JPS6127803Y2 - - Google Patents

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JPS6127803Y2
JPS6127803Y2 JP13664780U JP13664780U JPS6127803Y2 JP S6127803 Y2 JPS6127803 Y2 JP S6127803Y2 JP 13664780 U JP13664780 U JP 13664780U JP 13664780 U JP13664780 U JP 13664780U JP S6127803 Y2 JPS6127803 Y2 JP S6127803Y2
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horizontal beam
cylinder
telescopic cylinder
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female
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラツククレーン等のアウトリガに関
する。
近時大型トラツククレーンの車軸荷重制限の強
化につれ、トラツククレーン各部の重量軽減が要
望されているが、アウトリガの重量軽減のため、
第1図に示すように車体フレーム1と一体の水平
基筒2内にテレスコープ状に挿入された水平ビー
ム3の先端に、直接伸縮シリンダ4のシリンダを
垂直に固着して、そのピストンロツド5の下端に
球継手を介して接地板6を取付けると、荷役作業
時に水平ビーム3の撓みにより該水平ビームに対
する伸縮シリンダの取付部分に大きなこじれ負荷
が作用するため、この部分の補強による重量増加
を招くのみならず、ピストンロツドの曲げ撓みに
より油漏れを生じたり、伸縮シリンダの寿命低下
を招いたりすることになり、この欠点は水平ビー
ムの重量軽減のため、安全限界近くまでその曲げ
剛性を低下させるにつれ加速度的に増大する。
本考案はこの問題に対処するもので、ピストン
ロツド下端に球継手を介して接地板を取付けた垂
直の伸縮シリンダを、車体フレームに張出し自在
に支持させた水平ビームの先端に軸線を交叉させ
て取付けるに際し、水平ビーム3で伸縮シリンダ
4を垂直に吊下げ支持し得るように、該水平ビー
ムと直交配置の水平ピン8とこれが遊嵌するピン
孔7とよりなるルーズな枢着部分を水平ビーム3
の先端部と伸縮シリンダ4のシリンダとの間に設
け、且つシリンダより下方の伸縮シリンダ軸線上
に中心を持つ雌雄の円弧状係合面10a,11a
を、前記水平ビーム先端部と該シリンダとの間
に、該水平ビーム軸線を含む垂直面内で接触回動
し得るように設け、ルーズな枢着部分を介して伸
縮シリンダを水平ビームに吊下げ支持させた時
は、雌雄の円弧状係合面が上下分離し、又伸縮シ
リンダによる水平ビーム扛上時には、雌雄の円弧
状係合面が接触して、水平ピン8とピン孔7との
間に伸縮シリンダの傾動を許す遊隙を形成するよ
うに、該雌雄の円弧状係合面とルーズな枢着部分
とを関連させたことを特徴とする。
第2図〜第7図は第1図に示すトラツククレー
ンに適用した本考案の一実施例を示し、断面矩形
の筒状体よりなる水平ビーム3の先端に水平フオ
ーク状の部分3aを形成させ、該フオーク状部分
3a内に遊嵌した油圧作動の伸縮シリンダ4のシ
リンダの中間部外周には補強環4aを溶着して、
該補強環4aの両側に同一直線上に位置するピン
孔7,7を穿設し、該両ピン孔7に夫々遊嵌する
ピン8を水平ビーム軸線と直交配置でフオーク状
部分3aの両側壁板に同軸に植設して、該ピン孔
7,ピン8によりルーズな枢着部分を形成させ
る。
図示のルーズな枢着部分7,8は、ピストンロ
ツド5の下端に球継手9を介して接地板6を取付
けた伸縮シリンダ4の縮小時第2図における重心
点より上方に位置させて、該伸縮シリンダの自由
状態において伸縮シリンダ4が常時水平ビーム3
に垂直に支持されるようにしているが、伸縮シリ
ンダ4を接地板6が接地しない範囲内で伸長した
時に、該接地板を含む伸縮シリンダの重心点より
ルーズな枢着部分が上方に位置するようにするこ
ともできる。又図示のピン孔7の上端は第3図に
示すようにV字状孔壁7aに形成して該V字状孔
壁7aがピン8に係合するよう常時伸縮シリンダ
等の重量により復帰賦勢させた所を示すが、ピン
8の先端にローラを同軸に取付けて、該ローラが
ピン孔に遊嵌係合するようにした場合は、このよ
うな配慮を必ずしも必要としない。
10,11はフオーク状部分3aの下面と伸縮
シリンダ4のシリンダ下端の鍔部分4bの上面に
夫々相対向して固着した係合板で、夫々最大許容
圧力の大きい軸受材よりなり、該両係合板10,
11の対向面にはアウトリガ作動時第4図におけ
る球継手aの回動中心0を含んでピン8と平行な
中心線を持つ雌雄の円弧状係合面(面)10
a,11aが削成されている。12は鍔部分4b
の4隅とこれに対向するフオーク状部分3aの下
面との間に挾持された圧縮ばね或いはゴム筒のよ
うな弾性部材で、該各弾性部材12はこれらが嵌
合する係合板10の孔10bと、該弾性部材内に
嵌合する鍔部分4b上の突起4cとにより上下の
位置決めをされている。弾性部材12はトラツク
クレーンの走行時にルーズな枢着部分7,8の遊
隙範囲内で伸縮シリンダ4が水平ビーム3に対
し、振動するのを防止すると共に、該水平ビーム
に対する伸縮シリンダの垂直支持を助ける。
図中13は車体フレーム1上に旋回自在に取付
けられたクレーン旋回台、14は該クレーン旋回
台13上に俯仰自在に片持支持されたテレスコー
プ状伸縮ブーム、15は該テレスコープ状伸縮ブ
ーム14の先端を経由するワイヤ、16は該ワイ
ヤ15に荷Wを吊るように懸架したフツクブロツ
ク、17はトラツククレーンの車輪、18は伸縮
シリンダ4の上端部に取付けたホールデイング弁
を示し、該ホールデイング弁18に対する車体フ
レーム1側からの配管は、水平ビーム3による伸
縮シリンダ4の垂直枢支を妨げないように油圧ホ
ースとすることは勿論である。又フオーク状部分
3aの両側壁板の先端間は第6図のように着脱可
能なタイプレートで結合するのがよい。
上記構成によれば、水平ビーム3を水平基筒2
内に引込み格納した状態から、アウトリガを作動
させるため該水平ビームを側方に張出して、伸縮
シリンダ4を接地板6の接地直前まで伸長する間
は、該伸縮シリンダがルーズな枢着部分7,8を
介して重力作用や弾性部材12の弾力作用により
第2図のように垂直に保持され、従つて係合板1
0,11の間には僅少の隙間が形成されている。
この状態により更に伸縮シリンダ4を伸長する
と、先ず接地板6が第4図実線示のように地面G
に接地し、次で弾性部材12を圧縮しながら雌雄
の円弧状係合面10a,11aが係合し、従つて
ピン8に対しピン孔7が第3図鎖線示のように上
昇して、該両者の間に水平ビーム3の撓みに連動
した伸縮シリンダ4の傾動を許す遊隙を形成す
る。このためそれ以後の伸縮シリンダ4の伸長に
より該雌雄円弧状係合面を介して水平ビーム3の
先端を押上げ、トラツククレーンを地面より持ち
上げるが、その際水平ビームが第4図鎖線示3′
のように撓むにつれ、円弧状係合面10a,11
a間でスリツプしながら伸縮シリンダが0を中心
として鎖線示4′のように傾動する。この場合水
平ビームの撓みにつれ雌円弧状係合面10aが雄
円弧状係合面11aに与える摩擦力の方向に伸縮
シリンダ4が傾動するため、該水平ビームと伸縮
シリンダ間の連動は円滑に行われる。
雌雄の円弧状係合面の中心をアウトリガ作動時
における球継手9の回動中心0に合致させたの
は、雄円弧状係合面11aに作用する負荷の作用
線がすべて中心0を通るようにしてピストンロツ
ド5に曲げ力が作用しないようにするためであ
る。
トラツククレーンを地面Gより持上げ支持した
アウトリガ作動状態においては、水平ビーム3に
対する伸縮シリンダ4の回動は雌雄の円弧状係合
面間の摩擦により阻止されるから、通常の荷役作
業時に該水平ビームと伸縮シリンダが相対的に回
動する恐れは殆どないし、万一該摩擦力以上の相
対的回動が作用してもピン8にピン孔7が係合し
て該両者の相対的回動を阻止するから、安全上の
問題はない。
以上一実施例について説明したが、水平ビーム
軸線と伸縮シリンダ軸線を正確に交叉させたい場
合は雌雄の円弧状係合面を球面の一部とすること
ができ、こうすれば水平ビームに直角に作用する
水平方向の力に対する抵抗性も増大し得る。
本考案によれば、接地板の非接地時には、ルー
ズな枢着部分が水平ビームによる伸縮シリンダの
支持と、該伸縮シリンダの中心位置決めや垂直姿
勢の維持機能を果たし、又雌雄の円弧状係合面が
すべり接地するアウトリガの作動時には、ルーズ
な枢着部分が水平ビームの撓みに連動した伸縮シ
リンダの傾動を妨げないようにしたから、アウト
リガ作動時における水平ビームの撓みを大きくし
ても、雌雄円弧状係合面間の接触圧力によりピス
トンロツドに殆んど曲げ力が作用しないようにす
ることができ、伸縮シリンダの油漏れや寿命低下
を招く恐れなくして、アウトリガ重量を軽減し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型トラツククレーンの後面図、第
2図は伸縮シリンダ縮小時における本考案一実施
例の正面図、第3図はそのルーズな枢着部分の拡
大図、第4図は伸縮シリンダ伸長時における正面
図、第5図は第4図のX−X断面図、第6図は水
平ビーム先端部の底面図、第7図は伸縮シリンダ
の鍔部分の平面図である。 1……車体フレーム、2……水平基筒、3……
水平ビーム、4……伸縮シリンダ、5……ピスト
ンロツド、6……接地板、7……ピン孔、8……
ピン、9……球継手、10a,11a……雌雄の
円弧状係合面、3a……フオーク状部分、4b…
…鍔部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストンロツド下端に球継手を介して接地板
    を取付けた垂直の伸縮シリンダを、車体フレー
    ムに張出し自在に支持させた水平ビームの先端
    に軸線を交叉させて取付けるに際し、水平ビー
    ム3で伸縮シリンダ4を垂直に吊下げ支持し得
    るように、該水平ビームと直交配置の水平ピン
    8とこれが遊嵌するピン孔7とによりなるルー
    ズな枢着部分を水平ビーム3の先端部と伸縮シ
    リンダ4のシリンダとの間に設け、且つシリン
    ダより下方の伸縮シリンダ軸線上に中心を持つ
    雌雄の円弧状係合面10a,11aを、前記水
    平ビーム先端部と該シリンダとの間に、該水平
    ビーム軸線を含む垂直面内で接触回動し得るよ
    うに設け、ルーズな枢着部分を介して伸縮シリ
    ンダを水平ビームに吊下げ支持させた時は、雌
    雄の円弧状係合面が上下分離し、又伸縮シリン
    ダによる水平ビーム扛上時には、雌雄の円弧状
    係合面が接触して、水平ピン8とピン孔7との
    間に伸縮シリンダの傾動を許す遊隙を形成する
    ように、該雌雄の円弧状係合面とルーズな枢着
    部分とを関連させたことを特徴とするトラツク
    クレーン等のアウトリガ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のトラツ
    ククレーン等のアウトリガにおいて、雌雄の円
    弧状係合面を、水平ビーム先端に設けた平面フ
    オーク状の部分下面と、伸縮シリンダのシリン
    ダ下端の鍔部分上面に形成させたもの。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(1)項或いは第(2)項
    記載のトラツククレーン等のアウトリガにおい
    て、雌雄の円弧状係合面の中心を、伸縮シリン
    ダによる水平ビーム扛上時の球継手9の回動中
    心に合致させたもの。
JP13664780U 1980-09-27 1980-09-27 Expired JPS6127803Y2 (ja)

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JPS5759166U JPS5759166U (ja) 1982-04-07
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DE102012208058B4 (de) * 2012-05-14 2014-09-04 Manitowoc Crane Group France Sas Querkraftreduzierende Abstützeinrichtung

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JPS5759166U (ja) 1982-04-07

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