JPS61200438A - 婦人用体温測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は婦人用の体温測定装置に関し、特に毎朝の測
定操作の煩雑さを解消する婦人用体温測定装置に関する
。

〔従来技術〕

一般に受胎調節の判定手段として基礎体温法が用いられ
ている。婦人の基礎体温は月経から***までの低温期と
、***から月経までの高温期の２期性を示し、毎日基礎
体温を測定することにより、その測定結果に基づいて受
胎期及び不妊期を求めるものである。

基礎体温を測定するには、早朝起床前に行なうのがよい
とされ、しかも毎日法められた時に正確に測定されるこ
とが要求されている。毎朝法められた時間に正確に測定
し、測定した体温を記録するのは煩わしいことである。

このように煩わしい測定操作のため、つい決められた時
以外に測定したり、読み取り誤差や記入ミス等があった
りして正確な基礎体温が得られない場合が多い。

そこで、電子式の体温計にして測定精度を高め、しかも
短時間で測定できるものを使用し、測定結果を記憶でき
るようにしたものが種々提案されている。

例えば、体温データを記憶するについて、記憶装置にデ
ータ記憶開始時刻から所定時間だけ駆動する時刻設定回
路と駆動回路を設け、予め設定した時刻から所定時間内
に測定したデータのみを有効として記憶させるようにし
たもの（特開昭５５−１１０９２８号）１体温データを
３０日間分記憶してグラフ表示をさせるようにしたもの
（特開昭５６−１５８６４０号、特開昭５７−１９３６
号）、記憶したデータを演算して受胎期及び不妊期を報
知したり、妊娠の可否等の表示もさせるようにしたちの
く特開昭５６−４０１２８号、特開昭５７−１７１２２
８号、特開昭５８−８６４２７号）等がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記した種々の婦人体温計では毎朝の体温測定について
、正確に、より早く測定できる点、並びに測定結果を自
動的に記憶し１力月分の累積データとして処理できる点
において、測定者の測定操作の煩わしさを解消し、読み
取り誤差や記入ミス等をなくしている。

しかしながら、毎朝の定時に起床し体温を測定する操作
自体は、所要時間が短縮され、測定に伴う付随操作が軽
減されるといっても依然手操作によって行なわねばなら
ない、毎朝の習慣化した生活リズムに自然一体化して行
なわれる場合には苦にならないことであるが、特に早゛
朝の時間帯に斯る測定操作を生活リズムの関係から無理
を強いて行なわねばならない職業環境にある女性にとっ
ては煩わしい操作であることに変わりはない。

そこでこの発明は、毎朝定時における基礎体温測定の手
操作自体をなくし上記煩雑さを解消するためになされた
ものであり、毎朝の定時に自動的に基礎体温を測定し、
起床後のリラックスした状態で測定データを処理するこ
とができる婦人用体温測定装置の提供を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る婦人用体温測定装置は、上記問題点を解
決するため互いに離合自在の下記の構成体からなる。

ａ）体温を測定する測温部と、この測温部からの体温デ
ータを記憶する記憶部と、この記憶部へのデータ取り込
み時刻を設定する時刻設定部とを備え、前記測温部を肌
に密着させるようにしたセンサー体。

ｂ）　ａ）のセンサー体を着脱自在に装着する装着部と
、この装着部にセンサー体を装着した際にセンサー体の
前記記憶部に記憶した体温データを取り込んで演算する
演算部と、この演算部からのデータを累積して記憶する
記憶部と、各種データ及び演算処理結果を表示する表示
部と。

前記装着部に装着されたセンサー体の前記時刻設定部に
対し前記演算部を介して設定時刻を指令するとともに、
前記演算部への各種演算指令を与えるキー操作部とを備
えてなるデータ処理本体。

〔作　　用〕

この発明に係る婦人用体温測定装置は上記のように構成
されるので、センサー体の形状を。

測温部を肌に密着させ被測定者の下着等の衣類及びその
他の物、例えばブラジャーの脇部に設けたポケットに内
装できる形としてこれを内装しておき、センサー体の時
刻設定部に早朝のある時間を設定しておけば、自動的に
体温が測定され記憶部に体温データが記憶される。起床
後センサー体をデータ処理本体の装着部に装着し結合す
れば、体温データが取り込まれデータ処理本体の記憶部
に記憶され、表示部で表示される。日々のデータは順次
記憶部に累積して記憶各種演算処理された結果が表示部
で表示される。

センサー体をデータ処理本体に結合した状態でキー操作
部からセンサー体の時刻設定部へ所望の測定時刻を設定
指令することができる。

〔実　施　例〕

第１図はこの発明に係る婦人用体温測定装置の実施例を
示し５特にデータ処理本体（１）をコンパクト型に構成
し、見開いた状態にしてセンサー体（２）を装着部（６
）に装着した状態を示す平面図である０体温、日付、時
刻等を表示する表示部（３）、警報音を発するスピーカ
（４）、各種警報情報を表示する警報表示部（５）、使
用機能を選択し指令を与えるキー操作部（７）が装備さ
れ外観を図示のように形成している。第２図はセンサー
体（２）の外観を示す斜視図であり、第３図に示すよう
に被測定者の衣類、例えばブラジャーの脇部に設けたポ
ケット（９）に内装され、サーミスタ等で構成されたセ
ンサー（１０）が肌に密着する形状をしている。就寝時
に違和感を与えないように全体形状を薄く形成している
。

（８）は表示部で測定した体温が表示される。

これら外観のデータ処理本体（１）とセンサー体（２）
との構成を第４図に示す。センサー体（２）はセンサー
（１０）からの温度信号をデジタル信号に変換するＡＤ
変換器（１１）と、変換された体温信号を記憶する記憶
部（１２）と、測定した体温を表示する表示部（８）と
からなり、さらに後述するデータ処理本体（１）との結
合状態において与えられる指令より測定時刻が設定され
、設定時刻において体温データの記憶を指示する時計機
能を有した時刻設定部（１３）とから構成されている。

一方データ処理本体（１）は、装着部（６）にセンサー
体（２）を装着した際に、記憶部（１２）の体温データ
を取り込み、後述する各種機能のた°めの演算処理を行
なう演算部（ＣＰ　Ｕ）（１５）を中心に構成されてい
る。記憶部（１６）は演算部（１５）との間で信号をや
り取りし、演算部（１５）が取り込んだ日々の体温デー
タを少なくとも１力月分累積して記憶するメモリ容量を
を七でいるが、これら記憶される日々の体温データは時
計機能部（１４）により出力される日付データ等も併せ
て記憶される。体温データ並びに日付、時刻等は必要に
応じて呼び出せ表示部（３）で表示されるが、常時は現
在時刻が表示される。また、警報表示部（５）は１力月
分累積して記憶される体温データに基づいて演算部（１
５）で演算処理される結果を告知する。その内容が特に
注意を促す必要がある場合にはスピーカ（４）により警
報音が発せられる。日々のデータの表示と現在時刻表示
の切換え、演算処理の指令はキー操作部（７）からのキ
ー人力指令によって行なわれる。またセンサー体（２）
を結合させた場合に、このキー操作部（７）より演算部
（１５）を介して時刻設定部（１３）へ指令でき体温を
測定すべき時刻の測定が行なわれる。上記センサー体（
２）、データ処理本体（１）における電源電圧供給用の
メイン電池並びに記憶部のデータ消去防止用のバックア
ップ電池については図示を省略しである。

このように構成された婦人用体温測定装置により基礎体
温を測定するには、まずセンサー体（２）をデータ処理
本体（１）の装着部（６）に装着し結合して後、キー操
作部（７）より測定時刻を設定する。そして就寝前に第
３図に示すような形態により測定部位にセンサー体（２
）のセンサー　（ｉｏ）が当接するようにセットしてお
く。設定時刻になれば自動的に体温が測定され、測定さ
れた体温データは記憶され保持される。起床後。

リラックスした状態でセンサー体（２）を取り外し、デ
ータ処理本体（１）に装着すればその日の体温データが
取り込まれ、順次累積して記憶される。

第５図に実施例装置におけるデータ処理本体の諸機能に
基づく使用表示例を具体的に示す。

同図（ａ）は現在時間の表示、（ｂ）は月日の表示、（
ｃ）はセンサー体（２）を結合させた際しこキー操作に
よる測定設定時刻を表示した状態を示す。

（ｃｌ）はセンサー体（２）を結合させた際に測定され
た体温と測定日時が同時に表示された状態又は記憶した
データを日別に呼び出゛して表示した状態を示す。（ｅ
）は測定され記憶されたデータよりその月の***日と測
定日時が同時に表示された状態を示す。（ｆ）はデータ
処理によりその月の月経が始まる月日を予告表示した状
態を示す。（ｇ）は月経の前日において月経表示ランプ
が点滅している状態を示す。（ｈ）は体温データの累積
よりホルモンのアンバランスや妊娠の可能性が大きいと
判定される場合に警告ランプが点滅表示している状態を
示す、（ｉ）はその日の体温が風邪等による発熱があっ
て平常体温より高い場合に注意ランプが点滅している状
態を示す。特に（ｇ）（ｈ）（ｉ）の状態ではスピーカ
（４）からも警報音が発せられる。

これら各表示機能は日々の基礎体温のデータが確実、正
確に得られることにより演算部で容易に実現処理できる
が、被測定者の個人差を配慮し、処理基準をソフト的に
補正できるようにすることで、より信頼性の高い警報表
示をすることができる。

また、データ処理本体（１）とセンサー体（２）の形態
は上記実施例に限定されるものではなく、特にセンサー
体においては種々の形態が考えられる０例えば、測温部
を肌に密着させる手段は、上記実施例の他、クリップ構
造のものを設けてそれにより衣類等につけてもよい、ま
た、粘着テープ等により測温部を肌に密着させてもよい
。

要は測定部位において装着の違和感を与えないようにし
て、被測定者の下着等の衣類及びその他の物に取り付け
られ肌に密着させるようにすればよい。

〔効　　果〕

上記したようにこの発明によれば、毎朝の定時における
基礎体温の測定が自動的に行なわれるので、従来のよう
な測定のための煩わしい手操作を不要にし、毎日確実に
必要なデータを得ることができる。しかもデータはセン
サー体に保持され、起床後のリラックスした時にデータ
処理本体に結合することにより累積的に記憶され、記録
する煩わしさも解消するとともに、毎日の確実で正確な
データを累積して処理できるので、月経予告等の報知も
信頼性高く得ることができ、婦人の健康管理に大いに役
立つ婦人用体温測定装置を提供できたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の１実施例であるコンパクト型に形成
した婦人用体温測定装置の見開いた状態での内部外観を
示す平面図、第２図はセンサー体の外観を示す斜視図、
第３図はセンサー体を被測定者に着装させる際の形態を
説明する図、第４図は実施例装置の構成を示すブロック
図、第５図（ａ）〜（ｉ）は実施例における使用表示状
態を各種説明するための図である。 （１）・・・データ処理本体　（２）・・・センサー体
（３）・・・表示部　　　　　（４）・・・スピーカ（
５）・・・警報表示部　　　（６）・・・装着部（７）
・・・キー操作部　　　（ｌＯ）・・・センサー（１１
）・・・ＡＤ変換器　　　（１２）　（１６）・・・記
憶部（１３）・・・時刻設定部　　　（１５）・・・演
算部第１図 第３図 第５図 （１）３　　　　　　　　　（Ｃ） （ｅ）　　　　（ｆ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに離合自在の下記の構成体からなる婦人用体温
   測定装置。 ａ）体温を測定する測温部と、この測温部からの体温デ
   ータを記憶する記憶部と、この記憶部へのデータ取り込
   み時刻を設定する時刻設定部とを備え、前記測温部を肌
   に密着させるようにしたセンサー体。 ｂ）ａ）のセンサー体を着脱自在に装着する装着部と、
   この装着部にセンサー体を装着した際にセンサー体の前
   記記憶部に記憶した体温データを取り込んで演算する演
   算部と、この演算部からのデータを累積して記憶する記
   憶部と、各種データ及び演算処理結果を表示する表示部
   と、前記装着部に装着されたセンサー体の前記時刻設定
   部に対し前記演算部を介して設定時刻を指令するととも
   に、前記演算部への各種演算指令を与えるキー操作部と
   を備えてなるデータ処理本体。 ２、センサー体の形状を、測温部を肌に密着させ被測定
   者の衣類に設けたポケットに内装できる形状とした特許
   請求の範囲第１項記載の婦人用体温測定装置。