JPS6263736A - 自動水防装置 - Google Patents

自動水防装置

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JPS6263736A
JPS6263736A JP60112702A JP11270285A JPS6263736A JP S6263736 A JPS6263736 A JP S6263736A JP 60112702 A JP60112702 A JP 60112702A JP 11270285 A JP11270285 A JP 11270285A JP S6263736 A JPS6263736 A JP S6263736A
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JP
Japan
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storage box
bag
water
bag body
automatic
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Pending
Application number
JP60112702A
Other languages
English (en)
Inventor
高藤 真澄
本田 丹享
隆博 安田
西村 岩夫
菊井 薫
坂本 静男
徳永 栄一
由幸 佐藤
栗島 秀昌
島 栄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Kurimoto Iron Works Ltd
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Kurimoto Iron Works Ltd
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Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Toyo Tire and Rubber Co Ltd, Kurimoto Iron Works Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は住宅、ビルの機械室、無人の変電所その他の
電気室、精密機器を設置した試験室、船舶のハツチなど
、洪水や事故による大きな水害を防止する自動水防装置
に係るものである。
[従来技術〕 河川などの流水をせきとめたり、水位を調整したりする
のに流体によって膨脹させる可撓性袋体を川床などに装
着する技術は多数量定されているが、さらに堰として袋
体を使用する場合の特別の改良としては、たとえば「止
水堰」 (実開昭55−88431号公報)や「ゴム堰
」 (実開昭56−8621号公報)などを見出すこと
ができる。
この内「止水堰」は第8図にその断面図を示すように可
撓性密閉性の袋体3′と剛性板状体とを組合せて川床に
装着し、袋体の膨脹の程度によって流水をせきとめ、又
はオーバーフローさせている。
この考案はこのような構成、作用をとったから従来この
タイプの7iiJ川堰の問題とされていた上流ることが
できたと述べている。
また「ゴム堰」は膨脹袋体部内に少なくとも1枚の仕切
板を一体的に形成し、少なくとも部体を損した場合にも
他方の気室に流体を封入することによって堰高を確保す
ることができると述べている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
可撓性の袋体を河川基に適用する着想をさらに改良した
前記従来技術は河川に使用する場合の特別の間P!J点
、すなわら流水中の混在物による袋体の破損や磨耗に対
する改良が考案の目的である。
可撓性の袋体を住宅や機械室、電気室などの洪水や事故
による被害を防止するための水防装置として適用する着
想は、それ自体が新規な試みであるが、この新規な着想
を現実6ニ実施するときは1.lI別の別個の問題点を
解決しなげればならムい。
洪水や事故による被害とは、た古えば住宅、ビルの機械
室、コンピューター室、無人の変電所5、資料室など建
物内への浸水を一旦許すと取り返し20つかない損害に
結びつくものである。j5たがって袋体の膨脹が確実に
、し2かも迅速に作動L5なければならないし、かつ浸
水の可能性を確実すこ検知しなければならない。対象と
なる建物は貴重な内蔵物を有するにも拘らず無人の場合
も多いので自動的な作動手段を具えなければならない。
本願発明は可撓性袋体を建物などの水防袋;霞としては
じめて利用し、かつこの利用に伴なう技術的課題を解決
して確実な水防効果を保証できる新規な自動水防装置を
提供することを発明の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本願発明に係る自動水防装置は浸水路通路のほぼ全路幅
に亘って路面下にも埋没した蓋つきの収納箱と、この収
納箱に収納した可撓性膜よりなる袋体と、この袋体を短
時間内で路面上に膨脹止水するための充気手段と、この
充気手段の作動を命令する浸水の検知手段とを具えるこ
とによって前記の問題点を解決した。
さらに本願発明の実施例に基いてこの構成を説明すると
第1図において1は収納箱、2はこの収納箱の流体で通
常は踏板の役をつとめる。3は可撓性袋体であり、収納
箱1に収納され、充気によって膨脹することができる。
4はこの袋体3を短時間内で膨脹するための充気手段で
この例の図ではボンベを示している。5は充気手段の作
動を命令する場合、浸水の事実を検知する手段でこの例
の図では電極感知器を示している。
〔作用〕
本願発明は前記の構成をとるから、通常は袋体3は折り
畳まれた状態で収納箱1内に収納され、箱は蓋体2が冠
って建物の入口通路などに埋設されている。この場合収
納箱1は通路のほぼ全路幅に亘っているが、路面下に埋
設されているから、入の通行、手押車などの運送には何
ら差支えない(第2図、第3図)。
一旦洪水などの天災によって水が通路に迫ってくると、
浸水を検知手段が検知して信号を発し、これを受けて充
気手段が作動して袋体3を短時間内に膨脹する。この作
用によって蓋体2がはね上がり、流木等障害物による袋
体の破損を防護する(第1図、第4図)。
〔実施例〕
以下、本願発明の実施例を第1図から第7図に基いて詳
しく説明する。
収納箱Iは鋼板の溶接構造、蓋体2は人又は連1般車等
が通過するので十分な耐荷重性を必要とする。本例では
ポリコツブレートを採用したが勿論金属板でもよい。収
納箱1が建物の出入口通路に埋設された箇所において、
収納箱から両側面に二条の帯状体であるスキンプレート
6を突出して取り付けている(第2図、第3図)。この
スキンプレート6は収納箱1を所望の通路面下に埋設し
た後、建物の壁面と接する部分をモルタルで塗りこめて
水封する。スキンプレート6は本例では表面の平滑なス
テンレース帯鋼を使用し止水高さまで壁面に添着する。
蓋体2の収納箱1・\の取付(jは開閉作動が容易らな
る布帛材料に高分子材料例えばゴム引き処理された非通
気性の引布でもって袋状に加工され送気ロアと排気口8
および安全弁9とを設けている。
本実施例では材料であるゴム引布は84r)デニール糸
を縦横それぞれ27木用いた平織ナイロン布にF’J’
Xみが0.8鰭となるようクロロプレンゴムをトッピン
グしたものを用いた。この材料による袋体は第5図に示
すように内部に隔壁10を取付けて垂直方向へ3気室(
3A、3B、3C)に分割すると共に送気ロアは中央部
気室3Bに取りつけ両側部の気室3Aおよび3Cには袋
体内部の隔壁10.10に通気口11.11を設けて、
一旦中央部気室3Bを膨脹開始させ、その後に両側部の
気室3A、および3Cに膨脹が及ぶようにした。尚排気
口8も中央部気室3Bに取りつけている。安全弁9は必
要以上に内圧が一ト昇する場合の危険防止のため装着す
る。袋体の耐圧は理論−1,は水深1 rilについて
0 、1. kg / Cl11かかる訳であるが、実
用上はその1.5倍〜3倍の間に計画し27袋体材料の
強度を設計4′ることか望ましい。
袋体3が膨脹し、たとき、通路側壁との確実な水利ば、
可撓性の袋体を本願発明のよ・うな目的に適用するとき
の実施上重要な問題である。従来技術のように単に河川
の水位を調節するための粗いレベルでの止水とは発明の
目的が異なるからである。
第1図において、前記のように収納箱1の側面で出入口
通路と接する箇所にはスキンプレー1へ6を立設して壁
面にモルタルで塗り込めであるが、このスキンプレート
6と膨脹した袋体3との密着を図るために、最大膨出径
部に平帯状のバッキング14を袋体3の外面に取付けて
いる。材料はクロロプレンゴムを用いJIS  A硬度
で40〜50度の軟性のゴムを採用して水封目的に叶う
ように実施している。一般に材料として望ましいのは軟
性で耐老化性に優れ、水に接したとき膨潤する材質が推
賞される。
次に袋体3が膨脹した時は外形が丸味を帯び袋体の下底
コーナ一部の止水力が不完全になり易くなるので、この
部分の止水力を補強する構造が必要である。第6図、第
7図は本願発明の水封例を示す図面で第6図は正面断面
図、第7図は袋体底部の水封状態を示す側面断面図であ
る。両図において収納箱lの底部と接する面に固定テー
プ13とバッキング14とを取付け、−吉相対する収納
箱側には金属プレー[5を取り付けて当て金15′によ
ってボルトで収納箱1の側壁部と接する面には固定テー
プ13とバッキング14とを取り付け、−吉相対する収
納箱側にはスキンプレート6を取り付けて当て金1)°
二よってボルトで締結している。
袋体3が膨脹したとき収納箱1から離脱するのを防止す
るため装着したのが、第4図に示す3本のベルト16で
ある。固定ベルトの材質は市販の平織のポリエステル布
を用い、中間部を袋体3に、下部端を収納箱に接合し、
上部端は蓋体2の内面に接合しておく。この固定テープ
16を袋体3に接合するためには袋体成形時に同時加硫
接着させたが、成形後接着や縫着してもよい。充気手段
として本例では、ガスボンベ4を用いて圧力媒体とし、
この気圧を袋体3へ導入する部材として電磁式弁開放器
17を連結している。ガスの種類として窒素、炭酸ガス
のような高圧ボンベを第2図のように収納箱1内部に袋
体3と並べて収納している。収納箱1の外部に独立して
配設することは勿論可能だし、ボンベ内のガス体の種類
についても制約はない。ボンベ内のガス圧としてはガス
の種類に従って夫々JISに定められており100〜1
50 kg/ cJの市販の標準品を利用できる。また
電磁式弁開放器も信号を入力して弁開となる市販の開放
器を利用できる。
検知手段として本実施例では電極式の感知器5を使用し
ている。すなわちこの感知器5は円筒状の外筒と、その
内部に装着されたステンレス電掻棒から成り立っており
、設置した場所に浸水が生じて電極棒が接液すると、電
極と外筒とが電気的に短絡しここで信号が制御盤18へ
入力する。制御盤18は本願発明の4べ−Cのシステム
を司どる管理機能を内蔵するもので入力した信号を受け
て直ちに心磁弐弁開放器1−I’ ;、:、命令して弁
開の作動をは1′:。
め、きわめで短時間の内にガスボン−14内のガス体を
可撓性の袋体3の送気ロアを通じて減圧しpつ噴出充気
して膨脹させる。
制御盤18には、警報ブザー用スイッチや電磁式弁間敢
器17の自動、手動切換えスイッチや遠隔地への通報用
回路を設けている。これは装置の定期的点検や地下室の
ような無人室に本願発明の自動水防装置を設置した時に
中央管理室への通報する必要性があるからである。更に
水害時しばしば停電のトラブルも併発することが予想さ
れるので、非常用予備電源装置を設けて制御盤18に組
込んでおき停電時には自動的にこの電源に切り替えられ
るように配線している。
〔発明の効果〕
本願発明は上記の作用を生じるので本来の目的である建
物などへの浸水を完全に防止して貴重な内蔵物を水害か
ら守ることができる。従って従来地下−室など浸水のお
それから貴重品の収納はdしかったが本願発明の装備に
J、っごその危惧は解?t!iさ れノこ 。
本願発明のi+]′撓性の袋体は禅tHt変形可hヒム
(オIllにより作られるから止水1生能にイ褒れ信頼
性が高い。
また通常(、を袋体を収納し、た状態で、地下室・\の
人[]連通のように浸水防止の箇所に通路1■7.こ合
わせて埋設し、人の通行や荷物の搬出入に全く妨げとな
らない。
実施例特有の効果としては袋体3を3気室(3A、3B
、3C)に分割し、送気ロアと排気口8とを中央気室3
Bにとりつけ3気室を通気口11で連通したことにより
、まづ装置作動は3Bにはじまり両側室に及ぶのに対し
、排気時も中央の3Bからはじまって先に収縮を開始し
次に両側に及ぶので、一度使用した後、狭い収納箱への
再収納が容易となる点が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの装置全体のシステムを示す説明図、第2図
と第3図は通常時の形態を示す正面断面図と斜視図、第
4図は作動時の形態を示す斜視図、第5図は作動時の袋
体を示す正面図、第6図、第7図は収納箱と袋体との水
封状態を示す断面図、第8図は従来技術を示す正面断面
図。 ■・・・収納箱、     2・・・蓋体、3・・・袋
体、      4・・・ガスボンベ、5・・・感知器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、浸水路通路のほぼ全路幅に亘って路面下に埋設した
    蓋つきの収納箱と、この収納箱に収納した可撓性膜より
    なる袋体と、 この袋体を短時間内で路面上に膨脹止水す るための充気手段と、この充気手段の作動を命令する浸
    水の検知手段と、 からなる自動水防装置。 2、可撓性膜よりなる袋体を垂直方向に少なくとも3以
    上の気室に分割し両側気室より中央部気室が先に膨脹す
    る特許請求の範囲第1項記載の自動水防装置。 3、充気手段がガスボンベと電磁式弁開放器である特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の自動水防装置。 4、検知手段が浸水路に装着した電極式水位検知器であ
    る特許請求の範囲第1項及至第3項の何れかである自動
    水防装置。
JP60112702A 1985-05-25 1985-05-25 自動水防装置 Pending JPS6263736A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575419U (ja) * 1980-06-10 1982-01-12
JPS6013107A (ja) * 1983-07-01 1985-01-23 Bridgestone Corp 自動起伏性能を持つゴム堰

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575419U (ja) * 1980-06-10 1982-01-12
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