JPS609081Y2 - タンクロ−リの配管構造 - Google Patents

タンクロ−リの配管構造

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Publication number
JPS609081Y2
JPS609081Y2 JP5096680U JP5096680U JPS609081Y2 JP S609081 Y2 JPS609081 Y2 JP S609081Y2 JP 5096680 U JP5096680 U JP 5096680U JP 5096680 U JP5096680 U JP 5096680U JP S609081 Y2 JPS609081 Y2 JP S609081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
switching valve
piping
tank
main pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP5096680U
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English (en)
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JPS56154245U (ja
Inventor
一成 添野
Original Assignee
東急車輌製造株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東急車輌製造株式会社 filed Critical 東急車輌製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タンクローりの配管構造の改良に係るもの
である。
一般に、石油類を運搬するタンクローりのシャシフレー
ム上面は、積荷(以下油という)を積んだ状態ではほぼ
水平となり、おろしたときには若干前側が低い状態とな
るように設計されている。
これはタンクローりの油積載時の走行性及び安全性等を
考慮したものである。
一方、荷おろしするガソリンスタンド等の路面は必ずし
も水平でなく若干傾斜している場合が多い。
したがって、これら変化する路面及び車両姿勢によって
油の荷おろし時に油の一部がタンク及び配管内に残存す
るという問題がある。
勿論、ポンプ等によって強制的に荷おろしすればこのよ
うな問題はないが、油等の危険物をガソリンスタンドの
地下貯蔵タンクに荷おろしする場合には安全性も考慮し
てポンプを使用しないのが規則であるため、前記問題を
解決するには至らない。
この考案は、上記問題を解決することを企図してなされ
たもので、路面及び車両姿勢にかかわらずタンク内及び
配管内の油を残らず迅速に荷おろしできるようにしたこ
とを特徴とするタンクローリの配管構造を提供しようと
するものである。
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の配管構造を有するタンクローりの側
面図で、シャシフレーム1上に搭載されるタンク2内は
仕切壁(図示せず)をもって複数の室に区画されており
、各室の底部に配設される各底弁3を連結する主配管4
と、車両長手方向に沿うこの主配管4のほぼ中間に切換
弁5を介して連結されかつ車両の左右方向に延びる補助
配管6とから成る配管系統がタンク2の下部のシャシフ
レーム1の上部のサブフレーム1′の内部に配列されて
いる。
この場合、タンク2の各室内の油は、底弁3を通って主
配管4内に導かれ、そして、切換弁5を通って補助配管
6に導かれた後、補助配管6の両端部に配設された吐出
弁7の吐出操作により左又は右の吐出口6a又は6bか
ら図示しない所定の貯蔵タンク内に荷おろしされるので
ある。
この際、配管内の油を残り無く吐出するためには底弁3
から吐出口6a、6b迄全てにわたり、多少の路面の傾
斜及びシャシフレーム1の傾斜を吸収しかつ若干この傾
斜を上回る傾斜を付ければ良いことになる。
しかし、このような構造にするには主配管4と補助配管
6とが交差した状態で主配管4に傾斜を付けなければな
らないためサブフレーム1′の高さHを高くしなければ
ならず、そのため車体が全体的に高くなるという不都合
が生じる結果となる。
そこで、この考案は上記問題を解決することを企図して
なされたもので、第2図及び第3図に示すように、主配
管4の前端部分aから補助配管6の上部に至る部分すを
補助配管6と接触しない範囲で下り勾配に形威し、この
部分すから後方に位置する切換弁接続部分Cまでを下方
に向けて急勾配にするとともに、主配管4の後端部分d
から切換弁接続部分Cに向って下り勾配に形威し、そし
て、前記主配管4の前端部分aの近傍部分と補助配管6
の一側の下部とを抜き取り管8で連結する。
この抜き取り管8には前記切換弁5に接続されたポンプ
(図示せず)と接続する抜き取り用切換弁9が配設され
ている。
上記のように構成されるこの考案の配管構造から荷おろ
しを行なう場合、補助配管6より後方部分にある底弁か
らの排出は、補助配管の位置に制約されず主配管4の傾
斜が大きくとれているので、配管14に油の残留がなく
行なわれる。
しかし、補助配管6より前方にある底弁からの排出時、
路面の状態等により、車体が前に傾くと、主配管4の前
端部分aと補助配管上方部分すとがほぼ水平に近い状態
となるので、路面及び車両の傾斜が累積された状態にお
いてはbがaより高くなり、主配管4のa、 b間に油
が残るが、前記路面及び車両の傾斜の累積分を吸収し得
るように傾斜上に配管された抜き取り管8を介して残っ
た油は補助配管6へ導かれ、所定の貯蔵タンクへ荷おろ
しすることができる。
この状態すなわち重力で荷おろしする時開放する抜き取
り用切換弁9は、タンク2内の油の排出又はタンク2内
へ油を吸い上げる時は閉止されるようになっている。
以上に説明したように、この考案の配管構造によれば、
路面及び車両姿勢にかかわらずタンク内及び配管内の油
を残らず迅速に荷おろしすることができるので、配送効
率の向上を図ることができ、また、貴重なエネルギ源で
ある油の有効利用を図れるなどの優れた効果が得られ、
その利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の配管構造を有するタンクローりの側
面図、第2図はこの考案の配管構造の概略平面図、第3
図は第2図の■−■線に沿う概略断面図である。 図において、3・・・・・・底弁、4・・・・・・主配
管、5・・・・・・切換弁、6・・・・・・補助配管、
6a、6b・・・・・・吐出口、7・・・・・・吐出弁
、8・・・・・・抜き取り管、9・・・・・・抜き取り
用切換弁、a・・・・・・主配管4の前端部分、b・・
・・・・主配管4の補助配管上方部分、C・・・・・・
主配管4の切換弁接続部分、d・・・・・・主配管4の
後端部分、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の室に仕切られたタンク2の各室毎に底弁3を配設
    し、これら底弁3ど連結する車体の長手方向に沿う主配
    管4から切換弁5を介して吐出口6a、6bへ積載液を
    流すようにしたタンクローリにおいて、前記吐出口6a
    、6bを有する補助配管6を前記主配管4のほぼ中央下
    方に直交させるとともに、前記主配管4の前端部分aか
    ら前記補助配管6の上方に至る部分すまでを補助配管6
    と接触しない範囲内で傾斜させ、前記部分すから前記切
    換弁5と接続する部分Cまでを下方に向う急勾配とする
    とともに、前記主配管4の後端部分dから前記切換弁接
    続部分Cまでを下り勾配に形威し、前記主配管4の前端
    部分aと補助配管6とを抜き取り管8をもって連結して
    威るタンクローリの配管構造。
JP5096680U 1980-04-17 1980-04-17 タンクロ−リの配管構造 Expired JPS609081Y2 (ja)

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JPS56154245U JPS56154245U (ja) 1981-11-18
JPS609081Y2 true JPS609081Y2 (ja) 1985-04-01

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ID=29645885

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2729388B2 (ja) * 1988-11-14 1998-03-18 東急車輌製造株式会社 タンクローリ用配管装置
JP4490855B2 (ja) * 2005-03-25 2010-06-30 東急車輛製造株式会社 タンクローリー用の配管構造

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JPS56154245U (ja) 1981-11-18

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