１）はビデオテープカセットを示し
、このビデオテープカセット（１）は、ＡＢＳ樹脂等よ
りなる上ハーフ（２ａ）と下ハーフ（２ｂ）とでカセッ
ト本体（２）が構成される。このカセット本体（２）内
には、リール（３）が２個配置され、この２個のリール
（３）に磁気テープ（図示せず）の一端と他端とが係止
された状態で巻装されている。

そして、このカセット本体（２）の前面には前面蓋（４
）が取付けられ、カセット本体（２）と前面蓋（４）と
でこのテープカセット（１）の筐体が構成される。そし
て、このビデオテープカセット＋１１をデツキ内に装着
したときにだけ前面Ｍ（４）が上方へ回動して開くよう
にしてあり、この前面蓋（４）が開くことでこの前面蓋
（４）により保護されていた磁気テープがカセット本体
（２）から露出し、この露出した磁気テープを引き出し
てデツキの回転ヘッドドラムに巻装させてビデオ信号等
の記録・再生を行なう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、この種のビデオテープカセット（１）は、こ
のカセットに記録した内容等が再生しなくてもわかる様
にしておかないと、このカセットを管理する上で不便で
ある。ところが、従来のカセットでこのようなことを行
なう方法としては、カセット本体（２）の上面等に貼ら
れたラベル（５）に直接内容を文字で書き込む方法しか
なかった。このラベル（５）に書込む作業は以外と手間
がかかると共に、スペースに制約があるため、あまり多
くのデータを書込むことはできなかった。

この問題点を解決するために、本出願人は先に例えば、
特願昭６０−２９８３０６号に示した如く、ビデオテー
プカセットに所定の信号が記憶できる電子回路部品を搭
載したものを提案した。この電子回路部品として記憶容
量の大きいメモリ素子を搭載させれば、種々のデータを
記憶させることができ、ラベルにデータを書込む手間が
省ける。

ところが、この種のメモリ素子を単にラベルに代わる記
録データの書込み用とするのは製作コスト、記憶容量等
から無駄が多い不都合があった。

本発明は斯かる点に鑑み、メモリ素子を有効に使用でき
るテープカセットを提供することを目的とする。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明のテープカセットは、例えば第１図に示す如く、
テープが筐体（２）に収納されて構成されるテープカセ
ットにおいて、筐体（２）内にメモリ素子（８）を取付
け、このメモリ素子（８）にテープのインデックス情報
を記憶させる様にしたものである。

〔作　用〕

本発明のテープカセットによると、メモリ素子（８）に
記憶させたインデックス情報に基づいてテープ走行等を
制御させることができ、このテープカセットを使用する
テープデツキの操作性が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明のテープカセットの一実施例を、第１図〜
第６図を参照して説明しよう。この第１図〜第６図にお
いて、第８図に対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。

本例のテープカセットは、第８図例と同様の規格のビデ
オテープカセットで、第１図に示す如くこのとデオテー
ブカセット（１）のカセット本体（２）の前面蓋（４）
とは反対側になる背面（２ｃ）に不揮発性のメモリ素子
（８）を埋め込む、そして、このメモリ素子（８）の複
数（例えば６本）の接続ピン（８ａ）　（第２図参照）
を、夫々力セント本体（２）の背面（２Ｃ）から下面（
２ｄ）にかけて露出した接続端子（９）と電気的に接続
する。なお、ここで言うカセット本体（２）の下面（２
ｄ）とは、リール（３）の回転駆動軸挿入孔（３ａ）が
露出した下ハーフ（２ｂ）側の面である。このように構
成したことにより、このビデオテープカセット（１）の
外観上は、背面（２ｃ）から下面（２ｄ）にかけて複数
の接続端子（９）だけが露出した状態となっていて、メ
モリ素子（８）は見えない、その他は、第８図例のビデ
オテープカセットと同様に構成する。

本例のビデオテープカセットは以上のように構成され、
以下このテープカセットをビデオデツキに装着する際の
動作を説明する。

本例のビデオテープカセット（１１は、第４図に示す如
きビデオテープデツキ（６）に装着して、ビデオ信号等
の記録・再生が行なわれる。このビデオテープデツキ（
６〕は、前面にカセット挿入窓（７）がある所謂フロン
トローディングタイプのもので、カセット挿入窓（７）
からビデオテープカセット（１）を第４図に矢印Ａで示
す如く挿入すると、このデツキ（６）の内部に備わるカ
セットホルダにビデオテープカセット（１１が保持され
る。そして、このカセットホルダは、ビデオテープカセ
ット（１１を保持すると、デツキ（６）の内部で矢印Ｂ
に示す如く移動し、回転ドラムの近傍へとビデオテープ
カセット（１）を移動させて固定させる。なお、この矢
印Ｂに示す動きは、水平に前面から奥へ移動した後、垂
直に下がる動きである。

このようにしてビデオテープカセット（１）がデツキ（
６）の内部に固定されると、このビデオテープカセント
（１）の接続端子（９）がデツキ（６）側の接続端子と
接続状態となる。即ち、このデツキ（６）のカセット固
定位置には、第４図に示す如く、基板αω上に導電膜（
ロ）を表面に形成したゴムシートαυが固定しである。

この導電膜−はテープカセット（１）の接続端子（９）
に対応して複数本平行に形成してあり、夫々の導電膜（
支）がリード線α湯により後述するこのデツキ（６）の
動作制御用マイクロコンピュータ０９等と接続しである
。

このようにしてデツキ（６）側の接続端子が構成され、
このゴムシートαΩ上にビデオテープカセット＋１１が
固定されることでデツキ（６）側とテープカセット＋１
１側との導通が行なわれる。部ち、第５図に示す如く、
カセットホルダα伯により保持されたビデオテープカセ
ット（１）が基板α〔上に固定されると、ゴムシー）０
υ上にビデオテープカセット（１１の接続端子（９）が
位置し、ゴムシートαΩ上の導電膜（２）とビデオテー
プカセット（１１の接続端子（９）とが接触し、導通状
態となる。

次に、このようにしてデツキ側と接続されるテープカセ
ット（１１のメモリ素子（８）に接続される回路構成を
、第６図に示す、この第６図においてαりはこのデツキ
（６）の動作を制御するマイクロコンピュータを示し、
このマイクロコンピュータαワが上述の如く接続端子（
９）を介してメモリ素子（８）と接続しである。また、
このマイクロコンピュータαりは、動作指示等を行なう
キーα０と、装着したカセットが録画可能か等の種別を
検出するカセット検出回路０ηと、動作状況等を表示す
る表示パネルａｌと、テープの走行量をカウントするカ
ウンタ０！とが接続しである。

このようにしてマイクロコンピュータαりに各機器が接
続され、このデツキ（６）に装着したテープカセット（
１）にビデオ信号を録画する際には、−回の録画毎にこ
のテープカセット（１１のメモリ素子（８）にマイクロ
コンピュータαつから録画年月日、録画開始時刻、録画
終了時刻、録画モード、録画チャンネル等を示する情報
信号を供給して記憶させるようにしである。また、−回
の録画毎に録画開始時と終了時のカウンクα傷によるカ
ンウド値を記憶するようにしである。また、録画・再生
等が終了してテープカセット＋１１をこのデツキ（６）
から取出す際には、取出した際のカウンタ０のカウント
値をマイクロコンピュータ０！９からメモリ素子（８）
に記憶させるようにしである。

そして、このようにして録画を行なったテーブカセッｌ
−（１１を再生させる際には、カセット検出回路０１に
よる録画不可能なテープの装着の検出又はキーａｍの操
作により、メモリ素子（８）の記憶情報をマイクロコン
ピュータαりが読み出し、録画年月日等の各情報を録画
したプログラム毎に表示パネルαｌに表示させると共に
、前回のテープカセット（１１取出し時にメモリ素子（
８）に記憶させたカウント値を読み出してカウンタＱｌ
にこのカウント値をセットする。

そして、このデツキ（６）の操作者は表示パネルａｌの
表示を見てどのプログラムの再生を行なうかをキーα嚇
により選択する。このように選択すると、選択したプロ
グラムの最初のカウント値になるまでテープを早送り又
は巻戻しして頭出しを行ない、選択したプログラムの最
初から再生を行なう。このようにして、メモリ素子（８
）に記憶したデータに基づいて再生時の頭出しが容易に
行なえる。

また、本例においては再生中に任意の再生箇所のカウン
ト値をインデックス情報としてマイクロコンピュータ０
９からメモリ素子（８）に記憶させることができる。そ
して、次回の再生時からこのメモリ素子（８）が記憶し
たインデックス情報に基づいてプログラム再生を行なう
ことができる。例えば、録画した番組中のＣＭの箇所を
最初の再生時にインデックス情報として指定し、次の再
生時からはこのインデックス情報により指示されたＣＭ
の箇所だけは自動的に早送り再生するようにキーαＱに
よりマイクロコンピュータαりに指示することで、ＣＭ
の箇所では自動的に早送り再生で番組の本編中だけが通
常の再生状態となるようにすることができる。

以上のように、本例のビデオカセットテープによると、
ビデオテープカセットｆｉ＋にメモリ素子（８）を搭載
させて、このメモリ素子（８）にカウンタα１のカウン
ト値等のインデックス情報を記憶させることで、再生時
の頭出し、プログラム再生等が確実に良好に行なうこと
ができ、このテープカセット（１１を使用するテープデ
ツキ（６）の操作性が向上する。

なお、上述実施例ではメモリ素子（８）はカセット本体
（２ンに埋め込むようにしたが、例えば第７図に示す如
く、メモリ素子（８）をカセット本体（２）の背面（２
ｃ）に露出した状態で取付けてもよい、このようにする
ことで、このビデオテープカセットを背面だけ見せた状
態でランク等に収納した場合でも、メモリ素子（８）付
きのカセットであるのかが直ちに判断できる利益がある
。

また、上述の各実施例ではビデオ用のテープカセットに
ついて述べたが、オーディオ用等他のテープカセットに
本発明が適用できることは勿論である。さらに、本発明
は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱することな
（、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明のテープカセットによると、テープ力セソ）　＋
１１にメモリ素子（８）を取付け、このメモリ素子（８
）にインデックス情報を記憶させるようにしたことで、
このテープカセット＋１１を使用するテープデツキの操
作性が向上する利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテープカセットの一実施例を示す斜視
図、第２図は第１図例の要部の内部を示す斜視図、第３
図は第１図例のテープカセットの使用状態を示す斜視図
、第４図は第１図例のテープカセットと接続するデツキ
例の端子を示す斜視図、第５図は第１図例のテープカセ
ットとデツキ側との接続状態を示す断面図、第６図は第
１図例のテープカセットのメモリに接続される回路構成
を示す構成図、第７図は本発明のテープカセットの他の
実施例を示す構成図、第８図は従来のテープカセットの
一例を示す構成図である。 （１）はビデオテープカセット、（２）はカセット本体
、（２ａ）は上ハーフ、（２ｂ）は下ハーフ、（８）は
メモリ素子、１９）は接続端子である。 一図 第１図 ’ＭＩ巳のメモリＦ村３ｆＬとホ丁之 第２図 テープ力で・Ｖトめ使用状態Ｅｒｒ、Ｔに第３図 ｒ、キイ則の＆１１３−ｔホ丁図 第４図 撞縫状繕ｌπ、１圀 第５図 メモリに接続：れ３０算構成の−イケ１第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 テープが筐体に収納されて構成されるテープカセットに
   おいて、 上記筐体内にメモリ素子を取付け、該メモリ素子にテー
   プのインデックス情報を記憶させる様にしたことを特徴
   とするテープカセット。