JPS6263843A - 大型貨物ｘ線検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、貨物の非破壊検査に係り、特に大型貨物の非
破壊検査に好適なＸ線貨物透視装置に関するものである
。

〔背景技術〕

従来のこの種のＸ線検査装置は、Ｘ線管装置とラインセ
ンサー式検出器を固定しであるため、Ｘ線放射角度によ
り大きな貨物（幅１晶Ｘ高さ２ｍ×長さ２ｍ以下）のＸ
線透視検査を行うと、検査もれが生ずる。そこで、この
問題を解決する手段としてｘＨ管装置を上下動する方法
により、大きな貨物を検査することが考えられるが、こ
のラインセンサー式検出器の大きさが制限される。

すなわち、ラインセンサー式検出器は、テレビ（ＴＶ）
モニタ上での識別の関係から所定の大きさより大きくす
ることはできないという問題があった・ 〔発明の目的〕 本発明の目的は、大型貨物のＸ線による内容物の検査も
れかないようした大型貨物Ｘ線検査装置を提供すること
にある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔発明の概要〕

本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、Ｘ線管装置を上下動させるだけでは、ライン
センサー式検出器の大きさによって検査物の大きさが制
限されてしまうので、Ｘ線管装置とラインセンサー式検
出器を同期させて上下動することにより、大型貨物の検
査を行うことができるようにした大型貨物Ｘ線検査装置
である。

〔発明の構成〕

以下、本発明を一実施例と共に図面を用いて説明する。

なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。

第１図は、本発明の一実施例の大型貨物Ｘ線検査装置の
概略全体構成を示す斜視図、第２図は、第１図のＸ線管
装置の取付機構の構成を示す断面図、第３図は、本実施
例の制御回路の概略構成を示すブロック図、第４図は、
本実施例の動作を説明するための模写説明図である。

本実施例の大型１１物Ｘ線検査装置は、第１図に示すよ
うに、Ｘ線管装置１と、このＸ線管装置１に対向して被
検査貨物７をこ透過したＸ線を検出するラインセンサー
式検出器２を、それぞれ筐体１０（）１こ設けられてい
るＩＦ動ガ・イド１ノールＩＡ及び２Ａに摺り」自在に
取すイ・口づである。これらのＸ線管装置１及びライン
センサル式検出器２は、滑車４Ａに掛けられているチェ
ーン４を介してそれぞ扛上下動駆動装置３の回転軸３Ａ
に連結されでいる。

また、前記Ｘ線管装置ｌの支持機構は、第２図に示すよ
うに、Ｘ線管２０をＸ線管取付金具２１に固定し、この
Ｘ線管取付金具２１をＸ線管支持フレーム２２にベアリ
ングユニット２３を介Ｌ１て回動自在に取付けている。

そ（，９て、Ｘ線管取付金具２１は、ウオームホイル２
４を・介して駆動モータ２５により回動されるよう１．
：なっている。

被検査貨物７を載せる台車５は、Ｘ線管装置１とライン
センサー式検出器２の間を移動する１１台車５は、レー
ル５Ａの上を移動するようにな１．ている。高電圧発生
装置６は、Ｘ線管装置１番ニー高電圧を供給するための
ものである。画像処理装置９は、ラインセンサー式検出
器２からの信号をテレビモニタ等の表示装置ｌＯに写し
出すための画像処理を行うものである。

１１は被検査貨物７の位置を検出するための位置検出器
であり、例えば、反射型フォトセンサーを用いる。１２
は被検査貨物７の高さを検出するための高さ検出器であ
り１例えば１反射型）第１−センサーを用いる。

制御装置８は、例えば、マイコンを使用し、第３図に示
すように、前記位置検出器】１からの信号により、高電
圧発生袋け６を通してＸ線！装置１のＸ線放射のタイミ
ングを制御するようになっている。また、制御装置８は
、高さ検出器１２からの信号により、上下動駆動装置３
を通してＸ線管ｉｉｔ及びラインセン、サ一式検出器２
の上下駆動の制御と、台車駆動部１３を通して台車５の
位置制御とを行うようになっている。また５制御装置８
は、ラインセンサー式検出器２からの情報を画像処理袋
「ｔって表示画像に構成して表示装置１０に表示する制
御を行うようにｔ　ツでいる。

次に、本実施例の大型貨物Ｘ線検査装置の動作を簡単に
説明する。

第１図において、台車５に紋せた被検査貨物（大型貨物
）７が位置検出器ＩＪにより検出されると、制御袋ｆｆ
！８よりＸ線放射の信号が出され、Ｘ線管２０からＸ線
が放射さ扛る。この時、被検査貨物７の高さを高さ検出
器１２により検出１・でおく。被検査貨物７がラインセ
ンサー式検出！！１２の前を通過すると、透視ｘＢがラ
インセンサー式検出器２で検出され、その検出された情
報は、画像処理装置９により表示画像に構成されて表示
装置１０に写し出される。

被検査貨物７が検査位置を通過すると２位置検出器１１
は被検査貨物７がなくなった４４号を発生し、その信号
が制御装置８へ入力され、Ｘ線管２０のＸ１１Ａ放射が
停止する。

そして、被検査貨物７の高さが、１回で検査できろ範囲
を越えている場合は、制御装置８からの信号で上下動駆
動装置３を動作させ、第４図の２回目に示すように、Ｘ
線管装置ｌとラインセンサー式検出器２を上昇させる。

上昇が停止すると。

台車５の台車駆動部】、３を逆方向に動作させ、Ｘ線管
装置１とラインセンサー式検出器２の間を移動させ、１
回目と同様にしてＸ線管２０からＸ線を放射して、前述
したように表示装置１０に透視像が写し出される。３回
目も２回目と同様にしてＸ線＋１？装Ｗ１とラインセン
サー式検出器２を上昇させる。上昇が所定位置に停止す
ると２台車５の台車駆動部１３を正方向に動作させ、Ｘ
線管装置１とラインセンサー式検出器２の間を移動させ
、２回目と同様の動作をさせる。

そして、被検査貨物７の高さが検査できる範囲以下にな
るまで、最大５回、Ｘ線管装置１とラインセンサー式検
出器２は、上昇を繰り返す。検査範囲内であれば、Ｘ線
管装置１とラインセンサー式検出器２は下降する。

前記５回目のＸ線放射の時には、第２図に示すように、
Ｘ線管２０を駆動モータ２５により下向きに回動させて
透視し、被検査貨物７の上端部の内容物を確実に写し出
す。

〔効果〕

以Ｊ−，説明しまたように、本発明によれば、大型貨物
、特に高さの高いものの内容物検査が容易に行うことが
できるので７いちいち、梱包をはらして。

内容物の検査を行“）必要がないので、検査効率の向上
をはかることができる。

なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であ
ることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の大型貨物Ｘ線検査装置の
概略全体構成を示す斜視図、 第２図は、第１図のＸ線管装置の取付機構の構成を示す
断面図、 第３図は、本実施例の制御回路の概略構成を示すブロッ
ク図、 第４図は、本実施例の動作を説明するための模写説明図
である。 図中、ｌ・・・Ｘ線管装置、２・・ラインセンサー式検
出器、３・・・上下動駆動装置、４・・・チェーン、５
・・・台車、６・・・高電圧発生装置、７１４．被検査
貨物、８・・・制御装置、９・・画像処理装置、１０・
表示装置、１１・・・位置検出器、１２・・・高さ検出
器、１３・・・台車駆動部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｘ線管装置、高電圧発生装置、ラインセンサー式
   検出器、制御装置、画像処理装置、被検物搬送機構装置
   、表示装置から成る大型貨物Ｘ線検査装置であって、前
   記Ｘ線管装置とラインセンサー式検出器とを対向させて
   上下動可能に設け、該Ｘ線管装置とラインセンサー式検
   出器を同期させて上下動させる駆動機構を設けたことを
   特徴とする大型貨物のＸ線検査装置。