JPS61213094A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は発光素子及び受光素子を有して洗濯水の透明度
を検出する透明度検出装置を備えた洗濯機に関する。

［発明の技術的背景］ 従来より、この種洗濯機においては、発光素子として発
光ダイオードを用い又受光素子としてホトトランジスタ
を用い、これらを排水路もしくは洗い槽に対向状態に配
設して透明度検出装置を構成し、該透明度検出装置によ
り光透過度従って洗濯水の透明度（汚れ度合い）を検出
して洗濯運転に関する制御を行なう様にしている。

［背景技術の問題点］ ところで、この種洗濯機においては、発光ダイオード及
びホトトランジスタの取付は時に、これら発光ダイオー
ドとホトトランジスタとの光軸がずれて取付けられてし
まったり汚れが付着してしまったりすることがあり、而
して斯様に光軸がずれたまま若しくは汚れが付着したま
まで洗濯機が運転されると、透明度の検出精度が低下し
、洗濯運転の制御に支障を来たす虞があった。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、透明度検出装置における光軸のずれや汚れの付着
といった不具合の有無を確認できて、その不具合に対処
でき、しかもその確認のための構成を簡素になし得る洗
Ｎ機を提供するにある。

［発明の概要］ 本発明は、検査装置によって、透明度検出装置の光透過
度を検査しその検査結果を洗濯機が本来的に備えた行程
表示用等の表示部に表示させるようにしたものである。

［発明の実施例］ 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。

まず、洗濯機の操作パネルを示す第２図において、１は
電源スィッチ、１ａは一時停止スイッチ、２及び３は標
準及び節約の各スタートスイッチ、４乃至８は、給水、
洗い、排水、すすぎ。

脱水等の行程にあってその一つの行程もしくは複数の行
程を選択的に実行させるセレクトスイッチ、９乃至１４
は実行中の各行程を表示する表示部たる例えば発光ダイ
オードから成る表示ランプである。次に第３図において
、１５は洗い槽、１６はこの洗い槽１５の底部と連通ず
る排水管である。

１７は透明度検出装置で、この透明度検出装＠１７は、
発光素子たる発光ダイオード１８と受光素子たるホトト
ランジスタ１９とを有して成り、発光ダイオード１８と
ホトトランジスタ１９とを、排水管１６の外周部におい
て該排水管１６の透光部１６ａを挟んで対向する様に取
付けている。そして該透明度検出装置１７の電気回路構
成は、第４図に示す如くである。即ち、直流電源端子Ｖ
ｃｃとアースとの間に、ＰＮＰ形のトランジスタ２０の
フレクタ、エミッタ及び抵抗２１並びに前記発光ダイオ
ード１８を直列に接続すると共に、この直列回路と並列
に、抵抗２２及び前記ホトトランジスタ１９から成る直
列回路を接続している。この場合、ホトトランジスタ１
９が発光ダイオード１８から受ける光量に基き出力端子
０から検出電圧をこれと反比例する光透過度として出力
する様になっており、この光透過度によって洗濯水の透
明度を検出するものである。又、第１図において、２３
はマイクロコンピュータ２４とＡ／Ｄ変換器２５ａ及び
Ｄ／Ａ変換器２５ｂとを有して成る検査装置であり、−
Ｆ記マイクロコンピュータ２４は、洗濯行程制御用プロ
グラムの他に該検査制御用プログラムを保有しており、
洗濯運転に先立つ前記各スイッチ２乃至８の所定操作に
よって、洗濯行程用プログラムに基き洗濯行程を制御す
ると共に、表示ランプ９乃至１４を適時点灯及び消灯さ
せ、又、前記各スイッチ１乃至８の特定操作によって、
検査制御用プログラムに基き検査制御を行なう様になっ
ている。ここで、検査制御実行のための上述の特定操作
は、洗濯運転のための通常のスイッチ操作とは異なるも
のであり、この場合、セレクトスイッチ４乃至８を同時
に投入しつつ電源スィッチ１を投入する操作を特定操作
としている。尚、洗濯運転中での透明度検出装置１７に
よる光透過度の変化特性は第６図に示す如くである。

さて、上記構成において、透明度検出装置１７の検査を
行なう場合につき説明するに、まず、前述したスイッチ
の特定操作をすると、直流電源端子ＶＣＣに直流電圧が
印加されると共に、マイクロコンピュータ２４がその検
査制御用プログラムを実行する。これによって、マイク
ロコンピュータ２４からＤ／Ａ変換器２５ｂを介してト
ランジスタ２０にベース電圧が与えられ、この結果、発
光ダイオード１８が通電されてこれが発光し、該発光ダ
イオード１８からの光をホトトランジスタ１９が受け、
その受光量に応じた光透過度が出力端子０から出力され
る。この光透過度はＡ／Ｄ変換器２５ａを介してマイク
ロコンピュータ２４に与えられ、この光透過度がマイク
ロコンピュータ２４の内部ＲＯＭに設定された正常値で
ある場合、６個の表示ランプ９乃至１４のうち６〜４個
（５個点灯状態を第５図に示す）が点灯され、異常値で
ある場合、その全部が消灯されたままであるが若しくは
１〜３個が点灯される。尚、この場合、その点灯された
表示ランプの個数によって光透過度の大小を知ることが
できる。ここで、表示ランプ９乃至１４のうち点灯され
たものが３個以下である場合には、これをもって発光ダ
イオード１８及びホトトランジスタ１９とに光軸のずれ
若しくは汚れ等の異常があることが確認される。従って
これに基いて光軸のずれを修正したり汚れを除去したり
して、その対処を行ない得る。

尚、通常の洗濯運転中においては、マイクロコンピュー
タ２４はこれに与えられる光透過度に基きＤ／Ａ変換器
２５ｂを介してトランジスタ２０に与えるベース電流を
調整して光量のレベルを補正すると共に、該光透過度の
変化に応じて行程の制御を行なう。

この様な本実施例によれば、透明度検出装置１７の光透
過度を検査してその検査結果を表示ランプ９乃至１４に
表示させる様にしたので、透明度検出装置１７における
発光ダイオード１８とホトトランジスタ１９とに光軸の
ずれや汚れの付着という異常が生じた場合に、これを確
認でき、よって、その異常に対処できて、洗濯水の透明
度検出精度を良好に得ることができる。ちなみに、洗濯
運転中の光透過度は第６図に示した如く、上下レベル差
が大きく、従って、洗濯水の透明度検出精度が低下する
と、洗濯運転に大きな支障を来たすが、本実施例によれ
ば、洗濯運転を支障なく行ない得る。しかも、検査装置
２３による検査結果を、本来的に洗濯機が行程表示用と
して備えた表示ランプ９乃至１４に表示させるので、別
の表示手段を設けずに済み、よって、その異常確認のた
めの構成を簡素ならしめ得る。

特に本実施例によれば、スイッチ１乃至８の特定操作に
よって、検査装置２３を動作する様にしたので、斯様な
検査を必要としない使用者側において、洗濯運転に関す
る操作時にその検査が行われるという問題もなくし得る
。。

尚、上記実施例では、表示部として行程を表示する表示
ランプ９乃至１４を例示したが、表示部として時間等を
表示する７セグメント表示部を有する洗濯機においては
、これに数字表示させる様にしてもよい。

その他本発明は上記実施例に限定されず、要旨を逸脱し
ない範囲内で種々変更して実施できる。

［発明の効果］ 本発明は以上の記述にて明らかな様に、透明度検出装置
に光軸のずれや汚れの付着等の異常があった場合にこれ
を確認でき、よってその異常に対処でき、しかも、その
異常確認のための構成を簡素ならしめ得るという優れた
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はブロック図、
第２図は操作パネルの正面図、第３図は透明度検出装置
部分の縦断側面図、第４図は透明度検出装置の電気回路
図、第５図は表示ランプの点灯モードを示す図、第６図
は光透過度の変化特性を示す図である。 図中、１乃至８はスイッチ、９乃至１４は表示ランプ（
表示部）、１６排水管、１７は透明度検出装置、１８は
発光ダイオード（発光素子）、１９はホトトランジスタ
（受光素子）、２３は検査装置、２４はマイクロコンピ
ュータである。 出願人　　株式会゛社　　東　　芝 第　１２ 第３図 第５図 「−］ ′　洗（、第１゛脱札　゛ ’＄６１１２１ 時間

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯運転制御に関連するスイッチ及び表示部と、発
   光素子及び受光素子を有して洗濯水の透明度を検出する
   透明度検出装置と、該透明度検出装置の光透過度を検査
   してその検査結果を前記表示部に表示させる検査装置と
   を具備して成る洗濯機。 ２、検査装置はスイッチの特定操作によって動作する様
   になっていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の洗濯機。