JPS63140625A - 電力デマンド制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力デマンド制御に係り、特に、設備機・の運
転重要度が環境条件で変る場合に好適な電力デマンド制
御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の電力デマンド制御は、山武ハネウェル社１９８１
、１月出版「省エネルギー管理システム５ＡｖＩＣ５０
００システム説明書」に開示されるように、制御すべき
設備機器とその優先順位を設定しておく方式はとられて
いるが、オペレータが設定変更操作を行わない限り、常
に、同一の設定優先順位により制御が行われていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、季節１時間帯などの環境条件により設
備機器の運転重要度が変化する点について考慮がされて
いないため、環境条件の変化により重要度が高くなった
機器でも優先順位が変らないため他より先に停止制御が
行われてしまうという問題があった。また、これを防ぐ
ためには、オペレータが環境条件で変化する度に設定内
容を変更しなければならないというわずられしさがあっ
た。

本発明の目的は、環境条件により変化する設備機器の運
転重要度に応じて制御優先順位及び機器を自動的に切替
え、常に、最適な制御を行うことができる電力デマンド
制御方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、デマンド制御用の設備機器とその優先順位
を設定した制御パターンを複数種類設け、環境条件に応
じて選択使用することで達成される。

〔作用〕

各々の制御パターン情報には、季節２時間等の環境条件
に対応させ優先順位を付けた設備機器を登録しておく、
デマンド制御の実行時には、複数の制御パターン情報の
中から、その時点の環境に合った制御パターン情報を選
択し、制御実行パターンとする。

季節９時間等の環境条件は、日付・時刻によるスケジュ
ーリングにより自動判断させる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説
明する。

第１図は、本発明を実施するための構成図である０本発
明によるデマンド制御機器と優先順位は制御パターン情
報５に、この制御パターン情報を選択するための情報は
選択条件情報６として中央処理袋ｆｉｌｌ内に記憶され
ている。デマンド制御プログラム２では、受電点から入
力される受電電力量ＷＨをもとに最大需要電力量の超過
予測を行い、電力デマンド制御を実行する。制御実行に
あたっては、選択条件情報６をもとに実行時の環境に合
った制御パターンｈを取り出し、制御パターン群からそ
の制御パターンを取り出してデマンド制御実行パターン
とする。操作卓４とマンマシンプログラム３は、これら
の設定情報をオペレータが変更するためのものである。

第２図は、選択条件情報６の詳細例を示したものである
１本実施例では、環境条件として日付・時刻を用いてい
る９日付により季節パターンから当日使用すべき時刻パ
ターンＮｏを取り出すことができる。さらに１時刻によ
り０時刻パターンから使用すべき制御パターン島を取り
出すことができる。

第３図は、制御パターン情報５の詳細例を示す。

各々の制御パターン毎にデマンド制御対象とする設備機
器が優先順位に従って登録されている。この制御パター
ン情報は環境条件の変化に伴い、切替えたい数だけ設定
しておくものである。

第４図は、本発明を実施するためのデマンド制御プログ
ラム２のフローチャートである。本プログラムは、タイ
マーにより周期的に起動されるものである６ステツプ１
０では受電電力量を計測し設備使用電力量を精算する。

ステップ２ｏではステップ１０で計測した使用電力量を
基に、デマンド監視時間内での総使用電力量を予測計算
する。

ここで予測計算の方式は、現在種々実施されており１本
発明では特に規定しない。ステップ３０では予測計算し
た総使用電力量があらかじめ設定された最大需要電力量
を超過しているかどうかを判定し、超過する場合は、電
力負荷を下げるべくステップ４０，５０の処理を行う、
超過しない場合は何もせずに終了する。

ステップ４０．５０は本発明により付加した機能部分で
日付・時刻による制御パターンのスケジュール選択を行
うものである。まず、ステップ４０では季節パターン情
報から現在日付に対応する時刻パターンｈを取り出す、
ステップ５０では時刻パターン情報から現在時刻に対応
する制御パターンＮαを取り出す。ステップ６０では、
ステップ５０で取り出した制御パターンＮαに対応する
制御パターン情報を取り出し、この中に設定されている
設備機器を優先順位の低い順に停止させていく。

なお、本実施例では、日付と季節を対応させ三種の時刻
パターンとし、また、−日の制御パターンは二種とした
が、曜日・祭日・特定は日付などと対応させてパターン
数を増すことは本例の変形として容易に実施できる。

〔実施例〕

本発明によれば、環境条件により設備機器の運転重要度
が変っても、それに見合った優先順位を自動選択するこ
とができるので、Ｒ境の変化に合ったきめ細かな電力デ
マンド制御が実施でき、自動選択を行うことにより環境
が変化した時のオペレータの設定変更操作のわずられし
さを解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系統図、第２図は第１図で
示した選択条件情報の詳細図、第３図は第１図で示した
制御パターン情報の詳細図、第４図は本発明の一実施例
のフローチャートである。 １・・・中央処理装置、２・・・デマンド制御プログラ
ム。 ５・・・制御パターン情報、６・・・選択条件情報。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数設備機器全体の使用電力量を計測する手段と、
   計測した前記使用電力量をもとに最大需要電力量に対す
   る前記使用電力量の超過を予測する手段を設け、この予
   測結果に応じて、制御機器と優先順位が登録された制御
   パターン情報に従って負荷制御を行う電力デマンド制御
   において、 前記制御パターン情報を複数設け、環境条件に応じて選
   択する手段を付加したことを特徴とする電力デマンド制
   御装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、 複数の前記制御パターン情報の選択に、日付時刻による
   スケジュール選択を行うことを特徴とするデマンド制御
   装置。