JPS6241901Y2 - - Google Patents

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JPS6241901Y2
JPS6241901Y2 JP5584483U JP5584483U JPS6241901Y2 JP S6241901 Y2 JPS6241901 Y2 JP S6241901Y2 JP 5584483 U JP5584483 U JP 5584483U JP 5584483 U JP5584483 U JP 5584483U JP S6241901 Y2 JPS6241901 Y2 JP S6241901Y2
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JP
Japan
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clip
scarf plate
attached
vehicle body
scarf
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JP5584483U
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JPS59160479U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のドア開口下縁に車体の接合フ
ランジ部をカバーするように取り付けられるスカ
ートプレート(キツキングプレート)の取付構造
の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、この種のスカーフプレートの取付構造と
して、例えば実開昭55−179973号公報等に開示さ
れているように、車体のサイドシルの接合フラン
ジ部に板ばね製のクリツプを取り付け、該クリツ
プとの係合によつて断面U字状のスカーフプレー
トを車体に固定するようにしたものは知られてい
る。
しかしながら、上記従来のものでは、スカーフ
プレート取付用のクリツプが車体の接合フランジ
部に直接取り付けられているため、スカーフプレ
ートの取付け時あるいはその取付け後のスカーフ
プレートと車体との間の相対的な変位時に、上記
クリツプが車体の接合フランジ部の塗料を剥離す
ることがあり、その結果、その部分に錆が発生す
るという問題があつた。
また、上記スカーフプレートの両端部は通常、
ドア開口縁部の側縁および上縁に沿つて設けられ
たシーミングウエルトの各下端部に被されるよう
に接合されていて、該スカーフプレートとシーミ
ングウエルトとの接合部は上記車体に取り付けら
れたクリツプの位置から遠く離れている。そのた
め、該スカーフプレートの端部がシーミングウエ
ルトから浮き上つてしまい、両者の接合部に隙間
が生じて外観の見映えが悪くなるという問題があ
つた。
しかも、スカーフプレートの形状をクリツプへ
の係止のために複雑にせざるを得ず、スカーフプ
レートの加工性が低下するという問題があつた。
(考案の目的) そこで、本考案の目的は、上記の如く、車体の
ドア開口縁部下縁に取り付けられるスカーフプレ
ートとシーミングウエルトとの接合部の隙間の発
生をなくするとともに、車体の接合フランジのク
リツプとの接合による発錆を防止し、しかもスカ
ーフプレートの加工性を高めるようにし、よつて
上記従来の問題を一挙に解決せんとすることにあ
る。
(本考案の構成) 上記目的の達成のために、本考案の構成は、ス
カーフプレートに接合されるシーミングウエルト
の各端部の外面にクリツプを取り付け、該クリツ
プに係合突起を設ける一方、スカーフプレートの
内面に上記シーミングウエルト上のクリツプに対
応して該クリツプの係合突起に係合する係合凹部
を形成し、上記係合突起と係合凹部との係合によ
りスカーフプレートをクリツプおよびシーミング
ウエルトを介して車体に固定するようにしたもの
である。
(考案の効果) したがつて、本考案によれば、スカーフプレー
トがシーミングウエルトの端部に取り付けられた
クリツプに係合されて固定され、該スカーフプレ
ートとシーミングウエルトとの接合部位置にクリ
ツプが設けられているのでスカーフプレートの端
部がシーミングウエルトから浮き上ることによる
両者の接合部での隙間の発生が防止され、よつて
車体の外観上の見映えを向上させることができ
る。また、クリツプがシーミングウエルトに取り
付けられているので、クリツプとの接触により車
体の接合フランジ部の塗料が剥離することがな
く、車体の発錆を防止してその耐久性を向上させ
ることができる。さらに、スカーフプレートには
クリツプの係合突起と係合する係合凹部のみを形
成すればよく、その形状が極めて簡単であるの
で、その加工性を向上させることができる。
(実施例) 次に、本考案の具体例としての実施例について
図面に基づいて詳細に説明する。
第1図ないし第5図は本考案を自動車のサイド
ドア部分に適用した実施例を示し、1は自動車の
車体、2は車体1の側部に形成されたドア開口で
あつて、該ドア開口2の周縁部下縁にはサイドシ
ル3が設けられている。該サイドシル3は第3図
に拡大詳示するように、アウタパネル4の下部を
インナパネル5の下部に、アウタパネル4の上部
をインナパネル5の上部にそれぞれフランジ接合
してなるものである。フロアパネル6の側縁部は
インナパネル5の上部の水平部に取り付けられて
いる。
上記ドア開口2の周縁部には断面略U字形状の
シーミングウエルト7がドア開口2の周縁部の前
後縁および上縁に亘つて該前後縁および上縁にお
ける車体1の接合フランジ部8を被覆するように
取り付けられている。
また、上記ドア開口2の周縁部下縁にはスカー
フプレート9が上記サイドシル3(車体1)の上
側接合フランジ部3aすなわちアウタパネル4と
フロアパネル6との接合部をカバーするように取
り付けられている。該スカーフプレート9は第2
図に全体を示すように上記サイドシル3の上側接
合フランジ部3aに嵌合する断面略U字状の嵌合
部9aと、該嵌合部9aに一体に形成され、フロ
アパネル6上に敷設されたカーペツト10の端部
を押圧保持する押圧部9bとを備えている。そし
て、該スカーフプレート9の前後端はそれぞれ上
記シーミングウエルト7の各端部にその外面を覆
うように重なり合つて接合されている。
さらに、上記シーミングウエルト7の各下端部
の外面すなわちスカーフプレート9との接合部の
外面には板ばねよりなる略U字形状のクリツプ1
1がシーミングウエルト7を挟むように取り付け
られている。該クリツプ11は第4図および第5
図に拡大詳示するように、その対向する平面図1
1a,11aの内面にクリツプ11の開放側から
奥側に向つて内方に傾斜する1対の第1係合突起
12,12と、上記平面部11a,11aの各外
面にクリツプ11の奥側から開放側に向つて外方
に傾斜する2対の第2係合突起13,13,…と
がそれぞれ切起しによつて形成されており、上記
各第1係合突起12をシーミングウエルト7の外
面に形成した係合凹部7aに係合させることによ
り、クリツプ11がシーミングウエルト7に固定
されている。
また、上記スカーフプレート9の嵌合部9a内
面には上記シーミングウエルト7上のクリツプ1
1,11に対応する部位に該クリツプ11の各第
2係合突起13に係合する係合凹部14が形成さ
れており、このクリツプ11の第2係合突起1
3,13,…とスカーフプレート9の係合凹部1
4,14,…との係合によつて該スカーフプレー
ト9がクリツプ11およびシーミングウエルト7
を介して車体1に固定されている。
したがつて、上記実施例においては、スカーフ
プレート9を車体1に取り付けるときには、シー
ミングウエルト7の各下端部にクリツプ11,1
1を取り付けておき、該各クリツプ11の各第2
係合突起13にそれぞれスカーフプレート9の各
係合凹部14を係合させながら、該スカーフプレ
ート9の嵌合部9aをサイドシル3の上側接合フ
ランジ部3aないしシーミングウエルト7の各下
端部に嵌合させることにより、スカーフプレート
9がワンタツチ操作によつて車体1に取り付けら
れる。
その場合、上記各クリツプ11がシーミングウ
エルト7とスカーフプレート9との接合部に配設
されているため、従来の如くシーミングウエルト
とスカーフプレートとの接合部と、クリツプとの
距離が離れていることに起因する該接合部での隙
間の発生が防止され、よつて車体の外観見映えを
高めることができる。
また、各クリツプ11がシーミングウエルト7
の各端部に取り付けられているため、クリツプ1
1をサイドシル3の上側接合フランジ部3aに取
り付けたときのように該上側接合フランジ部3a
の塗料がクリツプ11との接触によつて掻き落と
されることはなく、よつて車体1の発錆を防止し
てその耐久性を向上させることができる。
さらに、スカーフプレート9にはクリツプ11
の第2係合突起13,13,…に係合する係合凹
部14,14,…のみを形成すればよく、その形
状が極めて簡単なものとなるので、その加工が容
易となり、加工性を高めることができる。
尚、上記実施例では、各クリツプ11をシーミ
ングウエルト7に、該各クリツプ11の第1係合
突起12,12とシーミングウエルト7の係合凹
部7a,7aとの係合によつて固定するようにし
たが、クリツプの各先端部をシーミングウエルト
の下面に係止させる構造等、その他の各種の取付
構造によつて固定するようにしてもよいのは勿論
である。
また、上記実施例では、自動車のサイドドア部
分に適用した場合を説明したが、本考案はその他
各種の車両用ドア部分に適用することができるは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
車体の側部斜視図、第2図はドア開口縁部下縁の
正面図、第3図は要部拡大斜視図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図はクリツプの拡大斜
視図である。 1……車体、2……ドア開口、3……サイドシ
ル、3a……上側接合フランジ、7……シーミン
グウエルト、9……スカーフプレート、9a……
嵌合部、11……クリツプ、13……第2係合突
起、14……係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のドア開口縁部下縁に車体の接合フランジ
    部をカバーするように取り付けられるスカーフプ
    レートの取付構造であつて、ドア開口縁部下縁以
    外の縁部に沿つてシーミングウエルトが設けら
    れ、該シーミングウエルトの各端部にはそれぞれ
    係合突起を有するクリツプが取り付けられてお
    り、スカーフプレートには上記クリツプに対応し
    てクリツプの係合突起に係合する係合凹部が形成
    されていて、上記係合突起と係合凹部との係合に
    よりスカーフプレートが固定されることを特徴と
    する車両用スカーフプレートの取付構造。
JP5584483U 1983-04-14 1983-04-14 車両用スカ−フプレ−トの取付構造 Granted JPS59160479U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5584483U JPS59160479U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 車両用スカ−フプレ−トの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5584483U JPS59160479U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 車両用スカ−フプレ−トの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59160479U JPS59160479U (ja) 1984-10-27
JPS6241901Y2 true JPS6241901Y2 (ja) 1987-10-27

Family

ID=30186174

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5584483U Granted JPS59160479U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 車両用スカ−フプレ−トの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570926Y2 (ja) * 1991-09-06 1998-05-13 西川ゴム工業株式会社 ウェザーストリップの組付け構造

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Publication number Publication date
JPS59160479U (ja) 1984-10-27

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