JPS6054026A - 液圧制御弁におけるフィ−ドバック機構 - Google Patents

液圧制御弁におけるフィ−ドバック機構

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JPS6054026A
JPS6054026A JP16231683A JP16231683A JPS6054026A JP S6054026 A JPS6054026 A JP S6054026A JP 16231683 A JP16231683 A JP 16231683A JP 16231683 A JP16231683 A JP 16231683A JP S6054026 A JPS6054026 A JP S6054026A
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pressure
piston
hydraulic
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玉田 稔郎
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TEKUNOORU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は液圧制御弁におけるフィードバック機構に関す
るものであり、特に、′ti、通路の途中に設けられて
ソレノイド、手動操作機構等のアクチュエータによって
正方向に移動させられるときはその液通路の上流側部分
の液圧を上昇させ、逆方向に移動させられるときはその
液圧を下降させる液圧制御部材を備えた液圧制御弁にお
いて、その液圧制御部材に液通路の上流側部分の液圧に
関連した力をフィードバックする機構に関するものであ
従来技術 上記フィードバック機構の一種に、液圧制御部材によっ
て制御される液圧によって作動するピストンと液圧制御
部材との間にスプリング等の弾性部材を介在させ、この
弾性部材にピストンの変位に対応した弾性力を発生させ
て、それを液圧制御部材にフィードバックするものがあ
る。
しかし、この形式のフィードバンク機構を備えた液圧制
御弁においては、液圧が急激に上昇させられる場合にオ
ーバシュートが発生し易い欠点があった。液圧制御部材
に対するフィードパ・ノクカは、ピストンが前進して弾
性部材を一定量弾性変形させなければ生じないものであ
るため、液圧の上昇が急激である場合にはフィードバッ
ク力がそれに追従して増大し得す、フィードパ・ノクカ
が一時的に過小となって液圧制御部材が本来停止すべき
位置を越えて移動し、液圧を一時的に目標値より高くし
てしまうこととなるのである。
発明の目的 ものであり、したがって、その目的とするところは、液
通路の途中に設げられ、アクチュエータによって正方向
に移動させられるときその液通路の上流側部分の液圧を
上昇させ、逆方向に移動させられるとき液圧を下降させ
る液圧制御部材を備えた液圧制御弁において、液圧制御
部材に液′J11路の上流側部分の液圧に関連した大き
さの力を液圧制御部材を逆方向に移動させる向きにフィ
ードバックする機構であって、液圧が急激に上昇させら
れる場合でもオーバシュートの発生を防止し、もしくは
低減させ得るフィードバンク機構を提供することにある
発明の構成 上記の目的を達成するために本発明に係るフィードハッ
ク機構は、(al互いに逆向きの受圧面にそれぞれ第−
室の液圧と第二室の液圧とを受ける原動ピストンと、f
bl液圧制御弁の液圧制御部材に直接または他部材を介
して間接に連結され、がっ、互いに逆向きの受圧面にそ
れぞれ第三室の液圧と第四室の液圧とを受ける従動ピス
トンと、(C)第−室に液通路の液圧制御弁によって液
圧を制御される部分の液圧を導き、第二室を第三室に連
通させ、第三室を第四室に絞り効果のある連通路で連通
させ、かつ、第四室を上記液通路の液圧制御弁より下流
側の部分に連通させる手段と、(d+原動ピストンと液
圧制御部材との間に設けられ、それらの相対位置の変化
に対応して変化する弾性力で液圧制御部材を逆方向へ付
勢する弾性部材とを含むように構成される。
発明の作用、効果 上記のように構成されたフィードバック機構は、定常状
態においては原動ピストンおよび従動ピストンが共に静
止し、弾性部材の弾性力がフィードバソク力として液圧
制御部材に加えられるのであるが、液圧が急激に上昇さ
せられる過程においては原動ピストンが高速で前進して
第二室と第三室との液圧を上昇させ、この液圧上昇によ
って従動ピストンに加えられる力が弾性部材の弾性力と
ともにフィードバソク力として液圧制御部材に加えられ
ることとなる。原動ピストンが前進すれば第二室の容積
が減少して、その第二室内の作動液がそれと連通させら
れている第三室へ、そして、さらに第三室から第四室へ
と押し出されるのであるが、この第三室と第四室とを連
通させている連通路は絞り効果のあるものとされている
ため、原動ピストンの前進速度が大きい場合には第二室
と第三室とに液圧が発生し、原動ピストンが前進途上に
あって弾性部材の弾性力がまだ十分に高められていない
時期においては、この液圧に基づく力によって弾性部材
の弾性力の不足が補われ、フィードバソク力の一時的な
不足によって液圧制御部材が本来の目標値を超えて移動
してしまうことが防止されるのである。
実施例 以下、本発明のいくつかの実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図において10は油圧制御弁の本体たるハウジング
であり、製作の都合上、三部分に分割されているが、組
付は後は一体のハウジングとじて機能する。このハウジ
ング10には圧力ボート12とドレンボート14とが設
けられており、圧力ボート12が絞り16を備えた管路
18によってポンプ回路20に接続されている一方、ド
レンボート14は管路22によってタンク24に接続さ
れている。したがって、タンク24からポンプ26によ
って汲み上げられた作動油の一部が管路18によって圧
力ボート12に導かれ、ドレンボート14から管路22
を経てタンク24へ戻されることとなる。
そして、この圧力ボート12からドレンボート14への
流路が、油圧制御部材としてのスプール28によって絞
られるようになっている。スプール28はハウジング1
0に形成されたスプール孔に実質的に油密に、かつ軸方
向に摺動可能に嵌合されており、一端部にランド30を
備えている。
ランド30は圧力ボート12とドレンボート14との連
通を断つように形成されているが、このランド30には
第2図および第3図に拡大して示すような切欠き32が
形成されて、圧力ボート12に導かれた作動油はスプー
ル28の環状溝34から切欠き32を経て低圧室36へ
噴出するようにされている。しかも、切欠き32は、第
2図から明らかなようにランド30の端部側はど深くな
るように形成されているため、スプール28が第1図に
おいて右方へ移動するほど切欠き32における流路面積
が減少し、圧力ボート12からドレンボート14へ流れ
る作動油に対する絞り効果が大きくなることとなる。
ハウジング10の上記低圧室36例の端部にはアーマチ
ュアチューブ38が螺合によって固定されており、その
アーマチュアチューブ38内にはアーマチュア40が軸
方向に移動可能に配設され、そのアーマチュア40の一
端面から突設された作用突起42が上記スプール28の
一端に当接し得るようにされている。また、アーマチュ
アチューブ38の外側にはソレノイドコイル44が固定
されており、このソレノイドコイル44は電圧の可変な
交流電源46に接続されている。したがって、ソレノイ
ドコイル44に電流が供給されるとき、アーマチュア4
0がソレノイドコイル44の中央位置へ吸引され、作用
突起42を介してスプール28に正方向の力、すなわち
第1図において右向きの力を加えることとなる。そして
、この正方向の力は交流電源46がソレノイドコイル4
4に加える電圧の上昇、下降に伴って増減するのであり
、本実施例においては以上のように構成されたソレノイ
ドアッセンブリが油圧制御部材としてのスプール28を
正方向に駆動するアクチュエータとして機能するのであ
る。
このスプール28にはまた、フィードパ・ツタ機構50
によって逆方向、すなわち左向きの力が加えられ、この
力と上記アーマチュア40による正方向の力とが釣り合
う位置においてスプール28が停止するようにされてい
る。フィードバック機構50は、原動ピストン52と従
動ピストン54とを備えている。原動ピストン52はハ
ウジング10に液密かつ摺動可能に嵌合されたピストン
本体56とそれに固定されたプランジャ58とから成っ
ており、互いに反対向きの受圧面−第一室60の油圧と
第二室62の油圧とを受けるようにされている。第−室
60にはフィードバック通路63によって圧力ボート1
2の油圧が導かれている。
また、64ば低王室であって、ドレンボート66および
管路68を経て常にタンク24に連通させられている。
一方、従動ピストン54は原動ピストン52と同心的に
対向する位置に設けられ、スプール28の一端に固定さ
れるとともに、互いに反対向きの受圧面に第三室70お
よび第四室72の油圧を受けるようにされている。第三
室70は前記第二室62と連なる状態で形成されており
、また、第四室72とは従動ピストン54の外周面とハ
ウジング10との間に形成された絞り効果のある連通路
74によって連通させられている。そして、第四室72
は連通路76によって前記低圧室36に連通させられて
いる。
原動ピストン52とハウジング10との間にはスプリン
グ78が設けられ、原動ピストン52を後退側、すなわ
ち第−室60側へ付勢している。
また、原動ピストン52と従動ピストン54との間には
弾性部材としてのスプリング80が設けられている。な
お、スプリング78は、原動ピストン52の作動力をす
べてスプリング80に受けさせれば大形のソレノイドア
ッセンブリが必要となるため、原動ピストン52の作動
力の一部を分担させるために設けられているものである
。本実施例においてGオスプリング78の方がスプリン
グ80よりばね力の大きなものとされているが、原動ピ
ストン52に作用する油圧が低い場合にはスプリング7
8を省略することも可能である。
以上のように構成された油圧制御弁のソレノイドコイル
44に交流電源46によって一定の電圧が加えられ、か
つ、ポンプ回路20から圧力ボート12に一定の油圧が
導かれた状態では、スプール28は第1図に示す位置に
おいて安定している。
す2rわち、ソレノイドコイル44の吸引力に基づいて
アーマチュア40がスプール28に加える正方向の力と
、スプリング8oがスプール28に加える逆方向の力と
が釣り合っているのである。
この状態から交流電源46の電圧が徐々に高められると
、アーマチュア40がスプール28に加える正方向の力
が増大し、スプール28をスプリング80の弾性力に抗
して右方へ移動させる。その結果、切欠き32におげろ
流路面積が減少して絞り効果が高くなるため、圧力ボー
ト12の油圧が高まり、これがフィードハック通路63
によって原動ピストン52のプランジャ58に伝達され
る。その結果、原動ピストン52がスプリング78.8
0の弾性力に抗して前進し、スプリング80が圧縮され
てスプール28に対する逆方向の刀が増大する。すなわ
ち、圧力ボート12における圧力の上昇に伴って原動ピ
ストン58が前進し、その前進によってスプリング8o
の弾性力が増大するのであり、結局、圧力ボート12の
圧力上昇量とスプール28に加えられる逆方向の方の増
加量とは比例することとなる。そして、この逆方向の力
と前述のアーマチュア4oによる正方向のカとが釣り合
ったところでスプール28が停止するのであるから、圧
力ボート12の圧力はアーマチュア40の吸引力、すな
わち交流電源46の電圧を変えることによって任意に変
えることができるのであり、この圧力ボート12の油圧
を取り出して種々の目的に利用することができるのであ
る。
以上は交流電源46の電圧が緩やかに高められた場合の
作動であり、電圧が急激に高められた場合には以下のよ
うに作動する。電圧が急激に高められれば、アーマチュ
ア40によってスプール28に加えられる正方向の力も
急激に大きくなり、その結果、圧力ボート12の油圧が
急激に上昇させられる。そして、この」二昇はフィード
バック通路63を経て第一・室60に伝達され、原動ピ
ストン52を高速で前進させる。原動ピストン52が前
進すれば、第二室62の容積が減少して、ここの作動油
が第三室70へ供給され、さらに連通路74を経て第四
室72へ押し出されるのであるが、連通路74は狭くさ
れて絞り効果を与えるようにされているため、第二室6
2および第三室70に油圧が発生し、この油圧によって
従動ピストン54が左向きの力を受ける。すなわち、交
流電源46の電圧が急激に高められる場合には、フィー
ドバック力としてスプリング80の弾性力のみならず上
記油圧に基づく力も従動ピストン54を介してスプール
28に加えられるのである。そして、油圧に基づく力は
原動ピストン52の前進速度が大きいほど、すなわち圧
力ボート12の油圧上昇が急激であるほど大きくなって
アーマチュア40の正方向の力に対抗し、スプール28
が急激に正方向へ移動することを防止するのである。
この効果を確認するために行った実験結果の一例を第4
図および第5図に示す。第4図のグラフは、連通路74
の流路面積を十分に大きくして油圧に基づくフィードバ
ック力が得られないようにした状態において、ソレノイ
ドコイル44に一定短時間だけ電圧を加えた場合の圧力
ボート12の油圧変化を示すものであるが、明瞭にオー
バシュー)・が発生している。これに対して、第5図は
連通路74の流路面積を十分に小さくして絞り効果を与
えた場合の結果を示すものであり、本発明によればオー
バシュートの発生を防止し得ることを明瞭に示している
第6図に本発明の別の実施例を示す。本実施例は、シー
テイング弁型の主油圧制御弁のパイロット圧を制御する
パイロット圧制御弁に本発明を適用したものである。主
油圧制御弁82はハウジング10に形成された弁座84
とポペット弁86とを備え、このポペット弁86を閉じ
る方向に付勢するスプリング88の一端がピストン90
に固定されたスプリング受け92によって受けられてお
り、ピストン90に作用するパイロット圧が上昇するに
つれてピストン90がスプリング94を圧縮しつつ前進
し、それによってスプリング88が圧縮されてボペソI
・弁86に作用する弾性力が増大し、圧力ボート96の
油圧が上昇させられるように構成されている。そして、
この主油圧制御弁82のドレン通路の途中にスプール2
8を主体とするパイロット圧制御弁が設けられ、これに
よって制御された油圧がパイロット圧として前記ピスト
ン90に作用させられるようになっているのである。
このパイロット圧制御弁の構成は前記実施例の油圧制御
弁と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付し
て詳細な説明を省略するが、本実施例においては主油圧
制御弁82の開弁圧を制御するためのピストン9oがフ
ィードバンク機構50の原動ピストンとして利用されて
、いる。すなわち、ピストン90からアーム100が延
び出させられ、このアーム100と従動ピストン54と
の間にスプリング80が配設されているのである。
したがって、このピストン9oの後方に形成された油室
が第−室60.前方に形成された油室が第二室62とし
てそれぞれ機能することとなる。
本発明の別の実施例を第7図に示す。この実施例は、ス
プール型の方向流量制御弁のパイロット圧を制御するた
めのパイロット圧制御弁に本発明を適用したものである
。図において+02はハウジングであり、ポンプに接続
されるPボー)104、油圧シリンダ等のアクチュエー
タに接続されるAボー1−106およびBボー)108
.ならびにタンクに接続されるTボート110を備えて
いる。そして、このハウジング102内にはスプール1
12が軸方向に摺動可能に設けられている。
スプール112は、常には両側に一組ずつ設けられたス
プリング114とスプリング受け116とによって中立
位置に保たれて、すべてのボートの連1fflを遮断し
ているが、両端の受圧面のいずれかに作用するバイ日ノ
1〜圧が高められたとき、スプリング114の弾性力に
抗して左右いずれかへ移動させられ、Pボート104を
Aボー1−106とBボート108のいずれか一方に連
通させ、Tボー)110を残る一方に連通させて方向の
制御を行うとともに、中立位置からの移動距離の大小に
よってこれら各ボート間の流量も制御するものである。
上記スプール112の両端に作用するパイロット圧ば二
組のバイロフト圧制御弁によって制御されるのであるが
、これらは互いに対称に構成されており、しかも、その
−組の構成は第1図に示した実施例とほぼ同様であるた
め、−組にのみ第1図の実施例と同一の符号をイ」ずに
とどめ、詳細な説明は省略する。なお、図から明らかな
ように、本実施例においてはスプール112が原動ピス
トンとしての機能を果たし、左側のパイロット圧制御弁
が作用する場合にはスプール112の右側に形成される
油室が第−室60として機能する。
第8図に別の実施例を示す。この実施例はピストン11
8が油室120に供給される油圧によってスプリング1
22の弾性力に抗して移動し、ピストン118に係合さ
せられている被駆動部材124 (例えば斜板型可変吐
出容■ポンプの斜板の傾斜角度を制御するためのコント
ロールビン)を駆動するアクチュエータ126の油室1
20に供給される油圧を制御する油圧制御弁に本発明を
適用したものである。本実施例においてはアクチュエー
タ126のピストン118が原動ピストンとして利用さ
れており、油室120が第−室として機能する他は第1
TyJに示した実施例と同様であるため、対応する部分
に同一の符号を付すにとどめ、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例においては第三室70から連通路76に
至るバイパス通路1、28が形成され、この途中に可変
絞り130が設けられて連iJ!回路74の絞り効果を
調整し得るようにされている。
本実施例においては、ピストン118に作用する刀は油
室120に導かれる油圧に基づく力とスプリング80お
よび122の弾性力のみではなく、被駆動部材124か
らの反力も作用するため、スプリング80の弾性力と油
室120の油圧とは必ずしも一対一に対応しないことと
なる。すなわち、本実施例装置が安定している状態にお
いて被駆動部JA124からの反力が増大すれば、ピス
トン118は油室120側へ移動することとなるが、そ
の結果、スプリング80の弾性力が減少し、スプール2
8が正方向へ移動して切欠き32における絞り効果を高
めるため圧力ポ−)12の油圧が上昇し、結局、油室1
20内の油圧が被駆動部材124からの反力に対抗し得
る値まで上昇することとなるのである。結局、油室12
0の油圧は、被駆動部材124からの反力の如何を問わ
ず、アーマデユア40からスプール28に加えられる正
方向の力と同じ大きさの逆方向の力をスプリング80に
発生させるように制御されるのである。
本発明の更に別の実施例を第9図に示す。この実施例に
おいては、ピストン118に油室120の油圧とは逆向
きの油圧を作用させる別の油室132が設けられている
。そして、この油室132には連路134によってポン
プ回路20の油圧が導かれている。ピストン118の油
室132側の受圧面積は油室120側の受圧面積の約2
分の1とされており、油室120にポンプ回路20のほ
ぼ半分の油圧が加えられたときにピストン118に作用
する力が釣り合うようにされている。この油室132は
、前記各実施例におけるスプリング78.94’、11
4および122等と同様に、原動ピストン52.ピスト
ン90. スプール112およびピストン118等に第
−室60および油室120等の油圧によって加えられる
力とは逆向きの力を加えるものであり、この意味におい
て油室132は上記各スプリングと共に対抗力付与手段
と総称されるべきものなのである。
本発明のさらに別の実施例を第10図に示す。
この実施例は、フィードツマ・ツク通路63力くスプー
ル28の作用によって圧力ボート12とドレンボ=1〜
14とに択一的に連通させられるようになっている点に
おいて第1図の実施例と異なっても)る。
すなわち、第1図の実施例においては圧力、l;−ト1
2とされていたボートが本実施例では圧力取出しボート
140とされており、圧力ボート12番よ別に設けられ
ているのである。スプール28にしよ前記ランド30お
よび切欠き32の他にランド142および切欠き144
が設けられており、フィードバック通路63および圧力
取出しボート140は、これら切欠き32と144とを
経てそれぞれドレンボート14と圧力ボート12とGこ
連通させられるようになっているのである。
本実施例の作用、効果は第1図の実施例とほぼ同様であ
るため説明を省略するが、本実施例は圧力制御のために
ドレンボート14からタンク24に還流させられる作動
油の量が少なくて済む利点がある。また、本実施例にお
いては圧力ボート12からドレンボート14への油通路
のうち、圧力取出しボート140と常時連通している短
い部分が、油圧制御部材たるスプール28によって油圧
を制御される」三原側部分となっているのである。
以上本発明のいくつかの実施例を説明したが、本発明は
さらに種々の態様で実施することが可能である。例えば
、上記各実施例はすべて油圧制御部材たるスプールが、
アーマチュアが交流ソレノイドによって吸引される交流
ソレノイドアッセンブリによって作動させられるように
なっており、この場合にはソレノイドの吸引力が温度に
よって変化することが少なく、また、油圧上昇時と下降
時とにおけるヒステリシスが小さくなって安定性および
精度の優れた油圧制御弁が得られる利点があるのである
が、アーマチュアが直流ソレノイドによって吸引される
直流ソレノイドアッセンブリによって作動させることも
可能であり、また、手動操作機構等地のアクチュエータ
によって作動させることも可能である。油圧制御部材も
スプールに限定されるものではなく、アクチュエータに
よって加えられる正方向の駆動力とフィードパソク機構
によって加えられる逆方向のフィードバソク力との釣合
いによって油圧を制御し得る部材であればよいのである
。また、第三室と第四室とを結ぶ絞り効果を有する連通
路は、必ずしも従動ピストンの外周面とハウジングとの
間に形成される環状の隙間に限定されるものではなく、
従動ピストンは実質的に液密にハウジングに嵌合され、
その従動ピストンに絞り効果のある連通路が形成されて
もよく、また、第9図に示した実施例におけるように、
ハウジングに形成されるバイパス通17&に絞りが設け
られてもよいのである。さらに、前記各実施例において
は圧力を制御される流体は作動油であったが、懸濁液等
、他の液体であっても差支えない。
その他、いちいち例示することはしないが、本発明の趣
旨を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて種々の
変形、改良を施した態様で本発明を実施し得ることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるフィードバック機構を
含む油圧制御弁の正面断面図である。第2図は同油圧制
御弁のスプールのみを取り出して一部を切り欠いて示す
正面図であり、第3図は同スプールの一部を示す平面図
である。第4図および第5図は本発明の効果を確認する
ために行った実験の一例を示すグラフであり、第4図は
本発明を適用しない場合、第5図は本発明を適用した場
合の油圧制御特性を示す図である。第6図は主油圧制御
弁のパイロット圧を制御するパイロット圧制御弁に本発
明を適用した場合の実施例を示す正面図である。第7図
はスプール型の方向流量制御弁のバイロフト圧を制御す
るパイロット圧制御弁に本発明を通用した場合の実施例
を示す正面断面図である。第8図および第9図はアクチ
ュエータの作動油圧を制御する油圧制御弁に本発明を適
用した場合のそれぞれの実施例を示す正面断面図である
。第10図は本発明の一実施例であるフィードバック機
構を備えた別の液圧制御弁を示す正面断面図である。 10:ハウジング 12:圧力ポート 14:ドレンボート 28,112ニスプール30.1
42:ランド 32.14.4:切欠き40:アーマチ
ュア 44:ソレノイドコイル46:交流電源 50:
フィードバンク機構52:原動ピストン 54:従動ピ
ストン60:第−室 62:第二室 63:フィードバック通路 70:第三室72:第四室
 74,76:連通路 78.80,94,114,122ニスプリング82:
主油圧制御弁 90.118:ピストン120.132
二油室 126:アクチュエータ 140:圧力取出しボート 出願人 株式会社 テクノール 第3図 第4図 第5図 吋間 l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 液通路の途中に設けられ、アクチュエータによって正方
    向に移動させられるとき酸液通路の上流側部分の液圧を
    上昇させ、逆方向に移動させられるとき該液圧を下降さ
    ゼる液圧制御部材を備えた液圧制御弁において、該液圧
    制御部材に前記液通路の上流側部分の液圧に関連した大
    きさの力を該液圧制御部材を前記逆方向に移動させる向
    きにフィードバックする機構であって、 互いに逆向きの受圧面にそれぞれ第−室の液圧と第二室
    の液圧とを受ける原動ピストンと、前記液圧制御部材に
    直接または他部材を介して間接に連結され、かつ、互い
    に逆向きの受圧面にそれぞれ第三室の液圧と第四室の液
    圧とを受ける従動ピストンと、 前記第−室に前記液通路の上流側部分の液圧を導き、前
    記第二室を第三室に連通させ、該第三室を前記第四室に
    絞り効果のある連通路で連通させ、かつ、該第四室を前
    記液通路の下流側部分に連通させる手段と、 前記原動ピストンと前記液圧制御部材との間に設けられ
    、該原動ピストンと該液圧制御部材との相対位置の変化
    に対応して変化する弾性力で該液圧制御部材を前記逆方
    向へ付勢する弾性部材とを含むことを特徴とする液圧制
    御弁におけるフィードバック機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5165256A (en) * 1990-09-10 1992-11-24 Technican Co., Ltd. Food freezer with jet agitator
US5222367A (en) * 1990-09-10 1993-06-29 Technican Company, Ltd. Method of freezing food utilizing a set agitator

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