JPS612747A - 電気絶縁材料の製造方法 - Google Patents
電気絶縁材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS612747A JPS612747A JP12202184A JP12202184A JPS612747A JP S612747 A JPS612747 A JP S612747A JP 12202184 A JP12202184 A JP 12202184A JP 12202184 A JP12202184 A JP 12202184A JP S612747 A JPS612747 A JP S612747A
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- JP
- Japan
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- unsaturated polyester
- polyester resin
- reinforcing fibers
- fibers
- crosslinking agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、電気絶縁材料の製造方法に関し、更に詳しく
は、不飽和ポリエステル樹脂成形材料（以下プリミック
スと称す）の補強繊維を該成形材料の液状成分で処理し
た電気絶縁材料の製造方法に関する。
は、不飽和ポリエステル樹脂成形材料（以下プリミック
スと称す）の補強繊維を該成形材料の液状成分で処理し
た電気絶縁材料の製造方法に関する。
不飽和ポリエステル樹脂に充てん材、架橋剤。
低収縮化剤、および補強繊維を配合してなるプリミック
スはその優れた電気特性、成形性、難燃性等により電気
機器の絶縁材料として広く使用されている。
スはその優れた電気特性、成形性、難燃性等により電気
機器の絶縁材料として広く使用されている。
従来ブＩＪ ミックスを製造する方法としては、不飽和
ポリエステル樹脂、架橋剤、低収縮化剤、充てん材１等
をニーダ−等の混線機により充分混練し、しかる後に補
強繊維（一般にガラス繊維を用いる）を投入し充分分散
するように混練する。ここで補強繊維を投入した後の後
練りは、繊維の折損による機械的物性の低下をおさえる
ため極めて短かく（３分〜ＩＯ分）するのが一般的であ
る。
ポリエステル樹脂、架橋剤、低収縮化剤、充てん材１等
をニーダ−等の混線機により充分混練し、しかる後に補
強繊維（一般にガラス繊維を用いる）を投入し充分分散
するように混練する。ここで補強繊維を投入した後の後
練りは、繊維の折損による機械的物性の低下をおさえる
ため極めて短かく（３分〜ＩＯ分）するのが一般的であ
る。
このようにしてできたプリミックスは、補強繊維に樹脂
、架橋剤等の液状成分が充分含浸されず極めて微小な空
隙を多数生ずる。
、架橋剤等の液状成分が充分含浸されず極めて微小な空
隙を多数生ずる。
したがって、このような微小空隙の存在は、高電圧下に
さらした場合、空隙内でのコロナ放電により、プリミッ
クスの絶縁破壊の強さく以下、ＢＤＶと称す）を低下す
るため高電圧用絶縁材料としては使用できないという問
題があった。
さらした場合、空隙内でのコロナ放電により、プリミッ
クスの絶縁破壊の強さく以下、ＢＤＶと称す）を低下す
るため高電圧用絶縁材料としては使用できないという問
題があった。
本発明者らは前記の問題点を解決したプＩＪ ミックス
を得るべく鋭意研究した結果、従来のプＩＪ ミックス
の製造に際し、予め補強材料を樹脂架橋剤等の液状成分
で含浸処理して用いることによりブリきツクス中の空隙
を低減し、ＢＤＶを大幅に向上した電気絶縁材料を見い
出し本発明に至った。
を得るべく鋭意研究した結果、従来のプＩＪ ミックス
の製造に際し、予め補強材料を樹脂架橋剤等の液状成分
で含浸処理して用いることによりブリきツクス中の空隙
を低減し、ＢＤＶを大幅に向上した電気絶縁材料を見い
出し本発明に至った。
即ち、本発明は、耐電圧特性を向上した電気絶縁材料を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも不飽和ポリエステル樹脂架橋剤、
低収縮化剤、充てん剤、および補強繊維を配合してなる
ブリミックスの製造方法において補強繊維を樹脂架橋剤
等の液状成分で含浸処理することを特徴とする電気絶縁
材料の製造方法に関する。
低収縮化剤、充てん剤、および補強繊維を配合してなる
ブリミックスの製造方法において補強繊維を樹脂架橋剤
等の液状成分で含浸処理することを特徴とする電気絶縁
材料の製造方法に関する。
本発明に使用する不飽和ポリエステル樹脂は、多価アル
コール成分とα、β−ジカルボン酸成分とを反応組成と
し、Ｎ！ガス雰囲気下１２０’Ｃ〜２１０℃でエステル
化反応させることによって容易に得られる。しかしてこ
のエステル化反応は酸化３０〜２０程度まで進めること
がのぞましく、この反応に用いるジカルボン酸成分とし
ては無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、等の不飽
和ジカルボン酸、要すればフタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタールｅｌＲ，コハク
酸、アジピン酸、無水ナジック酸、テトラ無水フタル酸
等の飽和ジカルボン酸等で一部をＩｔ換したものが挙げ
られる。一方、多価アルコール成分としてはネオペンチ
ルグリコール、水添比とスフエノールＡ％プロピレング
リコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ジエチレンクリコール、トリメチレングリコール、
３−７ｔチルペνタンジオール、２−メチル−ブタンジ
オール、４−シクロヘキサンジオール等から選ハれた１
穐もしくは２種以上を用いることができる。
コール成分とα、β−ジカルボン酸成分とを反応組成と
し、Ｎ！ガス雰囲気下１２０’Ｃ〜２１０℃でエステル
化反応させることによって容易に得られる。しかしてこ
のエステル化反応は酸化３０〜２０程度まで進めること
がのぞましく、この反応に用いるジカルボン酸成分とし
ては無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、等の不飽
和ジカルボン酸、要すればフタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタールｅｌＲ，コハク
酸、アジピン酸、無水ナジック酸、テトラ無水フタル酸
等の飽和ジカルボン酸等で一部をＩｔ換したものが挙げ
られる。一方、多価アルコール成分としてはネオペンチ
ルグリコール、水添比とスフエノールＡ％プロピレング
リコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ジエチレンクリコール、トリメチレングリコール、
３−７ｔチルペνタンジオール、２−メチル−ブタンジ
オール、４−シクロヘキサンジオール等から選ハれた１
穐もしくは２種以上を用いることができる。
本発明に用いられる架橋剤としては、スチレンビニルト
ルエン、α−メチルスチレン、ｔ−−ｊチルスチレン、
クロルスチレン等のスチレン名単量体、フタル酸ジアリ
ル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル類、メタクリル酸
等のエステル類等を挙げることができる。
ルエン、α−メチルスチレン、ｔ−−ｊチルスチレン、
クロルスチレン等のスチレン名単量体、フタル酸ジアリ
ル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル類、メタクリル酸
等のエステル類等を挙げることができる。
本発明に用いられる低収縮化剤は、エチレン、エチレン
、フロピレン、塩化ビニル、酢［’ニル、メタクリル酸
等の単独重合体や共重合体、飽和ポリエステル等の熱可
塑性樹脂が挙げられる。
、フロピレン、塩化ビニル、酢［’ニル、メタクリル酸
等の単独重合体や共重合体、飽和ポリエステル等の熱可
塑性樹脂が挙げられる。
本発明に用いられる充てん材としては、炭酸カルシウム
、水酸１ヒマグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バ
リウム、クン−、マイカ粉等の無機光てん材が挙げられ
る。
、水酸１ヒマグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バ
リウム、クン−、マイカ粉等の無機光てん材が挙げられ
る。
本発明に用いられる補強繊維は、プリミックス成形材料
の機械的特性、経済性を考慮して一般にガラス繊維が用
いられる。
の機械的特性、経済性を考慮して一般にガラス繊維が用
いられる。
また、更に要すればベンゾイルパーオキシド、ｔ−７’
チル−ベンゾエート、ジクミルパーオキシドなどのＵ代
用触媒、ステアリン酸金属塩、ワックス等の離型剤、無
機および有機の着色剤、更にはアスベスト繊維、有機繊
維等の補強繊維環一般にＢＭＣ％ＳＭＣ用に用いられる
ものは全て用いることができ、それらの使用量は目的と
する電気絶縁材料組成物及び製品（成形物）の性能ｌこ
よって決定されるものであり、特に制限されない。
チル−ベンゾエート、ジクミルパーオキシドなどのＵ代
用触媒、ステアリン酸金属塩、ワックス等の離型剤、無
機および有機の着色剤、更にはアスベスト繊維、有機繊
維等の補強繊維環一般にＢＭＣ％ＳＭＣ用に用いられる
ものは全て用いることができ、それらの使用量は目的と
する電気絶縁材料組成物及び製品（成形物）の性能ｌこ
よって決定されるものであり、特に制限されない。
尚、本発明において、ガラス繊維を処理する液状成分と
しては、架橋剤、不飽和ポリエステル樹脂溶液、触媒２
表面処理剤、その他液状添加剤が挙げられ、単独もしく
は、混合して用いる。しかし不飽和ポリエステル１１１
脂溶液は粘度が高く、処理時間が長くなるなど、作業性
が悪く、また触媒表面処理剤、その他液状添加剤は、そ
の配合量がきわめて少なく単独では処理剤として用いる
ことはできない。従って、実用的には、低粘度の架橋剤
が最も適している。
しては、架橋剤、不飽和ポリエステル樹脂溶液、触媒２
表面処理剤、その他液状添加剤が挙げられ、単独もしく
は、混合して用いる。しかし不飽和ポリエステル１１１
脂溶液は粘度が高く、処理時間が長くなるなど、作業性
が悪く、また触媒表面処理剤、その他液状添加剤は、そ
の配合量がきわめて少なく単独では処理剤として用いる
ことはできない。従って、実用的には、低粘度の架橋剤
が最も適している。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて比較例と合わせて説明す
る。
る。
不飽和ポリエステル樹脂の製造：
無水マレイノ酸５５モル、インフタール酸４５モル、プ
ロピレングリコール１０．３モルを反ＦＪｔｌ成分とし
てＮ、ガス雰囲気下１２０〜２１０℃でエステル化反応
させ酸価２６の不飽和ポリエステル樹脂を合成した。次
いでこの樹脂をスチレンモノマーに溶解し樹脂分７０重
ｔ％の溶液にＡｌ［する−方、ハイドロキノンを２５０
ｐｐｍ 添加配合し、不飽和ポリエステル樹脂溶液をａ
ｌｌ製した。
ロピレングリコール１０．３モルを反ＦＪｔｌ成分とし
てＮ、ガス雰囲気下１２０〜２１０℃でエステル化反応
させ酸価２６の不飽和ポリエステル樹脂を合成した。次
いでこの樹脂をスチレンモノマーに溶解し樹脂分７０重
ｔ％の溶液にＡｌ［する−方、ハイドロキノンを２５０
ｐｐｍ 添加配合し、不飽和ポリエステル樹脂溶液をａ
ｌｌ製した。
処理繊維（Ａ）：
１／４インチの チョツプドガラス繊維１００ 重ｔＷ
５ｔ−スチレンモノマー３０重筺部を用い加圧含浸した
。
５ｔ−スチレンモノマー３０重筺部を用い加圧含浸した
。
処理繊維（Ｂ）：
処理繊維内のスチレンモノマーの代りに、上伸己不飽相
ポリエステル樹脂溶液１００ 重量部、スチレンモノマ
ー３０重葉部の混合溶液３０重量部を使用した以外は、
処理繊維内と何ら代りない。
ポリエステル樹脂溶液１００ 重量部、スチレンモノマ
ー３０重葉部の混合溶液３０重量部を使用した以外は、
処理繊維内と何ら代りない。
実施例および比較例
表に示す組成で不飽和ポリエステル樹脂溶液、架橋剤、
低収縮化剤、触媒、離型剤を所定前ニーダ−に投入し、
２０分分間外に混練した。次いで処理繊維内・（Ｂ）、
無処理繊維、を表に示す配合量を投入し３分間混練しパ
テ状の成形材料を製造した。上記によって調整した成形
材料を圧縮成形機を用い下記の成形条件で１００ｍｍφ
×２ｍｍｔ の円板を成形した。
低収縮化剤、触媒、離型剤を所定前ニーダ−に投入し、
２０分分間外に混練した。次いで処理繊維内・（Ｂ）、
無処理繊維、を表に示す配合量を投入し３分間混練しパ
テ状の成形材料を製造した。上記によって調整した成形
材料を圧縮成形機を用い下記の成形条件で１００ｍｍφ
×２ｍｍｔ の円板を成形した。
金型ｉｍ度 １５０〜１６０℃
成形圧力 ５０〜５５ ｋｇ／ｃｍ”成形時間 １
８０ Ｓｅｃ
８０ Ｓｅｃ
Claims (1)
- 不飽和ポリエステル樹脂、架橋剤、低収縮化剤、充てん
剤および補強繊維等を配合してなる不飽和ポリエステル
成形材料において、予め該成形材料の液状成分で補強繊
維を処理することを特徴とする電気絶縁材料の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12202184A JPS612747A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 電気絶縁材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12202184A JPS612747A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 電気絶縁材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS612747A true JPS612747A (ja) | 1986-01-08 |
Family
ID=14825618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12202184A Pending JPS612747A (ja) | 1984-06-15 | 1984-06-15 | 電気絶縁材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS612747A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03294471A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-12-25 | Kobe Steel Ltd | チタン板の製造方法 |
| EP0930343A3 (en) * | 1998-01-16 | 2000-05-31 | Landec Corporation | Low profile additives for crosslink resins |
| JP2009286839A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Kyocera Chemical Corp | 熱硬化性成形材料および成形体 |
| US20200318684A1 (en) * | 2017-12-20 | 2020-10-08 | Ntn Corporation | Mechanical component and method for manufacturing mechanical component |
-
1984
- 1984-06-15 JP JP12202184A patent/JPS612747A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03294471A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-12-25 | Kobe Steel Ltd | チタン板の製造方法 |
| EP0930343A3 (en) * | 1998-01-16 | 2000-05-31 | Landec Corporation | Low profile additives for crosslink resins |
| JP2009286839A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Kyocera Chemical Corp | 熱硬化性成形材料および成形体 |
| US20200318684A1 (en) * | 2017-12-20 | 2020-10-08 | Ntn Corporation | Mechanical component and method for manufacturing mechanical component |
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