JPS61143355A - N−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの製造方法 - Google Patents

N−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの製造方法

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JPS61143355A
JPS61143355A JP26484584A JP26484584A JPS61143355A JP S61143355 A JPS61143355 A JP S61143355A JP 26484584 A JP26484584 A JP 26484584A JP 26484584 A JP26484584 A JP 26484584A JP S61143355 A JPS61143355 A JP S61143355A
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pyrrolidone
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acetaldehyde
hydroxyethyl
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はN−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの製
造方法に関するものである・  11−(α−ヒドロキ
シエチル)ピロリドンは、例えば、下記反応式に従って
N−ビニルピロリドンを与える有用な原料物質である。
〔従来の技術〕
第λi/環状アミドとアセトアルデヒドを反応させてN
−(α−ヒドロキシエチル)環状アミドを製造する方法
は公知である。
例えば、特公昭as−taJざ3号公報には。
WI−級環状アミドとアセトアルデヒドを酸性または塩
基性触媒の存在下、液−液接触によシ反応させてN−(
α−ヒドロキシエチル)/!環状アミドな得、次いで、
これを熱分解してN−ビニルアミドを製造する方法が開
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この方法では生成するN−(α−ヒドロ
キシエチル〕ピロリドンの収率が低いという問題がある
例えば、上記特許公報実施例3では最終生成物であるN
−ビニルピロリドンの収率の記載しかないが、N−(α
−ヒドロキシエチル〕ピロリドンの熱分解によるN−ビ
ニルピロリドンへの転換率が100q&であると仮定し
ても、 N −(α−ヒドロ中シエチルンピロリドンの
収率は約zo%に過ぎない。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、従来法に比し高収率でN−(α−ヒドロキシ
ェチル)ピロリドンを製造する方法を提供することを目
的とし、−一ビロリドンとアセトアルデヒドを反応させ
てH−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンt/製造す
るに当り、液体状の2−ピロリドンと気体状のアセトア
ルデヒドを、塩基性触媒の存在下、接触させることによ
って反応を行わせることでこれを解決し本発明方法は、
液体状の2−ピロリドンと気体状のアセトアルデヒドを
塩基性触媒の存在下、反応させることを必須要件とする
ものである。
反応は気液反応を行なう任意の反応装置を用いて行なう
ことができ、通常、攪拌槽内に2−ビロリドンを仕込み
、これに気体状のアセトアルデヒドを連続的に攪拌槽内
に供給する方法、好ましくは気体状のアセトアルデヒド
を2−ピロリドンの液中に供給する方法が用いられる。
反応は通常非連続的に行なわれるが、連続的に行なうこ
とも可能である。
本発明で用いられる触媒としては、一般的な塩基性化合
物、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属及び第4
級アンモニウム等の水酸化物;第3級アミン、強塩基性
あるいは弱塩基性に作用するイオン交換樹脂及び強塩基
と弱酸からなる弱塩基性塩等、いずれを使用してもよく
具体的には例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム及
びカルシウムの水酸化物;有機酸、フェノール類、亜硫
酸、亜リン酸、ピロリン酸。
リン酸、炭酸、ホウ酸、メタケイ酸等の弱酸とリチウム
、ナトリウム、カリウム等の塩基との塩、好ましくは、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウムを用いるのがよい。
使用する触媒の割合Fi、コービロリド7に対し& 0
.000/ 〜/ 0モル−1好ましくは0.00 /
〜1モルチ、更に好ましくは0121〜O0jモルチが
よい。触媒量がこれよシ少ない場合には反応速度及び気
体状アセトアルデヒドの吸収速度が著しく低下し、また
、触媒量がこれよシ多い場合にi2−ピロリドンの反応
率が低下する。
反応温度は通常−10〜60℃、好ましくはθ〜q0℃
の範囲から選択される。60℃以上の温度で実施した場
合には、生成物であるN−(α−ヒドロキシエチル)ピ
ロリドンの分解及びアセトアルデヒドの縮合が起こL−
io℃以下の温度で実施した場合には1反応が極めて遅
くなる。
2−ピロリドンとアセトアルデヒドの反応は無溶媒でも
溶媒共存下でも実施することができるが%2−ピロリド
ンの融点(13℃14下で実施する場合には、2−ピロ
リドンを溶解する溶媒の存在下で実施するのが好ましい
。溶媒としては、水;メタノール、エタノール等のアル
コール類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素;エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類
;酢酸エチル等のエステル類が挙げられる。溶媒の使用
量は通常2−ピロリドンに対し、0.0/−6重量倍の
範囲から適宜選択される。
1−ピロリドンに対するアセトアルデヒドのモル比は通
常0.7〜5.01好ましくはQ。7〜−9O1更に好
ましくはo、q〜/、4の範囲が適当である。
モル比が本範囲以下であれば、2−ピロリドン基準、ア
セトアルデヒド基準のH−(α−ヒドロキシエチル)ピ
ロリドンの選択率は高いが、2−ピロリドンの反応率が
減少し、モル比が本範囲以上であれば、−一ビロリドン
の反応率は増大するが、アセトアルデヒド基準のN−(
α−ヒトロキシエチル)ピロリドンの選択率は減少する
尚、反応途中生成したN−(α−ヒドロキシエチル)ピ
ロリドンを析出させた後1反応な続行することによシ、
さらに収率な上げることができる。
この場合には、2−ピロリドンに対しアセトアルデヒド
を小過剰に加え、−一ビロリドンの反応率が50〜?7
モルチ、好ましくは60〜97モルチ、更に好ましくは
70〜デフモル係となった時点で、−一〇−コ!℃、好
ましくは0−10℃に冷却するか、または小量のN −
(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンを結晶核として添
加、あるいはこれらを併用することによって結晶を析出
させる。
一一ピロリドンの反応率が60モル優以下である場合に
は、結晶の析出が困難であシ%?7モル優以上であれば
結晶析出は容易であるが、−一ピロリドンの反応率を9
7モル係以上に上げるには、大過剰のアセトアルデヒド
を用いなければならず、不利となる。
結晶を析出させる場合には、N−(α−ヒドロキシエチ
ル〕ピロリドンの結晶を溶解せずに結晶を分散させる分
散媒を用いることが好ましい。
結晶化の分散媒はあらかじめ反応開始時に共存させてお
いてもよいし、結晶析出直前に加えてもよい。ただし、
15℃以下で反応を実施し結晶を析出させる場合には、
2−ピロリドンを溶解し、H−(α−ヒドロキシエチル
)ピロリドンの結晶を溶解せずに分散させる分散媒を反
応開始時に共存させるのが好ましい。分散媒とヒ しては、2−ピロリドンZN−(α−ヒドロキシエチル
)ピロリドンを溶解しにくいシクロヘキサン、ヘキサン
、ヘプタン等の脂肪族炭化水素;2−ピロリドンを溶解
するがb N (α−ヒドロキシエチル)ピロリドンを
溶解しにくいベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素;エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
類;酢酸エチル等のエステル類等が挙げられる。分散媒
の使用量は、通常2−ピロリドンに対し、O12〜3重
量倍の範囲から適宜選択される。
また、冷却し、結晶核を添加する代わシに更にアセトア
ルデヒドを供給することによシ、N−(α−ヒドロキシ
エチル)ピロリドンの収率な向上させることができる。
〔実施例〕 次に実施例によシ本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限υ以下の実施例に限定され
るものではない。
比較例1 ゜フッ素樹脂製の攪拌翼を備えた攪拌機、温度計及び還
流冷却器を備えた一〇〇mlの1つロフラスコにg j
、/ 、Pの2−ピロリドンとell、//iのアセト
アルデヒドを入れ、激しく攪拌した。
0、JIlの水酸化ナトリウム(2−ピロリドンに対し
0.73モルes)を加え、70℃に保ちながら還流下
50分反応した。
反応後、液体クロマトグラフィーによって生成物を分析
したところ、2−ピロリドンの反応率J7.j−%、 
 2−ピロリドン基準のN−(α−ヒドロキシエチル)
ピロリドンの選4F?lはqコ0gチであった。
比較例コ フッ素樹脂製の攪拌翼を備えた攪拌機1滴下漏斗、温度
計及び冷却管を備えたλoorstの4つロフラスコノ
にzz、itiの2−ピロリドンとo、o s iの炭
酸カリウム(2−ピロリドンに対し0.θJ6モルチ)
を入れ50℃に保った。滴下漏斗にM2C,/l/のア
セトアルデヒドを入れ、J、S時間かけて滴下した。
反応後、液体クロマトグラフィーによって生成物を分析
したところ、−一ビロリドンの反応率−0,7%、アセ
トアルデヒドの反応率442.3qb、2−ピロリドン
基準のN−(α−ヒドロキシエチルンピロリドンの選択
率は100%であった。
導入管、温度計及び排気管を付した氷冷冷却管を備えた
200−〇ダつロフラスコの排気管に少量の流動パラフ
ィンを入れたトラップを接続した。ニードルパルプを備
えた1001R1の耐圧ガラス製容器にアセトアルデヒ
ド約zslfa:採取し、ニードルパルプを閉じ%72
スコのガス導入管にフッ素樹脂チューブで接続した。フ
ラスコにI!、/1ioJ−ピロリドンとポリリン酸/
、Jlを加え50℃の水浴で保温しつつ激しく攪拌した
。耐圧ガラス製容器を50℃に保温しニードルパルプを
開き、ガス導入管からアセトアルデヒドを反応液中にガ
ス状で吹き込んだ。
流動パラフィンを入れたトラップを観察し、アセトアル
デヒドがトラップからガス状で漏れない範囲内で最大限
に供給されるようにニードルパルプを調節しつつ反応し
た。4441./ 9のアセトアルデヒドを供給するの
にJ、S時間を要し虎。アルデヒドの供給終了後反応液
を液体りaマドグラフィーによって分析したところ、2
−ピロリドンの反応率gq、i%、  2−ピロリドン
基11k17) N −(α−ヒドロキシエチル)ピロ
リドンの選択率はダJ、7優であった。
比較例亭 ポリリン酸へJIiの代わシに5sfb塩酸コI(2−
ピロリドンに対し、1.9モルチ〕を用いた以外は比較
例Jと同様に反応を行なった。
−一ビロリドンの反応率50優、−一ビロリドン基準O
N −(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの選択率は
/?、?係であった。
比較例よ フッ素樹脂製の攪拌翼を備えた攪拌機、温度計、氷冷冷
却管な備えた一〇〇dのダつロフラスコにgz、ti(
tモルフのコーピaリドンと66.0.p (/、よモ
ルフのアセトアルデヒドを加え、水浴によfi 、? 
0 ’Cに保った。炭酸カリウムo、o t 、p (
−一ピロリドンに対し0.036モル%)を加え3時間
攪拌した。発熱は見られなかった。反応後液体クロマト
グラフィーにより生成物を分析したところ、2−ピロリ
ドンの反応率に4A、0%、2−ピロリドン基準のN−
(α−ヒドロキシエチル〕ピaリドンの選択率は100
チでめった。
導入管、温度計及び排気管を付した氷冷冷却管な備えた
コOO―の弘つロフラスコの排気管に少量の流動パラフ
ィンを入れたトラップを接続した。ニードルパルプを備
えた100RIの耐圧ガ5ス製容器にアセトアルデヒド
約35Iを採取し、ニードルパルプを閉じ、フラスコの
ガス導入゛管にフッ素樹脂チューブで接続した。フラス
コにI!、111の一一ピ四リドンと炭酸カリウム0.
0よI(2−ピロリドンに対しo、osbモルチ)を加
え、50℃の水浴で保温しつつ激しく攪拌した。耐圧ガ
ラス製容器を50℃に保温し、ニードルパルプを開き、
ガス導入管からアセトアルデヒドを反応液中にガス状で
吹き込んだ。流動パラフィンを入れたトラップを観察し
、アセトアルデヒドがトラップからガス状で漏れない範
囲内で最大限に供給されるようにニードルパルプを調節
しつつ反応した。
el、/Jのアセトアルデヒドを供給するのに3、!f
待時間要した。供給終了後反応液を液体クロマトグラフ
ィーによって分析したところ、コ−ピロリドンの反応率
E9J%、2−ピロリドン基準のN−(α−ヒドロキシ
エチル)ピロリドンの選択率デ9.1チであった。
実施例−〜を 触媒の種類、量、アセトアルデヒドの使用量を第1表に
示す化合物と値に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て反応を行なった。結果を第1表に示す。
導入管、温度計及び排気管を付した氷冷冷却管な備えた
s o omlのダっロフラスコの排気管゛に少量の流
動パラフィンを入れたトラップを接続した。ニードルパ
ルプを備えた3 00RI(D耐圧ガラス製容器にアセ
トアルデヒド約/209を採取し、ニードルパルプを閉
じ、7ラスコのガス導入管にフッ素樹脂チューブで接続
した。
フラスコにlコア、7 !I(へ!モル)の2−ピロリ
ドンと0.07!Ii(:i−ピロリドンに対し0.0
36モルts)の炭酸カリウムを加え、−3℃に保温し
、激しく攪拌した。耐圧ガラス製容器を、1O−QO℃
に保温し、ニードルパルプを開き、ガス導入管からアセ
トアルデヒドを反応液中にガス状で吹き込んだ。流動パ
ラフィンを入れたトラップを観察し、アセトアルデヒド
がトラップからガス状で漏れない範囲内で最大限に供給
されるように、ニードルパルプを調節しつつ反応した。
発熱によシ内温は50℃迄上昇した。7g、9、p(/
、79モル)のアセトアルデヒドを供給するのK J、
!r待時間要した。
反応液を液体クロマトグラフィーによって分析シたとこ
ろ、2−ピロリドンの反応率り5.9es1 2−ピロ
リドン基準のP!−(α−ヒドロキシエチル〕ピロリド
ンの選択率は100チであった。更にフラスコを攪拌し
つつ3℃に冷却し、結晶核としてN−(α−ヒドロキシ
エチル]ピロリドン3〜を投入するとio仕分後反応液
は白色結晶となり固化した。生成物を液体クロマトグラ
フィーによって分析したところ、−一ピロリドンの反応
率99.0%、コーピロリド7基準のN−(α−ヒドロ
キシエチルフピロリドンの選択率は/θ0チであった。
実施例IO 触媒量をo、izy<2−ピロリドンに対し0.07−
モル%)、アセトアルデヒドの使用量1gI:i’7.
ダJil (/、j Jモル)に変えたこと以外は実施
例デと同様に反応を行なった。
2−ピロリドンの反応率? b、t %、  2−ピロ
リドン基準のN−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドン
の選択率は1ooqbであった。
導入管、温度計及び排気管を付した氷冷冷却管な備えた
/llの参つロフラスコの排気管に少量の流動パラフィ
ンを入れたトラップを接続した。
ニードルパルプを備えた3oOtulの耐圧ガラス製容
器にアセトアルデヒド約ytyを採取し、ニードルパル
プを閉じ、フラスコのガス4人1Fにフッ素樹脂チュー
ブで接続した。
フラスコに1:1./l(1モル)の2−ピロリドンと
炭酸カリウム0.11g(,1−ピロリドンに対し0.
/ 1モルチ〕とiss、gi(−一ビロリドンに対し
へg重量倍〕のシクロヘキサンを加え−ざ℃の水浴で保
温しつつ激しく攪拌した。
耐圧ガラス製容器を50〜aO℃に保温し、ニードルパ
ルプを開き、ガス導入管からアセトアルデヒドを反応液
中にガス状で吹き込んだ。流動パラフィンを入れたトラ
ップを観測し、アセトアルデヒドがトラップからガス状
で漏れない範囲内で最大限に供給されるようにニードル
パルプを調節しつつ反応した。4!&、−71(/、0
.7モル)のアセトアルデヒドをフィードするのに3.
3時間を要した。発熱によシ内温はJO℃迄上昇した。
更にフラスコを攪拌しつつtr℃に冷却し、結晶核とし
て11−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンsytg
を投入するとio仕分後反応液は結晶化し、シクロへ牛
サンのためにスラリー状となった。温度がコロ℃迄上昇
したため8℃に冷却後1時間攪拌した。生成物を液体ク
ロマトグラフィーによって分析したところ、2−ピロリ
ドンの反応率デ?、j%% 2−ピロリドン基準のN−
(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの選択率は100
%であった。
実施例/J−/A 1−ピロリドンの使用量、触媒量、アセトアルデヒドの
使用量、溶媒の種類、溶媒の量、反応温度を第1表に示
す値に変えたこと以外は実施例1/と同様にして反応な
°行なった。
結果を第−表に示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、−一ピロリドンの反応率及び選択率の
いずれもが従来法に比して著しく向上する。その結果、
−一ピロリドンの反応率74〜ゾロモル係、−一ビロリ
ドン基準のN−(α−ヒドロキシエチルノピロリドンの
選択率El、100モルチが達成でき、更に反応途中に
おいてN−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンを析出
させた後、反応を続行させることによシ、−一ピロリド
ンの反応率?7〜デデ0gモルチ、2−ピロリドン基準
のN−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドン選択率り9
.7〜IOθモルチが達成できるようになった。
出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人弁理士 良否用   − ほか1名

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−ピロリドンとアセトアルデヒドを反応させて
    N−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンを製造するに
    当り、液体状の2−ピロリドンと気体状のアセトアルデ
    ヒドを塩基性触媒の存在下接触させることによつて反応
    を行わせることを特徴とするN−(α−ヒドロキシエチ
    ル)ピロリドンの製造方法。
  2. (2)アセトアルデヒドと2−ピロリドンの気液接触が
    、反応槽内に2−ピロリドンを仕込んだ後、アセトアル
    デヒドを連続的に供給することによつて行われることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)アセトアルデヒドの供給が、2−ピロリドンの液
    中に気体状のアセトアルデヒドを導入することによつて
    行われることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    製造方法。
  4. (4)反応温度が0〜40℃の範囲であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないしは第3項のいずれかに
    記載の製造方法。
  5. (5)2−ピロリドンの反応率が50〜97モル%の範
    囲内の反応途中において生成したN−(α−ヒドロキシ
    エチル)ピロリドンを析出させた後、反応を続行するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないしは第4項の
    いずれかに記載の製造方法。
JP26484584A 1984-12-15 1984-12-15 N−(α−ヒドロキシエチル)ピロリドンの製造方法 Granted JPS61143355A (ja)

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DE19853544134 DE3544134A1 (de) 1984-12-15 1985-12-13 Verfahren zur herstellung von n-((alpha)-alkoxyethyl) pyrrolidon
US07/151,589 US4837337A (en) 1984-12-15 1988-02-03 Process for producing pyrrolidone derivative

Applications Claiming Priority (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3073843A (en) * 1960-12-16 1963-01-15 Gen Aniline & Film Corp Preparation of n-hydroxymethyl pyrrolidone

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3073843A (en) * 1960-12-16 1963-01-15 Gen Aniline & Film Corp Preparation of n-hydroxymethyl pyrrolidone

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