JPS6246612Y2 - - Google Patents

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JPS6246612Y2
JPS6246612Y2 JP18801980U JP18801980U JPS6246612Y2 JP S6246612 Y2 JPS6246612 Y2 JP S6246612Y2 JP 18801980 U JP18801980 U JP 18801980U JP 18801980 U JP18801980 U JP 18801980U JP S6246612 Y2 JPS6246612 Y2 JP S6246612Y2
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JP
Japan
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stringer
vehicle body
railway vehicle
roof
bent
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JP18801980U
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JPS57109969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄道車両の車体に係り、特にステン
レス鋼板、アルミニウム板等の外板を有する鉄道
車両の車体に関する。
ステンレス鋼板、アルミニウム板等の外板を有
する鉄道車両車体においては、外板が熱により変
質し易いため、その製作にあたつては、溶接部に
対し入熱の少ない溶接方法を採用する、溶接個所
をできるだけ少なくする。溶接による熱変形がで
きるだけ局部において解消されるようにする等の
配慮をしなければならない。
一方、車体は強度および剛性の強いものである
ことが要求される。
本考案は、上述のような要請を満たすことので
きる鉄道車両車体を提案するものである。
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
第1図および第2図において、1は鉄道車両の
車体の側壁を構成する側構体であり、この側構体
1は、公知のように、側柱2およびその外側に固
定された側外板3によつて構成されている。側構
体1の側外板3の下縁部は、公知のように、車体
長手方向の図示しない側梁に固定されている。な
お、側外板3は、例えばステンレス鋼板またはア
ルミニウム板により構成されている。側外板3の
上端縁部の内側には上部縦通材4が固定されてい
る。
側外板3はその上端部で車体内側へ直角に折曲
げられて折曲部3aが形成され、その先端はさら
に下方へ折曲げられて垂下部3bとなつている。
上部縦通材4は、側外板3の内側に固着された縦
方向の固着部4aと、その上端から水平方向内側
へ延在する中間水平部4bと、中間水平部4bか
ら上方へ折曲げられた垂直部4cと、垂直部4c
からさらに水平方向内側へ折曲げられた上部水平
部4dとから一体的に形成された型材である。上
部縦通材4の上部水平部4dは、側外板3の折曲
部3aの下面に沿つてスポツト溶接により予め固
定され、また、上部縦通材4の固着部4aもスポ
ツト溶接によつて側外板3の内面に予め固定さ
れ、したがつて、側外板3と上部縦通材4とは予
め組立てられ一体化されている。側柱2はスポツ
ト溶接部7によつて側外板3の内側に固着され、
側柱上端部は上部縦通材4に接してそれを内側お
よび下側から支持している。側柱2と上部縦通材
4は例えば8で示すように溶接によつて固着され
る。
一方、屋根外板10は公知にようにたるき11
に沿つて固設され、その両側の下方に垂下する部
分11aの内側にはアングル材12の縦方向部分
が固定され、その横方向部分12aは内側に張り
出している。屋根外板10も、側外板3と同様に
ステンレス鋼板またはアルミニウム板により構成
されている。屋根外板10、たるき11およびア
ングル材12は予め一体化されて屋根構体13を
構成している。以上に述べた屋根外板10、たる
き11、アングル材12はスポツト溶接によつて
相互に固着される。
車体の組立てにあたつては、側外板3の折曲部
3a上に、予め組立てた屋根構体13のアングル
材横方向部分12aを載置し、アングル材12の
縦方向部分を側外板3の外面上部に当て、屋根外
板垂下部分10a、アングル材12の縦方向部
分、側外板3、縦通材4の固着部4aからなる重
合部を通してスポツト溶接14するとともに、ア
ングル材12の横方向部分12aの内端縁と折曲
部3aの上面とを、15で示すように断続隅肉溶
接15する。これによつて、予め組立てられて用
意された側構体1と屋根構体13とは一体的に結
合されることになる。この際、隅肉溶接部15の
形成は、下向き姿勢で行なうことができるので、
作業性および信頼性が優れたものとなる。
第3図には本考案の変形実施例を示す。この実
施例では、側外板3の上部を内側へ折曲げて形成
した折曲部3aが省略され、上部縦通材4の上部
水平部4d上に、アングル材12の横方向部分1
2aの内端縁が断続隅肉溶接15されている。
以上に説明した本考案によれば、側構体および
屋根構体を予め組立てておいて、後で溶接により
両構体を結合することができるので、製作が容易
となる。また、側構体自体および屋根構体自体は
予め、それぞれ上部縦通材およびアングル材を固
定されているので剛性が高く単独で取扱い易いも
のとなる。一方、組立て後は、上部縦通材とアン
グル材とによつてそれらの間に箱形空間部分が形
成されるので、その部分で強度、剛性が高まり、
その分だけ側外板下方の台枠、側梁の板厚を薄く
することができるようになる。そして、側構体と
屋根構体の連結のためには、入熱が少なくしかも
入熱個所が局限されて少ないスポツト溶接を用い
るので外板に対する熱の悪影響を最小限におされ
ることができ、また隅肉溶接による溶接部があつ
ても、その部分へ加えられる熱は外板へ伝達され
にくく、外板との途中部材で熱変形が吸収される
ので、外板への悪影響はここでもおさえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同縦断面図、第3図は本考案の変形実施例の縦断
面図である。 1……側構体、2……側柱、3……側外板、3
a……側外板の上部折曲部、4……上部縦通材、
4a……固着部、4b……中間水平部、4c……
垂直部、4d……上部水平部、7……スポツト溶
接部、8……溶接部、10……屋根外板、11…
…たるき、12……アングル材、12a……アン
グル材の横方向部分、13……屋根構体、15…
…断続隅肉溶接部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 側外板の上端縁部に沿つて上部縦通材を固着
    することによつて予め一体的に組立てられた側
    構体と、屋根外板の両側下縁部に沿つてアング
    ル材を固着することによつて予め一体的に組立
    てられた屋根構体とを組立てて構成され、組立
    て状態で縦通材の上側にアングル材が対向して
    両者の間に箱形空間が形成されるように縦通材
    とアングル材の形状が定められ、アングル材は
    内側へ向つて突出する横方向部分を有し、この
    横方向部分の内端縁が前記縦通材の上側に溶接
    され、屋根外板両側下縁部およびアングル材の
    縦方向延長部が側外板を介して縦通材の外側に
    接し、これら四者がスポツト溶接により結合さ
    れている鉄道車両の車体。 2 側外板の上端縁部が上部縦通材の上側で内側
    へ折曲げられて上部折曲部が形成され。この上
    部折曲部を介してアングル材の横方向部分内端
    縁が縦通材の上側に溶接されている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の鉄道車両の車体。 3 アングル材の横方向部分内端縁が縦通材の上
    面に直接溶接されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の鉄道車両の車体。 4 縦通材が、側外板の内側に固着された縦方向
    固着部と、その上端から水平方向内側へ折曲げ
    られた中間水平部と、中間水平部内端から上方
    へ折曲げられた垂直部と、その上端からさらに
    水平に方向内側へ折曲げられた上部水平部とか
    ら一体的に形成されている実用新案登録請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の鉄
    道車両の車体。
JP18801980U 1980-12-27 1980-12-27 Expired JPS6246612Y2 (ja)

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JP18801980U JPS6246612Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS57109969U JPS57109969U (ja) 1982-07-07
JPS6246612Y2 true JPS6246612Y2 (ja) 1987-12-17

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JPS57109969U (ja) 1982-07-07

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