JPS6133929A

JPS6133929A - ノックダウン式容器

Info

Publication number: JPS6133929A
Application number: JP14318484A
Authority: JP
Inventors: レオナルド　ビクス
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-01-26
Filing date: 1984-07-10
Publication date: 1986-02-18
Also published as: JPH0468223B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】未発−明は衣服、家庭用品、工具、野菜などのような物
品を保管あるいは輸送するためのノックダウン式備品に
関する。ユーザーが組立てて所定の保管容器あるいは展
示ユニットを形成する１キツト分の部品からなるいわゆ
るノックダウン式備品は周知である。たとえば、米国特
許１６４８０２５Ａ、３２０８４０６Ａ、３６９３８０
８Ａを参照されたい。

これら公知の容器には成る種の欠点がある。すなわち、
構成要素が所定の方法でしか相互係合状態ニ装置できな
いので、ユーザーがそれら構成要素を使って異なった形
態の容器を組立てることが容易でないということである
。また、構成要素を工具を用いて係合させなければなら
ないことも非常に多い。一般に、公知容器は、たとえば
、床上のブラケットに連結した支持体上に立てなけらば
ならない。本発明の１つの目的は、工具を使用せずとも
任意の形態に容易に組立てることができ、かつ、ユーザ
ーの選択に応じて分解し、異なった形態に組立てること
のできる保管あるいは輸送用の容器を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、支持体、たとえば、ワードロ
ーブ衣服レールのようなオー／ヘーヘッド式レールから
吊下げることができる保管容器を提供することにあり、
また、この目的および関連した目的に有用な一連のブラ
ケットを提供することにある。

本発明の一特徴によれば、容器に組立てるようになって
いる１キツトの部品を包含し、このキットが係合部品を
有する容器壁パネルを包含し、これらのパネルが相互に
保持されるノックダウン式容器において、パネル（Ｐ）
の縁が棒（Ｒ）の形をしており、パネル（Ｐ）を相互に
連結するのに別体のクリップ（Ｃ）が存在し、これらの
クリップがそれぞれ１つのパネル縁（Ｒ）を受ける２つ
のほぼ平行なチャンネル（１１）を有することを特徴と
する容器を得ることができる。

ここで用いる「棒」なる用語は、任意の円筒形の物品、
たとえば、ロッド、八−、チューブなどを意味しており
、対応する形状のチャンネルを持つ別体のクリップと係
合することのできる円形あるいはほぼ円形の横断面形状
もしくは他の形状のものであり得る。

容器は、側面すべてが閉じているか、あるいは少なくと
も１つの側′面が開いているひつ（ｂｉｎ）、箱、隔室
の形を取り得る。、最も好ましいのは、パネル、クリップが合成樹脂ででき
ていることであるが、パネルがビニル被覆ワイヤであっ
てもよい。

もっと好ましい特徴によれば、パネルは格子の形をして
おり、格子の棒がパネルの縁と同じ棒の形をしている。

クリップの長さは格子の隣合った平行な棒の間に距離に
ほぼ等しいのが好ましい。

好ましくは、各クリップはほぼ８字形の横断面形状の細
長いボデーを持ち、外側壁面が丸くなっており、チャン
ネル間のウェブが外側壁面よりも短くかつ薄くなってい
る。

もっと好ましい特徴によれば、本発明は一連のブラケッ
トを含み、各ブラケットはパネルの棒を受けるチャンネ
ル状のソケットと、容器を吊下げたり、容器から吊下げ
たり、構造体と係合させる支持体と係合する係合手段と
を有する。

本発明をより良く理解してもらうべく、以下、添付図面
を参照しながら説明する。

可能な限り、異なった実施例でも同じ参照数字を使用す
る。

第１図から第４図に示す実施例は、ワードローブあるい
はキユービクル内に重ねて置く開放保管箱あるいはバス
ケットＳを包含し、最上部の１箱は円形横断面のレール
１０から吊下げられている。

これらのレールはコートハンガーレールとかシャワーカ
ーテンレールとか任意のものでよい。図示したように、
各節は複数のパネルＰ、すなわち底パネルＰＩ、２つの
側パネルＰ２および背パネルＰ３からなる。各パネルは
垂直、水平の棒からなる平らなほぼ正方形の格子状構造
となっており、パネルの縁は円形横断面形状の棒Ｒとな
っている。パネルは、強靭な弾性のあるプラスチック、
たとえば、ポリプロピレン、金属、プラスチック被覆金
属などで作っである。隣合ったパネルはクリンプＣで縁
のところを総合に保持しである。各クリップはプラスチ
ックで成形してあり、２つの同一のチャンネル１１を有
するほぼＥ字形横断面形状のものである。クリップの長
さはパネルの隣合った棒Ｒの間の距離に等しい。第３図
に示すように、各チャンネル１１は丸くなった頂面１３
を有する外側壁面１２を有し、チャンネル同士は比較的
薄くて短いウェブ１４によって分離されている。チャン
ネルの開口部はチャンネルそのものよりもやや小さくな
っている。各チャンネル１１はパネルの棒を受は入れ、
それと係合する寸法となっており、棒は外側壁を外方に
押し広げることによってチャンネル内に導かれ、チャン
ネルにスナップ嵌合する。棒Ｒはチャンネル１１内に受
は入れられ、そこに緊密に保持されるが、それでもなお
、チャンネルに相対的に回動することができ、箱の組立
てを容易にする。１キット分の部品がユーザーに供給さ
れ、底パネルＰ１となる予定の１つのパネルの３辺にあ
る棒ＲにクリップＣをスナップ係合させる。（１つの便
利な作業方法として、パネルＰ１をテーブルまたは床の
表面に平らに置き、底パネルＰ１に既に取付けである各
クリップＣの外側チャンネル１１に１つのパネルの縁を
スナップ係合させる方法がある。）２つの隣合ったパネ
ルＰ２、Ｐ３を次に垂直に持上げ、それらの縁のところ
を相互にクリップ止めする。第３のパネルＰ２を持上げ
、隣のパネルにクリップ止めする。パネルの縁に沿って
隔たった２つのクリップＣを使用して箱の各角隅を係合
させ、ると好ましいことがわかった。もし箱に４つの側
面を持たせたい場合には、このプロセスを第５のパネル
に繰返す。

隣合った箱のパネル縁とクリップＣを係合させることに
よって箱同士を連結することもできる。

最上方の箱はほぼＵ字形のプラテン）Ｂｌによって衣服
ハンガーレール１０に連結しである。

ブラケットの中間部１５は円形レール１０をまたぎ、そ
れと係合する形状となっており、自由端はそれぞれクリ
ップ１６となっており、厚い基部１７と比較的薄い側壁
１８（第４図）とを持ったただ１つのチャンネル１１を
有する。このチャンネルはパネルの一対の格子棒Ｒとス
ナップ嵌合する。第１図に示すように、２つのプラテン
）Ｂｌが最上方箱をレール１０に対して保持している。

第１図において、箱は折り畳んだタオルや毛布を収容し
ている。パネルが開放側部を持っているため、箱に格納
した衣服の通気状態は良好である。

箱内にかなり重いものを置いても、プラスチック成形品
であるパネルやクリップが壊れないのは驚くほどである
。３０ｃｍＸ３０ｃｍＸ３０ｃｍの箱に１０ｋｇまでの
・ものを収容することができるのである。

第５図の実施例においては、プラテン）Ｂｌはプラテン
）Ｂ２と組合わせて使用され、たとえば、タオル、手拭
、ネクタイなどを箱の下に吊すための管状棒１９を吊下
げるようになっている。

プラテン）Ｂｌはさかさになっており、自由端のところ
でクリップ１６を格子の隣接棒Ｒに係合させることによ
って箱Ｓｌの側パネルＰ２に連結されている。ブラケッ
トＢ２は第１の箱のそばでその下方に位置する別の箱Ｓ
２の側パネルＰ２と係合するようになっている。ブラケ
ットＢ２は脚２１を有する基部２０を包含する。この基
部および脚部の片側にはチャンネル２２が形成してあり
、第１の箱Ｓｌの下方、その片側に存在する箱Ｓ２の側
パネルＰ２の棒Ｒと係合している。基部２０には直立壁
２３が設けてあり、これは補強傾斜リブ２４を有し、別
の補強傾斜リブ２５が基部３０の下側面と脚部２１との
間に延在している。

チューブ１９は２つの長子方向に隔たったくぼみ２６を
有し、一方のくぼみは壁２３と緊密に係合し、他方のく
ぼみはプラテン）Ｂ２の中間部１５を受は入れるように
なっている。これらのブラケットは、チューブ１９が箱
の下方にほぼ水平に吊下げられるような寸法となってい
る。使用時、ブラケットＢ２は隣接パネルＰ２の直立棒
Ｒにスナップ嵌合し、チューブ１９はくぼみ２６の一方
に壁２３を係合させる。プラテン）Ｂ′１は第１箱の反
対側パネルＰ２にスナップ嵌合し、中間部１５は隣接し
たくぼみ２６内に入る。リブ２４はプラテン）Ｂ２と棒
Ｒを係合状態に保持する。

第８図の実施例では、共通の壁を有する２つの箱が並ん
だ状態に固着されており、共に３つのプラテン）Ｂｌに
よってレール１０から吊下げられている。棒１９は、第
９図に詳細に示す一対のプラテン）Ｂ３によって一方の
箱Ｓの下方に吊下げらている。ブラケットＢ３はチャン
ネル部１１を有し、このチャンネル部の一端からオフセ
ット部２７が突出しており、このオフセット部は箱の角
隅で棒Ｒと係合する寸法、形状となっている。

チャンネル部はループ部２９に延びる延長部２８も有す
る。一対のプラテン）Ｂ３が垂直棒Ｒとチャンネル部を
スナップ係合させることによって箱の両側から吊下げら
れている。隣接した水平棒（単数または複数）はオフセ
ット部２７に入っている。棒１９は、それをループ部２
９に押し付けて対応するくぼみ２６に入り込ませること
によってプラテン）Ｂ３に嵌合する。第１Ｏ図に示すよ
うに、ループ部２９の外側には小くぼみ３０が設けてあ
り、部品相互の係合を良好にしている。

箱（単数または複数）を隣接の壁面３１に対して安定さ
せるのにブラケットＢ４が使用される。

このプラテン）Ｂ４は基部３２を有し、この基部はパネ
ルＰの棒Ｒを受けるチャンネル１１を有する。このチャ
ンネルはオーバーハング３４を有する厚い側壁３３と、
薄い反対側の側壁３５とを有する。ブラケットＢ４はね
じ孔３６に通してねじによって壁３１に固着されている
。このようなブラケットＢ４を多数使用することによっ
て、レールｌＯがなくても、たとえば、滑らかな壁面３
１に箱を取付けることができる。

底パネルＰ１と４つの側パネルＰ２とを組立て、プラケ
ッ）Ｂ２によって２つの対向した側パネルＰ２に棒１９
を取付けて取手とすることによって運搬バスケットを作
ることができることは了解されたい。この目的のために
、箱を工具あるいは玩具を入れるべく使用できる。

第１２図の実施例では、多数の隔たったブラケフトＢ５
を使用して箱を針金機３７から吊下げている。ブラケッ
トＢ５は各端に開口ループ３９．４０を有するウェブ３
８を包含し、一方のループは他方のループよりも直径が
大きくなっている。使用時、ループ３９に棒Ｒを通し、
ループ４０に棚３７の針金を通す。

本発明によれば、ユーザーはキットになった部品から任
意形状の欲するままの容器を作り、それを分解してまた
別の容器を作ることができ、しかもそれを手でのみ行な
える。容器は内外両方の壁から吊下げることができ、こ
の壁が固定式でも移動式でもかまわず、たとえば、クロ
ーゼツト内壁面でもオフィスのドアでもよいのである。

部品キットは軽量であり、かさばらず、輸送、保管に最
適である。

４、簡単な図面の説明第１図は本発明の保管箱の積重ねを示す斜視図である。

第２図は第１図の箱の角隅の拡大斜視図である。

第３図は第１図のｍ−■線に沿った断面図である。

第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。

第５図は箱の下方にブラケットによってネクタイなどを
吊下げるための棒の斜視図である。

第６図は第５図のＶｌ−ＶＴ線に沿った断面図である。

第７図は第６図の■−■線に沿った断面図である。

第８図は本発明の別の実施例を示す図である。

第９．１０．１１図は第８図の実施例の詳細を示す図で
ある。

第１２図はブラケットによって針金機から吊下げた箱を
示す図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、容器に組立てるようになっている１キットの部
品を包含し、このキットが係合部品を有する容器壁パネ
ルを包含し、これらのパネルが相互に保持されるノック
ダウン式容器において、パネル（Ｐ）の縁が棒（Ｒ）の
形をしており、パネル（Ｐ）を相互に連結するのに別体
のクリップ（Ｃ）が存在し、これらのクリップがそれぞ
れ１つのパネル縁（Ｒ）を受ける２つのほぼ平行なチャ
ンネル（１１）を有することを特徴とする容器。
（２）、特許請求の範囲第１項記載の容器において、パ
ネル（Ｐ）が格子の形をしており、格子の棒がパネルの
縁と同じ棒（Ｒ）の形となっていることを特徴とする容
器。
（３）、特許請求の範囲第２項記載の容器において、ク
リップ（Ｃ）の長さが格子の隣合った平行な棒（Ｒ）間
の距離にほぼ等しくなっていることを特徴とする容器。
（４）、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれ
か１つの項に記載の容器において、各クリップが、２つ
の平行なチャンネル（１１）を有するほぼＥ字の横断面
形状の細長いボデーを包含し、外側壁面（１２）が丸く
なっており、チャンネル間のウェブ（１４）が外側壁面
（１１）よりも短くかつ薄くなっていることを特徴とす
る容器。
（５）、特許請求の範囲第４項記載の容器において、チ
ャンネル（１１）の直径がパネル（Ｐ）の縁のところで
棒（Ｒ）の直径に合わせて選定してあり、その結果、各
部品がスナップ嵌合で係合し、１つのパネルの縁が対応
したチャンネル内で回動できるようになっていることを
特徴とする容器。
（６）、特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれ
か１つの項に記載の容器において、上方に装着した円筒
形支持体、たとえば、衣服ハンガーレール（１０）から
容器を吊下げるためのブラケット（Ｂ１）が存在し、こ
のブラケットがほぼＵ字形をしており、中間部（１５）
が支持体（１０）と係合するようになっており、各自由
アーム部がただ１つのチャンネル（１１）を有するクリ
ップ（１６）の形をしており、それによって、ブラケッ
ト（Ｂ１）が１つのパネル（Ｐ）の２つの棒（Ｒ）と係
合できるようになっていることを特徴とする容器。
（７）、特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれ
か１つの項に記載の容器において、支持体ではない円筒
形棒（１９）と容器を係合させるためのブラケット（Ｂ
２、Ｂ３）が存在しており、このブラケット（Ｂ２、Ｂ
３）が１つのパネル（Ｐ）の棒（Ｒ）と係合するように
なっているチャンネル（１１、１２）を有するクリップ
部と、棒（１９）に係合する連結部（２３、２９）とを
包含することを特徴とする容器。
（８）、特許請求の範囲第７項記載の容器において、ブ
ラケット（Ｂ２、Ｂ３）の連結部（２３、２９）が棒（
１９）に予め形成したくぼみ（２６）内に入り、それと
係合するようになっていることを特徴とする容器。
（９）、特許請求の範囲第１項から第８項までのいずれ
か１つの項に記載の容器において、１つのパネル（Ｐ）
に連結するための部分（１１、４０）と、構造体（３１
、３７）と係合する部分（３６、３９）とを有するブラ
ケット（Ｂ４、Ｂ５）を包含することを特徴とする容器
。
（１０）、特許請求の範囲第１項から第９項までのいず
れか１つの項に記載の容器において、クリップ（Ｃ）お
よびブラケット（Ｂ）がポリプロピレンのような強靭で
弾性のあるプラスチック材で作ってあり、パネル（Ｐ）
がこの同じプラスチックあるいはプラスチック被覆ワイ
ヤで作ってあることを特徴とする容器。
（１１）、特許請求の範囲第１項から第５項までのいず
れか１つの項に記載の容器を組立てる方法であって、ク
リップを第１のパネルを基体、たとえば、テーブルある
いは床上に平らに置いてその少なくとも３辺にクリップ
をかみ合わせ、他の３つのパネルを次に第１パネルのク
リップとかみ合わせ、他のパネルのうちに一対のパネル
を持上げ、相互にクリップ止めし、その後、残りの第３
のパネルを持上げ、他のパネルの１つにそれをクリップ
止めして容器を形成することを特徴とする方法。