JPS62231826A - 自動車の定速走行制御装置 - Google Patents

自動車の定速走行制御装置

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JPS62231826A
JPS62231826A JP61074710A JP7471086A JPS62231826A JP S62231826 A JPS62231826 A JP S62231826A JP 61074710 A JP61074710 A JP 61074710A JP 7471086 A JP7471086 A JP 7471086A JP S62231826 A JPS62231826 A JP S62231826A
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vehicle speed
speed
target
control
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金子 忠志
Itaru Okuno
奥野 至
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永久 藤田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、予約設定された目標車速を維持して車両を走
行させるように制御する自動車の定速走行制御装置に関
する。
(従来技術) 定速走行装置を備えた車両は従来から知られており、こ
のような定速走行装置を備えた車両では所定の運転状態
においては、運転者によって設定された車速すなわち、
目標車速で走行するように制御される。このような定速
走行制御装置では、適宜変速操作を行って、走行条件の
変化にかかわらず、燃費の悪化を極力抑え、かつ目標車
速を維持できるように最適の変速段を選択することが望
ましい。特開昭57−19317号公報にはオーバード
ライブでの定速走行状態において上り坂での車速低下を
防止するため車速が目標車速よ所定値だけ低下したとき
オーバードライブを解除し車速か目標車速まで回復した
ときオーバードライブに復帰されるようになった定速走
行装置において、変速段の切り換え頻度を減少させ運転
者に与える不快感を軽減する目的で、車速か低下したと
きリセットされ、車速がほぼ前記設定車速まで復帰した
ときセットされるタイマーを設け、このタイマーの設定
時間だけ遅らせてオーバードライブに復帰させるように
した定速走行制御装置が開示されている。
(解決しようとする問題点) 上記特開昭57−19317号公報に開示される定速走
行装置では、いったんシフトダウンされるとタイマーが
作動して車速の変化にかかわらず当該低速段での走行が
、タイマーの設定時間だけ一律に継続することとなる。
しかし、走行条件によっては、シフトダウン後比較的速
く目標車速にに回復する場合がある。この場合には、シ
フトアップのときには、すでに、実車速が目標車速を大
幅に上回っている可能性があり、このような状態でシフ
トアップを行うと変速ショックが大きくなる恐れがある
とともに必要以上に低速段での走行を行うこととなり、
燃費の面でも好ましくない。
また、急な上り坂を゛走行しているような場合にはタイ
マー設定時間を経過しても目標車速に到達しない可能性
があり、このような場合には、シフトアップ直後に再び
シフトダウンを行わなければならないこととなる。すな
わち、上記特開昭57−19317号公報に開示される
ようなタイマーを用いて変速制御を行うようにした定速
走行制御装置では、適正な変速制御を行うことが出来な
いという問題がある。
(問題を解決するための手段) 本発明は、上記事情に鑑みて構成されたもので設定され
た目標車速に維持するために、適正な変速制御を行うこ
とができる自動車の定速走行装置を提供することを目的
としている。
本発明の定速走行制御装置は吸気通路に設けられるスロ
ットル弁と、該スロットル弁の開度を調整するアクチュ
エータと、車両の実車速を検出する車速検出手段と、車
両の目標車速を設定する目標車速設定手段と、前記実車
速と目標車速との車速偏差を検出する偏差検出手段と、
前記偏差検出手段からの出力信号に応じてスロットル弁
の開度を算出するスロットル開度演算手段と該スロット
ル開度演算手段からの出力信号に基づいて実車速が目標
車速に収束するように前記アクチュエータを作動させて
スロットル開度を制御するフィードバック制御手段とを
備えている。そして、本発明の定速走行制御装置では、
目標車速での走行を維持するための変速制御は、スロッ
トル開度に着目して行われるようになっている。
この場合、本発明の定速走行制御装置は、前記スロット
ル開度のフィードバック制御が行われている場合、・す
なわち、定速走行制御が行われてイル場合において、当
該高速側変速段でのスロットル開度が所定値以上になっ
たとき自動変速機をシフトダウンするとともにシフトダ
ウン後の走行変速段すなわち、当該低速側変速段での発
生出力が上記高速側変速段におけるシフトダウン時の出
力とほぼ同じになるまで、シフトダウン後においてスロ
ットル開度が減少したときシフトアップする復帰スロッ
トル開度設定手段とを備えている。
本発明の制御の好ましい態様においては、まず実車速と
目、標車速との車速偏差が求められ、次にこの偏差と車
両の走行状態すなわち、路面の勾配、路面抵抗等を勘案
して車両を目・標車速に到達させるために必要な駆動力
が求められる。そして、この駆動力の大きさに応じてス
ロットル弁の開度が決定され、実車速が目標車速に収束
するようにアクチュエータを介してスロットル弁の開度
が制御されるようになっている。
この場合、本発明の定速走行装置は、目標車速と車速偏
差の大きさとに応じた目標車速に収束させるに必要な駆
動力のマツプを備えており、このマツプに基づいて基本
的な必要駆動力の値が得られるようになっている。そし
て、スロットル開度制御量は、マツプから得られた駆動
力の値を走行状態を考慮して補正することによって得ら
れる最終的な目標駆動力に基づいて決定される。
(発明の効果) 本発明によれば、定速走行制御中の変速制御はスロット
ル開度に基づいて行われるようになっている。この場合
、自動変速機におい高速側変速段から低速側変速段への
変速操作すなわち、シフトダウンは使用されている高速
側変速段での走行においてスロットル開度が所定値以上
になったとき行われる。そして、シフトダウン後上記低
速側変速段から高速側変速段への復帰すなわち、シフト
アップは、低速側変速段での走行において発生する軸出
力がシフトダウン時の軸出力にほぼ等しくなるようなス
ロットル開度にまで小さくなったとき、行われるように
なっている。すなわち、本発明では、シフトアップ後の
高速側変速段でのスロットル開度に一定の余裕が存在す
るような状態になって初めてシフトアップするようにし
ているので、シフトアップ後すぐにシフトダウンされる
といった問題は生じない。また、このスロットル開度は
、軸出力に対応するので、車速変化に着目した定速走行
状態における変速制御に比べ、本発明の変速制御は、路
面勾配、路面抵抗等の走行条件の変化の影響を極力少な
くすることができる。
(実施例の説明) 以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。
第1図には、本発明の1実施例に係る定速走行装置の制
御系が概略的に示されている。本例の車両1は、エンジ
ン2と、該エンジン2に連結される自動変速機3とを備
えており、該自動変速機3には車輪4を駆動するための
駆動軸5が接続される。エンジン2は通常の形式の吸気
系を備えており、この吸気系の吸気通路には燃焼室への
吸気量を制御するスロットル弁が設置される。このスロ
ットル弁の開度を調整するために、スロットルアクチュ
エータ6が設けられる。そして、本例の車両1は、好ま
しくはマイクロコンピュータを含んで構成されるコント
ローラ7を備えており、アクチュエータ6はコントロー
ラ7からの命令信号によって作動するようになっている
。また、自動変速機3には、作動中の変速段を検出する
ギアポジションセンサ8が取りつけられており、検出さ
れた変速段を示す信号はコントローラ7に入力されるよ
うになっている。
さらに変速機3には所定の変速段を選択的に作動させる
ための変速アクチュエータ9が取りつけられており、こ
のアクチュエータ9は、コントローラ7からの信号によ
って作動させられるようになっている。また、駆動軸5
には、パルス信号を発生する車速センサ10が取りつけ
られており、この車速センサ10からの車速を表す信号
もコントローラ7に人力される。さらに、コントローラ
7には、運転者の操作によって与えられる各種スイッチ
からの信号、すなわち、目標車速を増大させる加速スイ
ッチ11、目標車速を減少させる減速スイッチ12、定
速走行制御を再開させるための復帰スイッチ13、定速
走行制御を行う場合にオンになるメインスイッチ14、
制動動作が行われた場合には定速走行制御を解除するた
めのブレーキスイッチ15、及び自動変速機3がニュー
トラルになっている場合に定速走行制御を解除するトラ
ンスミッションスイッチ16からの信号がそれぞれ人力
される。
コントローラ7は、上記各種のスイッチからの信号を受
は入れるスイッチ入力回路17、車両の実車速を演算す
る車速検出手段18、アクセルペダル19が操作された
とき、その操作量すなわち、アクセル開度位置を検出す
るアクセル位置検出手段20、該アクセル位置検出手段
からの信号に基づいて基本スロットル開度を演算する基
本スロットル開度演算手段21路面の勾配を検出する勾
配検出手段22、上記スイッチ入力回路17及び車速検
出手段18からの信号に基づき、目標車速を設定する目
標車速設定回路23、上記目標車速設定回路23、及び
勾配検出手段22からの信号に基づいて車両の走行抵抗
を予測する走行抵抗予測手段24、目標車速設定回路2
3及び車速検出手段18からの信号に基づき、車両の目
標駆動力を演算する目標駆動力演算手段25、さらに車
速検出手段18、走行抵抗予測手段24、及び目標車駆
動力演算手段25からの信号に基づいて自動変速機の適
性な変速段を決定する変速判定手段26、をそれぞれ備
えている。
また、コントローラ7は車速検出手段18、走行抵抗予
測手段24、目標駆動力演算手段25、及び上記変速判
定手段26からの信号に基づき、定速走行制御に必要な
最終的なスロットル開度制御■を演算する最終スロット
ル開度演算手段27を備えており、この最終スロットル
開度演算手段27からの信号を、スロットル開度制御手
段28を介してスロットルアクチュエータ6に出力する
さらに、コントローラ7は変速判定手段からの信号に基
づき自動変速機の変速段を制御する変速制御手段29を
備えており、この変速制御手段29からの信号は変速ア
クチュエータ6に入力されるようになっている。
また、コントローラ7は走行抵抗予測手段24、及び目
標駆動力演算手段25からの信号に基づき、目標空燃比
を演算する目標空燃比演算手段30を備えており、目標
空燃比演算手段30からの信号は燃料噴射補正手段31
に入力されて燃料噴射補正手段31は、パワーエンリッ
チを禁止するように燃料噴射手段32に対して、命令信
号が出力するようになっている。また、スロットル開度
制御手段28からの信号は勾配検出手段22及び変速判
定手段26にも入力されるようになっている。
以下、本例の制御について説明する。
第2図には、本例の制御のメインフローチャートが示さ
れている。
コントローラ7はまず、システムを初期化するとともに
車速センサ10、ギアポジションセンサ8、アクセルペ
ダル19、加速スイッチ11、減速スイッチ12、復帰
スイッチ13、メインスイッチ14、ブレーキスイッチ
15、及びトランスミツジョンスイッチ16等からの信
号を読み込み、これらの信号をA/D変換する。次に、
コントローラ7は、アクセル位置検出手段20によって
A/D変換されたアクセル位置信号を基本スロットル開
度演算手段21により、基本スロットル開度(THOB
JB)を演算する。
次に、コントローラ7は、第3図及び第4図に示される
定速走行制御サブルーチンを実行し定速走行制御に必要
なスロットル開度量(T)IASC)を算出する。
そして、基本スロットル開度(THOBJB)と定速走
行制御用スロットル開度量(THASC) とを比較し
、スロットル開度量(THASC)が大きい場合には、
該スロットル開度量(T)IASC)を目標スロットル
開度(THOBJ) に設定してスロットル制御を行い
、基本スロットル開度(THOBJB)が大きい場合に
は、基本スロットル開度(T)IOBJB)を目標スロ
ットル開度(THOBJ)  に設定して、スロットル
制御を行う。
つぎに、定速走行制御について説明すれば、第3図にお
いて、コントローラ7はメインスイッチ14、ブレーキ
スイッチ15(プレーキネ作動時オン)及ヒトランスミ
ッションスイッチ16(ユニつトラルでなくいずれかの
変速段に入っているときオン)がオンになっており、か
つ減速スイッチ12、または、加速スイッチ11が操作
中でない場合において定速走行制御を行うようになって
いる。
車両が上記定速走行制御開始条件を満足している場合に
は、コントローラ7は、第7図に示されるサブルーチン
を実行し、目標車速(VSOBJ)を設定して、定速走
行制御を行う。
また、加速スイッチ11が操作されている場合は、コン
トローラ7はその操作ごとに目標車速(VSOBJ)を
一定値だけ増加させ、減速スイッチ12が操作されてい
る場合には、その操作毎に一定値だけ減少させる。さら
に、復帰スイッチ13が操作された場合には、所定のメ
モリに記憶されている記憶車速(MRVS)を目標車速
(VSOBJ) に設定して定速走行制御を開始する。
つぎに、コントローラ7はタイマー設定時間毎に第6図
に示されるサブルーチンを実行して路面勾配を算出する
つぎに、所定時間経過毎に以下に説明する定速走行制御
ルーチンを実行する。すなわち、所定時間経過したとき
、コントローラ7は第5図にしめされる割り込み実行サ
ブルーチンにより算出された実車速(VSR)  と目
標車速(VSOBJ)  とを比較し、続いて、実車速
(VSR) と目標車速(VSOBJ) との偏差(D
EFVS)を演算する。
そして、車速偏差(DEFVS)が、所定値、本例では
、15Km/hを越えた場合には、定速走行制御を停止
するとともに、定速走行制御用スロットル開度1(TI
I八Sへ) 、目標車速(VSOBJ)及び積分要素パ
ラメータ(WKINT)を初期化する。
車速偏差(DEFVS)が15Km/h以内である場合
には、最終目標駆動力(TROBJ)を算出するための
比例要素(P)を計算する。この場合比例要素(P)は
車速偏差(DEFVS) に所定の比例データ(DP)
を掛けることによって求められる。続いて、目標車速(
VSOBJ)が実車速(VSR)より大きい場合には、
目標駆動力(TROBJ) に比例要素(P)を加え、
実車速(VSR)が目標車速(VSOBJ)よりも大き
い場合には、目標駆動力(TROBJ)から、比例要素
(P)を減じるようにして現在の目標駆動力(TROB
J)を修正する。
次に、コントローラ7は、最終目標駆動力(TROBJ
)を算出するために積分データ(Di)から積分要素(
1)を計算する。そして、上記比例制御と同様に目標車
速(VSOBJ)が実車速(VSR)より大きい場合に
は、積分要素パラメータ(WKINT) に積分要素(
1)を加え、実車速(VSR)が目標車速(VSOBJ
)よりも大きい場合には積分要素パラメータ(WKIN
T)から、積分要素(1)を減じるようにして現在の目
標駆動力(TROBJ)を修正する。
つぎに、自動変速機用のオイル温度により、動力伝達効
率が変化するためコントローラ7は、上記オイル温度が
低い程目標駆動力(TROBJ)を大きくする補正係数
に0を算出し、この補正係数に0を目標駆動力(TRO
BJ) に乗じてこれを補正する。
つぎに、コントローラ7は第6図に示すサブルーチンか
ら求められた路面勾配と第5図のサブルーチンより求め
られた実車速(VSR) とを用いて第7図の割り込み
サブルーチンから得られる車両の予測抵抗(RLOAD
)により、さらに目標駆動力(TROBJ)を補正して
、最終目標駆動力(TROBJ)算出する。
つぎに、コントローラ7は第8図に示される変速制御サ
ブルーチンを実行して、現在の車両の走行状態に応じた
自動変速機の最適の変速段(GPR)を決定する。
つぎに、コントローラ7は、上述の手順で得られた最終
目標駆動力(TROBJ) 、実車速(VSR)及び最
適変速段(GPR) に基づいて定速走行制御用スロッ
トル開度1 (THASC)を算出する。この場合、コ
ントローラ7は、最終目標駆動力(TROBJ) 、実
車速(VSR) 、及び定速走行制御用スロットル開度
量(T)IASC)  との関係を示すマツプを各変速
段ごとに備えており、このマツプを用いて当該変速段に
おける定速走行制御用スロットル開度量(THASC)
を決定する。
第3図及び第4図の定速走行制御サブルーチンにより算
出された定速走行制御用スロットル開度31 (THA
SC)  は第2図のメインルーチンにおいて所定の条
件を充足する場合には、目標スロットル開度(THOB
J)  として採用され、第10図に示す割り込みルー
チンの実行によりスロットル開度が定速走行制御用スロ
ットル開度量(THASC)に収束するようにスロット
ル開度制御手段すなわち、スロットルアクチュエータ6
を介してスロットル制御が行われる。
つぎに、第3図及び第4図の定速走行制御サブルーチン
において使用される変数を求める手順について、説胡す
る。
第5図には、車両の実車速(VSR)を求めるための割
り込みルーチンのフローチャートが示されている。コン
トローラ7は実車速(VSR)を算出するに当たって、
車速センサ10からのパルス信号を読み込んで車速パル
ス周期(VST)を計測する。つぎに、この車速パルス
周期(VST)を平均化処理して、実車速(VSR)を
算出する。
第6図には、路面勾配検出サブルーチンのフローチャー
トが示されている。
第6図において、コントローラ7は、過去T秒間の平均
車速(VSε)及び、過去T秒間の平均スロットル開度
(TIIE)を計算する。つぎに、上記平均車速くvS
ε)及び平均スロットル開度(THE) に基づいてそ
の間の平均駆動力(TRACE)及び勾配がない状態で
の走行抵抗(RROAD>を求める。
次に、コントローラ7は、平均駆動力(TRACE)と
上記走行抵抗(RROAD)  との差を求め、この値
を単位車両重量当たりに生じると予測される加速度すな
わち、仮想加速度(ACCV)と設定する。
また、コントローラ7は、過去T秒間の車速変化(VS
D)を算出し、さらに単位時間当たりの速度変化すなわ
ち、平均加速度(ACCE)を求める。
そして、仮想加速度(ACCV)と平均加速度(ACC
E)との差を重力加速度で割って路面勾配(RAMP)
を求める。
第7図には、車両の予測抵抗(RLOAD) 、目標車
速(VSOBJ) 、及び記憶車速(MRVS)を求め
るサブルーチンが示されている。
第7図において、コントローラ7は、第5図で得られた
実車速(VSR)及び第6図で求めた路面勾配(RAM
P)に基づき、マツプを用いて予測走行抵抗(RLOA
D)を求める。つぎに、積分要素パラメータ(WKIN
T)の初期値を設定するとともに、実車速(VSR)を
記憶車速(MRVS)として所定の記憶場所に格納する
。また、運転者によって設定された車速値を目標車速(
VSOBJ)  として記憶する。
第8図を参照すれば、スロットル開度に着目して第3速
と第4速との間の変速制御を行う場合の変速制御サブル
ーチンのフローチャートが示されている。第8図におい
て、コントローラ7は、まず、ギアポジションセンサ8
からの信号により、現在の変速段(GPR)を検出する
。この場合コントローラ7は、第11図に示すように、
各変速段におけるスロットル開度eと軸出力Pwとの関
係をあられすマツプを備えている。現在の変速段が第4
速である場合には、スロットル開度が所定値θ1より大
きいかどうかを判断し所定値e、より大きいときは、駆
動力が不足していると判断して、変速制御手段に対して
シフトダウン信号を出力する。
第11図において、スロットル開度e1においてすなわ
ち、軸出力特性の点Aにおいてシフトダウンが行われた
場合、その直後においては、点Bまで軸出力は増大する
。したがって、この状態で走行した場合には、目標駆動
力を達成するためのスロットル開度eは第3速の軸出力
特性曲線に沿って徐々に減少する。そして、第3速で走
行している場合において、コントローラ7は、第4速に
おけるシフトダウン時の軸出力すなわち点Aの軸出力を
あたえる第3速の軸出力特性曲線上の点Cのときのスロ
ットル開度e2より小さいかどうかを判断する。そして
スロットル開度が所定値e2より小さいときは、変速制
御手段にシフトアップ信号をおくる。また、所定値θ2
より小さくないときには、第3速での走行の余裕が十分
でないとして第3速を維持して走行する。
第9図には、空燃比制御サブルーチンのフローチャート
が示されており、このルーチンでは、コントローラ7は
、目標駆動力(TROBJ)及び実車速(VSR)の値
に基づき、マツプを用いて目標空燃比(AFOBJ)を
求める。
そして、この目標空燃比(AFOBJ)の値により、現
在の運転状態がパワーエンリッチ条件を満足しているか
どうか、を判断する。しかし、本例の制御では、定速走
行制御を行う場合には、パワーエンリッチを行わないこ
ととしていので、燃料噴射手段に対してパワーエンリッ
チ禁止信号をおくる。
以上のように、本例の定速走行制御においては、軸出力
と対応間係を有するスロットル開度に着目して変速制御
をおこなうようにしているので、従来のように、単純に
車速に応じて変速制御を行うもの、あるいは、タイマー
を用いる形式のものに比べて走行条件による影響が少な
く、従って適正な変速制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例に係る定速走行装置の制御
系統図、第2図は、第1図の装置を用いた制御のメイン
ルーチンのフローチャート、第3図及び第4図は本発明
の1実施例に係る定速走行制御を行うためのサブルーチ
ンのフローチャート、第5図は、実車速を算出するため
の割り込みルーチンのフローチャート、第6図は、路面
勾配を計算するためのサブルーチンのフローチャート、
第7図は、車両の予測走行抵抗、目標車速、記憶車速を
算出するためのサブルーチンのフローチャート、第8図
は、走行状態に応じて最適の変速段を計算する変速制御
サブルーチンのフローチャート、第9図は、パワーエン
リッチを禁止するための空燃比制御サブルーチンのフロ
ーチャート、第10図は、スロットル開度制御実行ルー
チンのフローチャート、第11図は、スロットル開度と
各変速段の軸出力特性との関係を示すグラフである。 l・・・・・・車両、2・・・・・・エンジン、3・・
・・・・自動変速機5・・・・・・駆動軸、6・・・・
・・スロットルアクチュエータ7・・・・・・コントロ
ーラ、 訃・・・・・ギアポジションセンサ、 9・・・・・・変速アクチュエータ、 10・・・・・・車速センサ、11・・・・・・加速ス
イッチ、12・・・・・・減速スイッチ、13・・・・
・・復帰スイッチ、14・・・・・・メインスイッチ、 15・・・・・・ブレーキスイッチ、 16・・・・・・トランスミッションスイッチ、19・
・・・・・アクセルペダル、32・・・・・・燃料噴射
手段。 第2図 メインルーチン 第8図 サブルーチン 第4図 第5図 第6図 サフルーチン 第7図 サブルーチン 第9図 サブルーチン 軸出力(Pw)  −一◆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  吸気通路に設けられるスロットル弁と、該スロットル
    弁の開度を調整するアクチュエータと、車両の実車速を
    検出する車速検出手段と、車両の目標車速を設定する目
    標車速設定手段と、前記実車速と目標車速との車速偏差
    を検出する偏差検出手段と、前記偏差検出手段からの出
    力信号に応じてスロットル弁の開度を算出するスロット
    ル開度演算手段と該スロットル開度演算手段からの出力
    信号に基づいて実車速が目標車速に収束するように前記
    アクチュエータを作動させてスロットル開度を制御する
    フィードバック制御手段と、前記スロットル開度のフィ
    ードバック制御が行われている場合において当該高速側
    変速段でのスロットル開度が所定値以上になったとき自
    動変速機をシフトダウンするとともにシフトダウン後の
    走行で使用される低速側変速段での発生出力が前記高速
    側変速段におけるシフトダウン時の出力とほぼ同じにな
    るまでシフトダウン後においてスロットル開度が減少し
    たときシフトアップする復帰スロットル開度設定手段と
    を備えたことを特徴とする自動車の定速走行制御装置。
JP61074710A 1986-04-01 1986-04-01 自動車の定速走行制御装置 Expired - Fee Related JPH0790723B2 (ja)

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US4982805A (en) * 1987-10-22 1991-01-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Constant-speed cruise control apparatus for a vehicle
US5155682A (en) * 1989-04-17 1992-10-13 Nippondenso Co. Ltd. Apparatus for controlling speed of vehicle

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