JPS6128097Y2 - - Google Patents

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JPS6128097Y2
JPS6128097Y2 JP1981080625U JP8062581U JPS6128097Y2 JP S6128097 Y2 JPS6128097 Y2 JP S6128097Y2 JP 1981080625 U JP1981080625 U JP 1981080625U JP 8062581 U JP8062581 U JP 8062581U JP S6128097 Y2 JPS6128097 Y2 JP S6128097Y2
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bearing
sphere
bearing member
hole
thickness
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JP1981080625U
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JPS57193418U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/08Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only for supporting the end face of a shaft or other member, e.g. footstep bearings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高精度回転スピンドルに用いられる
スラスト流体軸受の改良に関するものである。
従来から音響機器や映像機器などに用いられて
いるスラスト流体軸受は、例えば第1図に示すよ
うに、円形孔による円筒状の周壁を有し、かつ、
その一端が開口し、他端に底面31aを有する底
壁を備えた支持部材3aと、該支持部材3aに任
意のラジアル軸受部を介して回転可能に支持され
た軸2aを有し、前記底壁の底面31a上には、
両端面が平面状をなした軸受部材1aが載置され
ており、しかも、該軸受部材には、前記軸2aの
起動トルクを軽減するために、その軸心位置(中
心部)に形成された盲孔4aに球体5aが保持さ
れており、また互に対向する軸2aの端面および
軸受部材1aの軸受面11aのうち、軸受面11
aに動圧発生用みぞを設け、両者の間に潤滑剤と
して油、グリース、水および気体などの流体を介
在させ、軸2aの回転によつて圧力を発生させて
前記軸2aを支承するようになつている。
一般にこの形式のスラスト軸受の負荷容量は潤
滑油の厚さがうすいほど大きくなる性質をもつて
いるので、軸受の負荷容量を高めるには出来るだ
け膜をうすくする必要があり、そのため回転中に
軸の端面が球体に接触しないように前記軸受部材
1aの軸受面11aに保持された球体5aの軸受
面11aからの僅かな凸出量を精度よく寸法管理
する必要があるが、球体5aを保持している孔4
aが盲孔であるた、孔の深さを精度よく成形する
ことが困難であり、結果として前記球体5aの凸
出量に誤差が生じ易すく、又軸2aの端面の軸心
線O−O′に対する直角度も成形の際に誤差を生
じやすい特性であり、前記膜の厚さをうすくする
と片当りなどの問題が多く、この形式の軸受の高
負荷容量化を指向すれば各部材の成形に余分な工
数を必要とするために、著しく原価高となりやす
い欠点をもつている。
この考案は従来品のもつ前述のごとき欠点を補
い、高い負荷容量をもちかつ安価な流体スラスト
流体軸受を提供するものである。
次にこの考案によるスラスト軸受装置を第2図
および第3図に示した代表的な実施例について説
明すると、図はいずれもこの考案による流体スラ
スト軸受の要部の断面図であり、図中符号1は軸
受部材、11は受部材1のもつ軸受面、2は後述
する支持部材の円形孔内に回転可能に支持されて
いる軸、21は該軸2の軸端面、3は円筒状の周
壁を有する円形孔を備え、その一方が開口し、他
方に底面31を有する底壁を備えた筒状の支持部
材、4は貫通孔、5は球体である。
第1図と同様に支持部材3の底面31上に載さ
れて軸方向に支持された平板状の軸受部材1の軸
受面11に動圧発生用みぞを有しており、軸2の
回転により両者の間に介在する潤滑剤に圧力を発
生させて軸2を支承するようになつているが、第
1図と異り、軸受部材1の軸受面11の軸心に設
けた球体を保持する孔4は貫通孔となつており、
該貫通孔4に前記軸受部材1の厚さよりも僅かに
大きい直径を有する球体5が圧入されており、該
球体5の外径は第1図同様に前記軸受面11より
も僅かに凸出した状態になつている。すなわち、
前記軸受部材3の厚さと球体5の直径との差だけ
球体5の頂部が、軸受部材3の底面31よりも上
方に凸出している。
従来品は前述のごとく球体5aを保持する孔4
aが盲孔であつたために、孔の深さを精度よく成
形することが困難であり、結果として前記球体5
aの凸出量に誤差を生じ易い結果となつていた
が、この考案による軸受部材1は球体5を保持す
る孔4が貫通孔となつているので盲孔4aの深さ
の代りに軸受部材1の厚さを精度よく成形すれば
よく、平板状の部材の厚さの精度を確保する成形
は盲孔の深さの寸法を正確に成形するのと比べれ
ばはるかに容易であり、従つて球体5の凸出量を
精度よく安定して形成することが出来るようにな
るので、潤滑剤の厚さをうすくしても回転中に軸
端面21が球体5に接触するおそれはなく、又球
体5は貫通孔4に圧入されているので圧力が上つ
ても潤滑剤が該孔4から漏失するおそれもないの
で軸受のスラスト負荷容量を高くすることが可能
である。
第3図はこの考案による流体スラスト軸受装置
の第2実施例を示したもので、第2図と異なり前
記軸受部材1の軸受面11の反対側の端面である
支持面は球面状に形成されており、支持部材3の
底面との間の接触は圧入された前記球体5の前記
凸出側とは反対側の球面状の面の頂点周辺を中心
とした調心性をもつて接触支持されているので、
前記軸2の端面21が該軸2の中心線O−O′に
対して正確な直角度を持たず多少の誤差があつた
場合でも、前記軸受部材1の軸受面11の反対側
の球面状の支持面の調心性によつて、軸2aの端
面21と軸受部材1の軸受面11とは常に平行に
保たれるようになつており、両者の間に形成され
る潤滑膜がうすくても前記軸受面11と軸端面2
1とが片あたりをして損傷異常摩耗などを起こす
おそれはなく、従来よりも潤滑油をうすくする事
が出来るので、更に高い負荷容量を得ることが出
来る。
以上述べたようにこの考案のスラスト軸受は特
に軸受部材の軸心位置(中心部)に形成された貫
通孔内に、前記軸受部材の厚みよりも僅かに大き
い直径の球体を固着し、前記軸受部材の厚みと球
体の直径との差だけ球体の頂部を軸受部材の軸受
面よりも凸出させて形成されているので、量産に
あたつては、精度の均一したスラスト軸受部が高
精度の加工や部材を要することなく容易に得られ
るとともに、精度が良いことに関連し従来よりも
高いスラスト負荷容量を得ることが可能であり、
又原価高の要因も殆んどない。
なおこの考案の第2実施例では軸受部材1の軸
受面11の反対側の球面状の面は支持部材3の平
面によつて支持されているが、これに限るもので
なく、支持部材として前記軸受部材1の球面状の
面の一部又は全面を凹形の球面座を用いて支持す
ることも可能であり、又動圧発生みぞも軸2の端
面か、または軸受部材1の軸受面11の双方に設
けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来用いられている動圧流体スラスト
軸受装置の要部の断面図、第2図および第3図は
それぞれこの考案によるスラスト軸受装置の実施
例の要部の断面図。 図中符号1は軸受部材、2は軸、3は支持部
材、4は貫通孔、5は球体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒状の周壁を有する円形孔を備え、その一
    方が開口し、他方に底壁を有する支持部材の前
    記底壁の底面上に載置され、かつ、その中心部
    に球体を有する軸受部材と、前記円形孔内に回
    転可能に支持され、しかもその一端面が前記球
    体と接するようになつており、かつ前記互に対
    向する軸受部材の軸受面または軸端面のいずれ
    か一方もしくは双方に動圧発生用の溝を有する
    動圧流体スラスト軸受装置において、前記軸受
    部材の軸心位置に貫通孔を設け、該孔に、前記
    軸受部材の厚みよりも僅かに大きい直径の球体
    を固着し、前記軸受部材の厚さと球の直径との
    差だけ球体の頂部が軸受部材の軸受面よりも凸
    出していることを特徴とする動圧流体スラスト
    軸受装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、軸
    受部材の軸受面の反対側の端面が平面である動
    圧流体スラスト軸受装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、軸
    受部材の軸受面の反対側が球面状に形成されて
    いる動圧流体軸スラスト受装置。
JP1981080625U 1981-06-02 1981-06-02 Expired JPS6128097Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57193418U JPS57193418U (ja) 1982-12-08
JPS6128097Y2 true JPS6128097Y2 (ja) 1986-08-21

Family

ID=29876175

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028627U (ja) * 1983-08-02 1985-02-26 エヌ・テ−・エヌ東洋ベアリング株式会社 動圧形スピンドルユニツト

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JPS57193418U (ja) 1982-12-08

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